JP2007013432A - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
静電センサに基づいて出力される出力信号にノイズが含まれても、人体の一部分が接近または接触したことによる出力信号とノイズが含まれた出力信号とを判別して入力操作を行なうことができる入力装置を提供すること。
【解決手段】
本発明の入力装置は、静電容量の変化によって人体の一部分が接近または接触したことを検出する入力用静電センサ2と、入力用静電センサ2の周囲に配設されており、人体の一部分の接近または接触以外の要因によって起こる静電容量の変化を検出するノイズ検出用静電センサ3と、入力用静電センサ2から得られた出力信号とノイズ検出用静電センサ3から得られたノイズ信号とを対比することによって人体の接近または接触以外の要因から得られた出力信号をノイズ成分として判別して入力操作を制御する制御手段9とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静電センサを有する入力装置に係り、特に、手や指などの人体の一部分が接近または接触することにより電気信号を出力する静電センサを有する入力装置に関する。
一般に、静電容量の変化を検出する静電センサを有する入力装置は、様々な電子機器に広く用いられている。例えば、近年広く普及している携帯電話機やPDA(携帯情報端末)などの電子機器においては、数字や文字などの情報を入力する入力手段として採用されている。
一般的な入力装置の静電センサは、電子機器の筐体に形成された入力キーの入力面の内側に配設されている。この静電センサは、平板状の電極を有する基板を有して形成されており、その電極と対面する入力キーの入力面に当該電子機器を操作する人の指などが接近または接触した際に、その電極の静電容量が変化し、その変化に係る出力信号を入力装置の制御手段に送信することによって、入力装置の入力操作を可能としている。
具体的に説明すると、図10に示すように、一般的な従来の入力装置101は、クロック信号Ckを発生するクロック信号生成手段104と、前述した静電センサ102を有する遅延手段105と、クロック信号生成手段104および遅延手段105に接続している論理積手段106と、論理積手段106から得た出力信号を平滑する平滑手段107と、平滑化された出力信号をアナログからディジタルに変換するA/Dコンバータ108と、ディジタル化された出力信号に基づいて入力操作を制御する制御手段109とを有している。ここで、遅延手段105は誘電基板上の電極102と抵抗Rとによって形成される遅延回路であり、論理積手段106は一般的なAND回路であり、平滑手段107は抵抗rとコンデンサcとによって形成された平滑回路であり、制御手段109はCPU(中央演算処理装置)やメモリなどを有して形成される制御回路である(特許文献1を参照)。
図11は、前述した従来の入力装置101の検出動作を左から右へ時系列的に示すものである。図11に示すように、静電センサ102から人体の指Hが十分に離れているとき(T0)は、クロック信号Ckの波形とほぼ同様の波形の遅延信号S0が遅延手段105から出力されている。この場合、遅延信号のしきい値Vt2を超えている時間が長いので、クロック信号Ckおよび遅延信号S0に基づいて出力される論理積手段106の出力信号P0のパルス幅t0はクロック信号Ckのパルス幅とほぼ同様であり、平滑手段107によって平滑化された出力信号A0は電圧降下を起こさない。そのため、平滑手段107およびA/Dコンバータ108を経た出力信号A0が制御手段109に入力されても、入力操作がなされていないと制御手段109は判断する(以下、静電センサ102から人体の指Hが十分に離れている距離を「無反応距離」といい、無反応距離D0まで人体の指Hが静電センサ102に近づいたときを「無反応時」という。)。
