JP2006351845A - 電子部品実装用基板及び実装方法並びに装置 - Google Patents

電子部品実装用基板及び実装方法並びに装置 Download PDF

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Abstract

【課題】はんだボールを発生することなく、電子部品のリードヘのはんだの濡れ上がりを改善する。
【解決手段】基板1と、基板1に設けられた電子部品実装用のスルーホール3と、基板1に設けられ、スルーホール3に熱を伝達する熱伝達用バイアホール4と、熱伝達用バイアホール4の内壁から基板1面にわたって設けられた熱伝達層6とを有し、プリント基板10のはんだの非フロー面12において、熱伝達層6がスルーホール3の近傍まで延長されて為り、熱伝達用バイアホールくの内壁から基板1面にわたって設けられた熱伝達層6が、はんだレジスト層7で覆われている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリント回路基板に電子部品を実装する電子部品実装用基板及び実装方法並びに装置に関する。
フローはんだ付け工法や局所フローはんだ付け工法において発生する、はんだ接合に関する不良として、スルーホールにおけるリード付き電子部品のリードヘのはんだの濡れ上がり不良が挙げられる。
この現象はリード部の先端側から供給される、加熱され溶融したはんだが、スルーホール内に十分に濡れ上がり充填される前に、冷却され、はんだの凝固温度となることで発生する。
特に、従来一般的に使用されている鉛入りはんだの融点は183℃であるが、近年、環境対応などの理由から電気製品への適用が急速に行われている鉛フリーはんだに切替えると、融点が代表的な例で約220℃へと40℃も上昇することから、従来の鉛入りはんだよりも、鉛フリーはんだの方が、はんだの濡れ上がり不良がより顕著に発生する。
また、この鉛フリーはんだ以外に、はんだ濡れ上がり性を悪化させる要因として、スルーホールに接続して配線される銅箔等からなる導電層の面積(体積)やリード付き電子部品の熱容量等があり、それらが大きいと、はんだの冷却を促進(熱ひけ)させて、はんだの濡れ上がり性を悪化させる。
このはんだの濡れ上がり不良は、スルーホール内に充填されるはんだの量が十分でないので、製品として使用される環境において、その温度変化などによるプリント回路基板及びリード付き電子部品の膨張・収縮等の繰り返しによって、スルーホール内のはんだにクラック(割れ)が発生した場合、製品の電気回路の断線故障等を引き起こしやすくなる等の問題がある。
下記特許文献1に、プリント回路基板に設けられたスルーホールに、リード付き電子部品のリードが挿入されたのち、フローはんだ付け工法を用いて、リードの先端側から加熱溶融されたはんだに漬浸した後、はんだから離し、はんだを冷却凝固させて、リード付き電子部品をプリント基板に接続する電子部品実装用基板が記載されている。
この技術では、はんだ濡れ上がり不良を改善する方策として、フローはんだ付け工法によるはんだ付けで電気的に接続させたいスルーホールとリード付き電子部品の周辺に、熱伝達用バイアホールを設けてスルーホールとべたパターンでつなぐ。そして、フローはんだ付けする際に、そのバイアホールに同時にはんだを充填させることで、そこからスルーホールに熱を伝達させて供給し、はんだ濡れ上がり性を良くしようとするものである。
特開2003−69202号公報
しかしながら、上記の従来方法では、前述のように熱伝達用バイアホール内にはんだを充填させ、そこから熱をべたパターンを介して伝えることではんだ濡れ上がり不良を改善するものである。したがって、はんだが充填された際に、プリント回路基板のはんだの非フロー面上に、はんだボールが発生し、端子間ショートを引き起こすことがあった。
本発明の目的は、このような従来技術の課題を解決し、はんだボールを発生することなく、電子部品のリードヘのはんだの濡れ上がりを改善することができる電子部品実装用基板及び実装方法並びに装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、基板に設けられた電子部品実装用のスルーホールと、前記基板に設けられ、このスルーホールに熱を伝達する熱伝達用バイアホールと、この熱伝達用バイアホールの内壁から前記基板面にかけて設けられた熱伝達層とを有し、前記基板のはんだの非フロー面において、前記熱伝達層が前記スルーホールの近傍まで延長されている、という構成になっている。
