JP2006513887A - 流体射出ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】
【解決手段】 流体射出ヘッド(18)が開示され、この流体射出ヘッド(18)は、基板層(34)の上に配置されたオリフィス層(38)を備え、流体射出ヘッド(18)は、該流体射出ヘッド(18)内に形成され、2つの異なる流体を射出するように構成された第1のグループの流体射出オリフィス(22a)および第2のグループの流体射出オリフィス(22b)と、流体射出ヘッド(18)内に形成され、第1のグループの流体射出オリフィス(22a)と第2のグループの流体射出オリフィス(22b)との間の第1のグループの流体射出オリフィス(22a)および第2のグループの流体射出オリフィス(22b)から射出された流体の相互汚染を阻止するような場所に配置された細長いチャネル(32a)とを備えている。

Description

流体射出装置は、様々な技術に用途を見出すことが可能である。例えば、プリンタ、複写機、ファックスなどのいくつかの印刷装置は、流体射出オリフィスの配列から印刷媒体上に印刷流体の小さい液滴を射出することによって印刷している。流体射出機構は、一般に、印刷装置の本体に移動可能に連結された流体射出ヘッド上に形成されている。個々の流体射出機構、印刷媒体を横切る流体射出ヘッドの移動、装置内での媒体の動きなどの要素を注意深く制御することにより、媒体上に所望の画像を形成することが可能である。
流体射出装置によっては、単一の流体射出ヘッドから、インク色及び/又は組成などが異なる複数の異なる流体を射出するように構成される場合がある。そのような流体射出ヘッドでは、一般に、近接して配置された流体射出オリフィスのグループからそれぞれ個々の流体が射出され、異なる流体用の異なるグループのオリフィスがさらに離れて配置されている。そのような流体射出ヘッドを使用することは、それぞれ異なる流体に個別の流体射出ヘッドを使用するよりも優れたいくつかの利点を有する場合がある。例えば、単一の流体射出ヘッドは、一般に、複数の流体射出ヘッドよりも安価であり、同等サイズの流体射出装置用の複数の流体射出ヘッドよりも使用するスペースが小さい。
単一の流体射出ヘッドを使用して複数の異なる流体を射出することは、複数の流体射出ヘッドを使用するよりも優れた利点を有する場合があるが、そのような流体射出ヘッドには様々な問題がある。例えば、流体射出装置で印刷するとき(あるいは、流体射出装置を使用する)とき、流体の小さな液滴が、意図した媒体上ではなく、液滴を射出したオリフィスの周りの流体射出ヘッドの表面に残ることがある。流体射出ヘッドが複数の流体を射出するように構成されている場合、そのようなそれた液滴は、異なる流体用の隣り合った流体射出オリフィスを汚し、それにより、流体の望ましくない混合を引き起こすことがある。
また、多くの流体射出装置は、流体射出ヘッドのそれた流体液滴をクリーニングするワイパ構造を備えている。一般に、ワイパ構造は、流体射出ヘッド表面を横切って拭き取り、波状の流体をそのワイパの前に押している。異なる流体射出オリフィスの分離、流体射出ヘッドのサイズ、およびワイパ構造の構成と動きの方向によって、ワイパ構造は様々な流体を混合する可能性があり、したがって、ある種類の流体用の流体射出オリフィスが他の流体によって汚れるおそれがある。
流体の混合は、色再現性の問題を引き起こす可能性があり、また他の問題を引き起こす可能性もある。例えば、一般に流体射出装置により使用されるいくつかの流体は、同じ装置から射出される他の流体と反応するように構成されている。この特性を有するインクは、一般に「反応性インク(reactive ink)」と呼ばれている。反応流体の1つがインクでない場合は、「定着液流体(fixer fluid)」と呼ばれることがある。2つの反応流体が同じ流体射出装置から射出される場合、流体は、ある流体の液滴が他の流体の液滴と出会う境界で直ちに硬化して、流体を受ける媒体上での色の混合および/またはにじみを防ぐように構成されている。したがって、ある反応流体が他の反応流体の射出オリフィスを汚すと、流体が硬化し射出オリフィスを詰まらせる可能性がある。この場合、硬化した流体は、クリーニング部でオリフィスから流体を「吐出」または「発射」することによって除去することが困難なことがある。
