JP2007001651A - 容器 - Google Patents

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Katsumi Kameda
克巳 亀田
Yutaka Uematsu
裕 植松
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Abstract

【課題】使用時に溶質を溶かすことが可能な容器を提供する。
【解決手段】容器本体3の上端に形成される口部Oと、その口部Oを覆う保持部材12と、その保持部材12上に載置された固形のお茶エキス(溶質)4と、保持部材12に当接してその保持部材12を破壊する押込パーツ(破壊部材)13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば飲料水などの溶媒と、液状または固形もしくは半固形のお茶エキスなどの溶質とを分離して貯留した容器に関する。
従来、お茶飲料のペットボトル(容器)は、お茶エキスが飲料水に溶けた状態で容器本体内に充填され、容器本体の口部をキャップで閉じられた状態で販売されている。消費者はこのお茶を飲むときはキャップを回して開封し、容器本体の口部に口をつけてお茶飲料を飲んでいた。
しかし、このような従来のお茶飲料は、溶質であるお茶エキスと溶媒である飲料水とを製造工程で混ぜ合わせてペットボトルに充填したものであり、時間の経過とともにお茶の香りや風味が劣化してしまい、消費者がこのお茶のペットボトルを購入してするときには、製造時のお茶飲料の品質を保持することができないという問題があった。
これに対しては、飲料水の充填された容器と固形のお茶エキス(溶質)とをそれぞれ別々に所持し、飲用する際にお茶エキスを容器内の飲料水に溶かすという方法が考えられる。
しかし、このような方法では、飲料水の充填された容器とお茶エキスを別々に所持するため、一方をなくしてしまう恐れがある。特に、お茶エキスは容器に比べて小さいため、なくしてしまう可能性が高く、必要なときにお茶飲料を飲むことができないという問題が生じる恐れがある。
そこでこの発明の目的は、使用時に溶質を溶かすことが可能な容器を提供することにある。
このため請求項1に記載の発明は、溶媒を貯留した容器であって、
容器本体の上端に形成される口部と、該口部を覆う保持部材と、該保持部材上に載置された溶質と、前記保持部材に当接して該保持部材を破壊する破壊部材とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の容器において、前記保持部材に連続して上方に向かって設けられるとともに外周に雄ネジの形成された円筒部と、該円筒部の雄ネジに係合する雌ネジが内側面に形成されたキャップとを備え、
前記破壊部材は、該破壊部材の上端が前記キャップの天面内側に当接可能であるとともに、前記破壊部材の下端が前記保持部材に当接可能に備えられることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の容器において、前記キャップの縁部に前記キャップの回転を阻止するためのスペーサが剥離自在に設けられることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の容器において、前記破壊部材が、下端を斜切りにした円筒と、該円筒の上端を覆う押当板とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、溶媒を貯留した容器であって、容器本体の上端に形成される口部と、その口部を覆う保持部材と、その保持部材上に載置された溶質と、保持部材に当接してその保持部材を破壊する破壊部材とを備えるので、溶質と溶媒とを別々に所持する手間が省けるとともにいずれかを紛失してしまう恐れを回避することができる。また、破壊部材で保持部材を破壊することによって溶質を溶媒中に落とすので、簡単な構成で溶質を溶媒と混ぜ合わせることができる。
さらに、使用時に溶質を溶かすことが可能な容器を提供することができ、溶質と溶媒とを混ぜ合わせた状態ですぐに飲用または使用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、保持部材に連続して上方に向かって設けられるとともに外周に雄ネジの形成された円筒部と、その円筒部の雄ネジに係合する雌ネジが内側面に形成されたキャップとを備え、破壊部材は、その破壊部材の上端がキャップの天面内側に当接可能であるとともに、破壊部材の下端が保持部材に当接可能に備えられるので、キャップを回し込むことによって破壊部材を下方に押込み、さらに押込まれた破壊部材が保持部材を押込んで破壊するので、容易に溶質を溶媒と混ぜ合わせることができる。
請求項3に記載の発明によれば、キャップの縁部にキャップの回転を阻止するためのスペーサが剥離自在に設けられるので、スペーサを剥離したときにのみキャップを回し込むことが可能となり、不用意にキャップを回転させて保持部材を破壊してしまうことを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、破壊部材が、下端を斜切りにした円筒と、その円筒の上端を覆う押当板とを備えるので、簡単な構成で保持部材を破壊することができる。
以下、図面を参照しつつ、この発明を実施するための最良の形態について詳述する。
図1は、この発明の容器の一例として、容器の上部にお茶エキスを固形状態で備えた飲料容器の断面図である。
容器1は、飲料水(溶媒)2を貯蔵した容器本体3と、容器本体3の上端に係合する保持体6と、保持体6の上部に係合するキャップ5などを備える。なお、キャップ5の内側には固形のお茶エキス(溶質)4を備える。
図2には、容器1の上部拡大断面図を示す。
容器本体3はPETなどのより形成され、容器本体3の上部外周には雄ネジが形成されている。
保持体6は樹脂の一体成形により形成される。保持体6は、円筒状の保持体下部6Aと、保持体下部6Aの上端に連続して形成されたドーナツ板状の保持体中部6Bと、保持体中部6B内側縁から上方に起立して連続的に設けられた保持体上部6C、および、保持体中部6Bの内縁に破断可能な薄肉部12Aを介して連続して設けられた円板状の保持部材12より構成される。なお、薄肉部12は、保持部材12の外縁に全周にわたって形成されている。
