JP2006503794A - チオフェン誘導体および芳香剤としてのその使用 - Google Patents

チオフェン誘導体および芳香剤としてのその使用 Download PDF

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Abstract

以下の式1および2(式中、RおよびRは独立に、H、C1〜5アルキルまたはC1〜5置換アルキルであり、Xは−C(=O)H、−OCH、−C(OR)H、−CN、−C(=O)CHおよび−C(=O)OR(RはC1〜5アルキルである)からなる群から選択される)のうちの1つを有する誘導体は、芳香剤として有用である。
【化1】

Description

本発明は、一般に芳香剤の分野に関する。より具体的には、本発明は、フレッシュでグリーンフローラルな香りを有する香料および他の芳香性物品を提供する改良されたミュゲ/すずらん(以下ミュゲ)誘導体に関する。これらの誘導体はより大きい強さ、より望ましい特徴および他の有用な特性の香りを有する。
ミュゲ芳香薬品は多くの香料の主成分であり、フレッシュでグリーンフローラルな香りを有する。多くのものは以下の構造をベースにしている。
Figure 2006503794
式中、R1およびR2は直鎖または分枝C1〜5アルキル鎖であってよい。一般に使用されるそうした物質の例はシクラメンアルデヒドとしても知られるp−イソプロピルα−メチルジヒドロシンナムアルデヒド(以下シクラメンアルデヒド)である。
改良された香りの強さを有すると同時に、そのフレッシュでグリーンフローラルなミュゲの特徴を保持しているミュゲ誘導体を開発することが望ましい。本発明はそうした誘導体を提供する。
シクラメンアルデヒドに比べて増大した香りの強さを有する改良された芳香剤および香味剤を開示する。具体的には、シクラメンアルデヒドの香味および/または芳香特徴を保持すると同時に、シクラメンアルデヒドに比べて香りの強さを増大させるシクラメンアルデヒド誘導体を開示する。誘導体の製造方法、および誘導体を含む製造物品も開示する。
1つの実施形態では、シクラメンアルデヒド誘導体は、シクラメンアルデヒドのフェニル環をチオフェン環で置換して調製する。チオフェン環はあるいは、置換されていなくても、または1個または2個の低級アルキル、好ましくはメチル基で追加的に2位および/または3位が置換されていてもよい。シクラメンアルデヒドのアルデヒド基はアセタール、メチルエーテルまたはニトリル官能基でさらに置換されていてよい。アセタール基は化合物に長期間持続する香味または芳香を提供することができ、そこでアセタールは徐々に加水分解して、親アルデヒド化合物をもたらす。アセタール置換がフェニル環のチオフェンによる置換と一緒になっている場合、それによって香りの強さが増大し、シクラメンアルデヒド誘導体は、比較的長期間にわたってシクラメンアルデヒドと同様の香りの強さを提供することができる。
適している製造物品の例には、香料およびオーデコロン、キャンドル、室内用消臭剤ならびに殺菌性組成物が含まれる。
例えば、シクラメンアルデヒドに比べて増大した香りの強さを有する芳香剤および香味剤として使用できる改良されたシクラメンアルデヒド誘導体を開示する。これらのシクラメンアルデヒド誘導体はシクラメンアルデヒドに類似した香りの特徴を有している。さらに、いくつかの実施形態では、シクラメンアルデヒド誘導体の存在が他の芳香剤の強さを実際に増大させることが観察されている。これは2つの文脈で明らかである。第1は、低濃度(≦1%)の誘導体が存在しても、別の種類の芳香剤組成物に、より大きな深み、明瞭さ(definition)および輝きを与える。第2に、改良された誘導体が低濃度であるにもかかわらず臭いが持続されて、周囲のすべての嗅覚的刺激、例えば食品、芳香剤等に対する匂いの感覚を高める。
1.改良されたシクラメンアルデヒド
以下の式1および2は、シクラメンアルデヒドのフェニル環をチオフェン環で置換するための本明細書に記載のケミストリーを用いて改変できるシクラメンアルデヒド誘導体を表す。
Figure 2006503794
