JP2006346628A - 希釈装置 - Google Patents

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雄史 亀田
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正治 藤澤
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Abstract

【課題】 電気式の希釈装置において、希釈液および薬液用の各流量センサや電動式の部品のメインテナンスを容易に行えるようにする。
【解決手段】 薬液供給手段によるタンクへの薬液供給量を検出する薬液流量センサと、希釈液供給手段による前記タンクへの希釈水供給量を検出する水用流量センサと、希釈薬液の希釈倍率を設定する希釈倍率設ボタンと、希釈倍率の設定値と前記両流量センサの検出値に基づいて薬液供給手段および希釈液供給手段の少なくとも何れか一方の作動を制御する制御ユニットとを備えた希釈装置であって、該希釈装置の制御情報とメインテナンス情報の何れか一方を表示し得る操作表示部と、該操作表示部の表示モードを、前記制御情報を表示する通常モードから前記メインテナンス情報を表示するメインテナンスモードに切り換える表示切換手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図7

Description

この発明は、希釈倍率設定ボタンで設定された希釈倍率設定値と希釈水流量センサ及び薬液流量センサの各検出値に基づいて、希釈水供給手段および薬液供給手段少なくとも何れか一方の作動を制御することで、薬液を所定の希釈液で薄めて所定希釈倍率の希釈薬液を得るようにした、所謂、電気式の希釈装置に関する。
従来、薬液を所定の希釈液で薄めて所定希釈倍率の希釈薬液を得る希釈装置として、希釈倍率設定ボタンで設定された希釈倍率設定値と希釈水流量センサ及び薬液流量センサの各検出値に基づいて、希釈水の給水電磁弁および薬液供給用の電動式ポンプの少なくとも何れか一方の作動を制御するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる電気式の希釈装置によれば、旧来のアスピレータ式のものに比して遥かに高精度で、設定された希釈倍率の希釈薬液を得ることができる。
特開2004−35031号公報
上述のような電気式の希釈装置では、希釈液および薬液用の各流量センサに加えて、薬液供給用ポンプの電動モータなど、旧来のアスピレータ式の希釈装置には無い電動式の部品が重要な構成要素として組み込まれている。
従って、設定された希釈倍率の希釈薬液を安定して得る上で、前記各流量センサや電動モータを適切にメインテナンスすることが重要であり、かかるメインテナンスを容易に行えるようにすることが求められている。
そこで、この発明は、希釈倍率設定ボタンで設定された希釈倍率設定値と希釈水流量センサ及び薬液流量センサの各検出値に基づいて、希釈水の給水電磁弁および薬液供給用の電動式ポンプの少なくとも何れか一方の作動を制御するようにした、所謂、電気式の希釈装置において、希釈液および薬液用の各流量センサや電動式の部品の適切なメインテナンスを容易に行えるようにすることを目的としてなされたものである。
このため、本願請求項1の発明(以下、第1の発明という)は、所定のタンクに薬液を供給する薬液供給手段と、該薬液供給手段からの薬液供給量を検出する薬液流量センサと、前記タンクに希釈液を供給する希釈液供給手段と、該希釈液供給手段からの希釈液供給量を検出する希釈液流量センサと、前記希釈薬液の希釈倍率を設定する希釈倍率設定手段と、該希釈倍率設定手段の設定値と前記薬液流量センサの検出値と前記希釈液流量センサの検出値とに基づいて前記薬液供給手段および希釈液供給手段の少なくとも何れか一方の作動を制御する制御手段とを備え、前記薬液を所定の希釈液で薄めて所定希釈倍率の希釈薬液を得る希釈装置を前提とし、該希釈装置の制御に関連した制御情報と、前記希釈装置のメインテナンスに関連したメインテナンス情報の何れか一方を表示し得る表示手段と、該表示手段の表示モードを、前記制御情報を表示する通常モードから、前記メインテナンス情報を表示するメインテナンスモードに切り換える表示切換手段と、を備えたことを特徴としたものである。
また、本願の請求項2に係る発明(以下、第2の発明という)は、前記第1の発明において、前記メインテナンス情報は、前記薬液流量センサ及び希釈液流量センサの少なくとも何れか一方の作動状態を示すものであることを特徴としたものである。
更に、本願の請求項3に係る発明(以下、第3の発明という)は、前記第1の発明において、前記メインテナンス情報は、前記薬液供給手段に備えられた電動モータの作動時間の積算値を示すものであることを特徴としたものである。
