JP2006345189A - 超広帯域無線通信装置および超広帯域無線通信方法 - Google Patents

超広帯域無線通信装置および超広帯域無線通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マルチパス環境下での通信品質の劣化を防止して高速通信を可能とする超広帯域無線通信装置を提供する。
【解決手段】順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側周波数生成部2と、周波数データで指定される周波数のパルスを生成するパルス生成部3と、パルス生成部からのパルスを用いて入力信号を変調する信号変調部4と、変調された信号を電波に変換して送信する信号送信部5と、送信された電波の直接波およびマルチパス波を受信して電気信号に変換する信号受信部6と、信号受信部からの信号に対して線形予測解析を行う線形予測解析部7と、送信側周波数生成部と同じ周波数データを生成する受信側周波数生成部8と、線形予測解析部からの解析結果から、受信側周波数生成部からの周波数データで指定される周波数を有する直接波成分を抽出する直接波成分抽出部9と、抽出された直接波成分を復調する信号復調部10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、超広帯域無線通信(以下、「UWB(Ultra Wide Band)通信」という。)を行うための超広帯域無線通信装置および超広帯域無線通信方法に関し、特に通信時のマルチパスを抑制する技術に関する。
従来、無線通信の方式のひとつとして、UWB通信が知られている。このUWB通信では、データを、例えば3〜10GHzの周波数を用いて、帯域幅を2GHz程度の極めて広い周波数帯に拡散して送受信が行われる。各周波数帯におけるデータの送信はノイズ程度の微弱な電波を使用して行われるため、同じ周波数帯を使用する無線機器と混信することがなく、消費電力も極めて少ないという特長を有する。
ところで、一般に、無線通信ではマルチパスの影響を受けることは避けられず、UWB通信においても例外ではない。このようなマルチパスを抑制するための技術として、マルチパス成分が直交する特徴を利用し、相関を計算することによりマルチパス成分を抽出し、そのマルチパス成分を打ち消すことが行われている(例えば、非特許文献1参照)。しかしながら、相関の計算には膨大な計算量が必要であり実時間性に乏しいので、通信に好適とはいえない。
松本知子、辻宏之、若菜弘充、大森慎悟、河野隆二、「UWB無線通信のための直交波形を用いたSuper-Orthogonal畳み込符号化に関する一検討」 2005年 電子情報通信学会総合大会 A−5−14
上述したようなUWB通信において、マルチパスによる通信品質の低下を防ぐ方法として、信号パルス間隔を大きく開けてガードタイムを取る方法および信号パルスの形状をパルスごとに直交するような波形に取る方法とがある。
信号パルス間隔を大きく開けてガードタイムを取る方法では、通信速度の上限がガードタイムで決まってしまい、通信速度の向上を図れないという問題がある。また、信号パルスの形状をパルスごとに直交するような波形に取る方法では、パルス波形が複雑なためにパルス送受信のための装置構成が複雑になり、単純な波形と簡易な送受信系により高速通信を実現するというUWB通信の本来のメリットが活かせなくなるという問題がある。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、マルチパス環境下での通信品質の劣化を防止して高速通信を可能とする超広帯域無線通信装置および超広帯域無線通信方法を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。請求項1の発明の超広帯域無線通信装置は、順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側周波数生成部と、前記送信側周波数生成部からの周波数データによって指定される周波数を有するパルスを生成するパルス生成部と、外部からの入力信号を、前記パルス生成部からのパルスを用いて変調する信号変調部と、前記信号変調部からの変調された信号を電波に変換して送信する信号送信部と、前記信号送信部から送信された電波の直接波およびマルチパス波を受信して電気信号に変換する信号受信部と、前記信号受信部からの信号に対して線形予測解析を行うことにより直接波成分とマルチパス成分とを分離する線形予測解析部と、前記送信側周波数生成部で生成される周波数データと同じ周波数データを生成する受信側周波数生成部と、前記線形予測解析部から送られてくる直接波成分およびマルチパス成分の中から前記受信側周波数生成部からの周波数データによって指定される周波数を有する直接波成分を抽出する直接波成分抽出部と、前記直接波成分抽出部で抽出された直接波成分を復調する信号復調部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の超広帯域無線通信装置において、前記送信側周波数生成部は、有限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