JP2006516825A - 1つ以上のピボット可能なロード/アンロードカップを使用して半導体ウェーハを研磨するための装置及び方法 - Google Patents

1つ以上のピボット可能なロード/アンロードカップを使用して半導体ウェーハを研磨するための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】小さく、かつ高い生産性を有する半導体ウェーハを研磨するための装置及び方法を提供する。
【解決手段】半導体ウェーハのような被研磨体を研磨するための装置及び方法において、被研磨体を研磨するための1つ以上の被研磨体キャリアとの間で被研磨体を移送するために、1つ以上のピボット可能なロード/アンロードカップを使用する。各ピボット可能なロード/アンロードカップは、被研磨体を1つの被研磨体キャリアとの間で移送するよう構成することができる。もしくは、各ピボット可能なロード/アンロードカップは、被研磨体を2つの被研磨体キャリアとの間で移送するよう構成することもできる。ピボット可能なロード/アンロードカップは、研磨パッドの表面のような少なくとも1つの研磨面の上側に1つまたはそれ以上のピボッティング点を中心としてピボットすることができる。

Description

関連出願
本出願は、2003年1月27日出願された米国予備特許出願番号60/442,952号出願、2003年4月8日出願された60/461,147号出願、2003年4月11日出願された60/462,015号出願、2003年4月21日出願された60/464,280号出願、2003年4月30日出願された60/466,587号出願、2003年5月5日出願された60/468,239号出願、2003年5月6日出願された60/468,561号出願、2003年6月10日出願された60/477,489号出願の優先権を主張するものである。
本発明は、一般的には半導体製造装備に係り、特定的には半導体ウェーハを研磨するための装置及び方法に関する。
さらに多くの金属層及び層間絶縁層がウェーハ上に積層されるにつれて、半導体ウェーハのローカル及びグローバル平坦化がさらに重要になっている。半導体ウェーハを平坦化するための望ましい方法は、化学機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)方法であって、この方法によれば、半導体ウェーハの表面がウェーハと研磨パッドとの間に供給されるスラリ溶液を使用して研磨される。前記CMP方法は、半導体ウェーハ上に銅構造物を形成するためのダマシン工程のためにも広く使われている。
一般的に、CMPのための装置は、研磨パッドが付着される研磨テーブル、及び半導体ウェーハを保有して研磨パッド上でウェーハを加圧するウェーハキャリアを備える。CMP装置の重要な特性のうち1つが、それが有する生産性にある。高い生産性のためには、CMP装置は、通常、さらに多くの研磨テーブル及びウェーハキャリアを要する。CMP装置に含まれる研磨テーブル及びウェーハキャリアの数が増加するほど、効果的に複数個の半導体ウェーハを研磨するためには、研磨テーブル及びウェーハキャリアの配置がさらに重要になる。また、半導体ウェーハがウェーハキャリアに移送されるか、またはウェーハキャリアから移送される方式も重要になる。しかしながら、CMP装置のサイズも考慮する必要があるが、大きいCMP装置は、大きいクリーンルームを要し、運用コストの増加をもたらす。
本発明が解決しようとする課題は、CMP方法におけるこのような問題点を解決するために、小さく、かつ高い生産性を有する半導体ウェーハを研磨するための装置と研磨方法を提供することにある。
本発明の半導体ウェーハのような被研磨体を研磨するための装置及び方法においては、被研磨体を研磨するための1つ以上の被研磨体キャリアに被研磨体を移送するか、または被研磨体キャリアから被研磨体を移送するために、1つ以上のピボット可能なロード/アンロードカップを使用する。それぞれのピボット可能なロード/アンロードカップは、被研磨体を1つの被研磨体キャリアに移送するか、または前記1つの被研磨体キャリアから移送するように構成することができる。もしくは、それぞれのピボット可能なロード/アンロードカップは、被研磨体を2つの被研磨体キャリアに移送するか、または2つの被研磨体キャリアから移送するように構成することができる。そして、ピボット可能なロード/アンロードカップは、研磨パッドの表面のような少なくとも1つの研磨面上で、1つまたはそれ以上のピボッティング点周囲でピボット可能に構成することができる。
本発明装置の第1の実施形態によれば、研磨面、研磨面の上側に位置する被研磨体キャリア、及び、被研磨体がロード/アンロードカップから被研磨体キャリアに移送可能なように、研磨面の上側に位置するピボッティング点周囲で被研磨体キャリアにピボットするよう構成されたロード/アンロードカップを備える。
別の実施形態によれば、本発明の被研磨体を研磨するための装置は、少なくとも1つ以上の研磨面、少なくとも1つ以上の研磨面の上側に位置した第1被研磨体キャリア、少なくとも1つ以上の研磨面の上側に位置した第2被研磨体キャリア、研磨されることになる第1及び第2被研磨体のうちの1つを第1及び第2被研磨体キャリアのうちの1つ移送できるように、第1及び第2被研磨体キャリア間を移動するように構成されたロード/アンロードカップ、及び第1及び第2被研磨体を第1及び第2被研磨体キャリアに移送するか、またはそれらから移送されるように構成された被研磨体移送デバイスを備えたものである。第1被研磨体キャリアは、第1被研磨体を保持可能に構成され、また、第2被研磨体キャリアは、第1及び第2被研磨体のうちの1つを保持可能に構成される。
別の実施形態によれば、本発明の装置は、被研磨体移送デバイス、第1研磨ユニット、及び、第2研磨ユニットを備えている。第1及び第2研磨ユニットのそれぞれは、第1研磨面、第2研磨面、第1研磨面の上側に位置した第1被研磨体キャリア、第2研磨面の上側に位置した第2被研磨体キャリア、第1被研磨体を第1被研磨体キャリアとの間で移送するように第1被研磨体キャリアにピボットするように構成された第1ロード/アンロードカップ、第2被研磨体を第2被研磨体キャリアとの間で移送するように第2被研磨体キャリアにピボットする第2ロード/アンロードカップを備える。前記第1被研磨体キャリアは、前記第1被研磨体を保持可能に構成される。前記第2被研磨体キャリアは、前記第2被研磨体を保有可能に構成される。前記ウェーハ移送デバイスは、前記第1被研磨体及び第2被研磨体を、前記第1及び第2研磨ユニットのうち少なくとも1つを第1と第2ロード/アンロードカップから送り出し、または、受け取るように構成される。
別の実施形態による装置は、研磨面、研磨面の上側に位置する第1被研磨体キャリア、第2被研磨体キャリア、第1被研磨体キャリアとの間で第1被研磨体を移送するために、第1被研磨体キャリアにピボットするように構成された第1ロード/アンロードカップ、及び第2被研磨体キャリアとの間で第2被研磨体を移送するために、第2被研磨体キャリアにピボットするように構成された第2ロード/アンロードカップを備える。第1被研磨体キャリアは、第1被研磨体を保持可能に構成される。第2被研磨体キャリアは、第2被研磨体を保持可能に構成される。
別の実施形態による装置は、少なくとも1つ以上の研磨面、少なくとも1つ以上の研磨面の上側に位置する少なくとも1つ以上の被研磨体キャリア、第1被研磨体を少なくとも1つ以上の被研磨体キャリアに移送するために、ピボッティング点周囲で少なくとも1つ以上の被研磨体キャリアにピボットするように構成された第1ロード/アンロードカップ、及び第2被研磨体を少なくとも1つ以上の被研磨体キャリアに移送するために、ピボッティング点周囲で少なくとも1つ以上の被研磨体キャリアにピボットするように構成された第2ロード/アンロードカップを備える。
本発明の実施形態によって被研磨体を研磨する方法は、研磨されることになる被研磨体を研磨面の上側に位置したピボッティング点周囲で被研磨体キャリアにピボッティングするステップ、被研磨体を被研磨体キャリアにローディングするステップ、被研磨体キャリアの被研磨体が研磨面の上側に位置するように被研磨体キャリアを移動するステップ、及び研磨面上で被研磨体を研磨するステップを含む。
本発明の別の実施形態によって被研磨体を研磨する方法は、研磨されることになる被研磨体をロード/アンロードカップに運ぶステップ、ロード/アンロードカップを第1被研磨体キャリアに移動するステップ、被研磨体を第1被研磨体キャリアにローディングするステップ、第1被研磨体キャリアの被研磨体が少なくとも1つの研磨面上に位置するように、第1被研磨体キャリアを移動するステップ、及び少なくとも1つの研磨面上で被研磨体を研磨するステップを含む。
本発明の別の実施形態によって被研磨体を研磨する方法は、研磨されることになる第1被研磨体を研磨面の上側に位置した第1被研磨体キャリアにピボットするステップ、研磨されることになる第2被研磨体を研磨面の上側に位置した第2被研磨体キャリアにピボットするステップ、第1被研磨体を第1被研磨体キャリアにローディングし、第2被研磨体を第2被研磨体キャリアにローディングするステップ、第1被研磨体キャリアの第1被研磨体と第2被研磨体キャリアの第2被研磨体とが研磨面上に位置するように、第1被研磨体キャリアと第2被研磨体キャリアとを独立して移動するステップ、及び研磨面上で被研磨体を独立して研磨するステップを含む。
本発明の他の態様及び利点は、本発明の原理の例証として示される添付図面を参照しながら、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
図1を参照して、本発明の実施形態による研磨ユニット150を備える研磨装置100を説明する。図1は、研磨装置100の平面図である。研磨装置100は、ウェーハ入力ステーション130、ウェーハ移送デバイス140、及び研磨ユニット150を備える。
ウェーハ入力ステーション130は、研磨装置100により研磨されることになる半導体ウェーハ、またはこれに類似する被研磨体を収容する。前記ウェーハ入力ステーション130はまた、研磨装置100により研磨された半導体ウェーハを収容することができる。前記ウェーハ入力ステーション130は、複数のウェーハを収容するために複数個のスロットを含むように構成してもよい。ウェーハ移送デバイス140は、ウェーハ入力ステーション130と研磨ユニット150との間でウェーハを移送するように構成される。さらに詳しくは、ウェーハ移送デバイス140は、後述するように、ウェーハ入力ステーション130と研磨ユニット150のロード/アンロードカップ182x、182yとの間でウェーハを移送するように構成される。ウェーハ移送デバイス140は、ウェーハ移送デバイスが線形の駆動メカニズム(図示せず)により線形トラックに沿って線形方式で移動可能であるように線形トラック145上に位置することができる。一例として、ウェーハ移送デバイス140は、移送の目的でウェーハを取り扱うためにロボットアームを備えることができる。ウェーハ移送デバイス140はさらに、該ウェーハ移送デバイスが一回に2つのウェーハを取り扱うことができるように、二重ロボットアームを備えるよう構成してもよい。ウェーハ移送デバイス140はまた、研磨ユニット150及びウェーハ入力ステーション130にウェーハを移送する前に、ウェーハを反転させるように構成する場合もある。
図1、図2及び図3を参照して、研磨ユニット150を説明する。図2は、研磨ユニット150の側面図であり、図3は、研磨ユニット150の斜視図である。研磨ユニット150は、研磨テーブル156、第1ウェーハキャリアアセンブリ160a、第2ウェーハキャリアアセンブリ160b、第3ウェーハキャリアアセンブリ160c、第4ウェーハキャリアアセンブリ160d、第1ウェーハリレーデバイス180x及び第2ウェーハリレーデバイス180yを備える。
研磨テーブル156は、回転するか、または米国特許第5,554,064号明細書に説明されたように軸周囲で周回することができ、該特許は引用により本明細書に組み込まれる。研磨パッド155は、半導体ウェーハに対するCMP工程用の研磨テーブル156上に取り付けることができる。研磨粒子及び/又はKOHのようなケミカルを含有する1つ以上のスラリが、半導体ウェーハを研磨するために研磨パッド155と共に使われる。パッドコンディショナ410を用いて、研磨プロセス中の研磨パッド155の表面の状態を整えて、適切な研磨を行うために研磨パッド155の表面をリフレッシュすることができる。本明細書では、ウェーハの研磨は、1つ以上の研磨パッドの表面上で研磨されるように記載されているが、研磨テーブルの研磨面などの任意の研磨表面上でウェーハを研磨することができる。
各ウェーハキャリアアセンブリ160は、ウェーハキャリア162、キャリアシャフト164、並びに回転及び垂直駆動メカニズム166を備える。ウェーハキャリア162は、研磨されることになるウェーハ表面が研磨パッド155に向かうように、半導体ウェーハを保持するように設計される。ウェーハキャリア162は、キャリアシャフト164を通じて回転及び垂直駆動メカニズム166に連結される。回転及び垂直駆動メカニズム166は、図2に示すように、研磨テーブル156の上側に位置付けられた研磨ユニット150の上部ハウジング構造物152に装着される。各回転及び垂直駆動メカニズム166は、連結されたキャリアシャフト164を通じて、それぞれのウェーハキャリア162の回転及び垂直運動を制御する。したがって、各回転及び垂直駆動メカニズムは、連結されたキャリアシャフト164を回転させることによって、それぞれのウェーハキャリアを回転させ、及び、連結されたキャリアシャフト164を垂直に移動することによって、それぞれのウェーハキャリアを垂直に移動するように構成される。ウェーハキャリア162は、研磨テーブル156上のそれぞれの研磨位置と、研磨テーブル156の上側に位置するそれぞれのウェーハロード/アンロード位置との間を個別に移動することができる。図2に示したウェーハキャリア162の位置は、研磨テーブル156の上側に位置するそれぞれのウェーハロード/アンロード位置である。半導体ウェーハを研磨するために、ウェーハキャリア162がウェーハキャリアにより保持されるウェーハを研磨パッド上で加圧するために、それぞれの回転及び垂直駆動メカニズム166により研磨パッド155上の研磨位置に下向きに移動する。
各ウェーハリレーデバイス180は、ロード/アンロードカップ182、ピボッティングアーム183、ピボッティングシャフト184、及びピボッティング及び垂直駆動メカニズム186を備える。ロード/アンロードカップ182は、ピボッティングアーム183を通じてピボッティングシャフト184に連結される。ピボッティングシャフト184は、ピボッティング及び垂直駆動メカニズム186に連結される。ピボッティング及び垂直駆動メカニズム186は、図2に示すように、好ましくは研磨ユニット150のハウジング構造物152に取り付けられる。ピボッティング及び垂直駆動メカニズム186は、ピボッティングシャフト184及びピボッティングアーム183を通じてロード/アンロードカップ182のピボッティング及び垂直動作を制御する。したがって、各ピボッティング及び垂直駆動メカニズム186は、連結されたピボッティングシャフト184を通じてそれぞれのロード/アンロードカップ182をピボッティングし、且つ連結されたピボッティングシャフトを通じてそれぞれのロード/アンロードカップを垂直に移動するように構成される。
図1、図2及び図3において、第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yが位置する地点X、Yが、これらのそれぞれのパーキング位置である。ロード/アンロードカップ182x、182yは、パーキング位置X、Yでそれぞれウェーハ移送デバイス140からウェーハを受け取るように設計される。第1ロード/アンロードカップ182xは、図1及び図2にそれぞれピボッティング動作A、Bにより示したように、パーキング位置Xから第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bのウェーハロード/アンロード位置のいずれか1つにピボットすることができる。同様に、第2ロード/アンロードカップ182yは、それぞれピボッティング動作C、Dにより示したように、パーキング位置Yから第3及び第4ウェーハキャリア162c、162dのウェーハロード/アンロード位置のいずれか1つにピボットすることができる。
ウェーハロード/アンロードに対して第1ロード/アンロードカップ182xを第1及び第2ウェーハキャリア162a、162yのうち1つに水平整列するためには、第1ウェーハリレーデバイス180xは、第1ピボッティングシャフト184xから第1ロード/アンロードカップ182xの中心までの距離が、第1ピボッティングシャフト184xから第1ウェーハキャリア162aの中心までの距離、及び第1ピボッティングシャフト184xから第2ウェーハキャリア162bの中心までの距離とほぼ等しいように設計され位置付けられる。同様の方法で、第2ウェーハリレーデバイス180yは、第2ピボッティングシャフト184yから第2ロード/アンロードカップ182yの中心までの距離が、第2ピボッティングシャフト184yから第3及び第4ウェーハキャリア162c、162dの中心までの距離とほぼ等しいように設計され位置付けられる。さらにまた、ロード/アンロードカップ182x、182yは、ロード/アンロードカップ182の垂直運動により、半導体ウェーハをローディング及びアンローディングするためのウェーハロード/アンロード位置でウェーハキャリア162に垂直に整列することができる。また、ウェーハキャリア162を、ウェーハキャリア162の垂直運動によりロード/アンロードカップ182に垂直に整列させることも可能である。
図1に示すように、研磨パッド155の上側にウェーハリレーデバイス180x、180yのピボッティングシャフト184x、184yを位置付けることが望ましく、したがって、ロード/アンロードカップ182x、182yのピボッティング点185x、185yは、研磨パッド155の表面の上側に位置する。ピボッティング点185x、185yは、研磨パッド155の表面を垂直方向に横切るピボッティング軸上に位置決めされる。ピボッティングシャフト184x、184yを研磨パッド155の上側に位置付けるために、図2に示すように、ピボッティング及び垂直駆動メカニズム186が研磨ユニット150の上部ハウジング構造物152に取り付けられる。ロード/アンロードカップ182x、182yのピボッティング点185x、185yを研磨パッド155の上側に位置付ける重要な利点は、研磨ユニット150の占有面積が効果的に低減されることである。さらに別の重要な利点は、ピボッティングシャフト184x、184yを研磨パッド155の上側に位置付けることによって、ピボッティングアーム183x、183yの長さを短くすることができる点である。一実施形態において、ロード/アンロー ;ドカップ182x、182yは、ピボッティングアーム183x、183yなしで、それぞれのピボッティングシャフト184x、184yに直接連結することができる。ピボッティングアーム183x、183yがより短いか、或いはこれがない場合には、ロード/アンロードカップ182x、182yのピボッティング動作をさらに安定かつ正確に制御することができる。
図4A及び図4Bを参照して、ウェーハリレーデバイス180の動作を、ウェーハキャリア162a及びウェーハリレーデバイス180xを例証として用いて説明する。図4Aは、ウェーハキャリア162aがウェーハロード/アンロード位置に位置付けられているときに、ロード/アンロードカップ182xがウェーハキャリア162a下に位置する状態の研磨ユニット150の平面図である。図4Bは、図4Aの研磨ユニット150の斜視図である。ロード/アンロードカップ182xが、図3に示すように、パーキング位置Xでウェーハ移送デバイス140により半導体ウェーハを受け取った後、ロード/アンロードカップ182xが研磨テーブル156の上側でウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置にピボットされる。ピボットされた後、ロード/アンロードカップ182xは、垂直にウェーハキャリア162aに向かって移動し、次いで、ウェーハをウェーハキャリア162aにロードする。ウェーハをウェーハキャリア162aに移送した後、ロード/アンロードカップ182xは下側に移動して、パーキング位置Xにピボットして戻る。ウェーハキャリア162aからウェーハをアンローディングするために、ロード/アンロードカップ182xは、再びウェーハキャリア162aのロード/アンロード位置にピボットされる。ウェーハキャリア162aからウェーハを受け取った後、ロード/アンロードカップ182xは、パーキング位置Xに戻る。
図5及び図6を参照して、ウェーハリレーデバイス180xまたは180yのいずれかとすることができる、ウェーハリレーデバイス180のロード/アンロードカップ182を説明する。図5は、本発明の実施形態によるロード/アンロードカップ182の平面図である。図6は、図5のロード/アンロードカップ182をQQ線で見た断面図である。
