JP2007012402A - 燃料電池システム - Google Patents

燃料電池システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007012402A
JP2007012402A JP2005190960A JP2005190960A JP2007012402A JP 2007012402 A JP2007012402 A JP 2007012402A JP 2005190960 A JP2005190960 A JP 2005190960A JP 2005190960 A JP2005190960 A JP 2005190960A JP 2007012402 A JP2007012402 A JP 2007012402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
characteristic
power storage
storage device
current value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005190960A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4839694B2 (ja
Inventor
Hitoshi Kamiya
斉 神谷
Kenji Kato
憲二 加藤
Masanori Okada
真規 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
Priority to JP2005190960A priority Critical patent/JP4839694B2/ja
Publication of JP2007012402A publication Critical patent/JP2007012402A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4839694B2 publication Critical patent/JP4839694B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】ドライアップが生じているかどうかをより正確に判定し、その抑制並びに性能低下及び耐久性劣化を抑制可能な燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 燃料電池システム100は、単セルが複数積層された燃料電池スタック1と、蓄電装置2と、負荷装置3と、制御装置4とを備える。 制御装置4は、システム停止時からの経過時間を算出する経過時間算出手段と、経過時間と予め設定した基準時間とを比較する時間比較手段と、経過時間が基準時間よりも長い場合、燃料電池スタック1の反応により生成される生成水が多くなるように電流値を増加させる電流制御手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は燃料電池システムに関する。
特許文献1、2に従来の燃料電池システムが開示されている。この燃料電池システムは、燃料と空気とを反応させて電力を出力する単セルが複数積層された燃料電池スタックを備えている。各単セルは、固体高分子膜型のもの(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cells)であり、イオン交換樹脂からなる電解質膜を燃料極(アノード極、水素極ともいう。)と空気極(カソード極、酸素極ともいう。)とで挟持したものである。また、各単セルは、燃料極に水素ガス等の燃料を供給するための燃料室と、空気極に酸素を含む空気を供給するための空気室とを有している。
また、この種の燃料電池システムは、蓄電装置と負荷装置と制御装置とを備えている。蓄電装置は、燃料電池スタックと並列に接続され、燃料電池スタックから出力された電力を蓄えるものである。負荷装置は、燃料電池スタック及び蓄電装置とそれぞれ接続され、少なくとも一方からの電力により駆動されるものである。制御装置は、燃料電池スタックとの接続を蓄電装置又は負荷装置に切り換えると共に燃料電池スタックの電流値を制御するものである。
このような構成である従来の燃料電池システムは、燃料電池スタックの発電時に、水素ガス等の燃料が各単セルの燃料室に供給され、それと同時に各単セルの空気極にも酸素を含む空気が供給される。これにより、各単セルでは、燃料極と空気極との間で燃料と空気とが反応する。具体的には、燃料極で得られた水素イオンがプロトン(H3+)の形態で水分を含んだ電解質膜中を空気極側に移動し、空気極で空気中の酸素と反応し、水を生成する。一方、燃料極で得られた電子は負荷装置を通って空気極側に移動する。こうした一連の電気化学反応の結果、各単セルにおいて、電力が出力される。その結果、単セルが複数積層された燃料電池スタックは、全体として大きな電力を出力することが可能となっている。
そして、燃料電池システムでは、制御装置が燃料電池スタックから出力された電力を負荷装置に直接供給して負荷装置を駆動する他、制御装置が燃料電池スタックとの接続を蓄電装置に切り換え、燃料電池スタックから出力された電力を蓄電装置に供給して蓄電装置を充電する。また、燃料電池スタックから出力される電力が減少したり、停止したりする場合には、制御装置が負荷装置との接続を蓄電装置に切り換え、蓄電装置から供給される電力によって負荷装置を駆動する。
