JP2006525194A - 開放可能な包装体および該包装体のための裁断片 - Google Patents

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Abstract

本発明は、対象物を取り囲むための開放可能な包装体であって、壁(1)が設けられており、ほぼ平らな少なくとも1つの壁エレメント(11,12,13,14)に対角線折り目(21,22,23,24)が設けられており、該対角線折り目を介して壁の一部が、蓋(2)として旋回可能に枢設されている形式のものに関する。本発明によれば、対応配置された蓋(2,2′,2′′,2′′′)を備えた少なくとも2つの対角線折り目(21,22,23,24)が設けられており、蓋(2,2′,2′′,2′′′)が、閉鎖された状態で少なくとも部分的に重なっており、各蓋(2,2′,2′′,2′′′)が、壁の、蓋(2,2′,2′′,2′′′)に対応配置された部分に少なくとも1つの立体角隅(29)を有しており、ほぼ平らな各壁エレメント(11,12,13,14)に多くとも1つの対角線折り目(21,22,23,24)が設けられている。さらに、本発明は、折り可能な面状の材料から成る、開放可能な包装体(1)のための裁断片であって、複数の壁エレメント(11,12,13,14,15,16,17,18)が設けられており、該壁エレメントが、それぞれ1つの折り線(101)を介して折り可能に結合していて、組立て時に包装体(1)の、組み合わされる仕切り縁部(111)を形成している形式のものに関する。本発明によれば、少なくとも2つの壁エレメント(11,12,13,14)に、壁エレメントの仕切り縁部(111)に対して平行でない1つの対角線折り目(21,22,23,24)が設けられており、該対角線折り目を介して壁の一部が、蓋(2,2′,2′′,2′′′)として旋回可能に枢設されており、壁(1)の旋回可能な蓋(2,2′,2′′,2′′′)が、壁エレメント領域(11′,12′,13′,14′)の、対応配置された壁エレメントの対角線折り目(21,22,23,24)を介して旋回可能な部分のほかに、組立て時に少なくとも1つの立体角隅(29)を形成する少なくとも2つの別の壁エレメントまたは壁エレメント領域を有している。

Description

本発明は、対象物を取り囲むための開放可能な包装体であって、壁が設けられており、ほぼ平らな少なくとも1つの壁エレメントに対角線折り目が設けられており、該対角線折り目を介して壁の一部が、蓋として旋回可能に枢設されている形式のものに関する。さらに、本発明は、このような包装体のための裁断片に関する。
開放可能な包装体は、公知先行技術において種々異なる構成で知られている。たとえば、直方体状の古典的な折り箱では、直方体の少なくとも1つの面、たいてい両端面が面全体にわたって開放可能である。この場合、このような形式の直方体状の包装体のための裁断片には、折り線を介して残りの包装体に枢設された開放可能な端面のほかに、包装体にたいてい、折り目を介して枢設された2つの保持舌片が設けられており、開放可能な端面に付加的に1つの差込み舌片が設けられている。このような形式の包装体、たとえば練り歯磨きチューブのための包装体は比較的快適に開放することができ、必要な場合には、再閉鎖することもできる。しかし、手による閉鎖舌片の導入に手間がかかり、包装体が、開放された状態でそれほど気に入られないという欠点がある。
贈答品、公告品またはCDのための気に入られる包装体は、ドイツ連邦共和国特許第19532454号明細書に基づき公知である。この公知の包装体では、フラットなまたは特に角錐形の包装体形状が面状の一体の裁断片から形成される。この裁断片は、底エレメントから起立したサイドエレメントに切込みを有している。この切込み内には、包装体の組立て時に、サイドエレメントに重なる舌片エレメントが差込み可能である。これにより、包装体裁断片の簡単な差し合わせによって、安定した三次元的な包装体が形成される。にもかかわらず、この包装体は常に面状の裁断片に開放することができる。この場合、開放された包装体は特別な展示特徴を示さない。むしろ、この包装体は、多色のまたは装飾的に着色された材料から成る厚紙裁断片製の贈答用包装体として形成されて、常に閉鎖されて使用されることが望ましい。補足的には、透明なバリエーションも提案される。
ドイツ連邦共和国特許第2408879号明細書に基づき、折り可能な材料、たとえば板紙またはこれに類するものから成る、個別の品物のための直方体状の箱、特に煙草箱が公知である。この公知の箱は、上側の領域に設けられた、隣接する複数の箱壁にわたって延びる取出し開口を備えた主部分と、複数の壁から成る、箱の一部として形成された、箱の主部分に旋回可能に枢設された閉鎖キャップとから成っている。この閉鎖キャップは、閉鎖された状態で箱を完成させていて、この場合、取出し開口の領域と、主部分の、取出し開口に続く壁区分とを取り囲んでいる。この場合、取出し開口は片側で箱の角隅領域に位置している。この場合、折り線によってマーキングされた旋回軸線は箱の広幅面にわたって斜めに延びている。この場合、閉鎖キャップは、互いに直角を成して向けられた3つの壁から成っている。