本願の第1の発明によれば、所定のタンクに薬液を供給する薬液供給手段と、該薬液供給手段からの薬液供給量を検出する薬液流量センサと、前記タンクに希釈液を供給する希釈液供給手段と、該希釈液供給手段からの希釈液供給量を検出する希釈液流量センサと、前記希釈薬液の希釈倍率を設定する希釈倍率設定手段と、該希釈倍率設定手段の設定値と前記薬液流量センサの検出値と前記希釈液流量センサの検出値とに基づいて前記薬液供給手段および希釈液供給手段の少なくとも何れか一方の作動を制御する制御手段とを備え、前記薬液を所定の希釈液で薄めて所定希釈倍率の希釈薬液を得る、所謂、電気式の希釈装置において、該希釈装置の制御に関連した制御情報と、前記希釈装置のメインテナンスに関連したメインテナンス情報の何れか一方を表示手段に表示させることができる。
そして、希釈装置の運転時など通常時には、前記表示手段の表示モードを通常モードとして、希釈装置の制御に関連した制御情報を表示する一方、該希釈装置のメインテナンス情報が必要な場合には、表示切換手段で表示モードをメインテナンスモードに切り換えることにより、前記希釈装置のメインテナンスに関連したメインテナンス情報を表示手段に表示させることができる。すなわち、表示切換手段の切換操作を行うことで、所要のメインテナンス情報を容易に得ることができ、希釈装置の適切なタイミングでのメインテナンスを容易に行えるようになる。
また、本願の第2の発明によれば、基本的には前記第1の発明と同様の作用効果を奏することができる。特に、薬液流量センサ及び希釈液流量センサの少なくとも何れか一方について、その作動状態を示すメインテナンス情報を表示手段に表示することができ、前記流量センサの適切なタイミングでのメインテナンスを容易に行えるようになる。
更に、本願の第3の発明によれば、基本的には前記第1の発明と同様の作用効果を奏することができる。特に、薬液供給手段に備えられた電動モータについて、その作動時間の積算値を示すメインテナンス情報を表示手段に表示することができ、前記電動モータの適切なタイミングでのメインテナンスを容易に行えるようになる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係る希釈装置は、薬液を所定の希釈液で薄めて所定希釈倍率の希釈薬液を得るもので、特に、希釈倍率の設定値と希釈水流量センサ及び薬液流量センサの各検出値に基づいて、希釈水の給水電磁弁および薬液供給用の電動式ポンプの少なくとも何れか一方の作動を制御するようにした、所謂、電気式の希釈装置である。
図1は本実施形態に係る希釈装置の全体構成を概略的に示すブロック構成図、図2は図1の要部を拡大して示す要部拡大説明図、また、図3は前記希釈装置の駆動系および制御系の構成を概略的に示すブロック構成図である。
図1に示すように、前記希釈装置Adは、所定の希釈液(希釈用液体)で希釈されるべき薬液を貯える第1タンクТ1と、該第1タンクT1から供給された薬液を希釈液で希釈して得られる希釈薬液を貯える第2タンクТ2とを備えている。第1タンクТ1内の薬液は、薬液供給管Pd1から第2タンクT2に向かって供給される。
本実施形態では、希釈液として、例えば水道水が用いられる。また、薬液としては、例えば食器洗い用の洗剤が用いられる。
前記薬液供給管Pd1は、後述するギヤポンプ22の入口側(吸い込み側)に接続され、該ギヤポンプ22の出口側(吐出側)には薬液吐出管Pd2が繋ぎ込まれている。この薬液吐出管Pd2には、ギヤポンプ22の吐出口にできるだけ近い直下流側に、ギヤポンプ22からの吐出液体(薬液)の状態を検知するセンサとして、薬液流量センサ26が介設されている。薬液吐出管Pd2は、この薬液流量センサ26よりも下流側で、前記第2タンクT2へのタンク供給管Pkに接続されている。
つまり、第1タンクT1に貯えられた薬液は、前記ギヤポンプの吸い込み/吐出作用により、前記薬液供給管Pd1,ギヤポンプ22,薬液流量センサ26が介設された薬液吐出管Pd2及びタンク供給管Pkを順次介して、前記第2タンクT2内へ供給されるようになっている。
前記第2タンクТ2のタンク供給管Pkには、前記薬液吐出管Pd2だけでなく希釈液吐出管(水用吐出管)Pw2が接続されており、これら薬液吐出管Pd2及び水用吐出管Pw2を介して、第2タンクТ2内に薬液(洗剤)及び希釈液(水)が吐出され、該第2タンクТ2内で両者が混合される。その結果得られた希釈薬液が、そのまま第2タンクТ2内に貯えられ、必要に応じて使用に供されるようになっている。
希釈装置Adには、希釈液としての水道水を供給する給水系として、給水系の入口部(最上流部)となる給水接続部12と給水電磁弁14と減圧定流量弁16と水用流量センサ18とが、給水管Pw1の上流側から順に配設されている。前記給水接続部12には水道管2が接続されており、この水道管2からの水道水は、給水管Pw1に介設された給水電磁弁14と減圧定流量弁16と流量センサ18とを順次介して、水用吐出管Pw2に送られ、この水用吐出管Pw2を介して第2タンクТ2内に吐出される。
