JP2006344082A - 画像形成装置、情報処理装置、ジョブ処理方法、ジョブ設定画面表示方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、情報処理装置、ジョブ処理方法、ジョブ設定画面表示方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 利用者によるジョブ設定登録処理を要求することなく、利用者にジョブ出力設定のための機能設定操作負担を軽減して、使い勝手のよい利用者インタフェースを介して出力ジョブに対する機能設定を完了することである。
【解決手段】 クライアントコンピュータと画像形成装置とが接続されている場合に、操作部500から入力されるコードによりジョブ処理要求者を特定し、該特定されるジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報をサーバ830から取得し、該取得されるジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面をCPU703が作成して操作部500の表示部に表示する構成を特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ジョブ情報履歴を管理してジョブを処理する画像形成装置、情報処理装置、ジョブ処理方法、ジョブ設定画面表示方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである
に関するものである。
従来から、利用者がプリンタ(印刷装置)、スキャナ、複写機、それらを統合したマルチファンクション機器(MFP)などの画像形成装置に、装置を利用する個人個人を識別し、利用者別に予め記憶設定されている複数の出力画面の中から認識された個人に対応する各種設定を操作表示画面上に反映させる技術は、装置を利用する際に利用者を特定する手段(例えばID番号など)を入力させ、利用者別にあらかじめ記憶された表示出力情報を上記の利用者を特定する手段と照らし合わせ、前記画像形成装置に表示させる処理を実行するものであった(例えば、特許文献1参照)。
また、画像形成装置の多機能化が進み、利用者が把握していない機能や、機能使用に関する設定が上手く行えず機能を利用できないことなども問題視されている。さらに、画像形成装置上の利用者別にジョブを管理するシステム(例えば、特許文献2、特許文献3参照)により、利用者に使用制限を与える機能もあり、利用者は画像形成装置を最大限に生かすことが難しくなってきている。
特開平06-078094 特開2001-282475 特開2002-116899
しかしながら、従来の画像形成装置に表示させる処理というのは、予め利用者が任意の操作表示画面になるように機器上で登録する必要があった。また、前記の登録処理を必要としない学習機能をもつ画像形成装置においても、利用者が実際に押下したボタンの回数や種類を画像形成装置が記憶しておき頻度に応じて操作表示画面を、変化させるといった処理であった。
このため利用者には画像形成装置に登録することが負担となっていた。さらに複数の画像形成装置を使い分ける場合など、画像形成装置ごとに登録する必要があるので、負担はさらに増大した。
また、ジョブアカウントシステム(例えば、特許文献2参照)における機能制限(たとえば印刷枚数の抑止機能など)は予期せぬ時に制限される場合があり、事前に設定を変えることで制限を緩和して、意図する印刷ジョブの印刷を行うことで回避できることも多いが、そのような変更に対応する機能を、利用者UIの表示に反映させることが実行されていないので、有効な機能を選択することも、利用者の制限を緩和することも困難なUI表示制御になっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、情報処理装置と画像形成装置が接続されている場合に、画像形成装置において、あるいは情報処理装置において、ジョブ出力の設定を行う場合に、利用者本位のジョブ出力設定画面を表示することにより、利用者によるジョブ設定登録処理を要求することなく、利用者にジョブ出力設定のための機能設定操作負担を軽減して、使い勝手のよい利用者インタフェースを介して出力ジョブ設定を完了できる画像形成装置、情報処理装置、ジョブ処理方法、ジョブ設定画面表示方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
また、ジョブ出力に際して、印刷制限が設定されている場合に、その利用者に有効な機能設定を推奨することで、印刷制限内であっても利用者のジョブ出力要求を満たせるジョブ出力設定を行うことができる画像形成装置、情報処理装置、ジョブ処理方法、ジョブ設定画面表示方法、コンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
情報処理装置から画像形成装置に出力されたジョブを取得し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理装置と通信可能な画像形成装置であって、ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得手段と、前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