さらに、ドイツ連邦共和国実用新案第9213593号明細書に基づき、上方で開放する直方体状の収容部分と、この収容部分の、幅方向に延びる上側の縁部に位置する旋回軸線を中心として開放旋回可能である蓋とを備えた、直方体状のポーションパックで包装される品物のための包装システムが公知である。この場合、収容部分の、旋回軸線に対して垂直な側壁は、旋回軸線から離れた前壁から共通の縁部で少なくとも高さの上側の部分にわたって分離されている。この場合、側壁は対角線、つまり、旋回軸線から分離部の下側の端部に延びる弱化線を有している。この端部の上側の区分は開放旋回可能である。
ヨーロッパ特許出願公開第1216926号明細書に基づき、調製食品対象物のための包装体が公知である。この公知の包装体では、少なくとも1つの立体角隅を有する個々の区分が、対角線折り目を中心として旋回可能に枢設されている。この場合、旋回可能な区分の対角線折り目は全て包装体の底部に配置されている。たとえば紐輪による底部の持上げ時には、旋回可能な区分が下方に旋回し、内部に収容された調製食品対象物のための提供ホルダを形成している。
本発明の課題は、容易に開放可能であると共に再閉鎖可能であり、さらに、特殊な開放体験もしくは開放された状態での高い展示価値を示す、対象物の取囲み体としての安定した包装体を提供することである。さらに、本発明の課題は、このような包装体のための裁断片を提供することである。
この課題は、請求項1記載の包装体ならびに請求項7記載の裁断片によって解決される。
対応配置された蓋を備えた少なくとも2つの対角線折り目が設けられていることによって、包装体の驚くべき開放機能性が達成される。相応して、裁断片は、折り可能な面状の材料から形成されている。少なくとも2つの対角線折り目により実現される開放機能によって、それぞれ包装体壁の一部が蓋として包装体の幾何学的な形状に対して斜角を成して開放旋回させられる。この場合、蓋は、閉鎖された状態で完全にまたは部分的に重なっている。これによって、包装体の魅力的な展示機能が、開放された状態でもしくは部分開放された状態で得られる。閉鎖された状態では、重なる蓋が互いに上下で支持されていて、したがって、安定した包装体を形成している。
この場合、たとえば三角形の面、四角形の面または多角形の面、いずれにせよ、ほぼ平らな面の、反対の側に位置する2つの縁点または角隅点の間に設けられた折り目、つまり、対角線折り目が設けられていることが重要である。この折り目は、ほぼ立体幾何学的な包装体を開放もしくは再閉鎖するための「ヒンジ」として働く。さらに、各蓋が、壁の、蓋に対応配置された部分に少なくとも1つの立体角隅を有していることが重要である。これによって、壁の、開放可能な蓋を形成する旋回可能な部分が、張設された立体角隅によって安定化される。相応して、壁の旋回可能な蓋部分は、壁エレメントの、対応配置された壁エレメントの対角線折り目を介して旋回可能な部分のほかに、組立て時に少なくとも1つの立体角隅を有する少なくとも2つの別の壁エレメントを有している。これによって、安定した立体角隅を備えて形成された蓋を備えた包装体を有する裁断片が提供されている。包装体は、閉鎖された状態で著しく安定している。開放された状態では、蓋がねじり剛性的であり、美的に特に気に入られるように作用する。
これにより、本発明による包装体によって、ただ1つの包装体に包装機能と展示機能とをまとめることが実現されている。この結果、内部に収容された品物の著しく良好な提供ならびに著しく情緒的な新しい開放体験が得られる。同時に対角線折り目包装体は、従来それほど使用することができない公告面および情報面を蓋もしくは包装体の、以前には使用されない、いまや立派な内面に提供する。
ほぼ平らな壁エレメントが、少なくなくとも3つの仕切り縁部を有しており、対角線折り目が、全ての仕切り縁部に対して平行に方向付けられていない場合に開放過程に特に関心が引かれる。この場合、驚くべきことに、機能性の、つまり、開放および再閉鎖したい包装体が常に実現される。
対角線折り目が、ほぼ平らな壁エレメントの、仕切り縁部から形成された1つまたは2つの角隅を通って延びていることによって、包装体の少なくとも1つの仕切り縁部が、包装体の開放時に形成される開放縁部に合致することが達成される。対角線折り目が壁エレメントの2つの角隅を通って延びている場合には、この開放方向に対して、可能な限り大きな開放幅が達成される。したがって、包装体内に収容された対象物を、包装体の開放時に全面にわたって覗き込むことができ、容易に取り出すことができる。
裁断片において、壁エレメントに、折り線を介して結合された結合舌片が設けられており、該結合舌片が、組立て時に包装体の、接合される仕切り縁部を形成していることによって、蓋の立体角隅だけでなく、包装体の残りの立体角隅もねじり剛性的となり、安定性を備えて形成される。
旋回可能な蓋が、閉鎖された状態で包装体の壁に部分的にオーバラップして形成されていることによって、包装体の強度が、閉鎖された状態でさらに高められる。
