JP2006518827A - ロータリー・ピストン・ポンプ - Google Patents

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Abstract

関連する駆動軸26を備えた少なくとも2つのロータ8を有するロータリー・ピストン・ポンプを開示する。関連するロータ8中に突き出た軸受管28であって、該軸受管を通って関連する駆動軸26が延びる軸受管28が、各ロータ8に組み合されている。第1のギャップ64は、各ロータ8の内側の面24と軸受管28の外側の面の間に設けられる。第1のギャップ64は、動作中冷却液を含み、冷却液回路の一部となる。

Description

本発明は、関連する駆動軸を備えた少なくとも2つのロータを有するロータリー・ピストン・ポンプであって、ロータごとに、関連するロータ内に延在し、且つ、関連する駆動軸が通る関連した軸受管が設けられ、第1のギャップがロータの内側と軸受管の外側の間に設けられた、ロータリー・ピストン・ポンプに関する。
本発明は、詳細には、乾式圧縮真空スクリュー・ポンプ又はこの種のルーツ・ポンプに関する。
これらの真空ポンプでは、1ミリバール(mbar)より小さい絶対圧力を有する圧縮可能な媒体が大気圧に圧縮されるが、その場合、機構空間には、油及び摩耗がないものとするべきである。
平行な駆動軸は、伝達装置によって、通常1:1の比率で互いに同期されている。軸の回転速度はいずれもモータのものと対応し、或いはモータ回転速度は追加の平歯車の対によって上昇する。非接触かみ合い逆回転ロータは室を形成し、この室は吸込み側から圧力側に運ばれてより小さい体積を呈するが、それはロータのピッチを変えることで実現される。
生じた圧縮熱は、例えば外側のハウジング壁を介して放散させることができる。内側からロータを冷却することも可能である。しかし、それはさらに相当な設計努力を伴う。一方、各部分の熱膨張は最小限に抑えるべきであり、それは冷却によってのみ実現することができ、それによってロータ間のより小さいギャップが実現することができ、ギャップの漏れの減少をもたらす。さらに、冷却は効率を高めることができるだけでなく、圧縮の結果として、冷却なしでは200℃を超える温度に至るであろう媒体、例えば、ガスを、この温度よりはるかに低い温度で供給することができる。最後に、より低い温度は、ロータリー・ピストン・ポンプの部分の設計及び耐用年数にも有利な効果がある。
ロータの取り付けに関する限りでは、一般的な国際公開第97/01038号パンフレットが、いわゆる突き出した取り付けを提供する概念を開示している。本発明は、かかるロータの突き出した取り付けを用いるロータリー・ピストン・ポンプに関する。各ロータの軸受管は、該ロータの軸方向開口部内に延在する。軸受管は、通常、一端部で、好ましくは、ポンプ・ハウジングに連結することによって静止状に取り付けられる。駆動側端部とロータに連結された端部とを有する関連する駆動軸が、次いで軸受管を通って延びる。
一般的な国際公開第97/01038号パンフレットは、軸受管自体が冷却通路を備え、それを通って冷却液が流れるロータの複雑な冷却方式を開示する。また、放射熱は、ロータから軸受管に、ロータと軸受管の間のギャップを通って伝達されると記載されている。シール・ガスは、ギャップ中に導入することもでき、軸受及び駆動領域を冷却するために、またそれらをポンプでくみ出す媒体の、又はポンプでくみ出す媒体内に含まれた物質の進入から保護するために備えられる。
簡単な設計で、また、あまりメンテナンスのいらない設計のロータリー・ピストン・ポンプ、具体的には真空スクリュー・ポンプを提供することが本発明の目的である。
上記のようなロータリー・ピストン・ポンプでは、この目的は、動作中に、第1のギャップが冷却液を含む、すなわち、冷却液は、ギャップを通って運ばれ、然も冷却液回路の一部となることで実現される。第1のギャップは冷却液入口と、空間的に独立した、すなわち物理的に独立した冷却液出口とを有する。本発明のロータリー・ピストン・ポンプでは、第1のギャップを介する冷却方式は、ロータにおける熱の良好な放散を直接可能にする冷却液がこのギャップ中に導入されるので、ずっと有効である。この冷却液は冷却液回路の一部であり、そのため、より冷えた液体が常にロータに供給される。独立した入口及び出口により、冷却液が再び出たり入ったりして流れなければならない冷却ギャップ部分を通る一流れ方向のみが存在し、すなわち止まり穴のようなデッド・スペースは存在しない。