図5に示すように、ロード/アンロードカップ182は、カップベース190、カップリング195、リフタ200、ウェーハトレイ210、第1多重ノズル240、第2多重ノズル250、ドレインチャネル260、第1流体チャネル270及び第2流体チャネル272を備える。流体チャネル270、272は、ピボッティングアーム183及びピボッティングシャフト184を通じて流体源(図示せず)に連結することができる。ドレインチャネル260は、他の流体チャネル270、272と同様に、ピボッティングアーム183及びピボッティングシャフト184を通じてドレインポンプ(図示せず)に連結することができる。
カップリング195及びウェーハトレイ210は、カップベース190に装着される。リフタ200をカップベース190の中央に位置付けることができるように、ウェーハトレイ210は、中央に穴を備える。リフタ200は、図6に示すように、リフタピストン202を通じてリフタニューマチックシリンダ204に連結される。リフタ200は、ウェーハをウェーハキャリアまで引き上げるか、またはウェーハキャリアから下ろすためのウェーハハンドリングデバイスである。リフタ200は、ウェーハ表面の損傷を避けるために、ゴムのような軟質の材料で作られるのが好ましい。リフタ200は、該リフタにより取り扱われるウェーハの表面積よりも小さい表面積を有する。リフタシリンダ204は、第1流体チャネル270に連結され、第1流体チャネル270を通じて供給される流体により作動する。窒素ガスは、使用可能な流体の一例である。リフタ200は、リフタシリンダ204により上下に移動する。図6に示すように、リフタ200は、ウェーハ移送デバイス140からウェーハWを受け取るために、カップリング195の上面に引き上げられる。リフタ200がウェーハWを受け取った後、リフタは、ウェーハWをウェーハトレイ210上に置くためにウェーハトレイ210の下方に移動される。
図6に示すように、第1多重ノズル240は、カップベース190の上面に取り付けられ、第2多重ノズル250は、カップリング195に取り付けられる。第1及び第2ノズル240、250は、第2流体チャネル272に連結されて、第2流体チャネル272を通じて供給される脱イオン水のような流体を噴射する。使用された脱イオン水のような流体は、ドレインポンプ(図示せず)によりドレインチャネル260を通じて排出される。
図7A及び図7Bを参照して、ウェーハをウェーハキャリア162上にローディングするプロセスを説明する。図7A及び図7Bは、ロード/アンロードカップ182の連続的な断面図である。図6を参照して前述したように、ウェーハWがウェーハトレイ210上に位置付けられた後、ロード/アンロードカップ182は、図7Aに示すように、ウェーハキャリア162が位置付けられた地点へ移送される。ウェーハキャリア162は、研磨プロセス中にウェーハを閉じ込めるためのリテーナリング280を備える。次いで、リフタ200が上方に移動し、リフタ上のウェーハは、図7Bに示すように、真空チャネル285を通じて供給される真空を使用してウェーハキャリア162により受け取る。ウェーハがウェーハキャリア162により受け取られた後、リフタ200は下方へ移動する。ウェーハをアンローディングする場合、真空チャネル285を通じて供給される真空が除去され、これにより、ウェーハWをウェーハキャリア162から解放して、ロード/アンロードカップ182のリフタ上に置くようになる。ロード/アンロードカップ182は、脱イオン水をウェーハキャリア162に噴射することによって、ウェーハキャリア162を洗浄することができる。
ロード/アンロードカップ182の特定の構成及びそのウェーハローディング/アンローディングプロセスを説明してきたが、ウェーハをウェーハキャリア162にロードし、またはウェーハキャリア162からウェーハをアンロードできる任意の種類のデバイスを、ウェーハリレーデバイス180において使用することができる。
図8Aから図8Pを参照して、研磨ユニット150でウェーハを移送して研磨する例示的なプロセスシーケンスを説明する。図8Aから図8Pは、このプロセスを示す研磨ユニット150の連続的な斜視図である。
図8Aで、4個のウェーハキャリア162a、162b、162c、162dは、研磨テーブル156の上部にあるそれぞれのウェーハロード/アンロード位置に位置付けられる。2つのロード/アンロードカップ182x、182yは、それぞれのパーキング位置X、Yに位置付けられる。第1ウェーハW1は、矢印で表したように、ウェーハ移送デバイス140(図8Aから図8Pには図示せず)により第1ロード/アンロードカップ182xに供給される。
図8Bで、第1ロード/アンロードカップ182xは、第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送され、次いで、第1ウェーハW1を第1ウェーハキャリア162a上にロードする。
図8Cで、第1ロード/アンロードカップ182xは、パーキング位置Xに移送されて戻り、次に、第1ウェーハキャリア162aが、研磨テーブル156に取り付けられた研磨パッド155上で第1ウェーハW1を研磨する。第1ウェーハW1が研磨される間に、第2ウェーハW2は、矢印で表したようにウェーハ移送デバイス140によって第1ロード/アンロードカップ182xに供給される。
図8Dで、第1ロード/アンロードカップ182xは、第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送され、次いで、第2ウェーハW2を第2ウェーハキャリア162b上にロードする。その間に、第3ウェーハW3は、矢印で表したように、ウェーハ移送デバイス140によりパーキング位置Xで第2ロード/アンロードカップ182yに供給される。
図8Eで、第1ロード/アンロードカップ182xは、パーキング位置Xに移送されて戻り、第2ウェーハキャリア162bは、研磨パッド155上で第2ウェーハW2を研磨する。第1及び第2ウェーハが研磨されている間に、第2ロード/アンロードカップ182yは、第3ウェーハキャリア162cのウェーハロード/アンロード位置に移送され、次に、第3ウェーハW3を第3ウェーハキャリア162cにロードする。
図8Fで、第2ロード/アンロードカップ182yは、パーキング位置Yに移送されて戻り、次いで、第3ウェーハキャリア162cは、第3ウェーハW3を研磨パッド155上で研磨する。第1、第2及び第3ウェーハが研磨されている間に、第4ウェーハW4が、矢印で表したように、ウェーハ移送デバイス140により第2ロード/アンロードカップ182yに供給される。
図8Gで、第2ロード/アンロードカップ182yは、第4ウェーハキャリア162dのウェーハロード/アンロード位置に移送され、次いで、第4ウェーハW4を第4ウェーハキャリア162dにロードする。
図8Hで、第2ロード/アンロードカップ182yは、パーキング位置Yに移送されて戻り、次いで、第4ウェーハキャリア162dは、第4ウェーハW4を研磨パッド155上で研磨する。
図8Iで、第1ウェーハW1の研磨プロセスが完了した後、第1ウェーハキャリア162aは、研磨パッド155から引き上げられてウェーハロード/アンロード位置に移送されて戻る。次に、第1ロード/アンロードカップ182xが第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送され、第1ウェーハキャリア162aから第1ウェーハW1を受け取る。
図8Jで、第1ロード/アンロードカップ182xは、パーキング位置Xに移送されて戻り、次いで、第1ウェーハW1は、矢印で表したようにウェーハ移送デバイス140により第1ロード/アンロードカップ182xから取り出される。
図8Kで、第2ウェーハW2の研磨プロセスが完了した後、第2ウェーハキャリア162bが、研磨パッド155から引き上げられ、次いで、ウェーハロード/アンロード位置に移送されて戻る。第1ロード/アンロードカップ182xが、第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送され、次に、第2ウェーハキャリア162bから第2ウェーハW2を受け取る。
図8Iで、第1ロード/アンロードカップ182xは、パーキング位置Xに移送されて戻り、次いで、第2ウェーハW2は、矢印で表したように、ウェーハ移送デバイス140により第1ロード/アンロードカップ182xから取り出される。
図8Mで、第3ウェーハW3の研磨プロセスが完了した後、第3ウェーハキャリア162cは、研磨パッド155から引き上げられ、次に、ウェーハロード/アンロード位置に移送されて戻る。第2ロード/アンロードカップ182yは、第3ウェーハキャリア162cのウェーハロード/アンロード位置に移送され、次いで、第3ウェーハキャリア162cから第3ウェーハW3を受け取る。
図8Nで、第2ロード/アンロードカップ182yは、パーキング位置Yに移送されて戻り、次いで、第3ウェーハW3は、矢印で表したように、ウェーハ移送デバイス140により第2ロード/アンロードカップ182yから取り出される。
図8Oで、第4ウェーハW4の研磨プロセスが完了した後、第4ウェーハキャリア162dは、研磨パッド155から引き上げられ、次いで、ウェーハロード/アンロード位置に移送されて戻る。第2ロード/アンロードカップ182yは、第4ウェーハキャリア162dのウェーハロード/アンロード位置に移送されて戻り、次に、第4ウェーハキャリア162dから第4ウェーハW4を受け取る。
図8Pで、第2ロード/アンロードカップ182yは、パーキング位置Yに移送されて戻り、次いで、第4ウェーハW4は、矢印で表したように、ウェーハ移送デバイス140により第2ロード/アンロードカップ182yから取り出される。
研磨ユニット150において半導体ウェーハを移送して研磨する1つの例示的なシーケンスを図8Aから図8Pを参照して説明してきたが、ユニット150で他のシーケンスを使用してもよい。例えば、第1ウェーハW1が、図8Bに示すように第1ウェーハキャリア162aに移送された後、第2ウェーハW2を、ウェーハ移送デバイス140により第1ロード/アンロードカップ182xではなく第2ロード/アンロードカップ182yに移送することもできる。次いで、第2ウェーハW2は、第2ロード/アンロードカップ182yにより第3ウェーハキャリア162cに移送され、次に、研磨パッド155上で研磨される。また、第2ウェーハW2を第2ロード/アンロードカップ182yにより第3ウェーハキャリア162cではなく第4ウェーハキャリア162dに移送した後、研磨パッド155上で第2ウェーハを研磨することも可能である。全てのウェーハキャリア162が、第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yにより順次ウェーハをロードした後に4個のウェーハの研磨プロセスを開始することによって、同時に4個のウェーハを研磨することも可能である。
図9ないし図32を参照して、本発明の別の実施形態による研磨ユニット500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、720を説明する。図9、図11、図13A、図13B、図15A、図15B、図17、図19、図21、図23、図25A、図27A、図29、及び図31は、研磨ユニット500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、及び720の平面図である。図25B及び図27Bは、研磨ユニット660と、研磨ユニット680のデュアルカップウェーハリレーデバイスのそれぞれの斜視図である。
図10、図12、図14、図16、図18、図20、図22、図24、図26、図28A、図28B、図30A、図30B、及び図32は、これらの研磨ユニットでウェーハを処理する方法のフロー図である。これらの研磨ユニット500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、及び720のいずれかは、研磨ユニット150の代りに図1の研磨装置100において使うことができる。
図9、図11、図13、図15、図17、図19、図21、図23、図25A、図27A、図29、及び図31では、ウェーハキャリア162は、それぞれのキャリアシャフト164及びそれぞれの回転及び垂直駆動メカニズム166なしで示されている。しかしながら、研磨ユニット500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、及び720の各ウェーハキャリア162は、図1及び図2を参照して前述したように、ウェーハキャリアアセンブリ160の一部である。
これらの図におけるウェーハキャリア162は、単一または複数の研磨テーブル156の上側でそれぞれのウェーハロード/アンロード位置に位置付けられる。これらの図の一部では、ウェーハリレーデバイス180は、ピボッティング及び垂直駆動メカニズム186なしで示されている。しかしながら、ウェーハリレーデバイス180のロード/アンロードカップ182は、図1及び図2を参照して前述したように、それぞれのピボッティング及び垂直駆動メカニズム186により制御される。
これらの図においてロード/アンロードカップ182は、それぞれのパーキング位置X、Yに位置付けられる。ウェーハ移送デバイス140(この図面では図示せず)は、これらのパーキング位置X、Yでロード/アンロードカップ182との間でウェーハを移送する。ロード/アンロードカップ182は、それぞれのピボッティング動作A、B、C、及びDによりウェーハキャリア162との間でウェーハを移送する。研磨テーブル156は、それぞれのピボッティング点周囲で回転または周回することができる。1つ以上のパッドコンディショナ410は、研磨テーブル156上に取り付けられた研磨パッドを調整するためにこれらの研磨ユニットにおいて使用することができる。
図9を参照して、第1の代替的実施形態による研磨ユニット500を説明する。研磨ユニット500は、研磨パッド155を有する1つの研磨テーブル156、3つのウェーハキャリア162a、162b、162c、及び2つのウェーハリレーデバイス180x、180yを備える。ウェーハキャリア162a、162b、162cは、三角形構成で研磨テーブル156の上側に位置付けられる。すなわち、ウェーハキャリア162a、162b、162cは、これらのウェーハキャリアが実質的に三角形を形成するように位置付けられる。第1ウェーハリレーデバイス180xは、第1ウェーハリレーデバイス180xのロード/アンロードカップ182xが研磨パッド155の表面の上側のピボッティング点185x周囲で、それぞれピボッティング動作A、Bにより第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができるようにして、第1及び第2ウェーハキャリア162a、162b間に位置付けられる。第2ウェーハリレーデバイス180yは、第2ウェーハリレーデバイス180yのロード/アンロードカップ182yが研磨パッド155の表面の上側に位置決めされたピボッティング点185y周囲で、それぞれピボッティング動作C、Dにより第2及び第3ウェーハキャリア162b、162cのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができるようにして、第2及び第3ウェーハキャリア162b、162c間に位置付けられる。したがって、ウェーハは、それぞれのピボッティング動作B、Cにより2つのロード/アンロードカップ182x、182yのいずれかによって第2ウェーハキャリア162bとの間で移送することができる。ピボッティング点185x、185yは、研磨パッド155の表面を垂直に横切るピボット軸上に位置決めされる。
図10を参照して、研磨ユニット500でウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図10に示したステップを含む。ステップ2000で、第1ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、研磨テーブル156の上側の第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。
次いで、ステップ2010で、第1ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
次に、ステップ2020で、第2ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第3ウェーハキャリア162cに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yでロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Dにより、研磨テーブル156の上側の第3ウェーハキャリア162cのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第3ウェーハキャリア162c上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2030で、第2ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
次いで、ステップ2040で、第3ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第3ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Bにより、研磨テーブル156の上側の第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第3ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2050で、第3ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了すると、研磨されたウェーハは、研磨テーブル156から順次引き上げられ、次に、ウェーハリレーデバイス180x、180yによりウェーハキャリア162a、162b、162cから順次移送される。
3つのウェーハキャリア162を使用してウェーハを順次研磨するプロセスを説明してきたが、全てのウェーハキャリアが、ロード/アンロードカップ182x、182yにより順次ウェーハをロードした後で同時にウェーハの研磨を開始することも可能である。
図11を参照して、第2の代替的実施形態による研磨ユニット520を説明する。研磨ユニット520は、1つの研磨パッド155を有する研磨テーブル156、2つのウェーハキャリア162a、162b、及び1つのウェーハリレーデバイス180を備える。ウェーハキャリア162a、162bは、研磨テーブル156の上側に位置付けられる。ウェーハリレーデバイス180は、ウェーハリレーデバイス180のロード/アンロードカップ182が、研磨パッド155の表面の上側に位置決めされたピボッティング点185周囲で、それぞれピボッティング動作A、Bによりウェーハキャリア162a、162bのロード/アンロード位置にピボットすることができるようにして、ウェーハキャリア162a及び162b間に位置付けられる。ピボッティング点185は、研磨パッド155の表面を垂直に横切るピボッティング軸上に位置決めされる。
図12を参照して、研磨ユニット520でウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図12に示したステップを含む。ステップ2100で、第1ウェーハが、ウェーハリレーデバイス180により第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182をそのピボッティング動作Aにより、研磨テーブル156の上側の第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182をそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2110で、第1ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
次に、ステップ2120で、第2ウェーハが、ウェーハリレーデバイス180により第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182をそのピボッティング動作Bにより、研磨テーブル156の上側の第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182をそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2130で、第2ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了すると、ウェーハは、研磨テーブル156から順次引き上げられ、次いで、ウェーハリレーデバイス180によりウェーハキャリア162a、162bから順次移送される。
