JP2007009828A - エンジンのトルク演算装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンの出力トルクを算出するエンジンのトルク演算装置を提供する。
【解決手段】エンジン負荷相当値に基づき負荷相当トルクEvTを算出し平均化して負荷平均化トルクEv(s)を得る負荷平均化トルク算出手段A1と、筒内圧信号pmiを出力する筒内圧センサ20と、筒内圧信号pmiに基づき筒内圧相当トルクPTを求め平均化処理して筒内圧平均化トルクPTaveを得る筒内圧平均化トルク算出手段A2と、負荷平均化トルクEv(s)の筒内圧平均化トルクPTaveに対するトルク偏差SATを求め、同トルク偏差を減少させる学習値EvTLRNを算出する学習値算出手段A3と、負荷相当トルクを学習値で修正した出力トルクToutを出力する修正トルク出力手段A4とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンの出力トルクを演算するエンジンのトルク演算装置に関する。
自動車に搭載されているエンジンやそれに接続された回転伝達系の被制御手段は、エンジン出力トルクに基づき制御値が演算され、その制御値に基づき制御されることが多く、これらの制御特性、特に制御精度はエンジン出力トルク自体の演算精度に影響されることとなる。
例えば、特開平6−72187号公報(特許文献1)に開示の自動変速機付車両用エンジン制御装置及びその制御装置では、エンジンの燃焼室の圧力を検出する筒内圧センサの出力に基づいてエンジンの出力トルクを検出し、この検出トルクに基づいて自動変速機の油圧やエンジン自身のトルクを制御するようにしている。
更に、特開2000−329222号公報(特許文献2)の無段変速機(CVT)の制御装置では、一対のプーリに対してそれぞれベルトが滑らないように油圧を用いて押付ける際のクランプ力が、ライン圧制御によって行なわれており、このライン圧制御はCVTに入力される入力トルク(エンジンから出力されるトルク)と変速比とに基づいて行われている。ここでのライン圧制御では、例えばアクセルペダル開度とエンジン回数速度とに基づき算出される平均有効圧力に基いて推定される値をエンジン出力トルクとして用いて、このトルク情報に基づいてライン圧制御が行われている。
特開平6−72187号公報 特開2000−329222号公報
しかし、特許文献2のように、実トルクでなく、エンジン回転速度やアクセル開度に基づき、エンジン出力トルクを推定して求める手法では、エンジン出力トルクはその精度が比較的低い。このため、推定されたエンジン出力トルクを用いて、無段変速機のベルトクランプ力を制御しても、精度は十分ではなく、精度が不十分である分だけの余裕を見込んでベルトクランプ力を設定することになるため、燃費の悪化を招くという問題が生じている。
また、特許文献1のように筒内圧に基づいてエンジンの出力トルクを求める場合、正確なエンジントルクを求めることはできるが、求められるトルクは燃焼の結果としてのトルクであり、サイクル毎の燃焼変動に起因したトルク変動を含むので、変速機等の制御用の情報として使用するには平均化したものを使用せざるを得ない。しかし、これでは過渡時に対応できない問題がある。
本発明は、以上のような課題に基づきなされたもので、車両のエンジンや回転伝達系に付設される被制御手段を制御するのに用いるエンジントルクを精度よく演算して制御に利用できるエンジンのトルク演算装置を提供することにある。
