JP2006514906A - リアルタイムのサービス割当てを使用して時間性能を保障したエレベータの派遣 - Google Patents

リアルタイムのサービス割当てを使用して時間性能を保障したエレベータの派遣 Download PDF

Info

Publication number
JP2006514906A
JP2006514906A JP2005500388A JP2005500388A JP2006514906A JP 2006514906 A JP2006514906 A JP 2006514906A JP 2005500388 A JP2005500388 A JP 2005500388A JP 2005500388 A JP2005500388 A JP 2005500388A JP 2006514906 A JP2006514906 A JP 2006514906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
call
test
floor
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005500388A
Other languages
English (en)
Inventor
シラグ,デーヴィッド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Publication of JP2006514906A publication Critical patent/JP2006514906A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/02Control systems without regulation, i.e. without retroactive action
    • B66B1/06Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric
    • B66B1/14Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements
    • B66B1/18Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements with means for storing pulses controlling the movements of several cars or cages
    • B66B1/20Control systems without regulation, i.e. without retroactive action electric with devices, e.g. push-buttons, for indirect control of movements with means for storing pulses controlling the movements of several cars or cages and for varying the manner of operation to suit particular traffic conditions, e.g. "one-way rush-hour traffic"

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)

Abstract

各ホールコール(20、21)の登録が記録され(27)、また、全ての使用可能なかごが上方向ホールコールと下方向ホールコールに到着する残りの応答時間が決定される。各かごが応答する応答時間と限度が比較され、また、テーブルがそのかごが待ち時間限度未満で答えることができるかできないかを示す。時間限度は、上方または下方へ調節することができる。

