JP2006350057A - ナビゲーション装置及び地図データ更新方法 - Google Patents

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武史 黒澤
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Abstract

【課題】 ナビゲーション装置にて追加された地図データを消去することなく、地図データを更新することができるようにする「ナビゲーション装置及び地図データ更新方法」を提供する。
【解決手段】 地図データを更新するための更新用地図データをディスク再生部9により再生した場合に、記憶制御部10は、地図データ生成部8にて生成され地図データ記憶部3に記憶されている追加用地図データを一時記憶部4に退避し、更新用地図データを地図データ記憶部3に書き込んだ後に、一時記憶部4から追加用地図データを読み出して地図データ記憶部3に書き込むようにしているので、追加用地図データを消去することなく、地図データを更新することができ、ユーザは、更新用地図データとナビゲーション装置11にて追加した追加用地図データとの両方を生かした詳細な地図データを使用することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子化された地図をディスプレイに表示するナビゲーション装置及びその電子化された地図の更新方法に関し、特に、最新の地図を表示できるようにしたナビゲーション装置及び地図データ更新方法に関する。
従来、車載用のナビゲーション装置では、自車両の現在位置や自車両の目的地などを画面上に表示する際に地図画像を表示している。ここで、地図画像を生成するための地図データを格納する記録媒体としてHDD(Hard Disc Drive)などの記録装置を備えたナビゲーション装置が知られている。
このように、地図データを格納するための記録装置としてHDDを使用する場合、新しくできた道路や施設などに対応して地図データを更新する方法として、更新された差分の地図データ(以下、更新用地図データと記述する)が記憶されているDVD−ROM(Digital Versatile Disc-Read Only Memory)やCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)などの記録媒体をディスク再生装置によって再生し、再生された更新用地図データをHDDに追加して記録するという方法が存在する。
また、センターとの間で通信を行う通信装置によって最新版の更新用地図データをセンターから取得する技術も知られている(例えば特許文献1など)。
特開平8−305282号公報
また、以上のように外部から更新用地図データを取得する方法ではなく、移動体の走行履歴を利用して、新しい道路などを示す地図データをナビゲーション装置の内部で作成する技術も知られている(例えば特許文献2など)。また、ユーザがリモコン等を操作して情報を入力することにより、新しい道路や施設の地図データを内部で生成してHDDに記録する技術も存在する。以下、ナビゲーション装置の内部で作成される追加の地図データを追加用地図データと呼ぶ。
特開平4−88390号公報
なお、地図データの更新に対応するために、記録装置として半導体メモリを使用する技術が知られている(例えば特許文献3など)。
特開2001−108451号公報
ナビゲーション装置内で追加用地図データを作成する従来技術では、追加用地図データは、元の地図データが記憶されているアドレスの後のアドレスに追加して記録される。一方、更新用地図データによって地図データの更新を行う従来技術の場合も、更新用地図データは、DVD−ROM等の内部に書き込まれている指定アドレスに従って、元の地図データが記憶されているアドレスの後のアドレスに追加して記録される。そのため、追加用地図データを作成して地図データを更新していても、その後に更新用地図データを使って地図データを更新すると、ナビゲーション装置内で作成された追加用地図データが更新用地図データによって上書きされて消去されてしまうという問題点があった。この問題は、特許文献3のようにHDDの代わりに半導体メモリを用いても同じことである。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナビゲーション装置にて追加された追加用地図データを消去することなく、更新用地図データによって地図データを更新することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、地図データを更新するための更新用地図データを地図データ取得部により取得した場合に、ナビゲーション装置にて生成されて地図データ記憶部に記憶されている追加用地図データを一時記憶部に退避し、更新用地図データを地図データ記憶部に書き込んだ後に、一時記憶部から追加用地図データを読み出して地図データ記憶部に書き込むようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、元の地図データに更新用地図データを書き込む際に、当該更新用地図データが書き込まれる領域に記憶されていた追加用地図データがいったん別の一時記憶部に退避され、更新用地図データの書き込み後に、それとは異なる記憶領域に追加用地図データが書き戻されることとなるので、追加用地図データを消去することなく、地図データを更新することができる。