請求項1の発明は、エンジンの負荷相当値に基づき負荷相当のトルクを算出し同負荷相当トルクを平均化して負荷平均化トルクを得る負荷平均化トルク算出手段と、エンジン燃焼室の筒内圧信号を出力する筒内圧センサと、上記筒内圧センサの出力に基づき筒内圧相当トルクを求め同筒内圧相当トルクを平均化処理して筒内圧平均化トルクを得る筒内圧平均化トルク算出手段と、上記負荷平均化トルクの上記筒内圧平均化トルクに対するトルク偏差を求め、同トルク偏差を減少させる学習値を算出する学習値算出手段と、上記負荷相当トルクを上記学習値で修正した出力トルク情報を出力する修正トルク出力手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のエンジンのトルク演算装置において、上記負荷相当値平均値に対する上記負荷相当値の偏差が所定値を上回る過渡運転域では上記筒内圧平均化トルク算出手段は上記筒内圧平均化トルクの算出を停止させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載のエンジンのトルク演算装置において、上記学習値算出手段は上記負荷平均化トルクの上記筒内圧平均化トルクに対するトルク偏差が所定値を上回る場合にのみ、同トルク偏差を減少させる学習値を更新することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載のエンジンのトルク演算装置において、上記修正トルク出力手段は上記エンジンに連結された無段変速機の制御装置にベルトクランプ力制御用の情報として上記出力トルク情報を出力することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、負荷平均化トルクの筒内圧平均化トルクに対するトルク偏差を求め、そのトルク偏差を減少させる学習値を算出した上で、その学習値で負荷相当トルクを修正して得た出力トルクを出力するようにした。このため、負荷相当トルクが筒内圧平均化トルクにより修正され精度の良い出力トルク情報が得られる。
請求項2の発明によれば、負荷相当値が負荷相当値平均値に対して大きく変化する過渡運転域では筒内圧平均化トルクが不安定なため、筒内圧平均化トルクの算出を停止させることより、この運転域では無駄な筒内圧平均化トルクの算出を止め、制御の簡素化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、負荷平均化トルクの筒内圧平均化トルクに対するトルク偏差が比較的大きい場合にのみ、学習値を更新して、その学習値で負荷相当トルクを修正して、精度の良い出力トルク情報を得ており、トルク偏差が比較的小さい場合の修正は排除し、制御の簡素化を図っている。
請求項4の発明によれば、精度の高い出力トルク情報を無段変速機のベルトクランプ力制御に有効活用することができ、ベルトクランプ力制御の制御精度が向上して燃費を効率よく向上させることができる。
以下、エンジン負荷相当値として体積効率を用いた場合の本発明の一実施形態としてのエンジンのトルク演算装置を説明する。
図1にはこのエンジンのトルク演算装置を装備する車両のエンジン及びそれに連結された回転伝達系を示した。エンジンのトルク演算装置は多気筒4サイクルエンジン(以後単にエンジンと記す)1に搭載される。
エンジン1は各シリンダ2内の燃焼室Cに吸気路3より吸気を導入し、燃焼ガスが排気路4より排出される。各燃焼室Cには燃料噴射弁5によって燃料噴射が成され、点火プラグ6により混合気の点火処理が成され、これによりピストンクランク機構7が燃焼エネルギを回転エネルギに変換して回転伝達系8を介して駆動輪9に回転駆動力が伝達されている。
なお、エンジン1は層状燃焼可能なリーンバーンエンジンである。このエンジンの吸気路3はエアクリーナー11、スロットルバルブ12、吸気多岐管13、各燃焼室Cがこの順に配備される。なお、排気路4は排気多岐管14、排ガス浄化装置である不図示の触媒コンバータ、マフラー等を経て大気開放されている。
エンジン1は燃料供給装置、点火装置、スロットル駆動装置等を制御するエンジン制御手段としてのエンジンコントローラ(ECU)15を備える。ここで、燃料供給装置は燃料を噴射するインジェクタ5及びインジェクタ駆動回路16、その制御機能部を成すエンジンコントローラ(ECU)15を備える。点火装置は燃焼室Cの混合気の点火を行う点火プラグ6及び点火駆動回路(イグナイタ)17、その制御機能部を成すエンジンコントローラ15を備える。