従って、従来技術により、軸受管の壁面内に、又は駆動軸内に設けられる冷却通路は省略することができ、それにより本発明によるポンプの製造及び保守が簡単になる。ロータの内側のその他の管、ポケット、空隙なども省略することができる。
好ましくは、軸受管の各内側と駆動軸の関連する外側の間には、冷却液回路の一部である第2のギャップが備えられる。これは、非常に簡単にもたらされる2つのギャップが、お互いに流れ連結であることを意味する。
これに関しては、冷却液回路は、好ましくは、冷却液が最初に第2の径方向の内側のギャップ中に流れ、次いでそれから第1のギャップ中に流れるように設計される。
軸受管は、静止状に取り付けられた端部及びロータ内に延在する対向した自由端を有する。
ある態様によれば、本発明は、固定状に取り付けられた端部において、第2のギャップが関連する冷却液入口を有し、軸方向に反対側の端部で、軸受管の自由端における第1のギャップの冷却液入口と流れ連結している冷却液出口を有することを提供する。直立の軸受管では、これは、冷却液が、第2のギャップ内にポンプでくみ出されて軸受管の自由端に至り、その後に径方向に外側に放出されて第1のギャップに入り、最後にロータの内側に沿って下方に流れるということを意味する。固定軸受管と回転ロータの間では、ロータから液体への熱の最適な伝達が保証されるように剪断流が生み出される。
各軸受管の自由端の端面とロータの隣接する壁面の間には、2つのギャップ(すき間)間に連結通路が備えられる。
本発明は、幾つかの別の利点を提供する。従来技術では、すべての軸受は、高価であり、密封され、恒久的に注油された軸受であるべきであり、高価な追加のガスケットが求められるのに対し、本発明は反対である。例えば、各軸受管と関連する駆動軸の間に、少なくとも1つの軸受が取り付けられ、それを通って冷却液の流れが完全に又は部分的に通過し、その結果、軸受が冷却され然も注油される。
任意選択で或いは付加的に、軸受管と関連するロータの間の少なくとも1つの軸受内でもこれは行うことができる。
軸受と隣接する部分の間には、冷却液用の1つ以上のバイパス(側路)を備えることができる。これらのバイパスにより流量が増加し、又は軸受が上記で説明したものとは反対に密封されるべきである場合、対応する軸受点の付近で冷却液の通行を可能にする。
流れの点からは、冷却液回路は、伝達装置の冷却及び潤滑液に対して開放していることが好ましい。
本発明の特定の利点は、ロータを駆動するための伝達装置の冷却及び潤滑液が、ロータの冷却液も構成することにある。従って、従来技術で行われる気密封止を省略することができ、ポンプ全体がよりはるかに簡単な設計となる。つまり、冷却及び潤滑液で充填される伝達装置内部の一部が、冷却液回路の一部を構成するのである。
本発明によるポンプの簡単な設計は、伝達装置自体によって駆動される冷却液ポンプが伝達ハウジング内に収容され、そのポンプが冷却液をギャップ中に供給するということによっても明らかである。
本発明によれば、駆動軸は、少なくとも駆動側端部(伝達端部)の付近、特にその全長さに沿って冷却通路なしで設計され、それにより製造費が減少し安定性が向上する。
冷却液用のリザーバ、例えば冷却及び潤滑液を中に含んだ伝達ハウジングは、駆動軸の外側に配置した通路を介して第1又は第2のギャップと流れ連結している。
好ましい実施例によれば、本発明によるロータリー・ピストン・ポンプは、シール・ガスなしで設計される。
本発明の他の機能及び利点は、以下の説明及び参照する添付図面から理解することができる。
図1は、真空側に吸込口10を有し、圧力側に吐出口12を有する、真空スクリュー・ポンプの形の乾式圧縮ロータリー・ピストン・ポンプを示し、吸込口10及び吐出口12は、両方とも機構空間14によって互いに連結されている。機構空間14内には、下方へ向かって徐々にピッチの減少する螺旋16を持つ2つの平行なロータ8が収容されている。ロータ8は、互いにかみ合っており、反対方向に回転し、ロータ8の回転中に吸込側から圧力側に運ばれる室18を形成し、すなわちポンプが上部から底部まで静止した状態で、その結果、室内に封入されたポンプ媒体は、圧力側に向かって圧縮される。
2つのロータ8は、中空の内部を有し、突き出して取り付けられ、また、それらのベアリングに関して内部に同一の幾何形状及び同一の構造体を有しており、そのため、説明を簡単にするために、右回りのロータ8だけをそのベアリングと共に説明する。