続いて、人体の指Hが静電センサ102に無反応距離D0よりも近くに近づいたとき(T1)は、クロック信号Ckの波形が緩やかに上昇するような遅延信号(RCディレイ信号)Sbとなって遅延手段105から出力される。この場合、遅延信号のしきい値Vt2を超えてえている時間が無反応時T0よりも短くなるので、クロック信号Ckおよび遅延信号Sbに基づいて出力される論理積手段106の出力信号Pbのパルス幅tbはクロック信号Ckのパルス幅tcよりも小さくなる(tc>t0>tb)。そして、平滑手段107によって平滑化された出力信号AbはV0からVbへ出力信号のしきい値Vt3を下方に超えない程度の電圧降下を起こす。そのため、平滑手段107およびA/Dコンバータ108を経た出力信号Abが制御手段109に入力されても、入力操作がなされていないと制御手段109は判断する(以下、静電センサ102が反応する距離を「反応距離」といい、反応距離Dbまで人体の指Hが静電センサ102に近づいたときを「反応時」という。)。
そして、人体の指Hが静電センサ102に反応距離Dbより近くに接近または接触したとき(T2)は、クロック信号Ckの波形が反応時T1よりもさらに緩やかに上昇するような遅延信号Saとなって遅延手段105から出力される。この場合、遅延信号のしきい値Vt2を超えている時間が反応時T1よりも短くなるので、クロック信号Ckおよび遅延信号Saに基づいて出力される論理積手段106の出力信号Paのパルス幅taはクロック信号Ckのパルス幅tcよりも大幅に小さくなる(tc>t0>tb>ta)。そして、平滑手段107によって平滑化された出力信号AbはVbからVaへ電圧降下を起こし、出力信号のしきい値Vt3以下の値となる。そのため、平滑手段107およびA/Dコンバータ108を経た出力信号Aaが制御手段109に入力されると、人体の指Hによる入力操作がなされたと制御手段109は判断する(以下、静電センサ102が反応し、かつ入力操作がなされたと判断される距離を「入力距離」といい、入力距離Daまで人体の指Hが静電センサ102に近づいたときを「入力時」という。)。
なお、入力距離Daから反応距離Dbへ離間したとき(T3)は、反応時T1と同様の遅延信号Sbおよび出力信号Pbを発生し、反応距離Dbから無反応距離D0へ離間したとき(T4)は、無反応時T0と同様の遅延信号S0および出力信号P0となる。
このように、従来の入力装置101は、人体の指Hが接近または接触したときに生じる静電容量の変化量に応じて、静電センサ102が配設された入力キーなどに入力操作が行なわれたか否かを判別するように形成されていた。
特開2004−201175号公報
しかしながら、静電センサ102の周辺に高周波電源装置などのノイズ源が備わっていたり、静電センサ102の周辺に放送用電波が飛び交っているなど、電波の影響を受けやすい環境下に静電センサ102が配設されていると、人体の一部分が静電センサ102に接近または接触していなくとも静電センサ102の静電容量が変化してしまい、入力装置101の誤動作を引き起こすおそれがあるという問題があった。
例えば、図12に示すように、無反応時(T0〜T4)において、静電センサ102の周囲に飛び交うノイズNhによって静電センサ102の容量が変化すると(T1〜T3)、人体の指Hが静電センサ102に接近または接触していないにも係わらず、入力時と同様の遅延信号Saが論理積手段106に送信されるので、論理積手段106は入力時の出力信号と同様の出力信号Paを平滑手段107に送信してしまう。これによって、この平滑化された出力信号Aaは、しきい値Vt3を下方に超える電圧Vaまで電圧降下する。そのため、従来の入力装置101は、実際には人体の指Hが入力距離Daまで接近または接触していないのに入力操作があったものと判断して誤動作を起こすというおそれがあった。
また、図13に示すように、静電センサ102の周囲に飛び交うノイズNによって静電センサ102の容量が変化すると(T1〜T3)、反応時と同様の遅延信号Sbが論理積手段106に送信されるので、論理積手段106は反応時の同様の出力信号Pbを平滑手段107に送信する。これによって、平滑化された出力信号Abは、電圧V0から電圧Vbまで電圧降下する。そのため、従来の入力装置101は、反応時において平滑化された入力時と同様の出力信号Aaがしきい値Vt3を超える電圧Vaまで電圧降下してしまうので(T2)、人体の指が反応距離Dbまでしか接近または接触していないにもかかわらず、あたかも入力距離Daにおいて適切な入力操作があったものと判断してしまい、静電センサ102の感度の変化による誤動作を引き起こすというおそれがあった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、静電センサに基づいて出力される出力信号にノイズが含まれても、人体の一部分が接近または接触したことによる出力信号とノイズが含まれた出力信号とを判別して入力操作を行なうことができる入力装置を提供することをその目的としている。