2つのウェーハキャリア162を使用してウェーハを順次研磨するプロセスを説明してきたが、全てのウェーハキャリアが、ロード/アンロードカップ182により順次ウェーハをロードした後で同時にウェーハの研磨を開始することも可能である。
図13Aを参照して、第3の代替的実施形態による研磨ユニット540を説明する。研磨ユニット540は、それぞれの研磨パッド155a〜155dを有する四つの研磨テーブル156a〜156d、四つのウェーハキャリア162a〜162d、及び2つのウェーハリレーデバイス180x、180yを備える。ウェーハキャリア162a、162b、162c、162dは、それぞれ、研磨テーブル156a、156b、156c、156dの上側に位置付けられ、ウェーハを、それぞれ研磨パッド155a、155b、155c、155dを使用して研磨テーブル156a、156b、156c、156d上で研磨する。
第1ウェーハリレーデバイス180xは、第1ウェーハリレーデバイス180xのロード/アンロードカップ182xが、ピボッティング点185x周囲でピボッティング動作A、Bによりそれぞれ第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができるようにして、第1及び第2ウェーハキャリア162a、162b間に位置付けられる。第2ウェーハリレーデバイス180yは、第2ウェーハリレーデバイス180yのロード/アンロードカップ182yがピボッティング点185y周囲で、それぞれピボッティング動作C、Dにより第3及び第4ウェーハキャリア162b、162cのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができるようにして、第3及び第4ウェーハキャリア162c、162d間に位置付けられる。ピボッティング点185x、185yは、研磨パッド155の表面に垂直なボッティング軸上に位置決めされる。
図13Aで、研磨パッド155a〜155dは、直線構成位置付けられる。すなわち、研磨パッド155a〜155dは、これらの研磨パッドが実質的に直線を形成するように位置付けられる。しかしながら、研磨パッド155a〜155dは、図13Bに示すように、L字形構成で位置付けることができる。
図14Aを参照して、研磨ユニット540でウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図14Aに示したステップを含む。ステップ2200で、第1ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、第1研磨テーブル156aの上側の第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2210で、第1ウェーハは、第1研磨パッド155aを使用して第1テーブル156a上で研磨される。
次いで、ステップ2220で、第2ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第3研磨テーブル156cの上側で第3ウェーハキャリア162cに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yでロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Cにより、第3研磨テーブル156cの上側の第3ウェーハキャリア162cのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第3ウェーハキャリア162c上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2230で、第2ウェーハは、研磨パッド155cを使用して第3研磨テーブル156c上で研磨される。
次に、ステップ2240で、第3ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第3ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Bにより、第2研磨テーブル156bの上側の第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第3ウェーハを第2ウェーハキャリア162b上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2250で、第3ウェーハは、研磨パッド155bを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨される。
次いで、ステップ2260で、第4ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第4研磨テーブル156dの上側で第4ウェーハキャリア162dに移送される。このステップは、(1)第4ウェーハをそのパーキング位置Yでロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Dにより、第4研磨テーブル156dの上側の第4ウェーハキャリア162dのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第4ウェーハを第4ウェーハキャリア162d上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2270で、第4ウェーハは、研磨パッド155dを使用して第4研磨テーブル156d上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、それぞれの研磨テーブル156a、156b、156c、156dから順次引き上げられ、次いで、ウェーハリレーデバイス180x、180yによりウェーハキャリア162a、162b、162cから順次移送される。
四つのウェーハキャリア162を使用してウェーハを順次研磨するプロセスを説明してきたが、全てのウェーハキャリアがロード/アンロードカップ182x、182yにより順次ウェーハをロードした後で同時にウェーハの研磨を開始することも可能である。
図14Bを参照して、研磨ユニット540でウェーハを処理する別の方法を説明する。この方法は、図14Bに示したステップを含む。ステップ2205で、第1ウェーハが第1ウェーハリレーデバイス180xにより第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。次いで、ステップ2215で、第1ウェーハは、研磨パッド155aを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨される。第1ウェーハは、第1の種類のスラリを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨することができる。
次いで、ステップ2225で、第2ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第3研磨テーブル156cの上側で第3ウェーハキャリア162cに移送される。次いで、ステップ2235で、第2ウェーハが、研磨パッド155cを使用して第3研磨テーブル156c上で研磨される。第2ウェーハは、第1の種類のスラリを使用して第3研磨テーブル156c上で研磨することができる。
次いで、ステップ2245で、第1ウェーハが第1ウェーハキャリア162aから、第1ウェーハリレーデバイス180xにより第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xから、そのピボッティング動作Aにより第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(2)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162aからロード/アンロードカップ182xにアンローディングするステップ、(3)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作A、Bにより、第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(4)第1ウェーハを第2ウェーハキャリア162b上にローディングするステップ、及び(5)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2255で、第1ウェーハが、研磨パッド155bを使用して第2テーブル156b上で研磨される。第1ウェーハは、第2の種類のスラリを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨することができる。
次いで、ステップ2265で、第2ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第3ウェーハキャリア162cから第4研磨テーブル156dの上側で第4ウェーハキャリア162dに移送される。このステップは、(1)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yから、そのピボッティング動作Cにより第3ウェーハキャリア162cのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(2)第2ウェーハを第3ウェーハキャリア162cからロード/アンロードカップ182yにアンローディングするステップ、(3)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作C、Dにより、第4研磨テーブル156dの上側で第4ウェーハキャリア162dのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(4)第2ウェーハを第4ウェーハキャリア162dにローディングするステップ、及び(5)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2275で、第2ウェーハが、研磨パッド155dを使用して第4研磨テーブル156d上で研磨される。第2ウェーハは、第2の種類のスラリを使用して第4研磨テーブル156d上で研磨することができる。
第1及び第2ウェーハが、それぞれ第2及び第4研磨テーブル156b、156d上で研磨された後、ウェーハは、それぞれの研磨テーブル156b、156dから順次引き上げられ、次いで、それぞれのウェーハリレーデバイス180x、180yによりウェーハキャリア162b、162dから順次移送される。
四つのウェーハキャリア162a、162b、162c、162dを使用して第1及び第2ウェーハを順次研磨するプロセスを説明してきたが、ウェーハキャリア162a、162b、162c、162dがロード/アンロードカップ182x、182yにより順次ウェーハをロードした後でウェーハの研磨を同時に開始することも可能である。
図15Aを参照して、第4の代替的実施形態による研磨ユニット560を説明する。研磨ユニット560は、それぞれの研磨パッド155a〜155cを有する3つの研磨テーブル156a〜156c、3つのウェーハキャリア162a〜162c、及び2つのウェーハリレーデバイス180x、180yを備える。ウェーハキャリア162a、162b、162cは、それぞれの研磨テーブル156a、156b、156cの上側に位置付けられ、研磨テーブル156a、156b、156c上でそれぞれの研磨パッド155a、155b、155cを使用してウェーハを研磨する。
第1ウェーハリレーデバイス180xは、第1ウェーハリレーデバイス180xのロード/アンロードカップ182xが、ピボッティング点185x周囲で、それぞれのピボッティング動作A、Bにより第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができるようにして、第1及び第2ウェーハキャリア162a、162b間に位置付けられる。第2ウェーハリレーデバイス180yは、第2ウェーハリレーデバイス180yのロード/アンロードカップ182yが、ピボッティング点185y周囲で、それぞれのピボッティング動作C、Dにより第2及び第3ウェーハキャリア162b、162cのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができるようにして、第2及び第3ウェーハキャリア162b、162c間に位置付けられる。ピボッティング点185x、185yは、研磨パッド155の表面に垂直なピボッティング軸上に位置決めされる。
図15Aで、研磨パッド155a〜155cは、直線構成で位置付けられる。すなわち、研磨パッド155a〜155cは、この研磨パッドが実質的に直線を形成するように位置付けられる。しかしながら、研磨パッド155a〜155cは、図15Bに示すように、三角形の構成で位置付けてもよい。
図16Aを参照して、研磨ユニット560で半導体ウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図16Aに示したステップを含む。ステップ2300で、第1ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xを、そのピボッティング動作Aにより第1研磨テーブル156aの上側の第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2310で、第1ウェーハは、研磨パッド155aを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨される。
次いで、ステップ2320で、第2ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第3研磨テーブル156cの上側で第3ウェーハキャリア162cに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yでロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Dにより第3研磨テーブル156cの上側の第3ウェーハキャリア162cのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第3ウェーハキャリア162cにローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2330で、第2ウェーハは、研磨パッド155cを使用して第3研磨テーブル156c上で研磨される。
次いで、ステップ2340で、第3ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより、第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第3ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Bにより第2研磨テーブル156bの上側の第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第3ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2350で、第3ウェーハは、研磨パッド155bを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、研磨テーブル156から順次引き上げられ、次に、ウェーハリレーデバイス180x、180yによりウェーハキャリア162a、162b、162cから順次移送される。
3つのウェーハキャリア162を使用してウェーハを順次研磨するプロセスを説明してきたが、全てのウェーハキャリアがロード/アンロードカップ182x、182yにより順次ウェーハをロードした後で同時にウェーハの研磨を開始することも可能である。
図16Bを参照して、研磨ユニット560でウェーハを研磨する別の方法を説明する。この方法は、図16Bに示したステップを含む。ステップ2305で、第1ウェーハが第1ウェーハリレーデバイス180xにより第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。次いで、ステップ2315で、第1ウェーハは、研磨パッド155aを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨される。第1ウェーハは、第1の種類のスラリを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨することができる。
次いで、ステップ2325で、第2ウェーハが第2ウェーハリレーデバイス180yにより第2研磨テーブル156bの上側で第3ウェーハキャリア162cに移送される。次いで、ステップ2335で、第2ウェーハは、研磨パッド155cを使用して第3研磨テーブル156c上で研磨される。第2ウェーハは、第1の種類のスラリを使用して第3研磨テーブル156c上で研磨することができる。
次に、ステップ2345で、第1ウェーハは、第1ウェーハリレーデバイス180xにより第1ウェーハキャリア162aから第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、そのパーキング位置Xから第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(2)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162aからロード/アンロードカップ182xにアンローディングするステップ、(3)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作A、Bにより、第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(4)第1ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(5)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次に、ステップ2355で、第1ウェーハは、研磨パッド155bを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨される。第1ウェーハが第2研磨テーブル156bで研磨された後、第1ウェーハは、ステップ2365で、第1ウェーハリレーデバイス180xにより第2ウェーハキャリア162bから移送される。
次に、ステップ2375で、第2ウェーハは、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第3ウェーハキャリア162cから第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Cにより、そのパーキング位置Yから第3ウェーハキャリア162cのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(2)第2ウェーハを第3ウェーハキャリア162cからロード/アンロードカップ182yにアンローディングするステップ、(3)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作D、Cにより、第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(4)第2ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(5)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2385で、第2ウェーハは、研磨パッド155bを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨される。第2ウェーハは、第2の種類のスラリを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨することができる。
第2ウェーハが第2研磨テーブル156bで研磨された後、ウェーハは、第2研磨テーブル156bから引き上げられ、次いで、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第2ウェーハキャリア162bから移送される。
図17を参照して、第5の代替的実施形態による研磨ユニット580を説明する。研磨ユニット580は、それぞれの研磨パッド155a、155bを有する2つの研磨テーブル156a、156b、2つのウェーハキャリア162a、162b、及び1つのウェーハリレーデバイス180を備える。ウェーハキャリア162a、162bは、それぞれの研磨テーブル156a、156b上に位置付けられ、それぞれの研磨パッド155a、155bを使用して研磨テーブル156a、156bでウェーハを研磨する。