保持体下部6Aの内周には容器本体3の上部外周に形成された雄ネジに係合する雌ネジを設ける。一方、保持体上部(円筒部)6Cの外周には雄ネジを設ける。
キャップ5は樹脂の一体成形により形成される。キャップ5は、キャップ本体10とピルファーバンド(スペーサ)11などで構成される。なお、ピルファーバンド11は破断可能な薄肉連結部11Aを介してキャップ本体10と連続して形成されている。
キャップ本体10は円筒状のキャップ側部10Sと、キャップ側部10Sの上端の開口を塞ぐように、キャップ側部10Sの上端に連続して円盤状に形成されたキャップ天部10Uとから構成される。なお、キャップ側部10Sの下部内周には、上記保持体上部6Cの外周に設けられた雄ネジに係合する雌ネジを設ける。
ピルファーバンド11は、キャップ側部10Sの下端に沿って円環状に設けられるが、その円環の一部にピルファーバンド11を引き剥がすことを容易にするツマミを設けることが望ましい。また、ピルファーバンド11はキャップ5が不必要にねじ込まれることを防止するためのストッパーの役割をするものであり、ピルファーバンド11の下端が保持体中部6Bに当接するようにキャップ5が配設されることが望ましい。
キャップ5の内側には、押込パーツ(破壊部材)13を備える。押込パーツ13は樹脂の一体成形により形成される。
図3に示すように、押込パーツ13は、下端13Dを斜切りにした下部円筒13Aと、その下部円筒13Aに連続して設けられた上部円筒13Bと、上部円筒13Bの上端を覆う円盤状の押当板13Cより構成される。
なお、下部円筒13Aの内径と上部円筒13Bの内径とは同一寸法である一方、下部円筒13Aの外径は上部円筒13Bの外径よりも小さく形成されている。そして、押当板13Cの直径は、上部円筒13Bの外径よりも大きく形成する。
そして、お茶エキス4は保持部材12上に載置される。このとき、お茶エキス4は押込パーツ13の内側となるように配設する。
なお、押込パーツ13は、押当板13Cがキャップ天部10Uの内側面に当接するように、かつ、下部円筒13Aの下端13Dの一部が保持部材12に当接するように配設される。
このように構成された容器1でお茶の飲料を調製する方法について図1〜3を参照しつつ、図4を用いて説明する。
まず、ピルファーバンド11のツマミを手でつまんでをキャップ5からピルファーバンド11を剥がす。次に、キャップ本体10をねじ込む。すると、キャップ天部10Uが押込パーツ13の押当板13Cの天面13Uを押し、押込パーツ13が押し下げられる。これによって、保持部材12に当接している下部円筒13Aの下端13Dが保持部材12の図中左側部分を押して薄肉部12Aに押込負荷をかける。これにより、左側部分の薄肉部12Aより破断が進行する。
キャップ本体10をさらにねじ込むと、右側部分の薄肉部12A近傍に下端13Dが当接するが、左側部分の薄肉部12Aはすでに破断されて自由端となっているので、保持部材12は右側部分の薄肉部12Aを支点として矢印方向に垂れ下がり保持体中部6Bに支持された状態となる(図4)。
このように保持部材12の左側部分の薄肉部12Aが破断されることによって、お茶エキス4が飲料水2中に落下する。
そして、容器1を手で保持してシェイクし、お茶エキス4を飲料水2に溶解させてお茶飲料を調製する。
お茶エキス4が溶解したら、保持体下部6Aを把持してねじりながら保持体6を容器本体3から分離させ、容器本体3の上端に口部Oを露出させて、この口部Oよりお茶エキス4が溶解して調製されたお茶飲料を飲む。
このように、この例の容器を用いるとお茶飲料は飲むときに調製されるので、風味や品質を損なうことなく本来の味を味わうことができる。
以上詳述したように、この発明の容器1は、容器1の上端に形成される口部Oと、その口部Oを覆う保持部材12と、その保持部材12上に載置された固形のお茶エキス(溶質)4と、保持部材12に当接してその保持部材12を破壊する押込パーツ(破壊部材)13とを備える。
また、保持部材12に連続して上方に向かって設けられるとともに外周に雄ネジの形成された保持体上部(円筒部)6Cと、保持体上部6Cの雄ネジに係合する雌ネジが内側面に形成されたキャップ5とを備え、押込パーツ13は、押込パーツ13の上端(押当板13C)がキャップ5の天面10U内側に当接可能であるとともに、押込パーツ13の下端13Dが保持部材12に当接可能に備えられる。
さらに、キャップ5の縁部にキャップ5の回転を阻止するためのピルファーバンド(スペーサ)11が剥離自在に設けられる。
加えて、押込パーツ13が、下端13Dを斜切りにした円筒(下部円筒13A)と、その円筒(上部円筒13B)の上端を覆う押当板13Cとを備える。
なお、上述の例では、お茶飲料を構成する溶質としてお茶エキス4、溶媒として飲料水1を用いたが、この発明はこれに限定されるものではなく、例えば、溶質として固形状のビタミン剤、サプリメントなど、溶媒として加糖飲料、アルコール飲料などを用いてもよい。
また、上述の例では、容器本体3をPETで、キャップ5および保持体6を樹脂で形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、アルミニウム、スチールなどで形成してもよい。
この発明の容器の一例を示すお茶エキスを備える容器の断面図である。 図1のキャップ付近の拡大断面図である。 押込パーツの斜視図である。 図1の容器のお茶エキスを飲料水内に落下させた状態を示す図である。
符号の説明
1 容器
2 飲料水(溶媒)
3 容器本体
4 お茶エキス(溶質)
5 キャップ
6 保持体
6A 保持体下部
6B 保持体中部
6C 保持体上部
10 キャップ本体
10S キャップ側部
10U キャップ天部
11 ピルファーバンド(ストッパ)
11A 薄肉連結部
12A 薄肉部
12 保持部材
13 押込パーツ(破壊部材)
13A 下部円筒
13B 上部円筒
13C 押当板
13D 下端
O 口部

