JP2007009859A - リザーブタンク - Google Patents

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Kenji Hara
健治 原
Katsushi Mashio
克司 真汐
Hidetaka Kobayashi
英貴 小林
Eiichi Mori
栄一 森
Koji Tsumura
幸治 津村
Kosuke Okamoto
浩輔 岡本
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Abstract

【課題】 容易且つ安価にリザーブタンクとオーバーフローホースを一体的に形成できるリザーブタンクの提供。
【解決手段】 上端がタンク本体1内の上部に接続され、且つ、下端がタンク本体1の側部において下方に向けられたオーバーフローホース4が、タンク本体1に密着した状態で一体的に形成されたリザーブタンクにおいて、タンク本体1が、オーバーフローホース4と共に2分割した部分にそれぞれ対応する第1樹脂部品6の合わせ部6aと第2樹脂部品7の合わせ部7aを溶着することにより一体的に形成されることとした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動車のリザーブタンクに関する。
従来、ラジエータの冷却水の熱膨張による調整を行うリザーブタンクの技術が公知となっており、このようなリザーブタンクは、図6、7に示すように、タンク本体01が、2つの樹脂部品06,07を最中状に重ねられて溶着されることにより箱状に形成される他、キャップC1を介してラジエータ側のホース(図示せず)が接続されるラジエータ側接続口02と、オーバーフローホース04がクリップ09等で接続されるオーバーフロー側接続口03が備えられている。
また、オーバーフローホース04は、冷却水の飛散防止を目的として車両下方へ導いて排出するようになっているが、車体の振動により振れやすいため、タンク本体01等に沿わせてクランプ部材等を用いて固定する必要があり、その組付け作業工程等に手間が掛かってコストが高く付くという問題がある。
そこで、オーバーフローホースをタンク本体の側部に密着させて一体的に形成したリザーブタンクの技術が公知になっている(特許文献1参照)。
特開平6−221157号公報
しかしながら、従来のリザーブタンクのように、タンク本体とオーバーフローホースをそれぞれ別体で形成した後に両者を溶着する場合には、両者を同時に成形できない上、タンク本体とオーバーフローホースとの溶着工程が必要になり、製造コストが高く付くという問題点があった。
また、オーバーフローホースとタンク本体を一体的に形成する場合であってもオーバーフローホースが側方に伸びる部分については別体の接続ホースを接続しているため、オーバーフローホース全体を一体的に形成することができず、詳細には、オーバーフローホースのタンク本体の側部に沿う部分をタンク本体に密着させることは可能であるが、オーバーフローホース全体をタンク本体に密着させることができず、製造コストが高く付くという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、容易且つ安価にオーバーフローホースとタンク本体を一体的に形成できるリザーブタンクを提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、上端がタンク本体内の上部に接続され、且つ、下端がタンク本体の側部において下方に向けられたオーバーフローホースが、タンク本体に密着した状態で一体的に形成されたリザーブタンクにおいて、前記タンク本体を、オーバーフローホースと共に2分割した部分にそれぞれ対応する第1樹脂部品の合わせ部と第2樹脂部品の合わせ部を溶着することにより一体的に形成したことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上端がタンク本体内の上部に接続され、且つ、下端がタンク本体の側部において下方に向けられたオーバーフローホースが、タンク本体に密着した状態で一体的に形成されたリザーブタンクにおいて、前記タンク本体を、オーバーフローホースと共に2分割した部分にそれぞれ対応する第1樹脂部品の合わせ部と第2樹脂部品の合わせ部を溶着することにより一体的に形成したことを特徴とするため、複数の成形型やスライド型を必要とすることなく、容易且つ安価にリザーブタンクとオーバーフローホースを一体的に形成できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1のリザーブタンクを示す斜視図、図2は本実施例1のリザーブタンクの側断面図、図3は本実施例1の第1樹脂部品を示す斜視図、図4は本実施例1の第2樹脂部品を示す斜視図、図5は本実施例1の第1樹脂部品と第2樹脂部品の溶着を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1、2に示すように、本実施例1のリザーブタンクは、ラジエータの冷却水の熱膨張による調整を行うためのものであって、タンク本体1がポリプロピレン等の樹脂製で略矩形状の箱体に形成されている。
タンク本体1の上部には、キャップCを螺合して脱着可能に装着するための接続部2が上方に向けて円筒状に突設されている。
また、キャップCの上面には、接続部2を介してタンク本体1内に連通した円形の連通穴3が形成されると共に、この連通穴3には、ラジエータの冷却水を流入させるための接続パイプ(図示せず)が嵌挿固定される。
また、タンク本体1の側部において、上端がタンク本体1内の上部に接続され、且つ、下端が下方を向く状態で設けられたオーバーフローホース4がタンク本体1と一体的に形成されている。
なお、オーバーフローホース4の下端には図示を省略する接続パイプが車両下方に向けて接続される。