ウェーハリレーデバイス180は、該ウェーハリレーデバイス180のロード/アンロードカップ182が、ピボッティング点185周囲で、それぞれのピボッティング動作A、Bにより第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができるようにして、第1及び第2ウェーハキャリア162a、162b間に位置付けられる。ピボッティング点185は、研磨パッド155の表面に垂直なピボッティング軸上に位置決めされる。
図18Aを参照して、研磨ユニット580で半導体ウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図18Aに示したステップを含む。ステップ2400で、第1ウェーハがウェーハリレーデバイス180により、第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182をそのピボッティング動作Aにより、第1研磨テーブル156aの上側の第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182をそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2410で、第1ウェーハは、研磨パッド155aを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨される。
次いで、ステップ2420で、第2ウェーハが、ウェーハリレーデバイス180により、第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182をそのピボッティング動作Bにより、第2研磨テーブル156bの上側の第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182をそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2430で、第2ウェーハは、研磨パッド155bを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、研磨テーブル156a、156bから順次引き上げられ、次に、ウェーハリレーデバイス180によりウェーハキャリア162a、162bから順次移送される。
2つのウェーハキャリア162を使用してウェーハを順次研磨するプロセスを説明してきたが、全てのウェーハキャリアがロード/アンロードカップ182により順次ウェーハをロードした後で、同時にウェーハの研磨を開始することも可能である。
図18Bを参照して、研磨ユニット580で半導体ウェーハを処理する別の方法を説明する。この方法は、図18Bに示したステップを含む。ステップ2405で、第1ウェーハが、ウェーハリレーデバイス180により第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。次いで、ステップ2415で、第1ウェーハは、研磨パッド155aを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨される。第1ウェーハは、第1の種類のスラリを用いて第1研磨テーブル156a上で研磨することができる。
次に、ステップ2425で、第1ウェーハが、ウェーハリレーデバイス180により第2研磨テーブル156bの上側で第1ウェーハキャリア162aから第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)ロード/アンロードカップ182をそのパーキング位置Xからそのピボッティング動作Aにより第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(2)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162aからロード/アンロードカップ182にアンローディングするステップ、(3)ロード/アンロードカップ182をそのピボッティング動作A、Bにより第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(4)第1ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(5)ロード/アンロードカップ182をそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2435で、第1ウェーハは、研磨パッド155bを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨される。第1ウェーハは、第2の種類のスラリを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨することができる。
第1ウェーハが、第2研磨テーブル156b上で研磨された後、ウェーハは、研磨テーブル156bから引き上げられ、次に、ウェーハリレーデバイス180によりウェーハキャリア162から移送される。
図19Aを参照して、第6の代替的実施形態による研磨ユニット600を説明する。研磨ユニット600は、研磨パッド155を有する1つの研磨テーブル156、2つのウェーハキャリア162a、162b及び2つのウェーハリレーデバイス180x、180yを備える。ウェーハキャリア162a、162bは、同じ研磨テーブル156の上側に位置付けられ、同じ研磨テーブル156上で研磨パッド155を使用してウェーハを研磨する。第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yは、それぞれ第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bとの間でウェーハを移送するように位置付けられる。第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yは、研磨パッド155の表面の上側に位置する各ピボッティング点185x、185y周囲で、それぞれのピボッティング動作A、Bにより第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができる。ピボッティング点185x、185yは、研磨パッド155の表面を垂直に横切るピボッティング軸上に位置決めされる。
図19Bには、図19Aの研磨ユニット600の別の実施形態が示されている。図19Bの研磨ユニット600は、第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yのピボッティング点185x、185yが研磨パッド155の上側に位置しない点で、図19Aの研磨ユニットとは異なる。しかしながら、図19Bの研磨ユニット600は、図19Aの研磨ユニット600と同様に動作する。
図20を参照して、研磨ユニット600で半導体ウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図20に示したステップを含む。ステップ2500で、第1ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより研磨テーブル156の上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、研磨テーブル156の上側の第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2510で、第1ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
次いで、ステップ2520で、第2ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yにより研磨テーブル156の上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yでロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Bにより、研磨テーブル156の上側の第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第2ウェーハキャリア162b上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2530で、第2ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、研磨テーブル156から順次引き上げられ、次に、ウェーハリレーデバイス180x、180yによりウェーハキャリア162a、162bから順次移送される。
2つのウェーハキャリア162a、162bを使用して順次ウェーハを研磨するプロセスを説明してきたが、全てのウェーハキャリアがロード/アンロードカップ182x、182yにより、順次または同時にウェーハをロードした後で、ウェーハの研磨を同時に開始することも可能である。
図21を参照して、第7の代替的実施形態による研磨ユニット620を説明する。研磨ユニット620は、それぞれ研磨パッド155a、155bを有する2つの研磨テーブル156a、156b、2つのウェーハキャリア162a、162b、及び2つのウェーハリレーデバイス180x、180yを備える。ウェーハキャリア162a、162bは、それぞれ研磨テーブル156a、156b上に位置付けられ、それぞれ研磨パッド155a、155bを使用して研磨テーブル156a、156b上でウェーハを研磨する。第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yは、それぞれ第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bとの間でウェーハを移送する。第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yは、各ピボッティング点185x、185y周囲で、それぞれのピボッティング動作A、Bにより第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができる。ピボッティング点185x、185yは、研磨パッド155の表面に垂直にピボッティング軸上に位置決めされる。
図22を参照して、研磨ユニット620で半導体ウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図22に示したステップを含む。ステップ2600で、第1ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより、第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、第1研磨テーブル156aの上側の第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2610で、第1ウェーハは、研磨パッド155aを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨される。
次いで、ステップ2620で、第2ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yにより第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yでロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Bにより第2研磨テーブル156bの上側の第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2630で、第2ウェーハは、研磨パッド155bを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、研磨テーブル156a、156bから順次引き上げられ、次に、ウェーハリレーデバイス180x、180yによりウェーハキャリア162a、162bから順次移送される。
2つのウェーハキャリア162を使用して順次ウェーハを研磨するプロセスを説明してきたが、全てのウェーハキャリアがロード/アンロードカップ182x、182yにより順次または同時にウェーハをロードした後でウェーハの研磨を同時に開始することも可能である。
図23を参照して、第8の代替的実施形態による研磨ユニット640を説明する。研磨ユニット640は、研磨パッド155を有する1つの研磨テーブル156、1つのウェーハキャリア162、及び2つのウェーハリレーデバイス180x、180yを備える。第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yは、ウェーハキャリア162との間で交互にウェーハを移送する。第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yは、それぞれのピボッティング動作A、Bにより、ウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置にピボッティング点185x、185y周囲でそれぞれピボットすることができる。ピボッティング点185x、185yは、研磨パッド155の表面を垂直に横断するピボッティング軸上に位置決めされる。
図24を参照して、研磨ユニット640で半導体ウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図24に示したステップを含む。ステップ2700で、第1ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xにより研磨テーブル156の上側でウェーハキャリア162に移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより研磨テーブル156の上側のウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハをウェーハキャリア162上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2710で、第1ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
次いで、ステップ2720で、第1ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハキャリア162が、研磨テーブル156から引き上げられ、次いで、第1ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xのロード/アンロードカップ182xによりウェーハキャリア162から取り出される。次に、ステップ2730で、第2ウェーハが、そのピボッティング動作Bで第2ウェーハリレーデバイス180yによりウェーハキャリア162に移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yでロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Bにより、研磨テーブル156の上側のウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハをウェーハキャリア162上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2740で、第2ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
変更された実施形態において、ステップ2720及びステップ2730は、ステップ2725及びステップ2735と置き換えられる。この実施形態において、ステップ2725では、第1ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハキャリア162が研磨テーブル156から引き上げられ、次いで、第1ウェーハが、第2ウェーハリレーデバイス180yのロード/アンロードカップ182yによりウェーハキャリア162から取り出される。
次いで、ステップ2735で、第2ウェーハが、第1ウェーハリレーデバイス180xのロード/アンロードカップ182xにより、ウェーハキャリア162に移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、研磨テーブル156の上側のウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハをウェーハキャリア162上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2740で、第2ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
図25A及び図25Bを参照して、第9の代替的実施形態による研磨ユニット660を説明する。図25A及び図25Bは、それぞれ研磨ユニット660の平面図及び斜視図である。研磨ユニット660は、研磨パッド155を有する1つの研磨テーブル156、1つのウェーハキャリア162、及び1つのウェーハリレーデバイス180を備える。ロード/アンロードカップ182は、ウェーハキャリア162との間でウェーハを移送する。ロード/アンロードカップ182は、ピボッティング点185周囲で、そのピボッティング動作Aによりウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができる。ピボッティング点185は、研磨パッド155の表面を垂直に横切るピボッティング軸上に位置決めされる。ピボッティング動作Aはさらに、図25Bに仮想線で表示される。ウェーハリレーデバイス180は、該ウェーハリレーデバイス180のピボッティングシャフト184と好ましくはロード/アンロードカップ182のパーキング位置Xが研磨テーブル156の上側に位置決めされるように、研磨ユニット660内に設計され設置される。このような構成により、パーキング位置Xとウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置との間で、ロード/アンロードカップ182のピボッティング動作Aの範囲が低減され、したがって、研磨ユニット660の占有面積を最小化することができる。ピボッティング動作Aの範囲をさらに低減するために、ロード/アンロードカップ182をピボッティングアーム183なしでピボッティングシャフト184に直接連結することができる。
図26を参照して、研磨ユニット660で半導体ウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図26に示したステップを含む。ステップ2800で、第1ウェーハが、好ましくは研磨テーブル156の上側に位置決めされたそのパーキング位置Xでウェーハリレーデバイス180のロード/アンロードカップ182上に位置付けられる。
次に、ステップ2810で、第1ウェーハがロード/アンロードカップ182のピボッティング動作Aにより、研磨テーブル156の上側のそのウェーハロード/アンロード位置でウェーハキャリア162に移送される。次いで、ステップ2820で、第1ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
第1ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、研磨テーブル156から引き上げられ、次いで、ウェーハリレーデバイス180によりウェーハキャリア162から移送される。
図27A及び図27Bを参照して、第10の代替的実施形態による研磨ユニット680を説明する。図27Aは、研磨ユニット680の平面図である。図27Bは、研磨ユニット680の二重カップウェーハリレーデバイス685の斜視図である。研磨ユニット680は、研磨パッド155を有する1つの研磨テーブル156、2つのウェーハキャリア162a、162b、及び二重カップウェーハリレーデバイス685を備える。
二重カップウェーハリレーデバイス685は、それぞれのピボッティングアーム183x、183yを通じてピボッティングシャフト184に連結された2つのロード/アンロードカップ182x、182yを備える。ピボッティングシャフト184は、ピボッティング及び垂直駆動メカニズム186により制御される。第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yは、研磨パッド155の表面の上側に位置決めされたピボッティング点185周囲で、そのピボッティング動作Eによりそれぞれウェーハキャリア162b、162aのウェーハロード/アンロード位置にピボットすることができる。したがって、二重カップウェーハリレーデバイス685は、第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bとの間で2つのウェーハを同時に移送することができる。ピボッティング点185は、研磨パッド155の表面を垂直に横切るピボッティング軸上に位置決めされる。変更された実施形態では、第1ロード/アンロードカップ182xが、ウェーハをピボッティング動作Aにより第1ウェーハキャリア162aとの間で移送することができ、第2ロード/アンロードカップ182yは、ウェーハをピボッティング動作Bにより第2ウェーハキャリア162bとの間で移送することができる。