ロータ8は、より小さい直径の上部20と、内側24によって画定されたより大きい直径の隣接する部分とを備えた軸方向の貫通穴を有する。駆動軸26が部分20内に圧入され、その結果、ロータと駆動軸26が互いに連結されて、共同回転する。内側24によって画定された、貫通穴のより大きな直径の部分内に、軸受管28が延び、軸受管28は伝達ハウジング30に、すなわちその下部の固定状に取り付けられた端部31で、固定状に取り付けられている。この軸受管28を通って、駆動軸26が、伝達ハウジング30の内部34中に延びている。下端部では、曲り歯傘小歯車38が駆動軸26と連結され、その小歯車は曲り歯傘歯車40とかみ合い、曲り歯傘歯車40は図示されていないモータによって回転させられる軸42にしっかり取り付けられている。2つの駆動軸26は、それぞれ、曲り歯傘小歯車38又は曲り歯傘歯車40のそれ自体の対を有するが、曲り歯傘歯車40は共通の軸42上に取り付けられている。軸42は、さらには伝達ハウジング30内で回転可能に取り付けられている。伝達方法は、軸42が平行した駆動軸26に対して直角となるいわゆる立軸方法である。この方法によって、駆動軸26の回転速度を増すことができるが(曲り歯傘歯車40のピッチ円は、曲り歯傘小歯車38のより大きい)、同時に、駆動軸26の回転方向が同期される。
駆動軸26に連結された歯車の周速度は伝達ノイズの決め手となる。従来技術によれば、傘歯車を備えることによって、周速度は軸方向距離に依存していた。本発明によるポンプでは、そうではない。この場合は、曲り歯傘歯車40及び曲り歯傘小歯車38の周速度は軸方向距離に影響されず、曲り歯傘小歯車38の直径はそれどころか駆動軸26の間の軸方向距離より極めて小さい。本発明の設計の他の利点は、さまざまなロータ8が使用されているとき、同一の歯車でさまざまな軸方向距離を実現できることにある。
下端部の付近では、駆動軸26は、軸受管28内に、開放軸受を構成する、すなわち、恒久的には注油されず密封されない位置決め軸受50を介して位置決めされ、また軸受管28の自由上端部では、軸方向及び径方向に浮動の軸受42を介して配置されている。従って、ロータ8も軸方向及び周方向に支持される。さらに、軸受42も密封されず、開放軸受を構成する。
各ロータ8を冷却するために、各ロータはそれ自体の冷却液回路を有し、それを介して、伝達ハウジング30内部に備えられた、歯車を注油し冷却するための冷却及び潤滑液60が供給される。伝達ハウジング内の冷却及び潤滑液60は、ロータ8の冷却液用のリザーバを構成する。
従って、冷却液回路は伝達ハウジング30の内部からでて、開放位置決め軸受50及び/又はそこに備えられたバイパス32、すなわち駆動軸26の外側に備えられた通路を通して延在する。駆動軸26と軸受管28の間には、軸受42まで延びる円筒状の環状ギャップが用意される。以下、このギャップ62を径方向内側の第2のギャップと称する。それは、ロータ8の内側24と軸受管28の外側の間に形成された第1の径方向外側のギャップ64と流れ連結している。ギャップ62とギャップ64の間の流れ連結は、開放浮動軸受42、任意選択で備えられたバイパス70、並びに軸受管28の自由端の端面とロータ8の隣接した端面壁の間の溝のような連結通路又は環状ギャップ80を介して行われる。この連結通路80は、次いで、第1のギャップ64の冷却液入口81(上端)に至る。第1のギャップ64の冷却液出口83はその下端部に設けられ、そこでは通路90が、収集リングに至り、そこから図示しない油だめ内に又は伝達装置の内部34に至る。
ギャップ62の下端部の液体入口では、冷却液は、従って、可能であれば、軸受50を冷却し注油した後で、前記ギャップ内に流れ、軸受42及び/又はバイパス70に向かって上方に流れて液体出口まで至り、次いで連結通路80を介してギャップ64に達し、その中で既存の遠心力によってロータの内側24に押し付けられ、剪断流が生み出される。圧縮時に加熱されるロータ8は冷却液に熱をほとんど放散し、次いで冷却液は冷却液源に流れ、そこで冷えた冷却液60と混合される。
図示したポンプは、非常に簡単な封止も特徴としている。真空側には、封止はまったく必要ない。シール92は、真空ポンプの圧力側に、ロータ8の下端部と伝達装置の間でのみ必要である。しかし、そこにポンプの吐出口12との、従って大気との連結部があるため、シール92には圧力が作用せず、それによりそれらの耐用年数及びそれらの密封性が向上する。シール・ガスは省略することもできる。