、前記パルス生成部は、前記送信側周波数生成部で生成された周波数データによって指定される周波数を有する正弦波パルスを生成し、前記信号変調部は、外部からの入力信号を、前記パルス生成部からの正弦波パルスを用いて変調することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の超広帯域無線通信装置において、前記送信側周波数生成部は、無限の周期に近い準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、前記パルス生成部は、前記送信側周波数生成部で生成された周波数データによって指定される周波数を有する正弦波パルスを生成し、前記信号変調部は、外部からの入力信号を、前記パルス生成部からの正弦波パルスを用いて変調することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3記載の超広帯域無線通信装置において、前記送信側周波数生成部は、前記準周期で順次変化する周波数を生成するために使用される周波数f1およびf2を設定する送信側f1,f2設定部と、前記送信側f1,f2設定部で設定された周波数f1およびf2に基づき準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側準周期周波数生成部とを備え、
前記受信側周波数生成部は、前記送信側f1,f2設定部で設定される周波数f1およびf2と同じ周波数f1およびf2を設定する受信側f1,f2設定部と、前記受信側f1,f2設定部で設定された周波数f1およびf2に基づき前記送信側準周期周波数生成部で生成される周波数データと同じ周波数データを生成する受信側準周期周波数生成部とを備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2または請求項3記載の超広帯域無線通信装置において、前記送信側周波数生成部と前記受信側周波数生成部とは、同期して動作することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項2または請求項3記載の超広帯域無線通信装置において、前記信号変調部は、外部からの入力信号の値に応じて、前記パルス生成部からの正弦波パルスの位相を0度または180度に変化させる変調を行うことを特徴とする。
請求項7の発明の超広帯域無線通信方法は、順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側周波数生成ステップと、前記送信側周波数生成ステップで生成された周波数データによって指定される周波数を有するパルスを生成するパルス生成ステップと、外部からの入力信号を、前記パルス生成ステップで生成されたパルスを用いて変調する変調ステップと、前記変調ステップで変調された信号を電波に変換して送信する送信ステップと、前記送信ステップで送信された電波の直接波およびマルチパス波を受信して電気信号に変換する受信ステップと、前記受信ステップで得られた信号に対して線形予測解析を行うことにより直接波成分とマルチパス成分とを分離する線形予測解析ステップと、前記送信側周波数生成ステップで生成される周波数データと同じ周波数データを生成する受信側周波数生成ステップと、前記線形予測解析ステップで分離された直接波成分およびマルチパス成分の中から前記受信側周波数生成ステップで生成された周波数データによって指定される周波数を有する直接波成分を抽出する直接波成分抽出ステップと、前記直接波成分抽出ステップで抽出された直接波成分を復調する復調ステップとを備えたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7記載の超広帯域無線通信方法において、前記送信側周波数生成ステップは、有限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、前記パルス生成ステップは、前記周波数生成ステップで生成された周波数データによって指定される周波数を有する正弦波パルスを生成し、前記変調ステップは、外部からの入力信号を、前記パルス生成ステップで生成された正弦波パルスを用いて変調することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7記載の超広帯域無線通信方法において、前記送信側周波数生成ステップは、無限の周期に近い準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、前記パルス生成ステップは、前記送信側周波数生成ステップで生成された周波数データによって指定される周波数を有する正弦波パルスを生成し、前記変調ステップは、外部からの入力信号を、前記パルス生成ステップで生成された正弦波パルスを用いて変調することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9記載の超広帯域無線通信方法において、前記送信側周波数生成ステップは、前記準周期で順次変化する周波数を生成するために使用される周波数f1およびf2を設定する送信側f1,f2設定ステップと、