尚、前記給水管Pw1は、給水電磁弁14よりも上流側で分岐しており、その一方の分岐管Pwaが前記水用吐出管Pw2に繋がり、他方の分岐管Pwbは、給水管Pw1の出口接続部13に繋がっている。
希釈装置Adが単独で配置・使用される際には、前記出口接続部13は閉塞プラグ(不図示)で閉じられる。一方、複数の希釈装置Adが並列に配置されて使用される場合には、前記出口接続部13が隣接する希釈装置Adの給水接続部12に繋ぎ込まれ、給水系として共通の水道管2からの給水が利用できるようになっている。これにより、各々の希釈装置Adの給水配管をそれぞれ個別に給水源に接続する必要が無く、給水系の簡素化も図ることもできるようになっている。
給水系に設けられた上記給水電磁弁14は、希釈装置Adの制御ユニットUc(後述する)からの制御信号に応じて開閉制御されるもので、この電磁弁14が開かれることにより、給水管Pw1を介しその分岐管Pwaから希釈装置Ad内へ給水が行われる。また、前記減圧定流量弁16は、基本的には、水道管2からの水道水を所定圧力に減圧するものであるが、同時に、予め設定された一定の流量を下流側に流す定流量機能を備えている。
更に、前記水用流量センサ18は、第2タンクТ2への水道水の供給量を検出するもので、その検出信号は前記制御ユニットUcに送信される。この水用流量センサ18は、例えば、流路に介設された羽根車(不図示)の回転を検出し、その回転数に応じたパルス(周波数)信号を検出信号として出力するものである。前記制御ユニットUcでは、この出力信号に基づいて給水量が演算される。
尚、具体的には図示しなかったが、前記制御ユニットUcには、水用吐出管Pw2を実際に流れている水量が、この水用流量センサ18による流量検出を安定して行うために必要とされる最低流量以上であるか否かを判定する際に用いられるタイマ回路、及び実際の流量が前記最低流量に対し不足した状態が継続する時間を判定する際に用いられるタイマ回路などが設けられている。
また、希釈装置Adの薬液供給系には、前述のように、ギヤポンプ22が薬液供給管Pd1の下流側に介設されている。このギヤポンプ22には、該ポンプ22を駆動するための電動の駆動モータ24が付設されている。尚、本実施形態では、好ましくは、この駆動モータ24の回転数を制御することにより、ギヤポンプ22の運転状態を、高出力(高回転)モードと低出力(低回転)モードとの間で選択的に切り換えることができるようになっている。
図2に詳しく示すように、前記駆動モータ24に電力を供給する電力供給回路では、モータ24の両端子間にブレーカBK(ポンプブレーカ)が介設されており、このポンプブレーカBKは前記制御ユニットUcに信号授受可能に接続されている。
そして、ギヤポンプ22の運転を停止させる際には、前記ポンプブレーカBKをオン(ON)することで、モータ24の両端子間を短絡させて該駆動モータの回転を迅速に停止させ、これにより、ギヤポンプ22をできるだけ迅速に停止させて、無駄な薬液供給を極力低減することができるようになっている。
更に、前述のように、ギヤポンプ22の出口側(吐出側)には薬液吐出管Pd2が繋ぎ込まれており、この薬液吐出管Pd2には、ギヤポンプ22の吐出口にできるだけ近い直下流側に、ギヤポンプ22からの吐出液体(薬液)の状態を検知するセンサとして、薬液流量センサ26が介設されている。
上記第1タンクТ1から薬液供給管Pd1を介して供給される薬液は、上記駆動モータ24でギヤポンプ22が駆動されることにより、該ポンプ22で第1タンクТ1から吸い上げられ、薬液吐出管Pd2及びタンク供給管Pkを介して第2タンクТ2内に吐出される。
その際、ギヤポンプ22の吐出流量が前記薬液流量センサ26によって検出され、その検出信号が上記制御ユニットUcに送信される。
尚、本実施形態では、好ましくは、この薬液流量センサ26で検知された薬液吐出流量などに応じて、ギヤポンプ22の運転モードが、高出力モードと低出力モードとの間で切り換えられるようになっている。高出力モードは、当該ギヤポンプ22の100%の出力で運転されるモードである。一方、低出力モードは薬液の粘度に応じた出力%で運転されるモードである。すなわち、薬液の種類に応じて標準的な粘度(標準的な温度等の条件に対応した粘度)が定まり、この標準的な粘度レベルに応じて設定吐出流量でのギヤポンプ22の出力%が設定される。本実施形態では、後述するように、薬液の標準的な粘度レベルに応じて、使用する薬液が高粘度であるか低粘度であるかが予め分類されており、薬液の種類に応じて高粘度あるいは低粘度の設定が行われる。
前記薬液流量センサ26は、水用流量センサ18と同じく、例えば、流路に介設された羽根車(不図示)の回転を検出し、その回転数に応じたパルス(周波数)信号を検出信号として出力するもので、制御ユニットUcでは、この出力信号に基づいて薬液吐出量が演算される。