画像形成装置に出力されたジョブを取得し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理装置と通信可能な情報処理装置であって、ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得手段と、前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
画像形成装置と通信可能な情報処理装置であって、前記画像形成装置に出力されるジョブを監視し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理手段と、ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理手段から取得する取得手段と、前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
複数の画像形成装置のジョブ処理履歴情報を管理するジョブ管理装置と通信可能な画像形成装置であって、ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得手段と、前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する表示手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のジョブ設定画面表示方法は以下に示す構成を備える。
複数の画像形成装置のジョブ処理履歴情報を管理するジョブ管理装置と通信可能な画像形成装置におけるジョブ設定画面表示方法であって、ジョブ処理要求者を特定する特定ステップと、前記特定ステップにより特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する表示ステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
複数の画像形成装置のジョブ処理履歴情報を管理するジョブ管理装置と通信可能な情報処理装置であって、ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得手段と、前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する表示手段とを有することを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のジョブ設定画面表示方法は以下に示す構成を備える。複数の画像形成装置のジョブ処理履歴情報を管理するジョブ管理装置と通信可能な情報処理装置におけるジョブ設定画面表示方法であって、ジョブ処理要求者を特定する特定ステップと、前記特定ステップにより特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得ステップと、前記取得ステップにより取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する表示ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、利用者に画像形成装置の操作部のジョブ出力設定画面や、情報処理装置におけるジョブ出力設定画面上で任意の機能設定をさせることなく、画像形成装置が利用者に最適なジョブ出力設定画面を表示することが可能となり、利用者の画像形成装置に対するジョブ出力時における操作性、利便性を向上させることができる。
また、利用者に印刷制限等が設定されている場合に、機能設定に有効を推奨することができ、利用者に設定された印刷制限内でも要求されたジョブを出力可能とするための印刷設定を利用者本位のジョブ出力設定画面上で行うことができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像形成システムの一例を示すブロック図であり、例えば周辺装置として複写機、他の画像形成装置、及び、コンピュータを含む好適なシステム例である。
なお、本実施形態では、画像形成装置における印刷処理に伴うUIの表示例を説明するが、スキャナ装置のジョブ設定画面や、他の通信機能に関わるジョブ設定画面等の設定時のUI表示制御にも適用可能であり、かつ、それらをリモートで操作できる情報処理装置としてのクライアントコンピュータにおけるドライバによる設定UIにも適用可能なものである。
図1において、複合機能処理を実行可能な画像形成装置100、200は、リーダ部1と、プリンタ部2と、コントローラ部3、またその中に、モデム通信部4、ネットワーク処理部7、PDL展開部8、コア部10を有する。
リーダ部1は、画像形成装置にセットされた原稿の画像を読み取り、原稿画像に応じた画像データを、コア部10を通じて、プリンタ部2へ出力する。プリンタ部2は、リーダ部1からの画像データに応じた画像を記録紙上に記録する。
コンピュータ11、12は、情報処理装置の一例であり、パーソナルコンピュータまたはワークステーション(PC/WS)であり、所定のOSがインストールされて、記憶装置に記憶されている各種のアプリケーションを実行して、所定のデータ処理を行う。