なお、各燃焼室Cには筒内圧センサ20が配設され、これによって、燃焼室Cの筒内圧pmiの信号をエンジンコントローラ(ECU)15に出力している。
スロットル駆動装置は電子制御式であり、不図示のアクセルペダルの操作量θaをアクセル開度センサ18で検出し、この検出結果と他の情報量とに基づいてその制御機能部を成すエンジンコントローラ15がスロットルバルブ12の開度を決定するものである。スロットルバルブ12は、これに付随して配設されたスロットルモータ19によって開閉される。また、スロットルバルブ12に付随して、その開度θsを検出するスロットルポジションセンサ21が配設され、その情報はECU15に出力されている。
エアクリーナ11内には、吸気量Qa情報を得るエアフローセンサ22が配備され、その情報はECU15に出力される。またエンジン本体101の水温Tw情報を検出する水温センサ24が配備され、その検出信号はECU15に出力されている。
エンジン1の一端には回転伝達系8の要部を成す変速ケーシング25が固着される。変速ケーシング25内にはエンジン1のクランク軸に接続される流体継手27、前後進切換え機構28、無段変速機(CVT)29が収容される。無段変速機29のセカンダリプーリ32側は出力軸33に連結され、同軸は減速機構34を介し駆動輪9側に連結される。
流体継手27は回転ダンパ機能を備え、従動側の前後進切換え機構28に回転を伝達する。前後進切換え機構28は不図示の遊星歯車式の回転方向切換え機構を備え、これらは不図示の油圧切換え機構で切換え操作される。
図1,2に示すように、無段変速機(CVT)29は前後進切り換え機構28の出力回転を受けるプライマリプーリ31と出力軸33に回転力を伝えるセカンダリプーリ32を備え、プライマリプーリ31とセカンダリプーリ32とにスチールベルト35が掛け渡される。両プーリはそれぞれ固定側と可動側のプーリ材を油圧アクチュエータで接離させる機構を備え、プライマリプーリ31とセカンダリプーリ32に対するスチールベルト35の巻き付け径を可変させ、低変速比(高変速段)から高変速比(低変速段)までを達成できるように形成されている。このような無段変速機29は油圧切換え機構36に切換え操作される。
回転伝達系8を切換え制御する油圧切換え機構36は変速ケーシング25の下部に配備され、切換え用の電磁弁37が装着される。ここで油圧切換え機構36の制御油圧は回転伝達系8に駆動される不図示の油圧ポンプにより供給される。
ここで油圧切換え機構36の電磁弁37や不図示の電動ポンプは回転伝達系の駆動系コントローラ(CVTECU)38に制御されており、この駆動系コントローラ38はエンジンコントローラ15に信号回線39で相互に接続される。
エンジンコントローラ15は双方向性バスによって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)151、RAM(ランダムアクセスメモリ)152、DRAM(不揮発メモリ)153、CPU(マイクロプロセッサ)150、入力ポート154および出力ポート155を備え、ここでは、周知のエンジン駆動制御手段A0の他に、負荷平均化トルク算出手段A1と,筒内圧平均化トルク算出手段A2と,学習値算出手段A3と、修正トルク出力手段A4としての機能を備える。なお、駆動系コントローラ38も同様のハード構成を採り、エンジンコントローラ15からの情報も使用して回転伝達系8の油圧切換え機構36の電磁弁37を駆動する。
図3に示すように、エンジン駆動制御手段A0は、燃料供給部a1、点火時期制御部a2,スロットル駆動制御部a3としての機能を備える。
ここで、燃料供給部a1は,暖機時、定常時、過渡時等の各運転モードに沿って現在の吸入空気量Qa、エンジン回転数Ne相当の基本噴射量(噴射時間パルス幅に相当する)Tinjを求め、これに水温補正値δqwを加算して燃料噴射量Pw(=Tbinj−δqw)を決定する。更に、各運転モードに応じた噴射時期tiを決定し、燃料噴射量Pwを各気筒の燃料噴射弁24の噴射駆動回路16にセットする。点火時期制御部a2は、エンジン回転数Ne相当の基本点火時期θpbを不図示のノックセンサにより得たノック信号snに応じて一定量遅角処理して点火時期θpを決定し、その点火時期θpを各気筒の点火駆動回路17にセットしている。