本発明によれば、はんだボールを発生することなく、電子部品のリードヘのはんだの濡れ上がりを改善することができる電子部品実装用基板及び実装方法並びに装置を提供することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
《実施の形態1》
図1(a)は本発明の実施の形態1のはんだ付けがされる前のプリント回路基板の断面図、(b)はプリント回路基板をはんだの非フロー面から見た図である。なお、図1(a)は、図1(b)のA−A’切断線における断面図である(図2、図4〜6においても同様)。
図において、10は電子部品実装用基板であるプリント回路基板、1は例えばガラスエポキシ樹脂からなる基板、2はリード付き電子部品のリード、3はスルーホール、4は熱伝達用バイアホール、5は例えば銅箔からなる電気回路用導電層、6は例えば銅箔からなる熱伝達層、7ははんだレジスト層、11はプリント基板10のはんだのフロー面、12はプリント回路基板10のはんだの非フロー面である。
本実施の形態のプリント回路基板10の基板1は例えばガラスエポキシ樹脂からなり、このプリント回路基板10(基板1)の上面であるはんだの非フロー面12と、下面であるフロー面11とを貫通し、リード付き電子部品(図示省略)のリード2が挿入され、電気的接続対象であるスルーホール3と、リード付き電子部品のリード2が挿入されず、電気的接続を行わない、スルーホール3への熱伝達を目的とした熱伝達用バイアホール4を有している。
スルーホール3の内壁と、スルーホール3の開口部近傍の非フロー面12及びフロー面11には例えば鋼箔からなる電気回路用導電層5が形成されている。また、熱伝達用バイアホール4の内壁と、開口部近傍の非フロー面12及びフロー面11には例えば同様に銅箔からなる熱伝達層6が形成されている。スルーホール3の内壁及び開口部近傍に設けられた電気回路用導電層5は、その開口部からさらに延長され、他の電子部品と接続することで電気回路を構成している。一方、熱伝達用バイアホール4の内壁及び開口部近傍に設けられた熱伝達層6は、他の電気回路とは接続されておらず切り離されている。そして、熱伝達層6は非フロー面12側においてのみ、開口部から延長され、図1(b)に示すように、熱を伝える対象となるスルーホール3の近傍を取り巻くように設けられている。また、スルーホール3の内壁、及び開口部近傍の電気回路用導電層5を円環状に残し(この円環状に残した開口部近傍の電気回路用導電層5は「ランド」と呼ばれる)、それ以外の部分ははんだレジストと呼ばれる樹脂からなるはんだレジスト層7でコーティングされ、はんだが付着しない構造となっており、はんだ付けが不要な部位でのショート等の不良を防止している。
一方、熱伝達用バイアホール4の熱伝達層6はすべて、図1(a)に示すように、はんだレジスト層7でコーティングされている。
次に、プリント回路基板10とリード付き電子部品とをフローはんだ付け工法によって接続する方法について述べる。一般的に、プリント回路基板10にリード付き電子部品を搭載した後、プリント基板10はコンベアで搬送され、プリント回路基板10のフロー面11全面にフラックスと呼ばれる薬品を塗布し、フローはんだ装置によって加熱溶融したはんだをプリント回路基板10のフロー面11全面に接触させることではんだをスルーホール3に充填し、その後、冷却凝固させることでリード付き電子部品のリード2とスルーホール3との接続を行う。はんだはスルーホール3に侵入し、フロー面11から非フロー面12に向かって濡れ上がり充填されていくが、電気回路用導電層5やリード付き電子部品等に熱を奪われ、はんだの温度は低下する。はんだの温度が融点以下になると、スルーホール3にはんだが100%充填される前に凝固し、はんだ濡れ上がり不良となってしまう。
