JP2006512179A - 取り外し自在であり且つ調節自在の永久的義歯及びブリッジ用の構成要素の改良 - Google Patents

取り外し自在であり且つ調節自在の永久的義歯及びブリッジ用の構成要素の改良 Download PDF

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Abstract

仕上げ、調節、又は修復を行うことができ、顎リッジ(R)の可変の大きさに合わせて調節でき、自己硬化性の硬化させた樹脂で形成された歯科用人工補綴具基礎(F)を提供する。人工歯を支持する基礎(F)が、歯根又は骨等の硬質の口腔組織に埋め込まれたインプラント(18、94)によって、顎に永久的にしかし取り外し自在に固定される。義歯は、歯科医が利用できる臨床技術によって患者の顎の変化に合わせて修復又は調節を容易に行うことができる。基礎(F)は、更に、このような人工補綴具に固定された義歯を更に快適に使用するため、顎骨のリッジ(R)の大きさ及び形状の変化に合わせて調節できる。

Description

本発明は、歯科用インプラント構造の改良に関し、詳細には、調節自在及び/又はモジュール式の取り外し自在に固定された義歯及び歯科用ブリッジ、即ち口腔内又は歯科用の人工補綴具に関する。本発明の詳細な背景は、本発明と発明者及び出願人が同じ、関連した2002年4月11日に公開された国際公開第WO02/28304 A2号に記載されている。同特許に触れたことにより、この特許に開示された明細書及び図面を含む内容は本明細書中に含まれたものとする(以下、従来技術と呼ぶ)。
従来技術の図1に示すように、顎骨14や埋め込んだ支持体による歯スタッド等の硬質の口腔組織に、義歯を、歯科用義歯ブリッジ10を介してしっかりと取り付けることは周知である。このようなブリッジ10用の基礎12が周知である。詳細には、歯科用ブリッジ10は、埋め込まれたねじポスト16又は他の周知の固定機構に固定的に取り付けられていてもよい。
このような基礎12は、更に、例えば、米国特許第5,575,651号及び米国特許第5,788,492号に記載されている。埋め込んだ支持体に固定された他の更に容易に取り外すことができる義歯が、例えば米国特許第5,567,155号及び米国特許第3,514,858号に示されている。
上述の最初の二つの特許及び従来技術に記載された、基礎を支持するための比較的細いインプラントは、元来、主に大きな「永久的」インプラントが癒合するまで使用するための短期的装置として適していると考えられていた。本発明の一つの特徴は、初期の開発を続行し、細いインプラントを実質的に永久的であるが取り外し自在の様々な種類の義歯に使用できるということを理解するということである。本発明の装置及び方法は、長期に亘って着用した場合の初期のシステムの問題点の多くをなくす。このような問題点には、取り外し及び交換を容易に行うことができないということ、及び顎骨や向き合った歯及び歯肉、又は軟質の口腔組織に対して適正に装着された状態を得るのが困難であるため患者を刺激してしまうことがあるということが含まれる。
米国特許第5,575,651号 米国特許第5,788,492号 米国特許第5,567,155号 米国特許第3,514,858号
かくして、町の歯医者が利用できる臨床技術によって、長時間に亘って耐久性がある義歯を患者の口中に配置できるシステムが求められ続けている。このようなシステムは、こうした義歯を取り付けるための構成要素を提供しなければならない。このような構成要素は、顎骨等の硬質の口腔組織に比較的短時間でしっかりと固定できるが、予防的クリーニングを行うため又は後に修復するために調節したり取り外したりでき、このような構成要素に固定された任意の義歯を更に快適に使用できるように、顎骨のリッジの大きさ及び形状の自然な変化に容易に適合させることができる。
患者によっては、日々のクリーニングを行うために義歯を取り外すことができるのが好ましいと考える。しかしながら、このような容易に取り外すことができるシステムには、患者の顎骨が義歯の下で腐食等によって変化し続けたり、義歯の内部分が老化や長時間に亘る使用によって変化した場合、問題点が生じ、緩くなり、機能が失われ、患者の顎を刺激してしまう。一般的には、現存の又は新たな義歯に穴をあけ、裏装(reline:再ライニング)することが行われている。こうした義歯は、元々は歯肉に置いてぴったりと装着することにより歯科用接着剤を使用せずに保持されるように作られており、毎日再適用することを必要とする。全ての場合において、義歯が顎に、特に向き合った歯に対して正確な位置に正確に保持され続けることが重要である。ライニング又は裏装は、義歯に関して同じ位置で、埋め込まれたねじに義歯をしっかりと連結することによって、装着性及び保持性を同じ状態に維持するか或いは改善しなければならない。
本発明の第1の特徴によれば、上顎又は下顎のいずれかについて総入れ歯又は部分入れ歯の凹状の下側を形成するチャンネルを弾性材料でライニングし、硬質の義歯形態を覆い、及びかくして義歯を正しい位置に更に効果的に維持すると同時に患者の口腔リッジを緩衝する。このような義歯ライニングは、インプラントに対するグリップを改良するようになっており、容易にリサーフィス(resurface:表替え)できる。更に、現存の又は新たな義歯を本発明の有利なシステムで改装できる。こうした義歯は、日々の予防的クリーニングを行うために患者が口中から取り出すことができ、又は後に歯科医がリサーフィスでき、顎骨のリッジの大きさ及び形状の自然の変化に容易に適合でき、このような構成要素を含む任意の義歯を更に快適に使用できる。