図2から4に示す実施例は、図1に示すものにほぼ対応し、従って、違いのみを検討する。以下で検討するこれらの特徴的な機能は、図示した実施例の範囲内で望み通りに互いに組み合わせることができることも強調するべきである。
図2に示す実施例では、この場合伝達装置の内部34内に収容され、然も冷却液60を第2のギャップ62のそれぞれにポンプで汲み出す一体型の冷却液ポンプ110用の駆動装置として軸延長部100が備えられているので、軸42の左端部は、伝達ハウジング30内に取り付けられていない。対応する管路を120で示す。曲り歯傘歯車40の間には、伝達ハウジング30のリブ130が延びており、その中にさらに軸42が取り付けられている。対応する位置決め軸受を132で示す。
曲り歯傘歯車40の間の位置決め軸受132は、熱の供給を受けて、軸42が両方の軸端部に向かって自由に膨張することができるので有利である。
図3及び4に示す実施例では、開放浮動軸受150が、再度、各ロータ8の下端部で内側24と軸受管28の間に設置され、それによって対応するロータ8の軸受が下端部でさらに安定する。軸受150は、軸受管28内の長手方向の溝の形をしたバイパス160を通って、冷却液の一部分が迂回する比較的簡単な設計の平軸受であることが好ましい。
冷却液は油であることが好ましい。
図示した真空スクリュー・ポンプの代替形態として、ギャップ62、64内の冷却回路を含む設計を、ルーツ・ポンプ内にも設けることができる。
本発明のポンプは、ロータ、軸受管、及び駆動軸の内側の複雑な通路がない、非常に簡単な構造体、並びに熱を放散させるための熱の速い伝達に役立つ非常に大きな表面を特徴とする。
図示のように、ロータ8を取り囲むハウジング170は、当然、冷却液を含む追加の冷却通路180を備えることもできる。
真空スクリュー・ポンプとして設計された本発明のロータリー・ピストン・ポンプに関する第1の実施例を通る縦断面図である。 真空スクリュー・ポンプとして設計された本発明のロータリー・ピストン・ポンプの第2の実施例を通る縦断面図である。 前記実施例と比べて変更されたロータの軸受領域を通る縦断面図である。 図3に示す枠で囲った領域Xの拡大図である。

Claims (20)

  1. ロータリー・ピストン・ポンプであって、
    関連する駆動軸(26)を備えた少なくとも2つのロータ(8)を含み、
    ロータ(8)ごとに、この関連するロータ(8)中に延び、関連する駆動軸(26)が通る関連する軸受管(28)を設け、
    第1のギャップ(64)が、各ロータ(8)の内側(24)と軸受管(28)の外側の間に設けられ、
    動作中に第1のギャップ(64)が、冷却液を含み、冷却液回路の一部となり、冷却液入口(81)と、空間的に独立した冷却液出口(83)とを有することを特徴とする、ロータリー・ピストン・ポンプ。
  2. 前記軸受管(28)の内側と前記駆動軸(26)の外側の間に、前記冷却液回路の一部である第2のギャップ(62)が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  3. 冷却液が最初に前記第2のギャップ(62)中に流れ、次いで前記第1のギャップ(64)中に流れるように、前記冷却液回路が形成されることを特徴とする、請求項1又は2に記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  4. 前記ロータ(8)中に延びる各軸受管(28)は、固定状に取り付けられた端部と自由端を有し、該固定状に取り付けられた端部には、前記第2のギャップ(62)が関連する冷却液入口を有し、該第2のギャップの軸方向に対向した端部には、前記軸受管(28)の自由端における前記第1のギャップ(64)の冷却液入口と流れ連結している冷却液出口を有することを特徴とする、請求項3に記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  5. 前記各軸受管(28)の自由端の端面と前記ロータ(8)の隣接する壁面の間には、前記第1のギャップ(64)と前記第2ギャップ(62)の間の少なくとも一つの連結通路(80)が形成されることを特徴とする、請求項4に記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  6. 前記各軸受管(28)と関連する駆動軸(26)との間には、冷却液の流れが通過する少なくとも一つの軸受(42、50)が設けられることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  7. 