しかし、本実施の形態のプリント回路基板10では、熱は熱伝達用バイアホール4に設けられた熱伝達層6を通じてスルーホール3の近傍の非フロー面12側まで伝えられ、スルーホール3の冷却を防ぐことができ、はんだの凝固、つまり、はんだ濡れ上がりの不良を防ぐこことができる。特に、プリント回路基板10のコンベアでの搬送時に、プリント基板10の搬送方向に対し、上流側に熱伝達用バイアホール4を設ける構造、すなわち、スルーホール3よりも熱伝達用バイアホール4の方が先にはんだに接触するような構造にすると、フローはんだ装置を進む時間経過の中で、先に熱伝達用バイアホール4にはんだが接触することで効果的にスルーホール3に熱を伝えることができる。
また、スルーホール3に熱が伝導するまでの比較的長い時間、熱伝達用バイアホール4にはんだが漬浸しても、熱伝達用バイアホール4がはんだレジスト層7に覆われているため、非フロー面12にはんだが飛び出したり、はんだボールが発生することはない。以上説明したように本実施の形態の電子部品実装用基板(プリント回路基板10)は、基板1と、基板1に設けられた電子部品実装用のスルーホール3と、基板1に設けられ、スルーホール3に熱を伝達する熱伝達用バイアホール4と、熱伝達用バイアホール4の内壁から基板1面にわたって設けられた熱伝達層6とを有し、基板1のはんだの非フロー面12において、熱伝達層6がスルーホール3の近傍まで延長されている。このような構成により、熱はスルーホール3の近傍まで延長された熱伝達層6を通じて非フロー面12側のスルーホール3まで伝えられ、スルーホール3に熱が良好に伝達され、スルーホール3の冷却を防ぐことができ、はんだ濡れ上がりの不良を防ぐことができる。
また、熱伝達用バイアホール4の内壁から基板1面にわたって設けられた熱伝達層6が、はんだレジスト層7で覆われている。このように熱伝達用バイアホール4がはんだレジスト層7で覆われているので、上記従来技術のように熱伝達用バイアホールにはんだを直接充填することで熱を伝えるのではなく、加熱され、溶融したはんだを熱伝達用バイアホール4に接触させることによって、熱伝達層6に熱を伝えるため、はんだが非フロー面12側に熱伝達用バイアホール4を濡れ上がっていくことがない。したがって、はんだボールが発生することなく、リード付き電子部品のリード2を電気的に接続する対象であるスルーホール3を加熱でき、スルーホール3部の良好なはんだ濡れ上がり性を得ることができる。
また、基板1の搬送方向に対し、スルーホール3よりも上流側に熱伝達用バイアホール4が設けられている。これにより、フローはんだ装置を進む時間経過の中で、先に熱伝達用バイアホール4にはんだが接触することで効果的にスルーホール3に熱を伝えることができる。
《実施の形態2》
図2(a)は本発明の実施の形態2のはんだ付けがされる前のプリント回路基板10の断面図、(b)はプリント基板10を非フロー面12から見た図、図3(c)はフロー面11を非フロー面12から見た透視図である。
本実施の形態が、上記実施の形態1と異なる点は、電気回路用導電層5を延長して電気回路を引き回すのは、プリント回路基板10のフロー面11のみとなっている。また、熱伝達用バイアホール4の内壁及び開口部近傍に設けられた熱伝達層6は、他の電気回路とは接続されておらず切り離されている。そして、非フロー面12側においてのみ熱伝達用バイアホール4の開口部から延長され、図2(b)に示すように、スルーホール3の全周囲を取り囲むように設けられている。本実施の形態の電気回路用導電層5をフロー面11のみで延長する構造は、上記実施の形態1と異なり、非フロー面12にて熱伝達層6を自由に配置することができ、スルーホール3の全周を取り囲むことが可能になる。
その他の構成・作用・効果、及びフローはんだ付け工法によってはんだが充填される機構は、上記実施の形態1と同様なので説明を省略する。
このように本実施の形態では、非フロー面12において、熱伝達層6がスルーホール3の全周囲を取り囲むように配置されている。これにより、リード付き電子部品を電気的に接続する対象であるスルーホール3への熱伝達効果をさらに増強することができる。
