JP2007018200A - アフィリエイトシステム - Google Patents

Abstract

【課題】所定の者が宣伝報酬の分配先を任意に選択可能なアフィリエイトシステムを提供する。
【解決手段】電気通信回線上のアフィリエイトサイトに設けられたバナー広告を経由して需要者が商品を購入した場合にマーチャントからアフィリエイトサイト運営者に宣伝報酬が支払われるアフィリエイトシステムに関する。これには、マーチャント端末１とアフィリエイトサイトサーバ２と需要者端末１０とアフィリエイトサービスプロバイダ３が含まれる。アフィリエイトサービスプロバイダサーバの提供するＷｅｂページには、マーチャント、アフィリエイトサイト運営者、需要者、アフィリエイトサービスプロバイダの何れかが宣伝報酬の分配先を選択可能な選択手段が含まれる。
【選択図】図１

Description

本発明はアフィリエイトシステムに関し、特に、マーチャントからアフィリエイトサイト運営者に支払われる宣伝報酬を分配可能なアフィリエイトシステムに関する。

電気通信回線、より具体的にはインターネットやイントラネット上では、パーソナルコンピュータ等にインストールされたＷｅｂブラウザにより表示可能なＨＴＭＬ文書等であるＷｅｂページをＷＷＷサーバが提供している。Ｗｅｂページが提供されるサイト（ホームページ）は、企業や個人が情報を発信したり商取引を行なったりするために用いられている。

マーチャント（広告主）である企業等が自社製品の宣伝のために広告をＷｅｂページに掲載する場合には、その商品の詳細説明ページや購入ページ等にリンクが張られたバナー広告を用いることがある。バナー広告は、多数のサイトや多くの利用者が閲覧する人気のあるサイトに掲載すれば、多数の者の目に触れるようになり宣伝効果が高まる。したがって、なるべく多くのサイトに掲載されるようにするために、バナー広告を掲載してくれるサイト（アフィリエイトサイト）に宣伝報酬を支払うことが行なわれている。このような宣伝報酬の支払い方式には、表示報酬型、クリック報酬型、成果報酬型等がある。表示報酬型はＷｅｂページが閲覧されてバナー広告の表示された回数に応じて宣伝報酬が支払われる方式、クリック報酬型はＷｅｂページに表示されたバナー広告がクリックされた回数に応じて宣伝報酬が支払われる方式、成果報酬型方式はバナー広告を経由して商品等の購入・申し込みがあった場合に応じて宣伝報酬が支払われる方式である（特許文献１）。

これらの宣伝報酬は、需要者がアフィリエイトサイトにアクセスしバナー広告を利用した場合にマーチャントからアフィリエイトサイト運営者に支払われるものである。なお、本明細書中では、「バナー広告の利用」とは、マーチャントが宣伝報酬を支払うことになる動作を意味し、例えば表示報酬型方式では需要者によりバナー広告が表示されたこと、クリック報酬型方式では需要者がバナー広告をクリックしたこと、成果報酬型方式では需要者がバナー広告を介して商品を購入したこと等の意味が含まれるものである。

マーチャントからの宣伝報酬は、通常は全額アフィリエイトサイト運営者に支払われるが、運営者が複数いる場合等にはその報酬を分配する必要がある。この分配率を、バナー広告のリンク用ＵＲＬに埋め込んで指定するものも存在する（特許文献２）。

特開２００２−１３３２８２号公報 特開２００１−２６６００１号公報

現存するアフィリエイトシステムでは、需要者には全く関係のないところで、むしろ需要者にはなるべく知られないような形で、アフィリエイトサイト運営者とマーチャントとの間で宣伝報酬金がやり取りされている。しかしながら、需要者がバナー広告を利用して商品を購入する場合等に、需要者側からも宣伝報酬の分配先を指定できると都合が良い場合がある。例えば、需要者が慈善団体等に寄付を行ないたい場合等に、宣伝報酬の分配先を需要者が選択できれば、商品を購入すれば寄付ができるという効果が得られる。これにより需要を喚起することが可能となり、結果的に需要者が増えるという効果も期待できる。