これにより、更新用地図データによって地図データを更新した場合でも、ナビゲーション装置にて追加された追加用地図データをそれまで通り生かしておくことができる。従って、ユーザは、より詳細な地図データを使用することができる。
以下、本発明による一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナビゲーション装置11の構成例を示すブロック図である。ここで、本実施形態によるナビゲーション装置11は車両などに搭載される。
図1において、1は車両の現在位置を測定する位置検出部であり、自立航法センサ、GPS(Global Positioning System)受信機、位置計算用CPU等で構成されている。自立航法センサは、所定走行距離毎に1個のパルスを出力して車両の移動距離を検出する車速センサ(距離センサ)と、車両の回転角度(移動方位)を検出する振動ジャイロ等の角速度センサ(相対方位センサ)とを含む。自立航法センサは、これらの車速センサおよび角速度センサによって車両の相対位置および方位を検出する。
位置計算用CPUは、自立航法センサから出力される自車の相対的な位置及び方位のデータに基づいて、絶対的な自車位置(推定車両位置)、方位および走行速度を計算する。また、GPS受信機は、複数のGPS衛星から送られてくる電波をGPSアンテナで受信して、3次元測位処理あるいは2次元測位処理を行って車両の絶対位置、方位および走行速度を計算する(車両方位は、現時点における自車位置と1サンプリング時間ΔT前の自車位置とに基づいて計算する)。
2は入力部であり、ナビゲーション装置11に対して各種の操作を行うものであり、ボタンやジョイスティックなどの各種操作子を備えている。この入力部2を用いて、例えば、元の地図データで表される地図上に存在していない新しい道路や施設の情報を追加入力することが可能である。
3は地図データ記憶部であり、地図表示や経路探索などに必要な各種の地図データを記憶している。地図データ記憶部3が記憶する地図データには、元々記憶されている元の地図データと、元の地図データを更新するために後述するディスク再生装置9により更新ディスク13から読み出される更新用地図データと、元の地図データに追加するためにナビゲーション装置11によって生成された追加用地図データとが含まれる。この地図データ記憶部3は、例えば、HDDにより構成される。なお、HDDの代わりに、半導体メモリなどの書き換え可能な記録媒体を用いても良い。
ここで、元の地図データ、更新用地図データ、追加用地図データなどの地図データは、図2に示すように、メルカルト図法で記述された地図を所定の幅の経度及び緯度により分割して生成したメッシュ毎に生成されている。各メッシュでは、地図の背景などの画像及び、地名や施設の名称などの文字を表示するための地図描画用データと、道路を表示するための道路形状表示用データと、ランドマークなどの施設(各種飲食店、各種小売店、ガソリンスタンド、銀行、行楽施設、宿泊施設など)のPOI(Point Of Interest)データとを位置情報と共に記憶する。
図2(a)は、あるメッシュについて地図データ記憶部3に記憶されている元の地図データを示すものであり、道路及びAという施設を有している。地図データ記憶部3の地図描画用データを記憶するための領域の第1のアドレスから第6のアドレスには、6個の地図描画用データが記憶されている。また、地図データ記憶部3の道路形状表示用データを記憶するための領域の第1のアドレスから第6のアドレスには、6個の道路形状表示用データが記憶されている。また、地図データ記憶部3のPOIデータを記憶するための領域の第1のアドレスには、1個のPOIデータが記憶されている。
また、図2(b)は、図2(a)と同じメッシュについての更新用地図データを示すものであり、2個の道路形状表示用データ及びBという施設を示すPOIデータを有している。図2(b)に示す更新用地図データには、図2(a)に示す元の地図データに対して追加された2個の道路形状表示用データと、1個のPOIデータとが含まれている。