これらの問題は、流体射出ヘッドのサイズを大きくし、各流体用の流体射出オリフィスを他の流体のオリフィスから遠ざけて散在させることによって、ある程度軽減することができる。しかしながら、これにより、流体射出装置のコストとサイズが大きくなり、その結果、複数の流体を射出するために単一の流体射出ヘッドを使用する利点のいくつかが無効になることがある。
本発明のいくつかの実施形態は流体射出ヘッドを提供し、流体射出ヘッドは、基板層の上に配置されたオリフィス層を備えている。流体射出ヘッドは、流体射出ヘッド内に形成され、2つの異なる流体を射出するように構成された第1のグループの流体射出オリフィスおよび第2のグループの流体射出オリフィスと、流体射出ヘッド内に形成され、第1のグループの流体射出オリフィスと第2のグループの流体射出オリフィスとの間に位置し、第1のグループの流体射出オリフィスおよび第2のグループの流体射出オリフィスから射出された流体の相互汚染を阻止するような場所に配置された細長いチャネルとを備えている。
図1は、本発明による流体射出装置の1つの例示的な実施形態を全体的に10で示している。流体射出装置10は、デスクトッププリンタの形態をとり、本体12と、該本体に移動可能に連結された流体射出カートリッジ14とを備えている。流体射出カートリッジ14は、流体射出ヘッド18を介して、カートリッジに隣接して配置された媒体16上に流体を付着させるように構成されている。流体射出装置10内の制御回路は、媒体16を横切る流体射出カートリッジ14の動きと、流体射出カートリッジの下の媒体の動きと、流体射出カートリッジの個々の流体射出オリフィスからの流体の発射とを制御するものである。
本明細書では印刷装置の環境下で示されているが、本発明による流体射出装置は、任意の数の様々な用途に使用することができる。さらに、示した印刷装置はデスクトッププリンタの形態をとっているが、本発明による流体射出装置は、複写機やファクシミリ装置などの任意の他の適切なタイプの印刷装置の形態をとってもよく、任意の他の所望のサイズ、大判サイズ、または小判サイズのものでもよい。
図2は、流体射出ヘッド18の表面の部分拡大平面図を示している。流体射出ヘッド18は、第1の流体を流体射出ヘッドに送る第1の流体供給スロット20aと、第2の流体を流体射出ヘッドに送る第2の流体供給スロット20bとを備えている。分かりやすくするために、2つの流体供給スロットだけを示している。しかしながら、本発明による流体射出ヘッドが、一般に射出される流体の各タイプごとに少なくとも1つの任意の所望の数の流体供給スロットを有することができることを理解されたい。例えば、6色流体射出ヘッドは、6つ以上の流体供給スロットを有している。
流体射出ヘッド18はまた、各流体供給スロット20a,20bごとに少なくとも1つの流体射出オリフィスを備えている。示した実施形態において、流体射出ヘッド18は、各流体供給スロットごとに21と21’で示した別個の2列のオリフィスを備えている。流体供給スロット20aに対応するオリフィスは22aで示されており、流体供給スロット20bに対応するオリフィスは22bで示されている。流体を射出するためにオリフィス22aと22bの列を使用することは、流体射出ヘッド18が媒体16を横切るときの流体射出ヘッドまたはキャリッジの幅を小さくするのに役立ち、したがって所望の画像を印刷するための時間を短縮するのに役立っている。示した実施形態の各流体供給スロット20aと20bには、関連した2つの流体射出オリフィスの列があるが、各流体供給スロットに、関連した1つの流体射出オリフィスの列しかなくてもよく、複数のオリフィスの列があってもよいことを理解されたい。
流体射出技術の最近の進歩によって、流体供給スロット20aと20bを、例えば約1.2〜1.4ミリメートルの距離できわめて近くに配置できるようになった。これは、流体射出ヘッド18のサイズを小さくし、したがって流体射出ヘッドの製造コストを削減するのに役立つので有利である。しかしながら、これにより、オリフィス22bに最も近いオリフィス22aは、オリフィス22bから約1ミリメートルの距離に配置されている。