図28A及び図28Bを参照して、研磨ユニット680で半導体ウェーハを交互的及び同時的方式で処理する方法をそれぞれ説明する。
交互的方式は、図28Aに示したステップを含む。ステップ2900で、第1ウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第1ロード/アンロードカップ182xにより、研磨テーブル156の上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xで第1ロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより研磨テーブル156の上側に第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2910で、第1ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
次いで、ステップ2920で、第2ウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第2ロード/アンロードカップ182yにより研磨テーブル156の上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yで第2ロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)第2ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Bにより研磨テーブル156の上側で第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(4)第2ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ2930で、第2ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハが、研磨テーブル156から引き上げられ、次いで、二重カップウェーハリレーデバイス685のロード/アンロードカップ182x、182yにより、それぞれ、ウェーハキャリア162a、162bから順次移送される。
同時的方式は、図28Bに示したステップを含む。ステップ3000で、2つのウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yにより、2つのウェーハキャリア162a、162bに同時に移送される。このステップは、(1)2つのウェーハをそれぞれそのパーキング位置X、Yで第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yに位置付けるステップ、(2)第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yをピボッティング動作Eにより研磨テーブル156の上側で第2及び第1ウェーハキャリア162b、162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)2つのウェーハを第2及び第1ウェーハキャリア162b、162aにローディングするステップ、及び(4)第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yをこれらのそれぞれのパーキング位置X、Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ3010で、2つのウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
次いで、ステップ3020で、ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハが研磨テーブル156から引き上げられ、次いで、ピボッティング動作Eで二重カップウェーハリレーデバイス685のロード/アンロードカップ182x、182yによりウェーハキャリア162a、162bから同時に移送される。
図29を参照して、第11の代替的実施形態による研磨ユニット700を説明する。研磨ユニット700は、それぞれ研磨パッド155a、155bを有する2つの研磨テーブル156a、156b、2つのウェーハキャリア162a、162b、及び二重カップウェーハリレーデバイス685を備える。ウェーハキャリア162a、162bは、それぞれ研磨テーブル156a、156bの上側に位置付けられる。
第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yは、ピボッティング動作Eによりそれぞれウェーハキャリア162b、162aのウェーハロード/アンロード位置にピボッティング点185周囲でピボットすることができる。したがって、二重カップウェーハリレーデバイス685は、第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bとの間で2つのウェーハを同時に移送することができる。ピボッティング点185は、研磨パッド155の表面に垂直なピボッティング軸上に位置決めされる。変更された実施形態では、第1ロード/アンロードカップ182xが、ウェーハをピボッティング動作Aにより第1ウェーハキャリア162aとの間で移送することができ、第2ロード/アンロードカップ182yは、ウェーハをピボッティング動作Bにより第2ウェーハキャリア162bとの間で移送することができる。
図30A及び図30Bを参照して、研磨ユニット700で半導体ウェーハを交互的方式及び同時的方式で処理する方法をそれぞれ説明する。
交互的方式は、図30Aに示したステップを含む。ステップ3100で、第1ウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第1ロード/アンロードカップ182xにより第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aに移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xで第1ロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、第1研磨テーブル156aの上側で第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハを第1ウェーハキャリア162a上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ3110で、第1ウェーハは、研磨パッド155aを使用して第1研磨テーブル156a上で研磨される。
次いで、ステップ3120で、第2ウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第2ロード/アンロードカップ182yにより第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bに移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yで第2ロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)第2ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Bにより第2研磨テーブル156bの上側で第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハを第2ウェーハキャリア162bにローディングするステップ、及び(4)第2ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ3130で、第2ウェーハは、研磨パッド155bを使用して第2研磨テーブル156b上で研磨される。
ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、研磨テーブル156a、156bから引き上げられ、次いで、それぞれ二重カップウェーハリレーデバイス685のロード/アンロードカップ182x、182yによりウェーハキャリア162a、162bから順次移送される。
同時的方式は、図30Bに示したステップを含む。ステップ3200で、2つのウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yにより、2つのウェーハキャリア162a、162bに同時に移送される。このステップは、(1)2つのウェーハをそれぞれそのパーキング位置X、Yで第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182y上に位置付けるステップ、(2)第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yをそのピボッティング動作Eにより、それぞれ第2及び第1研磨テーブル156b、156aの上側で第2及び第1ウェーハキャリア162b、162aのウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)2つのウェーハを第2及び第1ウェーハキャリア162b、162aにローディングするステップ、及び(4)第1及び第2ロード/アンロードカップ182x、182yをこれらのそれぞれのパーキング位置X、Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ3210で、2つのウェーハは、研磨パッド155a、155bを使用してそれぞれ研磨テーブル156a、156b上で研磨される。
次に、ステップ3220で、ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハが、研磨テーブル156a、156bから引き上げられ、次いで、二重カップウェーハリレーデバイス685のロード/アンロードカップ182x、182yによりウェーハキャリア162a、162bから同時に移送される。
図31を参照して、第12の代替的実施形態による研磨ユニット720を説明する。研磨ユニット720は、研磨パッド155を有する1つの研磨テーブル156、1つのウェーハキャリア162、及び1つの二重カップウェーハリレーデバイス685を備える。二重カップウェーハリレーデバイス685のロード/アンロードカップ182x、182yの各々は、交互的方式でこれらのそれぞれのピボッティング動作A、Bにより、研磨パッド155の表面の上側でピボッティング点185周囲でピボットして、ウェーハをウェーハキャリア162に移送することができる。ピボッティング点185は、研磨パッド155の表面に垂直に横断するピボッティング軸上に位置決めされる。変更された実施形態において、第1ロード/アンロードカップ182xを用いて、ウェーハをピボッティング動作Aによりウェーハキャリア162に移送することができ、第2ロード/アンロードカップ182yを用いて、ウェーハをピボッティング動作Bによりウェーハキャリア162から移送することができる。
図32を参照して、研磨ユニット720で半導体ウェーハを処理する方法を説明する。この方法は、図32に示したステップを含む。ステップ3300で、第1ウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第1ロード/アンロードカップ182xにより、研磨テーブル156の上側でウェーハキャリア162に移送される。このステップは、(1)第1ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、研磨テーブル156の上側にウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第1ウェーハをウェーハキャリア162上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182xをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ3310で、第1ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
次に、ステップ3320で、第1ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハキャリア162が、研磨テーブル156から引き上げられ、次いで、第1ウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第1ロード/アンロードカップ182xにより、ウェーハキャリア162から取り出される。
ステップ3330で、第2ウェーハが、そのピボッティング動作Bにより、二重カップウェーハリレーデバイス685の第2ロード/アンロードカップ182yによりウェーハキャリア162に移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Yでロード/アンロードカップ182y上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182yをそのピボッティング動作Bにより、研磨テーブル156の上側でウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハをウェーハキャリア162上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Yに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、ステップ3340で、第2ウェーハは、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
変更された実施形態において、ステップ3320及びステップ3330は、ステップ3325及びステップ3335と置き換えられる。この実施形態において、ステップ3325は、第1ウェーハの研磨プロセスが完了した後、ウェーハキャリア162が研磨テーブル156から引き上げられ、次いで、第1ウェーハが二重カップウェーハリレーデバイス685の第2ロード/アンロードカップ182yにより、ウェーハキャリア162から取り出される。
次いで、ステップ3335で、第2ウェーハが、二重カップウェーハリレーデバイス685の第1ロード/アンロードカップ182xにより、ウェーハキャリア162に移送される。このステップは、(1)第2ウェーハをそのパーキング位置Xでロード/アンロードカップ182x上に位置付けるステップ、(2)ロード/アンロードカップ182xをそのピボッティング動作Aにより、研磨テーブル156の上側でウェーハキャリア162のウェーハロード/アンロード位置に移送するステップ、(3)第2ウェーハをウェーハキャリア162上にローディングするステップ、及び(4)ロード/アンロードカップ182yをそのパーキング位置Xに移送して戻すステップからなるサブステップを含む。次いで、第2ウェーハは、ステップ3340で、研磨パッド155を使用して研磨テーブル156上で研磨される。
図33を参照して、本発明の第2実施形態による研磨装置5000を説明する。研磨装置5000における共通の部品及び構成要素を図1の研磨装置100における部品及び構成要素と関連付けるために、図1の同じ参照番号が図33において使用される。さらに、これらの共通の部品及び構成要素は以下では詳細には説明しない。
研磨装置5000は、ウェーハ入力ステーション130、ウェーハ移送デバイス140、第1研磨ユニット600a、第2研磨ユニット600b、洗浄器バッファステーション135、洗浄器ウェーハ移送デバイス350、ウェーハ洗浄器420、出力ウェーハ移送デバイス450、及びウェーハ出力ステーション460を備える。
ウェーハ入力ステーション130は、研磨されるべきウェーハを収容する。洗浄器バッファステーション135は、洗浄されるべき研磨されたウェーハを収容する。ウェーハ出力ステーション460は、ウェーハ洗浄器420で洗浄された研磨されたウェーハを収容する。洗浄器バッファステーション135は、複数のウェーハを収容可能な複数スロットを備えることができる。洗浄器バッファステーション135は、霧発生器(図示せず)に接続することができる。霧発生器から供給される霧は、ウェーハが洗浄器バッファステーション135内に保管されている間に乾燥することを防止するのに使用される。代替として、洗浄器バッファステーション135において霧発生器による霧の代わりに散水を用いることができる。
研磨ユニット600a、600bは、ウェーハ移送デバイス140がウェーハを研磨ユニット600a、600bとの間で移送することができるように、研磨装置5000内に位置付けられる。ウェーハ移送デバイス140は、ウェーハ入力ステーション130、洗浄器バッファステーション135、及び研磨ユニット600a、600bのウェーハリレーデバイス180間でウェーハを移送する。ウェーハ移送デバイス140は、ウェーハ移送デバイス140が線形トラック145上で線形方式で移動可能することができるように、線形トラック145上に装着することができる。ウェーハ移送デバイス140は、ウェーハ移送デバイス140がウェーハを研磨ユニット600a、600bのウェーハリレーデバイス180及び洗浄器バッファステーション135に移送する前に、ウェーハを反転させるように構成することができる。
洗浄器ウェーハ移送デバイス350は、ウェーハを洗浄器バッファステーション135からウェーハ洗浄器420に移送する。洗浄器ウェーハ移送デバイス350は、洗浄器ウェーハ移送デバイス350が線形トラック355上で線形方式で移動することができるように、線形トラック355上に装着することができる。洗浄器ウェーハ移送デバイス350は、ウェーハ移送デバイス350がウェーハをウェーハ洗浄器420に移送する前に、ウェーハを反転させるように構成することができる。
出力ウェーハ移送デバイス450は、ウェーハをウェーハ洗浄器420からウェーハ出力ステーション460に移送する。出力ウェーハ移送デバイス450は、出力ウェーハ移送デバイス450が線形トラック455上で線形方式で移動することができるように、線形トラック455上に装着することができる。
ウェーハ洗浄器420は、第1洗浄ステーション422、第2洗浄ステーション424、第3洗浄ステーション426、乾燥ステーション428、第1ウェーハ移送デバイス432、第2ウェーハ移送デバイス434、及び第3ウェーハ移送デバイス436を備える。第1ウェーハ移送デバイス432は、ウェーハを第1洗浄ステーション422から第2洗浄ステーション424に移送する。第2ウェーハ移送デバイス434は、ウェーハを第2洗浄ステーション424から第3洗浄ステーション426に移送する。第3ウェーハ移送デバイス436は、ウェーハを第3洗浄ステーション426から乾燥ステーション428に移送する。乾燥されたウェーハが、出力ウェーハ移送デバイス450により乾燥ステーション428から取り出され、次に、ウェーハ出力ステーション460に移送される。第1、第2及び第3洗浄ステーション422、424、426は、脱イオン水及び/またはNH4OH、希釈HF及び有機ケミカルのようなケミカルを使用して、ウェーハ表面からスラリ粒子を除去する。第1、第2及び第3洗浄ステーション422、424、426は、スラリ粒子を除去するためのブラシを含むことができる。洗浄プロセスが完了した後、ウェーハを脱イオン水でリンスし、次いで、乾燥ステーション428で乾燥させる。ウェーハ洗浄器420は、3つ程度の洗浄ステーションを備えることができる。
研磨装置5000の直列モードの工程において、ウェーハは、ウェーハ移送デバイス140により、ウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1研磨ユニット600aで研磨される。第1研磨ユニット600aで研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、ウェーハ移送デバイス140により第2研磨ユニット600bに移送され、次いで、第2研磨ユニット600bにおいてさらに研磨される。研磨ユニット600a、600bでは、種々のスラリ、種々の研磨パッド及び/または種々の研磨パラメータを使用することができる。第2研磨ユニット600bにおける研磨プロセスが完了した後、ウェーハが、ウェーハ移送デバイス140により第2研磨ユニット600bから洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に移送される。次に、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。