その他、オーバーフローホース4が形成されたタンク本体1の側部と隣接する側部には、タンク本体1内の冷却水の標準水位の範囲を示す表示5が刻印される他、タンク本体1の底部には冷却水を完全に抜くための水抜き穴(図示せず)が形成されている。
なお、キャップCと接続パイプを嵌挿固定させる連通穴3は別体で異なる部位に設けても良い。
そして、本実施例1のリザーブタンクでは、タンク本体1が、その中央でオーバーフローホース4と共に2分割した部分にそれぞれ対応する第1樹脂部品6の合わせ部6a(図3参照)と第2樹脂部品7の合わせ部7a(図4参照)を溶着することにより一体的に形成されている。
具体的には、両樹脂部品6,7は、図示を省略する成形型を用いてそれぞれ一体的に形成される他、両合わせ部6a,7aを境にして接続部1b及び水抜き穴(図示せず)を除く全ての部位が対称形状となっている。
また、両樹脂部品6,7の合わせ部6a,7aはオーバーフローホース4を含む全ての部位が当接するように形成されている。
そして、両樹脂部品6,7の合わせ部6a,7aをそれぞれ図外の熱板により加熱溶融させた後、図5に示すように、両者を最中状に重ね合わせて両合わせ部6a,7a同士を圧着して溶着させることにより所望のリザーブタンクを得られるようになっている。なお、キャップCは後工程で接続部2に装着される。
なお、本実施例1では、両樹脂部品6,7を両合わせ部6a,7aを境にして接続部1b及び水抜き穴を除く全ての部位を対称形状としたが、この限りではない。
従って、両樹脂部品6,7をそれぞれ成形した後、両合わせ部6a,7aを溶着するという簡便な作業でもって、オーバーフローホース4をタンク本体1に一体的に形成できる。
ここで、従来の発明にあっては、タンク本体とオーバーフローホースをそれぞれ別体で形成した後に両者を溶着する場合には、両者を同時に成形できない上、タンク本体とオーバーフローホースとの溶着工程が必要になり、製造コストが高く付くという問題点があった。
また、オーバーフローホースとタンク本体を一体的に形成する場合であってもオーバーフローホースが側方に伸びる部分については別体の接続ホースを接続しているため、オーバーフローホース全体を一体的に形成することができず、詳細には、オーバーフローホースのタンク本体の側部に沿う部分をタンク本体に密着させることは可能であるが、オーバーフローホース全体をタンク本体に密着させることができず、製造コストが高く付くという問題点があった。
これに対し、本実施例1のリザーブタンクでは、前述したように、オーバーフローホース4全体をタンク本体1に一体的に形成できるため、オーバーフローホースとタンク本体を溶着したり、オーバーフローホースの一部に接続ホースを取り付ける必要がなく、容易且つ安価で所望のリザーブタンクを得ることができる。
このように構成されたリザーブタンクでは、ラジエータのオーバーフローした冷却水がキャップCの連通穴3に嵌挿固定された図外の接続パイプからタンク本体1内に流入して表示5の範囲内で貯留される。
そして、図2に示すように、何らかの原因によりタンク本体1内の冷却水の水位が表示5の上限を超えてオーバーフローした場合には、オーバーフローホース4内を破線矢印で示すように流通して図外の接続パイプより外部へ排出される。
また、冷却水の水位が表示5の下限よりも低くなった場合には、キャップCを外して冷却水の補給を行う。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1のリザーブタンクにあっては、上端がタンク本体1内の上部に接続され、且つ、下端がタンク本体1の側部において下方に向けられたオーバーフローホース4が、タンク本体1に密着した状態で一体的に形成されたリザーブタンクにおいて、タンク本体1が、オーバーフローホース4と共に2分割した部分にそれぞれ対応する第1樹脂部品6の合わせ部6aと第2樹脂部品7の合わせ部7aを溶着することにより一体的に形成されるため、容易且つ安価にリザーブタンクとオーバーフローホース4一体的に形成できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、本実施例1では、リザーブタンクの具体的な外形形状については適宜設定でき、例えば、横長または縦長の箱状、円柱状等の形状でも良い。
また、タンク本体1を、オーバーフローホース4に加えて円筒部2や水抜き穴を共に2分割した部分にそれぞれ対応する第1樹脂部品の合わせ部と第2樹脂部品の合わせ部を溶着することにより一体的に形成しても良い。この場合、第1樹脂部品と第2樹脂部品を完全に左右対称形状にできるため、成形型の種類や作動を少なくして効率的な生産が可能となる。
本発明の実施例1のリザーブタンクを示す斜視図である。 本実施例1のリザーブタンクの側断面図である。 本実施例1の第1樹脂部品を示す斜視図である。 本実施例1の第2樹脂部品を示す斜視図である。 本実施例1の第1樹脂部品と第2樹脂部品の溶着を説明する図である。 従来のリザーブタンクを示す斜視図である。 従来のリザーブタンクを示す斜視分解図である。
符号の説明
C キャップ
1 タンク本体
2 接続部
3 連通穴
4 オーバーフローホース
5 表示
6 第1樹脂部品
6a、7a 合わせ部
7 第2樹脂部品

Claims (1)

  1. 上端がタンク本体内の上部に接続され、且つ、下端がタンク本体の側部において下方に向けられたオーバーフローホースが、タンク本体に密着した状態で一体的に形成されたリザーブタンクにおいて、
    前記タンク本体を、オーバーフローホースと共に2分割した部分にそれぞれ対応する第1樹脂部品の合わせ部と第2樹脂部品の合わせ部を溶着することにより一体的に形成したことを特徴とするリザーブタンク。
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