しかしながら、今日のアフィリエイトシステムでは、需要者に気づかれないうちにアフィリエイトサイト運営者が宣伝報酬を得るようなシステムとなっており、需要者側で宣伝報酬の分配先を指定できるようなシステムはなかった。

本発明は、斯かる実情に鑑み、所定の者が宣伝報酬の分配先を任意に選択可能なアフィリエイトシステムを提供しようとするものである。

上述した本発明の目的を達成するために、本発明によるアフィリエイトシステムは、商品及び／又は役務の広告主側の端末であるマーチャント端末と、バナー広告を設置してマーチャントから宣伝報酬を得るアフィリエイトサイト運営者側のアフィリエイトサイトサーバと、アフィリエイトサイトサーバにアクセスする需要者側の端末である需要者端末と、マーチャント端末とアフィリエイトサイトサーバとの間に位置し、広告運営を代行するアフィリエイトサービスプロバイダサーバとを具備し、アフィリエイトサービスプロバイダサーバの提供するＷｅｂページには、マーチャント、アフィリエイトサイト運営者、需要者、アフィリエイトサービスプロバイダの何れかが宣伝報酬の分配先を選択可能な選択手段が含まれるものである。

ここで、選択手段は、複数の分配先の一つ又は複数を選択可能なラジオボタン又はチェックボックス、さらには、分配先への分配率を指定可能なリストボックス又はコンボボックスを有するものであれば良い。

また、アフィリエイトサービスプロバイダサーバは、選択手段を、マーチャントによる宣伝報酬支払い処理後に選択可能とすれば良い。

さらに、選択手段が含まれるＷｅｂページは、パーソナルコンピュータ上の又は携帯端末上のＷｅｂブラウザによりアクセス可能に構成されれば良い。

またさらに、アフィリエイトサービスプロバイダサーバは、宣伝報酬又は分配率に応じたポイントを蓄積するポイント蓄積部を有しても良い。

また、ポイント蓄積部に蓄積されたポイントに応じて所定の表示を行なうビジュアル化手段を有しても良い。

さらに、選択手段が含まれるＷｅｂページにアクセス可能な者が参加可能なコミュニティシステムを有するようにしても良い。

本発明のアフィリエイトシステムには、所定の者、特に需要者が宣伝報酬を所望に分配可能であり、例えば慈善団体等に簡単に寄付ができる等という利点がある。

以下、本発明を実施するための最良の形態を図示例と共に説明する。図１は、本発明のアフィリエイトシステムの概要を説明するためのブロック図である。本発明のシステムは、商品や役務の広告主であるマーチャント側の端末であるマーチャント端末１と、バナー広告２０を設置してマーチャントから宣伝報酬を得ようとするアフィリエイトサイトを提供するアフィリエイトサイトサーバ２と、アフィリエイトサイトサーバ２にアクセスする需要者端末１０と、マーチャント端末１とアフィリエイトサイトサーバ２との間に位置し、広告運営を代行するアフィリエイトサービスプロバイダが管理するアフィリエイトサービスプロバイダサーバ３とから主になるものである。

具体的には、マーチャント端末１は、アフィリエイトサービスプロバイダサーバ３にアクセス可能なパーソナルコンピュータ等の端末である。アフィリエイトサイトサーバ２は、アフィリエイトサイト運営者がバナー広告２０を掲載するＷｅｂページをアップロードし、需要者端末１０に提供するＷＷＷサーバ等である。需要者端末１０は、需要者が操作しアフィリエイトサイトにアクセス可能なＷｅｂブラウザを搭載するパーソナルコンピュータや、ＰＤＡや携帯電話等の携帯端末である。アフィリエイトサービスプロバイダサーバ３は、マーチャント端末１とアフィリエイトサイトサーバ２との間を仲介し、複数のマーチャントと契約し、多数のバナー広告を複数のアフィリエイトサイトに提供するためのサーバである。これらの端末やサーバは、電気通信回線上、具体的にはインターネット上に配置されているものである。