研磨装置5000の並列モード動作においては、第1グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1研磨ユニット600aにおいて研磨される。第2グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第2研磨ユニット600aに移送され、次いで、第2研磨ユニット600bにおいて研磨される。研磨プロセスが完了した後、第1及び第2グループのウェーハは、ウェーハ移送デバイス140により洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に移送される。次に、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。ウェーハ移送デバイス140は、1つのグループの全てのウェーハが最初に移送され、次いで他のグループの全てのウェーハが移送されるように、第1及び第2グループのウェーハを研磨ユニット600a、600bとの間で移送することができる。代替として、ウェーハ移送デバイス140は、第1及び第2研磨ユニット600a、600bとの間でウェーハを交互的方式で移送してもよい。
研磨装置5000が研磨ユニット600a、600bを備えるものとして図33を参照して説明してきたが、研磨装置5000は、図1から図32を参照して説明した研磨ユニット150、500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、720から選択された任意の研磨ユニットを備えることもできる。例として、図34Aは、研磨ユニット520a、520bを備える研磨装置5000を示している。別の一例として、図34Bは、研磨ユニット620a、620bを備える研磨装置5000を示している。別の一例として、図34Cは、研磨ユニット580a、580bを備える研磨装置5000を示している。さらに、研磨装置5000内に含まれている2つの研磨ユニットは、他の形態の研磨ユニットとすることができる。
図35を参照して、本発明の第3実施形態による研磨装置6000を説明する。研磨装置6000における共通の部品及び構成要素を図33の研磨装置5000における部品及び構成要素と関連付けるために、図33の同じ参照番号が図33において使用される。さらに、これらの共通の部品及び構成要素は以下では詳細には説明しない。
研磨装置6000は、図33に示した研磨装置5000と類似している。2つの研磨装置5000と6000の相違点は、研磨装置6000が第3研磨ユニット600cをさらに備えることである。ウェーハ移送デバイス140がウェーハを3つの研磨ユニット600a、600b、600cとの間で移送することができるように、3つの研磨ユニット600a、600b、600cが研磨装置6000において配置される。したがって、研磨装置6000では、ウェーハ移送デバイス140は、ウェーハをウェーハ入力ステーション130、洗浄器バッファステーション135、及び研磨ユニット600a、600b、600cのウェーハリレーデバイス180間で移送する。
研磨装置6000の直列モード動作において、ウェーハが直列方式で第1、第2及び第3研磨ユニット600a、600b、600cにおいて研磨される。研磨ユニット600a、600b、600cでは、種々のスラリ、種々の研磨パッド及び/または種々の研磨パラメータを使用することができる。研磨プロセスが完了した後、ウェーハがウェーハ移送デバイス140により洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。次に、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。
研磨装置6000の並列モード動作において、第1グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140により、ウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600bに移送され、次いで、第1研磨ユニット600bで研磨される。第2グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第2研磨ユニット600bに移送され、次いで、第2研磨ユニット600bで研磨される。第3グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第3研磨ユニット600cに移送され、次いで、第3研磨ユニット600cで研磨される。研磨プロセスが完了した後、第1、第2及び第3グループのウェーハは、ウェーハ移送デバイス140により洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。次いで、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。
研磨装置6000の混合モード動作において、ウェーハが、ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して第1研磨ユニット600aで研磨される。次いで、第1研磨ユニット600aで研磨された第1グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140により第1研磨ユニット600aから第2研磨ユニット600bに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用して第2研磨ユニット600bでさらに研磨される。第1研磨ユニット600aで研磨された第2グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140により第1研磨ユニット600aから第3研磨ユニット600cに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用して第3研磨ユニット600cでさらに研磨される。研磨プロセスが完了した後、第1及び第2グループのウェーハは、ウェーハ移送デバイス140により第2及び第3研磨ユニット600b、600cから洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。第1の種類のスラリ及び/または第1の種類の研磨パッドはまた、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドの代りに、第2及び第3研磨ユニット600b、600cにおいて使用することができる。
研磨装置6000の他の混合モード動作において、第1グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して、第1研磨ユニット600aで研磨される。第2グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第2研磨ユニット600bに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して、第2研磨ユニット600bでさらに研磨される。次いで、第1及び第2グループのウェーハが、ウェーハ移送デバイス140により第3研磨ユニット600cに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用してさらに研磨される。また、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドの代りに、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを第3研磨ユニット600cにおいて使用してもよい。研磨プロセスが完了した後、第1及び第2グループのウェーハは、ウェーハ移送デバイス140により洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。次に、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。
ウェーハ移送デバイス140は、最初に1つのグループの全てのウェーハ、続いて残りの2つのグループのうちの一方の全てのウェーハ、次いで、残りの最後のグループの全てのウェーハであるように、第1、第2及び第3グループのウェーハを研磨ユニット600a、600b、600cとの間で移送することができる。代替として、ウェーハ移送デバイス140は、一度に1つだけのウェーハを各研磨ユニットとの間で移送するような循環する方式で、連続的にウェーハを第1、第2及び第3研磨ユニット600a、600b、600cとの間で移送してもよい。
研磨装置6000が3つの研磨ユニット600a、600b、600cを備えるものとして図35を参照して説明してきたが、研磨装置6000は、3つより多い研磨ユニット600を備えることもできる。さらに、研磨装置6000は、図1から図32を参照して説明した研磨ユニット150、500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、720から選択された任意の研磨ユニットを備えることができる。一例として、図36は、3つの研磨ユニット520a、520b、520cを備える研磨装置6000を示している。
図37を参照して、本発明の第4実施形態による研磨装置7000を説明する。研磨装置7000において共通の部品及び構成要素を図33の研磨装置5000における部品及び構成要素と関連付けるために、図33の同じ参照番号が図37で使用される。さらに、これらの共通の部品及び構成要素は以下では詳細には説明しない。
研磨装置7000は、図33に示した研磨装置5000と類似している。2つの研磨装置5000と7000の相違点は、研磨装置7000が研磨装置5000を上回る研磨器バッファステーション136及び第2ウェーハ移送デバイス140’をさらに備えることである。第1ウェーハ移送デバイス140が、ウェーハ入力ステーション130と研磨器バッファステーション136との間に配置される。研磨器バッファステーション136は、第1及び第2ウェーハ移送デバイス140、140’間に配置される。第2ウェーハ移送デバイス140’は、研磨器バッファステーション136と洗浄器バッファステーション135との間に配置される。第2ウェーハ移送デバイス140’はまた、第2ウェーハ移送デバイス140’が線形トラック145’上で線形方式で移動することができるように、線形トラック145’上に装着することができる。
研磨器バッファステーション136は、第1及び第2ウェーハ移送デバイス140、140’により研磨器バッファステーション136との間で移送されるウェーハを収容する。研磨器バッファステーション136は、複数のウェーハを収容可能な複数スロットを備えることができる。研磨器バッファステーション136は、霧発生器(図示せず)に連結することができる。霧発生器から供給される霧は、ウェーハが研磨器バッファステーション136内に保存されている間に乾燥されるのを防止するために使用される。代替として、霧発生器からの霧の代りに、脱イオン水散水が研磨器バッファステーション136において使用することができる。
第1研磨ユニット600aが、第1ウェーハ移送デバイス140近傍に配置され、第2研磨ユニット600bが、第2ウェーハ移送デバイス140’近傍に配置される。第1ウェーハ移送デバイス140は、ウェーハ入力ステーション130、研磨器バッファステーション136、及び第1研磨ユニット600a間でウェーハを移送する。第2ウェーハ移送デバイス140’は、研磨器バッファステーション136、第2研磨ユニット600b、及び洗浄器バッファステーション135間でウェーハを移送する。
研磨装置7000の例示的な動作において、ウェーハは、第1ウェーハ移送デバイス140により、ウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1研磨ユニット600aで研磨される。研磨プロセスが第1研磨ユニット600aで完了した後、ウェーハは、ウェーハ移送デバイス140により第1研磨ユニット600aから研磨器バッファステーション136に移送される。次に、ウェーハが、第2ウェーハ移送デバイス140’により研磨器バッファステーション136から第2研磨ユニット600bに移送され、次に、第2研磨ユニット600bでさらに研磨される。研磨ユニット600a、600bでは、種々のスラリ、種々の研磨パッド及び/または種々の研磨パラメータを用いることができる。第2研磨ユニット600bで研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、第2ウェーハ移送デバイス140’により第2研磨ユニット600bから洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。次に、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。
研磨装置7000が研磨ユニット600a、600bを備えるものとして図37を参照して説明してきたが、研磨装置7000は、図1から図32を参照して説明した研磨ユニット150、500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、720から選択された任意の研磨ユニットを備えることができる。一例として、図38は、研磨ユニット520a、520bを備える研磨装置7000を示している。
図39を参照して、本発明の第5実施形態による研磨装置8000を説明する。研磨装置8000における共通の部品及び構成要素を図33及び図37の研磨装置5000、7000における部品及び構成要素と関連付けるために、図33及び図37の同じ参照番号が図39でも使用される。さらに、これらの共通の部品及び構成要素は以下では詳細には説明しない。
研磨装置8000は、図37に示した研磨装置7000と類似している。2つの研磨装置7000と8000の相違点は、研磨装置8000が第3研磨ユニット600cをさらに備えることである。第3研磨ユニット600cは、第2ウェーハ移送デバイス140’がウェーハを第3研磨ユニット600cとの間で移送することができるように、第2ウェーハ移送デバイス140’に隣接して位置付けられる。第2ウェーハ移送デバイス140’は、ウェーハを研磨器入力ステーション136、第2研磨ユニット600b、第3研磨ユニット600c、及び洗浄器バッファステーション135間で移送する。
研磨装置8000の例示的な動作において、ウェーハは、第1ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して、第1研磨ユニット600aで研磨される。第1研磨ユニット600aで研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、第1ウェーハ移送デバイス140により研磨器バッファステーション136に移送される。次いで、第1研磨ユニット600aで研磨された第1グループのウェーハが、第2ウェーハ移送デバイス140’により研磨器バッファステーション136から第2研磨ユニット600bに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用して、第2研磨ユニット600bでさらに研磨される。第1研磨ユニット600aで研磨された第2グループのウェーハが、第2ウェーハ移送デバイス140’により研磨器バッファステーション136から第3研磨ユニット600cに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用して、第3研磨ユニット600cでさらに研磨される。ウェーハ移送デバイス140’は、最初に1つのグループの全てのウェーハ、続いて残りの2つのグループのうちの一方の全てのウェーハ、次いで、残りの最後のグループの全てのウェーハであるように、第1、第2及び第3グループのウェーハを研磨ユニット600a、600b、600cとの間で移送することができる。代替として、ウェーハ移送デバイス140’は、一度に1つだけのウェーハを各研磨ユニットとの間で移送するような循環する方式で連続的にウェーハを第1、第2及び第3研磨ユニット600a、600b、600cとの間で移送することができる。
第2及び第3研磨ユニット600b、600cで研磨プロセスが完了した後、第1及び第2グループのウェーハが、第2ウェーハ移送デバイス140’により第2及び第3研磨ユニット600b、600cから洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。次いで、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。第1の種類のスラリ及び/または第1の種類の研磨パッドがまた、第2及び第3研磨ユニット600b、600cで第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドの代わりに使用することができる。
研磨装置8000が研磨ユニット600a、600b、600cを備えるものとして図39を参照して説明してきたが、研磨装置8000は、図1から図32を参照して説明した研磨ユニット150、500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、720から選択された任意の研磨ユニットを備えることができる。一例として、図40は、研磨ユニット520a、520b、520cを備える研磨装置8000を示している。
図41を参照して、本発明の第6実施形態による研磨装置9000を説明する。研磨装置9000における共通の部品及び構成要素を図33及び図39の研磨装置5000、8000における部品及び構成要素と関連付けるために、図33及び図39の同じ参照番号が図41においても使用される。さらに、これらの共通の部品及び構成要素は以下では詳細には説明しない。
研磨装置9000は、図39の研磨装置8000と類似している。2つの研磨装置8000と9000の相違点は、研磨装置8000では、研磨器バッファステーション136が第1及び第2研磨ユニット600a、600b間に配置されており、他方、研磨装置9000では、研磨器バッファステーション136が第2及び第3研磨ユニット600b、600c間に配置されていることである。したがって、研磨装置9000では、第1ウェーハ移送デバイス140が、ウェーハをウェーハ入力ステーション130、研磨器バッファステーション136、第1研磨ユニット600a、及び第2研磨ユニット600b間で移送する。さらに、第2ウェーハ移送デバイス140’は、ウェーハを研磨器バッファステーション136、第3研磨ユニット620c及び洗浄器バッファステーション135間で移送する。
研磨装置9000の例示的な動作において、第1グループのウェーハが、第1ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して、第1研磨ユニット600aで研磨される。第2グループのウェーハが、第1ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第2研磨ユニット600bに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して、第2研磨ユニット600bで研磨される。第1及び第2研磨ユニット600a、600bで研磨プロセスが完了した後、第1及び第2グループのウェーハが、第1ウェーハ移送デバイス140により研磨器バッファステーション136に移送される。ウェーハ移送デバイス140は、最初に1つのグループの全てのウェーハが移送され、次いで、他のグループの全てのウェーハが移送されるように、第1及び第2グループのウェーハを研磨ユニット600a、600bとの間で移送することができる。代替として、ウェーハ移送デバイス140は、交互的方式でウェーハを第1及び第2研磨ユニット600a、600bとの間を移送することができる。
次に、第1及び第2グループのウェーハが、第2ウェーハ移送デバイス140’により研磨器バッファステーション136から第3研磨ユニット600cに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用して、第3研磨ユニット600cで研磨される。第3研磨ユニット600cで研磨プロセスが完了した後、第1及び第2グループのウェーハが、第2ウェーハ移送デバイス140’により第3研磨ユニット600cから洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。次に、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。第1の種類のスラリ及び/または第1の種類の研磨パッドがまた、第3研磨ユニット600cで第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドの代わりに使用することができる。