なお、ここでは元の地図データから追加された新しい道路や施設のデータを差分データとして持つ例を示しているが、元の地図データから無くなった道路や施設を差分データとして持つ場合には、更新用地図データは、削除すべき道路形状表示用データや削除すべきPOIデータを記憶しているアドレスと、そのアドレスのデータの消去を指示する消去指示データとにより構成される。このような更新用地図データは、更新ディスク13によるアドレス指定に従って、元の地図データの最終アドレスの後のアドレスに書き込まれる。すなわち、2個の道路形状表示用データは第7のアドレス及び第8のアドレスに、1個のPOIデータは第2のアドレスに書き込まれる。
また、図2(c)は、図2(a)と同じメッシュについての追加用地図データを示すものであり、1個の道路形状表示用データ及びCという施設を示すPOIデータを有している。図2(c)に示す追加用地図データには、図2(a)に示す元の地図データに対して追加された1個の道路形状表示用データと、1個のPOIデータとが含まれる。このような追加用地図データは、後述する記憶制御部10によるアドレス指定に従って、元の地図データの最終アドレスの後のアドレスに書き込まれる。すなわち、1個の道路形状表示用データは第7のアドレスに、1個のPOIデータは第2のアドレスに書き込まれる。また、追加用地図データには、元の地図データや更新用地図データと区別するための識別データが付されている。
4は一時記憶部であり、後述するディスク再生装置9によって更新ディスク13から読み出した更新用地図データを地図データ記憶部3に書き込む際に、地図データ記憶部3に既に記憶されている追加用地図データを一時的に記憶する。この一時記憶部4は、例えばRAMにより構成される。
5は地図データメモリであり、地図表示や経路探索などのために地図データ記憶部3から読み出された地図データを一時的に格納する。6は読み出し制御部であり、地図データ記憶部3からの地図データの読み出しを制御する。具体的には、地図表示や経路探索などの通常使用時に、読み出し制御部6の制御によって地図データ記憶部3から地図データを読み出し、地図データメモリ5に格納する。すなわち、読み出し制御部6は、位置検出部1から車両現在位置の情報を入力し、その車両現在位置を含む所定範囲の地図データの読み出し指示を出力することにより、地図表示や誘導経路の探索に必要な地図データを地図データ記憶部3から読み出して地図データメモリ5に格納する。
7は表示制御部であり、地図データメモリ5に格納された地図データに基づいて、後述する表示部12への表示に必要な地図画像データを生成する。この地図画像データには、POIデータによって特定される施設など示すアイコンも含まれる。また、表示制御部7は、入力部2を用いて各種の操作を行う際に必要なメニュー画像を生成して表示部12に出力する。また、表示制御部7は、図示しないマーク等発生部により生成された自車両の位置マークを地図画像データに合成して表示部12に出力する。表示部12は、表示制御部7から自車両の位置マークや施設などを示すアイコンなどを合成した自車両周辺の地図画像や各種メニュー画像を画面上に表示する。
8は地図データ生成部であり、入力部2によって入力された情報や、位置検出部1によって検出された走行履歴を利用して、追加用地図データを生成する。例えば、入力部2によって追加用地図データを生成する際には、以下のような動作を行う。表示部12に地図画像が表示されている場合に、入力部2により新しいPOIデータを追加する指示が行われると、表示制御部7では、施設の位置を指定するためのカーソルを生成し、表示部12に表示する。ユーザは、入力部2によりカーソルを動かして所望の位置を指定し、施設の種類(各種飲食店、各種小売店、ガソリンスタンド、銀行、行楽施設、宿泊施設など)を指定する。地図データ生成部8は、指定された施設の種類などを示すPOIデータ及び施設の位置情報を追加用地図データとして生成する。ここで、道路を追加する場合も同様の動作を行う。
また、ナビゲーション装置11によって自動的に追加用地図データを生成する際には、以下のような動作を行う。地図データ生成部8は、位置検出部1から入力した車両の現在位置情報と地図データメモリ5から入力した車両の周辺の地図データとを比較して、車両が道路上に存在するか否かを判定する。そして、車両が道路上に存在していないと地図データ生成部8にて判断した場合には、地図データ生成部8は、車両が地図データ上に存在しない新しい道路を走行しているものとして、車両が走行した軌跡を道路とする道路形状表示用データを生成する。ここで、車両が道路上に存在するか否かを判定する場合、位置検出部1によって検出される車両の位置情報の誤差を考慮して、多少のずれを吸収するようにしても良い。例えば、車両の現在位置から所定の範囲内に道路が存在する場合には、地図データ生成部8は、車両が道路上に存在していると判断するようにしても良い。
