JP2006509860A5

JP2006509860A5 -

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Publication number: JP2006509860A5
Application number: JP2004559076A
Authority: JP
Filing date: 2003-10-20
Publication date: 2006-12-07

Claims

ａ）式

（式中、ＸはＣｌ、Ｂｒまたは擬似ハロゲン基であり、
Ｒ¹およびＲ²はそれぞれ独立してＸ、Ｈ、アルキル基、シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アレニル基およびアリール基から選択されるか、またはＲ¹およびＲ²が結合している炭素と合一されたＲ¹およびＲ²は炭素環を形成し、
Ｒ³およびＲ⁴はそれぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基から選択されるか、またはＲ³およびＲ⁴が結合している炭素と合一されたＲ³およびＲ⁴は炭素環を形成し、
Ｑは、共有結合、（−ＣＨ₂−）_o、−ＣＯ−Ｏ−（ＣＨ₂）_o−、−ＣＯ−Ｏ−（ＣＨ₂ＣＨ₂Ｏ）_o−、−ＣＯ−ＮＲ⁶−（ＣＨ₂）_o−、−ＣＯ−Ｓ−（ＣＨ₂）_o−から選択された連結基であり、ここで、ｏは１〜１２であり、Ｒ⁶はＨ、アルキル基、シクロアルキル基、アレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、
ｎは０または１である）
の化合物
を含む、制御されたラジカル重合開始剤。
ａ）請求項１に記載の開始剤および
ｂ）可逆レドックスサイクルに参加する遷移金属化合物
を含み、前記遷移金属化合物は式［ＭＬ _P ］ ⁿ⁺ Ａ ^-
（式中、Ｍは遷移金属であり、
Ｌは配位子であり、
Ａはアニオンであり、
ｎは１〜７の整数であり、
ｐは１〜９の整数である）
の化合物である、制御されたラジカル重合開始剤系。
前記遷移金属は、Ｃｕ（Ｉ）、Ｆｅ（ＩＩ）、Ｒｕ（ＩＩ）およびＮｉ（ＩＩ）からなる群から選択される、請求項２に記載の開始剤系。
１種以上のオレフィン系不飽和モノマーを付加重合する方法であって、請求項２に記載の開始剤系を用いて１種以上のオレフィン系不飽和モノマーを付加重合することを含み、前記開始剤は１０ ^-4 Ｍ〜１Ｍの濃度で存在し、開始剤とモノマーのモル比は１０ ^-4 ：１〜１０ ^-1 ：１の開始剤対モノマーであり、遷移金属化合物対開始剤のモル比は０．００１：１〜１０：１であり、配位子対前記遷移金属化合物のモル比は０．１：１〜１００：１である、方法。
１種以上のラジカル（共）重合性モノマーの重合済み単位、
第１のアズラクトン末端基および
Ｃｌ^-、Ｂｒ^-および擬似ハロゲンからなる群から選択された第２の末端基
を含む、テレケリック（コ）ポリマー。
構造Ａｚ−（Ｍ¹）_x（Ｍ²）_x−（Ｍ³）_x．．．（Ｍ^Ω）_x−Ｘ
（式中、
ＸはＣｌ、Ｂｒまたは擬似ハロゲン基であり、
Ｍ¹〜Ｍ^Ωはそれぞれ平均重合度ｘを有するラジカル（共）重合性モノマー単位から誘導されたモノマー単位のポリマーブロックであり、
各ｘは独立しており、
Ａｚは式

（式中、Ｒ¹およびＲ²はそれぞれ独立してＸ、Ｈ、アルキル基、シクロアルキル基、ヘテロ環式基、アレニル基およびアリール基から選択されるか、またはＲ¹およびＲ²が結合している炭素と合一されたＲ¹およびＲ²は炭素環を形成し、Ｒ³およびＲ⁴はそれぞれ独立してアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アレニル基から選択されるか、またはＲ³およびＲ⁴が結合している炭素と合一されたＲ³およびＲ⁴は炭素環を形成し、Ｑは、共有結合、（−ＣＨ₂−）_o、−ＣＯ−Ｏ−（ＣＨ₂）_o−、−ＣＯ−Ｏ−（ＣＨ₂ＣＨ₂Ｏ）_o−、−ＣＯ−ＮＲ⁶−（ＣＨ₂）_o−、−ＣＯ−Ｓ−（ＣＨ₂）_o−から選択された連結基であり、ここで、ｏは１〜１２であり、Ｒ⁶はＨ、アルキル基、シクロアルキル基、アレニル基、ヘテロ環式基またはアリール基であり、ｎは０または１である）
のアズラクトン基である）
を有する、請求項５に記載の（コ）ポリマー。