JP2006348834A - 燃料吸着部材及びエアクリーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルタエレメントの隣接するエレメントひだ同士を密着しないように保持することができて、ダスト捕捉性能が低下するのを抑制することができるとともに、バックファイアの圧力による破損を防止できるようにすること。
【解決手段】 フィルタハウジング11内に、揮発燃料を吸着するための燃料吸着部材16を、ひだ折り状のフィルタエレメント14の下流側に位置するように配設する。燃料吸着部材16にはフィルタエレメント14の隣接するエレメントひだ14a間に挿入配置されて、エレメントひだ14a間の間隔を保持するための保持構造を設ける。保持構造として、燃料吸着部材16を屈曲させて保持用ひだ16gを形成し、その保持用ひだ16gをフィルタエレメント14のエレメントひだ14a間に配置する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、エンジンの吸気系から漏れ出す揮発燃料を吸着するための燃料吸着部材及びその燃料吸着部材を備えたエアクリーナに関するものである。
従来、この種の燃料吸着部材及びエアクリーナとしては、例えば特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成のものが提案されている。すなわち、特許文献1及び特許文献2においては、フィルタハウジング内に吸入エアを濾過するためのひだ折り状のフィルタエレメントがエア流路と交差するように配設されている。また、フィルタハウジング内において、フィルタエレメントの下流側のエア流路にはエンジンの吸気系から漏れ出す揮発燃料を吸着するための燃料吸着部材がエア流路と交差するように配設されている。
さらに、特許文献2においては、燃料吸着部材に耐熱性ネットが設けられており、バックファイアが生じた場合に、炎が通過するのを耐熱性ネットにより阻止して、燃料吸着部材及び燃料吸着部材の上流側に配置されたフィルタエレメントが損傷するのを防止するようになっている。
特開2002−266713号公報 特開2002−276486号公報
ところが、これらの従来のエアクリーナにおいては、次のような問題があった。
すなわち、特許文献1及び特許文献2に記載の構成では、バックファイアの発生時に、その圧力により燃料吸着部材全体がフィルタエレメント側に押し出されて、フィルタハウジングに対する燃料吸着部材の取付部が破損するおそれがある。なお、特許文献2の構成では、バックファイアの炎に対して耐熱性ネットが保護機能を発揮することができるが、バックファイアの圧力に対しては保護機能を期待することができない。
さらに、特許文献1及び特許文献2に記載の構成では、フィルタエレメントがひだ折り状に形成されて、エア流路と交差した状態に配設されている。このため、図7の2点鎖線から明らかなように、エアの吸入時に、フィルタエレメント34の各エレメントひだ34aが吸入エアにより下流側に向かって膨らむように変形し、このため、隣接するエレメントひだ34a同士が密着し、フィルタエレメント34の通気性が損なわれて、ダスト捕捉性能が著しく低下するという問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、フィルタエレメントの隣接するエレメントひだ同士を密着しないように保持することができて、ダスト捕捉性能が低下するのを抑制することができるとともに、バックファイアの発生時には、燃料吸着部材の取付部が破損するおそれを抑止することができる燃料吸着部材及びエアクリーナを提供することにある。
上記の目的を達成するために、燃料吸着部材に係る請求項1に記載の発明は、揮発燃料を吸着するための吸着材を保持し、ひだ折り状のフィルタエレメントの下流側に位置するようにエアクリーナ内に設けられる燃料吸着部材において、フィルタエレメントの隣接するエレメントひだ間に挿入配置されて、そのエレメントひだ間の間隔を保持するための保持手段を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記保持手段は、フィルタエレメントと対向する部分を屈曲させて形成された保持用ひだであって、その保持用ひだがフィルタエレメントのエレメントひだ間に配置されるようにしたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記保持用ひだは、断面ほぼくさび形状をなしていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、フィルタエレメントと対向する部分に枠部材が固定され、その枠部材に保持手段を構成する突起が設けられたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記突起は、ほぼくさび形状をなしていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、ひだ折り状のフィルタエレメントを設けたエアクリーナにおいて、前記フィルタエレメントのエア流の下流側には請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の燃料吸着部材を配置して、その燃料吸着部材の保持手段によりフィルタエレメントのエレメントひだ間の間隔を保持したことを特徴とする。
(作用)
請求項1に記載の発明においては、エアの吸入時に、燃料吸着部材に設けられた保持手段により、フィルタエレメントの隣接するエレメントひだ同士が密着しないように保持されている。よって、フィルタエレメントの通気性が損なわれようなことはなく、ダスト捕捉性能が低下するのを抑制することができる。また、バックファイアの発生時には、その圧力により燃料吸着部材全体がフィルタエレメント側に押し出されようとするが、その押し出し力が保持手段を介してフィルタエレメントにより受け止められる。従って、バックファイアの圧力により、フィルタハウジングに対する燃料吸着部材の取付部が破損するおそれを防止することができる。
請求項2に記載の発明においては、燃料吸着部材を屈曲させて保持手段としての保持用ひだを形成しているので、燃料吸着部材以外の部材を設ける必要がなく、保持手段の構成を簡素化することができる。また、燃料吸着部材の保持用ひだをフィルタエレメントのエレメントひだ間に配置したことにより、フィルタエレメントの隣接するエレメントひだ同士を密着しないように確実に保持することができる。さらには、燃料吸着部材に保持用ひだを形成したことにより、燃料吸着部材の表面積が広くなり、燃料吸着機能を向上させることができる。
請求項3に記載の発明は、燃料吸着部材の保持用ひだが断面ほぼくさび状をなしているため、フィルタエレメントの清掃や交換時において、その清掃や交換後にフィルタエレメントをエアクリーナのハウジングに取り付ける際に、燃料吸着部材の保持用ひだをフィルタエレメントのエレメントひだ間に容易に入り込ませることができ、フィルタエレメントの取り付けを支障なく行うことができる。
請求項4に記載の発明においては、燃料吸着部材に枠部材が固定され、その枠部材上の突起がフィルタエレメントのエレメントひだ間に配置されている。よって、燃料吸着部材の本体の構成に変更を加える必要がなく、燃料吸着部材の製造工程に大きな変更を施す必要がない。
請求項5に記載の発明は、請求項3とほぼ同様に、突起が断面ほぼくさび状をなしているため、フィルタエレメントの清掃や交換時において、フィルタエレメントをエアクリーナのハウジングに取り付ける際に、突起をフィルタエレメントのエレメントひだ間に容易に入り込ませることができ、フィルタエレメントの取り付けを支障なく行うことができる。
請求項6に記載の発明は、前述した請求項1〜5の発明の発明における作用を備えたエアクリーナを実現できる。
以上のように、この発明によれば、フィルタエレメントの隣接するエレメントひだ同士を密着しないように保持することができて、ダスト捕捉性能が低下するのを抑制することができる。また、バックファイアの発生時には、その圧力により燃料吸着部材の取付部が破損するおそれを抑制することができる。
(第1実施形態)
以下に、この発明の第1実施形態を、図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態のエアクリーナのフィルタハウジング11は、インレットポート12aを有するとともに上面を開口した第1ハウジング12と、アウトレットポート13aを有するとともに下面を開口した第2ハウジング13とに分割して構成されている。そして、この第1ハウジング12及び第2ハウジング13は、それらの開口部において互いに重合した状態で、図示しないクランプにより着脱可能に結合されている。
前記第1ハウジング12と第2ハウジング13との開口部間には、多数のエレメントエレメントひだ14aを有するひだ折り状のフィルタエレメント14がインレットポート12aからアウトレットポート13aに至るエア流路と交差するように着脱可能に配設されている。そして、エンジンの運転時に、このフィルタエレメント14により、エンジンの吸気系に吸引されるエアが濾過されるようになっている。