研磨装置9000が、研磨ユニット600a、600b、600cを備えるものとして図41を参照して説明してきたが、研磨装置9000は、図1から図32を参照して説明した研磨ユニット150、500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、720から選択された任意の研磨ユニットを備えることができる。一例として、図42は、研磨ユニット520a、520b、520cを備える研磨装置9000を示している。
図43を参照して、本発明の第7実施形態による研磨装置10000を説明する。研磨装置10000における共通の部品及び構成要素を図33及び図39の研磨装置5000、8000における部品及び構成要素と関連付けるために、図33及び図39の同じ参照番号が図43においても使用される。さらに、これらの共通の部品及び構成要素は以下では詳細には説明しない。
研磨装置10000は、図41に示した研磨装置9000と類似している。研磨装置9000と10000の相違点は、研磨装置10000が第4研磨ユニット600dをさらに備えることである。第4研磨ユニット600dは、第2ウェーハ移送デバイス140’がウェーハを第4研磨ユニット600dとの間で移送することができるように、第2ウェーハ移送デバイス140’に隣接して配置される。したがって、研磨装置10000では、第1ウェーハ移送デバイス140が、ウェーハをウェーハ入力ステーション130、研磨器バッファステーション136、第1研磨ユニット600a、及び第2研磨ユニット600b間で移送する。第2ウェーハ移送デバイス140’は、ウェーハを研磨器バッファステーション136、第3研磨ユニット600c、第4研磨ユニット600d、及び洗浄器バッファステーション135間で移送する。
研磨装置10000の例示的な動作において、第1グループのウェーハが、第1ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して、第1研磨ユニット600aで研磨される。第2グループのウェーハが、第1ウェーハ移送デバイス140によりウェーハ入力ステーション130から第2研磨ユニット600bに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して、第2研磨ユニット600bで研磨される。第1及び第2研磨ユニット600a、600bで研磨プロセスが完了した後、第1及び第2グループのウェーハが、第1ウェーハ移送デバイス140により研磨器バッファステーション136に移送される。第1ウェーハ移送デバイス140は、最初に1つのグループの全てのウェーハが移送され、次いで、他のグループの全てのウェーハが移送されるように、第1及び第2グループのウェーハを研磨ユニット600a、600bの間で移送することができる。代替として、ウェーハ移送デバイス140は、交互的方式でウェーハを第1及び第2研磨ユニット600a、600bとの間を移送することができる。
次に、第1グループのウェーハが、第2ウェーハ移送デバイス140’により研磨器バッファステーション136から第3研磨ユニット600cに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用して、第3研磨ユニット600cで研磨される。第2グループのウェーハは、第2ウェーハ移送デバイス140’により研磨器バッファステーション136から第4研磨ユニット600dに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用して、第4研磨ユニット600dで研磨される。第3及び第4研磨ユニット600c、600dで研磨プロセスが完了した後、第1及び第2グループのウェーハは、第2ウェーハ移送デバイス140’により、それぞれ第3及び第4研磨ユニット600c、600dから洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。ウェーハ移送デバイス140’は、最初に1つのグループの全てのウェーハが移送され、次いで、他のグループの全てのウェーハが移送されるように、第1及び第2グループのウェーハを研磨ユニット600c、600dとの間で移送することができる。代替として、ウェーハ移送デバイス140’は、交互方式でウェーハを第3及び第4研磨ユニット600c、600dとの間を移送することができる。
次いで、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。第1の種類のスラリ及び/または第1の種類の研磨パッドがまた、第3及び第4研磨ユニット600c、600dで第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドの代わりに使用することができる。
研磨装置10000が研磨ユニット600a、600b、600cを備えるものとして図43を参照して説明してきたが、研磨装置10000は、図1から図32を参照して説明した研磨ユニット150、500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、720から選択された任意の研磨ユニットを備えることができる。一例として、図44は、研磨ユニット520a、520b、520c、520dを備える研磨装置10000を示している。
図45を参照して、本発明の第8実施形態による研磨装置11000を説明する。研磨装置11000における共通の部品及び構成要素を図33及び図39の研磨装置5000、8000における部品及び構成要素と関連付けるために、図33及び図39の同じ参照番号が図41においても使用される。さらに、これらの共通の部品及び構成要素は以下では詳細には説明しない。
研磨装置11000は、図39に示した研磨装置8000と類似している。研磨装置8000と11000の相違点は、研磨装置11000が第2研磨器バッファステーション136’及び第3ウェーハ移送デバイス140”をさらに備えることである。第2研磨器バッファステーション136’は、第2ウェーハ移送デバイス140’と第3ウェーハ移送デバイス140”との間に配置される。第3ウェーハ移送デバイス140”は、第2研磨器バッファステーション136’と、洗浄器バッファステーション135との間に配置される。第3ウェーハ移送デバイス140”は、第2研磨器バッファステーション136’、第3研磨ユニット600c、及び洗浄器バッファステーション135の間に配置される。第3ウェーハ移送デバイス140”はまた、該第3ウェーハ移送デバイス140”が線形トラック145”上で線形方式で移動することができるように、線形トラック145”上に装着することができる。したがって、研磨装置11000では、第2ウェーハ移送デバイス140’が、ウェーハを研磨器バッファステーション136、第2研磨ユニット600b、及び第2研磨器バッファステーション136’間で移送する。
研磨装置11000の例示的な動作において、ウェーハが、第1ウェーハ移送デバイス140により、ウェーハ入力ステーション130から第1研磨ユニット600aに移送され、次いで、第1の種類のスラリ及び第1の種類の研磨パッドを使用して、第1研磨ユニット600aで研磨される。第1研磨ユニット600aで研磨プロセスが完了した後、ウェーハは、第1ウェーハ移送デバイス140により第1研磨ユニット600aから第1研磨器バッファステーション136に移送される。次に、ウェーハが、第2ウェーハ移送デバイス140’により、第1研磨器バッファステーション136から第2研磨ユニット600bに移送され、次いで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用して、第2研磨ユニット600bでさらに研磨される。第2研磨ユニット600bで、第2の種類のスラリ及び第2の種類の研磨パッドを使用してウェーハを研磨することもできる。次いで、ウェーハが、第3ウェーハ移送デバイス140”により、第2研磨器バッファステーション136’から第3研磨ユニット600cに移送され、次に、第3の種類のスラリ及び第3の種類の研磨パッドを使用して、第3研磨ユニット600cでさらに研磨される。第3研磨ユニット600cで、第1または第2の種類のスラリ及び第1または第2の種類の研磨パッドを使用して、ウェーハを研磨することもできる。第3研磨ユニット600cで研磨プロセスが完了した後、ウェーハが、第3ウェーハ移送デバイス140”により、第3研磨ユニット600cから洗浄器バッファステーション135に移送され、次いで、洗浄器ウェーハ移送デバイス350によりウェーハ洗浄器420に送られる。次に、洗浄されたウェーハは、出力ウェーハ移送デバイス450によりウェーハ出力ステーション460に移送される。
研磨装置11000が3つの研磨ユニット600a、600b、600c、2つの研磨器バッファステーション136、136’、及び3つのウェーハ移送デバイス140、140’、140”を備えるものとして図45を参照して説明してきたが、研磨装置11000は、他の個数の研磨ユニット600、研磨器バッファステーション136、及びウェーハ移送デバイス140を備えることもできる。一般に、研磨装置11000は、N個の研磨ユニット600、N−1個の研磨器バッファステーション136、及びN個のウェーハ移送デバイス140を備え、ここでNは、3以上の整数である。一例として、図46は、四つの研磨ユニット600a、600b、600c、600d、3つの研磨器バッファステーション136、136’、136”及び四つのウェーハ移送デバイス140、140’、140”、140’’’を備える研磨装置11000を示している。
さらに、研磨装置11000は、図1から図32を参照して説明した研磨ユニット150、500、520、540、560、580、600、620、640、660、680、700、720から選択された任意の研磨ユニットを備えることができる。一例として、図47は、研磨ユニット520a、520b、520cを備える研磨装置11000を示している。
ここで図48及び図49を参照して、本発明の研磨ユニット150、500、520、540、560、580、600、620、640、660におけるウェーハリレーデバイス180の代わりに用いることができる、本発明の実施形態による変更されたウェーハリレーデバイス181を説明する。図48及び図49は、それぞれ変更されたウェーハリレーデバイス181x、181yの側面図及び平面図である。図48及び図49で、変更されたウェーハリレーデバイス181x、181yは、研磨ユニット150に設置されたものとして示されている。しかしながら、これらの変更されたウェーハリレーデバイス181x、181yは、研磨ユニット500、520、540、560、580、600、620、640、660のうちのいずれかにおいて使用することができる。
各変更されたウェーハリレーデバイス181は、ロード/アンロードカップ182、ピボッティングアーム183、ピボッティングシャフト184、ピボッティングメカニズム187、ピボッティングメカニズム支持体188、及び垂直駆動メカニズム189を備える。ロード/アンロードカップ182は、ピボッティングアーム183を通じてピボッティングシャフト184に連結されている。ロード/アンロードカップ182をピボッティングアーム183なしで、ピボッティングシャフト184に直接連結することもできる。ピボッティングシャフト184は、ピボッティングメカニズム187の第1位置‘K1’でピボッティングメカニズム187の上面に装着される。第1位置‘K1’は、研磨テーブル156の上側に位置するピボッティングメカニズム187の一方の端部近辺に位置する。ピボッティングメカニズム187の底面は、ピボッティングメカニズム187の第2位置‘K2’でピボッティングメカニズム支持体188上に装着される。第2位置‘K2’は、研磨テーブル156の外に位置するピボッティングメカニズム187の他方の端部近辺に位置する。ピボッティングメカニズム支持体188は、研磨テーブル156近辺の研磨ユニット150の底部ハウジング構造物153上に装着される垂直駆動メカニズム189に連結される。
ピボッティングメカニズム187は、ピボッティングシャフト184をピボッティングすることにより、ロード/アンロードカップ182のピボッティング動作を制御する。研磨テーブル156の上側のピボッティングシャフト184の位置は、ピボッティングメカニズム187の長さを調節することにより、さらに詳細には、側面で見て第1位置‘K1’と第2位置‘K2’との間の距離を調節することにより調節することができる。垂直駆動メカニズム189は、ピボッティングメカニズム支持体188を垂直に移動させることによって、ロード/アンロードカップ182の垂直運動を制御する。
変更されたウェーハリレーデバイス181の使用は、研磨テーブル156の上側でピボッティングシャフト184をそれぞれのウェーハキャリア162にさらに近接するように位置付けることを可能にすることによって、研磨ユニット150の占有面積を低減し、したがって、ロード/アンロードカップ182のピボッティング点もまた、それぞれのウェーハキャリア162にさらに近接する。研磨パッド155を交換する必要がある場合、または新しい研磨パッドを研磨テーブル156上に取り付ける必要がある場合には、変更されたウェーハリレーデバイス181は、研磨テーブル156から一時的に離すことができる。
次に、変更されたウェーハリレーデバイス181x、181yの動作を説明する。変更された第1ウェーハリレーデバイス181xのロード/アンロードカップ182xは、ウェーハ移送デバイス(図49の140)から第1ウェーハをそのパーキング位置Xで受け取る。次いで、ロード/アンロードカップ182xは、そのピボッティング動作Aにより、第1ウェーハキャリア162aのウェーハロード/アンロード位置にピボッティングされる。次いで、ロード/アンロードカップ182xは、垂直駆動メカニズム189によりウェーハキャリア162aに向かって垂直に移動する。第1ウェーハをウェーハキャリア162aにローディングした後、ロード/アンロードカップ182xは、第2ウェーハを受け取るためにパーキング位置Xにピボッティングされて戻る。ロード/アンロードカップ182xがウェーハ移送デバイス140から第2ウェーハを受け取った後、ロード/アンロードカップ182xは、そのピボッティング動作Bにより、第2ウェーハキャリア162bのウェーハロード/アンロード位置にピボッティングされる。次いで、ロード/アンロードカップ182xは、垂直駆動メカニズム189によりウェーハキャリア162bに向かって垂直に移動する。第2ウェーハをウェーハキャリア162bにローディングした後、ロード/アンロードカップ182xは、そのパーキング位置Xにピボッティングされて戻る。第1及び第2ウェーハが研磨された後、第1及び第2ウェーハは、第1及び第2ウェーハキャリア162a、162bから連続的にアンローディングされて、ロード/アンロードカップ182によりウェーハ移送デバイス140に移送される。変更された第2ウェーハリレーデバイス181yのロード/アンロードカップ182yは、変更された第1ウェーハリレーデバイス181xと同様の方式で、第3及び第4ウェーハをそれぞれのピボッティング動作C、Dにより第3及び第4ウェーハキャリア162c、162dとの間で移送する。
図50を参照して、本発明の研磨ユニット680、700、720で使用することができる、本発明の実施形態による変更された二重カップウェーハリレーデバイス686を説明する。図50は、変更された二重カップウェーハリレーデバイス686の平面図である。変更された二重カップウェーハリレーデバイス686で、2つのロード/アンロードカップ182x、182yは、それぞれのピボッティングアーム183x、183yを通じて単一のピボッティングシャフト184に連結される。ピボッティングシャフト184は、ピボッティングメカニズム187上に装着される。ピボッティングメカニズム187は、ピボッティングメカニズム支持体188上に装着される。ピボッティングメカニズム支持体188は、垂直駆動メカニズム189に連結される。ピボッティングメカニズム187は、ピボッティングシャフト184をピボッティングすることにより、2つのロード/アンロードカップ182x、182yのピボッティング動作A、Bを制御する。垂直駆動メカニズム189は、ピボッティングメカニズム支持体188を垂直に移動させることによって、2つのロード/アンロードカップ182x、182yの垂直運動を制御する。
変更された二重カップウェーハリレーデバイス686は、ピボッティングシャフト184がウェーハキャリア162にさらに近接させて研磨テーブル156の上側に位置するように、研磨ユニット680、700、720内に設置することができ、したがって、ロード/アンロードカップ182x、182yのピボッティング点がまた、ウェーハキャリアにさらに近接することができる。
本発明の特定の実施形態を説明してきたが、本発明は、このような説明され図示された部品の特定の形態または構成に限定されるものではない。本発明の範囲は、添付の請求項及びその均等物により定義されるものとする。
本発明は、小さく、かつ高い生産性を有するウェーハ研磨装置に広く使用できる。
本発明の第1実施形態による研磨ユニットを備える研磨装置の平面図である。 図1に示した研磨ユニットの側面図である。 図1に示した研磨ユニットの斜視図である。 研磨ユニットのウェーハリレーデバイスのうちの1つによるウェーハを移送するプロセスを示す、図1に示した研磨ユニットの平面図ある。 研磨ユニットのウェーハリレーデバイスのうちの1つによりウェーハを移送するプロセスを示す、図1に示した研磨ユニットの斜視図である。 本発明の実施形態によるウェーハリレーデバイスのロード/アンロードカップの平面図である。 図5に示したロード/アンロードカップの断面図である。 ウェーハキャリアへのウェーハの一連のローディングを示すロード/アンロードカップの連続的な断面図である。 ウェーハキャリアへのウェーハの一連のローディングを示すロード/アンロードカップの連続的な断面図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 研磨ユニットにおけるプロセス順序を示す、図2に示した研磨ユニットの連続的な斜視図である。 本発明の第1の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図9に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第2の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図11に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第3の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図13Aに示した研磨装置の別の構成の平面図である。 図13A及び図13Bに示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 代替的方法での図13A及び図13Bに示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第4の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図15Aに示した研磨ユニットの別の構成の平面図である。 図15A及び図15Bに示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 代替的方法での図15A及び図15Bに示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第5の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図17に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 代替的方法での図17に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第6の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 ロード/アンロードカップのピボッティング点が研磨パッドの表面の上側に位置しない図19Aの研磨ユニットの平面図である。 図19A及び図19Bに示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第7の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図21に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第8の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図23に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第9の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図25Aに示した研磨ユニットの斜視図である。 