前記送信側f1,f2設定ステップで設定された周波数f1およびf2に基づき準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側準周期周波数生成ステップとを備え、前記受信側周波数生成ステップは、前記送信側f1,f2設定ステップで設定される周波数f1およびf2と同じ周波数f1およびf2を設定する受信側f1,f2設定ステップと、前記受信側f1,f2設定ステップで設定された周波数f1およびf2に基づき前記送信側準周期周波数生成ステップで生成される周波数データと同じ周波数データを生成する受信側準周期周波数生成ステップとを備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8または請求項9記載の超広帯域無線通信方法において、前記送信側周波数生成ステップと前記受信側周波数生成ステップとは、同期して動作することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項8または請求項9記載の超広帯域無線通信方法において、前記変調ステップは、外部からの入力信号の値に応じて、前記パルス生成ステップで生成された正弦波パルスの位相を0度または180度に変化させる変調を行うことを特徴とする。
本発明に係る超広帯域無線通信装置および超広帯域無線通信方法によれば、信号成分とマルチパス成分との分離に線形予測法を用いるように構成したので、単純な波形と簡易な送受信系を用いた上で、ガードタイムを最小限に縮めることができ、マルチパス環境下での通信品質の劣化を防止して高速通信が可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る超広帯域無線通信装置(以下、「UWB通信装置」という)の構成を示すブロック図である。このUWB通信装置は、送信機として機能する送信側周期周波数生成部2、正弦波パルス生成部3、信号変調部4および信号送信部5と、受信機として機能する信号受信部6、線形予測解析部7、受信側周期周波数生成部8、直接波成分抽出部9および信号復調部10とから構成されている。
送信側周期周波数生成部2は、本発明の送信側周波数生成部に対応し、例えば5周期や10周期といった有限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する。具体的には、送信側周期周波数生成部2は、下式(1)に従って、周波数データを生成する。
Figure 2006345189
ここで、nmodNは、パルス番号n(n=1,2,3,・・・)を周期Nで除した余りを表す。これにより、周期Nで順次変化する周波数が得られる。この送信側周期周波数生成部2で生成された周波数データは、正弦波パルス生成部3に送られる。
正弦波パルス生成部3は、本発明のパルス生成部に対応し、送信側周期周波数生成部2から送られてくる周波数データによって指示される周波数を有する正弦波パルス(正弦波一周期の有限時間波形)を生成する。この正弦波パルス生成部3で生成された正弦波パルスは、信号変調部4に送られる。
信号変調部4は、外部から、「1」と「0」とのビット列からなる時系列データとして送られてくる入力信号を、正弦波パルス生成部3から送られてくる正弦波パルスに基づいて、例えばバイフェーズ変調(bi-phase modulation)する。詳しくは、信号変調部4は、入力信号の「1」に対しては、図2(a)に示すような、正相信号である0度信号(sinwt)を用い、入力信号の「0」に対しては、図2(b)に示すような、逆相信号である180度信号(−sinwt)を用いて変調し、送信信号として信号送信部5に送る。
信号送信部5は、例えばアンテナから構成されており、信号変調部4から送られてくる送信信号を電波に変換して送信する。したがって、この信号送信部5からは、図3(a)に示すように、時間の経過に従って周波数が順次変化する正弦波パルス、つまり信号成分f1、f2、f3、・・・が順次送信される。
信号受信部6は、例えばアンテナから構成されており、信号送信部5から送信された正弦波パルスの直接波、つまり信号成分f1、f2、f3、・・・が順次受信されるとともに、各直接波から若干遅れてマルチパス波、つまりマルチパス成分r1、r2、r3、・・・が順次受信される。この信号受信部6で受信された信号成分f1、f2、f3、・・・およびマルチパス成分r1、r2、r3、・・・を含む信号は、受信信号として線形予測解析部7に送られる。
線形予測解析部7は、信号受信部6から送られてくる受信信号に対し、線形予測(LPC:Linear Predictive Coding)解析方法を用いて線形予測解析を行い、周波数成分毎に、信号成分とマルチパス成分とを分離する。以下、線形予測解析部7で行われる線形予測解析方法を説明する。
線形予測解析方法では、電気信号などの時系列データ{x(n):n=0,1,2,・・・,W}に対し、以下の線形予測フィルタを考える。
Figure 2006345189
ここで、ak(k=1,2,・・・,K)は予測係数と呼ばれる。この式(2)で用いられている考え方は多変量解析などで行われる回帰分析手法と同様であり、過去の時系列データからある時刻の時系列データを予測するものである。なお、Kは予測係数の項数または次数である。