また、コンピュータ11、12からは、PDLプリントデータを、ネットワーク4、ネットワーク処理部7を通じて、コア部10に流し、PDL展開部8でPDLデータをプリンタ部2で記録できる画像データに展開し、コア部10を通じて、プリンタ部2でプリントする。コンピュータ11,12は、ワークステーション、又は、標準的なPCを用いることができる。
14はファクシミリ装置であり、例えばリーダ部1で読み取った原稿画像を、コア部10、モデム通信部4を経由し、公衆回線網15を通じてファクシミリ送信する。あるいは、他のファクシミリ装置12からの画像データを、公衆回線網15、モデム通信部4、コア部10を通じて受信し、プリンタ部2(プリンタエンジン部2)で受信画像をプリントする。
また、本実施形態の情報処理装置の記憶手段の一例としては、コンピュータ11、12内に備えるハードディスク30、36である。35、37は、コンピュータ11、12の表示装置であり、例えば、LCDディスプレイである。
31は、コンピュータ11の入力装置であり、キーボード、ポインティングデバイスから構成されている。38は、コンピュータ12の入力装置であり、キーボード、ポインティングデバイスから構成されている。500は操作部で、画像形成装置100に対する操作指示を行うための各種のキー(ソフトキーを含む)や、プリンタ部2、リーダ部1の状態を示す表示部を備えている。
21はインターネット網で、データ処理装置20を含む各種のコンピュータ装置と通信可能に接続する。
なお、図1に示すシステム構成は一例であり、図示の構成に限定されるものではない。
図2は、本発明に係る画像形成装置に好適な画像形成装置100,200の一例を示す断面図である。なお、画像形成装置の一例としては、プリンタ、スキャナ、Faxがあり、画像形成装置を制御する一例としては、画像形成装置が有するHDD内の所定の記憶領域をボックス領域として確保して、当該ボックス内の画像データを操作することも可能である。以下、画像形成装置100を例として説明する。
本実施形態における画像形成装置100は、デッキ150、循環式自動原稿送り装置(RDF)180、フィニッシャ190を備えて構成されている。
画像形成装置100の本体部は、画像形成部にはプラテンガラス101、スキャナ102、走査ミラー105、106、レンズ108、CCDセンサ(イメージセンサ部)109、感光体ドラム110、1次帯電器112、前露光ランプ114、クリーニング装置116、転写帯電器118、露光制御部120、現像器121、転写ベルト130を備える。
また、給紙部には、上段カセット131、下段カセット132、ピックアップローラ133、134、給紙ローラ135、136を備える。
さらに、用紙搬送部には、レジストローラ137、吸着帯電器138、転写ベルトローラ170、定着前帯電器139、140、定着器141、排紙ローラ142、排紙フラッパ154、反転パス155、再給紙トレイ156、多重フラッパ157、搬送パス158、給紙ローラ159、経路160、排出ローラ161、第1の送りローラ162、第2の送りローラ162a、反転ローラ163を備えている。
上記構成を詳述すると、上記図1におけるリーダ部1は、図2のプラテンガラス101〜CCDセンサ109に対応し、上記図1におけるプリンタ部2は、図2の感光体ドラム110〜反転ローラ163に対応する。
まず、リーダ部1について、詳述する。プラテンガラス101は、原稿載置台である。スキャナ102は、原稿照明ランプ103、走査ミラー104等で構成される。
スキャナ102は、不図示のモータにより所定方向に往復走査されることにより、原稿の反射光107を、走査ミラー104〜106を介してレンズ108を透過させてCCDセンサ109に結像する。CCDセンサ109で、電気信号に変換され、CCDセンサ109付近の、図示しないスキャナ画像処理部によって、A/D変換、シェーディング補整が行われ、後述するコア部10のゲートアレイ326を介して、メモリ324に、デジタル画像データとして蓄積される。
次にプリンタ部2について詳述する。露光制御部120は、レーザ、ポリゴンスキャナ等で構成されており、上記コア部10のメモリ324に蓄積されたデジタル出画像データをメモリから読み出し、後述するコア部10のゲートアレイ326が、デジタル画像データからビデオ信号に変換し、I/F325を通じてプリンタ部に送る。そして、そのビデオ信号に基づいて変調されたレーザ光129を、感光体ドラム110に照射する。
感光体ドラム110の回りには、1次帯電器112、現像器121、転写帯電器118、クリーニング装置116、前露光ランプ114が装備されている。感光体ドラム110を中心とした画像形成部126において、感光体ドラム110は、不図示のモータにより図中矢印方向に回転しており、1次帯電器112により所望の電位に帯電された後、露光制御部120からのレーザ光129が照射され、静電潜像が形成される。
一方、上段カセット131或いは下段カセット132からピックアップローラ133、134により給紙された転写紙は、給紙ローラ135、136により本体に送られ、レジストローラ137により転写ベルトに給送され、可視化されたトナー像が転写帯電器118により転写紙に転写される。転写後の感光体ドラム110は、クリーニング装置116により残留トナーが清掃され、前露光ランプ114により残留電荷が消去される。転写後の転写紙は、転写ベルト130から分離され、定着前帯電器139、140によりトナーが再帯電され、定着器141に送られ加圧、加熱により定着され、排紙ローラ142により本体100の外に排出される。