流体射出オリフィス22aから射出された流体と、流体射出オリフィス22bから射出された流体の相互汚染を防ぐために、流体射出ヘッド18はまた、流体射出オリフィス22aと22bとの間の配置された相互汚染バリヤを備えている。図2は、適切な相互汚染バリヤの第1の例示的な実施形態の全体を30で示し、図3は、バリヤの断面図を示している。バリヤ30は、流体射出ヘッド18の表面に、流体射出オリフィス22aからの流体たまりが流体射出オリフィス22bを汚染するほど遠くに拡がるのを防ぎまたその逆の汚染を防ぐのに十分な切れ目を形成するように構成された1対のトレンチまたはチャネル32a,32bを備えている。いくつかの実施形態において、チャネル32aと32bはまた、拭き取り位置内でワイパの前に押された流体の波が隣接の流体射出オリフィスまで拡がるのを防ぐように構成されている。これは、異なる流体がワイパによって混合されるのを防ぎ、したがって、ワイパによるオリフィス22aと22bの相互汚染を防ぐのに役立っている。図2〜図3の実施形態は、2つのほぼ平行なチャネル32aと32bを有しているが、相互汚染バリヤの他の実施形態は、3つ、4つまたはそれよりも多くの平行なチャネルを有することが可能である。
チャネル32aと32bは、任意の適切な構造でよい。図3を参照すると、示した流体射出ヘッド18は、基板層34、中間保護層36、およびオリフィス層38を備えている。基板層34の表面は、一般に、基板外回路によってトリガされたときに流体射出オリフィスから流体を射出させるように構成された回路構造(図示せず)を備えている一方、オリフィス層は、流体射出オリフィスとそれに対応する発射チャンバを構成する構造を備えている。流体供給スロット20aと20bは基板層に形成され、流体射出オリフィス22aと22bは保護層36およびオリフィス層38を貫通している。示した実施形態のチャネル32aと32bは、オリフィス層38に形成され、完全にオリフィス層を通って保護層36まで達している。示した実施形態のチャネル32aと32bが、オリフィス層38の厚さ全体を貫通しているが、このチャネルがオリフィス層内に部分的に広がっているだけでもよいことを理解されたい。
いくつかの実施形態において、保護層36は、基板層34の表面とその回路構造をチャネル32aと32bに入る可能性のある反応性および/または腐食性流体から保護するように構成されている。保護層36は、MicroChem社またはSotec Microsystems社から入手可能なSU−8レジストなどのエポキシを主成分とするフォトレジストを含むがこれに限定されない任意の適切な材料から作成することができる。同様に、保護層36は、任意の適切な厚さを有することができる。保護層36がSU−8から形成される場合、保護層36を形成するために約2〜4μmの比較的薄い層を使用することが可能である。これは、相対的に薄い保護材料層の方が厚い保護層よりも安価に製造できるので有利なことがあるためである。必要に応じて保護層36全体が省略されてもよいことを理解されたい。保護層36が省略された実施形態において、基板層34の表面の回路構造は、当業者に知られているような他の保護手段を有することが可能である。
チャネル32aと32bは、流体射出オリフィス22aと22bとの間の任意の適切な位置に形成することが可能である。示した実施形態において、チャネル32aと32bとの間の中間点は、流体供給スロット20aと流体供給スロット20bとのほぼ中間に配置されているが、必要に応じて、2つのチャネルが別の位置を中心として配置されていてもよい。いくつかの実施形態において、中央のチャネルをオリフィス22aと22bの中間点の近くに配置することにより、液体たまりがチャネルに達する前にチャネルのいずれかの側により大きい液体たまりが形成されるように、チャネル32aと32bは、流体射出オリフィス22aと22bの実質的に真ん中に配置されている。これにより、液体たまりがチャネルに満杯になって、チャネルを架橋する可能性が低くなる。
チャネル32aと32bは、任意の適切な距離だけ離すことが可能である。例えば、流体供給スロット20aと20bが、約1.4ミリメートルの距離だけ離されている場合、チャネル32aと32bは、25〜100ミクロンの範囲の距離だけ離されることがあり、より一般的には約50ミクロンの距離だけ離されている。同様に、チャネル32aと32bは任意の適切な幅でよい。適切な幅は、約20〜80ミクロンの範囲の幅を含むが、これに限定されない。より一般には、チャネル32aと32bは、約50ミクロンの幅を有している。