第1の改良では、固定インプラントの他にインデックスガイドピン(indexing guide pin)が設けられる。これらは、顎の最後方位置に左右相称に永久的に埋め込まれる。このようなインデックスピンは、顎骨にねじ込んだ、歯肉を通過して上方に延び、歯肉の上方に延びるインデックスピンを提供する通常のねじ型チタニウム性歯科用インプラント装置であってもよい。義歯が位置決めピンと正確に整合するように、適合する拡大インデックス穴が義歯の底部チャンネルに設けられる。インデックスピンを穴から脱着する度毎に擦れや不整合が起こらないようにするため、硬質の好ましくは金属製のインデックススリーブが義歯に永久的に取り付けられる。このようなインデックススリーブの一例を、義歯に配置される前にインデックスピンに載止した状態で図2に示す。保持インプラントは、好ましくは、歯肉線の上方に延びる偏球状ヘッド、及び細いネックで偏球状ヘッドに連結された実質的に歯肉線にあるプラットホームを有する。
複数の固定された歯科用インプラントに対し従来技術に従って固定するように、臨床義歯基礎が更に設けられている。こうした状況で有用な各インプラントは、中間プラットホーム部分及び好ましくはねじを備えた埋め込まれた部分から遠位の相互連結頂部を有する。基礎は、中間インプラントプラットホームによって支持できるが、樹脂中に永久的に相対的に並置された状態で閉じ込められることによって互いに係止できるモジュール式の構成要素を含む。互いに係止された構成要素は、所定範囲の顎リッジの大きさに合わせて義歯の調節を後に行うことができるように、又はクリーニングや修復を行うためにインプラントに取り外し自在に連結できる。従来技術に説明されているように、このようなモジュール式の構成要素は、顎に効率的に且つ比較的容易に固定され、顎のリッジの大きさ又は形状の多くの変化に対して形態を適合させて着用者にとって義歯を更に快適にするように後に調節できる。更に、従来技術に説明されているように、モジュール式構成要素は、インプラントに固定されているときに相互連結でき、次いで、歯科医に周知の任意の自己硬化性歯科用樹脂等の硬化させた樹脂コンパウンドで包囲することにより強化され、互いに係止される。
各々「副木(splint)」と呼ばれる両種類の基礎はベースを提供し、このベース上に歯形態/合成歯を支持できる。ねじシャフトを埋め込んだ場合には、副木を所定位置に置いた後、歯科医が臨床的に一時的歯形態を形成し、失われた歯を手早く交換し、これをインプラントにしっかりとしかし交換自在に連結し、骨へのインプラントの癒合を補助する。インプラントの配置直後、副木は、埋め込んだねじが動かないように所定位置に維持され、これにより癒合プロセスを補助し、骨ねじがインプラントの周囲にしっかりと成長できるようにするように、埋め込んだねじの位置を定めるのに役立つ。
初期癒合プロセス中、埋め込んだねじが口や舌の通常の動きによって動いたり外れたりしないようにするのが望ましい。
これを行うため、副木を提供することによってインプラントねじを互いに所定位置に係止する。従来技術に示す一実施例では、各インプラントシャフトは、その周囲に嵌着するインデックス部材と係合する多角形頂部駆動部分を有し、多角形頂部によって所望の並置状態に保持される。好ましいインデックス部材は、この部材から外方に延びて間にスロットを形成する対をなしたアームを有する。連結バー又は可撓性バンドが各インデックス部材のスロットを通って一連のこのようなインプラントの最初のインプラントから最後のインプラントまで延び、かくしてインデックス部材を相互連結し、及びかくして埋め込んだ一群のねじを互いに固定し、所望の並置状態で互いに支持する。各インデックス部材は、その夫々のインプラントシャフトに係止キャップによって固定される。副木構造全体が提供する剛性及び支持を更に高めるため、バー及びインデックス部材を樹脂材料に封入し、かくして一体の剛性構造を形成する。この構造は、一連のインプラントからユニットをなして分離することができる。本発明の改良によれば、シリコーン又はポリアセタールデルリン等の他の非接着性ポリマー材料等の封入する歯科用樹脂に対して非接着性の材料から係止キャップを形成することによって、係止キャップをインプラントから容易にねじって外すことができ、そのため、インプラントがひとたびしっかりと設定されると、即ち骨に完全に癒合すると、基礎副木構造をインプラントから取り除くことができる。一時的義歯又は長期に亘って使用される義歯のいずれも副木で支持でき、副木に連結できる。
本明細書中に説明したように、添付図面に示す様々な剛性構造部材は、機能的荷重に耐え且つ歯冠、ブリッジセグメント、又は歯牙形態/合成歯/人工歯を含む総入れ歯を支持できる、例えば、チタニウム、ステンレス鋼、及び/又は任意の他の適当な歯科インプラント材料から形成されている。
患者の顎リッジ(ridge)Rの模型を図1及び図1Aに示す。この模型の顎骨リッジには、その最後部分に埋め込まれた一対のガイドピン即ちインデックス(indexing)ピン2、及び一連のインプラントねじ型保持ピン5が設けられている。これらの保持ピンの各々は、平らなドーム状の又は球形のヘッド9及び細いネック10、及び顎骨内に延びるねじシャンク20を有する。シャンクとネックとの間には、プラットホーム22Aが先端方向に向いたフランジ22が設けられている。ネック10及びヘッド9の組み合わせは保持用のアンダーカット表面を提供し、プラットホーム22Aは義歯用の堅固な支持体を提供する。更に、以下に更に詳細に説明するように、ネック10をぴったりと取り囲む取り外し自在の弾性バンド7を使用してもよく、これは、シャンクの有効直径を患者の必要に合わせて増減することによってアンダーカット効果の程度を変化させるために使用できる。
