JP2007011026A - 導電性部材、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電性支持体1と、該導電性支持体1上に形成された電気抵抗調整層3と、該電気抵抗調整層3と像担持体が一定の空隙を保持するように該像担持体と当接して該電気抵抗調整層3の両端部に形成された空隙保持部材5,5と、を有する導電性部材10において、該像担持体と当接する前記空隙保持部材5,5の外周面51の端部に面取り形状53が形成されているものとする。
【選択図】図1
Description
電気抵抗調整層3としてABS樹脂(デンカABS GR−3000、電気化学工業製)50重量%、及び、ポリエーテルエステルアミド(IRGASTAT P18、チバスペシャリティケミカルズ社製)50重量%を配合して樹脂組成物とし、この樹脂組成物100重量部にポリカーボネート−グリシジルメタクリレート−スチレン−アクリロイトリル共重合体(モディパーCL440−G、日本油脂社製)5重量部を配合した後、これらを溶融混練して溶融混練樹脂組成物とし、この溶融混練組成物をニッケルメッキされた硫黄快削鋼(SUM)からなる外径10mmの導電性支持体(芯軸)に射出成形により被覆して、電気抵抗調整層を形成した。そして、この電気抵抗調整層の両端部に、高密度ポリエチレン樹脂(ノバテックPP HY540、日本ポリケム社製)からなるリング状(1箇所に不連続部を有する)の空隙保持部材5を接着配置した。
電気抵抗調整層3としてABS樹脂(デンカABS GR−3000、電気化学工業製)50重量%、及び、ポリエーテルエステルアミド(IRGASTAT P18、チバスペシャリティケミカルズ社製)50重量%を配合して樹脂組成物とし、この樹脂組成物100重量部にポリカーボネート−グリシジルメタクリレート−スチレン−アクリロイトリル共重合体(モディパーCL440−G、日本油脂社製)5重量部を配合した後、これらを溶融混練して溶融混練樹脂組成物とし、この溶融混練組成物をニッケルメッキされた硫黄快削鋼(SUM)からなる外径10mmの導電性支持体(芯軸)に射出成形により被覆して、電気抵抗調整層を形成した。そして、この電気抵抗調整層の両端部に、高密度ポリエチレン樹脂(ノバテックPP HY540、日本ポリケム社製)からなるリング状(1箇所に不連続部を有する)の空隙保持部材5を接着配置した。
電気抵抗調整層としてABS樹脂(デンカABS GR−3000、電気化学工業製)50重量%、及び、ポリエーテルエステルアミド(IRGASTAT P18、チバスペシャリティケミカルズ社製)50重量%を配合して樹脂組成物とし、この樹脂組成物100重量部にポリカーボネート−グリシジルメタクリレート−スチレン−アクリロイトリル共重合体(モディパーCL440−G、日本油脂社製)5重量部を配合した後、これらを溶融混練して溶融混練樹脂組成物とし、この溶融混練組成物をニッケルメッキされた硫黄快削鋼(SUM)からなる外径10mmの導電性支持体(芯軸)に射出成形により被覆して、電気抵抗調整層を形成した。そして、この電気抵抗調整層の両端部に、高密度ポリエチレン樹脂(ノバテックPP HY540、日本ポリケム社製)からなるリング状(1箇所に不連続部を有する)の空隙保持部材5を接着配置した。
空隙保持部材と電気抵抗調整層との境界側の各端部は面取り加工を行わず、角形状とした。次いで、電気抵抗調整部3の表面に、アクリルシリコーン樹脂(3000VH−P、川上塗料社製)、イソシアネート系硬化剤(川上塗料社製)、及びカーボンブラック(全固形分に対して30重量%)からなる樹脂組成物をスプレーコーティングして約10μm厚の表面層4を形成した。その後、オーブンで80℃、1時間、塗料樹脂を加熱硬化させ、図7に示す導電性部材10を得た。この導電性部材10の空隙保持部材5には、端面部52側の端部にはバリ55、その反対側の端部には盛り上がり部56が生じている。
実施例1,2及び比較例で得た導電性部材を、帯電部材として、画像形成装置(図5を参照。)に搭載して、印加する電圧をDC=−800V、AC=2.4kVpp(周波数=2kHz)に設定し、300000枚の複写を行うことにより、帯電ムラ、帯電部材と像担持体との空隙量変化、及び空隙保持部材、像担持体の状態を観察した。なお、評価環境は、23℃、60%RHとした。評価結果は、次の表1に示される。
○:帯電量不足による帯電ムラが発生しないもの、
△:帯電量不足による僅かに帯電ムラが認められるもの、
×:帯電量不足による許容できない帯電ムラが発生するもの、
とした。
2 接着剤
3 電気抵抗調整層
4 表面層
5 空隙保持部材
6 像担持体
G 空隙
10 導電性部材
51 外周面
53 面取り形状
Claims (10)
- 導電性支持体と、該導電性支持体上に形成された電気抵抗調整層と、該電気抵抗調整層と像担持体が一定の空隙を保持するように該像担持体と当接して該電気抵抗調整層の両端部に形成された空隙保持部材と、を有する導電性部材において、該像担持体と当接する前記空隙保持部材の外周面の端部に面取り形状が形成されていることを特徴とする導電性部材。
- 前記空隙保持部材の面取り形状が、R形状または曲線を有する形状であることを特徴とする請求項1に記載の導電性部材。
- 前記空隙保持部材の面取り形状が、異なる曲率半径の曲面が連続するように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の導電性部材。
- 前記空隙保持部材の外周面が像担持体と当接したときに、該像担持体の外周面と前記導電性部材の外周面との間に一定間隔の空隙が形成されるように、前記電気抵抗調整層の外周面に対する前記空隙保持部材の外周面の高低差が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の導電性部材。
- 前記電気抵抗調整層の外周面に対する前記空隙保持部材の外周面の高低差が、前記導電性支持体上に設置された該空隙保持部材の外周面と前記導電性支持体上に設置された該電気抵抗調整層の外周面とに施された切削加工、研削加工等の除去加工による一体加工で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の導電性部材。
- 前記空隙保持部材の面取り形状が、前記空隙保持部材の側面から前記外周面に向かって施される切削加工、研削加工等の除去加工で形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の導電性部材。
- 前記導電性部材が円筒形状であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の導電性部材。
- 導電性部材が帯電部材であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の導電性部材。
- 請求項8に記載の帯電部材が被帯電体上に近接配置されるように設けられていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項9に記載のプロセスカートリッジを有することを特徴とする画像形成装置。
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JP2005192186A JP2007011026A (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 導電性部材、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
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2005
- 2005-06-30 JP JP2005192186A patent/JP2007011026A/ja active Pending
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