オーバラップ部もしくは重なり部が、少なくとも1つの壁エレメントに設けられており、該壁エレメントの各壁層の切り口が、開放縁部を形成していることによって、手による包装体の開放が容易になる。なぜならば、各壁層の開放縁部が包装体縁部に合致しないからである。外側の壁層の開放縁部は、使用者の指を壁エレメントの下側の壁層に沿って滑動させることによって操作することができる。これによって、包装体の、外側の壁層に対応配置された蓋が開放される。
蓋の立体角隅が、湾曲させられた構造部から形成されていると、立体角隅の、蓋を安定化させる機能が、湾曲させられた構造部の空間形状によって「準立体角隅」として模造される。蓋の立体角隅のこのような湾曲させられた構造部は、たとえば1回の成形プロセスによってプラスチックから製作することができる。
裁断片において、組立て時に、湾曲させられた構造部は、面状の弾性的な材料を使用して形成することができる。この場合、互いに隣接する少なくとも2つの壁エレメントまたは壁エレメント領域の組み立てたい縁部の少なくとも1つの縁部が直線状でなく、これによって、組立て時に、湾曲させられた構造部が生ぜしめられるようになっている。このような形式の裁断片において、組立て時に蓋の立体角隅を、湾曲させられた構造部として形成するためには、直線状でない縁部が、蓋に設けられており、これによって、組立て時に立体角隅が、湾曲させられた構造部として形成されている。
この場合、面状の材料として全ての包装材料、たとえば紙、板紙、段ボール、マイクロ波、プラスチック、プラスチックシート、プレキシガラス、金属薄板および適宜に加工されたガラスおよび木材が考慮される。この場合、本発明による原理は、種々異なる立体幾何学的な形状、たとえば立方体、直方体、角錐台形等に種々異なる形で使用可能である。湾曲させられた面、丸み付けられた縁部および/または角隅を備えた空間形状も可能である。
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
以下の新規の実施例では、同機能の構成部分を同じ符号で使用する。念のために付言しておくと、本発明による対角線折り目は多数の包装体形状に使用可能であり、全てのバリエーションを実施例につき完全に図示することは不可能である。裁断片図には、折り線が破線で示してある。本発明による対角線折り目は裁断片に濃い破線で図示してある。切断縁部は実線として示してある。
図1に示した実施例は、方形の底面と、相応に4つの側面とを備えた一種の角錐台形である。すなわち、この角錐台形では、全部で6つの壁エレメント11,12,13,14,15,16が、相応に特徴付けられて、対象物を取り囲む壁1を生ぜしめる。
角錐形の包装体(壁1)は一体の面状の裁断片10から形成されている。図1c)に示したように、この裁断片10は、底面を形成する方形の壁エレメント15と、この壁エレメント15に続く、ほぼ台形を有する、包装体の背面を形成する壁エレメント14と、両側に続く、同じくほぼ台形を有する側壁としての壁エレメント11,12と、この壁エレメント11,12に両側で続く壁エレメント領域13′,13′′とから成っている。壁エレメント11,12の上側の仕切り縁部には壁エレメント領域16′,16′′が付設されている。この壁エレメント領域16′,16′′は、裁断片10の組み立てられた状態で角錐台形の包装体の上側の壁エレメント16を形成している。さらに、裁断片10では、結合舌片または接着舌片100が壁エレメント11,12,13,15に一体成形されている。さらに、開放舌片26が壁エレメント領域13′′もしくは壁エレメント領域13′′の結合舌片100に一体成形されている。
壁エレメント11,12には、それぞれ1つの対角線折り目21,22が形成されている。図1c)に示した裁断片10では、壁エレメント11が対角線折り目21を備えている。この場合、この対角線折り目21は、壁エレメント11の、図面で左下に示した角隅と、壁エレメント11の、右上に向かって対角線方向で反対の側に位置する角隅とを通って延びている。これに対して鏡像対称的に対角線折り目22が壁エレメント12に配置されている。
しかし、この場合、対角線折り目21,22が、相応の壁エレメントの、対角線方向で反対の側に位置する2つの角隅を通って延びている必要は必ずしもない。むしろ、対角線折り目21,22は、角隅点であってもよい反対の側に位置する2つの縁点の間で任意に1つの面に位置決めされていてよい。「対角線方向」という言葉は、折り目が、考慮される壁エレメントの仕切り縁部に対して平行に形成されていないことを意味している。
図1b)に認めることができるように、図1c)で対角線折り目21の左側に位置する壁部分2は、旋回可能な第1の蓋を形成しており、対角線折り目22の右側に位置する壁部分2′は包装体1の第2の蓋を形成している。両対角線折り目21,22の間の中央の区分は、包装体の、対象物を収容するために設けられた下側の部分1′を形成している。蓋2,2′は、対角線折り目21;22によって分割された壁エレメント領域11′′;12′′のほかに、さらに2つの別の壁エレメント領域、つまり、蓋2に対応配置された壁エレメント領域13′,16′と、蓋2′に対応配置された壁エレメント領域13′′,16′′とが所属しているように形成されている。これらの壁エレメント領域11′′,13′,16′;12′′,13′′,16′′は、それぞれ1つの直角な立体角隅29を張設している。