この燃料電池システムでは、燃料電池スタックの発電時に良好な発電状態を維持するため、各単セルの電解質膜を適度に湿潤させておく必要がある。なぜなら、電解質膜が乾燥してしまうと、燃料室から電解質膜を介して空気室へプロトンが移動することが阻害されることとなり、その結果、単セルの発電能力が低下するからである。そして、その状態が継続すれば、燃料電池スタックに回復困難な性能低下や故障が生じ得るからである。
このため、特許文献1の燃料電池システムでは、空気室に供給される空気に液体状の水を噴霧することにより、電解質膜を冷却したり、適度に湿潤させるようにしている。特に、燃料電池スタックの温度が上昇する場合には、温度上昇に対する冷却能力が不足し、電解質膜が乾いてしまうという事態(以下、「ドライアップ」という。)が生じ易いため、この燃料電池システムでは、燃料電池スタックの温度を測定し、所定の温度より燃料電池スタックの温度が高い場合にはドライアップが生じ得ると判定し、供給する空気量と水量とを独立して制御して冷却能力を高くする。これにより、この燃料電池システムでは、電解質膜のドライアップの発生を抑制可能としている。
また、特許文献2の燃料電池システムでは、燃料室に供給される燃料及び空気室に供給される空気の湿度を加湿器を用いて高くすることにより、電解質膜を適度に湿潤させるようにしている。特に、この燃料電池システムでは、燃料電池スタックを積層方向に伸縮自在に固定した上で、燃料電池スタックの伸縮量と温度とを測定することによってドライアップが生じていると判定し、加湿器による加湿を強化して冷却能力を高くする。これにより、この燃料電池システムでも、ドライアップを抑制可能としている。
特開2001−210348号公報 特開2001−332280号公報
しかし、上記特許文献1、2の燃料電池システムでは、ドライアップを燃料電池スタック全体の温度や伸縮量に基付いてしか判定していない。このため、他の影響で燃料電池スタック全体の温度や伸縮量が変化してしまうような場合には、ドライアップを正確に判定することができない。その結果、この燃料電池システムでは、ドライアップの抑制並びにそれに起因する性能低下及び耐久性劣化を抑制することが不十分であった。
また、上記特許文献1、2の燃料電池システムでは、ドライアップと判定した場合でも、空気量と水量とを独立して制御したり、燃料及び空気に加湿を行ったりすることしか行っておらず、ドライアップからのより効果的な復旧方法が求められていた。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、ドライアップが生じているかどうかをより正確に判定し、その抑制並びに性能低下及び耐久性劣化を抑制可能な燃料電池システムを提供することを解決すべき課題としている。
請求項1に係る燃料電池システムは、燃料と空気とを反応させて電力を出力する燃料電池と、
該燃料電池と並列に接続され、該燃料電池から出力された電力を蓄える蓄電装置と、
該燃料電池及び該蓄電装置とそれぞれ接続され、少なくとも一方からの電力により駆動される負荷装置と、
該燃料電池との接続を該蓄電装置又は該負荷装置に切り換えると共に該燃料電池の電流値を制御する制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、
前記制御装置は、システム停止時からの経過時間を算出する経過時間算出手段と、
該経過時間と予め設定した基準時間とを比較する時間比較手段と、
該経過時間が該基準時間よりも長い場合、前記燃料電池の反応により生成される生成水が多くなるように電流値を増加させる電流制御手段とを有することを特徴とする。
発明者らの試験結果によれば、燃料電池システムは、長時間使用されずに放置される場合にも、電解質膜は徐々に乾燥して、ドライアップの状態となる。このため、長時間放置した後に燃料電池システムを起動する際、ドライアップを判定できなければ、ドライアップによる性能低下を防止できず、それに伴って、耐久性劣化や故障等が生じるおそれがあった。例えば、車両に搭載されている燃料電池システムは、車両の加速時に瞬時に高負荷が要求されるため、ドライアップ状態で高負荷が要求されれば、燃料電池が故障するおそれがある。
このため、請求項1の燃料電池システムでは、まず、システム停止時からの経過時間を算出し、経過時間と予め設定した基準時間とを比較する。その結果、経過時間が基準時間よりも長い場合には、燃料電池がドライアップの状態であると判断できる。このため、この燃料電池システムでは、燃料電池の反応により生成される生成水が多くなるように電流値を増加させる。
請求項2に係る燃料電池システムは、燃料と空気とを反応させて電力を出力する燃料電池と、
該燃料電池と並列に接続され、該燃料電池から出力された電力を蓄える蓄電装置と、
該燃料電池及び該蓄電装置とそれぞれ接続され、少なくとも一方からの電力により駆動される負荷装置と、
該燃料電池との接続を該蓄電装置又は該負荷装置に切り換えると共に該燃料電池の電流値を制御する制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、
前記制御装置は、一定時間毎に前記燃料電池の電圧である測定電圧を検出する電圧検出手段と、
一定時間毎に前記燃料電池の電流値を検出する電流値検出手段と、
該測定電圧及び電流値から測定IV特性を導くIV特性検出手段と、
該測定IV特性と予め設定した基準IV特性とを比較するIV特性比較手段と、
