JP2007009625A - 車両用ドアロック装置およびドアロック方法 - Google Patents

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勝大 野中
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Abstract

【課題】主電源の故障時に予備電源の電力消費を抑える。
【解決手段】車両ドアのロック解除に関与する第1の電子機器21およびロック解除に関与しない第2の電子機器22と、第1の電子機器21および第2の電子機器22に電力を供給する第1の電力供給手段31と、第1の電力供給手段31の故障時に、第1の電子機器21のみに電力を供給する第2の電力供給手段32とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、主電源の故障時においてもドアロックを解除可能な車両用ドアロック装置およびドアロック方法に関する。
従来、ドアにシリンダ錠を有することなく、ドアロックをアンロックするために、車両に設けられた電源からの電力によって車両周囲に磁界を発生させ、この磁界による電力を利用してユーザーが携帯するキーからIDを送信させ、このIDと車両が有するIDが一致した場合に、ドアロックをアンロックさせるようにした技術が知られている(例えば特許文献1参照)。上記従来技術においては、主電源の故障時においてもドアのアンロックを許可するために、磁界の発生のために専用の予備電源を用いるようにしている。
特開2003−262054号公報
しかしながら、上記公報記載の装置は、キーを有するユーザーが車両周囲に存在するかを監視するために、常時予備電源の電力を使用していたので、電力消費が大きかった。
本発明による車両用ドアロック装置およびドアロック方法は、車両ドアのロック解除に関与する第1の電子機器およびロック解除に関与しない第2の電子機器に第1の電力供給手段により電力を供給し、第1の電力供給手段の故障時に、第2の電力供給手段により第1の電子機器のみに電力を供給する。
本発明によれば、第1の電力供給手段の故障時に、車両ドアのロック解除に関与する電子機器のみに第2の電力供給手段から電力を供給するようにしたので、第2の電力供給手段の電力消費を抑えることができる。
図1は、本発明の実施形態による車両用ドアロック装置の構成例を示すブロック図である。このロック制御装置100は車両に備えられたものであり、コントローラ10に、エマージェンシー用スイッチ21、通常制御用スイッチ22、電源ユニット30、ロッキング解錠機構40が、それぞれ接続されて構成されている。そして、以下で詳細に説明するように、本実施の形態による車両用ドアロック装置では、主電源31の故障時に予備電源32から電力を供給するとともに、通常制御用スイッチ22への通電を禁止し、エマージェンシー用スイッチ21のみ通電可能とする。
電源ユニット30は主電源31と予備電源32からなり、主電源31とコントローラ10の間に予備電源32が接続される。そして主電源31が正常状態にあるときは主電源31からコントローラ10に電力が供給されるとともに、主電源31の電力が予備電源32としてのバッテリ33に充電される。主電源31の故障時にはバッテリ33に蓄電された電力がコントローラ10に供給される。バッテリ33は小型であり、バッテリ33には主電源31の故障に備えて必要最小限の電力が蓄電される。そのため、主電源31の故障時におけるバッテリ33の消費電力を最小限に抑える必要がある。
エマージェンシー用スイッチ21は、主電源31の故障時にドアロックを解除するために操作されるスイッチであり、車両ドア外面に設けられた図示しないスイッチボタンによって操作され、スイッチ21の操作により車両外部からロック解除指令を入力する。通常制御用スイッチ22はロック解除とは無関係なスイッチであり、ギアポジションを検出しているスイッチ(Pレンジ検出スイッチ等)やパーキングブレーキのオンオフを検出するスイッチなどである。
コントローラ10には、ユーザーが携帯するリモコン50に対し信号の送信を要求する送信回路11が形成されている。送信回路11は主電源31の故障時に、エマージェンシー用スイッチ21の操作によりアンテナ12を起動させる。すなわち、エマージェンシー用スイッチ21が操作されると、予備電源32から送信回路11に供給される電力を制御部13が制御し、コイルに電流を流してアンテナ12から磁界を発生させる。なお、主電源31の正常時には、エマージェンシー用スイッチ21の操作によらず、所定時間毎に制御部13がアンテナ12を起動させる。
アンテナ12から発生した磁界が車両外部のリモコン50に及ぶと、リモコン50の受信回路51に電流が流れ、ROM52に記憶されたキーIDの電波信号を図示しないアンテナを介してリモコン50からコントローラ10に送信する。コントローラ10の制御部13では、リモコン50から受信したキーIDとROM14に記憶されたIDとを照合し、両者が一致するとロッキング解錠信号を出力する。