また、チャネル32aと32bは、任意の適切な長さを有することが可能である。一般に、チャネル32aと32bは、少なくとも流体射出オリフィスの列21と21’の長さだけ延在するように構成されており、それにより流体射出オリフィス22aのどれかと流体射出オリフィス22bのどれかとの間に直線経路は存在しなくなる。いくつかの実施形態において、相互汚染による保護を高めるために、チャネル32aと32bは、流体射出オリフィスの列21と21’の端よりも長く延在するように構成されていてもよい。これら実施形態において、チャネル32aと32bは、流体射出オリフィスの列21および21’の端よりも長く任意の所望の距離だけ延在することが可能である。適切な距離は、流体射出オリフィスの列21と21’のそれぞれの端よりも約300〜500ミクロン長い距離を含むが、これに限定されない。いくつかの実施形態において、流体射出ヘッド18を作成するために使用される製造工程によって、流体射出オリフィスの列21と21’は、流体供給スロット20aまたは20bに流体接続されていないいくつかのオリフィスを含むことがある。そのような実施形態において、チャネル32aと32bは、流体接続された最後の流体射出オリフィスまで(あるいは、それを超えて)延在する長さを有することが可能である。
同様に、チャネル32aと32bは、任意の適切な深さを有することが可能である。例えば、前述のように、チャネル32aと32bは、オリフィス層38の途中までしか達しなくてもよく、またはオリフィス層38を完全に貫通してもよい。チャネル32aと32bの一般的な深さは、約10ミクロンからオリフィス層の全深さ(一般に、厚さ20〜100ミクロンである)の範囲を含むが、これに限定されない。
チャネル32aと32bは、任意の適切な方法で形成することが可能である。いくつかの実施形態において、チャネル32aと32bは、流体射出オリフィス22aと22bが形成されるときに、形成されている。これら実施形態では、チャネル32aと32bを形成するとによって流体射出ヘッドの製造工程全体のコストおよび/または困難性が実質的に増大することはない。チャネル32aと32bを形成するために使用される方法は、一般に、オリフィス層38を形成する材料に依存している。いくつかの実施形態において、オリフィス層38を形成するためにSU−8レジストなどのフォトレジストを使用することが可能である。
図4は、本発明による相互汚染バリヤの第2の代替実施形態の全体を130で示している。この実施形態において、バリヤ130は単一の連続チャネル132を備えている。チャネル130は、前に図2〜図3の実施形態のチャネル32aと32bのそれぞれに関して述べた寸法を含むが、それらに限定されない任意の適切な寸法を有することが可能である。示したチャネル132は、流体射出オリフィスの列121と121’の長さよりも長く延在し、流体供給スロット120aと120bとのほぼ中間に配置されている。同様に、チャネル132は、任意の適切な幅を有することが可能である。適切な幅は、約50〜500ミクロン(または、流体供給スロット120aと120bの間隔の約5〜50%)の幅を含むが、これに限定されない。
図5は、本発明による相互汚染バリヤの第3の代替実施形態の全体を230で示している。バリヤ230は、流体供給スロット220aおよび流体射出オリフィス222aを閉ループで取り囲む第1のチャネル232aと、流体供給スロット220bおよび流体射出オリフィス222bを閉ループで取り囲む第2のチャネル232bとを備えている。本明細書ではバリヤ230の詳細を第1のチャネル232aに対して説明する。しかしながら、この説明が第2のチャネル232bに等しく該当することを理解されよう。