この場合、立体角隅とは、それぞれ異なる空間方向で位置決めされた面状の3つの壁エレメントが立体角隅点で突き合わされていて、互いに結合されていることを意味している。また、湾曲させられた構造部の形の準立体角隅を面状の壁エレメントから形成することもできる。この壁エレメントは、それぞれ異なる空間方向で位置決めされて、湾曲させられた構造部を介して互いに結合されている。各包装体の幾何学的な形状に相応して、立体角隅は、たとえば第3の実施例に示したように、互いに直交方向に位置する突き合わされた3つの面から形成されている。
角錐台形の包装体の側面を形成する壁エレメント11,12,13,14の仕切り縁部102は直線状ではなく、各壁エレメントに関して仕切り縁部102の上側の部分でやや凸面状に曲げられているので、図1a)に示した組み立てられた状態では、包装体の上側で互いに近づく方向に凸面状に湾曲させられた側面が得られる。相応して、この側面を形成する壁エレメント11,12,13,14が、やや湾曲させられた面として形成されている。
図1b)に示した包装体の開放時、すなわち、対応配置された対角線折り線21,22を中心とした蓋2,2′の開放旋回時には、相応の壁エレメント11,12の湾曲部が、包装体の弾性的な材料に基づき弾性変形させられる。この場合、下側の包装体部分1′に所属する壁エレメント領域11′;12′によって、蓋2,2′の開放旋回時の弾性的な補償が可能となる。
蓋2,2′は、すでに前述したように、対角線折り目21;22を有する壁エレメント11,12、つまり、壁エレメント領域11′′;12′′と、隣接した、立体角隅29を形成する壁エレメント領域13′,16′;13′′,16′′とから成っている。この場合、この実施例では、壁エレメント13を形成する壁エレメント領域13′,13′′だけでなく、包装体の上面、つまり、壁エレメント16を形成する壁エレメント領域16′,16′′も各壁エレメントの完全なサイズで形成されており、これによって、蓋2,2′が壁エレメント16(上面),13(前面)の領域で完全にオーバラップして形成されている。図1c)に示したように、蓋2′では、その両自由外縁部にそれぞれ開放舌片26が一体成形されている。この開放舌片26は、図1a)で閉鎖された位置から、図1b)で開放された位置への包装体1の開放を容易にする。
図2による第2の実施例には、同じく6つの壁エレメント11,12,13,14,15,16を備えた立方体が示してある。しかし、この立方体はその側方の4つの壁エレメント11,12,13,14にそれぞれ1つの対角線折り目21,22,23,24を有している。この実施例では、この対角線折り目21〜24が正確に面を二等分して、正方形の壁エレメント11,12,13,14の正反対の2つの角隅を通って延びている。相応して、壁エレメントが対角線折り目によって、下側の包装体部分1′に所属する壁エレメント領域11′′,12′′,13′′,14′′と、対角線折り目21〜24の数に相応して対応配置された蓋2,2′,2′′,2′′′に所属する壁エレメント領域11′,12′,13′,14′とに分割される。
さらに、下側の包装体部分1′には、底部としての一体の壁エレメント15が所属している。立方体の上面、つまり、壁エレメント16は、4つの蓋2,2′,2′′,2′′′の、立方体状包装体1の閉鎖された状態で部分的にオーバラップする区分から形成される。この場合、各蓋2,2′,2′′,2′′′は面状の3つのエレメントを有している。これらのエレメントは互いに直交方向に位置していて、立体角29を形成している。蓋2には、旋回可能な壁エレメント領域11′と、上側の壁エレメント16を部分的に形成する壁エレメント領域16′と、側方で隣接する壁エレメント14にわたって張り出す壁エレメント領域14′′とが所属している。対角線折り目22を介して旋回可能である蓋2′には、壁エレメント領域12′と、同じく上側の壁エレメント16を部分的に形成する壁エレメント領域16′′と、側方で隣接する壁エレメント13にわたってオーバラップする壁エレメント領域13′′とが所属している。対角線折り目23を介して旋回可能である蓋2′′には、旋回可能な壁エレメント領域13′と、上側の壁エレメント16を部分的に形成する壁エレメント領域16′′′と、側方で隣接する壁エレメント12にわたってオーバラップする壁エレメント領域12′′とが所属している。対角線折り目24を中心として旋回可能である蓋2′′′には、壁エレメント領域14′と、壁エレメント16の一部を形成する壁エレメント領域16′′′′と、壁エレメント11にわたってオーバラップする壁エレメント領域11′′とが所属している。組立てのためには、裁断片10(図2b)参照)において、直接隣接した壁エレメントと、この壁エレメントに設けられた接着舌片100とに折り線101が設けられている。