スロットル駆動制御部a3は、不図示のアクセルペダルの操作量θaをアクセル開度センサ18で検出し、この検出結果と他の情報量とに基づいてスロットルバルブ12の目標開度を決定し、現開度を目標開度に修正駆動する。
負荷平均化トルク算出手段A1は、ドライバーが要求する負荷である体積効率Ev相当のトルクを算出し同体積効率相当トルク(EvT)を平均化して体積効率平均化トルクEv(s)を得る、との機能を備える。
筒内圧平均化トルク算出手段A2は、筒内圧pmi相当のトルクPTを求め同筒内圧相当トルクPTを平均化処理して筒内圧平均化トルクPTaveを得る、との機能を備える。
学習値算出手段A3は、負荷平均化トルクEv(s)の筒内圧平均化トルクPTaveに対するトルク偏差SAT(=PTave−(EvT+EvTLRN))を減少させる学習値EvTLRNを算出する、との機能を備える。
修正トルク出力手段A4は、体積効率相当トルク(EvT)を学習値EvTLRNで修正した出力トルクTout=(EvT+EvTLRN)を被制御手段に出力する、との機能を備える。
なお、ここでの被制御手段は、駆動系コントローラ(CVTECU)38に制御されるCVTである。具体的には、駆動系コントローラ(CVTECU)38はCVTのベルトクランプ力に相当するライン圧を増減調整する電磁弁37のデューティー比を出力トルクToutに応じた値として不図示のデューティー比演算マップより演算し、同デューティー比で電磁弁37を駆動することとなる。
ECU15は図示しないメインスイッチのキーオンによりメインルーチンでの制御に入る。ここでは、まず、エンジン回転数Ne、アクセル開度θa、スロットル開度θs,吸入空気量Qa、水温Tw等の各値が各センサからの最新検出値として取り込む。次いで、エンジン駆動制御手段A0として、運転条件に応じて圧縮行程噴射モード、吸気行程噴射モード、それ以外のストイキ域での理論空燃比モード等が算出され、それぞれのモードでの最適なエンジン出力を得るよう、現在の吸入空気量Qa、エンジン回転数Neに基づき噴射時期tiを決定し、燃料噴射量Pwで各気筒の燃料噴射弁5を駆動する。しかも、エンジン回転数Neに基づき点火時期θpを決定し、その点火時期θpに点火プラグ6を着火処理し、アクセル開度θaに基づく目標開度を決定して、同開度にスロットルバルブ12の開度を修正駆動する。このようなメインルーチンの途中の所定の制御ステップ位置に達すると、筒内圧からのトルク算出ルーチンや出力要求トルクの筒内圧による補正ルーチンの処理を順次実行する。
以下、このように構成された本発明に係るエンジンのトルク演算装置の作動を図7乃至図8のフローチャートに沿って説明する。
図7の筒内圧からのトルク算出ルーチンのステップs1に達すると、筒内圧センサ20より求めた最新の筒内圧pmiに相当するエンジン出力トルクPT(=pmi×Kpm)を所定のトルク変換係数Kpmの乗算によって算出する。次いでステップs2では最新の吸入空気量Qaとエンジン排気量に基づき瞬時の体積効率Evを求め、それと前回までの体積効率Evの平均値(フィルタ値)Ev(s−1)とに所定の取り込み係数Kを用いて今回の平均値(フィルタ値)Ev(s)=Ev×(1−k)+Ev(s−1)×kとして算出を行う。
ステップs3では、今回のフィルタ値Ev(s)に対する瞬時の体積効率Evの偏差の絶対値が予め設定される所定値β1と比較される。この所定値β1は体積効率Evの値の変化が比較的大きく、図4に符号d1で示すアクセル踏み込みに伴い生じた過渡運転時を判断する閾値として設定されている。