シクラメンアルデヒドのフェニル環がチオフェン環で置換されているが、他の置換は行われていない誘導体を上記の式に示す。式中、Xは−C(=O)Hであり、Rのうちの1つはイソプロピル基であり残りはHであり、R=メチルである。ベンゼンはオルト、メタ、およびパラ置換が可能であるが、チオフェン環は環のイオウ原子から1個の炭素および2個の炭素が離れた位置で置換をもたらす点でチオフェンとベンゼンとは異なる。環のイオウ原子に隣接する炭素が、シクラメンアルデヒド中に存在するイソプロピルおよびアルデヒド含有側鎖を含む場合、シクラメンアルデヒドに最も近似した化学的類似体が得られると考えられる。しかし、任意のRおよびRが独立に、H、C1〜5アルキル、C1〜5ハロ置換アルキルもしくはC1〜5ヒドロキシ置換アルキルであり、Xが−C(=O)H、−OCH、−C(OR)H、−CN、−C(=O)CHまたは−C(=O)OR(RはC1〜5アルキルである)である場合、適切な芳香剤が得られる。
以下の式は好ましいシクラメンアルデヒド誘導体を表す。
Figure 2006503794
II.シクラメンアルデヒド誘導体の調製方法
式1および2のシクラメンアルデヒド誘導体は知られているチオフェンのケミストリーを用いて調製することができる。例えば、アルキル基を、アルキルハライドおよび適当なルイス酸触媒、例えば塩化アルミニウムを用いてチオフェン環上に置くことができる。適切なルイス酸触媒を用いてアクロレインをチオフェンまたはアルキル化されたチオフェンと反応させることによって、シクラメンアルデヒドのアルデヒド含有側鎖を結合できる。他のアルデヒド含有側鎖を所望する場合、他のオレフィン含有基を使用できる。アルキル化反応を行う前に、知られている保護基を用いてルイス酸の存在に感受性のある官能基を保護し、アルキル化反応が完了した後、脱保護を行うことができる。ルイス酸触媒の存在下でどの官能基もチオフェン環と反応する傾向がある場合、これは特に好ましい。
存在する場合、アルデヒド基は例えばアルキル化反応の間アセタールとして保護し、反応が起こった後で、所望の脱保護基を行うことができる。しかし、1つの実施形態では、アセタール(例えば、ジメチル、ジエチルもしくはエチレングリコールケタール)は脱保護されてアルデヒドとはならず、香味剤または芳香剤はアセタールを一部含むか、またはすべてアセタールからなる結果となる。次いで、アセタールは経時的に徐々に加水分解してミュゲ/すずらんの香りを放出することができる。
III.シクラメンアルデヒド誘導体を含む製造物品
シクラメンアルデヒド誘導体をシクラメンアルデヒド、あるいはまた、天然であっても合成であっても、他の芳香剤を含むことができる、実質的に任意の製造物品に含めることができる。シクラメンアルデヒド誘導体は、高級香料および機能性香料の両方での使用に特によく適している。シクラメンアルデヒド誘導体は、家庭用および工業用のいずれでも、石鹸、シャンプー、ボディデオドラント剤および発汗抑制剤、繊維処理用の固体もしくは液体洗剤、織物用柔軟剤、食器または様々な表面の洗浄用の洗剤組成物および/または多目的洗浄剤などの用途に使用することができる。香料の他の最近の用途すなわち、石鹸およびシャワーゲルの香り付け、衛生用品またはヘアーケア製品、ならびにボディデオドラント剤、室内用消臭剤および化粧品調合物で使用されるように、もちろん化合物の使用は上記製品に限定されない。これらの使用をさらに詳細に以下に説明する。
香料組成物
化合物は、香り付け成分として単一化合物でまたはその混合物で、好ましくは香料組成物の少なくとも約30重量%の範囲、より好ましくは組成物の少なくとも約60重量%の範囲で使用することができる。化合物は成分を加えることなく、その純粋な状態または混合物で使用することもできる。個々の化合物の臭気的な特徴はそれらの混合物中にも存在し、これらの化合物の混合物を香り付け成分として使用することができる。化合物の混合物を使用することによって分離および/または精製ステップを回避できる場合、これは特に有利である。
列挙したすべての用途において、シクラメンアルデヒド誘導体は単独、あるいは当業界で通常使用される他の香り付け成分、溶媒または補助剤との混合物で使用することができる。これらの共成分の性質および多様さをここでより詳細に説明する必要はなく、さらにそれはあまり労力を要するものではない。当分野の技術者は、その一般的な知見によって、また、香り付けされる製品の性質および所望の臭覚的効果の関数として、共成分を選択することができるであろう。