いくつかの実施形態において、チャネル232aは、流体液体たまりが流体射出オリフィスからどの方向にも広がらないようにするために、流体射出オリフィス222aをほぼ完全に取り囲むように構成されている。チャネル232aは、任意の適切な寸法を有することが可能であり、流体射出ヘッド18上の任意の適切な場所に形成されていてもよい。一般に、チャネル232aは、チャネルの長い側すなわち寸法234に沿った最も近い流体射出オリフィス222aから200〜500ミクロンと、チャネルの短い側すなわち寸法236に沿った最も近い流体接続された流体射出オリフィスから100〜500ミクロンに配置されているが、チャネル232aは、これらの範囲以外の距離だけ流体射出オリフィス222aから離されてもよい。また、チャネル232aは、任意の適切な幅を有することが可能である。チャネル232は、約20〜200ミクロン、あるいは約50〜100ミクロンの幅を有することが可能である。示したチャネル232aと232bは、それぞれの流体射出オリフィスを完全に取り囲んでいるが、必要に応じて、チャネルは流体射出オリフィスを部分的に取り囲むだけでもよい。
図6は、流体供給スロット320aと320bとの間に形成された本発明による適切な相互汚染バリヤのもう1つの実施形態の全体を330で示している。流体射出オリフィスの列の全長を連続的に延在するチャネルを有する代わりに、バリヤ330は、格子状の配置で配列された複数の短いチャネル332を備えている。示した実施形態において、個々の短いチャネルは、334aと334bで示された2列のチャネルに配置されている。チャネル列334aの個々のチャネルは、チャネル列334bの個々のチャネルに対してチャネル列の長さの方向にオフセットされている。このオフセット構成によって、それぞれスロット320aと320bの流体射出オリフィス322aと322bとの間に直接経路が存在しなくなることを確実にするために役に立っている。
チャネル列334aと334bの個別チャネル332は、任意の適切な寸法を有することが可能である。チャネル332の適切な長さは、700〜1100ミクロンの長さを含むが、これに限定されない。さらに、それぞれのチャネル列334aと334bは、任意の適切な数の個別チャネルを有することが可能である。例えば、流体射出ヘッドが、(流体供給スロットと流体射出オリフィスチャネルの長さ寸法に沿って)8500ミクロンの高さを有し、個別チャネル332がそれぞれ900ミクロンの長さを有する場合、一方のチャネル列は7つの個別チャネルを有することができ、他方のチャネル列は6つの個別チャネルを有することができる。
図7および図8は、本発明による相互汚染バリヤのもう1つの実施形態の全体を430で示している。この実施形態において、バリヤ430は、流体射出オリフィスを、436aと436bで示したプラト状構造上の流体射出ヘッドの周辺廃物収容部分432よりも高くしている。例えば、流体射出オリフィス422aと422bが、約1.2ミリメートル離れて配置されている場合、廃物収容部分432は、約1ミリメートル程度またはそれより広い幅でもよい。
図5および図7の流体射出ヘッドは、実質的に類似の方法で形成されている。いくつかの実施形態において、バリヤ230,430は、所望の形状を形成するようにレジスト層をマスクし、レジスト層を露光することによって形成されている。これら実施形態において、構成の違いは異なるレジストマスクの使用である。あるタイプのレジストマスクを使用して、図5の閉ループ構成とそのオリフィスを形成することが可能であり、他のタイプのレジストマスクを使用して、図7の廃物収容部分とそのオリフィスを形成することができる。図7で使用したマスクされているものは、図5のマスクよりも多くのレジストを除去することができる。さらに、図8に示したように、廃物収容部分432は、オリフィス層438の厚さ全体(中間保護層435まで)にわたってもよく、オリフィス層の厚さを一部分にわたるだけでもよい。
前述のチャネルとバリヤの構造の様々な実施形態を補足的なワイパ構造と組み合わせて使用することは、流体射出ヘッド上の流体の相互汚染の可能性をさらに小さくするのに役立っている。図7は、適切なワイパ構造の1つの例の全体を440で示している。ワイパ構造は、流体射出オリフィス422aと422bの上をそれぞれ拭き取るように構成されたオリフィスワイパ442aと442bと、廃物収容部分432をクリーニングするように構成された廃物収容部分ワイパ444とを備えている。