変化幅が小さく定常時にステップs4に達すると、ここでは、エンジン出力トルクの平均値PTaveの算出に入り、まず、エンジン出力トルクPTの加算処理SUM=SUM+PTを行う。次いで、ステップs6ではカウンタ(不図示)を1アップし、ステップs7ではカウンタ値が所定回数nに達したか否か判断し、達するまでステップs6でのエンジン出力トルクPTの加算処理SUM=SUM+PTを繰り返し、カウントアップで、ステップs8に進む。
ステップs8、s9では所定回数であるカウンタ回数nだけ加算されたエンジン出力トルクPTの加算値SUMをカウンタ回数nで除算して、筒内圧から得られたエンジン出力トルクの平均値PTave(=SUM/n)を算出し、エンジン出力トルク平均値算出終了フラグをオンして、この回の制御を終了しメインルーチンに戻る。
一方、ステップs3で体積効率Evの値の変化幅が大きく、図4に符号d1で示すアクセル踏み込みに伴い生じた過渡運転時であると、ステップs5に達し、ここでは、エンジン出力トルクPTの平均値PTaveの算出を停止すべく、ステップs10、s11と進み、エンジン出力トルクPTの加算値SUMをクリアし、エンジン出力トルク平均値算出終了フラグをオフし、この回の制御を終了しメインルーチンに戻る。
このように、筒内圧からのトルク算出ルーチンのステップs2、s3では、体積効率Evが体積効率平均値Ev(s)に対して大きく変化する過渡運転域d1では筒内圧から得られたエンジン出力トルクの平均化トルクPTaveが不安定なため、筒内圧平均化トルクPTaveの修正値を用いないことより、この運転域では無駄な筒内圧平均化トルクの算出を止め、制御の簡素化を図ることができる。
次に、出力要求トルクの筒内圧による補正ルーチンのステップa1〜a3に達すると、エンジン回転数Neの最新値を求め、最新の吸入空気量Qaとエンジン排気量に基づき体積効率Evを求め、NeとEvとから図5(a)に示すEvTマップを用い、体積効率相当トルクEvTを算出する。
次いで、ステップa4ではステップs9で処理されているエンジン出力トルク平均値算出終了フラグがオンか否か判断し、オフではステップa13に、オンではステップa5に進む。エンジン出力トルクPTの平均値PTaveが算出されステップa5に達すると、ここでは、最新のエンジン出力トルク平均値PTaveに対して、体積効率相当トルクEvT、ここでは後述の学習値EvTLRNで修正を加えた状態での体積効率相当トルク値(EvT±EvTLRN)が有するトルク偏差SAT(=PTave−(EvT±EvTLRN))を算出し、ステップa6で、このトルク偏差SATの絶対値が所定値γ1を上回るか否か判断する。上回らないとステップa10に、上回るとステップa7に進む。
今回の体積効率相当トルクEvTがエンジン出力トルク平均値PTaveに対して補正が必要と思われるだけのずれである所定値γ1を上回るとしてステップa7に達すると、ここでは最新のトルク偏差SATの正、負を判断し、正で体積効率相当トルクEvTに対してエンジン出力トルクPT平均値PTaveが大きい場合、ステップa8で体積効率相当トルクEvTの学習値EvTLRNを所定量α増加させて更新する。逆に、負で体積効率相当トルクEvTに対してエンジン出力トルクPT平均値PTaveが小さい場合、ステップa9で体積効率相当トルクEvTの学習値EvTLRNを所定量α低減させて更新する。
このステップa8、a9、あるいは修正処理なしにステップa6からステップa10〜a13に達すると、ここでは、今回の体積効率相当トルクEvTの学習値EvTLRNの更新が終了したとして、ステップs8、s7で用いた加算値SUMをクリアし、カウンタ値nをクリアし、ステップa4で判断したエンジン出力トルク平均値算出終了フラグをクリア(オフ)し、ステップa13に達する。