Description

本発明は、(a)あるフロアにおいてかごの方向でホールコールがある場合か、または、(b)登録時間限度内にホールコールに答えることのできる他のかごがシステム内にない場合にのみ、エレベータがフロアで止まるエレベータ派遣に関する。
1つの成功したエレベータ派遣システムは、1秒に数回かごへのホールコールを割当てなおし、システム内で起きた全ての変化を考慮する。他のエレベータ派遣システムは、1回だけホールコールをかごに割当て、ホールコールに応答することになっているエレベータが乗り場ですぐにアナウンスされるようにしている。全てのシステムはなんらかの形態で、任意の所与のエレベータがホールコールに到達するためにかかる時間の長さを、入手できる、コールされたかごの位置や他に止まらなければならない停止場所などの情報に基づいて考慮する。これらの派遣システムは、所定の最大時間より長い時間待っているホールコールに対処し、他のかごがほぼ同様にサービスできる場合にそのかごの起動を防止し、かごの集中をさけるようにする特別な機能を有する。使用される全ての感覚に微細な差違があるとしても、かごの集中とコールによる長い待ち時間が依然として一般に起きている。
本発明の目的は、最悪の場合の状況を回避しながら、ホールコールの登録時間の間のバランスをとるエレベータの派遣、システム内に適切な余裕(slack)があるため柔軟性を保持しているエレベータの派遣、および、改善されたエレベータの派遣に関する。
本発明は、全ての時間においてシステムの挙動をいくらか悪くする方法でホールコールに答えるようにかごを割当てても、システム内に十分な柔軟性が保持され最悪の場合の挙動(すなわちホールコールに対する非常に長い待ち時間)が避けられると言う発見に基づく。
本発明によれば、エレベータのかごはコールに割当てられず、かごが所与のフロアについてかごコールを有する場合のみフロアに停止するか、または、コール待ち時間限度内にそのかごの方向でホールコールに答えてそのフロアに停止するかごがない場合だけフロアに停止する。種々のコールに対するかごの予想される応答時間は、このかごに関して何かを決定するためには使用せず、コール待ち時間の限度内に他のかごがそのコールに答えることができるかどうかを決定するためだけに使用する。
本発明は、ホールコールをかごに割当てず、同じ方向のコールについて約束できる(コミットできる、committable)フロアにかごが到着するときにかごを停止させることによって、従来のホールコール割当て方法から根本的に離れる。
さらに本発明によれば、コール待ち時間限度を種々に調節して、交通量が少ない期間はこれを短くし、交通量が多い期間はこれを長くすることができる。
添付図面に示すように、本発明の他の目的、特徴、利点は、次の例としての実施形態の詳細な説明に照らせばよりよく明らかになるであろう。
図1を参照すると、信号プロセッサ11は、本発明の態様を使用してかごをホールコール応答に割当てることのできるグループコントローラを示す一例である。プロセッサ11は、プロセッサ11の入出力(I/O)ポート15に備え付けられた、かご重量センサなどの複数のセンサ12、および、かご方向とドア状態などのデータ信号13に応答する。同様に、別のI/Oポート18は建物の種々のフロアに格納される複数のホールコールボタン19、それぞれのかごに1つずつ格納される複数のかごコールボタンパネル20、典型的には各フロア乗り場に1つまたは複数置かれる複数のホールランタン21に接続される。プロセッサ11は、データバス24、アドレスバス25、中央処理装置(CPU)26、ランダムアクセスメモリ(RAM)27、本発明を実行するプログラムまたはルーチンの必要な因子を記憶するリードオンリイメモリ(ROM)28を含む。
図2を参照すると、ホールコールの登録時間を記録するルーチン30はエントリポイント31を介して入り、最初のステップ32では方向指示因子Dを「UP」に設定する。ステップ35ではフロアインジケータFを1に設定し、ついでテスト36ではフロアFに方向Dでホールコールがあるかどうかを決定する。これは現在フロア1においてUPコールである。ホールコールがなければ、テスト36の結果は否になり、ステップ37に移り、Fを増加して次のフロアを順番にテストする。フロアFにUPホールコールがある場合、テスト36の結果は肯定になり、テスト37に移り、フロア1におけるUPコールの登録時間が−1に設定されているかいないかを決定する。この実施形態においては、登録時間が−1に等しく設定されるといつでも、すなわち、登録されるコールがない場合または登録されたばかりの場合には、これに対する登録時間はまだ記録されていない。−1に設定される場合、これはこの特定のホールコールが考慮される図2のルーチンを介した第1番目の通過であることを意味するので、テスト37の結果は肯定となり、ステップ38に移り、現在のクロックタイムとしてフロアFにおけるUPコールの登録時間を記録する。他方、テスト37が否である場合、これは、このコールに対する登録がすでに設定されているためそのままにしておくべきであることを意味し、テスト37の結果が否であればステップ38を迂回する。
ついで、テスト39では、フロアポインタが最上階を指しているかどうか決める。最初は最上階を指していないので、テスト39は否の結果となり、ステップ37に移り、Fを増加して次のフロアを順番にテストする。全てのフロアのテストが終わると、テスト39の結果は肯定になり、テスト42に移って、方向ポインタがDOWNに設定されているかいないかを決定する。最初はDOWNに設定されていないので、テスト42の結果は否になり、ステップ43に移って、方向ポインタを「DOWN」を指すように調節する。ついでステップおよびテスト35〜42は全てのかごについて次のフロアで繰り返される。全てのかごに対して全てのフロアでUP方向とDOWN方向についてテストすると、テスト42は肯定となり、他のプログラミングを、リターンポイント44を介して戻す。並列処理が使用されている場合、テスト42の結果は肯定になりプログラムはステップ32に戻り、これによって、ホールコール時間の記録を連続的に行う。
図3を参照すると、ポイント48を介して、かごがコールに達するために必要な時間を記録するルーチン47に入り、第1のテスト49では方向ポインタをUPに設定する。ついでステップ50ではフロアポインタを1に設定し、テスト53ではフロアFで方向ポインタの方向Dでホールコールがあるかどうかを決定する。ホールコールがなければ、テスト53の結果は否になり、ステップ54に移り、最上階に達したかどうかを決定する。最上階に達していなければ、テスト54の結果は否になり、ステップ55に移り、フロアポインタを増加する。ついで、テスト53を繰り返す。このフロアにホールコールがある場合、サブルーチン56では、全ての使用可能なかごについてフロアFで方向Dにおいてコールに達する残りの応答時間を決定する。これは米国特許第5,672,853号で述べられた、適切に教え込んだニューラルネットワークによって決定してもよい。別法としては、場合によっては他の公知の残り応答時間アルゴリズムを使用してもよい。