また、スルーホール3の内壁に設けられた導電層に接続された電気回路用導電層5が、基板1のフロー面11のみに形成されている。これにより、非フロー面12にて熱伝達層6を配置する自由度が増強する。つまり、非フロー面12にて電気回路用導電層5を延長する場合、レイアウトの制約上、スルーホール3の全周を熱伝達層6で取り囲むのは困難であり、スルーホール3への熱伝達効果が不十分なので、電気回路用導電層はフロー面11、熱伝達層6は非フロー面12に限定することによって熱伝達効果を最大とすることができる。また、熱伝達用バイアホール4の配置の自由度を向上でき、熱伝達用バイアホール4をスルーホール3の近傍に設ける際の上記従来技術のレイアウト制約を解消できる。
《実施の形態3》
図4(a)は本発明の実施の形態3のはんだ付けがされる前のプリント回路基板10の断面図、(b)はプリント基板10を非フロー面12から見た図である。
本実施の形態が、上記実施の形態1と異なる点は、熱伝達用バイアホール4の内壁及び開口部に設けられた熱伝達層6が、非フロー面12において、電気回路用導電層5と接続され、電気回路を構成している点である。
その他の構成・作用・効果、及びフローはんだ付け工法によってはんだが充填される機構は、上記実施の形態1と同様なので説明を省略する。本実施の形態のスルーホール3と熱伝達用バイアホール4が接続されている構成の効果として、熱伝達層6を用いて、直接、はんだの熱をスルーホール3に伝えるため、熱伝達用バイアホール4からスルーホール3までの温度低下が少なく、スルーホール3をより効果的に加熱することができ、はんだ濡れ上がり不良を改善できる。
このように本実施の形態では、非フロー面12において、熱伝達層6がスルーホール3の少なくとも内壁に設けられた導電層と接続されている。このようにリード付き電子部品のリード2を接続するスルーホール3と熱伝達用バイアホール4とを熱伝達層6で直接接続することで、はんだの熱を少ない温度低下でスルーホール3にさらに効果的に伝達でき、スルーホール3への熱伝達効果を増強できる。
また、スルーホール3の開口部近傍の非フロー面12に設けられた導電層を環状に一部残して、熱伝達層6がはんだレジスト層7で覆われている。これにより、はんだが非フロー面12側に熱伝達用バイアホール4を濡れ上がっていくことがなく、はんだボールが発生することなく、スルーホール3を加熱でき、良好なはんだ濡れ上がり性を得ることができる。
《実施の形態4》
図5(a)は本発明の実施の形態4のはんだ付けがされる前のプリント回路基板10の断面図、(b)はプリント回路基板10を非フロー面12から見た図である。
本実施の形態が、上記実施の形態1と異なる点は、熱伝達用バイアホール4の内壁及びプリント回路基板10のフロー面11と非フロー面12に設けられた熱伝達層6がはんだレジスト層7で覆われていない点である。すなわち、本実施の形態では、スルーホール3の内壁と開口部近傍の電気回路用導電層5を円環状に残し、それ及び熱伝達用バイアホール4の熱伝達層6以外の部分がはんだレジスト層7でコーティングされている。
その他の構成・作用・効果、及びフローはんだ付け工法によってはんだが充填される機構は、上記実施の形態1と同様なので説明を省略する。本実施の形態では、はんだが熱伝達用バイアホール4を濡れ上がり、非フロー面12にはんだが飛び出しても、熱伝達用バイアホール4の熱伝達層6にはんだが濡れることではんだがトラップされるため、はんだボールの発生を防止することができる(熱伝達層6と接合してはんだボールは発生しなくなる)。
このように本実施の形態では、熱伝達用バイアホール4の内壁から基板1面にわたって設けられた熱伝達層6がはんだレジスト層7で覆われておらず、はんだが濡れ上がる構造となっている。本構造では、はんだが熱伝達用バイアホール4を濡れ上がり、非フロー面12に飛び出しても、熱伝達用バイアホール4の周囲の熱伝達層6にはんだが濡れることでトラップされる(熱伝達層6と接合する)ため、はんだボールの発生を防止できる。
《実施の形態5》
図6(a)は本発明の実施の形態5のはんだ付けがされる前のプリント基板10の断面図、(b)はプリント回路基板10を非フロー面12から見た図である。
本実施の形態が、上記実施の形態1と異なる点は、スルーホール3の開口部近傍の非フロー面12の電気回路用導電層5がはんだレジスト層7で覆われている点である。