尚、具体的には図示しなかったが、前記制御ユニットUcには、ギヤポンプ22を低出力モード若しくは高出力モードで運転中に、薬液流量センサ26の検出流量が当該出力モードでの規定値以上であるか、或いは規定値未満であるかを判定する判定回路が設けられている。
この判定は、例えば、薬液流量センサ26から出力される検出信号としてのパルス信号のパルス間隔を基準値と対比して行われる。すなわち、このパルス間隔は液体流量に対応しており、前述のように、標準的な粘度レベルに応じて設定吐出流量でのギヤポンプ22の出力%が設定されると、この出力%に応じたパルス間隔の基準値が定まる。パルス間隔は流体流量が少ないほど長くなるので、検出信号のパルス間隔が基準値よりも長い場合には、設定吐出流量よりも少ないことになる。
但し、実際には、薬液流量センサ22の検出誤差や薬液流量の微少な変動などもあるので、本実施形態では、上述の基準値に所定の許容範囲(例えば、プラス(+)100%)を設け、この許容範囲を越えてパルス間隔が長くなった場合に、薬液流量センサ26の検出流量が当該出力モードでの規定値未満であると判定し、パルス間隔が許容範囲内にある限り、薬液流量センサ26の検出流量が当該出力モードでの規定値以上であると判定するようにしている。
尚、希釈装置Adの稼働初期や第1タンクT1の交換後(或いはタンクT1内に新規に薬液を加えた後)など、ギヤポンプ22の上流側配管(薬液供給管Pd1)内に装置Adの稼働時または再稼働時の初期のエアが存在することが想定される場合には、より好ましくは、装置Adの稼働または再稼働に先立って、少なくともギヤポンプ22の上流側配管内を水で濡らしておくことにより、ポンプ22の所謂「泡噛み」を抑制してスムースにポンプ22を始動でき、より素早く薬液を吸い込み吐出することができる。
この場合、装置Adの稼働または再稼働に先立って、第1タンクT1の代わりに水を入れたタンクをセットし、ギヤポンプ22を駆動して水を吸い込み、吐出排水することで、ポンプ22の上流側配管Pd1内を水で濡らすことができる。
図3に示されるように、希釈装置Adには、前記給水電磁弁14,ギヤポンプ22の駆動モータ24及びポンプブレーカBKなどに電力を供給する電源ユニットUsが設けられ、この電源ユニットUsは、例えば交流100ボルトとされた電源(所謂、家庭用電気配線)に繋ぎ込まれると共に、本希釈装置Adの制御を行うための前記制御ユニットUcに信号授受可能に接続されている。
尚、この制御ユニットUcは、多数の電気回路および電子回路を搭載した電気回路基板を主要部として構成されている。
制御ユニットUcには、前記水用流量センサ18及び薬液流量センサ26の他、スイッチ回路40,表示回路45,メモリ装置50,警報回路55及び操作表示部70などが接続されている。
前記スイッチ回路40は、電源ボタン,運転スタートボタン等のスイッチ機能を有する各種ボタンのボタン操作に応じて、回路内の対応する各スイッチ要素をオン/オフ(ОN/ОFF)するものである。また、表示回路45は、希釈装置Adが運転中であることを示す運転表示ランプの他、薬液の粘度表示ランプ,薬液補給や給水異常の警報ランプ、更には、設定された希釈倍率あるいは希釈薬液量等を表示する表示パネル部など、後で詳しく説明する操作表示部70の各表示を制御するものである。
更に、メモリ装置50は、例えばEEPROMで構成され、種々のデータ等を読み出し可能に記憶するものであり、例えば、前記ギヤポンプ22の電動モータ24の作動時間の積算値(積算作動時間)なども、このメモリ装置50に記憶されている。また、警報回路55は、異常を報知する警報ブザー(不図示)を作動させるものである。
尚、上記薬液供給管Pd1,ギヤポンプ22及びその駆動モータ24並びにその制御機構,薬液吐出管Pd2,タンク供給管Pkによって「薬液供給機構」が構成され、この薬液供給機構に、薬液貯留容器としての第1タンクТ1を加えて「薬液供給手段」が構成されている。また、希釈液供給源としての水道元管2への給水接続部12,給水管Pw1,給水電磁弁14及び減圧定流量弁16並びにこれらの制御機構,水用吐出管Pw2,タンク供給管Pkによって、「希釈液供給手段」が構成されている。
以上のように構成された希釈装置Adを用い、倍率設定ボタン(不図示)で設定された希釈倍率設定値と前記水用流量センサ18及び薬液流量センサ26の各検出値に基づいて、前記給水電磁弁14及びギヤポンプ22の各作動をそれぞれ制御することで、旧来のアスピレータ式のものに比して遥かに高精度で、設定された希釈倍率の希釈薬液を得ることができる。
尚、本実施形態では、より好ましくは、供給水量(希釈液の供給量)が実質的に一定に維持された下で、ギヤポンプ22の駆動モータ24の作動を制御して薬液供給量を調整することで、設定された希釈倍率を得るようにしている。この場合、供給水量と薬液供給量の両方を調整する場合に比して、制御を簡略化し精度もより高めることができる。