ステップ57ではXを使用可能なかごの数に設定し、ステップ58ではかごポインタCを1に設定する。ついでテスト62では、かごCが答えた場合、フロアFにおける方向Dのコールについて合計待ち時間が、この方向の待ち時間限度LIM(D)より短いかどうかを決定する。これは、かごCがこのホールコールに達する残りの時間と、登録時間と現在時間の間の差を加算することで達成される。合計待ち時間が前記限度未満である場合、ステップ63においてはかごCに関するこのフロアコールと方向に関してテーブルエントリTを1に設定する。しかし、合計待ち待間が前記限度を越えている場合、テスト62の結果は否になり、ステップ64に移り、このコールとかごに対するテーブルエントリをゼロに設定する。ついでステップ65では、後述の目的のために使用可能なかごの数Xを減少する。
テスト67では、フロアFと方向Dのコールに関して全てのかごをテストしたかどうかを決定する。まだテストが終わっていない場合、テスト67の結果は否になり、ステップ68に移り、Cを増加し、次のかごがコールに到達するための合計待ち時間を対象のコンピュータ内に記憶し、前記限度と比較する。このコールについて全てのかごをテストすると、テスト67の結果は肯定になり、テスト69に移り、Xがゼロに等しいかどうかを決定する。Xがゼロに等しい場合、現在の時間限度設定では時間限度内にコールに到達できるかごがないこと、また、時間限度を増加させて記憶された値のうち一番小さい値に等しくすべきであることを意味する。これにより、次の反復で、受け入れることのできる一致が見つかる。ついでルーチンはステップ50に戻って、この方向で新しい限度で全プロセスを繰り返す。
他方、Xがゼロに等しくない場合、少なくとも1つのかごが、このフロアにおけるこの方向のホールコールに関してテーブル内で1に設定される。テスト69の結果は否になり、テスト54に移り、全てのフロアがホールコールについてテストされ、応答時間が決定されたかどうかを決定する。最初はそうではないので、テスト54の結果は否になり、ステップ55に移り、フロアポインタを増加する。
全てのフロアが、全てのUP方向コールについて決定された待ち時間を有するとき、テスト54の結果は肯定なり、テスト76に移り、方向ポインタがDOWNに設定されているかいないかを決定する。始めはDOWNに設定されていないので、テスト76の結果は否になり、ステップ77に移り、方向ポインタをDOWNに設定する。ついで全てのステップおよびテスト50〜54を下方向のコールについて繰り返す。その後、テスト76の結果は肯定になり、ポイント78に移り、プログラムは他のルーチンに戻るか、並列処理が使用されている場合はステップ49に戻る。
本発明の中心は図4のルーチン81に示される。エントリポイント82を介してルーチン81に入り、かごの停止を制御してコールに答える。最初のステップ83ではかごカウンタを1に設定する。ついでテスト86では、かごCが移動している方向Dで、かごCが約束できるフロアにおいてかごコールがあるかどうかを決定する。かごコールがある場合、テスト86は肯定の結果になり、ステップ87に移り、かごCに停止コマンドを発行する。ついでステップ88ではかごCの方向でかごCが約束できるフロアにおけるコールの登録時間を−1に設定する。これは図2のテスト37でテストされる値である。この因子はテスト89でもテストされる。テスト89の結果が肯定である場合、かごが約束できるフロアにホールコールがないことを意味するので、テスト89の結果は肯定となり、ステップ87と88は迂回される。テスト90では、全てのかごを考慮したかしないかを決定する。最初は全てのかごは考慮されていないので、テスト90の結果は否になり、ステップ91に移り、かごポインタを増加する。テスト89および/または86は再び、つぎのかごについて考慮される。かごが約束できるフロアにおけるかごの方向でコールに対する登録時間が−1以外に設定されている場合、コールがあることを意味するので、他のかごが待ち時間限度内でそのコールに答えることができるかできないかを決定しなくてはならない。これは本発明の重要な特徴である。他のかごが待ち時間限度以内にコールに答えることができれば、このかごはコールに答えない。これは関連技術の派遣概念から根本的に離れていることに注意されたい。
テスト89の結果が否であれば、ステップ92に移り、ステップ92ではバックアップかごポインタC’をかごポインタCに等しく設定する。ついでステップ93でC’が増加され、現在停止に関して考慮されているかご以外のかごを指す。テスト94では、かごCが約束できるフロアでかごCの方向でかごC’に関するテーブルエントリが1に等しいかどうかを決定する。1に等しい場合、他のかごC’がCの約束できるフロアでC’の方向で時間限度以内にコールに答えることができるという意味なので、かごCは本発明の概念にしたがってコールに答えないことになる。したがって、テスト94の結果は肯定になり、ステップ87での停止コマンドを迂回してテスト90に移り、全てのかごについてテストしたかしないかを確認する。他方、かごC’に関するテーブルエントリがゼロの場合、テスト94の結果は否になり、ステップ95に移ってC’を増加し、テスト96ではC’を進めてCに戻すか戻さないかを決定する。したがってこのプロセスでは、C以外の全てのかごをテスト94でテストするだけである。
全てのかごをテストして、これらのかごがコールに答えることができるかどうかを確認し、テスト94の肯定の結果によってルーチンを逸らすことなくかごCがコールに答えることを防ぐと、テスト96の結果は肯定になり、ステップ87に移り、かごCに対して停止コマンドを発行し、ステップ88ではかごCが約束できるフロアと方向でコールに関する登録時間を−1にふたたび設定する。
全てのかごについて、これらが停止すべきかするべきでないかを決定すると、テスト90の結果は肯定となり、ポイント97に移り、ポイント97を介してプログラミングのいずれかの別の部分に戻るか、または、このルーチンをステップ83に戻して全てのプロセスをもう1度繰り返すことができる。図4のルーチンは、かごが最高速でフロアを通過する各期間の間、少なくとも1回以上行われなければならない。
図3に関して上述したように、前記待ち時間限度以内にコールに答えることができるかごがない場合、待ち時間限度を増加しなければならないことを意味する(一般的に早朝のラッシュアワー時に当てはまるだろう)。しかし限度の低下は図5に示すルーチンで行われる。エントリポイント98を介してこのルーチンに移り、第1のステップ99では方向ポインタをUPに設定する。ついでステップ100では、時間限度内にコール応答時間を有するコールの数を決定するカウンタYをゼロに決定する。ステップ101ではカウンタZを設定し、コール応答時間の総数を決定する。ステップ102ではフロアポインタを1に設定し、テスト103ではポインタが示すフロアと方向でホールコールがあるかどうかを決定する。ホールコールがない場合、テスト103の結果は否になり、ステップ104に移り、フロアポインタを増加し、テスト103を繰り返す。最後に、テスト103の結果が肯定になればステップ105に移り、かごポインタCを1に設定し、ついでテスト109ではかごCが方向DでフロアFに達する残りの応答時間と所定の増加の合計が現在の限度未満かどうかを決定する。現在の限度未満である場合、ステップ110ではYカウンタを増加し、ついでステップ111ではZカウンタを増加する。他方では、対象のコールに関する残りの応答時間が限度の増加分内にない場合、テスト109の結果は否になり、直接ステップ111に移り、Zカウンタを増加する。こうする目的は図5の下の近くにあるテスト115に示される。ここでYとZの比が所定の設定可能な数Wより大きい場合、ステップ116で限度を減少する。大きくなければステップ116は迂回される。
Zカウンタを増加し、場合によってはYカウンタも増加した後、テスト119では、全てのかごがこのコールに対して、時間限度に対して比較される応答時間を有しているかいないかを決定する。有していない場合、ステップ120ではかごポインタを増加し、次のかごに対してテスト109を繰り返す。対象の特定のコールに対する応答時間に関して全てのかごをテストしたら、テスト119の結果は肯定になり、テスト121に移り、この方向での全てのコール(最初はUP)が限度に対して比較される応答時間を有していたかどうかを決定する。有していなければステップ104ではフロアポインタを増加し、ステップおよびテスト103〜121は次のフロアについて順番に繰り返される。
この方向で全てのフロアをテストしたら、テスト124では方向ポインタがDOWNに設定されているかどうかを決定する。DOWNに設定されていなければ、ステップ125では方向ポインタをDOWNに設定し、全てのステップおよびテスト100〜124は全てのフロアと全てのかごとついて再び繰り返される。最後には全ての答えられていないコールをテストし、全てのかごの応答時間が現在の時間限度より少ない所定の増加分以上であるかどうかを確認する。そうであるかごの比が十分に高ければ、テスト115の結果は肯定となり、ステップ116に移り、限度を減少する。前記比が高くなければ、テスト115の結果は否になり、ステップ116を迂回し、ポイント126に移る。ここではルーチンはステップ99に戻るか、または、プログラムの他の部分に移る。これは並列処理が使用されているかいないかによる。
図3(ステップ73)と図5(ステップ116)に関して前述した限度の調節は種々の他の方法でも行うことができる。一例が図6に示すルーチン129に示される。この中ではルーチンはエントリポイント130を介して入り、第1のテスト131は、1分あたりに登録されたコールの数が所定の定数Pより大きいかどうかを決定する。大きい場合、ステップ132で前記限度を所定の定数K1と交通量レート(1分あたりのコール)をかけた値に等しく設定することによって、限度を上方に調節することができる。大きくない場合、テスト131の結果は否になり、ステップ132は迂回する。同様に、テスト136では1分あたりのコールにおける交通量レートが所定の定数K2より小さいかどうかを決定する。小さい場合、ステップ137で所定の定数K2と交通量レートをかけた値と等しく設定することによって限度を下げることができる。小さくない場合、テスト136の結果は否になり、ステップ137は迂回する。
この方法では、交通量が少ない間は限度は低いので、かごの応答を待つ時間は最小限になり、エレベータシステムの使用可能な能力を完全に活用することができる。他方交通量が非常に多いときには限度を増加して、システムが十分な余裕を保持し、過剰な数の長い待ちコール、集中、他の従来の望ましくないエレベータシステム応答を引き起こさずに、摂動と瞬間的に過剰な交通需要を扱うことができるように、全てのコールを少し遅らせる本発明のリアルタイムサービス割当てが可能になる。別の方法としては、交通量レートの関数としての限度のマップをルックアップテーブルで設定してもよい。限度調節のテストが終了するとポイント138に移り、ここで並列処理が使用されている場合は図6のルーチンはテスト131に戻るか、または、他のプログラミングに移動する。
ここまでは、本発明を使用する建物の中で、通常の上/下ホールコールを処理するのか、または宛先指示ホールコールを処理するかのかについて言及を行わずに本発明を説明してきた。一般の場合では、本発明はいずれのシステムでも機能する。しかし、本発明を宛先コールシステムで使用し、図3のテスト62で主に使用するために図3のサブルーチン56(また使用される場合は図5のテスト109の中で)の中で決定される残りの応答時間を正確にすることが非常に好ましい。派遣システムは残りの応答時間を計算するときに、宛先フロア、すなわち、ホールコールに答えた場合にかごのコールが置かれる場所を考慮することができる。宛先指示ホールコールを使用しない場合、残りの応答時間計算は、公知の人工知能技術を使用してその日の現在の時間間隔内で答えられるコールに関して可能性のある宛先フロアの履歴指示を含んで、残りの応答時間の所定の平均精度を提供してもよい。ついでこの限度を適切に制御することにより、システムは効果的な程度に機能することができる。宛先コールを使用する場合、コールボタンは、上/下コールボタン21ではなく、テンキーデバイスになるか、または、かごコールボタンパネル20(図1)によく似たパネルになる。
本発明の1つの態様は、現在約束できるフロアにあるかごが時間限度内にコールに到達できない場合でも、限度内に到達できるかごがないフロアにホールコールがあった場合、各かごが約束できるフロアで停止させられるため、かごはコールに答えることができるということである。言いかえれば、かごの一部が所定の動揺によって限度の外にあっても、コールに答えることができる。
本発明を実行することのできるシステムの一例としての、エレベータとやりとりする従来のコンピュータ構成を示す概略図である。 本発明を実行するために使用できる例としてのプロセスを示す簡単な論理フロー図であり、ホールコールの登録時間の記録を示す図である。 本発明を実行するために使用できる例としてのプロセスを示す簡単な論理フロー図であり、予想される待ち待間のテーブルの作成を示す図である。 本発明を実行するために使用できる例としてのプロセスを示す簡単な論理フロー図であり、エレベータのかごの停止制御を示す図である。 本発明を実行するために使用できる例としてのプロセスを示す簡単な論理フロー図であり、待ち時間限度を下げる図である。 本発明を実行するために使用できる例としてのプロセスを示す簡単な論理フロー図であり、待ち時間の別の調節を示す図である。

Claims (2)

  1. ホールコールに応答してリアルタイムにかごのサービスを割り当てる方法であって、前記方法は、
    各ホールコール(21)が登録された時間を記録するステップ(38)と、
    エレベータシステム内でホールコールに答えることのできる各かごについて、各かごが各コールに達するための予想される残りの応答時間を決定するステップと(56)、
    前記かごがコールに達する予想された残りの応答時間とこのコールがまだ応答されずにいる時間量との合計として、各かごがコールに応答する予想される待ち時間を決定するステップ(62)と、
    を含み、さらに、
    システム内で生じうる各ホールコールに関してかご毎にエントリを有するマトリックステーブルを提供するステップ(62〜65)であって、前記テーブルは、各かごがまだ応答されていないコールに達するために予想される前記待ち時間が既定の待ち時間限度未満である(63)かどうかを指示するものであるステップと、
    各かごについて、そのかごの方向で約束できるフロアにおいてコールに達することのできる他のかごがあるかないかを決定するステップ(94)と、
    前記マトリックステーブルに示すように、そのフロアについて特定のかごにかごコールがある場合に(86)、または、待ち時間限度内にコールに達することのできる他のかごがない場合にだけ、該特定のかごが約束できるフロアにおいて該かごを停止させるステップ(87)と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記待ち時間限度は、交通量が多いときには上方に調節され(73、132)、交通量が少ないときには下方に調節される(116、137)請求項1に記載の方法。
JP2005500388A 2003-05-13 2003-05-13 リアルタイムのサービス割当てを使用して時間性能を保障したエレベータの派遣 Pending JP2006514906A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2003/015172 WO2004106208A1 (en) 2003-05-13 2003-05-13 Elevator dispatching with guaranteed time peformance using real-time service allocation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006514906A true JP2006514906A (ja) 2006-05-18