図2a)には、第2の実施例による包装体立方体が、開放された状態で示してある。これに基づき、開放された状態での包装体の美的に気に入られる展示機能を認めることができる。包装体の閉鎖時には、側方の壁エレメント領域オーバラップ部11′′,12′′,13′′,14′′が、側方で隣接する対応配置された壁エレメントにわたって係合し、壁エレメント領域16′,16′′,16′′′,16′′′′が、内外で係合しかつオーバラップして包装体1の上側の壁エレメント16を形成している。蓋2,2′,2′′,2′′′にも設けられた固定の立体角隅29と、前述したオーバラップとによって、閉鎖された状態での包装体の高い強度が得られる。蓋2,2′,2′′,2′′′は、開放された状態でもねじり剛性的である。
図3に示した第3の実施例では、包装体1が横置きの直方体の形状を有している。符号は、再び前記実施例に類似して付与されている。以下に、この実施例の特殊性のみを説明する。ここに示した実施例では、2つの対角線折り目21,22が互いに平行に直方体の、反対の側に位置する2つの面に配置されている。この場合、対角線折り目21,22は、所属の壁エレメント11;12の面を二等分していて、この壁エレメント11;12の互いに正反対の2つの角隅を通って延びている。この場合、壁エレメント13は底部を形成しており、壁エレメント14は背部を形成しており、両壁エレメント領域11′′,12′′は下側の包装体部分1′を形成している。図3c)の裁断片10には、これらのエレメントが中間の領域に示してある。対角線折り目21の左側の裁断片10の左側の部分は蓋2を形成しており、対角線折り目22の右側の部分は蓋2′を形成している。
この場合、蓋2は、壁エレメント11の、旋回可能な壁エレメント領域11′と、前面としての壁エレメント15の一部を形成する壁エレメント領域15′と、直方体の上面としての壁エレメント16の一部を形成する壁エレメント領域16′とを有している。相応に鏡像対称的に蓋2′がエレメント領域12′,15′′,16′′から形成されている。前面の壁エレメント領域15′,15′′だけでなく、壁エレメント領域16′,16′′も、対応配置された壁エレメント15;16のサイズにほぼ形成されている。この場合、蓋に形成された立体角隅29に対して面状の正反対の角隅は丸み付けられて形成されている。図示の実施例では、図3a)によれば、蓋2が、蓋2′に重なって形成されている。この場合、壁エレメント領域16′,16′′ならびに壁エレメント領域15′,15′′はほぼ全面でオーバラップしている。この場合、蓋2′の仕切り縁部111は、蓋2の、折り畳まれる縁部の内部に接触している。これによって、包装体の側圧に対しても高い安定性が達成される。蓋2,2′の、丸み付けられた角隅は、包装体1の開放を簡単にする開放縁部25を形成している。
図4による第4の実施例では、2つの蓋2,2′を備えた横置きのフラットな直方体(図4a)参照)が示してある。この直方体では、対角線折り面を形成する壁エレメント11,12が1つの角隅線で互いに隣接している。延ばされた方形の基本形状によって、等しくない開放面が生ぜしめられる(図4b)参照)。この場合、底部として形成された壁エレメント13には、図4c)の裁断片10によれば、両側面11,12が折り線を介して接合されている。したがって、壁エレメント11の下側の壁エレメント領域11′と、壁エレメント12の下側の壁エレメント領域12′と、底部13としか下側の包装体部分1′を形成していない。
対角線折り目21を介して旋回可能な蓋2は、壁エレメント11の上側の壁エレメント領域11′′と、上面を形成する壁エレメント16を部分的に生ぜしめる壁エレメント領域16′と、側方の壁エレメント15に対応配置された壁エレメント領域15′とから形成されている。これら3つの部分面は立体角29を形成している。この立体角29は折り線と接着舌片とに相応して裁断片10から組み立てられる。
対角線折り目22を介して旋回可能な蓋2′は、上側の壁エレメント領域12′′のほかに、上面を形成する壁エレメント16の壁エレメント領域16′′と、側方の壁エレメント15の壁エレメント領域15′′と、直方体の側面を形成する壁エレメント14全体とを有している。図4c)に示した対角線折り目22の右側の裁断片10に相応して、これら4つの面部分が図示の折り線101を介してかつ両接着舌片100によって、組み立てられた状態で2つの立体角29を形成している。
したがって、蓋2,2′は高い安定性を有している。有利には、ただ1つの立体角隅29しか有していない蓋が、2つの立体角隅29を有する蓋2′にオーバラップして載着される。これによって、包装体の総安定性がさらに高められる。下面を形成する壁エレメント13は、この実施例では、適宜な材料選択によって、より安定性を備えて形成することができる。
図5には、壁エレメント14;15としての三角形の底面および上面と、壁エレメント11,12,13としての同一のサイズの方形の3つの側面とを備えた包装体1の実施例(図5a)参照)が示してある。この包装体1も同じく2つの対角線折り目21,22を有している。両対角線折り目21,22を中心として、対応配置された2つの蓋2,2′が旋回可能に枢設されている(図5b)およびc)参照)。