このとき、未知の予測係数を求めるために、時系列データとその予測値との差を以下のように定義する。
Figure 2006345189
未知の予測係数であるak(k=1,2,・・・,K)を求めるには、式(3)による計算結果が最小となるよう、以下のノルムIxを最小にするように決定することに帰着する。
Figure 2006345189
ここで、以下に示すak(k=1,2,・・・,K)の複素共役によるノルムIxの変分操作により、
Figure 2006345189
未知の予測係数ak(k=1,2,・・・,K)に関する連立一次方程式が導出される。この連立一次方程式を解くことにより、未知の予測係数ak(k=1,2,・・・,K)を決定することができる。
予測係数ak(k=1,2,・・・,K)を係数とする多項式
Figure 2006345189
を因数分解することにより得られる式
Figure 2006345189
の中でFkとして表されるのが複素周波数であり、Fkを実部と虚部に分けて、
Figure 2006345189
と表現するものとする。
このようにして得られる複素周波数のうち、実部fkが直接波の周波数と同じもの(直接波に用いる周波数の変化の順番は送信側と受信側とで同期されている)が直接波成分であり、その他のものがマルチパス成分である。以上のように、直接波成分とマルチパス成分とを分離することができる。この線形予測解析部7における解析結果は、直接波成分抽出部9に送られる。
受信側周期周波数生成部8の構成および動作は、上述した送信側周期周波数生成部2のそれらと同じであり、有限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、直接波成分抽出部9に送る。
受信側周期周波数生成部8は、送信側周期周波数生成部2と同期して動作するように制御される。この同期方法としては、周知の方法を用いることができる。例えば、通信を開始する前に、従来のUWB通信方法(詳細な説明は省略する)を用いて、受信側周期周波数生成部8と送信側周期周波数生成部2との間でネゴシエーションを行って同期させる方法を用いることができる。
直接波成分抽出部9は、線形予測解析部7から送られてくる解析結果と、受信側周期周波数生成部8から送られてくる周波数データとに基づき、直接波成分を抽出する。
すなわち、図4の複素周波数平面上に示すように、線形予測解析部7から解析結果として送られてくる複素周波数p1〜p4のうち、実部が、受信側周期周波数生成部8から送られてくる周波数データによって指定される周波数に一致するもの、つまりp1、p3、p4の中の1つが直接波成分として抽出される。この場合、抽出されたもの以外は、マルチパス成分とみなされる。この直接波成分抽出部9で抽出された直接波成分は、信号復調部10に送られる。
信号復調部10は、直接波成分抽出部9から送られてくる直接波成分が0度信号である場合は「1」、180度信号である場合は「0」を出力することにより復調を行う。この信号復調部10で復調された信号が、出力信号として外部に送られる。
次に、上記のように構成される本発明の実施例1に係るUWB通信装置の動作を図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
通信が開始されると、まず、送信側と受信側との同期化が行われる(ステップS11およびS21)。具体的には、例えば、従来のUWB通信方法を用いて受信側周期周波数生成部8と送信側周期周波数生成部2との間でネゴシエーションを行って、これらが同期して動作するように制御される。
上記同期化が終了すると、次いで、送信側では、周波数データが生成される(ステップS12)。すなわち、送信側周期周波数生成部2は、有限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、正弦波パルス生成部3に送る。次いで、正弦波パルスが生成される(ステップS13)。すなわち、正弦波パルス生成部3は、送信側周期周波数生成部2から送られてくる周波数データによって指示される周波数を有する正弦波パルスを生成し、信号変調部4に送る。
次いで、変調が行われる(ステップS14)。具体的には、信号変調部4は、外部から送られてくる入力信号を、正弦波パルス生成部3から送られてくる正弦波パルスに基づいて、例えばバイフェーズ変調し、この変調した結果を送信信号として信号送信部5に送る。次いで、送信が行われる(ステップS15)。すなわち、信号送信部5は、信号変調部4から送られてくる送信信号を電波に変換して送信する。
受信側では、上述した同期化が終了すると、周波数データが生成される(ステップS22)。すなわち、受信側周期周波数生成部8は、有限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データ、つまり送信側周期周波数生成部2で生成される周波数データと同じ周波数データを生成し、直接波成分抽出部9に送る。その後、受信を待つ待機状態に入る。この待機状態で、送信側から電波が送信されると、受信が行われる(ステップS23)。すなわち、信号受信部6は、信号送信部5から送信された正弦波パルスの直接波およびマルチパス波を受信し、信号成分f1、f2、f3、・・・およびマルチパス成分r1、r2、r3、・・・を含む信号を、受信信号として線形予測解析部7に送る。