ヘッド9は、好ましくは円形の横断面を持つ偏平球である(図5の平面図を参照されたい)が、インプラントシャフトの軸線方向平面に沿って見たときに卵形断面であり(図7の正面図を参照されたい)、例えば、図5に示すように、駆動部分として役立つスロット37を有する。駆動部分37は工具と係合するようになっている。工具は、この例では、例えばねじ回しである。工具は、ねじ18を選択された回転方向に当該技術分野で周知の方法で回して硬い口腔組織に固定したりこれから取り外したりするため、手動であってもよいし、歯科用ドリル等で機械的に駆動してもよい。かくして、ねじ5を例えば顎骨のリッジ部分にねじ込むことによって固定できる。
偏平球状であることによる利点は、同じ直径の全球程大きく軸線方向に延びず、しかしこれと同時に連続した平滑な表面を提供するということである。このような平滑な表面は使用者に不快感を与えることが少なく、尖った角を完全になくすことによって口腔衛生を簡単にする。偏球状のヘッドを備えたインプラントは、一本の義歯について使用でき(図13参照)、又はブリッジ義歯の部分として他のこのようなインプラントとともに使用できる。ヘッドには、顎へのインプラントの挿入を容易にするため、スロット37が、更に、設けられていてもよい。
図11に特定的に示してあるように、及び従来技術について更に詳細に説明したように、保持インプラントねじ94、18の別の好ましい実施例は、比較的長いセルフタッピングねじシャフト20を一端に有する。使用では、顎骨を覆う任意の柔らかな口腔組織、例えば歯肉に開口部を形成し、インプラントねじ18を硬質の口腔組織にねじ込む。インプラントねじ18は、インプラントプラットホームとして機能するフランジ22等の様々な有利な特徴を備えている。フランジは、第1側に平らな表面22Aを有し、これと隣接してモジュール構成要素が位置決めされ且つ支持され、更に、口腔組織に面する第2側にテーパした滑らかな部分22Bを有し、この部分からねじシャフト20が延びている。ねじは、好ましくは、シャフト20の全長に亘って設けられているのではなく、好ましくは、実質的に平滑なねじが設けられていない部分がテーパ部分22Bの直ぐ近くに設けられている。更に、インプラントねじ18のこの実施例は、駆動部分24を含む。この駆動部分24は、この例では、平らな多角形延長部であり、矩形の長さ方向断面を有する。駆動部分24は、ソケットレンチビット等の工具と係合するようになっている。これを本明細書中に組み込んだ従来技術について更に詳細に説明する。駆動部分は、必ずしも図示の特定の形状でなくてもよく、当該技術分野で周知の適合する工具と係合する多角形の窪み又は延長部であってもよいということは理解されよう。
細い保持インプラントねじ94のこの第2の好ましい実施例は、図12に示すように、モジュール式義歯構成要素を取り付けるための別の種類の義歯連結部材26が、突出した長さ方向端部のところに設けられている。図2乃至図5の好ましい実施例では、義歯連結部材26には、図2に最も明らかに示すように、インプラントねじを副木に取り外し自在に、しかししっかりと連結するため、内ねじを備えたキャップ27(キャップの一実施例が図10に示してある)を受け入れるための外ねじが設けられている。
比較的細いインデックスインプラントピン2の埋め込みは、例えば保持インプラントピンに関して上文中に論じたのと同じである。比較的細い保持ピン5とは異なり、インデックスピン12の上部分即ち外部分は、好ましくは、歯肉線の先端の端部に向かって内方にテーパしているということに着目されたい。
本発明の幾つかの実施例の埋め込んだピンの全ては、好ましくは、チタニウム金属(又はその合金を使用してもよい)で形成されており、ねじシャンクの直径は、好ましくは1.6mm乃至2.1mmの範囲であり、好ましくは約2mm以下であり、全長が少なくとも約16mmであり、好ましくは約20mm以下である。ねじシャンクは、インデックスピン及び保持ピンの両方について実質的に同じである。
図10及び図12に示すように、本発明は、更に、非接着性構造ポリマーでできた係止ねじキャップ227を提供する。これは、上文中に説明した第2インプラント実施例に副木を固定するのに使用できる。デルリン製ねじキャップ227は、チタニウム製ねじキャップと同じ構造を備えていてもよく、即ち内ねじ部分327を一端に有し、好ましくは多角形周囲駆動表面328を他端の内側に備えていてもよい。この種のねじキャップ227の利点は、インプラントの比較的壊れ易いねじを備えた上部分に損傷を及ぼす(これは、例えば、チタニウム等の比較的硬質の金属でできたキャップねじと齧りを生じたり締め過ぎたりした場合に起こる)可能性が低く、又は義歯材料に損傷を及ぼす可能性が低いということである。これは、デルリンが、インプラントを形成する材料に対し、比較的軟質で可撓性又は弾性であると同時に、副木を包囲するのに使用される比較的一般的な歯科用樹脂に対して接着しないためである。この非接着性ポリマーキャップ227は、樹脂がポリマーキャップ227の周囲で硬化した後に捩じって外すときに取り外しを容易にするように、更に、内ねじが設けられた端部327に向かって内方にテーパしている。キャップ227は、好ましくは、埋め込んだシャフトに対し結合される好ましくは内ねじを備えた連結部から離れた側の端部のところの内側に、多角形周囲駆動部分328を有する。ぴったりと保持する硬化させた樹脂は、好ましくは、硬化時に僅かに膨張する種類の樹脂であり、かくして、例えばデルリン等のポリマーでできたインプラントの係止キャップに押し付けられ、又はインプラントの偏球状ヘッドに押し付けられ、かくして構造を更に強化するのに役立つ。これは、比較的軟質で可撓性のプラスチックであるデルリンでできたキャップがインプラントのねじ上で、樹脂の硬化後に滑らないようにすること、又は副木が適用されたときに偏球状ヘッドをしっかりと把持することのいずれかによって行われる。