その他の構成・作用・効果、及びフローはんだ付け工法によってはんだが充填される機構は、上記実施の形態1と同様なので説明を省略する。本実施の形態では、スルーホール3の非フロー面12にはんだレジスト層7が掛かることで、スルーホール3の非フロー面12にはんだのフィレットが形成されないため、前述した鉛フリーはんだ特有の不良である、リフトオフ、すなわち、はんだフィレット剥離、及びランド剥離が発生するのを防止することができる。
このように本実施の形態では、スルーホール3の開口部近傍の非フロー面12の導電層がはんだレジスト層7で覆われている。このようにリード付き電子部品のリード2を電気的に接続する対象のスルーホール3の非フロー面12側の開口部の導電層(ランド)にもはんだレジスト層7を形成することで、非フロー面12にはんだフィレットが形成されず、はんだに鉛フリーはんだを用いた場合の、リフトオフ(はんだフィレットの剥離)、ランドの剥離などのはんだ付け品質不良の発生を防止できる。
《実施の形態6》
図7(a)、(c)は本発明の実施の形態6のはんだ付けがされる前のプリント回路基板10の断面図、(b)は予熱工程に用いられる予熱用のプレートを示す図、(d)ははんだ付け工程に用いられるはんだ付け用のプレートを示す図である。
(b)において、21は例えばステンレスからなる予熱用プレート、23ははんだ噴流用のノズル、25は加熱溶融したはんだ、(d)において、22は例えばステンレスからなるはんだ付け用プレート、24ははんだ噴流用のノズルである。
本実施の形態では、局所フローはんだ付け工法を用いる。プレートは2枚用いられ、予熱用プレート21とはんだ付け用プレート22が用いられる。図7(b)に示される予熱用プレート21は、熱伝達用バイアホール4に対応する位置に、溶融したはんだ25が噴流するノズル23が設けられ、図7(d)に示されるはんだ付け用プレート22は、スルーホール3に対応する位置に、溶融したはんだ25が噴流するノズル24が設けられている。
次に、はんだ付け手順について説明する。
プリント回路基板10に、リード付き電子部品を搭載した後、プリント回路基板10の非フロー面12にフラックスと呼ばれる薬品を塗布し、ハロゲンヒーターなどを用いて加熱する。次に、予熱用プレート21上にプリント基板10を搬送し、熱伝達用バイアホール4にノズル23から噴流される溶融したはんだ25を接触させる。すると、熱伝達層6を通じてスルーホール3を予熱することができる。
その後、はんだ付け用プレート22上にプリント回路基板10を搬送し、スルーホール3にノズル24から噴流される溶融したはんだ25を接触させ、スルーホール3にはんだ25を充填した後、冷却凝固させる。このとき、スルーホール3は十分加熱されているため、効果剛こはんだ濡れ上がり性を得ることができる。
このような方法(シーケンス)を用いると、熱伝達用バイアホール4及びスルーホール3に溶融したはんだ25が接触する時間をプログラムで決めることができるため、予熱時間も自由にコントロールすることができ、目的とする効果的なはんだ濡れ上がり性を確保することができる。
また、熱伝達用バイアホール4及びスルーホール3を加熱するための溶融したはんだ25が噴流するノズル23、24の位置は、自由に配置できるため、熱伝達用バイアホール4を適宜の位置に配置することができ、レイアウトの自由度が高く、熱伝達用バイアホール4をスルーホール3の近傍に設ける上記従来技術のレイアウト制約を解消できる。
以上説明したように本実施の形態の電子部品実装方法は、熱伝達用バイアホール4の予熱用プレート21上に基板1(プリント基板10)を搬送し、熱伝達用バイアホール4に溶融したはんだ25を接触させる工程と、スルーホール3のはんだ付け用プレート22上に基板1を搬送し、スルーホール3に溶融したはんだ25を接触させる工程とを有する。第2の手順である電気的接続対象であるスルーホール3をはんだ付けする前に、あらかじめ第1の手順で熱伝達用バイアホール4を含む熱伝達層6を予熱することで、スルーホール3を効果的に予熱することができる。また、はんだレジスト層7で覆われた熱伝達用バイアホール4や、はんだをトラップする導電層を設けたスルーホール3に対して予熱を行うので、予熱のために比較的長くはんだを接触させても、はんだボールやはんだ飛び出しがないので、予備加熱時間を長く設定でき、予熱時間の自由度を向上できる。また、熱伝達用バイアホール4及びスルーホール3を、はんだ付けの短時間に同時に加熱しなければ効果がでなかった上記従来技術のプロセスの制約を解消できる。
