JP2006352403A - 音響再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】周波数特性の異なる信号が入力された際に、外部信号を用いることなく、入力信号を自動的に調整できる音響再生装置の提供を目的とする。
【解決手段】第一の分割回路12と判定回路16を用いて、入力された信号の周波数特性を分析し、第一の調整回路14を用いて所望の周波数特性に調整した信号を、スイッチ回路17を切り換えて出力できるように構成したものであり、周波数特性の異なるチャンネルを同一のシステムで再生する際、良好なスピーカ再生音を実現することができる。
【選択図】図1
【解決手段】第一の分割回路12と判定回路16を用いて、入力された信号の周波数特性を分析し、第一の調整回路14を用いて所望の周波数特性に調整した信号を、スイッチ回路17を切り換えて出力できるように構成したものであり、周波数特性の異なるチャンネルを同一のシステムで再生する際、良好なスピーカ再生音を実現することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばCDとDVDのウーハチャンネルのように、周波数特性の異なる録音がされたチャンネルを同一の音場環境で再生させる際に、良好な音質で再生させることのできる音響再生装置に関するものである。
従来の音響再生装置は、例えばCDのような2チャンネルソースと、DVDのような低域しか録音されていないウーハチャンネルを含むマルチチャンネルソースを同一の音場再生環境で再生させるとき、スイッチにより2チャンネルの信号ラインとマルチチャンネルの信号ラインを切り換えて再生していた。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−112098号公報
しかしながら、このような従来の音響再生装置の構成では、信号の切り換えを行う際、2チャンネルとマルチチャンネルを区別するための外部信号を必要とした。
本発明は、例えばウーハチャンネルのように周波数特性の異なる信号が入力された際、入力された音楽信号源の周波数特性の判定結果をもとに、調整回路の出力を切り換えるスイッチ回路の制御を行うことにより、出力信号を所望の周波数特性に調整して良好な再生を行える音響再生装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の音響再生装置は、音楽信号源を所望の帯域に分割する少なくとも一つ以上のフィルターにより構成された分割回路と、この分割回路の出力から周波数の判定を行う判定回路と、音楽信号源の周波数特性を調整する少なくとも一つ以上のフィルターにより構成された調整回路と、この調整回路の出力を切り換えるスイッチ回路を有し、判定回路の出力信号に基づいてスイッチ回路の制御を行うことにより、音楽信号源を所望の周波数特性に調整した音楽信号を出力させるようにしたものである。
本発明の音響再生装置によれば、例えばCDのような2チャンネルソースとDVDのようなマルチチャンネルソースの周波数特性の異なるチャンネルを再生する場合、音楽信号源そのものの周波数特性を用いることによって信号ラインの切り換えを行い、所望の周波数特性に調整することができる。これにより、DVDのウーハチャンネルやCDといった周波数特性の異なるチャンネルを同一のシステムで再生する際、良好なスピーカ再生音を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における音響再生装置のブロック図である。
図1は本発明の実施の形態1における音響再生装置のブロック図である。
図1において、11は入力信号である音楽信号源、12はハイパスフィルター等で構成され音楽信号源11を所望の帯域に分割する第一の分割回路、14は音楽信号源11を所望の周波数特性に調整するローパスフィルター、バンドパスフィルター等で構成された第一の調整回路、16は第一の分割回路12の出力信号を絶対値回路とコンパレータもしくはウインドコンパレータ等を用いることにより、入力信号に所望の帯域の信号が一定のレベル以上含まれているときのみスイッチをオンにするための信号を出力する判定回路、17は判定回路16の出力信号を用いて第一の調整回路14を出力信号20として用いるか、音楽信号源11をそのまま出力信号20として用いるかを切り換えるスイッチ回路である。
以上のような構成により、例えば音楽信号源11として図4に示すような高域成分が一定のレベル以上含まれる信号が入力された場合は、例えばCDのような2チャンネルソースの混合信号がウーハ信号として用いられたと判定して、図5に示すような第一の調整回路14の出力を出力信号として用い、音楽信号源11として図6に示すような高域成分が含まれない信号が入力された場合は、例えばDVDのようなマルチチャンネルソースのウーハ信号が用いられたと判定して、音楽信号源11をそのまま出力させることができる。このように、図5と図6に示すように周波数特性がほぼ等しくなるような調整を行うことにより、例えば2チャンネルソースとマルチチャンネルソースのような異なる周波数特性が録音されたソースを再生しても、良好な再生が可能となる。