ロッキング解錠機構40は車両ドアのロックを解除するものである。ロッキング解錠機構40はロック解除用モータを有し、制御部13からロッキング解錠信号が出力されると、ロック解除用モータが駆動してドアロックを解除する。
本実施の形態では、主電源31の故障時に予備電源32の電力消費を抑えるために、ドアロックの解除に関与するエマージェンシー用スイッチ21のみ通電を許可し、ドアロック解除に関与しない通常制御用スイッチ22への通電を禁止する。以下、この点について説明する。
図2は、スイッチ21,22の操作を検出するコントローラ10の内部構成を示す図である。レギュレータ101は予備電源32から供給される所定電圧(12V)を所定電圧(5V)に変換する。レギュレータ101には電圧回路102が接続され、電圧回路102にはトランジスタ103を介して電圧回路104が直列に接続されている。電圧回路102の電圧(5V)は、エマージェンシー用スイッチ21の入力回路105に分配され、電圧回路104の電圧(5V)は、通常制御用スイッチ22の入力回路106に分配される。
CPUなどで構成される制御回路107には予備電源32が接続され、主電源31が故障して予備電源32から電力供給が開始されると、それに伴い予備電源作動信号が入力される。この予備電源作動信号に応じて制御回路107がトランジスタ103を制御する。図3は制御回路107における処理を示すフローチャートである。ステップS1では予備電源32から予備電源作動信号が入力されたか否か、すなわち主電源31の故障により予備電源32から電力供給が開始されたか否かを判定する。
主電源31が故障でないときは、ステップS1が否定されてステップS2に進み、トランジスタ103をオンする。これにより電圧回路104で電圧(5V)が生成され、通常制御用スイッチ22の通電が許可される。一方、主電源31が故障のときは、ステップS1が肯定されてステップS3に進み、トランジスタ103をオフする。これにより電圧回路104で電圧が生成されず、通常制御用スイッチ22の通電が禁止される。
本実施の形態に係る車両用ドアロック装置の動作をまとめると次のようになる。
(1)正常時
主電源31が正常に動作していれば、コントローラ10には主電源31からの電力が供給されるため制御回路107に予備電源作動信号は入力されず、トランジスタ103がオンされる(ステップS2)。このため電圧回路104で電圧(5V)が生成されて通常制御用スイッチ22の通電が許可され、通常制御用スイッチ22の作動による車両の制御が可能となる。また、この状態では所定時間毎にアンテナ12が起動し、リモコン50を携帯したユーザーが車両に近づくとキーIDを受信する。そしてIDの照合の後、ロッキング解錠機構40によりドアロックが解除される。
(2)故障時
主電源31の故障時には、制御回路107に予備電源作動信号が入力され、トランジスタ103がオフされる(ステップS3)。このため電圧回路104で電圧は生成されず、エマージェンシー用スイッチ21のみが通電可能となる。また、この状態ではユーザーがエマージェンシー用スイッチ21を操作するまでアンテナ12は起動せず、スイッチ21の操作によりアンテナ12が起動すると、キーIDを受信する。そしてIDの照合の後、ロッキング解錠機構40によりドアロックが解除される。これにより予備電源32の電力消費を必要最小限に抑えることができる。
本実施の形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)主電源31が故障している場合に、予備電源32からの電力をドアロック解除に関与する部品(エマージェンシー用スイッチ21,ドアロック解錠機構40)のみに供給可能とし、ドアロック解除に関与しない部品(通常制御用スイッチ22等)には供給しないようにした。これにより主電源31が故障した場合であってもドアロックを解除することができるととともに、予備電源32の電力消費を必要最小限に抑えることができる。
(2)主電源31の故障時に、エマージェンシー用スイッチ21の操作によりアンテナ12を起動するようにしたので、車両周囲に磁界を発生させてリモコン50のIDとの照合によりドアロックを解除する場合にも、電力消費を最小限に抑えることができる。
(3)主電源31の正常時、つまり主電源31からコントローラ10に電力が供給されている場合は、所定時間毎にアンテナ12を起動するので、エマージェンシー用スイッチ21を操作する必要がなく、ドアを容易にアンロックすることができる。
(4)予備電源32の作動を表す予備電源作動信号に応じてトランジスタ103を制御するので、構成が容易である。
(5)主電源31とコントローラ10の間に予備電源32を接続し、主電源31の正常時に主電源31からの電力を予備電源32に充電するので、主電源31の故障時に予備電源32に蓄電された電力を用いてドアロックを解除することができる。