次いで、線形予測解析が行われる(ステップS24)。すなわち、線形予測解析部7は、信号受信部6から送られてくる受信信号に対して線形予測解析方法を用いて線形予測解析を行う。次いで、直接波抽出が行われる(ステップS25)。すなわち、直接波成分抽出部9は、線形予測解析部7から送られてくる解析結果と、受信側周期周波数生成部8から送られてくる周波数データとに基づき、直接波成分を抽出し、信号復調部10に送る。
次いで、復調が行われる(ステップS26)。すなわち、信号復調部10は、直接波成分抽出部9から送られてくる直接波成分が0度信号である場合は「1」を出力し、180度信号である場合は「0」を出力する復調を行い、この復調の結果を、出力信号として外部に送る。
以上説明したように、本発明の実施例1に係るUWB通信装置によれば、信号成分とマルチパス成分との分離に線形予測解析法を用いて直接波成分を抽出することによりマルチパス成分を抑制するように構成したので、ガードタイムを大きく取る必要がない。その結果、ガードタイムを最小限に縮めることができるので、マルチパス環境下での高速通信が可能になる。
また、情報を送信するために1周期の正弦波パルスを用いるように構成したので、信号パルスの形状をパルスごとに直交するような波形に取る必要がなく、パルス波形が簡単であるので、パルス送受信のための構成が簡単になる。
図6は、本発明の実施例2に係るUWB通信装置の構成を示すブロック図である。このUWB通信装置は、送信機として機能する送信側f1,f2設定部21、送信側準周期周波数生成部22、正弦波パルス生成部3、信号変調部4および信号送信部5と、受信機として機能する信号受信部6、線形予測解析部7、受信側f1,f2設定部31、受信側準周期周波数生成部32、直接波成分抽出部9および信号復調部10とから構成されている。
この実施例2に係るUWB通信装置は、図1に示した実施例1に係るUWB通信装置の送信側周期周波数生成部2が送信側f1,f2設定部21および送信側準周期周波数生成部22に置き換えられるとともに、受信側周期周波数生成部8が受信側f1,f2設定部31および受信側準周期周波数生成部32に置き換えられて構成されている。したがって、以下では、実施例1に係るUWB通信装置と同一の構成部分には、実施例1で使用した符号と同じ符号を付し、説明を省略または簡略化する。
送信側f1,f2設定部21は、準周期(後述する)で順次変化する周波数を生成するために使用される周波数f1,f2を設定する。この送信側f1,f2設定部21で設定された周波数f1,f2は、送信側準周期周波数生成部22に送られる。
送信側準周期周波数生成部22は、送信側f1,f2設定部21で設定された周波数f1,f2に基づいて、無限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する。
なお、現実的にはハードウェア技術の制約により、実装上は、無限の周期の代わりに、1万周期や1億周期といった非常に長い周期である準周期が使用される。具体的には、送信側準周期周波数生成部22は、下式(7)に従って、周波数データを生成する。
Figure 2006345189
ここで、Qは有理数、f1およびf2は周波数、tは時間、w(t)は周波数の時間変化、Cは定数である。この送信側準周期周波数生成部22で生成された周波数データは、正弦波パルス生成部3に送られる。なお、準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データは、例えば擬似乱数を用いて生成することもできる。
受信側f1,f2設定部31の構成および動作は、上述した送信側f1,f2設定部21のそれらと同じであり、準周期で順次変化する周波数を生成するために使用される周波数f1,f2を設定する。この受信側f1,f2設定部21で設定された周波数f1,f2は、受信側準周期周波数生成部32に送られる。
受信側準周期周波数生成部32の構成および動作は、上述した送信側準周期周波数生成部22のそれらと同じであり、受信側f1,f2設定部31で設定された周波数f1,f2に基づいて、準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、直接波成分抽出部9に送る。この受信側準周期周波数生成部32は、送信側準周期周波数生成部22と同期して動作するように制御される。この同期方法としては、上述した周知の方法を用いることができる。
次に、上記のように構成される本発明の実施例2に係るUWB通信装置の動作を、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、図5のフローチャートに示した実施例1に係るUWB通信装置における処理と同一の処理を行うステップには、実施例1と同じ符号を付して説明を省略または簡略化する。
通信の開始に先立って、まず、受信側と送信側に周波数f1,f2が設定される(ステップS10およびS20)。すなわち、ユーザによって送信側f1,f2設定部21を用いて設定された周波数f1,f2が、送信側準周期周波数生成部22に送られる。同様に、ユーザによって受信側f1,f2設定部31を用いて設定された周波数f1,f2が、受信側準周期周波数生成部32に送られる。