吸着帯電器138は、レジストローラ137から送られた転写紙を転写ベルト130に吸着させる。転写ベルトローラ170は、転写ベルト130の回転に用いられると同時に、吸着帯電器138と対になって、転写ベルト130に転写紙を吸着帯電させる。
画像形成装置本体100には、例えば4000枚の転写紙を収納し得るデッキ150が装備されている。デッキ150のリフタ151は、給紙ローラ152に転写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇する。また、画像形成装置本体100には、例えば100枚の転写紙を収容し得るマルチ手差し153が装備されている。
排紙フラッパ154は、両面記録側ないし多重記録側と排紙側の経路を切り替える。排紙ローラ142から送り出された転写紙は、この排紙フラッパ154により両面記録側ないし多重記録側に切り替えられる。多重フラッパ157は、両面記録と多重記録の経路を切り替えるものであり、これを左方向に倒すことにより、反転パス155を介さず、直接、搬送パス158に転写紙を導く。給紙ローラ159は、経路160を通じて転写紙を感光体ドラム110側に給紙する。
排出ローラ161は、排紙フラッパ154の近傍に配置されて、この排紙フラッパ154により排出側に切り替えられた転写紙を機外に排出する。両面記録(両面複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、多重フラッパ157を右に倒し、記録(複写)済みの転写紙を反転パス155で介した後、多重フラッパ157を左に倒し、搬送パス158を介して裏返した状態で再給紙トレイ156に格納する。また、多重記録(多重複写)時には、排紙フラッパ154を上方に上げて、多重フラッパ157を左に倒し、記録(複写)済みの転写紙を搬送パス158で介した後、再給紙トレイ156に格納する。再給紙トレイ156に格納されている転写紙が、下から1枚ずつ給紙ローラ159により経路160を介して本体のレジストローラ137に導かれる。
本体から転写紙を反転して排出する時には、排紙フラッパ154を上方へ上げ、多重フラッパ157を右方向へ倒し、記録(複写)済みの転写紙を搬送パス155側へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ162を通過した後に、反転ローラ163によって第2の送りローラ162a側へ搬送し、排出ローラ161によって転写紙を裏返して機外へ排出する。また、機外へ排出された転写紙は、フィニッシャ190に搬送される。
190はフィニッシャであり、画像形成装置100で印刷された転写紙をスタックするものである。パス193は、画像形成装置100で印刷された転写紙を受け取る経路である。ローラ197は、パス193から搬送された転写紙を、パス195あるいはパス196に送り出すものである。パス195へ送り出すには、排紙フラッパ194を下方に移動し、パス196へ送り出すには、排紙フラッパ194を上方に移動させる。
そして、パス196を通った場合は、ローラ198によって、ビン192に排紙される。パス195を取った場合は、そのままビン192に排紙される。例えば、コピーを行った場合は、転写紙をビン191に排紙し、PDLプリントを行った場合は、ビン192に排紙することで、利用者の利便性が上がる。
図3は、本発明の画像形成装置の一例である画像形成装置100のコア部10に記憶されたソフトウエア(モジュール)構造を説明する図である。
図3に示すモジュール部300おいて、301は画像形成装置全体を制御する本発明の第1の実行環境を構成するリアルタイムOSで、一般的には画像形成装置の各種機能をリアルタイムに制御可能なリアルタイムOSの各モジュール、或いは、CPUに、命令してクリティカルに画像形成装置のオプション装置、拡張カードを含む各機能を制御することが可能なライブラリ群を備えて構成されている。
そして、リアルタイムOS301は、その上位で動作するアプリケーションに対して、インタフェース・コマンドを提供するモジュール群により実現されるものである。
302は、リアルタイムOS301上で動作するコントローラ制御部であり、リーダ部1、プリンタ部2、モデム通信部4、PDL展開部8など制御するモジュールにより構成されるものとする。
303はアプリケーション・プログラミング・インタフェース(以下API)であり、アプリケーション304からの命令の入力の命令列に応答して、このインタフェースでコントローラ制御部302にアクセスするための処理とネットワーク処理部7及びネットワーク4を介して画像形成装置200等に制御コマンドを送る機能を有するものである。
304は、リアルタイムOS301上で動作するアプリケーションであり、API303を使用しコントローラ制御部302に各種処理を依頼するものである。また、ネットワーク処理部7を介してネットワーク4上のクライアントコンピュータ(情報処理装置)11,12,20と通信することも可能である。
305は特定のアプリケーションを実行するために最適な第2の実行環境を実現する仮想マシンであり、例えばJava(登録商標)などにより実現されるものである。