種々の製品中にシクラメンアルデヒド誘導体を混合する割合は広い範囲の値であってよい。この値は、香り付けしたい物品または製品の性質および追求する香りの効果、ならびに化合物が当業界で通常使用される香り付け共成分、溶媒または補助剤との混合状態で使用される場合の、所与の組成物中の共成分の性質に応じて決まる。
例として、シクラメンアルデヒド誘導体は、一般に化合物がその中に混ぜられている香り付け組成物の重量に対して、約0.1〜約10重量%またはそれ以上のこれらの化合物の濃度で存在する。化合物が、先に挙げた様々な消費者用製品の香り付けに直接適用される場合、上記の濃度よりはるかに低い濃度を用いることができる。
これらの化合物はアルミニウム塩を含むものなどのボディデオドラント剤および発汗抑制剤にも使用することができる。これらの実施形態を以下により詳細に説明する。
徐放性配合物
アセタール基を含めるために、アルデヒド基を含むこれらの誘導体の全部または一部を改変することが有利である。このアセタール基は加水分解してアルデヒド化合物を生成しながら、配合物に長期間にわたる芳香の放出をもたらすことができる。
以下の非限定的な実施例を参照することによって本発明はよりよく理解されるであろう。
2&3イソプロピルチオフェンの調製
Figure 2006503794
乾燥ジクロロメタン中、−78℃で、イソプロピルクロリド(13mL)を無水塩化アルミニウム(23.8g)に滴下しながら加えた。この添加に続いて溶液を10分間攪拌し、次いでチオフェン(13mL、KOH系から蒸留)を加えた(色は黄色に変化した)。冷浴(カーディス(cardice))で徐々に温めながら混合物を室温までもってゆき、次いでこの温度で2日間攪拌した(色は赤色に変化した)。混合物を氷に注ぎ、有機層を分離し、水層をジクロロメタン(2×50mL)で抽出した。一緒にした有機層を水と1%KOH溶液で洗浄し、水で再び洗浄し、続いて硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発して乾燥させた。大気圧で(146℃)蒸留して、9mLの標記の化合物を異性体の混合物(7:3、2−チオフェン:3−チオフェン)として得た。
2&3イソプロピルチオフェンのアルキル化
Figure 2006503794
0℃で攪拌されている2−メチルアクロレイン(5mL)、PTSA(20mg)およびヒドロキノン(20mg)の混合物に、上記化合物の混合物5mLを加えた。2時間で溶液を室温にし、次いで終夜撹拌した。ヘキサン/ジクロロメタン(1:1)を用いたフラッシュカラムクロマトグラフィーによって、上記の構造のものを無色のオイル(1g)として得た。
アルキル化反応は最適化されなかった。回収された出発材料には、反応の開始時に存在していたのと同じ異性体混合物(7:3、2−チオフェン:3−チオフェン)が含まれていた。
これによって本発明の主題を開示してきたが、本発明の多くの変更形態、置換形態および変異形態がそれに照らして可能であることは明らかなはずである。具体的に説明した形以外で本発明を実行できることを理解されたい。そうした変更形態、置換形態および変異形態は本出願の範囲内であるものとする。
シクラメンアルデヒドのフェニル環がチオフェン環で置換されているが、他の置換は行われていない誘導体を上記の式に示す。式中、Xは−C(=O)Hであり、Rのうちの1つはイソプロピル基であり残りはHであり、R=メチルである。ベンゼンはオルト、メタ、およびパラ置換が可能であるが、チオフェン環は環のイオウ原子から1個の炭素および2個の炭素が離れた位置で置換をもたらす点でチオフェンとベンゼンとは異なる。環のイオウ原子に隣接する炭素が、シクラメンアルデヒド中に存在するイソプロピルおよびアルデヒド含有側鎖を含む場合、シクラメンアルデヒドに最も近似した化学的類似体が得られると考えられる。しかし、任意のRおよびRが独立に、H、C1〜5アルキル、C1〜5ハロ置換アルキルもしくはC1〜5ヒドロキシ置換アルキルであり、Xが−C(=O)H、−OCH、−C(ORH、−CN、−C(=O)CHまたは−C(=O)OR(RはC1〜5アルキルである)である場合、適切な芳香剤が得られる。