また、本実施形態では、希釈装置Adの作動機器類や制御機器類および電気制御回路ならびに給水配管系や薬液供給配管系の一部などの主要部分が、一つの収納容器10(次に述べる図4参照)内に収納されてユニット化されている。このように一つの収納容器10内にユニット化することで、前述のように構成された電動式の希釈装置Adをできるだけコンパクトなものとし、また、デザイン性を高めることもできる。
図4及び図5は、前記収納容器10の正面説明図および左側面説明図であるが、これらの図に示されるように、収納容器10の比較的上部の一方の側部(図4における右側部)から、前記給水管Pw1が突出しており、その給水接続部12にジョイント部材3を介して水道管2(図1参照)が接続される。また、収納容器10の比較的上部の他方の側部(図4における左側部)から、前記給水管Pw1の分岐管Pwb(図1参照)が突出しており、その出口接続部13は閉塞プラグ4で閉じられている。尚、本実施形態では、希釈装置Adは単独で配置・使用されるが、複数の希釈装置Adが並列に配置されて使用される場合には、前記閉塞プラグ4を取り外し、前記ジョイント部材3と同様のジョイント部材(不図示)を用いて、前記出口接続部13を隣接する希釈装置Adの給水接続部12に繋ぎ込むことにより、給水系として共通の水道管2からの給水が利用できることは、前述の通りである。
更に、収納容器10の下部からは、第1タンクT1に繋ぎ込まれる薬液供給管Pd1及び第2タンクT2に繋ぎ込まれるタンク供給管Pkが下方に延出されている。尚、符号75は、前記電動モータ24及び給水電磁弁14等に対し、外部の電源から取り入れられた電力を供給するための電気コード75である。
前記収納容器10は、図5から良く分かるように、希釈装置Adを壁面Wfに取り付ける際に該壁面Wfに固定される板状のベース部61bを有するケースハウジング61と、一方側が開口した所定深さの矩形ボックス状に形成されたケースカバー65とを備えおり、該ケースカバー65を前記ケースハウジング61に組み付けることで、収納容器10内に収納された構成要素が覆われる。前記ベース部61bの上下のフランジ部61fを壁面Wfに締結固定することで、ケースハウジング61を介して希釈装置Adが壁面Wfに取り付けられる。尚、好ましくは、ケースカバー65の底壁部には、収納容器10の内部と外部とを連通させる貫通穴65hが設けられている。
前記収納容器10の組立状態でケースハウジング61と反対側に位置するケースカバー65の正面壁部65bには、各種の操作ボタンや表示部および表示ランプなどを備えた操作表示部70が配設されている。この操作表示部70は、水用流量センサ18及び薬液流量センサ26,スイッチ回路40,表示回路45,メモリ装置50,警報回路55などが接続された前述の制御ユニットUcに信号授受可能に接続されている。
図6は、この操作表示部70を拡大して示す正面説明図である。
この図に示すように、前記操作表示部70の上部には、電源ボタン71,運転スタートボタン72,停止及びモード切換ボタン73の3つの操作ボタンが設けられている。電源ボタン71は、希釈装置Adへの電力供給をON/OFFする操作ボタンであり、運転スタートボタン72は、希釈装置Adの運転を開始させる操作ボタンである。尚、この運転スタートボタン72には、希釈装置Adが運転中である場合に点灯する運転表示ランプ81が付設されている。
また、停止及びモード切換ボタン73は、単独で押下操作した場合には、希釈装置Adの運転を停止させる停止ボタンとして働くが、前記電源ボタン71と同時に押下することにより、後述するように、表示パネル部の表示モードを切り換える表示モード切換ボタンとして作用する。
つまり、この停止及びモード切換ボタン73と前記電源ボタン71が、操作表示部70の表示モードを、希釈装置Adの制御情報を表示する通常モードから、希釈装置Adのメインテナンス情報を表示するメインテナンスモードに切り換えるための具体的な表示切換手段を構成している。
また、前記操作表示部70には、薬液の粘度を高粘度および低粘度の何れかに設定する粘度設定ボタン77が設けられると共に、設定された薬液粘度が高粘度である場合に点灯する高粘度表示ランプ82と、設定された薬液粘度が低粘度である場合に点灯する低粘度表示ランプ83が設けられている。
薬液の粘度については、使用が想定される各種薬液の標準的な粘度レベルに応じて、高粘度と低粘度とに予め分類されており、実際に使用する薬液が決まると、前記分類に応じて、当該使用薬液が高粘度であるか低粘度であるかが分かり、これにより、粘度設定ボタン77により薬液粘度の設定が行われる。例えば、粘度設定ボタン77を1回だけ押下操作することで高粘度に設定され、高粘度表示ランプ82が点灯し、粘度設定ボタン77を2回続けて押下操作することで低粘度に設定され、低粘度表示ランプ83が点灯するようになっている。