最初に何らかの形態の副木を形成する前に、インプラントの上端及びそれらの形状、それとともに各インプラントに設けられたインデックスエレメント80の位置を示す口の型を、通常の歯科印象材料を使用して製作する。義歯は、この型から、義歯を通って延びるインプラント頂部の位置を定める周知の方法によって形成できる。後側インデックスインプラントによって形成された凹所を拡げて大きな開口部にし、義歯に取り付けられるべきジャケット挿入体用の余地を残す。次いで、比較的硬質の歯科用樹脂で形成されたこの初期基礎を処理し、顎リッジの周囲に形成された凹状部分から材料を除去し、更に軟質であり且つ比較的可撓性の歯科用樹脂ライナを用いて、以下に説明するように成形を行うことができる。
図2には、歯科用基礎挿入体の成形前に保持ピン5の露呈された部分を取り外し自在のジャケット19で覆うことができるということが示してある。これらのジャケットは、好ましくは歯科用シリコーン樹脂で形成されており、最終的な義歯に永久的に埋設され、保持ピン5に対して更に丈夫な接触面を提供することができる。図示のように、ジャケット12は、偏球状ヘッド9のアンダーカット部分上に及びその周囲に亘って延びており、義歯でのそれらの保持を改善し、義歯を口から取り出され難くする。ライナの元来の製造時にジャケット19を義歯ライナ内に成形することによって、義歯を容易に取り外すことができ、義歯チャンネル表面を形成する材料の部分を歯科医がその場で切除して再裏打ち(再ライニング)できる。次いで、所定の場所にしっかりと取り付けられた状態を保持するインデックススリーブ12のピン2によって義歯を顎の正確な位置に容易に再配置できる。スリーブ12は、硬質の義歯材料に埋設され、義歯をインデックスピン2の上から取り外すことによって磨耗されることがなく、これによって義歯の寿命を大幅に延ばす。義歯の寿命の大幅な延長は、顎リッジにおける変化や又は偏球状保持ピンを取り囲む部分が磨耗した場合に、表面を、空間位置及び高さにおいて、向き合った歯と適合するように繰り返し正確に付け替えることができることによってなされる。
顎での義歯の永久的空間位置を提供し、向き合った歯と整合することによって、本発明の別の利点は、歯科補綴学専門家が重要な顎学的パラメータを義歯の裏装を行う度毎に更新する必要をなくす。
図2に示すように、例えば歯科用シリコーンポリマー又は他の弾性樹脂でできた可撓性の好ましくは弾性のジャケットを保持インプラントの偏球状頂部に置くことができる。上文中に説明したように、これにより、硬化する樹脂とインプラント表面との間が接着しないようにし、弾性義歯材料の硬化後に義歯をいつでも取り外すことができる。シリコーン又は他のポリマーでできた弾性スリーブは、歯科用リッジに対して現場成形するため、義歯チャンネルに置かれた歯科用樹脂に対して必ずしも非接着性でなくてもよい。磨耗時にジャケットをいつでも取り外せることが可能であれば、非接着性であるのが望ましく、これにより義歯チャンネルライナの再成形頻度を減少させる。シリコーンスリーブは、これを顎から取り外す場合に容易につまみ出すことができ、又は所定位置に維持できる。
インデックスピン2用のガイドスリーブ12を保持する義歯の比較的硬質の内部分を形成した後、凹状の義歯チャンネルの残りの部分を拡大し、自己硬化性弾性歯科用樹脂で充填し、加齢や疾病により顎骨リッジが非常に薄くなった場合でも歯肉と義歯との間に快適な接触部を形成できるようにする。本発明のシステムを使用するように変更されるべき古い現存の義歯、又は新たな義歯基礎を準備する場合、受動的位置決め整合を行うために比較的大きなチャンネルを義歯に形成する。第1に、義歯材料を、少なくともチャンネルの後側位置で硬く硬化させ、ガイドスリーブ12を義歯の後部分に永久的に配置する。スリーブが正確に配置され、硬質樹脂が硬化した後、残りの工程を通常通りに行うことができる。
好ましいプロセスでは、図3において参照番号15で示す軟質の部分チューブを顎リッジに沿って偏球状キャップ上に配置するが、好ましくは、これは、ガイドピンと隣接して終端する。軟質の半チューブ状チャンネルは、真の半径円形又は簡単な部分楕円形を形成するのでなく、好ましくは「Ω形状」断面を有する。チューブ15の断面を図4に示す。チューブは、Ω形状端部15Aが、ドームの下にあるインプラントキーパーの比較的小径のシャンクの表面と接触するように大きさが定められている。硬化性歯科用樹脂を充填した義歯を歯肉に置いたとき、樹脂はチューブの形状で硬化し、これによって、義歯基礎の全縁部に沿って凹陥したチャンネル包囲体を形成する。かくして、ガイドピンがインデックススリーブ内に延び、キーパーピンがチャンネル内に延びるように義歯を顎に置いたとき、弾性効果が生じ、ドーム状ヘッドが嵌着したチャンネル内部の直径が開口部よりも大きくなり、これにより顎での義歯の保持を改善するのに役立つ。かくして、義歯の内側には、顎骨に対して緩衝効果を提供し、装着者の快適性を向上すると同時に、口での義歯の保持を改善し、これによって義歯が使用中に、例えば食事中にはずかしい形で外れることがないようにする弾性表面が設けられる。