306は、第2の実行環境を実現する仮想マシン305上のアプリケーションが第1の実行環境であるリアルタイムOS301上で動作するコントローラ制御部302にアクセスするためのAPIであり、本実施形態においてはAPI303を呼び出すための変換モジュールの機能と、ネットワーク処理部7及びネットワーク4を介して画像形成装置200等に制御コマンドを送る機能とを有するものである。
307は、第2の実行環境を実現する仮想マシン305上のアプリケーションを統括的に制御する機能を有するフレームワークモジュール(FrameWoork)である。308はアプリケーション管理アプリケーションで、第2の実行環境の仮想マシン305上の他のアプリケーションを管理する機能を備え、フレームワーク307と協調し、後述のアプリケーション309,310のダウンロード、アップロード、消去、無効化を行うものである。
アプリケーション309,310は、第2の実行環境としての仮想マシン305上で動作するアプリケーションであり、API306を使用しコントローラ制御部302に各種処理を依頼するものである。また、ネットワーク処理部7を介してネットワーク4上のクライアントコンピュータ11,12,20と通信することも可能である。
311は、第2の実行環境を実現する仮想マシン305が使用する資源を管理するリソース管理部であり、第1の実行環境を実現するリアルタイムOS301上で動作する。リソース管理部311は、第2の実行環境を実現する仮想マシン305自身、API306、フレームワーク307、或いはOS305上の全アプリケーションがメモリ等のリソース資源を使用する際、予め決められた以上の資源が使用できないように制限するものである。
まず、API303について説明する。
API303は、第1の実行環境であるリアルタイムOS301によって制御されるコントローラ制御部302にアクセスするための複数の制御コマンドにそれぞれ対応したリアルタイムOS301上のインタフェースの集合である。この制御コマンドに対応した個々のインタフェースでは、制御コマンドを実行する対象の機器を指定するパラメータを持ち、かつ指定の対象として同一機器内のコントローラ制御部302、さらに、ネットワーク4で接続された画像形成装置200のコントローラ制御部302を指定可能である。
図4は、図3に示したAPI303のインタフェースの呼び出しの動作を示す図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図4において、API303としては、例えば、従来、画像形成装置にリアルタイムOS301を単独で載せている場合には、当該リアルタイムOS301上で、画像形成装置の動作をきめ細かく制御可能な印刷プロトコルに従ったインタフェース群なども考えられる。
ここでは、API303は、ネットワークプリンティングプロトコルを実現するためのライブラリ群である。なお、401〜406は要求等に対応するステップを示す。
本実施形態では、例えば制御コマンドAに対応するインタフェースAが呼び出されたものとする。ここでは、コマンドとインタフェースは一対一対応して呼び出し可能なものと考えているが、シンプルなコマンドを複数組合わせて一つの新しいコマンドとみなし、これをインタフェースAと対応させてもよい。
ステップ(401)で、制御アプリケーション304が、API303のインタフェースAを呼び出す。インタフェースAには、処理の対象となる画像形成装置を表す識別子が付加できる。API303は、インタフェースAに付加された識別子を解釈し、識別子が示す機器が、API303が備えられた画像形成装置自身であると判断した場合は、ステップ(402)で、コントローラ制御部302に対し、コマンドAを実行して対応する処理を行う。
API303は、コマンドの制御対象が機器外(画像形成装置200)と同様の識別情報を用いて判断すれば、ステップ(403)で、ネットワーク処理部7を介してネットワーク4の当該コマンドに対応したパケット形式のデータを送出する。
画像形成装置200において取得手段として機能するネットワーク処理部7は、取得される前記パケット形式のデータから、コマンドを取得し、ステップ(404)で通信アプリケーション304Aに当該コマンドAのデータを渡す。通信アプリケーション304Aは、コマンドAに対応するインタフェースAを認識し、ステップ(405)で、機器内のコントローラ制御部302を対象としたAPI303のインタフェースAを呼び出す。
このとき、ステップ(401)で、呼び出されたインタフェースAとステップ(405)で呼び出されたインタフェースAは同一のものとすることができる。
API303は、コマンドの対象が機器内であるので、ステップ(406)でコントローラ制御部302に対し当該コマンドAに対応した処理を行う。このときステップ(402)のコマンドに対応した処理とステップ(406)のコマンドに対応した処理は同一のものである。
図5は、図3に示したAPI306の動作を示すブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。なお、501〜507は要求等に対応するステップを示す。
また、本実施形態では最終的に画像形成装置に命令を行うコマンドAに対応するインタフェースとして、インタフェースAが呼び出されたものとする。
先ず、ステップ(501)は、制御アプリケーション309として、API306のインタフェースAを呼び出すことを示す。以下、図4と異なる部分を詳述する。