ディスク再生装置(特許請求の範囲の地図データ取得部に該当する)9は、DVD−ROM等の更新ディスク13から更新用地図データを読み出す。なお、ここでは更新用地図データを記録する媒体としてDVD−ROMを用いているが、CD−ROMなどの他の媒体を用いても良い。また、ディスク再生装置7の代わりに通信装置を用いて、図示しないデータセンターなどから通信ネットワークを介して更新用地図データを取得するようにしても良い。
10は記憶制御部であり、地図データ記憶部3に追加用地図データや更新用地図データを記録する際の動作を制御する。具体的には、ディスク再生装置9によって読み出された更新用地図データを地図データ記憶部3に記録する場合に、記憶制御部10は、既に地図データ記憶部3に記憶されている追加用地図データを一時記憶部4に退避する。そして、記憶制御部10は、地図データ記憶部3に記憶されている元の地図データの後のアドレスに更新用地図データを追加する。その後、記憶制御部10は、一時記憶部4に退避した追加用地図データを読み出して、地図データ記憶部3に追加して記憶された更新用地図データの後のアドレスに追加する。
ここで、記憶制御部10は、更新用地図データによる道路や施設と追加用地図データによる道路や施設とを比較する。そして、同一の道路や施設については、更新用地図データにより道路や施設を追加する。追加用地図データについては、更新用地図データと異なる道路や施設のみを追加する。このとき、追加用地図データのうち、更新用地図データと同じ道路や施設については、地図データ記憶部3に追加する前に、一時記憶部4から消去するのが好ましい。なお、同一の地図データであるか否かを判定する場合、両者の誤差を考慮して、多少のずれを吸収するようにしても良い。例えば、更新用地図データによる道路や施設の位置から所定の範囲内に追加用地図データによる同一の種類の道路や施設が存在する場合には、記憶制御部10は、更新用地図データによる道路や施設と追加用地図データによる道路や施設とが同一であると判断する。
図3は、本実施形態のナビゲーション装置11による地図データの更新の流れを示す図である。例えば、地図データ記憶部3には、図3(a)に示すような元の地図データが記憶されている(図2(a)と同じ)。この状態でナビゲーション装置11によって図2(c)のような追加用地図データが生成されると、図3(b)に示すように、記憶制御部10は、地図データ記憶部3の道路形状表示用データを記憶する領域の第7のアドレス及びPOIデータを記憶する領域の第2のアドレスに追加用地図データを追加する(1つの道路とCという施設が追加される)。
この状態で、ディスク再生装置9が更新ディスク13を再生すると、記憶制御部10は、地図データ記憶部3に記憶されている追加用地図データ(道路形状表示用データを記憶する領域の第7のアドレス及びPOIデータを記憶する領域の第2のアドレスに記憶されているデータ)を一時記憶部4に退避する。そして、記憶制御部10は、ディスク再生装置9によって更新ディスク13から読み出された図2(b)のような更新用地図データを、地図データ記憶部3上で元の地図データが記憶されている最終アドレスの後のアドレスから追加する。具体的には、図3(c)に示すように、地図データ記憶部3の道路形状表示用データを記憶する領域の第7のアドレスと第8のアドレス及びPOIデータを記憶する領域の第2のアドレスに更新用地図データを追加する(2つの道路とBという施設が追加される)。これにより、第7のアドレスと第2のアドレスに元々記憶されていた追加用地図データは、更新用地図データによって上書きされる。
次に、記憶制御部10は、図3(c)のように地図データ記憶部3に追加された更新用地図データと、一時記憶部4に記憶されている追加用地図データとを比較する。そして、一時記憶部4に記憶されている道路形状表示用データ(地図データ記憶部3の第7のアドレスに元々記憶されていたデータ)が更新用地図データの道路形状表示用データ(第7のアドレス及び第8のアドレスに新たに記憶されたデータの何れか)と同一であると判断した場合には、その同一の道路形状表示用データを一時記憶部4から消去する。また、一時記憶部4に記憶されているPOIデータ(地図データ記憶部3の第2のアドレスに元々記憶されていたデータ)が更新用地図データのPOIデータ(第2のアドレスに新たに記憶されたデータ)と同一であると判断した場合には、その同一のPOIデータを一時記憶部4から消去する。
図3の例では、一時記憶部4に退避した追加用地図データの道路形状表示用データが更新用地図データの道路形状表示用データの1つと同じであると判断して、道路形状表示用データを一時記憶部4から消去する。一方、一時記憶部4に退避した追加用地図データのPOIデータは、更新用地図データのPOIデータと同じではないと判断して、POIデータは一時記憶部4から消去せずに残しておく。その後、記憶制御部10は、図3(d)に示すように、一時記憶部4に記憶されている追加用地図データを、更新用地図データが追加された後のアドレスから追加する。この例では、地図データ記憶部3の道路形状表示用データとして追加される追加用地図データはなく、地図データ記憶部3のPOIデータを記憶する領域の第3のアドレスに一時記憶部4に記憶されている追加用のPOIデータが追加される(Cという施設が追加される)。