前記フィルタエレメント14のエア流の下流側において、第2ハウジング13の内壁には複数の取付座15が突出形成されている。そして、取付座15上のピン15aを図2及び図3に示す燃料吸着部材16の外周フランジ16aの取付孔16bに挿通して熱カシメすることにより、この取付座15上に通気性を有する燃料吸着部材16がエア流路と交差するように取り付け配置されている。また、この燃料吸着部材16は、不織布等よりなるシート基材16cに活性炭等の粒状吸着材16dを保持してなる保持シート16eを、表裏から不織布等よりなる一対の被覆シート16fにより被覆して構成されている。そして、この燃料吸着部材16の粒状吸着材16dにより、エンジンの吸気系から漏れ出す揮発燃料が吸着されるようになっている。なお、前記両被覆シート16fのうち、少なくともエンジン側の被覆シート16fは、バックファイアの熱に耐え得るように、耐熱性の高い繊維により構成されている。
前記燃料吸着部材16は外周フランジ16aを除く部分、すなわち前記フィルタエレメント14と対向する部分をひだ折り状に屈曲して形成されており、このため、その下面にはフィルタエレメント14のエレメントエレメントひだ14aと同一ピッチの複数の保持用ひだ16gがエア流の上流側に向かって突出形成されている。そして、この保持用ひだ16gにより保持手段が構成され、これらの保持用ひだ16gがフィルタエレメント14の隣接するエレメントひだ14a間に挿入配置されることにより、フィルタエレメント14のエレメントひだ14a間の間隔が保持されるようになっている。
次に、前記のように構成されたエアクリーナの作用を説明する。
さて、エンジンの運転時には、エアがエアクリーナのフィルタハウジング11内を通してエンジンに吸引され、そのエアに含まれる塵埃等がフィルタエレメント14によって濾過される。このエアの吸入時には、フィルタエレメント14の各エレメントひだ14aが吸入エアの圧力により膨らむように変形し、このため、隣接するエレメントひだ14a同士が密着して、フィルタエレメント14の通気性が損なわれるおそれがある。ところが、フィルタエレメント14の各エレメントひだ14a間には燃料吸着部材16の保持用ひだ16gが挿入配置されて、エレメントひだ14a間の間隔が保持されている。このため、吸引エアによりフィルタエレメント14の隣接するエレメントひだ14a同士が密着することはなく、フィルタエレメント14の通気性が損なわれるのを防止して、ダスト捕捉性能が低下するのを抑止することができる。
また、エンジンの吸気系から揮発燃料が漏れ出した場合には、その揮発燃料がエアクリーナのフィルタハウジング11内に導入されて、燃料吸着部材16により吸着される。よって、揮発燃料が外気に放出され、大気汚染要因が発生しないようにすることができる。
さらに、エンジンにバックファイアが発生した場合には、その圧力がアウトレットポート13aからフィルタハウジング11内に導入されて、燃料吸着部材16全体がフィルタエレメント14側に押し出されようとする。ところが、燃料吸着部材16の保持用ひだ16gがフィルタエレメント14の各エレメントひだ14a間に挿入配置されているため、燃料吸着部材16に作用する押し出し力が保持用ひだ16gを介してフィルタエレメント14により受け止められる。従って、フィルタハウジング11に対する燃料吸着部材16の取付部がバックファイアの圧力によって破損するおそれを防止することができる。
以上に述べたこの第1実施形態の効果を列挙すれば以下のとおりである。
(1) 保持用ひだ16gにより、フィルタエレメント14の隣接するエレメントひだ14a同士が密着しないように保持されるため、フィルタエレメント14の通気性を確保して、ダスト捕捉性能を維持できる。
(2) バックファイアの発生時には、その圧力は、燃料吸着部材16だけではなく、ひだ16g,14aを介してフィルタエレメント14により受け止められる。従って、フィルタハウジングに対する燃料吸着部材16の外周フランジ16aが破損するおそれを防止することができる。
(3) 燃料吸着部材16を屈曲させて保持用ひだ16gを形成しているので、保持用ひだ16gを設けるための部材は不要であり、構成を簡素化することができる。
(4) 燃料吸着部材16を屈曲させて保持用ひだ16gを形成したことにより、燃料吸着部材16の全体の表面積が広くなり、燃料吸着機能を向上させることができる。