該測定IV特性と該基準IV特性との電圧差が予め設定した規定電圧以上の場合、該燃料電池の反応により生成される生成水が多くなるように電流値を増加させる電流制御手段とを有することを特徴とする。
発明者らの試験結果によれば、以下の場合にもドライアップが生じたことを判断できる。まず、燃料電池の電圧と電流との相関特性である測定IV特性を検出し、測定IV特性と予め設定した基準IV特性とを比較する。その結果、測定IV特性と基準IV特性との電圧差が予め設定した規定電圧以上の場合には、燃料電池がドライアップの状態であると判断できる。このため、この燃料電池システムでは、燃料電池の反応により生成される生成水が多くなるように電流値を増加させる。
したがって、請求項1、2に係る燃料電池システムは、ドライアップが生じているかどうかをより正確に判定し、その抑制並びに性能低下及び耐久性劣化を抑制可能である。
電流制御手段は、蓄電装置と負荷装置との接続を行い、燃料電池が生成水により湿潤となった後に燃料電池と負荷装置との接続を行うことが好ましい。この場合、蓄電装置の電力を負荷装置によって消費することから、燃料電池が大電流で発電して生成水によって湿潤になりやすい。
また、電流制御手段は、燃料電池の電流値を徐々に増加させることが好ましい。この場合、燃料電池の反応熱の急激な増加を抑制しつつ、燃料電池の反応により生成される生成水を多くすることができる。このため、この燃料電池システムは、燃料電池の温度が上昇して異常温度となる事態を防止することができる。
燃料電池の温度を検出する温度検出手段を備えている場合、電流制御手段は、燃料電池の温度が高くなるほど多くの生成水が発生するように電流値を増加させ、燃料電池の温度が予め設定した基準温度以上の場合、電流値の増加を停止させることが好ましい。この場合、ドライアップを抑制するために必要十分な生成水を生じさせ、過剰な生成水によってフラッディングが生じないようにすることができる。
温度検出装置としては、燃料電池スタックの温度を検出できるものであれば、種々のものを採用できるが、燃料電池スタックの排気温度に基づいて温度を検出するものであることが好ましい。これにより比較的簡易にかつ正確に燃料電池スタックの温度を検出することができるからである。
発明者らの試験結果によれば、IV特性比較手段は、電流密度が0.3A/cm2以上のときの測定IV特性と基準IV特性との電圧差を比較するものであることが好ましい。この場合、ドライアップの有無によって電位差が大きいからである。特に、IV特性比較手段は、電流密度が0.5A/cm2以上のときの測定IV特性と基準IV特性との電圧差を比較するものであることが好ましい。この場合、ドライアップの有無によって電位差が特に大きいからである。
以下、本発明を具体化した実施例1を図面を参照しつつ説明する。
図1に示す実施例1の燃料電池システム100は、燃料電池スタック1と、蓄電装置2と、負荷装置3と、制御装置4とを備えている。
燃料電池スタック1は、図2に示すように、燃料と空気とを反応させて電力を出力する単セル10が複数積層されたものである。単セル10は、固体高分子膜型のもの(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cells)であり、イオン交換樹脂からなる電解質膜11aを燃料極11bと、空気極11cとで挟持したものである。燃料極11bは、電解質膜11aの一面に一体に形成されたカーボンからなり、空気極11cは、電解質膜11aの他面に一体に形成されたカーボンからなる。また、各単セル10は、隣接する他の単セル10との間にセパレータ12を有している。各セパレータ12の燃料極11b側には燃料室12aが形成されており、燃料室12aによって燃料ガスである水素ガスが燃料極11bに供給されるようになっている。他方、各セパレータ12の空気極11c側には空気室12bが形成されており、空気室12bによって酸素を含む空気が空気極11cに供給されるようになっている。
そして、この燃料電池スタック1は、図1に示すように、他の構成部品とともに組み付けられて、燃料電池システム100を構成する。
燃料電池スタック1の燃料室12aに設けられた供給口21a及び排出口21bには、次のような各種の構成部品が接続されて、燃料室12a内への水素ガスの供給及び燃料室12aからの排気水素ガスの排出を実施することが可能とされている。
供給口21aの最も上流側には水素タンク50があり、水素タンク50と供給口21aとの間には、配管51が設けられている。配管51は、水素タンク50側から、水素元電磁弁61aと、水素供給圧レギュレータ61bと、水素供給電磁弁61cとを有している。
排出口21bから接続点Bまでには配管52が設けられ、接続点Bからダクト91までには、配管53が設けられている。また、接続点Bから配管51の途中の接続点Aまでには、配管54が設けられている。
配管53は、排気水素ガスを排気口21bから排出するための水素排気電磁弁63を有している。配管54は、排気水素ガスを供給口21aから再供給するための水素循環電磁弁64を有している。水素タンク50、配管51〜54、水素元電磁弁61a、水素供給圧レギュレータ61b、水素供給電磁弁61c、水素排気電磁弁63及び水素循環電磁弁64が燃料供給装置である。
また、燃料電池スタック1の上方には、空気を取り入れる空気マニホールド42が設けられている。この空気マニホールド42には、フィルタ41aを有する空気吸入ファン41が接続されており、空気室12b内に空気を供給可能とされている。空気吸入ファン41及び空気マニホールド42が空気供給装置である。