また、本実施の形態で用いる電子部品実装装置(はんだフロー装置)は、熱伝達用バイアホール4の予熱用プレート21と、スルーホール3のはんだ付け用プレート22とを具備する。このような実装装置により上記実装方法を容易に実施できる。
また、予熱用プレート21は、熱伝達用バイアホール4に対応する位置に、溶融したはんだ25が噴流するノズル23が設けられ、はんだ付け用プレート22は、スルーホール3に対応する位置に、溶融したはんだ25が噴流するノズル24が設けられている。熱伝達用バイアホール4及びスルーホール3を加熱するためのはんだが噴流するノズル23、24の位置は、自由に配置できるので、熱伝達用バイアホール4を任意の位置に配置でき、レイアウトの自由度が向上できる。
また、本実施の形態の実装装置のプログラムにおいて予熱時間を自由にコントロールできるため、目的とするスルーホール3の効果的なはんだ濡れ上がり性を確保できる。
次に、上記実施の形態1のプリント回路基板10と実装方法による効果について説明する。図8は上記実施の形態1のプリント回路基板10を用いて、上記実施の形態6の予熱用プレート21により熱伝達用バイアホール4を加熱した温度プロファイルaと、本発明を用いず、熱伝達用バイアホール4を加熱していない温度プロファイルbとを比較して示す図である。温度の測定個所は、スルーホール3の非フロー面12側の開口部である。
また、図9はリードのはんだ付け後、3秒経過したときのスルーホール3におけるはんだ25の充填率を比較して示す図である。(a)は熱伝達用バイアホール4を予熱した後、はんだ付けした場合(図8の温度プロファイルaの場合)、(b)は熱伝達用バイアホール4を予熱しないで、はんだ付けした場合(図8の温度プロファイルbの場合)を示す。
図8に示されるように、温度プロファイルaは、3秒で200℃に達する。ここでの200℃は一般的に、スルーホール3にはんだ25が図9(a)に示すように100%充填されるために必要な温度である。つまり、スルーホール3の非フロー面12側の開口部が200℃にならないと、はんだ25は100%充填されない。これに対して、温度プロファイルbは、3秒で180℃にしか達しないために、スルーホール3への充填率は、図9(b)に示すように67%ほどである。したがって、本シーケンスによるスルーホール3内のはんだ濡れ上がり効果は、+50%となる。また、200℃に達するには、4.5秒かかるため、差は1.5秒となり、これも本シーケンスによる効果が大きいことがわかる。
なお、以上説明した実施の形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施の形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
(a)は本発明の実施の形態1のはんだ付けがされる前のプリント回路基板の断面図、(b)はプリント回路基板をはんだの非フロー面から見た図である。 (a)は本発明の実施の形態2のはんだ付けがされる前のプリント回路基板の断面図、(b)はプリント回路基板をはんだの非フロー面から見た図である。 (c)は本発明の実施の形態2のフロー面を非フロー面から見た透視図である。 (a)は本発明の実施の形態3のはんだ付けがされる前のプリント回路基板の断面図、(b)はプリント回路基板をはんだの非フロー面から見た図である。 (a)は本発明の実施の形態4のはんだ付けがされる前のプリント回路基板の断面図、(b)はプリント回路基板をはんだの非フロー面から見た図である。 (a)は本発明の実施の形態5のはんだ付けがされる前のプリント回路基板の断面図、(b)はプリント回路基板をはんだの非フロー面から見た図である。 (a)、(c)は本発明の実施の形態6のはんだ付けがされる前のプリント回路基板の断面図、(b)は予熱工程に用いられる予熱用プレートを示す図、(d)ははんだ付け工程に用いられるはんだ付け用プレートを示す図である。 本発明の実施の形態1のプリント回路基板を用いて、実施の形態6の予熱用プレートにより熱伝達用バイアホールを加熱した温度プロファイルaと、本発明を用いず、熱伝達用バイアホールを加熱していない温度プロファイルbとを比較して示す図である。 リードのはんだ付け後、3秒経過したときのスルーホールにおけるはんだの充填率を比較して示す図で、(a)は熱伝達用バイアホールを予熱した後、はんだ付けした場合(温度プロファイルaの場合)、(b)は熱伝達用バイアホールを予熱しないで、はんだ付けした場合(温度プロファイルbの場合)を示す。