前記ロータ(8)中に延びる各軸受管(28)が、固定状に取り付けられた端部と自由端を有し、該自由端の付近に、軸受(42)が、前記軸受管(28)と関連する駆動軸(26)との間に設けられることを特徴とする、請求項6に記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  8. 前記各軸受管(28)と関連するロータ(8)との間には、冷却液の流れが通過する少なくとも一つの軸受(150)が配置されることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  9. 前記ロータ(8)中に延びる各軸受管(28)が、固定状に取り付けられた端部と自由端を有し、該固定状に取り付けられた端部に関連したそれ自体の端部の付近では、前記ロータ(8)が、前記軸受管(28)に軸受(150)で径方向に支持されることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  10. 一方で前記各軸受管(28)と関連する駆動軸(26)との間には、そして/又は他方で前記各軸受管(28)と関連するロータ(8)との間には、少なくとも一つの軸受(42、50、150)と、関連するバイパス(32、70、160)とが設けられ、それによって冷却液が、前記軸受(42、50、150)を通り越して、前記バイパス(32、70、160)を通って流れることができることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  11. 前記冷却液回路が、前記ロータ(8)を連結する伝達装置に対して、並びに該伝達装置用にロータ内に含まれた冷却及び潤滑液に対して密封されないことを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  12. 前記ロータ(8)が、伝達ハウジング(30)内に収容された伝達装置を介して互いに連結され、該伝達装置の冷却及び潤滑液(60)が、前記冷却液回路中に流れることを特徴とする、請求項11に記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  13. 前記ロータ(8)が、伝達ハウジング(30)内に収容された伝達装置を介して互いに連結され、該伝達ハウジング(30)内には、前記伝達装置によって駆動され、前記ギャップ(62、40)中に冷却液を供給する冷却液ポンプ(110)が収容されることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  14. ロータリー・ピストン・ポンプが、真空スクリュー・ポンプ又はルーツ・ポンプであることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  15. 前記ロータ(8)を前記軸受管(28)に、そして/又は前記駆動軸(26)を前記軸受管(28)内に支持するための軸受(42、50、150)が、開放軸受を構成することを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  16. 前記軸受管(28)が、その壁面内に冷却通路を設けずに設計されることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  17. 少なくともその駆動側端部の付近に、好ましくはその全長さにわたって、前記駆動軸(26)が、冷却通路なしで軸を構成することを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  18. 冷却液用のリザーバが設けられ、前記駆動軸(26)の外側に配置された通路(32)を介して、冷却液が前記ギャップ(62、40)に達することを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  19. 前記第1のギャップ(64)の冷却液入口と出口が、前記軸受管(28)の両端の付近に設けられることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
  20. ロータリー・ピストン・ポンプが、シール・ガスなしで設計されることを特徴とする、前記請求項のいずれかに記載のロータリー・ピストン・ポンプ。
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