また、空気マニホールド42には、水噴射ノズル99が配設されている。この水噴射ノズル99は、配管98によりレベルゲージ97aが内装された水タンク97と接続されている。配管98は、フィルタ98a及び水直噴ポンプ83を有している。水直噴ポンプ83、配管98及び水噴射ノズル99が燃料電池スタック1に水を供給する冷却装置である。
さらに、燃料電池スタック1の下方には、温度センサ90aを有する空気排出経路90と、凝縮器92と、凝縮器ファン93と、排出された空気を空気排出経路90から凝縮器92まで導くダクト91とが設けられて、空気室12b内から空気を排出可能とされている。凝縮器92は、空気と水とを分離することが可能であり、分離された空気を大気に排出するための配管94と、フィルタ94aと、温度センサ94bとを有しているとともに、分離された水を水タンク97に輸送する配管96と、水回収ポンプ82とを有している。
燃料電池スタック1、水素元電磁弁61a、水素供給圧レギュレータ61b、水素供給電磁弁61c、水素排気電磁弁63及び水素循環電磁弁64は、制御装置4と電気的に接続されて制御可能とされている。また、空気吸入ファン41、レベルゲージ97a、水直噴ポンプ83、温度センサ90a、凝縮器ファン93その他の構成部品も、制御装置4と電気的に接続されて制御可能とされている。
次に、蓄電装置2、負荷装置3及び制御装置4について説明する。
蓄電装置2は、図1に示すように、燃料電池スタック1と並列に接続され、燃料電池スタック1から出力された電力を蓄えるものである。蓄電装置2としては、キャパシタや二次電池等の一般的な蓄電手段を採用することができる。
負荷装置3は、燃料電池スタック1及び蓄電装置2とそれぞれ接続され、少なくとも一方からの電力により駆動されるものである。負荷装置3は、インバータ(図示しない)及び電動モータ(図示しない)を有し、燃料電池システム100が搭載される自動車を走行させることが可能とされている。
制御装置4は、燃料電池スタック1に供給する燃料量及び空気量を制御し、燃料電池スタック1との接続を蓄電装置2又は負荷装置3に切り換えると共に燃料電池スタック1の電流値を制御するものである。
具体的には、空気吸入ファン41及び水直噴ポンプ83は制御装置4に接続されている。また、燃料電池スタック1の燃料極11a側の端子1aには、制御装置4の一部を構成するリレー45a、45d、ダイオード45b及びIPM(Intelligent Power Module)45cが接続されている。
リレー45a、45dの連携動作によって、燃料電池スタック1との接続を蓄電装置2又は負荷装置3に切り換えたり、燃料電池スタック1と蓄電装置2及び負荷装置3との接続を切り離したりすることが可能とされている。また、ダイオード45bによって、蓄電装置2から燃料電池スタック1への電流を遮断するようになっている。さらに、IPM45cによって、燃料電池スタック1と蓄電装置2との電力供給の分担を状況に応じて調整し、燃料電池スタック1の電流値を制御することが可能とされている。
また、制御装置4は、図3の第1検知処理ルーチンS101、S102のプログラムに示すように、経過時間算出手段S101及び時間比較手段S102を有する。また、制御装置4は、図4の第2検知処理ルーチンS201〜S209のプログラムに示すように、電圧検出手段S204、電流値検出手段S205、IV特性検出手段S206及びIV特性比較手段S207を有する。
さらに、制御装置4は、図5のドライアップ対策ルーチンS301〜S310のプログラムに示すように、電流制御手段S302〜S307を有する。
このような構成である実施例1の燃料電池システム100は、燃料電池スタック1の発電時に、図2に示すように、水素ガス等の燃料が各単セル10の燃料室12aに供給され、それと同時に各単セル10の空気室12bに酸素を含む空気が供給される。これにより、各単セル10では、燃料極11bと空気極11cとの間で燃料と空気とが反応する。具体的には、燃料極11bで得られた水素イオンがプロトン(H3+)の形態で水分を含んだ電解質膜11a中を空気極11c側に移動し、空気極11cで空気中の酸素と反応し、水を生成する。一方、燃料極11bで得られた電子は負荷装置3を通って空気極11c側に移動する。こうした一連の電気化学反応の結果、各単セル10において、電力が出力される。その結果、単セル10が複数積層された燃料電池スタック1は、全体として大きな電力を出力することが可能となっている。
この間、図1に示すように、配管51、52、53、54、水素元電磁弁61a、水素供給レギュレータ61b、水素供給電磁弁61c、水素排気電磁弁63及び水素循環電磁弁64によって、水素タンク51から水素ガスが供給口21aに供給されたり、排気水素ガスが排出口21bから供給口21aに再供給されたりする。また、配管52、53と、水素排気電磁弁63とによって、排気水素ガス及び電気化学反応により生成された生成水が燃料室12aの排出口21bから間欠的にダクト91を経て凝縮器92に移送されたりして、電気化学反応を連続的に生じさせる。