Ω形状チューブ15は、歯科用樹脂に対して接着性がなく、従って、歯科用樹脂が完全に硬化したときに容易に取り外すことができる材料から形成できる。
ライナ用の十分な空間を形成するために義歯の内側を深く研削する必要がある場合、義歯は、金属を用いて補強を行う必要がある程に弱くなってしまう場合がある。このような補強は、図6に示すスロットを備えた金属製シールド20によって行うことができる。金属製ストリップは十分に可撓性であるため、シリコーンチューブ15上に装着でき、顎骨の湾曲に従う。硬化性弾性樹脂を中空にした義歯に置き、この義歯を金属製シールド上に配置すると、硬化性樹脂がスロットを通って流れ、これによってスリーブとシリコーンチューブ状との間の全空間を充填し、これによって十分な剛性及び強度を持つ積層金属−樹脂強化構造を形成する。
顎骨リッジの周囲を延びるフランジを義歯に最初から形成することによって、義歯使用時の患者の快適性を更に高めることができる。適正に装着された状態及び快適性を高めるため、及び物が義歯と歯肉との間に入り込み難くするため、義歯フランジの各側に一対のチャンネルが形成されており、これらのチャンネルを上部分と同様任意の樹脂材料で充填し、及びかくしてシール及び快適緩衝部を義歯のリッジ及び下縁に沿って形成する。シリコーン製の小径のビード空間を顎のレプリカに形成する。これは、再面形成ライナを所定の場所にしっかりと保持する。このライナは家庭で手入れを行うために取り外すことができ、その指定された予め定められた位置に容易に再配置でき、患者に最適の衛生及び快適性を提供する。
義歯を非常にしっかりと装着することを必要とせず、何らかの理由でクリーニングやソーキング(soaking)を行うために義歯を毎夕比較的容易に取り外すのを好む人にとって、義歯をドーム状ピンから取り外すのに必要な応力を小さくするのが望ましいということは理解されよう。延ばしてドームに装着でき、ピンの各々のネックの周囲にぴったりと巻き付く弾性バンドを提供することにより、アンダーカットの程度を調節するための手段、かくして義歯を保持ピンから取り外すのに必要な応力を減少するための手段を提供する。これらの弾性バンドは、ドーム状ピンを把持する弾性樹脂の効果を段階的に変化できるように様々な厚さであってもよい。このようなバンドの例を図6にピンのシャンクの周囲に示す。簡単なニードルノーズプライヤーを使用してバンドを拡げ、偏球状ドームを越えるように装着し、シャンクの周囲に残すことができる。同様に、樹脂の柔らかさのため、バンドを取り外すのが所望である場合、それらを容易に薄切りにできる。
最終的な利点として、歯の色を付けた簡単なシリコーン製の義歯交換体を形成できる。これは、夜間の就寝時の使用について、インスタントインプラントによって摩擦で保持される。これらは、咀嚼には不向きであるが、患者が、ピンを剥き出しのままにすることなく就寝時等で義歯を取り外すことができる。
図10に示す偏球状ヘッドを持つ本発明のインプラントは、一つ又はそれ以上の偏球状キャップがインプラントに配置されて、単一の義歯として、又はブリッジ義歯の部分として使用する上で効果的である。図10に示すように、溝やカップ等の中空部分を義歯の底部に形成する。この溝やカップを、例えば自己硬化性重合樹脂275で充填し、予備製造したシリコーンウェーハ276を偏球状キャップ360に取り付け、義歯の下側を、樹脂とともに、シリコーンで覆われた偏球状キャップに押し付ける。シリコーンウェーハ276は、硬化中の樹脂275に接着しないが、樹脂は、その硬化後、シリコーンで覆われた偏球を摩擦で保持する。義歯は、樹脂及びシリコーンの固有の弾性によって偏球状キャップから引き離すことができる。患者が義歯を取り外せないようにするのが望ましい場合には、義歯を所定の場所に係止できる。これにより、更に、誤って緩くなることをなくす。これは、義歯の内側(***側)から樹脂275を通ってシリコーンウェーハ276内に延びる横ピン270によって行われる。横ピン270を取り外すと、義歯を自在に引き離すことができる。
例えば下顎用の単一の全義歯プレート(full denture plate)を形成するための好ましい手順の一例を図9A乃至9Iを参照して説明する。プロセスを各図に示す患者の顎リッジの模型に関して示すが、図9Aに最も完全に示してある。この義歯は、患者が取り外すことができる種類の義歯であるが、長期、及びかくして実質的に永久的であるようになっている。例えば食品の粒が義歯と顎との間に押し込まれたことと関連した問題点が生じた場合、患者が彼自身で義歯を取り外してきれいにでき、又は顎リッジをきれいにでき、刺激がなくなったときにこれ以上の刺激が起こらないようにするという利点が得られる。このシステムは、埋め込んだねじによって顎における義歯の永久的空間的インデックスを提供することによって、これを可能にする。
図9Aを参照すると、後臼歯位置の開口部101によって示すように、義歯の最も遠位の部品にロケーター(位置決め)インプラント用の一対の拡大開口部が設けてある。図9Bに示すように、一対の位置決めインプラント2が顎骨Rの最後位置に設置してあり、これと適合する相補的な開口部101、101aが義歯に設けられている。図9Bでは、位置決めインプラント2はスリーブ12によって覆われた状態で示してある。これらのスリーブは、義歯内に固定されるようになっており、義歯が所定位置にあるとき、これらのスリーブ内でロケーターインプラント2が摺動する。このようにすることによって、上文中に説明したように、スリーブ12が、硬質の義歯材料程容易に磨耗しない低摩擦の丈夫な材料で形成されているため、義歯材料の磨耗が最小になる。更に、スリーブ12の材料は、ロケーターインプラントに関する更に大きな緩衝を提供するため、十分な可撓性及びレジリエンスを備えていてもよい。