ステップa13では最新の体積効率相当トルクEvTを学習値EvTLRNで修正した値(EvT±EvTLRN)を今回の出力トルクToutとして、被制御手段側の駆動系コントローラ(CVTECU)38に出力し、この回の制御を終えてメインルーチンにリターンする。これにより、駆動系コントローラ(CVTECU)38がCVTの最適クランプ力が得られるライン圧を得るように、電磁弁37をデューティー駆動することとなる。なお、ステップa4で、トルク平均値算出終了フラグがオフでステップa13に達した場合には前回値のエンジン出力トルクPTの平均値PTaveが駆動系コントローラ(CVTECU)38に出力されることとなる。
このように、出力要求トルクの筒内圧による補正ルーチンのステップa5において、負荷平均化トルクとしての(EvT±EvTLRN)の筒内圧平均化トルク(エンジン出力トルク平均値)PTaveに対するトルク偏差SATを求め、そのトルク偏差を減少させる学習値(EvTLRN±α)をステップa8、a9で算出した上で、その学習値で体積効率相当トルクEvTを修正した出力トルクTout情報が被制御手段A5に出力される。
このため、体積効率相当トルクEvTが筒内圧平均化トルクPTaveにより修正され精度の良い出力トルク情報Tout(=EvT±EvTLRN)が得られ、被制御手段A5の制御を精度良く行うことができる。特に、本実施形態ではこの出力トルク情報は被制御手段A5であるCVTECU38に入力されて、CVTのベルトクランプ力制御に利用されるので、ベルトクランプ力制御の制御制度が向上して燃費を効率良く向上させることができる。
更に、ステップa6で、負荷平均化トルクの筒内圧平均化トルクに対するトルク偏差SATが比較的大きい場合にのみ、同学習値(EvTLRN±α)を算出して、その学習値で体積効率相当トルクEvTを修正して、精度の良い出力トルクToutを得ており、トルク偏差が比較的小さい場合の修正は排除し、無駄な制御を排除し、制御の簡素化を図ることができる。
次に、エンジンの負荷相当値として燃料噴射量を用いた場合の本発明の実施形態(第2の実施形態)としてのエンジンのトルク演算装置を説明する。なお、ここでのエンジンのトルク演算装置は図1のエンジンのトルク演算装置と比較し、エンジンコントローラ15aの制御機能の一部が図9に示すように相違する点以外は同様の構成を採り、ここでは重複説明を略す。
エンジンコントローラ15aは、周知のエンジン駆動制御手段A0の他に、図9に示すように、噴射量平均化トルク算出手段A1aと,筒内圧平均化トルク算出手段A2aと,学習値算出手段A3aと、修正トルク出力手段A4aとしての機能を備える。
エンジン駆動制御手段A0は、図3で説明したと同様に、燃料供給部a1、点火時期制御部a2,スロットル駆動制御部a3としての機能を備える。
噴射量平均化トルク算出手段A1aは、ドライバーが要求する燃料噴射量Pw相当のトルクPwTを算出し、同噴射量相当トルクPwTを平均化した噴射量平均化トルクPw(s)を算出する、との機能を備える。
筒内圧平均化トルク算出手段A2aは、筒内圧pmi相当のトルクPTを算出し,同筒内圧相当トルクPTを平均化して筒内圧平均化トルクPTaveを得る、との機能を備える。
学習値算出手段A3aは、噴射量相当トルクPwTの筒内圧平均化トルクPTaveに対するトルク偏差SAT{=PTave−(PwT+PwTLRN)}を求め、同トルク偏差SATを減少させる学習値PwTLRNを算出する、との機能を備える。
修正トルク出力手段A4aは、噴射量相当トルクPwTを学習値PwTLRNで修正した修正トルクTout=(PwT―PwTLRN)を被制御手段に出力する、との機能を備える。
なお、被制御手段A5は図1で説明したと同一の駆動系コントローラ(CVTECU)38に制御されるCVT29である。
このような図9のエンジンのトルク演算装置は図1のエンジンのトルク演算装置と比較し、体積効率相当トルクEvTに代えて噴射量相当トルクPwTを算出する点のみが相違する。このため、ここでのエンジンのトルク演算装置の作動を説明する図10及び図11のフローチャートにおいても、体積効率相当トルクEvTに代えて噴射量相当トルクPwTを算出し、処理した点以外は同一処理が多く、重複説明を略して以下の説明を行う。