また、水タンク97の水が水直噴ポンプ83により圧送されて、水噴射ノズル99から空気マニホールド42内に噴射される。これにより、空気極11c及び電解質膜11aの乾燥が抑制され、適度な湿潤状態とされるとともに、燃料電池スタック1が冷却される。さらに、燃料電池スタック1の空気室12bから排出された水を含む空気は、空気排出経路90からダクト91を経て凝縮器92に移送される。そして、凝縮器92により分離された空気は、配管94から大気に排出され、分離された水は、水回収ポンプ82により水タンク97に回収される。なお、ダクト91を経て凝縮器92に移送された排気水素ガス及び生成水も、同様にして、水素と水とに分離され、水素は空気とともに大気に排出され、水は水タンク97に回収される。
このように動作する燃料電池システム100において、制御装置4は、燃料電池スタック1の発電時に、まず、図3に示す第1検知処理ルーチンS101、S102を実施する。まず、ステップS101において、最終起動日時が記憶手段から読み出される。そして、ステップS102において、最終起動日時と現在の起動日時とが比較され、これらの差が3日を越えているか否かが判断される。ステップS102において、NOであれば、燃料電池スタック1がドライアップ状態にあることはまずあり得ないため、検知処理が終了する。一方、ステップS102において、YESであれば、図4の第2検知処理ルーチンS201〜S209に進む。そして、制御装置4は、燃料電池スタック1がドライアップであると判定した場合に警告信号を発する。
この第2検知処理ルーチンS201〜S209が実行されると、ステップS201、S202において、初期設定がなされる。ステップS201では、検知処理実施回数mが0とされる。ステップS202では、燃料電池スタック1の電圧である測定電圧Vs(0)が検出され、記憶手段に記憶される。次に、ステップS203では、燃料電池スタック1の電流値Is(0)が検出され、記憶手段に記憶される。
そして、ステップS204〜S209において、ドライアップの検知処理が繰り返される。ステップS204では、前回計測から一定時間経過後に測定電圧Vs(m)が検出され、記憶手段に記憶される。ステップS205では、前回計測から一定時間経過後に燃料電池スタック1の電流値Is(m)が検出され、記憶手段に記憶される。
ステップS206では、測定電圧Vs(m)及び電流値Is(m)から、ある電流密度ix(例えば0.5A/cm2)における測定IV特性P(m)を導く。そして、ステップS207では、測定IV特性P(m)と予め設定した基準IV特性Gsとが比較される。ここで、測定IV特性P(m)と基準IV特性Gsとの電圧差が予め設定した規定電圧以上の場合、ドライアップを生じていると判断され、ステップS208に進んで警告信号を発する。他方、その電圧差が規定電圧未満の場合、ドライアップを生じていないと判断され、ステップS209に進んで検知処理実施回数mが1つ加算され、S204から再び、検知処理を繰り返すこととなる。
そして、ステップS208において、警告信号が発生された後、燃料電池システム100は、所定の回復動作である図5に示すドライアップ対策ルーチンS301〜S310に移行することとなる。
制御装置4は、ドライアップ対策ルーチンS301〜S310に移行した後、下記の通り、燃料電池システム100の回復動作を実施する。
ステップS301では、車両に予め出力制限を通知する。次いで、ステップS302では、IPM45cをオフし、燃料電池スタック1を蓄電装置2及び負荷装置3と切り離す。そして、ステップS303では、蓄電装置2で車両を走行させる。この後、ステップS304では、蓄電装置2の電圧を検知する。
ステップS305では、蓄電装置2の電圧が規定電圧未満に下がったか否かを判断する。ここで、YESであれば、ステップS306に進み、NOであれば、ステップS303に戻って蓄電装置2の電力を負荷装置3によって消費する。
ステップS306では、測定電圧Vs(m)が規定電圧を超えているか否かを判断する。ここで、YESであれば、ステップS307において、IPM45cによりPWM制御を行い、蓄電装置2に流す燃料電池スタック1の電流値を徐々に増加させる。この場合、燃料電池スタック1の反応熱の急激な増加を抑制しつつ、燃料電池スタック1の反応により生成される生成水を多くすることができる。このため、この燃料電池システム100は、燃料電池スタック1の温度が上昇して異常温度となる事態を防止することができる。一方、NOであれば、ステップS308において、IPM45cを通常のようにONする。こうして、燃料電池スタック1は蓄電装置2に対して大電流で発電し、生成水が多くなって湿潤し、ドライアップが解消される。
そして、ステップS307、S308の後、ステップS309において、温度センサ90aによって排気温度を検知する。ステップS310では、排気温度が規定温度(例えば、60°C)を超えているか否かを判断する。ここで、排気温度が規定温度未満である場合には、燃料電池スタック1の温度が高くなるほど多くの生成水が発生するように電流値を増加させるため、図4に示すステップS209に戻り、第2検知処理を実行する。一方、ここで、排気温度が規定温度を超えている場合には、電流値の増加を停止させるため、ドライアップ対策を終了する。こうして、ドライアップを抑制するために必要十分な生成水を生じさせ、過剰な生成水によってフラッディングが生じないようにする。
このような手順により、実施例1の燃料電池システム100は、ドライアップの抑制並びにそれに起因する性能低下及び耐久性劣化を抑制することができる。