また、本発明は、ノイズが含まれた出力信号を敏感に検出することが可能となる入力装置を提供することを他の目的としている。
また、本発明は、ノイズ成分のみを個別に検出することが可能となる入力装置を提供することを他の目的としている。
また、本発明は、個別に検出するノイズ成分の検出能力を向上させることが可能となる入力装置を提供することを他の目的としている。
また、本発明は、静電センサの出力信号にノイズが継続的に含まれても静電センサの感度を一定にして誤動作を防止することが可能となる入力装置を提供することを他の目的としている。
また、本発明は、人体の一部分が接近または接触したかのような電界レベルの高いノイズが静電センサの出力信号に突発的に含まれても誤動作を防止することが可能となる入力装置を提供することを他の目的としている。
前述した目的を達成するため、本発明の入力装置は、その一の態様として、静電容量の変化によって人体の一部分が接近または接触したことを検出する入力用静電センサと、入力用静電センサの周囲に配設されており、人体の一部分の接近または接触以外の要因によって起こる静電容量の変化を検出するノイズ検出用静電センサと、入力用静電センサから得られた出力信号とノイズ検出用静電センサから得られたノイズ信号とを対比することによって人体の接近または接触以外の要因から得られた出力信号をノイズ成分として判別して入力操作を制御する制御手段とを備えていることを特徴としている。
これによって、人体の一部分の接近または接触以外の要因(ノイズ)のみをノイズ検出用静電センサが別個に検出するので、本発明の入力装置は、人体の一部分が接近または接触したことによる出力信号とノイズが含まれた出力信号とを判別して入力操作を行なうことができる。
また、本発明の入力装置は、他の態様として、ノイズ検出用静電センサが、入力用静電センサが有する検出面よりも大きな検出面を有して形成されていることを特徴としている。
これによって、ノイズ検出用静電センサの検出能力が物理的に向上するので、ノイズ検出用静電センサは入力用静電センサよりも広い周波数帯域や小さな電界の変化を検出することができる。
また、本発明の入力装置は、他の態様として、ノイズ検出用静電センサが、ノイズ検出用静電センサに人体の一部分が接近または接触することを防止する保護カバーを有しており、保護カバーは、保護カバーに人体の一部分が接触した際に、ノイズ検出用静電センサが反応を示さないような厚さ、もしくは制御手段がノイズ成分として判別しない程度の小さな反応をノイズ検出用静電センサが示すような厚さを有して形成されていることを特徴としている。
これによって、ノイズ検出用静電センサはノイズ成分のみを検出することができる。
また、本発明の入力装置は、他の態様として、低周波のクロック信号を発生する低周波クロック信号生成手段と、入力用静電センサの静電容量の変化に応じた遅延を低周波クロック信号に付与して得た入力用遅延信号を発生する入力用遅延手段と、高周波のクロック信号を発生する高周波クロック信号生成手段と、ノイズ検出用静電センサの静電容量の変化に応じた遅延を高周波クロック信号に付与して得たノイズ検出用遅延信号を発生するノイズ検出用遅延手段と、低周波クロック信号および入力用遅延信号ならびに高周波クロック信号およびノイズ検出用遅延信号を入力して出力信号もしくはノイズ信号を出力する論理積手段と、出力信号ならびにノイズ信号を平滑する平滑手段と、平滑手段を経た出力信号ならびにノイズ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、ディジタル信号に変換された出力信号およびノイズ信号を対比することによってノイズ成分を判別する制御手段とを備えていることを特徴としている。