次いで、上述した実施例1に係るUWB通信装置と同様に、送信側と受信側との同期化が行われる(ステップS11およびS21)。その後、受信側では、周波数データが生成される(ステップS12)。
すなわち、送信側準周期周波数生成部22は、送信側f1,f2設定部21から送られてくる周波数f1,f2に基づき、上述した式(7)に従って、準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、正弦波パルス生成部3に送る。以下の処理は実施例1の場合と同じである。
一方、受信側では、周波数データが生成される(ステップS22)。すなわち、受信側準周期周波数生成部32は、受信側f1,f2設定部31から送られてくる周波数f1,f2に基づき、上述した式(7)に従って、準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データ、つまり送信側準周期周波数生成部22で生成される周波数データと同じ周波数データを生成し、直接波成分抽出部9に送る。その後、受信を待つ待機状態に入る。以下の処理は実施例1の場合と同じである。
以上説明したように、本発明の実施例1に係るUWB通信装置によれば、実施例1に係るUWB通信装置と同様の効果を奏する。
本発明は、マルチパス環境下での高速通信を可能とするUSB通信に適用可能である。
本発明の実施例1に係るUWB通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るUWB通信装置において行われる変調を説明するための図である。 本発明の実施例1に係るUWB通信装置において送受信される信号成分およびマルチパス成分の周波数と時間の関係を説明するための図である。 本発明の実施例1に係るUWB通信装置の直接波成分抽出部の動作を説明するための図である。 本発明の実施例1に係るUWB通信装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係るUWB通信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係るUWB通信装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
2 送信側周期周波数生成部
3 正弦波パルス生成部
4 信号変調部
5 信号送信部
6 信号受信部
7 線形予測解析部
8 受信側周期周波数生成部
9 直接波成分抽出部
10 信号復調部
21 送信側f1,f2設定部
22 送信側準周期周波数生成部
31 受信側f1,f2設定部
32 受信側準周期周波数生成部

Claims (12)

  1. 順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側周波数生成部と、
    前記送信側周波数生成部からの周波数データによって指定される周波数を有するパルスを生成するパルス生成部と、
    外部からの入力信号を、前記パルス生成部からのパルスを用いて変調する信号変調部と、
    前記信号変調部からの変調された信号を電波に変換して送信する信号送信部と、
    前記信号送信部から送信された電波の直接波およびマルチパス波を受信して電気信号に変換する信号受信部と、
    前記信号受信部からの信号に対して線形予測解析を行うことにより直接波成分とマルチパス成分とを分離する線形予測解析部と、
    前記送信側周波数生成部で生成される周波数データと同じ周波数データを生成する受信側周波数生成部と、
    前記線形予測解析部から送られてくる直接波成分およびマルチパス成分の中から前記受信側周波数生成部からの周波数データによって指定される周波数を有する直接波成分を抽出する直接波成分抽出部と、
    前記直接波成分抽出部で抽出された直接波成分を復調する信号復調部と、
    を備えたことを特徴とする超広帯域無線通信装置。
  2. 前記送信側周波数生成部は、有限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、
    前記パルス生成部は、前記送信側周波数生成部で生成された周波数データによって指定される周波数を有する正弦波パルスを生成し、
    前記信号変調部は、外部からの入力信号を、前記パルス生成部からの正弦波パルスを用いて変調することを特徴とする請求項1記載の超広帯域無線通信装置。
  3. 前記送信側周波数生成部は、無限の周期に近い準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、
    前記パルス生成部は、前記送信側周波数生成部で生成された周波数データによって指定される周波数を有する正弦波パルスを生成し、
    前記信号変調部は、外部からの入力信号を、前記パルス生成部からの正弦波パルスを用いて変調することを特徴とする請求項1記載の超広帯域無線通信装置。
  4. 前記送信側周波数生成部は、
    前記準周期で順次変化する周波数を生成するために使用される周波数f1およびf2を設定する送信側f1,f2設定部と、