(5) 保持用ひだ16gが断面ほぼくさび状をなしているため、先端側が薄くなっている。従って、フィルタエレメント14の清掃や交換時において、フィルタエレメント14をフィルタハウジング11に取り付ける際に、燃料吸着部材16の保持用ひだ16gをフィルタエレメント14のエレメントひだ14a間にスムーズに入り込ませることができ、フィルタエレメント14の取付けが簡単になる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を、前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
さて、この第2実施形態においては、図4〜図6に示すように、燃料吸着部材16がフラットなシート状に形成されている。燃料吸着部材16の外周部の下面には、合成樹脂製の枠部材21が配置され、この枠部材21は、燃料吸着部材16の外周フランジ16aに接着固定された外枠部21aと、その外枠部21aの中央部に架設された中枠部21bとにより構成されている。前記外枠部21a及び中枠部21bの下面には、複数のくさび形状をなす突起21cがフィルタエレメント14のエレメントひだ14aと同一ピッチで形成されている。これらの突起21cが保持手段を構成している。そして、これらの突起21cがフィルタエレメント14の隣接するエレメントひだ14a間に挿入配置されることにより、フィルタエレメント14のエレメントひだ14a間の間隔が保持されるようになっている。
従って、この第2実施形態においては、前記第1実施形態における(1)(2)(5)の効果に加えて以下の作用効果を得ることができる。
(6) 燃料吸着部材16に別体の枠部材21が固定され、その枠部材21上の突起21cがフィルタエレメント14のエレメントひだ14a間に配置されている。よって、従来からの燃料吸着部材16の保持シート16eや被覆シート16f等よりなる燃料吸着部材16の本体の構成に変更を加えるがない。このため、燃料吸着部材16の製造工程に大きな変更を施す必要がなく、低コストで製造できる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 燃料吸着部材16の構成を変更すること。例えば、保持シート16eに保持される吸着材として、粉状活性炭を漉き込んだ繊維を用いること。
・ 前記第2実施形態において、中枠部21bを省略すること。
第1実施形態のエアクリーナを示す断面図。 燃料吸着部材の一部破断拡大断面図。 同じく底面図。 第2実施形態のエアクリーナを示す断面図。 燃料吸着部材の一部破断拡大断面図。 同じく底面図。 従来のフィルタエレメントの一部を拡大して示す部分断面図。
符号の説明
11…フィルタハウジング、14…フィルタエレメント、14a…エレメントひだ、16…燃料吸着部材、16g…保持手段を構成する保持用ひだ、21…枠部材、21c…保持手段を構成する突起。

Claims (6)

  1. 揮発燃料を吸着するための吸着材を保持し、ひだ折り状のフィルタエレメントの下流側に位置するようにエアクリーナ内に設けられる燃料吸着部材において、
    フィルタエレメントの隣接するエレメントひだ間に挿入配置されて、そのエレメントひだ間の間隔を保持するための保持手段を設けたことを特徴とする燃料吸着部材。
  2. 前記保持手段は、フィルタエレメントと対向する部分を屈曲させて形成された保持用ひだであって、その保持用ひだがフィルタエレメントのエレメントひだ間に配置されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の燃料吸着部材。
  3. 前記保持用ひだは、断面ほぼくさび形状をなしていることを特徴とする請求項2に記載の燃料吸着部材。
  4. フィルタエレメントと対向する部分に枠部材が固定され、その枠部材に保持手段を構成する突起が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の燃料吸着部材。
  5. 前記突起は、ほぼくさび形状をなしていることを特徴とする請求項4に記載の燃料吸着部材。
  6. ひだ折り状のフィルタエレメントを設けたエアクリーナにおいて、
    前記フィルタエレメントのエア流の下流側には請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の燃料吸着部材を配置して、その燃料吸着部材の保持手段によりフィルタエレメントのエレメントひだ間の間隔を保持したことを特徴とするエアクリーナ。
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