これによって、入力用静電センサに入力されるクロック信号の周波数よりも高い周波数のクロック信号がノイズ検出用静電センサに入力されるので、ノイズ検出用静電センサのノイズ検出能力を向上させることができる。
また、本発明の入力装置は、他の態様として、制御手段が、出力信号およびノイズ信号を対比して得られた出力信号に含まれるノイズ成分に応じて、人体の一部分が接近または接触したこと判別するしきい値を変更するように形成されていることを特徴としている。
これによって、出力信号にノイズが継続的に含まれても、入力用静電センサの感度を一定にすることができる。
また、本発明の入力装置は、他の態様として、制御手段が、出力信号が所定の経過時間を経過したか否か、もしくは出力信号から得られたステップ数が所定のステップ数を満たしたか否かによって、制御手段に送信された出力信号が人体の一部分が接近または接触以外の要因から得られた出力信号か否かを判別するように形成されていることを特徴としている。
これによって、人体の一部分が接近または接触したかのような電界レベルの高いノイズが出力信号に突発的に含まれても、制御手段は当該出力信号にノイズ成分が含まれたことを判別することができる。
本発明の入力装置によって、別個に配設されたノイズ検出用静電センサがノイズ成分のみを物理的かつ正確に検出してノイズ信号を得た制御手段がノイズ成分に応じた入力操作の制御を行なうので、ノイズ成分によって生じる入力装置の誤動作が極めて少なくなるという効果を奏する。
以下、図1〜図5を用いて、本発明の入力装置の実施形態を説明する。
ここで、図1は、入力用静電センサとノイズ検出用静電センサとの位置関係および大きさの関係を示している。図2は、図1の2−2矢視断面図である。図3および図4は、ノイズ検出用静電センサの他の形態を示している。
図1に示すように、本実施形態の入力装置1は、入力装置1を有する電子機器の入力キー2nの周辺に、複数の入力用静電センサ2と、ノイズ検出用静電センサ3とを備えている。
入力用静電センサ2は、図1に示すように、数字や矢印などの記号が描かれた入力キー2nの裏側に配設されている。この入力用静電センサ2は、図1および図2に示すように、誘電基板2aと、誘電基板2a上に形成された平板状の入力用電極2bとを有している。また、入力用静電センサ2は、入力キー2nに接触した人体の指Hiから入力用電極2bまでの距離が入力距離(入力用静電センサ2が反応し、かつ入力操作がなされたと判断される距離)Daとなるように配設されている。
ノイズ検出用静電センサ3は、図1に示すように、入力キー2nおよび入力用静電センサ2の外側に配設されている。このノイズ検出用静電センサ3は、図1および図2に示すように、誘電基板2aと、誘電基板2a上に形成された平板状のノイズ検出用電極3aとを有している。このノイズ検出用電極3aは、入力用電極2bよりも大きい面積となるように形成されている。なお、ノイズ検出用電極3aは図1に示すような単一矩形状に限られず、図3に示すような4つの矩形状や、図4に示すような入力用電極2bを取り囲む形状に形成されていても良い。すなわち、ノイズ検出用電極3aは、入力用電極2bの外側もしくは外周(以下、外側および外周をあわせて「周囲」という。)に配設されており、1つの入力用電極2bよりも大きい面積を有するような形状に形成されていれば良い。
また、ノイズ検出用静電センサ3は、入力キー2nの周囲および入力キー2nの周囲に配設された保護カバー3cの裏側に配設されている。この保護カバー3cは、プラスチックを用いて形成されているとともに、当該保護カバー3cに人体の指Hcが接触した際にノイズ検出用静電センサ3が反応を示さないような厚さを有して形成されている。なお、この保護カバー3cは、制御手段9がノイズ成分として判別しない程度の小さな反応をノイズ検出用静電センサ3が示すような厚さを有して形成されていても良い。
図5は、前述した入力用静電センサ2およびノイズ検出用静電センサ3を有する入力装置1の回路を示している。
本実施形態の入力装置1は、入力用静電センサ2を有する各チャンネルおよびノイズ検出用静電センサ3を有するチャンネルに、クロック信号生成手段4、遅延手段5、5n、論理積手段6、6n、平滑手段7、A/D変換手段8および制御手段9を有して形成されている。