    前記送信側f1,f2設定部で設定された周波数f1およびf2に基づき準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側準周期周波数生成部とを備え、
    前記受信側周波数生成部は、
    前記送信側f1,f2設定部で設定される周波数f1およびf2と同じ周波数f1およびf2を設定する受信側f1,f2設定部と、
    前記受信側f1,f2設定部で設定された周波数f1およびf2に基づき前記送信側準周期周波数生成部で生成される周波数データと同じ周波数データを生成する受信側準周期周波数生成部と、
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の超広帯域無線通信装置。
  5. 前記送信側周波数生成部と前記受信側周波数生成部とは、同期して動作することを特徴とする請求項2または請求項3記載の超広帯域無線通信装置。
  6. 前記信号変調部は、外部からの入力信号の値に応じて、前記パルス生成部からの正弦波パルスの位相を0度または180度に変化させる変調を行うことを特徴とする請求項2または請求項3記載の超広帯域無線通信装置。
  7. 順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側周波数生成ステップと、
    前記送信側周波数生成ステップで生成された周波数データによって指定される周波数を有するパルスを生成するパルス生成ステップと、
    外部からの入力信号を、前記パルス生成ステップで生成されたパルスを用いて変調する変調ステップと、
    前記変調ステップで変調された信号を電波に変換して送信する送信ステップと、
    前記送信ステップで送信された電波の直接波およびマルチパス波を受信して電気信号に変換する受信ステップと、
    前記受信ステップで得られた信号に対して線形予測解析を行うことにより直接波成分とマルチパス成分とを分離する線形予測解析ステップと、
    前記送信側周波数生成ステップで生成される周波数データと同じ周波数データを生成する受信側周波数生成ステップと、
    前記線形予測解析ステップで分離された直接波成分およびマルチパス成分の中から前記受信側周波数生成ステップで生成された周波数データによって指定される周波数を有する直接波成分を抽出する直接波成分抽出ステップと、
    前記直接波成分抽出ステップで抽出された直接波成分を復調する復調ステップ
    とを備えたことを特徴とする超広帯域無線通信方法。
  8. 前記送信側周波数生成ステップは、有限の周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、
    前記パルス生成ステップは、前記周波数生成ステップで生成された周波数データによって指定される周波数を有する正弦波パルスを生成し、
    前記変調ステップは、外部からの入力信号を、前記パルス生成ステップで生成された正弦波パルスを用いて変調することを特徴とする請求項7記載の超広帯域無線通信方法。
  9. 前記送信側周波数生成ステップは、無限の周期に近い準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成し、
    前記パルス生成ステップは、前記送信側周波数生成ステップで生成された周波数データによって指定される周波数を有する正弦波パルスを生成し、
    前記変調ステップは、外部からの入力信号を、前記パルス生成ステップで生成された正弦波パルスを用いて変調することを特徴とする請求項7記載の超広帯域無線通信方法。
  10. 前記送信側周波数生成ステップは、
    前記準周期で順次変化する周波数を生成するために使用される周波数f1およびf2を設定する送信側f1,f2設定ステップと、
    前記送信側f1,f2設定ステップで設定された周波数f1およびf2に基づき準周期で順次変化する周波数を指定する周波数データを生成する送信側準周期周波数生成ステップとを備え、
    前記受信側周波数生成ステップは、
    前記送信側f1,f2設定ステップで設定される周波数f1およびf2と同じ周波数f1およびf2を設定する受信側f1,f2設定ステップと、
    前記受信側f1,f2設定ステップで設定された周波数f1およびf2に基づき前記送信側準周期周波数生成ステップで生成される周波数データと同じ周波数データを生成する受信側準周期周波数生成ステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項9記載の超広帯域無線通信方法。
  11. 前記送信側周波数生成ステップと前記受信側周波数生成ステップとは、同期して動作することを特徴とする請求項8または請求項9記載の超広帯域無線通信方法。
  12. 前記変調ステップは、外部からの入力信号の値に応じて、前記パルス生成ステップで生成された正弦波パルスの位相を0度または180度に変化させる変調を行うことを特徴とする請求項8または請求項9記載の超広帯域無線通信方法。

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