マーチャント端末１やアフィリエイトサイトサーバ２、需要者端末１０は、図示例ではそれぞれ１つずつしか記載していないが、実際にはこれらは１つに限らず、複数のマーチャント端末、アフィリエイトサイトサーバ、需要者端末が存在するものである。これらをアフィリエイトサービスプロバイダが一括して管理・仲介するものである。なお、アフィリエイトサービスプロバイダサーバも１つだけでなく複数あっても勿論構わない。

アフィリエイトサイトサーバ２は、種々のＷｅｂページを有するものである。例えば、Ｗｅｂページは個人の趣味のページからニュースサイト、各種ポータルサイト等、閲覧者が多く集まるサイトが好ましい。そして、アフィリエイトサイトサーバ２の提供するＷｅｂページには、バナー広告２０が掲載される。バナー広告２０には、その商品や役務の宣伝を仲介するアフィリエイトサービスプロバイダへのリンクが張られ、需要者がＷｅｂページを閲覧しバナー広告２０をクリックすると、アフィリエイトサービスプロバイダサーバ３にアクセスするようになっている。アフィリエイトサービスプロバイダサーバ３側では、バナー広告２０のリンク用ＵＲＬに埋め込まれた識別記号やＷｅｂブラウザが出力する環境変数ＨＴＴＰ＿ＲＥＦＥＲＥＲ等により、どの商品についてどこのアフィリエイトサイトサーバから需要者端末がリンクしてきたのかということ等を判別する。そして、これらの情報を基にアフィリエイトサービスプロバイダが仲介し、マーチャントからアフィリエイトサイト運営者に宣伝報酬が支払われるものである。

需要者によりバナー広告が利用されると、例えば購入価格の何割か、又は所定の金額がマーチャントからアフィリエイトサイト運営者に宣伝報酬として支払われる。ここで、本発明のアフィリエイトシステムにおいては、宣伝報酬を支払うときに、宣伝報酬の分配先を選択可能な選択手段が含まれる選択用Ｗｅｂページ３０を用いて、複数の分配先を任意に選択できるようにしておく。選択用Ｗｅｂページ３０は、例えば需要者のみがアクセス可能な状態に設定しておけば良い。これは、例えば需要者に対してユーザ登録を行なうことで、各ユーザに固有の選択用Ｗｅｂページを提供するようにする。なお、マーチャントやアフィリエイトサイト運営者、さらにはアフィリエイトサービスプロバイダについても、それらに固有の選択用Ｗｅｂページをそれぞれ提供しても良い。なお、この選択用Ｗｅｂページは、パーソナルコンピュータ上のＷｅｂブラウザだけでなく、ＰＤＡや携帯電話等の携帯端末上のＷｅｂブラウザによりアクセス可能に構成されても良い。これによりいつでも任意の場所から分配先の指定が可能となる。

図２を用いて、選択用Ｗｅｂページ３０の具体例を説明する。図２は、宣伝報酬の分配先を選択可能な選択用Ｗｅｂページであり、需要者がアクセス可能な需要者固有のマイページの一例である。需要者は、例えばアフィリエイトサービスプロバイダサーバ３にアクセスし、所定のユーザＩＤやパスワードを入力することで図２に示すようなマイページを需要者端末１０のＷｅｂブラウザ上に表示可能となる。マイページは、宣伝報酬の一部をどのように分配するかを選択できるような機能を有している。例えば、「○○団体への寄付」「アフィリエイトサイト運営者へ」「需要者へ」「マーチャントへ」「アフィリエイトサービスプロバイダへ」等の選択肢があり、これらをラジオボタンで１つ選択できるようにしている。ここで、ラジオボタンとは、複数の選択項目の中から、そのうちのただ１つだけをＯＮにできるようなＧＵＩによるボタン等を意味する。