正三角形の形で形成された底部としての壁エレメント14には、図5d)によれば、背壁としての方形の壁エレメント13が折り線101を介して展開されている。別の両側面11,12は対角線折り目21;22を有している。面の相応の下側の部分11′′,12′′は接着舌片100を介して同じく底エレメントに位置決めされている。
対角線折り目21を介して旋回可能な蓋2は、壁エレメント11の、旋回可能な部分に相応の壁エレメント領域11′と、同じく正三角形として形成された上面(壁エレメント15)を形成する壁エレメント領域15′と、第2の蓋2′に上方から係合する壁エレメント領域12′′′とから成っている。これら3つの部分面は折り線101と接着舌片100とを介して1つの立体角29を形成している。この立体角29では、2つの面、つまり、面11′,12′′′が60゜の角度に合致しており、第3の面(15′)がこれに対して直交方向に配置されている。これに対して鏡像対称的に蓋2′が包装体の別の側に形成されている。
図6による第6の実施例には、直角に起立した側面を備えた六角形の形状が示してある。相応して、側方の6つの壁エレメント11,12,13,14,15,16が形成されている。六角形の壁エレメント17は包装体1の底部を形成している。この底部には、図6d)の裁断片10に相応して、折り線101を介して壁エレメント13が鉛直方向上向きに直立させられている。この壁エレメント13には、左側で対角線折り目21を備えた壁エレメント11がかつ右側で対角線折り目22を備えた壁エレメント12が折り線101を介して続いている。したがって、下側の包装体部分1′には、底部17と、背部分13と、壁エレメント領域とが所属している。この壁エレメント領域は接着舌片100を介して底エレメント17に接着されている。
図6d)に示した裁断片10には、対角線折り目21の左上に蓋2のための裁断片部分が示してあり、対角線折り目22の右上に蓋2′のための裁断片部分が示してある。蓋2は、対角線折り目21に枢設された壁エレメント領域11′′と、側方の壁エレメント14と、第2の蓋2′の相応の壁エレメント領域16′′と共に前側の壁エレメント16をオーバラップして形成する壁エレメント領域16′と、包装体1の上面を成す六角形の壁エレメント18′とから成っている。第2の蓋2′は第1の蓋に対して鏡像対称的に形成されており、これによって、包装体1の上面18′,18′′が完全に二層に形成されている。
両壁エレメント領域16′,16′′の、斜めに切断された縁部によって、図6a)に示したように、包装体1の、蓋2′における開放縁部25に上方から係合する蓋2が形成される。
この包装体によって、特に魅力的な展示機能が実現される。この場合、製品は、翼状に開放された蓋2,2′によって魅力的に取り囲まれて、底部を形成する六角形の壁エレメント17に展示されている。この場合、包装体は、図6b)に示したように、やや開放された状態で提供されてもよい。蓋2,2′の内面、特に二重に形成される壁エレメント18′,18′′の内側は付加的な公告支持体として働くことができる。閉鎖された状態では、包装体が極端に安定性を備えて良好に積上げ可能である。これによって、包装体は、内部に包装された対象物の搬送のためにも理想的に適している。
図7には、2つの対角線折り目21,22を備えた反転された角錐台形の形の包装体1が示してある。この角錐台形包装体1は壁エレメント15として、小さな寸法の正方形の面を有している。この面には、4つの全ての辺に折り線101を介して相応の台形の側方の壁エレメント11,12,13,14が懸吊している。この場合、互いに反対の側に位置して配置された壁エレメント領域11,12はそれぞれ1つの対角線折り目21;22を有している。この対角線折り目21;22は、図7c)に示した裁断片10において、ほぼ壁エレメント11;12の下側の仕切り縁部の中間から、対応配置された壁エレメントの、外側に位置する上側の角隅に通じている。図7c)の裁断片10には、対角線折り目21の左側に、蓋2を形成するエレメントが示してあり、対角線折り目22の右側に、蓋2′を形成するエレメントが示してある。蓋2は、壁エレメント11の上側の壁エレメント領域11′と、壁エレメント16と、包装体の閉鎖された状態で壁エレメント14に部分的に重なって配置された壁エレメント14′とから成っている。これに対して鏡像対称的に蓋2′が形成されている。閉鎖された状態では、両蓋2,2′の両壁エレメント16が互いに完全にオーバラップして包装体の上面として配置されている。構造上の付加的な特殊性として、正面側で壁エレメント14に覗き窓140が配置されている。この覗き窓140は、重なる壁エレメント領域14′,14′′によって部分的にカバーされる。この包装体も、それぞれ1つの立体角29を張設する蓋2,2′によって、極端に安定性を備えて結合剛性的に形成されている。