次に、上述した実施例1の燃料電池システム100を自動車に搭載した状態で、確認試験を実施した。測定結果を図6に示す。図6は、測定電圧Vs(m)及び電流値Is(m)から導いた測定IV特性P(m)(P(m)は、曲線Gc上の点)と予め設定した基準IV特性Gs(Gsは曲線)とを比較するものである。なお、基準IV特性Gsは、燃料電池スタック1の性能試験によって計測されたデータに基づいて、予め設定される。また、曲線Gcは、燃料電池スタック1がドライアップとなった場合のI−V特性の一例である。図6より、ある電流密度ixにおいては、測定IV特性P(m)と基準IV特性Gsとの電位差が大きく、ドライアップの有無を判断できることがわかる。
したがって、実施例1の燃料電池システムは、燃料電池スタック1にドライアップが生じているかどうかをより正確に判定し、その抑制並びに性能低下及び耐久性劣化を抑制することができることがわかる。
以上において、本発明を実施例1に即して説明したが、本発明は上記実施例1に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は燃料電池システムに利用可能である。
実施例1の燃料電池システムに係る模式構成図である。 実施例1の燃料電池システムに係る燃料電池スタックの積層体の模式断面図である。 実施例1の燃料電池システムに係り、燃料電池スタックの第1検知処理ルーチンのフローチャートである。 実施例1の燃料電池システムに係り、燃料電池スタックの第2検知処理ルーチンのフローチャートである。 実施例1の燃料電池システムに係り、燃料電池スタックのドライアップ対策ルーチンのフローチャートである。 実施例1の燃料電池システムに係り、電流(A)と燃料電池スタックの測定電圧(V)との関係を示すグラフである。
符号の説明
1…燃料電池(燃料電池スタック)
2…蓄電装置
3…負荷装置
4…制御装置
100…燃料電池システム
S101…経過時間算出手段
S102…時間比較手段
S302〜S308…電流制御手段
S204…電圧検出手段
測定電圧…Vs(m)
S205…電流値検出手段
S206…IV特性検出手段
S207…IV特性比較手段

Claims (8)

  1. 燃料と空気とを反応させて電力を出力する燃料電池と、
    該燃料電池と並列に接続され、該燃料電池から出力された電力を蓄える蓄電装置と、
    該燃料電池及び該蓄電装置とそれぞれ接続され、少なくとも一方からの電力により駆動される負荷装置と、
    該燃料電池との接続を該蓄電装置又は該負荷装置に切り換えると共に該燃料電池の電流値を制御する制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、
    前記制御装置は、システム停止時からの経過時間を算出する経過時間算出手段と、
    該経過時間と予め設定した基準時間とを比較する時間比較手段と、
    該経過時間が該基準時間よりも長い場合、前記燃料電池の反応により生成される生成水が多くなるように電流値を増加させる電流制御手段とを有することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 燃料と空気とを反応させて電力を出力する燃料電池と、
    該燃料電池と並列に接続され、該燃料電池から出力された電力を蓄える蓄電装置と、
    該燃料電池及び該蓄電装置とそれぞれ接続され、少なくとも一方からの電力により駆動される負荷装置と、
    該燃料電池との接続を該蓄電装置又は該負荷装置に切り換えると共に該燃料電池の電流値を制御する制御装置とを備えた燃料電池システムにおいて、
    前記制御装置は、一定時間毎に前記燃料電池の電圧である測定電圧を検出する電圧検出手段と、
    一定時間毎に前記燃料電池の電流値を検出する電流値検出手段と、
    該測定電圧及び電流値から測定IV特性を導くIV特性検出手段と、
    該測定IV特性と予め設定した基準IV特性とを比較するIV特性比較手段と、
    該測定IV特性と該基準IV特性との電圧差が予め設定した規定電圧以上の場合、該燃料電池の反応により生成される生成水が多くなるように電流値を増加させる電流制御手段とを有することを特徴とする燃料電池システム。
  3. 前記電流制御手段は、前記蓄電装置と前記負荷装置との接続を行い、前記燃料電池が生成水により湿潤となった後に該燃料電池と該負荷装置との接続を行う請求項1又は2記載の燃料電池システム。
  4. 前記電流制御手段は、前記燃料電池の電流値を徐々に増加させる請求項1乃至3のいずれか1項記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池の温度を検出する温度検出手段を備え、
    前記電流制御手段は、該燃料電池の温度が高くなるほど多くの生成水が発生するように電流値を増加させ、該燃料電池の温度が予め設定した基準温度以上の場合、電流値の増加を停止させる請求項1乃至4のいずれか1項記載の燃料電池システム。
  6. 前記温度検出手段は、前記燃料電池の排気温度に基づいて該燃料電池の温度を検出するものである請求項5記載の燃料電池システム。
  7. 前記IV特性比較手段は、電流密度が0.3A/cm2以上のときの前記測定IV特性と前記基準IV特性との電圧差を比較する請求項2記載の燃料電池システム。
  8. 前記IV特性比較手段は、電流密度が0.5A/cm2以上のときの前記測定IV特性と前記基準IV特性との電圧差を比較する請求項2記載の燃料電池システム。