クロック信号生成手段4は、低周波クロック信号Clを発生する低周波クロック信号生成手段4aと、高周波クロック信号Chを発生する高周波クロック信号生成手段4bとを有して形成されている。低周波クロック信号生成手段4aは、入力用静電センサ2を有する入力用遅延手段5と、入力用遅延手段5に接続された各チャンネルごとの論理積手段6とに接続されている。
入力用遅延手段5は、抵抗Rと入力用静電センサ2とを有している。この入力用遅延手段5は、入力用静電センサ2の静電容量の変化に応じた遅延を低周波クロック信号Clに付与して得た入力用遅延信号を発生するように形成されており、同一チャンネル内の論理積手段6に接続されている。
入力用遅延手段5に接続された論理積手段6は、AND回路を用いて形成されている。この論理積手段6は、入力された低周波クロック信号Clおよび入力用遅延信号を設定されたしきい値に基づいて得た出力信号として出力する。
平滑手段7は、一端が接地されたコンデンサcと抵抗rとを有して形成されており、論理積手段6から得られた出力信号を平滑してA/D変換手段8に送信する。
A/D変換手段8は、A/Dコンバータを用いて形成されている。このA/D変換手段8は、平滑手段7を経た出力信号をディジタル信号に変換して制御手段9に送信するように形成されている。
また、クロック信号生成手段4が有する高周波クロック信号生成手段4bは、ノイズ検出用静電センサ3を有するノイズ検出用遅延手段5nと、当該ノイズ検出用遅延手段5nに接続された論理積手段6nとに接続されている。
ノイズ検出用遅延手段5nは、抵抗Rnとノイズ検出用静電センサ3とを有している。このノイズ検出用遅延手段5nは、ノイズ検出用静電センサ3の静電容量の変化に応じた遅延を高周波クロック信号Chに付与して得たノイズ検出用遅延信号を発生するように形成されており、同一チャンネル内の論理積手段6nに接続されている。
ノイズ検出用遅延手段5nに接続された論理積手段6nは、AND回路を用いて形成されている。この論理積手段6nは、入力された高周波クロック信号Chおよびノイズ検出用遅延信号を設定されたしきい値Vt1、Vt4に基づいて得たノイズ信号として出力する。
ノイズ検出用静電センサ3を有するチャンネル内の平滑手段7およびA/D変換手段8は、前述した入力用静電センサ2を有する各チャンネル内の平滑手段7およびA/D変換手段8と同様に形成されている。
制御手段9は、CPU(中央演算処理装置)を用いて形成されている。この制御手段9は、入力用静電センサ2から得られた出力信号とノイズ検出用静電センサ3から得られたノイズ信号とが入力されるように形成されており、ディジタル信号に変換された出力信号およびノイズ信号を対比することによって、それに応じた入力操作を制御するように形成されている。
つぎに、図6〜図9を用いて、本実施形態の入力装置1の作用を説明する。図6は、入力用静電センサ2の検出動作を左から右へ時系列的に示すものである。図7は、ノイズ検出用静電センサ3の検出動作を左から右へ時系列的に示すものである。図8は、入力用静電センサ2およびノイズ検出用静電センサ3が強電界レベルのノイズNに反応した際の各検出動作を左から右へ時系列的に示すものである。そして、図9は、入力用静電センサ2およびノイズ検出用静電センサ3が弱電界レベルのノイズNに反応した際の各検出動作を左から右へ時系列的に示すものである。
図6に示すように、本実施形態の入力装置1は、従来の静電センサの検出動作と同様、人体の指Hが入力距離Daまで入力用静電センサ2に接近または接触すると、平滑化された出力信号の電圧がしきい値Vt3よりも低い電圧Vaまで電圧降下を起こす。これによって、入力用静電センサ2に入力操作がなされたことを制御手段9が検出し、検出結果に応じた入力操作の制御を行なうことができる。