なお、宣伝報酬のすべてを選択された分配先へ分配してしまうと、アフィリエイトサイト運営者にメリットがなくなってしまい、バナー広告を掲載してもらえなくなることが考えられる。したがって、所定の報酬は必ずアフィリエイトサイト運営者に支払われるようにすることが好ましい。例えば、マーチャントからの宣伝報酬の７０％はアフィリエイトサイト運営者に支払われるように予め設定しておき、残りの３０％の金額をどこに分配するか選択可能にしておく。

また、１つの分配先ではなく複数の分配先を指定する場合には、チェックボックスで選択するように構成すれば良い。ここで、チェックボックスとは、複数の項目をまったく独立してそれぞれＯＮ／ＯＦＦできるようなＧＵＩによるボックスであり、複数の項目を同時に選択可能なものである。この場合、複数の分配先に均等に分配しても良いが、分配先への分配率を指定できるように、リストボックスやコンボボックスを設けても良い。ここで、リストボックスとは、複数の選択項目（ここでは分配率）を一覧し、この中の任意の項目を選択できるようにしたＧＵＩであり、コンボボックスとは、選択項目にない数値等も入力可能とするＧＵＩである。その他、エディットボックス等により全く任意に分配率を設定できるようにしても勿論構わない。

なお、上述の例では需要者を中心に選択用Ｗｅｂページにアクセスすることを説明したが、本発明はこれに限定されず、マーチャントやアフィリエイトサイト運営者用のマイページをそれぞれ用意しておき、マーチャント側等においても任意に分配先を指定できるようにしても勿論構わない。

選択用Ｗｅｂページ３０を用いた宣伝報酬の分配先の選択は、需要者による商品の購入後であれば基本的にはいつでも良いが、アフィリエイトサービスプロバイダがアフィリエイトサイトとマーチャントとの間を仲介しているため、アフィリエイトサービスプロバイダの負担を軽減するためにはマーチャントによる宣伝報酬の支払い処理後に選択可能とすることが好ましい。但し、ここにいう支払い処理とは、現金の受け渡しを完了することに限定されず、例えばマーチャントから単に支払い許可の指示を送信する処理等も含むものである。

上述したシステムが本発明のアフィリエイトシステムの基本構造となるが、さらに、アフィリエイトサービスプロバイダサーバにポイント蓄積部を設けても良い。ポイント蓄積部は、宣伝報酬や分配率に応じたポイントを蓄積する。より具体的には、例えば需要者に対応するポイントについては、分配先として慈善団体への寄付等を選択した場合に、その分配率等に応じたポイントを蓄積するようにする。こうすることで、このポイントの多少に応じて社会的貢献度等が測れるようにもなる。また、ポイントが多く社会貢献度が高い需要者と判断された場合には、例えば購入金額を割引するようなサービスを提供し、社会貢献意欲を高めるようなことも可能である。

さらに、上記ポイント蓄積部に蓄積されたポイントをビジュアル化して、ポイントに応じた所定の表示を行なうようにしても良い。例えばポイント数を植物や動物の成長に置き換え、ポイントが増える毎に植物や動物等が育っていくような図を表示する。これにより、ポイント数を単に増やすだけの楽しみではなく、植物が育ったり増えたりするのを鑑賞する楽しみも得られるようになる。

また、アフィリエイトサービスプロバイダは、このような選択用Ｗｅｂページにアクセス可能な者が参加可能なコミュニティシステムを提供しても良い。コミュニティシステムには、例えば会員制の電子掲示板システムやソーシャルネットワークシステム等がある。このような機能を提供することにより会員同士の輪が広がり、このようなコミュニケーションによって、口コミによる商品の需要喚起や宣伝効果向上等が期待できる。