前記操作表示部70には、更に、当該希釈装置Adで得られるべき希釈薬液の希釈倍率と液量(L:リットル)をそれぞれ設定する希釈倍率設定ボタン78及び液量設定ボタン79と、設定された希釈倍率または液量を数値で表示する例えば液晶タイプの表示パネル部90が設けられている。また、この表示パネル部90の側方には、表示された数値が希釈倍率であるか液量であるかを示すために、希釈倍率表示ランプ84及び液量表示ランプ85が上下に並べて配置されている。
希釈倍率設定ボタン78を押下する度に表示数値が変わり、所期の数値が表示された時点で押下操作を止め、次いで液量設定ボタン79を操作することで、希釈倍率の設定が行われる。また、希釈薬液量の設定については、液量設定ボタン79を押下する度に表示数値が変わり、所期の数値が表示された時点で押下操作を止め、次いで運転スタートボタン72をON操作することで、希釈薬液量が設定されるとともに、希釈装置Adの運転が開始される。
本実施形態では、希釈装置Adの運転時など、通常時においては、前記表示パネル部90には、希釈装置Adの制御に関連した制御情報として、上述のようにして設定された希釈倍率または液量が表示されている。
また更に、操作表示部70の下端側には、設定ロック表示ランプ86,薬液補給警報ランプ87,給水異常警報ランプ88の3つのランプが配置されている。設定ロック表示ランプ86は、薬液粘度,希釈薬液の希釈倍率および液量の設定について、当該希釈工程での設定をその後の希釈工程においても維持し適用する場合に点灯するランプである。例えば、前記停止及びモード切換ボタン73を所定時間(例えば2秒間)長押しした上で、前記液量設定ボタン79を1回だけ押下操作することで、各設定がロックされて設定ロック表示ランプ86が点灯し、一方、液量設定ボタン79を再び押下操作することで、各設定のロックが解除されて設定ロック表示ランプ86が消灯するようになっている。
また更に、薬液補給警報ランプ87は、第1タンクT1内の薬液残量が所定量以下になったことが検知された場合に、薬液の補給が必要である旨を報知するランプである。また、給水異常警報ランプ88は、希釈液(水)供給系に何らかの異常が生じて給水量の不足等が検知された場合に、給水異常が生じたことを報知するランプである。
本実施形態では、かかる電気式の希釈装置Adについて、所要のメインテナンス情報を容易に得ることができるように、前記表示パネル部90の表示モードを、希釈装置Adの制御に関連した制御情報を表示する通常モードと、希釈装置Adのメインテナンスに関連したメインテナンス情報を表示するメインテナンスモードとに切り換えることができるようになっている。
通常モードからメインテナンスモードへの表示モードの切り換えは、前述のように、停止及びモード切換ボタン73と電源ボタン71とを同時に押下操作することにより行われる。
希釈装置Adの運転時など、通常時においては、前記表示パネル部90の表示モードは通常モードであり、前述のように、希釈装置Adの制御に関連した制御情報として希釈倍率または液量が数値表示されている。
そして、メインテナンス情報を得る場合には、前述のように、停止及びモード切換ボタン73と電源ボタン71とを同時に押下して表示モードをメインテナンスモードに切り換え、希釈装置Adのメインテナンスに関連したメインテナンス情報を表示パネル部90に表示させるようになっている。
本実施形態では、前記メインテナンス情報として、前記水用流量センサ18の作動状態に関する情報、薬液流量センサ26の作動状態に関する情報、表示系(各表示ランプ81〜88及び表示パネル部90)の作動状態、並びに前記ギヤモータ22の電動モータ24の作動時間の積算値が表示可能である。
次に、表示パネル部90の表示モードをメインテナンスモードに切り換えて所要のメインテナンス情報を得る手順について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。
メインテナンスモードがスタートすると、まず、ステップ#1で、流量センサ確認モードに入り、水用流量センサ18及び薬液流量センサ26の作動状態に関する情報が、前記表示パネル部90に表示される。本実施形態では、この流量センサ確認モードに入った時点では、表示パネル部90に、各流量センサ18,26のパルスレベルとして、例えば「0−0」が表示される。この例では、左側の数字が水用流量センサ18のパルスレベルを、右側の数字が薬液流量センサ26のパルスレベルを、それぞれ表している。流量センサ確認モードの開始初期に上記「0−0」の表示が出ない場合には、表示系に何らかの不具合があることを示している。
流量センサ確認モードが開始された後、運転スタートボタン72をON操作することで、給水電磁弁14が開かれて給水が開始されると共に、ギヤポンプ22が駆動されて薬液の吐出が始まる。そして、給水量および薬液吐出量に応じた各流量センサ18,26のパルスレベルが、前記表示パネル部90に表示される。