オリフィスワイパ442aと442bは、流体をプラト部分436aと436bから隣りの廃物収容部分432に押し出すように構成されている。オリフィスワイパ442aと442bは、任意の適切な構造を有することが可能である。例えば、各オリフィスワイパ442aと442bは、プラト部分436aと436bを横切るワイパ移動方向に対して対角線の向きの拭き取り構造を有することが可能である。この構造は、流体をワイパの堰板縁(lagging edge)の隣接の廃物収容部分432に押し込むようになっている。代替として、示した実施形態のように、オリフィスワイパ442aと442bは、山形状拭き取り構造を有することが可能である。したがって、オリフィスワイパ442aと442bは、プラト部分436aと436bの両側で流体をチャネル432の方に押すことになる。
廃物収容部分ワイパ444は、プラト部分436aと436bとの間(とその両側)に配置され、廃物収容部分432内に延在して廃物収容部分から流体を拭き取るように構成されている。廃物収容部分ワイパ444は、任意の適切な構成を有することが可能である。例えば、廃物収容部分ワイパ444は、オリフィスワイパが流体射出ヘッドを横切るときに流体をプラト部分436aと436bの側面から除去する凹形構造を有している。代替として、描いた実施形態に示したように、廃物収容部分ワイパ444は、ほぼ直線形状を有することが可能であり、またワイパ440が流体射出ヘッドの表面を横切る方向に対してほぼ垂直に向けられていてもよい。
いくつかの実施形態において、オリフィスワイパ442aと442bは、廃物収容部分ワイパ444と無関係に表面を拭き取るように構成されていてもよい。これらの実施形態において、オリフィスワイパ442aと442bは、廃物収容部分432を横切る廃物収容部分ワイパ444と異なる周期および/または頻度でプラト部分436aと436bを拭き取るように構成されていてもよい。例えば、オリフィスワイパ442aと442bは、流体射出ヘッドを使用してから2分後にプラト部分436aと436bを横切って拭き取るように構成されていてもよく、一方、廃物収容部分ワイパ444は、例えば20分ごとの少ない頻度で廃物収容部分432をクリーニングするように構成されてもよい。同様に、いくつかの実施形態において、オリフィスワイパ442aと442bは、拭き取りプロセスの間に流体射出ヘッドに対して異なる圧力で押されてもよく、異なる材料で作成されていてもよい。
前述のように、必要に応じて、オリフィス層438と基板層434との間の中間保護層435を省略することができる。図9は、保護層435を省略した状態にある図7の流体射出ヘッドの代替の実施形態の断面図を示している。この実施形態において、廃物収容部分432は、基板層434まで達している。流体射出装置によって射出される流体が、基板層434の表面に対して腐食性および/または反応性を有する可能性がある場合、基板層の表面は、流体との化学的反応性が低い物質に変換されてもよく、そのような物質で被覆されてもよく、あるいはそのような物質で処理されてもよい。
図10および図11は、本発明による相互汚染バリヤ530のもう1つの実施形態を有する流体射出ヘッドを示している。図7および図8の実施形態と同じように、バリヤ530によって、流体射出オリフィス522aと522bは、536aと536bで示したプラト状構造上の流体射出ヘッドの周辺廃物収容部分532よりも高くなる。しかしながら、バリヤ530は、廃物収容部分532の長さにわたって延在し、廃物収容部分532を第1の廃物収容部分532aと第2の廃物収容部分532bとに分割する壁540も備えている。図10および図11の実施形態は、チャネルの幅が広いこと以外、図5の実施形態と似ている。壁540は、相互汚染を防ぐさらに他のバリヤとして働くことが可能であり、またオリフィス層538のわずかなエッチングでバリヤ530の製造を可能にしている。図10および図11の実施形態のバリヤ構造をクリーニングするために、第1および第2の廃物収容部分538aと538bのそれぞれに廃物収容部分ワイパを備えた適切なワイパ構造(図示せず)を使用できることを理解されよう。