図10の筒内圧からのトルク算出ルーチンでは最新の筒内圧pmiに相当するエンジン出力トルクPT算出し(ステップs1)、ステップs2’で噴射駆動回路16で用いた燃料噴射量Pwを読み込み、それと前回までの燃料噴射量Pwのフィルタ値Pw(s−1)とに所定の取り込み係数Kを用いて今回のフィルタ値Pw(s)=Pw×(1−k)+Pw(s−1)×kとして算出を行う。
ステップs3’では、今回のフィルタ値Pw(s)に対する瞬時の燃料噴射量Pwの偏差と過渡運転時を判断する所定値β2と比較する。定常時にはステップs4、s6と進み、エンジン出力トルクPTの加算処理SUM=SUM+PTを行い、カウンタを1アップする。ステップs7でカウンタ値が所定回数nに達するのを待ち、ステップs8、s9に進み、カウンタ回数nだけ加算されたエンジン出力トルクPTの加算値SUMをカウンタ回数nで除算して、エンジン出力トルクPTの平均値PTave(=SUM/n)を算出し、エンジン出力トルク平均値算出終了フラグをオンして、メインルーチンに戻る。ステップs3’で体積効率Evの値の変化幅が大きい過渡運転時であると、ステップs5〜s11に進み、エンジン出力トルクPTの平均値PTaveの算出を停止すべく、加算値SUMをクリアし、エンジン出力トルク平均値算出終了フラグをオフし、メインルーチンに戻る。
次に、図11の出力要求トルクの筒内圧による補正ルーチンのステップa1〜a3’では、エンジン回転数Ne、体積効率Evを求め、Neと燃料噴射量Pwとから噴射量相当トルクPwTを算出する。ステップa4ではエンジン出力トルク平均値算出終了フラグがオンを判断してステップa5’に進む。ここではエンジン出力トルクPTの平均値PTaveが算出され、これに対して噴射量相当トルク値(PwT±PwTLRN)が有するトルク偏差SAT{=PTave―(PwT±PwTLRN)}を算出する。ステップa6で、トルク偏差SATの絶対値が所定値γ2を上回る場合ステップa7に進む。噴射量相当トルク値(PwT)がエンジン出力トルク平均値PTaveに対して補正が必要と思われるずれである所定値γ2を上回ると、ステップa7でトルク偏差SATの正、負を判断し、噴射量相当トルクPwTに対してエンジン出力トルク平均値PTaveが大きい場合、ステップa8’で学習値EvTLRNを所定量α増加させ、噴射量相当トルクPwTに対してエンジン出力トルク平均値PTaveが小さい場合、ステップa9’で学習値EvTLRNを所定量α低減させる。
この後、ステップa10〜a13’に進むと、加算値SUMをクリアし、カウンタ値nをクリアし、エンジン出力トルク平均値算出終了フラグをクリア(オフ)し、ステップa13’に達する。
ステップa13’では最新の噴射量相当トルクPwTを学習値PwTLRNで修正した値(PwT±PwTLRN)を今回の出力トルクToutとして、駆動系コントローラ(CVTECU)38に出力し、メインルーチンにリターンする。これにより、駆動系コントローラ(CVTECU)38がCVTの最適クランプ力が得られるライン圧を得るように、電磁弁37をデューティー駆動することとなる。
図9に示したエンジンのトルク演算装置の場合も、ステップs2’、s3’で説明したように、噴射量Pwが噴射量平均値Pw(s)に対して大きく変化する過渡運転域d1では筒内圧から得られたエンジン出力トルクPTの平均化トルクPTaveが不安定なため、筒内圧平均化トルクPTaveの修正値を用いないことより、この運転域では無駄な筒内圧平均化トルクの算出を止め、制御の簡素化を図ることができる。
更に、図9のエンジンのトルク演算装置では、ステップa5’で説明したように、噴射量平均化トルクとしての(PwT+PwTLRN)の筒内圧平均化トルク(エンジン出力トルク平均値)PTaveに対するトルク偏差SATを求め、そのトルク偏差を減少させる学習値(PwTLRN±α)をステップa8’、a9’で説明したように算出した上で、その学習値で噴射量相当トルクPwTを修正して得た出力トルクToutを被制御手段のトルク制御に使用できるようにした。