また、本実施形態の入力装置1は、ノイズ検出用静電センサ3を有しているので、ノイズNを積極的に検出することができる。たとえば、図7に示すように、人体の指Hがノイズ検出用静電センサ3から無反応距離(ノイズ検出用静電センサ3が人体の指Hによって反応を示さない距離)D0’以上離間している場合(T0、T1)において、ノイズ検出用静電センサ3がノイズNを検出すると(T1)、高周波クロック信号Chの波形が緩やかに上昇するような遅延信号Snaとなってノイズ検出用遅延手段5nから出力される。そして、ノイズ検出用論理積手段6nは、高周波クロック信号Chとノイズ検出用遅延信号とを入力することによって得たノイズ信号Pnaを出力する。このノイズ信号は、平滑手段7によって平滑されることによって、電圧V0からVaまで電圧降下した平滑されたノイズ信号Anaとなる。この平滑されたノイズ信号Anaの電圧Vaは、ノイズNが入力されたか否かのしきい値Vt5よりも低い値となっているので、当該ノイズ信号が入力された制御手段9は、ノイズ検出用静電センサ3およびノイズ検出用静電センサ3に隣接する入力用静電センサ2がノイズNを感知したことを検出することができる。
また、このノイズ検出用静電センサ3は、図7に示すように、ノイズ検出用静電センサ3が反応を示さないような厚さを有する保護カバー3cを備えているので、人体の指Hが保護カバー3cに接触しても(T2)、平滑されたノイズ信号An0は電圧降下を起こさない。これによって、制御手段9は、ノイズ検出用静電センサ3の静電容量変化の要因が、人体の指Hによるものか人体の指H以外の要因(ノイズN)によるものかを正確に判別することができる。もちろん、人体の指Hが保護カバー3cに接触しつつ、ノイズ検出用静電センサ3周辺にノイズNが飛び交う場合(T3)、ノイズNは保護カバー3cを通り抜けてノイズ検出用静電センサ3の静電容量を変化させるので、人体の指Hが保護カバー3cに接触していない場合(T1)と同様の平滑された出力信号Anaを制御手段9に出力する。すなわち、本実施形態の入力装置1は、ノイズ検出用静電センサ3によって、人体の指Hの接近または接触以外の要因(ノイズN)のみを別個に検出することができる。
ここで、ノイズ検出用静電センサ3の検出面(ノイズ検出用電極3a)は、入力用静電センサ2の検出面(入力用電極2b)よりも大きくなるように形成されている。そのため、静電容量C=誘電率ε×(面積S/電極間距離d)より、ノイズ検出用静電センサ3の静電容量は、入力用静電センサ2の静電容量よりも大きくなっている。入力用遅延手段5およびノイズ検出用遅延手段5nに同一のクロック信号が入力された場合、時定数τ=抵抗R×電荷容量Cより、ノイズ検出用遅延手段5nの入力電圧波形が入力用遅延手段5の出力電圧波形(入力用遅延信号)よりも緩やかに上昇する出力電圧波形(ノイズ検出用遅延信号)を出力することができるので、平滑されたノイズ信号は平滑された出力信号よりも大きな電圧降下を起こすことができる。これによって、制御手段9は、ノイズ検出用静電センサ3の周辺に飛び交うノイズNを敏感に検出することができる。
また、ノイズ検出用静電センサ3に入力されるクロック信号(高周波クロック信号Ch)の周波数は、入力用静電センサ2に入力されるクロック信号(低周波クロック信号Cl)の周波数よりも高くなっている。これによって、仮に入力用静電センサ2の電極とノイズ検出用静電センサ3との電極の面積が同一であって、かつ入力用静電センサ2の電極およびノイズ検出用静電センサ3が同一のノイズNを検出した場合、ノイズ検出用遅延信号の波形(たとえば遅延信号Sna)は入力用遅延信号の波形よりも小さくなるので、平滑されたノイズ信号の電圧降下は平滑された出力信号の電圧降下よりも大きくなる。これによって、ノイズ検出用静電センサ3は、入力用静電センサ2よりも敏感にノイズNを検出することができる。
つづいて、前述した出力信号およびノイズ信号を入力された制御手段9は、出力信号とノイズ信号とを対比して判別する。たとえば、図8に示すように、人体の指Hが入力用静電センサ2から無反応距離D0まで離間している状態(T0〜T4)において、入力用静電センサ2およびノイズ検出用静電センサ3の電荷容量が強電界レベルのノイズNによって変化した場合(T1〜T3)、図8(c)(d)に示すように、平滑された出力信号Ahおよび平滑されたノイズ信号Anhの両信号が、それぞれのしきい値Vt3、Vt5を下方に超えて電圧降下する。平滑された出力信号がしきい値Vt3を下方に超えて電圧降下すると、通常、制御手段9は入力操作されたとする制御を行なうが、ノイズ検出用静電センサ3によってノイズNを感知した場合(T1〜T3)は、平滑された出力信号とともにノイズ信号もしきい値Vt5を下方に超えて電圧降下しているので、制御手段9は入力操作されていないとする制御を行なう。これによって、本実施形態の入力装置1は、ノイズNによって出力信号がしきい値Vt3を下方に超えたとしても、出力信号にノイズ成分が含まれていると判別して入力操作を制御することができる。