なお、本実施の形態では第一の分割回路12の構成としてハイパスフィルターを用いたが、他の例としてバンドパスフィルターや他のフィルターを組み合わせるなどして、音楽信号源11を所望の帯域に分割できるような構成にすれば同様の制御を行うことができるものである。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2における音響再生装置のブロック図である。
図2は本発明の実施の形態2における音響再生装置のブロック図である。
図2において、11は入力信号である音楽信号源、12はバンドパスフィルター等で構成され入力信号を所望の帯域に分割する第一の分割回路、13はバンドパスフィルター等で構成された入力信号を所望の帯域に分割する第二の分割回路、14は音楽信号源11を所望の周波数特性に調整するローパスフィルター、バンドパスフィルターなどで構成された第一の調整回路、16は第一の分割回路12と第二の分割回路13の出力信号を絶対値回路とコンパレータもしくはウインドコンパレータ等を用いることにより入力信号に所望の帯域の信号が含まれているときのみスイッチをオンにする信号を出力する判定回路、17は判定回路16の出力信号を用いて第一の調整回路14を出力信号20として用いるか、音楽信号源11をそのまま出力信号20として用いるかを切り換えるスイッチ回路である。
以上のように分割回路を複数個用いる構成により、例えば第一の分割回路12に低域周波数のみを抽出するローパスフィルターを使用し、第二の分割回路13に高域周波数のみを抽出するハイパスフィルターを使用し、その出力結果を判定回路16で判定することにより、音楽信号に低域周波数と高域周波数の両方が含まれているときのみ第一の調整回路14によって、所望の周波数特性になるような信号処理が行われた音楽信号を出力し、低域周波数のみが含まれた場合は、信号処理を行わないようにすることができる。
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3における音響再生装置のブロック図である。
図3は本発明の実施の形態3における音響再生装置のブロック図である。
図3において、11は入力信号である音楽信号源、12はバンドパスフィルター等で構成され入力信号を所望の帯域に分割する第一の分割回路、13はバンドパスフィルター等で構成された入力信号を所望の帯域に分割する第二の分割回路、14は音楽信号源11を所望の周波数特性に調整するローパスフィルターやバンドパスフィルター等で構成された第一の調整回路、15は音楽信号源11を所望の周波数特性に調整するローパスフィルターやバンドパスフィルター等で構成された第二の調整回路、16は第一の分割回路12と第二の分割回路13の出力信号を絶対値回路とコンパレータもしくはウインドコンパレータ等を用いることにより、入力信号に所望の帯域の信号が含まれているときのみスイッチをオンにする信号を出力する判定回路、17は判定回路16の出力信号を用いて第一の調整回路14を出力信号20として用いるか、第二の調整回路15を出力信号20として用いるかを切り換えるスイッチ回路である。
以上のような構成により、実施の形態1および2と同様の判定結果を用いて制御を行うことができると共に、例えば音楽信号源に低域成分のみが含まれる場合には、その信号に対して最適な周波数特性になるような信号処理を行い、低域成分および高域成分の両方が含まれている場合には、その信号に対して最適な周波数特性になるような信号処理を行うといった周波数特性の個別最適化を行うことができる。
なお、本実施の形態1、2、3において、それぞれの構成はハードウェアで行っても、ソフトウェアによってデジタル信号処理を行っても、あるいはその両方を組み合わせても同様の制御を行うことができるものである。
本発明は、例えばDVDとCDのように、特定のチャンネルに周波数特性の異なる録音がされたソースを良好な音質で再生させることができるという効果を有し、マルチチャンネル再生可能な音響再生装置に有用である。
11 音楽信号源
12 第一の分割回路
13 第二の分割回路
14 第一の調整回路
15 第二の調整回路
16 判定回路
17 スイッチ回路
20 出力信号
12 第一の分割回路
13 第二の分割回路
14 第一の調整回路
15 第二の調整回路
16 判定回路
17 スイッチ回路
20 出力信号
Claims (3)
- 音楽信号源と、この音楽信号源を所望の帯域に分割する少なくとも一つ以上のフィルターにより構成された分割回路と、この分割回路の出力から前記音楽信号源に含まれる周波数の判定を行う判定回路と、前記音楽信号源の周波数特性を所望の周波数特性に調整する少なくとも一つ以上のフィルターにより構成された調整回路と、この調整回路の出力を切り換えるスイッチ回路から構成され、前記判定回路の出力を用いて前記スイッチ回路の制御を行うことにより、所望の周波数特性に調整した信号を出力させるようにした音響再生装置。
- 分割回路を複数個使用して、判定回路における周波数特性の判定の精度を向上させた請求項1に記載の音響再生装置。
- 調整回路を複数個使用して、任意の音楽信号源すべての周波数特性が調整可能となるようにした請求項1または請求項2に記載の音響再生装置。
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