図8による実施例には、湾曲させられた包装体面に相俟って対角線折り目を備えた包装体も可能であることが例示してある。ここに図示した実施例では、同じく2つの対角線折り目21,22が、立体的な包装体の互いに反対の側に配置されている。この場合、包装体1は、直方体状の包装体と類似性を有している。この包装体では、互いに反対の側に位置する2つの側面が1/4円板形状を有しており、相応して、これにより張設された外面が1/4円に沿って円弧状に90゜だけ湾曲させられている。残りの角隅は直方体の直角な角隅に相当している。1/4円形の壁エレメント11,12は、この事例では、直接互いに正反対の2つの角隅を通って延びる対角線折り目21,22を有している。
図8d)の裁断片10から明らかであるように、下側の包装体部分1′を形成する領域は、方形の壁エレメント13と、背壁としての直角な壁エレメント14と、下側の両壁エレメント領域11′′,12′′とから形成されている。包装体1を閉鎖する蓋2,2′は、同じく互いに鏡像対称的に形成されている。この場合、蓋は、それぞれ面状の2つの部分エレメント、つまり、旋回可能な上側の壁エレメント11′,12′と、方形であるものの、湾曲させられた面15とからしか成っていない。この場合、壁エレメント15は適切な形式で壁エレメント11の1/4円弧状の仕切り縁部に接合されている。したがって、蓋2,2′は、1/4円形の仕切り縁部に起因する円弧形状を介して、いわば変更された立体角を形成している。この構成では、直接的に角度を成して交わり合う面エレメントは付与されていない。にもかかわらず、準立体角としての円弧形状によって、蓋2,2′の所望の安定性が達成される。閉鎖された状態では、図8a)に示したように、壁エレメント領域15′,15′′がほぼ完全に重なっている。
図9には、一種の角錐形の包装体が示してある。この包装体では、角錐先端部が、湾曲させられた構造部として形成されている。ここに図示した実施例では、同じく2つの対角線折り目21,22が、立体的な包装体の互いに反対の側に配置されている。包装体1は、正方形の底面(壁エレメント15)と、角錐の側面を形成する湾曲させられた4つの壁エレメント11,12,13,14とを有している。
包装体の開放された状態における図9b)で明らかなように、互いに反対の側に位置する両対角線折り目21,22は、包装体の前側の下側の両角隅から壁エレメント11;12にわたって、背壁(壁エレメント13)に位置する仕切り縁部に向かって包装体のほぼ半分の高さに延びている。相応して、2つの蓋2,2′が形成されている。両蓋2,2′は対角線折り目21,22を介して一種のヒンジ線に相応して旋回可能に形成されている。この場合、蓋2,2′は、互いに鏡像対称的に続く壁エレメント領域11′′,14′と、蓋2のための僅かなオーバラップ部13′,12′′′とを有しているかもしくは壁エレメント領域12′′,14′′と、蓋2′のための僅かなオーバラップ13′′,11′′′とを有している。
この場合、閉鎖された状態における図9a)から認めることができるように、準立体角29は、湾曲させられた構造部の形で各蓋2,2′に、前述した壁エレメント領域と、なだらかに湾曲させられた結合部とから形成される。
第1の実施例における、二面の対角線折り目を備えたやや湾曲させられた4つの側面を備えた角錐台形の三次元図であり、a)には、閉鎖された状態が示してあり、b)には、開放された状態が示してあり、c)には、面状の裁断片が示してある。 第2の実施例における、四面の対角線折り目を備えた立方体の三次元図であり、a)には、開放された状態が示してあり、b)には、面状の裁断片が示してある。 第3の実施例における横置きの直方体の三次元図であり、a)には、閉鎖された状態が示してあり、b)には、開放された状態が示してあり、c)には、面状の裁断片が示してある。 第4の実施例における横置きのフラットな直方体の形の包装体の三次元図であり、a)には、閉鎖された状態が示してあり、b)には、開放された状態が示してあり、c)には、面状の裁断片が示してある。 第5の実施例における、正三角形の底面を備えた包装体の三次元図であり、a)には、閉鎖された状態が示してあり、b)およびc)には、二種類の開放された状態が示してあり、d)には、面状の裁断片が示してある。 第6の実施例における、六角形の底面を備えた包装体の三次元図であり、a)には、閉鎖された状態が示してあり、b)には、僅かに開放された状態が示してあり、c)には、完全に開放された状態が示してあり、d)には、面状の裁断片が示してある。 第7の実施例における四面の角錐台形としての包装体の立体図であり、a)には、閉鎖された状態が示してあり、b)には、開放された状態が示してあり、c)には、面状の裁断片が示してある。 第8の実施例における、湾曲させられた壁エレメントを備えた包装体の立体図であり、a)には、閉鎖された状態が示してあり、b)およびc)には、開放された状態が示してあり、d)には、面状の裁断片が示してある。 第9の実施例における、丸み付けられた上側の先端部と、二面の対角線折り目とを備えた準角錐形の包装体の立体図であり、a)には、閉鎖された状態が示してあり、b)には、開放された状態が示してある。
符号の説明