また、本実施形態の入力装置1は、ノイズ成分による電圧降下量に応じて出力信号のしきい値Vt3を変更することができるので、入力用静電センサ2の感度を一定にすることができる。たとえば、図9に示すように、平滑された出力信号に弱電界レベルのノイズNが含まれた場合(T1)、平滑された出力信号Abは、ΔVn(ΔVn=V0−Vb)まで電圧降下を起こす。また、平滑された出力信号が電圧降下量ΔVnまで電圧降下されたときは(T1)、平滑されたノイズ信号Anhもあわせて電圧降下を起こしている。これによって、この電圧降下量ΔVnは、ノイズ成分によって電圧降下したものであると制御手段9によって判別される。
ノイズ成分による電圧降下量ΔVnが制御手段9によって判別されると、出力信号のしきい値Vt3は電圧降下量ΔVnまで電圧降下した修正しきい値Vt3’となる(T1)。この変更によって、人体の指Hの接近または接触を検出するために必要な電圧降下量ΔVi(ΔVi=V0−Vt3)が当該変更後も確保される(ΔVi=V0−Vt3=Vb−Vt3’)ので、入力用静電センサ2に反応距離Dbまで近づいた人体の指HとノイズNによって平滑された出力信号の電圧がVbからしきい値Vt3以下となる電圧Vaに電圧降下しても(T2)、制御手段9は入力操作が行なわれていないと判別して入力操作を制御する。また、入力用静電センサ2に入力距離Daまで近づいた人体の指HとノイズNによって平滑された出力信号の電圧がVaから修正しきい値Vt3’以下となる電圧Va’に電圧降下すると(T3)、制御手段9は入力操作が行なわれたと判別して入力操作を制御する。つまり、平滑された出力信号にノイズNが継続的に含まれた場合(T1〜T5)においても、入力用静電センサ2の感度を一定にすることができる。
すなわち、本実施形態の入力装置1によって、別個に配設されたノイズ検出用静電センサ3がノイズ成分のみを物理的かつ正確に検出し、ノイズ信号を得た制御手段9がノイズ成分に応じた入力操作の制御を行なうので、ノイズ成分によって生じる入力装置1の誤動作が極めて少なくなるという効果を奏する。
なお、本実施形態の制御手段9は、入力用静電センサ2から得られた検出結果のみによってもノイズ成分を検出することができる。たとえば、所定時間のサンプリング時間によって得られた出力信号のステップ数が所定のステップ数を満たしたか否かによって、制御手段9に送信された出力信号が人体の一部分が接近または接触以外の要因から得られた出力信号か否かを判別する。所定のサンプリング時間を設定しない場合は、入力用静電センサ2から得られた出力信号が所定の経過時間を経過したか否かによって判断する。これによって、人体の一部分が接近または接触したかのような電界レベルの高いノイズNが出力信号に突発的に含まれても、制御手段9は当該出力信号にノイズ成分が含まれたことを判別することができる。
また、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明の一態様の入力装置の入力用静電センサとノイズ検出用静電センサとの位置関係および大きさの関係を示す平面図 図1の2−2矢視断面図 本実施形態のノイズ検出用静電センサにおける他の形態を示す平面図 本実施形態のノイズ検出用静電センサにおける他の形態を示す平面図 本実施形態の入力装置の回路を示すブロック図 本実施形態の入力用静電センサの検出動作を左から右へ時系列的に示すグラフ 本実施形態のノイズ検出用静電センサの検出動作を左から右へ時系列的に示すグラフ 本実施形態の入力用静電センサおよびノイズ検出用静電センサが強電界レベルのノイズに反応した際の各検出動作を左から右へ時系列的に示すグラフ 本実施形態の入力用静電センサおよびノイズ検出用静電センサが弱電界レベルのノイズに反応した際の各検出動作を左から右へ時系列的に示すグラフ 従来の入力装置の回路を示すブロック図 従来のノイズ検出用静電センサの検出動作を左から右へ時系列的に示すグラフ 従来の静電センサが強電界レベルのノイズに反応した際の各検出動作を左から右へ時系列的に示すグラフ 従来の静電センサが強電界レベルのノイズに反応した際の各検出動作を左から右へ時系列的に示すグラフ