JP2005190960A 2005-06-30 2005-06-30 燃料電池システム Expired - Fee Related JP4839694B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005190960A JP4839694B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 燃料電池システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005190960A JP4839694B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 燃料電池システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007012402A true JP2007012402A (ja) 2007-01-18
JP4839694B2 JP4839694B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=37750618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005190960A Expired - Fee Related JP4839694B2 (ja) 2005-06-30 2005-06-30 燃料電池システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4839694B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181768A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Equos Research Co Ltd 燃料電池システム
JP2008269911A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Toyota Motor Corp 燃料電池システムおよび燃料電池システムにおけるガス圧力調節方法
JP2009004165A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
WO2009040516A3 (en) * 2007-09-26 2009-07-09 Intelligent Energy Ltd Fuel cell system
JP2010218692A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 燃料電池発電システムとそのメンテナンス発電制御方法
JP2013145711A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Toyota Motor Corp 燃料電池システムとこれを搭載した車両
JP2013196764A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Osaka Gas Co Ltd 固体高分子形燃料電池の運転方法
JP2013196765A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Osaka Gas Co Ltd 固体高分子形燃料電池の運転方法
JP2016048643A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 スズキ株式会社 燃料電池システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07153474A (ja) * 1993-09-06 1995-06-16 Imra Europ Sa 燃料電池発電装置
JPH09266002A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Aqueous Res:Kk 燃料電池発電装置およびその運転方法
JP2003173805A (ja) * 2001-12-05 2003-06-20 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池発電システム
JP2003217622A (ja) * 2002-01-17 2003-07-31 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池の運転方法および固体高分子型燃料電池

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07153474A (ja) * 1993-09-06 1995-06-16 Imra Europ Sa 燃料電池発電装置
JPH09266002A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Aqueous Res:Kk 燃料電池発電装置およびその運転方法
JP2003173805A (ja) * 2001-12-05 2003-06-20 Aisin Seiki Co Ltd 燃料電池発電システム
JP2003217622A (ja) * 2002-01-17 2003-07-31 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池の運転方法および固体高分子型燃料電池