このとき、例えば、給水量が正常であれば水用流量センサ18のパルスレベルは「7」を示し、また、粘度が高い薬液の流量が正常であれば薬液流量センサ26のパルスレベルは「3」を示す。つまり、この例では、「7−3」が表示パネル部90に表示される。尚、例えば、パルスレベル「7」,「3」は、それぞれセンサパルス周波数で「70〜79Hz」,「30〜39Hz」の範囲にあることを表している。
従って、流量センサ確認モードでの表示パネル部90の表示を確かめることで、水用流量センサ18の作動の良否、及び薬液の種類に応じた薬液流量センサ26の作動の良否を確認することができる。
このように、水用流量センサ18,薬液流量センサ26の作動状態を示すメインテナンス情報としての各パルスレベルを表示パネル部90に表示することができるので、これら流量センサ18,26の適切なタイミングでのメインテナンスを容易に行うことができるようになる。
この流量センサ確認モード中は、予め設定された時間(例えば60秒)以内に操作表示部70内の何れかのスイッチ或いはボタンが操作されたか否かが継続的に判定されており(ステップ#2)、この判定結果がYESの場合にはメインテナンスモードが継続され、NOになると、メインテナンスモードが終了して通常モードに復帰する(ステップ#9)ようになっている。
次に、ステップ#2で規定された設定時間以内に所定のボタン(本実施形態では、例えば粘度設定ボタン77)を押下操作することで、表示系の点灯確認モード(ステップ#3)に入る。この点灯確認モードでは、全ての表示系(各表示ランプ81〜88及び表示パネル部90)が点灯するように設定されている。従って。この表示系の点灯確認モードで点灯するか否かで、各表示ランプの故障の有無が分かる。表示パネル部90の場合には、正常であれば、例えば特定の数字(例えば「8」)が複数並んで表示される。
このように、表示系の点灯確認モードを実行することにより、表示系(各表示ランプ81〜88及び表示パネル部90)の作動状態を確認することができ、これら表示系の各要素(各表示ランプ81〜88及び表示パネル部90)の適切なタイミングでのメインテナンスを容易に行うことができる。
この表示系の点灯確認モード中においても、予め設定された時間(例えば60秒)以内に操作表示部70内の何れかのボタンが操作されたか否かが継続的に判定され(ステップ#4)、この判定結果がYESの場合にはメインテナンスモードが継続され、NOになると、メインテナンスモードが終了して通常モードに復帰する(ステップ#9)。
尚、この表示系の点灯確認モード中に、特定のボタン(本実施形態では、例えば液量設定ボタン79)を押下操作することで、今現在の設定を全てキャンセルしてクリアする(初期状態に戻す)ことができる。また、この場合、後述するモータの積算作動時間もクリアされる(積算値が0になる)ようになっている。本実施形態では、前記初期状態に戻った場合には、例えば、薬液粘度が低粘度,希釈倍率が3倍、希釈薬液量は0.5リットルに設定されるようになっている。
更に、ステップ#4で規定された設定時間以内に所定のボタンを押下操作することで(本実施形態では、例えば粘度設定ボタン77を再び押下操作することで)、モータの積算作動時間表示モード(ステップ#5)に入り、電動モータ24の作動時間の積算値(積算作動時間:Hr)が表示パネル部90に表示される。
この表示された積算作動時間が予め定められた規定時間に達している場合には、電動モータ24を新品と交換する。この規定時間は、当該電動モータ24の標準的な寿命に対して所定の安全係数を加味して定められる。
このように、薬液供給用のギヤポンプ22を駆動する電動モータ24について、その作動時間の積算値を示すメインテナンス情報を表示パネル部90に表示することで、当該電動モータ24の適切なタイミングでのメインテナンスを容易かつ確実に行えるのである。これにより、電動モータ24の不具合に起因するギヤポンプ22の作動不良によって希釈倍率が仕様と異なる希釈薬液が大量に作られてしまうなど、大きな無駄が生じることを未然に防止することができる。
このモータの積算作動時間表示モード中においても、予め設定された時間(例えば60秒)以内に操作表示部70内の何れかのボタンが操作されたか否かが継続的に判定され(ステップ#6)、この判定結果がYESの場合にはメインテナンスモードが継続され、NOになると、メインテナンスモードが終了して通常モードに復帰する(ステップ#9)。
そして、ステップ#6で規定された設定時間以内に所定のボタンを押下操作することで(本実施形態では、例えば粘度設定ボタン77を再び押下操作することで)、メインテナンス情報の再確認を行うことができる。すなわち、ステップ#7で、前記の再確認操作があったか否かが判定され、この判定結果がYESの場合には、ステップ#1に戻り、それ以降の各ステップが繰り返して行われる。