次に、本実施形態によるナビゲーション装置11の動作及び地図データ更新方法を説明する。図4は、本実施形態によるナビゲーション装置11の動作及び地図データ更新方法を示すフローチャートである。図4において、まず、記憶制御部10は、ディスク再生装置9によって更新ディスク13が再生されたか否かを調べる(ステップS1)。ディスク再生装置9によって更新ディスク13が再生されていないと記憶制御部10にて判断した場合には(ステップS1にてNO)、記憶制御部10は、地図データ生成部8にて追加用地図データが生成されたか否かを調べる(ステップS2)。地図データ生成部8にて追加用地図データが生成されていないと記憶制御部10にて判断した場合には(ステップS2にてNO)、ステップS1の処理に戻る。
一方、地図データ生成部8にて追加用地図データが生成されたと記憶制御部10にて判断した場合には(ステップS2にてYES)、記憶制御部10は、地図データ生成部8にて生成された追加用地図データを地図データ記憶部3の元の地図データに追加する(ステップS3)。
一方、ディスク再生装置9によって更新ディスク13が再生されていると記憶制御部10にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、記憶制御部10は、地図データ生成部8によって生成された追加用地図データが地図データ記憶部3に記憶されているか否かを調べる(ステップS4)。地図データ記憶部3に追加用地図データが記憶されていないと記憶制御部10にて判断した場合には(ステップS4にてNO)、記憶制御部10は、ディスク再生装置9によって更新ディスク13から読み出された更新用地図データを地図データ記憶部3の元の地図データに追加する(ステップS5)。
一方、地図データ記憶部3に追加用地図データが記憶されていると記憶制御部10にて判断した場合には(ステップS4にてYES)、記憶制御部10は、地図データ記憶部3に記憶されている追加用地図データを一時記憶部4に退避する(ステップS6)。そして、記憶制御部10は、ディスク再生装置9によって更新ディスク13から読み出された更新用地図データを地図データ記憶部3の元の地図データに追加する(ステップS7)。
次に、記憶制御部10は、地図データ記憶部3に記憶された更新用地図データと一時記憶部4に記憶された追加用地図データとを比較し、更新用地図データによる道路や施設の中に追加用地図データによる道路や施設と同一のものがあるか否かを調べる(ステップS8)。更新用地図データによる道路や施設の中に追加用地図データによる道路や施設と同一のものがないと記憶制御部10にて判断した場合には(ステップS8にてNO)、ステップS10にジャンプする。
一方、更新用地図データによる道路や施設の中に追加用地図データによる道路や施設と同一のものがあると記憶制御部10にて判断した場合には(ステップS8にてYES)、記憶制御部10は、一時記憶部4に記憶されている該当する道路や施設のデータを消去し、(ステップS9)ステップS10に移行する。
ステップS10では、記憶制御部10は、地図データ記憶部3に記憶されている元の地図データ及び更新用地図データの後に、一時記憶部4に記憶されている追加用地図データを追加する。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ディスク再生装置9により再生した更新用地図データを地図データ記憶部3に書き込む際に、記憶制御部10は、地図データ生成部8により生成され地図データ記憶部3に記憶されている追加用地図データを一時記憶部4に退避する。そして、地図データ記憶部3に更新用地図データを書き込んだ後に、一時記憶部4から追加用地図データを読み出して地図データ記憶部3に書き込むようにしている。これにより、更新用地図データによって地図データを更新した場合でも、地図データ生成部8にて追加された追加用地図データを消去することなく生かすことができる。従って、ユーザは、より詳細な地図データを使用することができる。
また、本実施形態によれば、更新用地図データと追加用地図データとを比較して、同一の道路や施設が存在する場合には、一時記憶部4に記憶されている該当するデータを消去してから地図データ記憶部3に書き込むようにしているので、地図データ記憶部3に記憶される地図データが重複しないようにすることができる。従って、地図データ記憶部3の使用領域を削減することができる。
なお、前述した本実施形態では、一時記憶部4は地図データ記憶部3と異なる記憶装置であるが、これに限定されない。例えば、地図データ記憶部3を構成するHDDの別の領域を一時記憶部とするようにしても良い。