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181768A (ja) * 2007-01-25 2008-08-07 Equos Research Co Ltd 燃料電池システム
JP2008269911A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Toyota Motor Corp 燃料電池システムおよび燃料電池システムにおけるガス圧力調節方法
JP2009004165A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
WO2009040516A3 (en) * 2007-09-26 2009-07-09 Intelligent Energy Ltd Fuel cell system
US9203100B2 (en) 2007-09-26 2015-12-01 Intelligent Energy Limited Fuel cell system
US9705141B2 (en) 2007-09-26 2017-07-11 Intelligent Energy Limited Fuel cell system
JP2010218692A (ja) * 2009-03-13 2010-09-30 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 燃料電池発電システムとそのメンテナンス発電制御方法
JP2013145711A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Toyota Motor Corp 燃料電池システムとこれを搭載した車両
JP2013196764A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Osaka Gas Co Ltd 固体高分子形燃料電池の運転方法
JP2013196765A (ja) * 2012-03-15 2013-09-30 Osaka Gas Co Ltd 固体高分子形燃料電池の運転方法
JP2016048643A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 スズキ株式会社 燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4839694B2 (ja) 2011-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4839694B2 (ja) 燃料電池システム
JP5083234B2 (ja) 燃料電池システム
US8956775B2 (en) Fuel cell system and method of detecting abnormality of fuel cell system
WO2011061817A1 (ja) 燃料電池のセル水分量の状態を判定する方法、その装置、燃料電池のセル水分量の状態を制御する方法、その装置及び燃料電池システム
EP1805839B1 (en) Fuel cell system
JP4839697B2 (ja) 燃料電池システム
JP2006351408A (ja) 燃料電池システム
US8877396B2 (en) Fuel cell system
JP2006073427A (ja) 燃料電池システム
JP2006269337A (ja) 燃料電池システム
CN111092249B (zh) 燃料电池***及其控制方法
US8728641B2 (en) Startup gas supply pressure control device of fuel cell system
JP5304863B2 (ja) 燃料電池システム
JP4982977B2 (ja) 燃料電池システム
JP2010086692A (ja) 燃料電池システム
US20230317995A1 (en) Information processing device and vehicle
JP2007188665A (ja) 燃料電池システム
US8691459B2 (en) Fuel cell system and scavenging method therefor
JP6200009B2 (ja) 燃料電池システムの運転方法
JP2009076261A (ja) 燃料電池システム及びその起動方法
JP2006179199A (ja) 燃料電池システム
CN113285105A (zh) 燃料电池***及其控制方法
JP4839695B2 (ja) 燃料電池システム
JP4839698B2 (ja) 燃料電池システム
CN113285104A (zh) 燃料电池***及其控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070329

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091228

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4839694

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees