JP2006514752A - 透かしフィルムプリント - Google Patents
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Abstract
本発明は、フィルムプリントへの透かし情報の付加に関する。これは、元のフィルムプリント(405)を未現像のコピーフィルム(407)に複製する際に実施され、元のフィルムプリントの表面は、未現像のフィルムの表面の近くに位置されている。未現像のフィルムの表面は、元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される光によって露光される。前記透かしは、複数の個別に制御可能な光源(411)から得られ、この結果、元のフィルムプリント(405)の表面を通過して伝達される光は、光源(409)からの光がどのように制御されているかに依存する既定のパターンを有する。本発明は、更に、透かし情報を付加する方法を実施する命令を含む記憶媒体と、透かし情報を付加するシステムと、フィルムプリントコピーの合法性を判定するシステムとに関する。
Description
本発明は、元のフィルムプリントを未現像のコピーフィルムに複製する際に、透かし情報を付加する方法であって、元のフィルムプリントの表面は、未現像のフィルムの表面に近くに位置され、未現像のフィルムの表面は、元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される光によって露光される、方法に関する。本発明は、前記透かし情報を付加する方法を実施する命令を有する記憶媒体にも関する。更に、本発明は透かし情報を付加するシステムと、フィルムプリントコピーの合法性を判定するシステムとに関する。
透かしは、コンテンツ所有者の権利を保護するための最も有望な技術の1つである。一般に、透かしとは、コンテンツを、その知覚的特徴が保護されるように変更する処理である。より詳細には、「透かし」は、コンテンツ内へ挿入されるパターンであって、該パターンは、コンテンツ所有者及び/又は保護されている権利を識別するのに使用されることができる。
透かしは、完全に見えない、又は、より正確には、人間及び統計分析ツールには知覚不可能であるように設計されている。理想的には、透かしを入れられたコンテンツは、元のコンテンツと知覚的に同一である。
透かし埋め込み器(即ち、エンコーダ)は、透かしをコンテンツに埋め込む。これは、典型的には、透かしを埋め込むのに秘密鍵を使用する。透かし検出器(即ち、デコーダ)は、透かしを入れられたコンテンツから透かしを抽出する。
前記透かしを検出するのに、一部の透かし技術は、元のマークされていないデジタルビデオに又はマークされたデジタルビデオの初期の標本に、アクセスする必要がある。いくつかの透かし技術は、「ブラインド(blind)」である。これは、これらが、元のマークされていないデジタルビデオに又はマークされたデジタルビデオの初期の標本にアクセスする必要がないことを意味する。勿論、これらの「ブラインド」透かし技術は、透かし検出器が、公的に利用可能である場合に望ましい。
検出の前に、透かしを入れられた信号は、ユーザおよび頒布環境による多くの起こり得る変化を受け得る。これらの変化は、ノイズ又は歪みのような、意図的ではない変形を含み得る。更に、マークされた信号は、しばしば、特に、透かしの検出を不可能にする意図での悪意的な攻撃の対象である。
透かし技術は、コンテンツ発行元の保護に役立つように、いくつかのとても望ましい目標を有する。以下に、前記目標のいくつかを列記する。
― 知覚的不可視性 ―埋め込まれる情報は、得られる透かしを入れられたコンテンツのコンテンツ品質の、知覚的な変化を含むべきではない。知覚的不可視性の試験は、しばしば、「黄金の目及び耳(golden eyes and ears)」と呼ばれる。
― 統計的不可視性 ―埋め込まれる情報は、透かしを検出又は除去するための、いかなる徹底的、発見的、又は確率論的な試みに対しても量的に知覚不可能であらなければならない。前記攻撃を首尾よく開始することの複雑度は、公的に利用可能なコンピュータシステムの計算能力をはるかに勝るものでなければならない。ここで、統計的不可視性とは、明らかに、知覚的不可視性に含まれている。
― 改ざん防止機能 ―透かしを除去する試みは、コンテンツの値と知覚的閾値との両方に損害を与えるはずである。
― コスト ―当該システムは、プログラム可能な実施と特定用途向けの実施との両方に関して、使用許諾をする及び実施をするのに安価なものであらなければならない。
― 本物(original)の非公開 ―透かしを入れること及び検出のプロトコルは、その場及び法廷の場の両方におけるコンテンツ著作権の証明の処理が、元の記録の使用を含まないものであるべきである。
― 法的強制力及び柔軟性 ―透かし技術は、強力で否定不可能な著作権証明を提供しなくてはならない。同様に、これは、可変であるビデオの提示及び圧縮規格に対応する保護レベルの範囲を、可能にしなくてはならない。
― 一般的攻撃に対する復元力 ―強力なコンテンツ編集ツールの公共利用可能性は、透かしを入れること及び検出の処理が、コンソールのようなものから生じる攻撃に対して復元性のあるものであることを課す。
― 破壊困難性 ―透かしを破壊する攻撃者が、該攻撃者が透かしの技術を知ることができる場合であってさえも、透かしを破壊するのが「極めて困難」である場合に、前記透かしは、「破壊困難」である。ここで「破壊」とは、前記透かしを上手く変形又は除去することを指している。特に、攻撃者がスーパーコンピュータを持っていたとしても、殆ど全ての実際の状況の下で、マークを破壊することは、ほとんど不可能であらなければならない。
― 知覚的不可視性 ―埋め込まれる情報は、得られる透かしを入れられたコンテンツのコンテンツ品質の、知覚的な変化を含むべきではない。知覚的不可視性の試験は、しばしば、「黄金の目及び耳(golden eyes and ears)」と呼ばれる。
― 統計的不可視性 ―埋め込まれる情報は、透かしを検出又は除去するための、いかなる徹底的、発見的、又は確率論的な試みに対しても量的に知覚不可能であらなければならない。前記攻撃を首尾よく開始することの複雑度は、公的に利用可能なコンピュータシステムの計算能力をはるかに勝るものでなければならない。ここで、統計的不可視性とは、明らかに、知覚的不可視性に含まれている。
― 改ざん防止機能 ―透かしを除去する試みは、コンテンツの値と知覚的閾値との両方に損害を与えるはずである。
― コスト ―当該システムは、プログラム可能な実施と特定用途向けの実施との両方に関して、使用許諾をする及び実施をするのに安価なものであらなければならない。
― 本物(original)の非公開 ―透かしを入れること及び検出のプロトコルは、その場及び法廷の場の両方におけるコンテンツ著作権の証明の処理が、元の記録の使用を含まないものであるべきである。
― 法的強制力及び柔軟性 ―透かし技術は、強力で否定不可能な著作権証明を提供しなくてはならない。同様に、これは、可変であるビデオの提示及び圧縮規格に対応する保護レベルの範囲を、可能にしなくてはならない。
― 一般的攻撃に対する復元力 ―強力なコンテンツ編集ツールの公共利用可能性は、透かしを入れること及び検出の処理が、コンソールのようなものから生じる攻撃に対して復元性のあるものであることを課す。
― 破壊困難性 ―透かしを破壊する攻撃者が、該攻撃者が透かしの技術を知ることができる場合であってさえも、透かしを破壊するのが「極めて困難」である場合に、前記透かしは、「破壊困難」である。ここで「破壊」とは、前記透かしを上手く変形又は除去することを指している。特に、攻撃者がスーパーコンピュータを持っていたとしても、殆ど全ての実際の状況の下で、マークを破壊することは、ほとんど不可能であらなければならない。
近年、複数の透かし技術が、デジタルビデオ及びオーディオコンテンツの両用に記載されている。例えば映画館における映写装置において使用される、又はフィルムの研究室機器において使用される種類のフィルムプリントの分野において、透かしを使用することにより、これらのフィルムプリントの法的保護を実施する方法を発見することは、興味深いものである。
本発明の目的は、透かしを使用することによりフィルムプリントにおけるコンテンツを保護する解決策を提供することにある。
これは、元のフィルムプリントを未現像のコピーフィルムに複製する際に、透かし情報を付加する方法であって、元のフィルムプリントの表面は未現像のフィルムの表面の近くに位置され、未現像のフィルムの表面は元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される光によって露光される方法、によって得られる。前記光は、制御可能な光源から得られ、前記光源は、元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される光が既定のパターンであるように、制御される。
これにより、フィルムコピー及び透かしの両方が、コピーフィルムに転写される。これは、人間の目には殆ど気付かれない画像の重要でない歪みを生じる。前記制御は、前記光源の強度及び/又は色を時間の関数として変化させることによる前記制御可能な光源の制御に基づくことができる。この場合、画像フレームの平均輝度は、時間的な透かしパターンによって変調される。前記制御は、前記光源のアレイの強度及び/又は色を変化させることによる前記制御可能な光源の制御に基づくこともできる。この場合、フィルムプリントに、空間的な透かしパターンが供給される。この後、既定の前記パターンは、検出されたパターンと参照パターンとを比較する光検出器によって検出されることができる。
代替的には、これは、透かしによって変形されている、フィルムプリントにおける音声情報であることもできる。この場合も、この変形は、人間の耳には殆ど気付かれない、前記音声の重要でない歪みを生じる。前記パターンは、時間制御目的、又は単に付加的な特有のフィルム情報のような、付加的な情報も含み得る。
実施例において、前記光源は、前記既定のパターンに従って、複数の個々の光源からの光をオン及びオフに切り換えることにより、制御される。これは、パターンを生成及び制御するのに簡単な仕方であるが、特定の場合においては、元のフィルムプリント全体が露光され、コピーフィルムに転写されされることを保証するように、追加の光源を必要とする。
他の実施例において、少なくとも1つの個別に制御されている光源は、前記既定のパターンに従って、光源からの光の色を変化させることによって制御される。これにより、多数のパターンが生成されることができ、更に、上述のような付加的な光源は、必要ない。
更に他の実施例において、個別に制御される前記光源は、前記既定のパターンに従って、前記光源からの光の強度を変化させることによって制御される。この場合も、このことは、強度が多くの間隔に分割されることができるので、多数のパターンを生成する可能性を導入する。色の変化と組み合わされて、更に多数のパターンが得られる。パターンの数は、元のフィルムのそれぞれに対して固有の透かしが生成されることができるので、重要である。更に、これは、前記透かし内に大量の情報を取り入れることを可能にする。
特有の実施例において、前記光源の個別的な制御は、前記光源からの光のパターンを検出するステップと、検出されたパターンを前記既定のパターンと比較するステップと、前記検出されたパターンと前記既定のパターンとの間の差分に従って前記光源を制御するステップと、を有する。
フィードバックループは、正確、かつ、期待されている透かしが、コピーフィルムに付加されることを保証する。これは、LEDのような各光源の特性は、わずかな変化をすることができるので、重要である。2つの異なるLEDは、同一の色及び強度を供給するのに、異なる制御信号を必要とする。この違いは、典型的には、製造された際の違いによるものである。
本発明は、コンピュータ読み取り可能な媒体であって、処理ユニットに上述の方法を実行させる命令を記憶しているコンピュータ読み取り可能な媒体にも関する。
本発明は、未現像のコピーフィルムに元のフィルムプリントを複製する際に透かし情報を付加するシステムにも関する。前記システムは、未現像のフィルムの表面の近くに、元のフィルムプリントの表面を位置させる。前記システムは、未現像のフィルムの表面を光源からの光によって露光し、前記光源は、元のフィルムプリントの表面の上方に位置され、これにより、前記光源からの光は、該元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される。このシステムは、既定のパターンに従って、少なくとも1つの前記光源からの光を個別に制御するコントローラを有する。
特有の実施例において、前記コントローラは、
― 前記光源からのパターンを検出する検出器と、
― 検出された前記パターンと既定のパターンとを比較し、該検出されたパターンと該既定のパターンとの間の差分に従って、前記光源からの光を制御する、比較装置と、
を有するフィードバックループを有する。
― 前記光源からのパターンを検出する検出器と、
― 検出された前記パターンと既定のパターンとを比較し、該検出されたパターンと該既定のパターンとの間の差分に従って、前記光源からの光を制御する、比較装置と、
を有するフィードバックループを有する。
他の実施例において、前記システムは、
― パターンを検出する手段であって、前記パターンは、パターンに従って元のフィルムプリントを通過して未現像のフィルムを露光させる光源を使用して、未現像のコピーフィルムを露光させることにより付加されている、パターンを検出する手段と、
― 検出された前記パターンと既定のパターンとを比較する手段と、
― 前記検出されたパターンと前記既定のパターンとの間の差分に従って、合法性を判定する手段と、
を有する。
― パターンを検出する手段であって、前記パターンは、パターンに従って元のフィルムプリントを通過して未現像のフィルムを露光させる光源を使用して、未現像のコピーフィルムを露光させることにより付加されている、パターンを検出する手段と、
― 検出された前記パターンと既定のパターンとを比較する手段と、
― 前記検出されたパターンと前記既定のパターンとの間の差分に従って、合法性を判定する手段と、
を有する。
前記システムの利点は、同様の方法の添付請求項に関連して上述した利点と、同様である。
以下に、本発明の好適実施例を、添付図面を参照して記載する。
図1は、フィルムプリントに透かしを付加するシステムを示している。前記システムは、LED(発光ダイオード)のような、複数の個別に制御可能な光源3によって構成されている光源1を有する。光源1は、コピーフィルム5の上方に位置されており、該コピーフィルム5は、元のフィルム7を通過する光源1からの光にされされることができる。個別に制御可能な光源3は、電源ドライバ9から制御される。電源ドライバ9は光源1に接続されており、透かしの参照に基づいて決定される既定の電源の参照に従って、個別に制御可能な光源3のそれぞれに給電する。
図2aないし2cにおいて、個別に制御可能な光を、底面から見て示している。説明されている実施例において、前記光源は、18個の個別の光源のアレイを有する。この図において、同一の文字を有する光源は、同一の態様で制御される。図2aにおいて、光源は同一の文字を付されていないので、全ての光源が個別に制御される。図2bにおいて、前記アレイは、光源の2つの集合を有しており、各集合が、個別に制御されている。光源の第1集合は、文字aを付されており、光源の第2集合は、文字bを付されている。更に、図2cにおいて、前記アレイが、各集合が個別に制御される3つの集合を有する例が、示されている。ここで、第1集合は文字aを付されており、第2集合は文字bを付されており、第3集合は、文字cを付されている。
前記光源は、色及び強度の両方に従って、個別に制御されることができ、多数の異なるパターンが生成されることができる。更に、前記光源に含まれている個々の光源の数は、前記個々の光源の直径を変化させると共に変化されることができ、前記透かしパターンが、粗いパターン又は細かいパターンのいずれかを有するように変更するのに使用されることができる。
図3a及び3bにおいて、異なる数及び大きさの個々の光源が、示されている。図3aにおいて、非常に粗い透かしパターンを生じるいくつかの光源が使用されており、これらの透かしパターンは、制御及び検出しやすい。図3bにおいて、多数の個々の光源が、多数の可能なパターンと、著作権侵害者(pirate)が得るのをより困難にする複雑な検出とを得る、細かいパターンを生じるのに使用されている。
図4において、フィードバック検出器を有するシステムの例が示されている。前記システムは、LED(発光ダイオード)のような、複数の個別に制御可能な光源411から成る光源409を有する。光源409は、コピーフィルム407の上方に位置されており、該コピーフィルム407は、元のフィルム405を通過して、光源409からの光によって露光されることができる。個別に制御可能な光源411は、電源ドライバ403から制御される。電源ドライバ403は、前記光源409に接続されており、透かしの参照に基づいて決定される既定の電源の参照に従って、個別に制御可能な光源411のそれぞれに給電する。当該システムは、更に、個別の光源411のそれぞれの強度及び色を検出するセンサ401を有しており、該センサ401は、光源409と元のフィルム405との間に位置されている。センサ401は、電源ドライバ403に電子的に接続されており、これにより検出された前記光と、参照の透かしパターンに基づいて意図されていた光との間の差分が、色又は強度のいずれかに従って関連する光源からの光を調整するのに使用されることができる。
図5において、図4における前記システム用の制御ループが示されている。前記制御ループは、入力としてのエラー信号eと出力としての光Lとを有する光制御LCのためのブロック501から成る。更に、ブロック503は、入力としての個々の光源それぞれからの光と、出力としての前記光を表している信号SLとを有する。加算器505において、信号SLによって表されている実際の光は、参照の光を表す信号RLと比較されて、エラーeが決定される。次いで、このエラーは、前記光制御への入力として使用されることができ、該光制御は、前記参照のパターンが、実際に、前記光源によって供給されている前記パターンであることを保証する。
図6において、コピーフィルムプリントにおける透かしパターンを検出する検出器が、示されている。前記検出器は、コピーフィルムプリント603の上方に配されている標準のフィルムプリント光源601と、フィルムプリントの下方に配されているセンサ602とを有する。センサ601は、既定位置における光を検出し、例えば、図4のシステムのフィードバックにおいて使用されるセンサに類似し得る。比較器605は、検出された前記光と、既定の光パターン鍵とを比較する。前記既定の光パターン鍵は、例えば、ユーザから該比較器に供給されることができる、又は該比較器のハードウェア内に組み込まれることができる。検出された光と、疑わしい光又は前記パターン鍵によって規定されている合法的な光との間の差分に基づいて、前記コピーフィルムプリントは合法的であるか又は非合法的であるかが、判定されることができる。前記検出器は、例えば、フィルム閲覧機器に接続され、前記コピーフィルムの再生を遮断することができる。
本発明は、フィルムプリントへの透かし情報の付加に関する。これは、元のフィルムプリント(405)を未現像のコピーフィルム(407)に複製する際に実施され、元のフィルムプリントの表面は、未現像のフィルムの表面の近くに位置されている。未現像のフィルムの表面は、元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される光によって露光される。透かしは、複数の個別に制御可能な光源(411)から得られ、この結果、元のフィルムプリント(405)の表面を通過して伝達される光は、光源(409)からの光がどのように制御されているかに依存する既定のパターンを有する。本発明は、更に、透かし情報を付加する方法を実施する命令を含む記憶媒体と、透かし情報を付加するシステムと、フィルムプリントコピーの合法性を判定するシステムとに関する。
Claims (9)
- 元のフィルムプリントを未現像のコピーフィルムに複製する際に透かし情報を付加する方法であって、前記元のフィルムプリントの表面は、前記未現像のコピーフィルムの表面の近くに位置され、前記未現像のコピーフィルムの表面は、前記元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される光によって露光される方法において、前記光は、制御可能な光源から得られ、前記光源は、前記元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される光が、既定のパターンであるように制御されることを特徴とする方法。
- 前記光源は、前記既定のパターンに従って、複数の個々の光源からの前記光をオン及びオフに切り換えることによって制御される、請求項1に記載の方法。
- 前記光源は、前記既定のパターンに従って、複数の個々の光源からの前記光の色を変化させることによって制御される、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記光源は、前記既定のパターンに従って、複数の個々の光源からの前記光の強度を変化させることによって制御される、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記光源の制御が、
― 前記光源からの光のパターンを検出するステップ、
― 検出された前記パターンと前記既定のパターンとを比較し、前記検出されたパターンと前記既定のパターンとの間の差分に従って、前記光源を制御するステップ、
とを有する、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法。 - 処理ユニットに請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶している、コンピュータ読み取り可能な媒体。
- 元のフィルムプリントを未現像のコピーフィルムに複製する際に、透かし情報を付加するシステムであって、前記システムは、前記元のフィルムプリントの表面を前記未現像のコピーフィルムの表面の近くに位置させ、前記システムは、前記未現像のコピーフィルムの表面を、光源からの光によって露光させ、前記光源は、前記元のフィルムプリントの表面の上方に位置され、これにより、前記光源からの前記光は前記元のフィルムプリントの表面を通過して伝達される、システムにおいて、このシステムが、既定のパターンに従って、前記光源からの前記光を制御するコントローラを有することを特徴とするシステム。
- 前記コントローラが、
― 前記光源からのパターンを検出する検出器と、
― 検出された前記パターンと前記既定のパターンとを比較し、前記検出されたパターンと前記既定のパターンとの間の差分に従って、前記光源からの前記光を制御する、比較装置と、
を有する、請求項7に記載のシステム。 - フィルムプリントコピーの合法性を判定するシステムであって、
― パターンを検出する手段であって、前記パターンは、パターンに従って元のフィルムを通過して未現像のコピーフィルムを露光させる光源を使用して、前記未現像のコピーフィルム露光させることにより付加されている、パターンを検出する手段と、
― 検出された前記パターンと既定のパターンとを比較する手段と、
― 前記検出されたパターンと前記既定のパターンとの間の差分に従って、前記合法性を判定する手段と、
を有するシステム。
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