図9Cは、保持インプラント18を顎骨の所定位置にねじ込んだ後の顎骨リッジを示す。これらの保持インプラント18は、図5又は図10に示す全体的外観を有する。インプラント18は、何らかの理由により所望であれば、取り外し自在の偏球状頂部361を備えていてもよい。図9Cに示すように、カラーコードを備えた弾性でレジリエントなバンド7をホルダインプラント18の各々のネックに配置し、ネック部品と偏球状頂部9の外径との間のアンダーカットを小さくしてもよい。上文中に説明したように、これにより、義歯をインプラントから取り外すのに必要な力を変化させることができる。厚いバンド7は、このような力、及びかくして義歯に作用する歪みを減少するけれども、バンドが配置されていない場合には最大の力が必要とされる。図9Eには、弾性バンドをインプラントのネックの周囲に配置するときに弾性バンドを拡げて偏球状キャップの外径に装着するために特殊な球状工具を使用することが示してある。
図9Dは図9Cと同じ図を示すが、スナップオンシリコーンキャップ119が各インプラント18の偏球状頂部9上の所定位置に設けられている。この場合も、上文中に説明したように、これらの弾性キャップは、硬化性歯科用樹脂と偏球状頂部の金属表面との間で接着が起こらないようにするための手段を提供する。
方法の次の工程では、図9Fに示すように、チューブ状シリコーンスリーブを全顎リッジ線に置く。スリーブは、リッジ線に沿って延び偏球状ドームを覆い、実質的にロケーターインプラントまで上方に延びる。上文中に説明したシリコーンスリーブ115は実質的にΩ形状の断面を有し、義歯の底部にリップ116を提供し、顎リッジ線に沿ってシールを形成する。
シリコーンスリーブチューブ115を所定位置に置いた後、金属製強化フレーム125をシリコーンチューブ上に置く(図9G参照)。このフレームは、顎骨上の所定位置に形成されるべき義歯の構造的強化体として役立つ。金属製強化フレーム125は、好ましい実施例では、シリコーンスリーブチューブと同様の断面を持ち、スリーブ上に配置され、シリコーンスリーブの実質的に全長に沿って延びる。これは、義歯がその場で裏打ちされるという義歯の最大の構造強化体を提供する。
顎リッジを形成するとき、比較的硬質で強い樹脂で形成された義歯基礎の内側を、顎リッジを覆うフレーム上に全体にフィットするように削る。義歯基礎は、更に、ロケーターインプラント102用の開口部を有する。くり抜いた義歯基礎に第1の軟質のオート硬化(auto cure)樹脂を置き、充填済の義歯を金属製フレーム上に置く。義歯基礎の最後方領域の開口部を、ロケーターインプラントを覆うスリーブの周囲で樹脂が硬化するように、位置決めインプラントに嵌着する。軟質のオート硬化樹脂は、更に、金属製フレームの開口部を通って流動し、顎のリッジの形状の周囲に、Ω形状シリコーンスリーブによって輪郭が定められているように形成する。樹脂が完全に硬化したとき、義歯基礎を顎から取り外し、義歯に残る内部空間凹所を、シリコーンスリーブ115の内部によって、縁部チャンネルを含むΩ形状断面を持つように画成する。
シリコーンスリーブ115を除去し、又は更に支持を行うために所望であれば維持し、縁部チャンネルを含む、前に型成形した義歯基礎の内部空間内に軟質のオート硬化ライナ樹脂を配置する。かくして樹脂された義歯基礎を顎リッジに再度配置し、ライナ樹脂を硬化させ、顎リッジの滑らかな輪郭に適合させ、埋設された偏球状ヘッドを保持し、保持インプラントのネック部分を取り囲む。ライナ材料は、完全に硬化すると、偏球状ヘッド5を図9Hに示すように保持し、少なくとも歯肉線に最も近いインデックスインプラント2のベース部分を取り囲む。ライナ樹脂が硬化後に非常に弾性変形性であるため、十分な力を及ぼすことによって義歯基礎を顎リッジから取り外すことができる。図9Iは、義歯から外した硬化させたライナ材料を説明の目的で示す。軟質のライナ樹脂は、上述の第1オート硬化歯科用樹脂の表面に接着する任意の歯科用樹脂とすることができる。このような適当な樹脂には、ライナ用の周知のオート硬化シリコーン歯科用樹脂が含まれる。
図9Jは、構造を更に明瞭に示すため、少なくとも一部が透明樹脂で形成された完成した義歯の模型を示す。
義歯基礎は、義歯の後方領域にはめ込まれたスリーブにロケーターインプラントを挿入した後、偏球状キャップを義歯内に通し、硬化させた可撓性樹脂でできたリップによってぴったりと保持されるように義歯の前部で下方に押すことによって、口内でその正確な位置に容易に交換できる。
義歯基礎がもはやぴったりと固定されない場合、軟質のライナ樹脂を交換するために深く削ることができる。硬質の歯科用ベースの構造強度を大幅に減少することなく、可撓性軟質樹脂充填体を更に深くすることができる。これは、硬質構造の直ぐ近くの軟質樹脂中に金属製フレームが埋め込まれているためである。これは、追加の構造強度及び義歯の一体性を維持するのに必要な剛性を提供し、インプラントの偏球状キャップに関してぴったりとした嵌着を緩めるように延びたり変形したりすることによって緩くなることがないようにするのに役立つ。