符号の説明
1 入力装置
2 入力用静電センサ
3 ノイズ検出用静電センサ
3c 保護カバー
4 クロック信号生成手段
4a 低周波クロック信号生成手段
4b 高周波クロック信号生成手段
5 入力用遅延手段
5n ノイズ検出用遅延手段
6、6n 論理積手段
7 平滑手段
8 A/D変換手段
9 制御手段

Claims (6)

  1. 静電容量の変化によって人体の一部分が接近または接触したことを検出する入力用静電センサと、
    前記入力用静電センサの周囲に配設されており、人体の一部分の接近または接触以外の要因によって起こる静電容量の変化を検出するノイズ検出用静電センサと、
    前記入力用静電センサから得られた出力信号と前記ノイズ検出用静電センサから得られたノイズ信号とを対比することによって、人体の一部分の接近または接触以外の要因から得られた出力信号をノイズ成分として判別して入力操作を制御する制御手段と
    を備えていることを特徴とする入力装置。
  2. 前記ノイズ検出用静電センサは、前記入力用静電センサが有する検出面よりも大きな検出面を有して形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記ノイズ検出用静電センサは、前記ノイズ検出用静電センサに人体の一部分が接近または接触することを防止する保護カバーを有しており、
    前記保護カバーは、前記保護カバーに人体の一部分が接触した際に、前記ノイズ検出用静電センサが反応を示さないような厚さ、もしくは前記制御手段が前記ノイズ成分として判別しない程度の小さな反応を前記ノイズ検出用静電センサが示すような厚さを有して形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 低周波のクロック信号を発生する低周波クロック信号生成手段と、
    前記入力用静電センサの静電容量の変化に応じた遅延を前記低周波クロック信号に付与して得た入力用遅延信号を発生する入力用遅延手段と、
    高周波のクロック信号を発生する高周波クロック信号生成手段と、
    前記ノイズ検出用静電センサの静電容量の変化に応じた遅延を前記高周波クロック信号に付与して得たノイズ検出用遅延信号を発生するノイズ検出用遅延手段と、
    前記低周波クロック信号および入力用遅延信号ならびに前記高周波クロック信号およびノイズ検出用遅延信号を入力して、出力信号もしくはノイズ信号を出力する論理積手段と、
    前記出力信号ならびにノイズ信号を平滑する平滑手段と、
    前記平滑手段を経た出力信号ならびにノイズ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、
    ディジタル信号に変換された出力信号およびノイズ信号を対比することによってノイズ成分を判別する前記制御手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の入力装置。
  5. 前記制御手段は、前記出力信号および前記ノイズ信号を対比して得られた前記出力信号に含まれるノイズ成分に対応させて、人体の一部分が接近または接触したこと判別するしきい値を変更するように形成されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の入力装置。
  6. 前記制御手段は、前記出力信号が所定の経過時間を経過したか否か、もしくは前記出力信号から得られたステップ数が所定のステップ数を満たしたか否かによって、前記制御手段に送信された出力信号が人体の一部分が接近または接触以外の要因から得られた出力信号か否かを判別するように形成されている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の入力装置。
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