図25A及び25Bに示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第10の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図27Aに示した研磨ユニットの二重カップウェーハリレーデバイスの斜視図である。 交互的方式での図27Aに示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 同時的方式での図27Aに示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第11の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 交互的方式での図29に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 同時的方式での図29に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第12の代替的実施形態による研磨ユニットの平面図である。 図31に示した研磨ユニットにおけるウェーハ処理プロセスのフローチャートである。 本発明の第2実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第2実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第2実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第2実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第3実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第3実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第4実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第4実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第5実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第5実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第6実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第6実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第7実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第7実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第8実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第8実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の第8実施形態による研磨装置の平面図である。 本発明の実施形態による変更されたウェーハリレーデバイスを備える図2に示した研磨ユニットの側面図である。 図48に示した変更されたウェーハリレーデバイスの平面図である。 本発明の実施形態による変更された二重カップウェーハリレーデバイスの平面図である。

Claims (37)

  1. 研磨面と前記研磨面の上側に位置する被研磨体キャリアとロード/アンロードカップを備え、
    前記ロード/アンロードカップは、被研磨体がロード/アンロードカップから被研磨体キャリアに移送可能に、研磨面 の上側の ピボッティング点周囲で被研磨体キャリアにピボットされるように構成された研磨装置。
  2. 前記研磨面の上側に位置する第2被研磨体キャリアをさらに備え、
    前記ロード/アンロードカップは、第2被研磨体が前記ロード/アンロードカップから第2被研磨体キャリアに移送可能に、第2被研磨体キャリアにピボットされるように構成された請求項1に記載の研磨装置。
  3. 第2被研磨体が第2ロード/アンロードカップから前記被研磨体キャリアに移送可能で、前記研磨面の上側の第2ピボッティング点周囲で前記被研磨体キャリアにピボットされるように構成された前記第2ロード/アンロードカップをさらに備えた請求項1に記載の研磨装置。
  4. 前記研磨面の上側に位置する第2被研磨体キャリアと、
    前記第2被研磨体が第2ロード/アンロードカップから前記第2被研磨体キャリアに移送可能に、前記研磨面の上側の第2ピボッティング点周囲で前記第2被研磨体キャリアにピボットされるように構成された前記第2ロード/アンロードカップとをさらに備えた請求項1に記載の研磨装置。
  5. 前記研磨面の上側に位置する第3被研磨体キャリアをさらに備え、
    前記ロード/アンロードカップ及び前記第2ロード/アンロードカップが、第3被研磨体が前記ロード/アンロードカップ及び前記第2ロード/アンロードカップのうち1つから前記第3被研磨体キャリアに移送可能に、前記第3被研磨体キャリアにピボットされるように構成された請求項4に記載の研磨装置。
  6. 前記研磨面の上側に位置する第3及び第4被研磨体キャリアをさらに備え、
    前記ロード/アンロードカップが、第3被研磨体が前記ロード/アンロードカップから前記第3被研磨体キャリアに移送可能に、前記第3被研磨体キャリアにピボットされるように構成され、
    前記第2ロード/アンロードカップが、第4被研磨体が前記第2ロード/アンロードカップから前記第4被研磨体キャリアに移送可能に、前記第4被研磨体キャリアにピボットされるように構成された請求項4に記載の研磨装置。
  7. 第2被研磨体が第2ロード/アンロードカップから前記被研磨体キャリアに移送可能に、前記ピボッティング点周囲で前記被研磨体キャリアにピボットされるように構成された前記第2ロード/アンロードカップをさらに備えた請求項1に記載の研磨装置。
  8. 前記研磨面の上側に位置する第2被研磨体キャリアと、第2被研磨体が第2ロード/アンロードカップから前記第2被研磨体キャリアに移送可能に、前記ピボッティング点周囲で前記第2被研磨体キャリアにピボットされるように構成された前記第2ロード/アンロードカップをさらに備えた請求項1に記載の研磨装置。
  9. 前記ロード/アンロードカップが前記被研磨体を前記被研磨体キャリアにロードし、前記被研磨体キャリアから前記被研磨体をアンロードするために、垂直に動くことができるウェーハハンドリングリフタを備えた請求項1に記載の研磨装置。
  10. 被研磨体を研磨面の上側のピボッティング点周囲で被研磨体キャリアにピボッティングするステップと、
    前記被研磨体を前記被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記被研磨体キャリアの前記被研磨体が前記研磨面に位置するように前記被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記被研磨体を前記研磨面上で研磨するステップとを含む研磨方法。
  11. 第2被研磨体を前記ピボッティング点周囲で第2被研磨体キャリアにピボッティングするステップと、
    前記第2被研磨体を前記第2被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第2被研磨体キャリアの前記第2被研磨体が前記研磨面に位置するように、前記被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記第2被研磨体を前記研磨面上で研磨するステップとをさらに含む請求項10に記載の研磨方法。
  12. 前記第1被研磨体のピボッティングと前記第2被研磨体のピボッティングするステップは、前記第1及び第2ロード/アンロードカップを前記ピボッティング点周囲でピボッティングするステップを含む請求項11に記載の研磨方法。
  13. 第2被研磨体を第2ピボッティング点周囲で前記被研磨体キャリアにピボッティングするステップと、
    前記第2被研磨体を前記被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記被研磨体キャリアの前記第2被研磨体が前記研磨面に位置するように、前記被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記第2被研磨体を前記研磨面上で研磨するステップとを含む請求項10に記載の研磨方法。
  14. 前記第2被研磨体を第2ピボッティング点周囲で第2被研磨体キャリアにピボッティングするステップと、
    前記第2被研磨体を前記第2被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第2被研磨体キャリアの前記第2被研磨体が前記研磨面に位置するように、前記第2被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記第2被研磨体を前記研磨面上で研磨するステップとをさらに含む請求項10に記載の研磨方法。
  15. 第3被研磨体を、前記ピボッティング点と前記第2ピボッティング点のうち1つの周囲で第3被研磨体キャリアにピボッティングするステップと、
    前記第3被研磨体を前記第3被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第3被研磨体キャリアの前記第3被研磨体が前記研磨面に位置するように、前記第3被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記第3被研磨体を前記研磨面上で研磨するステップとを含む請求項14に記載の研磨方法。
  16. 前記第3被研磨体と異なる第4被研磨体を、前記ピボッティング点と前記第2ピボッティング点のうち1つの周囲で第4被研磨体キャリアにピボッティングするステップと、
    前記第4被研磨体を前記第4被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第4被研磨体キャリアの前記第4被研磨体が前記研磨面に位置するように、前記第4被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記第4被研磨体を前記研磨面で研磨するステップとをさらに含む請求項15に記載の研磨方法。
  17. 少なくとも1つの研磨面と、
    前記少なくとも1つの研磨面の上側に位置し、第1被研磨体を取るように構成された第1被研磨体キャリアと、
    前記少なくとも1つの研磨面の上側に位置し、前記第1被研磨体と第2被研磨体のうち1つを取るように構成された第2被研磨体キャリアと、
    前記第1及び第2被研磨体のうち1つを前記第1及び第2被研磨体キャリアのうち1つに移送するように、前記第1及び第2被研磨体キャリア間を移動するように構成されたロード/アンロードカップと、
    前記第1及び第2被研磨体を前記ロード/アンロードカップに移送するか、または移送されるように構成された被研磨体移送デバイスとを備えた研磨装置。
  18. 前記少なくとも1つの研磨面は、第1及び第2研磨面を備え、前記第1被研磨体キャリアは、前記第1研磨面の上側に位置し、前記第2被研磨体キャリアは、前記第2研磨面の上側に位置する請求項17に記載の研磨装置。
  19. 第3研磨面と、
    前記第3研磨面上の上側に位置する第3被研磨体キャリアと、
    前記第2被研磨体と第3被研磨体のうち1つを前記第2及び第3被研磨体キャリアのうち1つに移送するように、前記第2及び第3被研磨体キャリア間を移動するように構成された第2ロード/アンロードカップとを備えた請求項18に記載の研磨装置。
  20. 前記第1、第2及び第3研磨面が直線形に位置する請求項19に記載の研磨装置。
  21. 第3及び第4研磨面と、
    前記第3研磨面の上側に位置する第3被研磨体キャリアと、
    前記第4研磨面の上側に位置する第4被研磨体キャリアと、
    前記第2被研磨体、第3被研磨体及び第4被研磨体のうち1つを、前記第3及び第4被研磨体キャリアのうち1つに移送するように、前記第3及び第4被研磨体キャリア間を移動するように構成された第2ロード/アンロードカップとを備えた請求項18に記載の研磨装置。
  22. 前記第1、第2、第3及び第4研磨面がL字状に位置する請求項21に記載の研磨装置。
  23. 前記被研磨体キャリアにロードし、前記被研磨体キャリアから前記被研磨体をアンロードするために、垂直に動くことができるウェーハハンドリングリフタを備えた請求項17に記載の研磨装置。
  24. 被研磨体をロード/アンロードカップに移送するステップと、
    前記ロード/アンロードカップが移動できる2つの被研磨体キャリアのうち1つである 第1被研磨体キャリアに、前記ロード/アンロードカップを移動するステップと、
    前記被研磨体を前記第1被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第1被研磨体キャリアの前記被研磨体が前記少なくとも1つの研磨面に位置するように、前記第1被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記被研磨体を前記少なくとも1つの研磨面で研磨するステップと, を含む研磨方法。
  25. 前記ロード/アンロードカップを、前記被研磨体と第2被研磨体のうち1つを移送するために、前記2つの被研磨体キャリアのうち1つである第2被研磨体キャリアに移動するステップと、
    前記被研磨体及び前記第2被研磨体のうち1つを前記第2被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第2被研磨体キャリアの前記被研磨体と前記第2被研磨体のうち1つが、前記少なくとも1つの研磨面に位置するように、前記第2被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記被研磨体と前記第2被研磨体のうち1つを前記少なくとも1つの研磨面で研磨するステップとを含む請求項24に記載の研磨方法。
  26. 前記第1被研磨体キャリアの移動及び前記第2被研磨体キャリアの移動が、前記第1被研磨体キャリアの前記被研磨体が第1研磨面に位置し、前記第2被研磨体キャリアの前記被研磨体と前記第2被研磨体のうち1つが第2研磨面に位置するように、前記第1及び第2被研磨体キャリアを移動するステップを含む請求項25に記載の研磨方法。
  27. 前記ロード/アンロードカップ及び第2ロード/アンロードカップのうち1つである特定のロード/アンロードカップを、第2被研磨体及び第3被研磨体のうち1つを第3被研磨体キャリアに移動するステップと、
    前記第2被研磨体及び前記第3被研磨体のうち1つを前記第3被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第3被研磨体キャリア上の前記第2被研磨体及び前記第3被研磨体のうち1つが第3研磨面上に位置可能に、前記第3被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記第2被研磨体及び前記第3被研磨体のうち1つを前記第3研磨面上で研磨するステップとを含む請求項25に記載の研磨方法。
  28. 第2ロード/アンロードカップを、前記第2被研磨体と第3被研磨体のうち1つを移送するために、第3被研磨体キャリアに移動するステップと、
    前記第2ロード/アンロードカップを、前記第2被研磨体及び第4被研磨体のうち1つを移送するために、第4被研磨体キャリアに移動するステップと、
    前記第2被研磨体と前記第3被研磨体のうち1つを前記第3被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第2被研磨体と前記第4被研磨体のうち1つを前記第4被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第3被研磨体キャリアの前記第2被研磨体と前記第3被研磨体のうち1つが第3研磨面に位置し、前記第4被研磨体キャリアの前記第2被研磨体と前記第4被研磨体のうち1つが第4研磨面に位置するように、前記第3及び第4被研磨体キャリアを移動するステップと、
    前記第2被研磨体と前記第3被研磨体のうち1つを前記第3研磨面上で研磨し、前記第2被研磨体と第4被研磨体のうち1つを前記第4研磨面上で研磨するステップと、を含む請求項25に記載の研磨方法。
  29. 第1及び第2研磨ユニットを備え、
    前記第1及び第2研磨ユニットそれぞれが、
    第1及び第2研磨面と、
    前記第1研磨面の上側に位置し、第1被研磨体を取るように構成された第1被研磨体キャリアと、
    前記第2研磨面の上側に位置し、第2被研磨体を取るように構成された第2被研磨体キャリアと、
    前記第1被研磨体を前記第1被研磨体キャリアと送受信するように、前記第1被研磨体キャリアにピボットされるように構成された第1ロード/アンロードカップと、
    前記第2被研磨体を前記第2被研磨体キャリアと送受信するように、前記第2被研磨体キャリアにピボットされるように構成された第2ロード/アンロードカップとを備える第1及び第2研磨ユニットを備え、
    前記第1及び第2研磨ユニットのうち少なくとも1つの前記第1及び第2ロード/アンロードカップと前記第1及び第2被研磨体を送受信するように構成されたウェーハ移送デバイスを備えた研磨装置。
  30. 研磨面と、
    前記研磨面の上側に位置して第1被研磨体を取るように構成され、前記第1被研磨体を前記研磨面上で研磨するように構成された第1被研磨体キャリアと、前記研磨面の上側に位置して第2被研磨体を取るように構成され、前記第2被研磨体を前記研磨面上で前記第1被研磨体と独立的に研磨するように構成された第2被研磨体キャリアと、
    前記第1被研磨体を前記第1被研磨体キャリアに送受信するために、前記第1被研磨体キャリアにピボットするように構成された第1ロード/アンロードカップと、
    前記第2被研磨体を前記第2被研磨体キャリアに送受信するために、前記第2被研磨体キャリアにピボットするように構成された第2ロード/アンロードカップとを備えた研磨装置。
  31. 前記第1及び第2ロード/アンロードカップが、前記研磨面の上側上のピボッティング点周囲でピボットされるように構成された請求項30に記載の研磨装置。
  32. 前記ロード/アンロードカップが前記被研磨体を前記被研磨体キャリアにロードし、前記被研磨体キャリアから前記被研磨体をアンロードするために、垂直に動くことができるウェーハハンドリングリフタを備えた請求項30に記載の研磨装置。
  33. 研磨面の上側に位置する第1被研磨体キャリアに第1被研磨体をピボットし、前記研磨面の上側に位置する第2被研磨体キャリアに第2被研磨体をピボットするステップと、
    前記第1被研磨体を前記第1被研磨体キャリアに、前記第2被研磨体を前記第2被研磨体キャリアにローディングするステップと、
    前記第1被研磨体キャリアの前記第1被研磨体及び前記第2被研磨体キャリアの前記第2被研磨体が、前記研磨面上に独立的に位置可能に、前記第1及び第2被研磨体キャリアを独立的に移動させるステップと、
    前記研磨面上で前記第1及び第2被研磨体を独立的に研磨するステップとを含む研磨方法。
  34. 前記ピボッティングは、前記研磨面の上側に位置する第1ピボッティング軸周囲で、前記第1被研磨体キャリアに前記第1被研磨体をピボッティングし、前記研磨面の上側に位置する第2ピボッティング軸周囲で、前記第2被研磨体キャリアに前記第2被研磨体をピボッティングする請求項33に記載の研磨方法。
  35. 少なくとも1つの研磨面と、
    前記少なくとも1つの研磨面の上側に位置する少なくとも1つの被研磨体キャリアと、
    第1被研磨体を前記少なくとも1つの被研磨体キャリアに移送するために、ピボッティング軸周囲で前記少なくとも1つの被研磨体キャリアにピボットされるように構成される第1ロード/アンロードカップと、
    第2被研磨体を前記少なくとも1つの被研磨体キャリアに移送するために、前記ピボッティング軸周囲で前記少なくとも1つの被研磨体キャリアにピボットされるように構成される第2ロード/アンロードカップとを備えた研磨装置。
  36. 前記第1及び第2ロード/アンロードカップの 前記ピボッティング軸が、前記少なくとも1つの研磨面の上側に位置する請求項35に記載の研磨装置。
  37. 前記少なくとも1つの研磨面は、第1及び第2研磨面を備え、前記少なくとも1つの被研磨体キャリアは、第1及び第2被研磨体キャリアを備え、前記第1被研磨体キャリアは、前記第1研磨面の上側に位置し、前記第2被研磨体キャリアは、前記第2研磨面の上側に位置する請求項36に記載の研磨装置。
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