Family

ID=33488757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005500388A Pending JP2006514906A (ja) 2003-05-13 2003-05-13 リアルタイムのサービス割当てを使用して時間性能を保障したエレベータの派遣

Country Status (5)

Country Link
JP (1) JP2006514906A (ja)
CN (1) CN100448767C (ja)
AU (1) AU2003245276A1 (ja)
HK (1) HK1091795A1 (ja)
WO (1) WO2004106208A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SG142231A1 (en) 2006-10-12 2008-05-28 Inventio Ag System and method for detecting the position of a lift cage
CN102785977B (zh) * 2011-05-18 2014-05-21 快速电梯有限公司 电梯运行提示方法及装置
JP6925235B2 (ja) * 2017-10-30 2021-08-25 株式会社日立製作所 ビル内交通推定方法およビル内交通推定システム
JP6538240B1 (ja) * 2018-06-12 2019-07-03 東芝エレベータ株式会社 エレベータの群管理制御システム
CN110065910B (zh) * 2019-03-15 2021-11-12 北京旷视机器人技术有限公司 调度仓库中运输设备的方法、装置及仓储***

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4760896A (en) * 1986-10-01 1988-08-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for performing group control on elevators
EP0676356A3 (en) * 1994-04-07 1996-09-18 Otis Elevator Co Distribution system for elevators.
EP0870717B1 (en) * 1996-10-29 2003-03-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Control device for elevators
DE69923002T2 (de) * 1999-10-21 2005-12-01 Mitsubishi Denki K.K. Aufzugs-gruppesteuerung

Also Published As

Publication number Publication date
HK1091795A1 (en) 2007-01-26
CN1771181A (zh) 2006-05-10
AU2003245276A1 (en) 2005-01-21
CN100448767C (zh) 2009-01-07
WO2004106208A1 (en) 2004-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2935854B2 (ja) エレベーター制御装置及びエレベーター制御方法
JP2632377B2 (ja) エレベータ用群制御装置
CA1308204C (en) Weighted relative system response elevator car assignment system with variable bonuses and penalties
KR890014358A (ko) 복수케이즈 엘리베이터의 군관리 제어방법 및 장치
JPH0380711B2 (ja)
US4400786A (en) Elevator system with speech synthesizer for audible information
US7032715B2 (en) Methods and apparatus for assigning elevator hall calls to minimize energy use
JP2825299B2 (ja) 目的階指定を即座に割り当てるエレベータ用群制御装置
US4869348A (en) Group control for elevators with immediate allocation of calls of destination
JPH03297769A (ja) 群管理エレベーター
JP2006514906A (ja) リアルタイムのサービス割当てを使用して時間性能を保障したエレベータの派遣
JPH01271380A (ja) 隣接階呼び出し指定式エレベータ並びに該エレベータに用いる群制御装置及びそのエレベータかごの優先割り当て方法
JPH0517083A (ja) エレベーターの制御装置
JPH07252033A (ja) 層間ホール呼びシステム
US7267202B2 (en) Elevator dispatching with guaranteed time performance using real-time service allocation
EP0688734B1 (en) Elevator dispatching employing hall call assignments based on fuzzy response time logic
JPH0774070B2 (ja) エレベ−タの群管理制御方法
JPS58152769A (ja) エレベ−タ−の行先階交通量演算装置
JP3173880B2 (ja) エレベーターの運行制御装置
US7434665B2 (en) Elevator down peak sectoring with long call response
JP2685878B2 (ja) 群管理制御エレベータ装置
JPS59177264A (ja) エレベ−タの群管理制御方法
JPS6351289A (ja) エレベ−タの群管理制御装置
JPS5997979A (ja) エレベ−タの運転制御装置
JPH0192181A (ja) エレベータの待乗客数予測方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090127

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090427

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091117