Claims (15)

  1. 以下の式のうちの1つを有するシクラメンアルデヒド誘導体。
    Figure 2006503794
    (式中、RおよびRは独立に、H、C1〜5アルキルまたはC1〜5置換アルキルであり、Xは−C(=O)H、−OCH、−C(OR)H、−CN、−C(=O)CHおよび−C(=O)OR(RはC1〜5アルキルである)からなる群から選択され、
    置換アルキル基上の置換基はハロおよびヒドロキシからなる群から選択される)
  2. 少なくとも1個のRがイソプロピルである請求項1に記載のシクラメンアルデヒド誘導体。
  3. Xがニトリル、メチルエーテルまたはアセタール基である請求項1に記載のシクラメンアルデヒド誘導体。
  4. 以下の式
    Figure 2006503794
    を有する請求項1に記載のシクラメンアルデヒド誘導体。
  5. 香料製造業界で通常使用される他の香り付け成分、溶媒または補助剤と一緒に請求項1に記載の化合物を含む組成物。
  6. 化合物が少なくとも30重量%の量で存在する請求項5に記載の組成物。
  7. 化合物が請求項1に記載の化合物の少なくとも60重量%の量で存在する請求項6に記載の組成物。
  8. 香り付け成分として、請求項1に記載の化合物、または化合物の混合物を含有する香り付け組成物または香り付けされた物品。
  9. 化合物、または化合物の混合物が当業界で通常使用される他の香り付け成分、溶媒または補助剤と混合されて存在する請求項8に記載の香り付け組成物。
  10. 香水またはオーデコロン、石鹸、バス用もしくはシャワー用ゲル、シャンプーまたは他のヘヤーケア製品、化粧品調合物、ボディデオドラント剤または発汗抑制剤、室内用消臭剤、繊維用洗剤もしくは柔軟剤または汎用性家庭用洗浄剤の形態の請求項8に記載の香り付けされた物品。
  11. 香り付け成分として、請求項1に記載の化合物、または化合物の混合物を含有するボディデオドラント剤または発汗抑制剤。
  12. 化合物または化合物の混合物が当業界で通常使用される他の香り付け成分、溶媒または補助剤と混合されて存在する請求項11に記載のボディデオドラント剤または発汗抑制剤。
  13. 有効量の請求項1に記載の化合物、または化合物の混合物を、香り付け組成物または香り付けされた物品に加えることを含む前記組成物または前記物品の香りの改良、向上または改変のための方法。
  14. 化合物または化合物の混合物が当業界で通常使用される他の香り付け成分、溶媒または補助剤と混合されて存在する請求項13に記載の方法。
  15. 化合物が少なくとも30重量%の量で存在する請求項13に記載の方法。
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