義歯の遠位部分即ち自然歯の外観を持つ部分を歯科医が通常の成形技術に従って形成できる。人工「歯」は、口中の向き合った天然歯、又は以前に配置された場合には向き合った義歯と相補的に係合するように成形される。本発明の使用は、このような従来の成形技術を妨げず、及びかくして歯科医及び歯科研究所は、永久的義歯を形成する場合に通常の仕事を続けることができる。
以上、本発明の好ましい実施例を説明した。本発明を完全に定義するのは以下の特許請求の範囲である。
本発明による所望の偏球状ヘッド及びバンドが設けられたネックを持つ、顎模型に設けられた一連のインデックスインプラント及び保持インプラントを示す図である。 本発明による所望の偏球状ヘッドを持ち且つネックバンドが設けられていない、一連のインデックスインプラント及び保持インプラントを示す図1の顎模型の図である。 挿入体がインデックスインプラント上を覆っている、図1の顎模型の図である。 保持インプラントが半シースによって覆われている、図1の顎模型の図である。 図3に示す半シースの詳細斜視図である。 図1の保持インプラントの偏球状ヘッドの平面図である。 保持インプラントが半シースによって覆われており、これが金属製強化フレームによって覆われた図3の顎模型の図である。 図1に示す本発明の偏球状ヘッドを備えたインプラントの正面図である。 保持インプラント上で顎に適用された副木の正面図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 完成した副木又は歯科用義歯ブリッジを本発明にしたがって形成するための手順を示す図である。 義歯をインプラントに固定するためのポリアセタールデルリン等の非接着性構造ポリマーでできた係止ねじキャップの図である。 インプラントに固定された単一の歯の義歯を示す図である。 インプラントに螺着された義歯基礎の断面図である。
符号の説明
2 インデックスピン
5 インプラントねじ肩部保持ピン
7 弾性バンド
9 ヘッド
10 ネック
20 ねじシャンク
22 フランジ
22A プラットホーム
37 スロット

Claims (18)

  1. 患者の顎に埋設された永久的に埋め込まれた歯科用支持ポストに取り外し自在に固定される種類の剛性義歯用の弾性的にライニングされた基礎を現場で形成する方法であって、前記支持ポストは、各々、患者の顎に固定されたシャンク及びこのシャンクから外方に長さ方向に及び横方向に患者の顎の表面を越えて延びる支持部分を含み、前記義歯の凹状支持下面は支持部分と嵌り合うための追加の支持材料用の大きな空間を有する、方法において、
    端部にねじを備えた少なくとも二つの追加の歯科用ポストを硬質の口腔組織の互いから離れた位置にしかし同じ顎に埋設し、一連の埋め込まれたインデックスガイドエレメントを患者の口中に形成する工程であって、前記インデックスポストは、患者の歯肉を越えて延びる露呈された部分を各々有し、前記露呈された部分は、前記基礎のソケットに滑らかに且つ容易に挿入できる形状を有するようになす、工程、
    前記義歯基礎の前記凹状の支持面を通して、埋め込まれた一連のインデックスガイドエレメント用のインデックスソケットを、前記義歯が口に適正に固定されたときに前記ガイドポストと嵌り合うようになった位置に形成する工程であって、前記インデックスソケット及び露呈されたインデックスポスト部分は、歯肉から遠位の部分が歯肉と隣接した部分よりも小径である形状を有するようになす、工程、
    硬化可能な歯科用樹脂材料の部分を義歯の凹状支持部分に配置し、歯科用支持体及びインデックスポストが設けられた、患者の顎骨リッジ及び患者の顎骨リッジの模型を含む群から選択された形態物に義歯を配置する工程であって、前記硬化可能な樹脂を、硬化して顎骨リッジ及び支持ポストの周囲にぴったりと嵌着した状態を形成するように成形し、硬化させた樹脂は、義歯の患者が手作業で取り外し及び再挿入を行うことができるのに十分弾性であるようになす、工程を含み、
    義歯は、更に、必要であれば、歯科医による臨床技術によって、適正な装着及び配置を損なうことなく容易に再裏装(再ライニング)される、方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、埋め込まれた各支持ポストは、前記顎リッジの前記表面のプラットホーム、前記ポストの前記長さ方向軸線に対して横方向の直径が比較的大きい比較的大径の平らな偏球状頂部分、及び前記偏球状頂部と前記プラットホームとの中間の比較的細いネック部分を有する、方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、全ての偏球状支持ポスト上及びその周囲に延び且つその全長に亘って延びる開口部を有する開放したチューブ状の可撓性カバーを、前記支持ポスト上に配置する工程を更に含む、方法。
  4. 請求項3に記載の方法において、前記チューブ開口部の縁部は、前記顎骨リッジの側部と接触している、方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、前記チューブは、前記支持ポストと平行な軸線に沿ってΩ状断面を有する、方法。
  6. 請求項3に記載の方法において、前記インデックスソケット内に丈夫な挿入体が固定されており、これらの挿入体は前記インデックスポストと嵌り合っている、方法。
  7. 請求項3に記載の方法において、前記弾性樹脂が硬化したとき、前記支持ポストを覆う弾性ジャケットを更に含む、方法。
  8. 請求項3に記載の方法において、硬化時に弾性樹脂に成形されて前記義歯の前記構造を強化する強化チューブを更に含む、方法。