Claims (4)

  1. 溶媒を貯留した容器であって、
    容器本体の上端に形成される口部と、該口部を覆う保持部材と、該保持部材上に載置された溶質と、前記保持部材に当接して該保持部材を破壊する破壊部材とを備えることを特徴とする、容器。
  2. 前記保持部材に連続して上方に向かって設けられるとともに外周に雄ネジの形成された円筒部と、該円筒部の雄ネジに係合する雌ネジが内側面に形成されたキャップとを備え、
    前記破壊部材は、該破壊部材の上端が前記キャップの天面内側に当接可能であるとともに、前記破壊部材の下端が前記保持部材に当接可能に備えられることを特徴とする、請求項1に記載の容器。
  3. 前記キャップの縁部に前記キャップの回転を阻止するためのスペーサが剥離自在に設けられることを特徴とする、請求項2に記載の容器。
  4. 前記破壊部材が、下端を斜切りにした円筒と、該円筒の上端を覆う押当板とを備えることを特徴とする、請求項3に記載の容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009057098A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Yoshino Kogyosho Co Ltd 二剤混合容器
JP2012158361A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Yoshino Kogyosho Co Ltd 詰め替え容器
US8302795B2 (en) 2007-07-16 2012-11-06 Cedevita D.O.O. Cap for bottles with box for powder material for preparation of beverages

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