また、本実施形態では、記憶制御部10は、地図データ記憶部3に記憶された更新用地図データと一時記憶部4に記憶された追加用地図データとを比較する前に、更新用地図データを地図データ記憶部3の元の地図データに追加しているが、これに限定されない。例えば、記憶制御部10は、地図データ記憶部3に記憶された更新用地図データと一時記憶部4に記憶された追加用地図データとを比較し、一時記憶部4に記憶されている該当する道路や施設のデータを消去してから、ディスク再生装置9によって更新ディスク13から読み出された更新用地図データを地図データ記憶部3の元の地図データに追加するようにしても良い。
また、本実施形態において、地図データ生成部8によって生成された追加用地図データを送信する送信装置を設けるようにしても良い。そして、更新ディスク13を供給するメーカなどが受信装置を設け、送信装置から送信される追加用地図データを受信することで、メーカは追加用地図データを解析することができ、より精度の高い地図データを作成することができる。
その他、前記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、更新ディスクをディスク再生装置に挿入することで、地図データの更新を行うナビゲーション装置に有用である。
本実施形態によるナビゲーション装置の構成例を示すブロック図である。 本実施形態のナビゲーション装置による地図データの例を示す図である。 本実施形態のナビゲーション装置による地図データの更新の流れの例を示す図である。 本実施形態によるナビゲーション装置の動作及び地図データ更新方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1 位置検出部
2 入力部
3 地図データ記憶部
4 一時記憶部
5 地図データメモリ
6 読み出し制御部
7 表示制御部
8 地図データ生成部
9 ディスク再生装置
10 記憶制御部
11 ナビゲーション装置
12 表示部
13 更新ディスク

Claims (4)

  1. 元の地図データに追加される追加用地図データを生成する地図データ生成部と、
    前記元の地図データ及び前記地図データ生成部により生成された追加用地図データを識別可能に記憶する地図データ記憶部と、
    前記元の地図データを更新するための更新用地図データを取得する地図データ取得部と、
    前記追加用地図データを一時的に記憶する一時記憶部と、
    前記地図データ取得部により前記更新用地図データを取得した場合に、前記地図データ記憶部に記憶されている前記追加用地図データを前記一時記憶部に退避し、前記更新用地図データを前記地図データ記憶部に書き込んだ後に、前記一時記憶部から読み出した前記追加用地図データを前記地図データ記憶部の前記更新用地図データと異なる記憶領域に書き込む記憶制御部と、
    を備えたナビゲーション装置。
  2. 前記記憶制御部は、前記地図データ取得部により取得した更新用地図データと前記一時記憶部に記憶されている追加用地図データとを比較し、前記追加用地図データについては前記更新用地図データと内容が異なるもののみを前記地図データ記憶部に書き込むことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記記憶制御部は、前記地図データ取得部により取得した更新用地図データと前記一時記憶部に記憶されている追加用地図データとを比較し、前記更新用地図データと同じ内容の前記追加用地図データを前記一時記憶部から消去し、消去処理後の追加用地図データを前記地図データ記憶部に書き込むことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  4. 地図データを更新するための更新用地図データが地図データ取得部によって取得されたか否かを記憶制御部にて調べる第1のステップと、
    前記第1のステップにて、前記更新用地図データが取得されたと前記記憶制御部にて判断した場合に、前記地図データを記憶する地図データ記憶部に地図データ生成部にて生成された追加用地図データが記憶されているか否かを前記記憶制御部にて調べる第2のステップと、
    前記第2のステップにて、追加用地図データが前記地図データ記憶部に記憶されていると前記記憶制御部にて判断した場合に、前記追加用地図データを前記記憶制御部により一時記憶部に退避する第3のステップと、
    前記記憶制御部により前記更新用地図データを前記地図データ記憶部に書き込む第4のステップと、
    前記記憶制御部により前記追加用地図データを前記一時記憶部から読み出して、読み出した追加用地図データを前記地図データ記憶部の前記更新用地図データと異なる記憶領域に書き込む第5のステップと、
    を備えた地図データ更新方法。
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