  9. 請求項2に記載の方法において、取り外し自在の弾性バンドを樹脂の硬化前に前記支持ポストの前記ネックに適用し、完成した義歯を患者の口から取り外すのに必要な応力を変化させる工程を更に含む、方法。
  10. 患者の顎に埋設された永久的に埋め込まれた歯科用支持ポストに取り外し自在に固定される種類の剛性義歯基礎であって、前記支持ポストは、各々、患者の顎に固定されたシャンク及びこのシャンクから外方に長さ方向に及び横方向に患者の顎表面を越えて延びる支持部分及び前記義歯の凹状の支持下面を含む、義歯基礎において、
    前記凹状部分内にその場で形成される弾性変形性樹脂の弾性基礎ライナであって、前記支持ポストをしっかりと把持し、患者の顎の歯肉リッジに載る大きさ及び形状の支持ソケットを画成するライナ、及び
    一連の固定されたインデックスガイドエレメント用のインデックスソケットが、前記義歯が口内に適正に配置されたときに前記ガイドポストと嵌り合うようになった位置に設けられた前記義歯の凹状支持部分であって、前記ソケットは、各ソケット内に固定され且つ前記弾性樹脂に埋設された剛性構造材料製の挿入体によって画成されている、凹状支持部分を含み、
    これによって前記義歯は、歯科医の臨床技術によって、適正な装着及び配置を損なうことなく容易に再裏装される、義歯基礎。
  11. 請求項10に記載の義歯基礎において、前記ガイドポストソケットの前記挿入体は金属製である、義歯基礎。
  12. 請求項10に記載の義歯基礎において、前記支持ポストは、前記ポストの軸線に対して横方向に球状直径を持つ偏球状頂部分、及びこの偏球状頂部分を歯肉の上方に支持する比較的狭幅のネック部分を有し、前記弾性ライナ支持ソケットは、前記支持ポストの前記ネック部分と適合する開口部、及び前記支持ポストの球形頂部と実質的に同じ外径を持つ偏球状内部チャンバを有する、義歯基礎。
  13. 請求項10に記載の義歯基礎において、前記弾性樹脂に構造強化体として埋設された比較的硬質の剛性材料でできた強化骨組みを更に含む、義歯基礎。
  14. 請求項13に記載の義歯基礎において、前記強化骨組みは金属製である、義歯基礎。
  15. 請求項10に記載の義歯基礎において、前記硬化させた樹脂の長さ方向縁部は、歯肉の表面に沿ってシールを形成するようになった一対のリップの形態であり、これらの対をなしたリップは、基礎形成中にその場で形成される、義歯基礎。
  16. 患者の口でその場で形成できる、複数の埋め込まれたシャフトによって支持される、義歯用の実質的に剛性の取り外し自在の基礎であって、各シャフトは、口内の歯科系剛性物質に固定された第1端部分、及び多数の切り子面を備えた保持部材を持つ第2保持端部分を有し、及び最終ねじ部材が延びている、基礎において、
    埋め込まれた二つのシャフト間を延びる少なくとも一つの長さ方向連結バー、
    前記複数のシャフトの各々の第2保持部分上に直接支持された少なくとも一つの延長ユニット、を有し、
    各延長ユニットは、その夫々のシャフトの前記保持部分と取り外し自在であるが非回転的に係合する取り付け部分を有し、及び
    少なくとも一つのスロットを間に形成する少なくとも一対のアームを含む側部分を有し、
    前記連結バーの一つの部分が各延長ユニットのスロットと係合し且つこのスロット内に保持され、これによって二つの延長ユニットを相互連結し、
    前記取り外し自在の基礎を封入することによって、強化された封入された基礎を形成する硬化させた樹脂材料であって、封入樹脂は、硬化時に膨張する硬化可能な樹脂から形成されている樹脂材料、及び
    前記延長ユニットを、埋め込まれたシャフトのねじ山を備えた最終部材に取り外し自在に固定するための係止キャップであって、及びかくしてこのキャップが前記保持端部に固定されたとき、前記基礎を、埋め込まれたシャフトに係止し、前記封入樹脂に対して非接着性の、前記埋め込まれたシャフトを形成する材料に対して比較的軟質であり且つ可撓性のポリマーから形成されているキャップを含み、
    前記剛性基礎は、前記埋め込まれたシャフトから容易に取り外すことができ且つ交換できる一体のユニットであり、義歯をこれに固定できる、基礎。
  17. 顎骨に埋め込まれるようになった歯科用支持インプラントにおいて、
    歯根及び骨母材からなる群から選択された剛性の口腔物質に固定されるようになったねじを備えた第1端部分を持つシャフト、
    前記シャフトを前記剛性口腔物質に固定した後、義歯と係合するための義歯係合部材部分であって、義歯係合部材は、インプラントの軸線に対して横方向の所定の球形の長外径を持つ平らにされた偏球状部分を有し、この偏球状部分は、更に、ねじ端部を前記剛性口腔物質に打ち込むための駆動工具に連結するためのスロットを画成する、義歯係合部材、
    前記シャフトの近位端部から横方向に延びる、前記偏球状部材に向かって実質的に平らな表面を有するフランジ部材、及び
    前記フランジと前記偏球状部材との中間に配置された、前記球形の長外径及び前記部分よりも小径のネック部分を含む、歯科用支持インプラント。
  18. 請求項16に記載の基礎において、同じ二つの埋め込まれたシャフト間を延びる少なくとも二つの連結バー部分を更に含み、前記硬化させた樹脂材料は前記二つのバーの間の空間に延び、各バーに取り付けられる、基礎。
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