本明細書で開示したチャネル構造は、流体の相互汚染を防ぐのに役立つ以外にもさらに他の利益を提供することが可能である。例えば、汚染バリヤチャネルのない従来の流体射出ヘッドでは、流体射出ヘッド拭き取り構造からの拭き取り力が、流体射出ヘッド全体にわたって分散される。しかしながら、開示した実施形態では、汚染バリヤチャネルの存在により、拭き取り力を流体射出オリフィス上により集中させることができ、これにより、効率が高まりかつ拭き取りを完全にすることができる。さらに、チャネルは、流体射出ヘッドのオリフィス層内の応力をある程度開放することができ、従って、基板層、中間保護層およびオリフィス層の間の熱膨張差によって生じる破損を防ぐのに役立つことである。
この開示は特定の実施形態を含むが、多数の変形が可能であるため、特定の実施形態は限定の意味に解釈されるべきでない。この開示の主題は、本明細書に開示した様々な要素、特徴、機能および/または特性のすべての新規で非自明な組み合わせと部分的組み合わせを含んでいる。特に、添付の特許請求の範囲は、新規で非自明と考えられる特定の組み合わせと部分的組み合わせを指摘するものである。そのような特許請求の範囲は、「要素」または「第1」の要素またはその等価物を指すことがある。そのような特許請求の範囲は、1つまたは複数のそのような要素の合体を含み、複数のそのような要素を必要ともせず除外もしないように理解されたい。特徴、機能、要素および/または特性の他の組み合わせおよび部分的組み合わせは、本出願または関連出願においてこの特許請求の範囲の修正あるいは新しい特許請求の範囲の提示により請求されることがある。また、そのような特許請求の範囲は、元の特許請求の範囲に対して広い範囲、狭い範囲、等しい範囲、または異なる範囲かに関係なく、本開示の主題に含まれると見なされる。
本発明の1つの実施形態による流体射出装置の斜視図である。 図1の実施形態の第1の代替の流体射出ヘッドの拡大破断平面図である。 図2の線3−3に沿って切断した図2の流体射出ヘッドの断面図である。 図1の実施形態の第2の代替の流体射出ヘッドの拡大破断平面図である。 図1の実施形態の第3の代替の流体射出ヘッドの拡大破断平面図である。 図1の実施形態の第4の代替の流体射出ヘッドの拡大破断平面図である。 図1の実施形態の第5の代替の流体射出ヘッドと、流体射出ヘッドと共に使用するのに適した例示的なワイパ構造の平面図である。 図7の線8−8に沿って切断した図7の流体射出ヘッドの断面図である。 図7の流体射出ヘッドの代替の実施形態の断面図である。 図1の実施形態の第6の代替の流体射出ヘッドの拡大破断平面図である。 図10の線11−11に沿って切断した図10の流体射出ヘッドの断面図である。
符号の説明
18 流体射出ヘッド
22a 第1のグループの流体射出オリフィス
22a 第2のグループの流体射出オリフィス
32a チャネル
34 基板層
38 オリフィス層

Claims (10)

  1. 基板層の上に配置されたオリフィス層を備える流体射出ヘッドにおいて、前記オリフィス層内に形成された第1のグループの流体射出オリフィスと第2のグループの流体射出オリフィスであって、2つの異なる流体を射出するように構成された第1のグループの流体射出オリフィスおよび第2のグループの流体射出オリフィスと、前記オリフィス層内に形成された細長いチャネルであって、前記第1のグループの流体射出オリフィスと前記第2のグループの流体射出オリフィスとの間の前記第1のグループの流体射出オリフィスおよび前記第2のグループの流体射出オリフィスから射出された流体の相互汚染を阻止するような場所に配置されたチャネルとを備えている流体射出ヘッド。
  2. 前記チャネルが第1のチャネルであり、前記第1のチャネルとほぼ平行に延在する第2のチャネルをさらに備えている、請求項1に記載の流体射出ヘッド。
  3. 前記第1のグループの流体射出オリフィスは第1の列の流体射出オリフィスに配列され、前記第2のグループの流体射出オリフィスは第2の列の流体射出オリフィスに配列され、前記第1および第2の列の流体射出オリフィスはそれぞれ長さを有し、前記第1および第2のチャネルはそれぞれ、少なくとも前記第1および第2の列の流体射出オリフィスの長さに延在している、請求項2に記載の流体射出ヘッド。
  4. 前記第1のチャネルは第1のチャネル列内の複数のチャネルのうちの1つのチャネルであり、前記第2のチャネルは第2のチャネル列内の複数のチャネルのうちの1つのチャネルであり、前記第1のチャネル列内の各チャネルは、前記第2のチャネル列内の各チャネルに対して縦方向にオフセットされている、請求項2に記載の流体射出ヘッド。