このため、噴射量相当トルクPwTが筒内圧平均化トルクPTaveにより修正され精度の良い出力トルクTout(=PwT+PwTLRN)が得られ、この精度の良い被制御手段A5のトルク制御を行うことができ,CVTへの適用で効果が高い点は前述の一実施形態と同様である。
なお、本発明の実施形態としてリーンバーンエンジンを用いて説明したが、本発明はこれに限らず、吸気ポート内に燃料を噴射するマルチ噴射タイプのエンジンに適用しても良く、この場合も図1の装置と同様の作用効果が得られる。また、エンジンの負荷相当値としては、平均有効圧など他の指標を用いてもよい。
本発明の一実施形態としてのエンジンのトルク演算装置を装備したエンジンの概略構成図である。 図1のエンジンの回転伝達系内のCVTの部分断面図である。 図1のエンジンの回転伝達系の制御部のブロック図である。 図1のエンジンのトルク演算装置で検出する筒内圧の変動線図である。 本発明のエンジンのトルク演算装置で用いる演算マップを示し、(a)は体積効率演算マップ線図、(b)は噴射量演算マップ線図を示す。 図1のエンジンのトルク演算装置の経時的な制御特性説明線図である。 図1のエンジンのトルク演算装置が行う、筒内圧からのトルク算出ルーチンのフローチャートである。 図1のエンジンのトルク演算装置が行う、出力要求トルクの筒内圧による補正ルーチンのフローチャートである。 本発明の他の実施形態としてのエンジンのトルク演算装置の制御機能ブロック図である。 図9のエンジンのトルク演算装置が行う、筒内圧からのトルク算出ルーチンのフローチャートである。 図9のエンジンのトルク演算装置が行う、出力要求トルクの筒内圧による補正ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
20 筒内圧センサ
38 被制御手段
A1 負荷平均化トルク算出手段
A2 筒内圧平均化トルク算出手段
A3 学習値算出手段
A4 修正トルク出力手段
C 燃焼室
Ev 体積効率
EvT 体積効率相当トルク
Ev(s) 負荷平均化トルク
EvTLRN 学習値
pmi 筒内圧信号
PT 筒内圧相当トルク
PTave 筒内圧平均化トルク
Pw 噴射量
SAT トルク偏差
Tout 出力トルク

Claims (4)

  1. エンジンの負荷相当値に基づき負荷相当のトルクを算出し同負荷相当トルクを平均化して負荷平均化トルクを得る負荷平均化トルク算出手段と、
    エンジン燃焼室の筒内圧信号を出力する筒内圧センサと、
    上記筒内圧センサの出力に基づき筒内圧相当トルクを求め同筒内圧相当トルクを平均化処理して筒内圧平均化トルクを得る筒内圧平均化トルク算出手段と、
    上記負荷平均化トルクの上記筒内圧平均化トルクに対するトルク偏差を求め、同トルク偏差を減少させる学習値を算出する学習値算出手段と、
    上記負荷相当トルクを上記学習値で修正した出力トルク情報を出力する修正トルク出力手段と、
    を具備することを特徴とするエンジンのトルク演算装置。
  2. 請求項1記載のエンジンのトルク演算装置において、
    上記負荷相当値平均値に対する上記負荷相当値の偏差が所定値を上回る過渡運転域では上記筒内圧平均化トルク算出手段は上記筒内圧平均化トルクの算出を停止させることを特徴とするエンジンのトルク演算装置。
  3. 請求項1記載のエンジンのトルク演算装置において、
    上記学習値算出手段は上記負荷平均化トルクの上記筒内圧平均化トルクに対するトルク偏差が所定値を上回る場合にのみ、同トルク偏差を減少させる学習値を更新することを特徴とするエンジンのトルク演算装置。
  4. 請求項1記載のエンジンのトルク演算装置において、
    上記修正トルク出力手段は上記エンジンに連結された無段変速機の制御装置にベルトクランプ力制御用の情報として上記出力トルク情報を出力することを特徴とするエンジンのトルク演算装置。
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