上述のような本発明のアフィリエイトシステムのより具体的な流れに関して、以下に具体的な例を用いて説明する。例えば商品が書籍である場合、マーチャントとしては販売店や出版社等が該当する。アフィリエイトサイトとしては、書籍紹介コーナーを有する情報提供サイトや、趣味に関する書籍であればその趣味をテーマにしたサイト等が該当する。

需要者が情報提供サイトや趣味のサイトをＷｅｂブラウザにより閲覧すると、そのサイトには商品のバナー広告が掲載されている。表示報酬型方式のアフィリエイトシステムの場合は、このようにバナー広告が表示された時点、例えば１０回表示される毎に１円がアフィリエイトサイト運営者に支払われる。クリック報酬型方式の場合には、ここで需要者がバナー広告に興味を示し、バナー広告をクリックすると、例えばクリック回数１回毎に１円がアフィリエイトサイト運営者に支払われる。そして、成果報酬型方式の場合、バナー広告には、マーチャントや商品、アフィリエイトサイトが分かるようなリンクが張られており、需要者がバナー広告に興味を示し、バナー広告をクリックすると、アフィリエイトサービスプロバイダにより運営されている商品購入ページへ移動し、この商品購入ページで商品を購入すると、宣伝報酬としてマーチャントから所定の金額、例えば商品代金の３％がアフィリエイトサイト運営者に支払われる。

需要者によりバナー広告が利用されると、マーチャントによる宣伝報酬支払い処理が行なわれるが、このとき需要者側に宣伝報酬の一部、例えば宣伝報酬の３０％の部分に関しての分配先を選択するための需要者固有のマイページが提供される。ここで、需要者がこの３０％の宣伝報酬を慈善団体へ寄付したい場合には、これをマイページ内の選択手段により選択することで、アフィリエイトサービスプロバイダが代理して寄付を行なう。なお、需要者が事前にどこに分配するかをデフォルト設定しておくことも勿論可能である。また、バナー広告の利用の度に選択するのではなく、例えば所定期間の利用をまとめて一括で選択したり、需要者により分配可能な報酬が所定の金額になったときに選択するようにしても勿論構わない。

そして、寄付金に応じたポイント、例えば１０円で１ポイントをアフィリエイトサービスプロバイダのポイント蓄積部に蓄積していく。マイページには、このポイントをビジュアル化する機能があり、ポイントが増える毎に、例えば最初は種だったものから芽が出てき、さらに葉が広がり次第に大きな木になるような絵を表示する。

また、マイページには、需要者が購入した商品のレビュー等を行なえるような機能も付加し、これを会員間で閲覧可能として他の需要者とのコミュニケーションを図ることも可能である。

本発明のアフィリエイトシステムは、上記の例以外でも、例えば広告対象が求人等の場合にも適用可能である。この場合、マーチャントとしては求人募集中の企業等が該当し、アフィリエイトサイトとしては特定の業種のポータルサイト等が該当する。また、この場合の需要者とは、転職希望者や求職希望者等が該当する。

需要者がプログラマの場合、例えばプログラマに関するポータルサイトをＷｅｂブラウザにより閲覧すると、そのサイトには求人のバナー広告が掲載されている。成果報酬型方式の場合、需要者がバナー広告に興味を示し、バナー広告をクリックすると、アフィリエイトサービスプロバイダにより運営されている求人ページへ移動し、ここで求職登録を行なう。そして、マーチャントがこの需要者に仕事依頼を行なうことに決定した場合には、例えば需要者へ支払う給料の１％がアフィリエイトサイト運営者へ支払われる。

ここで、需要者側に宣伝報酬の一部に関しての分配先を選択するためのマイページが提供され、任意に分配先を指定する。そして上述の場合と同様、ポイントを蓄積したりビジュアル表示を行なったり、コミュニティに参加する。

本発明は、このようなシステムとすることで需要者側にも宣伝報酬の分配先の選択権を与えられるので、需要者側も積極的にバナー広告を利用するようになり、結果として宣伝効果も高まることとなる。