一方、電源ボタン71以外の操作表示部70内の何れかのボタンが操作されたが前記再確認操作でない場合(ステップ#7:NO)には、メインテナンスモードが終了して通常モードに復帰する(ステップ#9)。また、前記モータの積算作動時間表示モードを終えた後、電源ボタン71をOFF操作する(ステップ#8)ことにより、メインテナンスモードを積極的に終了させることができる。
以上、説明したように、本実施形態によれば、希釈装置Adの制御に関連した制御情報と、当該希釈装置Adのメインテナンスに関連したメインテナンス情報の何れか一方を、前記操作表示部70に選択的に表示させることができる。
そして、希釈装置Adの運転時など通常時には、前記操作表示部70の表示モードを通常モードとして、希釈装置Adの制御に関連した制御情報を表示する一方、該希釈装置Adのメインテナンス情報が必要な場合には、電源ボタン71と停止及びモード切換ボタン73を同時に押下操作して、表示モードをメインテナンスモードに切り換えることにより、前記希釈装置Adのメインテナンスに関連したメインテナンス情報を操作表示部70段に表示させることができる。すなわち、表示モードの切換操作を行うことで、所要のメインテナンス情報を容易に得ることができ、希釈装置Adの適切なタイミングでのメインテナンスを容易に行えるのである。
尚、本発明は、前記実施態様に限定されるものではなく、また、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
本発明は、希釈倍率設定ボタンで設定された希釈倍率設定値と希釈水流量センサ及び薬液流量センサの各検出値に基づいて、希釈水の給水電磁弁および薬液供給用の電動式ポンプの少なくとも何れか一方の作動を制御するようにした、所謂、電気式の希釈装置において、希釈液および薬液用の各流量センサや電動式の部品のメインテナンスを容易に行えるようにするもので、例えば、洗剤の原液を水で所定倍率に薄めて用いる場合に使用される業務用等の希釈装置として、好適に利用することができる。
本発明の実施形態に係る希釈装置の全体構成を概略的に示すブロック構成図である。 図1の要部を拡大して示す要部拡大説明図である。 前記希釈装置の駆動系及び制御系の構成を概略的に示すブロック構成図である。 前記希釈装置の主要部を収納する収納容器の正面説明図である。 前記収納容器の左側面説明図である。 前記収納容器に設けられた操作表示部を拡大して示す正面説明図である。 前記操作表示部におけるメインテナンスモード説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10…収納容器
12…給水接続部
14…給水電磁弁
16…減圧定流量弁
18…水用流量センサ
22…ギヤポンプ
24…駆動モータ
26…薬液流量センサ
60…電気回路基板
65…ケースカバー
70…操作表示部
71…電源ボタン
72…運転スタートボタン
73…停止及びモード切換ボタン
77…粘度設定ボタン
78…希釈倍率設定ボタン
79…液量設定ボタン
90…表示パネル部
Ad…希釈装置
Pd1…薬液供給管
Pd2…薬液吐出管
Pk…タンク供給管
Pw1…給水管
Pw2…水用吐出管
Т1…第1タンク
Т2…第2タンク
Uc…制御ユニット

Claims (3)

  1. 所定のタンクに薬液を供給する薬液供給手段と、該薬液供給手段からの薬液供給量を検出する薬液流量センサと、前記タンクに希釈液を供給する希釈液供給手段と、該希釈液供給手段からの希釈液供給量を検出する希釈液流量センサと、前記希釈薬液の希釈倍率を設定する希釈倍率設定手段と、該希釈倍率設定手段の設定値と前記薬液流量センサの検出値と前記希釈液流量センサの検出値とに基づいて前記薬液供給手段および希釈液供給手段の少なくとも何れか一方の作動を制御する制御手段とを備え、前記薬液を所定の希釈液で薄めて所定希釈倍率の希釈薬液を得る希釈装置であって、
    該希釈装置の制御に関連した制御情報と、前記希釈装置のメインテナンスに関連したメインテナンス情報の何れか一方を表示し得る表示手段と、
    該表示手段の表示モードを、前記制御情報を表示する通常モードから、前記メインテナンス情報を表示するメインテナンスモードに切り換える表示切換手段と、
    を備えたことを特徴とする希釈装置。
  2. 前記メインテナンス情報は、前記薬液流量センサ及び希釈液流量センサの少なくとも何れか一方の作動状態を示すものであることを特徴とする請求項1記載の希釈装置。
  3. 前記メインテナンス情報は、前記薬液供給手段に備えられた電動モータの作動時間の積算値を示すものであることを特徴とする請求項1記載の希釈装置。
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