1 包装体、 1′ 包装体部分、 2,2′,2′′,2′′′ 蓋、 10 裁断片、 11,12,13,14,15,16,17,18′,18′′ 壁エレメント、 11′,11′′,11′′′,12′,12′′,12′′′,13′,13′′,14′,14′′,15′,15′′,16′,16′′,16′′′,16′′′′ 壁エレメント領域、 21,22,23,24 対角線折り目、 25 開放縁部、 26 開放舌片、 29 立体角隅、 100 接着舌片、 101 折り線、 102,111 仕切り縁部、 140 覗き窓

Claims (10)

  1. 対象物を取り囲むための開放可能な包装体であって、壁(1)が設けられており、ほぼ平らな少なくとも1つの壁エレメント(11,12,13,14)に対角線折り目(21,22,23,24)が設けられており、該対角線折り目(21,22,23,24)を介して壁の一部が、蓋(2)として旋回可能に枢設されている形式のものにおいて、対応配置された蓋(2,2′,2′′,2′′′)を備えた少なくとも2つの対角線折り目(21,22,23,24)が設けられており、蓋(2,2′,2′′,2′′′)が、閉鎖された状態で少なくとも部分的に重なっており、各蓋(2,2′,2′′,2′′′)が、壁の、蓋(2,2′,2′′,2′′′)に対応配置された部分に少なくとも1つの立体角隅(29)を有しており、ほぼ平らな各壁エレメント(11,12,13,14)に多くとも1つの対角線折り目(21,22,23,24)が設けられていることを特徴とする、対象物を取り囲むための開放可能な包装体。
  2. ほぼ平らな壁エレメント(11,12,13,14)が、少なくとも3つの仕切り縁部(111)を有しており、対角線折り目(21,22,23,24)が、全ての仕切り縁部(111)に対して平行に方向付けられていない、請求項1記載の包装体。
  3. 対角線折り目(21,22,23,24)が、ほぼ平らな壁エレメント(11,12,13,14)の、仕切り縁部(111)から形成された1つまたは2つの角隅を通って延びている、請求項2記載の包装体。
  4. 旋回可能な蓋(2,2′,2′′,2′′′)が、閉鎖された状態で当該包装体の壁(1)に部分的にオーバラップして形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の包装体。
  5. オーバラップ部もしくは重なり部が、少なくとも1つの壁エレメント(11,12,13,14,15,16,17,18)に設けられており、該壁エレメント(11,12,13,14,15,16,17,18)の各壁層の切り口が、開放縁部(25)を形成している、請求項1から4までのいずれか1項記載の包装体。
  6. 蓋(2,2′,2′′,2′′′)の立体角隅(29)が、湾曲させられた構造部から形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の包装体。
  7. 折り可能な面状の材料から成る、特に請求項1から6までのいずれか1項記載の開放可能な包装体(1)のための裁断片であって、複数の壁エレメント(11,12,13,14,15,16,17,18)が設けられており、該壁エレメント(11,12,13,14,15,16,17,18)が、それぞれ1つの折り線(101)を介して折り可能に結合していて、組立て時に包装体(1)の、組み合わされる仕切り縁部(111)を形成している形式のものにおいて、少なくとも2つの壁エレメント(11,12,13,14)に、壁エレメントの仕切り縁部(111)に対して平行でない1つの対角線折り目(21,22,23,24)が設けられており、該対角線折り目(21,22,23,24)を介して壁の一部が、蓋(2,2′,2′′,2′′′)として旋回可能に枢設されており、壁(1)の旋回可能な蓋(2,2′,2′′,2′′′)が、壁エレメント領域(11′,12′,13′,14′)の、対応配置された壁エレメントの対角線折り目(21,22,23,24)を介して旋回可能な部分のほかに、組立て時に少なくとも1つの立体角隅(29)を形成する少なくとも2つの別の壁エレメントまたは壁エレメント領域を有していることを特徴とする、開放可能な包装体のための裁断片。
  8. 壁エレメント(11,12,13,14,15,16,17,18)に、折り線(101)を介して結合された結合舌片(100)が設けられており、該結合舌片(100)が、組立て時に包装体(1)の、接合される仕切り縁部(111)を形成している、請求項7記載の裁断片。
  9. 互いに隣接する少なくとも2つの壁エレメント(11,12,13,14)または壁エレメント領域(11′,11′′,11′′′,12′,12′′,12′′′,13′,13′′,14′,14′′,16′,16′′,16′′′,16′′′′)の組み立てたい縁部の少なくとも1つの縁部が直線状でなく、これによって、組立て時に、湾曲させられた構造部が生ぜしめられるようになっている、請求項7または8記載の裁断片。
  10. 直線状でない縁部が、蓋(2,2′,2′′,2′′′)に設けられており、これによって、組立て時に立体角隅(29)が、湾曲させられた構造部として形成されている、請求項9記載の裁断片。
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