なお、本発明のアフィリエイトシステムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、具体例を挙げて種々説明したが、本発明はこのような具体的な商品や役務に限定されるものではなく、需要と供給の関係にあるものであればあらゆるものが対象となるものである。さらに、アフィリエイトサービスプロバイダを介さず、直接マーチャントとアフィリエイトサイトとが本発明のアフィリエイトシステムを利用することも勿論可能である。この場合は、マーチャントがアフィリエイトサービスプロバイダを兼任することになる。

図１は、本発明のアフィリエイトシステムの概要を説明するためのブロック図である。 図２は、宣伝報酬の分配先を選択可能な選択用Ｗｅｂページの一例を説明するためのＷｅｂブラウザに表示される画面である。

符号の説明

１ マーチャント端末
２ アフィリエイトサイトサーバ
３ アフィリエイトサービスプロバイダサーバ
１０ 需要者端末
２０ バナー広告
３０ マイページ

Claims (8)

1. 電気通信回線上のアフィリエイトサイトに設けられたバナー広告を利用した場合にマーチャントからアフィリエイトサイト運営者に宣伝報酬が支払われるアフィリエイトシステムにおいて、該システムは、
   商品及び／又は役務の広告主側の端末であるマーチャント端末と、
   バナー広告を設置してマーチャントから宣伝報酬を得るアフィリエイトサイト運営者側のアフィリエイトサイトサーバと、
   アフィリエイトサイトサーバにアクセスする需要者側の端末である需要者端末と、
   前記マーチャント端末とアフィリエイトサイトサーバとの間に位置し、広告運営を代行するアフィリエイトサービスプロバイダサーバと、
   を具備し、
   前記アフィリエイトサービスプロバイダサーバの提供するＷｅｂページには、マーチャント、アフィリエイトサイト運営者、需要者、アフィリエイトサービスプロバイダの何れかが宣伝報酬の分配先を選択可能な選択手段が含まれることを特徴とするアフィリエイトシステム。
2. 請求項１に記載のアフィリエイトシステムにおいて、前記選択手段は、複数の分配先の一つ又は複数を選択可能なラジオボタン又はチェックボックスを有することを特徴とするアフィリエイトシステム。
3. 請求項１又は請求項２に記載のアフィリエイトシステムにおいて、前記選択手段は、分配先への分配率を指定可能なリストボックス又はコンボボックスを有することを特徴とするアフィリエイトシステム。
4. 請求項１乃至請求項３の何れかに記載のアフィリエイトシステムにおいて、前記アフィリエイトサービスプロバイダサーバは、前記選択手段を、マーチャントによる宣伝報酬支払い処理後に選択可能とすることを特徴とするアフィリエイトシステム。
5. 請求項１乃至請求項４の何れかに記載のアフィリエイトシステムにおいて、前記選択手段が含まれるＷｅｂページは、パーソナルコンピュータ上の又は携帯端末上のＷｅｂブラウザによりアクセス可能に構成されることを特徴とするアフィリエイトシステム。
6. 請求項１乃至請求項５の何れかに記載のアフィリエイトシステムにおいて、前記アフィリエイトサービスプロバイダサーバは、宣伝報酬又は分配率に応じたポイントを蓄積するポイント蓄積部を有することを特徴とするアフィリエイトシステム。
7. 請求項６に記載のアフィリエイトシステムにおいて、前記アフィリエイトサービスプロバイダサーバは、前記ポイント蓄積部に蓄積されたポイントに応じて所定の表示を行なうビジュアル化手段を有することを特徴とするアフィリエイトシステム。
8. 請求項１乃至請求項７の何れかに記載のアフィリエイトシステムであって、さらに、前記選択手段が含まれるＷｅｂページにアクセス可能な者が参加可能なコミュニティシステムを有することを特徴とするアフィリエイトシステム。