符号の説明
1…基板 2…リード
3…スルーホール 4…熱伝達用バイアホール
5…電気回路用導電層 6…熱伝達層
7…はんだレジスト層 10…プリント回路基板
11…フロー面 12…非フロー面
21…余熱用プレート 22…はんだ付け用プレート
23、24…ノズル 25…はんだ

Claims (12)

  1. 基板と、
    前記基板に設けられた電子部品実装用のスルーホールと、
    前記基板に設けられ、前記スルーホールに熱を伝達する熱伝達用バイアホールと、
    前記熱伝達用バイアホールの内壁から前記基板面にわたって設けられた熱伝達層とを有し、
    前記基板のはんだの非フロー面において、前記熱伝達層が前記スルーホールの近傍まで延長されていることを特徴とする電子部品実装用基板。
  2. 前記熱伝達用バイアホールの内壁から前記基板面にわたって設けられた熱伝達層が、はんだレジスト層で覆われていることを特徴とする請求項1記載の電子部品実装用基板。
  3. 前記非フロー面において、前記熱伝達層は前記スルーホールの全周囲を取り囲むように配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の電子部品実装用基板。
  4. 前記スルーホールの内壁に設けられた導電層に接続された電気回路用導電層は、前記基板のはんだのフロー面のみに形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の電子部品実装用基板。
  5. 前記非フロー面において、前記熱伝達層が前記スルーホールの少なくとも内壁に設けられた導電層と接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の電子部品実装用基板。
  6. 前記スルーホールの開口部近傍の前記非フロー面に設けられた導電層を環状に一部残して、前記熱伝達層がはんだレジスト層で覆われていることを特徴とする請求項5記載の電子部品実装用基板。
  7. 前記熱伝達用バイアホールの内壁から前記基板面にわたって設けられた熱伝達層がはんだレジスト層で覆われていないことを特徴とする請求項1記載の電子部品実装用基板。
  8. 前記スルーホールの開口部近傍の前記非フロー面の導電層がはんだレジスト層で覆われていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の電子部品実装用基板。
  9. 前記基板の搬送方向に対し、前記スルーホールよりも上流側に前記熱伝達用バイアホールを設けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の電子部品実装用基板。
  10. 請求項1乃至9のいずれか記載の電子部品実装用基板の電子部品実装方法において、
    前記熱伝達用バイアホールの予熱用のプレート上に前記基板を搬送し、前記熱伝達用バイアホールに溶融したはんだを接触させる工程と、前記スルーホールのはんだ付け用のプレート上に前記基板を搬送し、前記スルーホールに溶融したはんだを接触させる工程とを有することを特徴とする電子部品実装方法。
  11. 請求項10記載の電子部品実装方法に用いる電子部品実装装置において、
    前記熱伝達用バイアホールの予熱用のプレートと、前記スルーホールのはんだ付け用のプレートとを具備することを特徴とする電子部品実装装置。
  12. 前記予熱用のプレートは、前記熱伝達用バイアホールに対応する位置に、溶融したはんだが噴流するノズルが設けられ、
    前記はんだ付け用のプレートは、前記スルーホールに対応する位置に、溶融したはんだが噴流するノズルが設けられていることを特徴とする請求項11記載の電子部品実装装置。
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