  5. 前記チャネルは、前記第1のグループの流体射出オリフィスのまわりに閉ループで延在している、請求項1に記載の流体射出ヘッド。
  6. 流体射出ヘッド上に配置された複数の流体射出オリフィスであって、少なくとも第1のグループのオリフィスと第2のグループのオリフィスに配列され、前記第1のグループのオリフィスと前記第2のグループのオリフィスは長さを有し、かつ異なる流体を射出するように構成された複数の流体射出オリフィスとを備え、前記流体射出ヘッド上の前記第1のグループのオリフィスと前記第2のグループのオリフィスとの間の前記第1のグループのオリフィスおよび前記第2のグループのオリフィスの実質的に中間の場所に配置された少なくとも2つの廃物チャネルであって、前記第1のグループのオリフィスから射出された流体と前記第2のグループのオリフィスから射出された流体の相互汚染を防ぐために、前記第1のグループのオリフィスと前記第2のグループのオリフィスとの間で平行に前記第1および第2のグループのオリフィスの前記長さに延在する廃物チャネルを備えている流体射出ヘッド。
  7. 基板層と、前記基板層の上に形成されたオリフィス層とを備える流体射出ヘッドにおいて、前記オリフィス層内に形成された第1のグループのオリフィスと第2のグループのオリフィスであって、それぞれ複数の流体射出オリフィスを備える第1のグループのオリフィスおよび第2のグループのオリフィスと、前記オリフィス層内に形成されたトレンチであって、前記第1および第2のグループのオリフィスの間の場所で前記第1のグループのオリフィスを前記第2のグループのオリフィスと分割して、前記第1のグループのオリフィスから射出された流体と前記第2のグループのオリフィスから射出された流体の相互汚染を阻止するトレンチとを備えている流体射出ヘッド。
  8. 流体射出ヘッドを横切って拭き取ることによって前記流体射出ヘッドを定期的にクリーニングするように構成された流体射出ヘッドクリーニング装置であって、前記流体射出ヘッドは、流体射出部分と、前記流体射出部分に対して縦方向にオフセットされた関係で前記流体射出部分の隣りに配置された凹状廃物収容部分と、前記オリフィス部分上に配置された流体射出オリフィスとを備え、前記流体射出ヘッドの前記オリフィス部分を横切って拭き取るように構成されたオリフィスクリーニング構造と、前記廃物収容部分から流体を拭き取るために前記廃物収容部分内に延在するように構成された廃物収容部分クリーニング構造とを備えている流体射出ヘッドクリーニング装置。
  9. 流体射出ヘッドを作成する方法であって、前記流体射出ヘッド内に、第1のグループのオリフィスと第2のグループのオリフィスとを有する複数の流体射出オリフィスを形成する段階と、前記流体射出ヘッド内で前記第1のグループのオリフィスと前記第2のグループのオリフィスとの実質的に中間の場所に、前記第1のグループのオリフィスから射出された流体と前記第2のグループのオリフィスから射出された流体の相互汚染を防ぐように構成された細長いチャネルを形成する段階とを含む方法。
  10. 流体射出装置内の流体射出ヘッドをクリーニングする方法であって、前記流体射出ヘッドは、オリフィス部分と、廃物収容部分に対して縦方向にオフセットされた関係で前記オリフィス部分の隣りに配置された凹状廃物収容部分と、前記オリフィス部分上に配置された流体射出オリフィスと、前記流体射出ヘッドを横切って拭き取ることによって前記流体射出ヘッドを定期的にクリーニングするように構成されたクリーニング装置とを有し、前記クリーニング装置が、前記流体射出ヘッドの前記オリフィス部分を横切って拭き取るように構成されたオリフィスクリーニング構造と、前記廃物収容部分内に延在して前記廃物収容部分から流体を拭き取るように構成された廃物収容部分クリーニング構造とを有し、前記流体射出オリフィスを横切って前記オリフィスクリーニング構造を拭き取って廃棄流体を前記廃物収容部分に押し込む段階と、前記廃物収容部分に沿って前記廃物収容部分クリーニング構造を拭き取って前記廃物収容部分から廃棄流体を除去する段階とを含む方法。
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