なお、上記実施の形態では、予備電源作動信号に応じて制御回路107がトランジスタ103をオフすることで、電圧回路104で電圧を生成させずに予備電源32の電力をエマージェンシー用スイッチ21のみに供給するようにしたが、主電源31の故障時にドアロック解除に関与する電子機器のみに予備電源32からの電力を供給するのであれば、第2の電力供給手段の構成はいかなるものでもよい。すなわち電源部としての予備電源32と、予備電源作動信号を検出する検出部としての制御回路107と、予備電源32を制御する制御部としての制御回路107により第2の電力供給手段を構成しなくてもよい。
エマージェンシー用スイッチ21をロック解除に関与する電子機器として用い、通常制御用スイッチ22をロック解除に関与しない電子機器として用いたが、第1の電子機器および第2の電子機器はこれに限らない。第1の電力供給手段を構成する主電源31とコントローラ10の間に予備電源32を接続したが、回路構成はこれに限らない。主電源31の故障時に、ロック解除検出手段としてのエマージェンシー用スイッチ21が操作されると、通信回路としてのアンテナ12を介してリモコン50に電力を供給するとともに、リモコン50からのIDを受信し、判定回路としての制御部13で照合してドアロックを解除するようにしたが、ロック解除に係わる構成は図1に示したものに限らない。例えばリモコン自体が電源を有するものでもよい。
すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態の車両用ドアロック装置に限定されない。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
本発明の実施の形態による車両用ドアロック装置の構成例を示すブロック図である。 図1のコントローラの内部構成を示す図である。 図2の制御回路における処理動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 コントローラ
21 アンテナ
22 オープナスイッチ
23 ロックセンサ
24 ドア開スイッチ
31 ラッチ駆動モータ
32 ロック駆動モータ
200 リモコン

Claims (6)

  1. 車両ドアのロック解除に関与する第1の電子機器およびロック解除に関与しない第2の電子機器と、
    前記第1の電子機器および第2の電子機器に電力を供給する第1の電力供給手段と、
    前記第1の電力供給手段の故障時に、前記第1の電子機器のみに電力を供給する第2の電力供給手段とを備えることを特徴とする車両用ドアロック装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ドアロック装置において、
    車室外のユーザーが携帯する携帯機との間で通信する通信回路と、
    前記携帯機からの信号に基づきロック解除の許可/不許可を判定する判定回路と、
    ユーザーからのドアロック解除指令を検出するロック解除検出手段とを備え、
    前記第2の電力供給手段は、前記第1の電力供給手段の故障時に、前記ドアロック解除指令が検出されるまでは前記携帯機との間で通信を行わず、前記ドアロック解除指令が検出されると前記携帯機との間で通信を行うように前記通信回路に電力を供給するとともに、前記判定回路でロック解除の許可と判定されるとドアロック解除用の電力を供給することを特徴とする車両用ドアロック装置。
  3. 請求項1または2に記載の車両用ドアロック装置において、
    前記第2の電力供給手段は、前記第1の電力供給手段から供給される電力を蓄電することを特徴とする車両用ドアロック装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ドアロック装置において、
    前記第2の電力供給手段は、前記第1の電力供給手段の正常時に充電を行うことを特徴とする車両用ドアロック装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ドアロック装置において、
    前記第2の電力供給手段は、電源部と、電源部からの電力供給の有無を検出する検出部と、電源部を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記検出部により電源部からの電力供給が検出されると、前記第1の電子機器のみに電力を供給するように電源部を制御することを特徴とする車両用ドアロック装置。
  6. 車両ドアのロック解除に関与する第1の電子機器およびロック解除に関与しない第2の電子機器に第1の電力供給手段により電力を供給し、
    前記第1の電力供給手段の故障時に、第2の電力供給手段により前記第1の電子機器のみに電力を供給することを特徴とする車両用ドアロック方法。
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