API306に含まれる各インタフェースは、本実施形態の第2形式の命令の、好適な一例である。また、API303に含まれる各インタフェースは、本実施形態の第1形式の命令の好適な一例である。
まず、API306について詳述する。
API306は、第2の実行環境である仮想マシン305上のインタフェースの集合であり、API303が提供するインタフェースを呼び出し可能なインタフェースを含む。
また、API306の各コマンドに対応した個々のインタフェースでは、API303と同様に制御コマンドを実行する対象を指定するパラメータを持ち、かつ指定の対象として同一機器内のコントローラ制御部302、およびネットワーク4で接続された画像形成装置200のコントローラ制御部302が指定可能である。
ここでは、第1の実行環境に変換して実行する必要があるインタフェースAが呼び出された場合を考える。
まず、呼び出されたインタフェースAが起動する処理の対象が機器内であれば、API306のインタフェースを呼び出す。API306のインタフェースが呼び出されるのに応答して、リアルタイムOS301が解釈可能な、API303のインタフェースが起動され、呼び出される。そして、呼び出されると、ステップ(502)で、API303のインタフェースは、コマンドAに対応する処理を起動する。そして、ステップ(503)で、API303はコントローラ制御部302に対し、コマンドに対応した処理を行う。
ステップ(504)で、コマンドの対象が機器外(例えば、画像形成装置200)であれば、ネットワーク処理部7を介してネットワーク4の当該コマンドに対応したパケットを送出する。
そして、画像形成装置200のネットワーク処理部7は、送信された前述のパケットを受信し、ステップ(505)で、通信アプリケーション304Aに当該コマンドAに対応するパケットデータを渡す。
そして、通信アプリケーション304Aは、ステップ(506)で、機器内のコントローラ制御部302を対象としたAPI303のインタフェースAを呼び出す。このとき、ステップ(502)で呼び出されたインタフェースAとステップ(506)で呼び出されたインタフェースAは同一である。
このようにして、操作したい機能が、画像形成装置100内であるか、ネットワークを介して接続される他の画像形成装置200内であるかの違い、及び、装置のアーキテクチャの違い、及び、OSの差異にそれぞれ依存することが無いインタフェース群であるAPI306を提供することができる。
つまり、API306を活用することによって、すなわち、第2の実行環境のAPI306の体系を学ぶだけで、各種アプリケーションが開発可能となり、さらに、API303をオーバーヘッドが無しに呼び出して活用できる仕組みとなっているので、画像形成装置の様々な機能を、制御するに際し、既に開発資産であるAPI303がある場合には、これを活用できる。
API306は、コマンドの対象が機器内であるので、ステップ(507)でコントローラ制御部302に対し当該コマンドAに対応した処理を行う。このとき、ステップ(503)のコマンドに対応した処理と、ステップ(507)のコマンドに対応した処理は同一であることは言うまでもない。
また、図4に示したステップ(404)からステップ(406)の処理と、ステップ(505)からステップ(507)の処理は同一であり、API303を使用した際の動作とAPI306を使用した際の動作は同一であることもいうまでもない。
図6は、図1に示した画像形成装置100の操作部500の表示部に表示される画面を示す説明図であり、本発明の第1の実行環境の一例であるリアルタイムOS301上で実行されるアプリケーションを選択、実行するためのものである。尚、この画面はタッチパネルとなっており、それぞれ表示される機能の枠内を操作者が触れることにより、その機能が実行される。
図6において、コピーモードキー623は、複写動作を行う場合に押すキーである。そして、このコピーモードキー623が押されたときに、コピーモードの画面630を表示する。
拡張機能キー601は、このキーを押すことによって両面複写、多重複写、移動、綴じ代の設定、枠消しの設定等のモードに入る。
画像モードキー602は、複写画像に対して網掛け、影付け、トリミング、マスキングを行うための設定モードに入る。
利用者モードキー603は、モードメモリの登録、標準モード画面の設定が行える。
応用ズームキー604は、原稿のX方向、Y方向を独立に変倍するモード、原稿サイズと複写サイズから変倍率を計算するズームプログラムのモードに入る。M1キー605、M2キー606、M3キー607は、それぞれに登録されたモードメモリを呼び出す際に押すキーである。608はコールキーである。オプションキー609は、フィルムから直接複写するため、フィルムプロジェクタ等のオプション機能の設定を行うキーである。
ソータキー610は、ソート、ノンソート、グループの設定を行うキーである。原稿混載キー611は、原稿フィーダにA4サイズとA3サイズ、またはB5サイズとB4サイズの原稿を一緒にセットする際に押すキーである。等倍キー612は、複写倍率を100%にする際に押すキーである。用紙選択キー613は、複写用紙の選択を行う際に押すキーである。縮小キー614、拡大キー615は、定型の縮小、拡大を行う際に押すキーである。616はズームキーであり、任意の縮小、拡大を行う際に押すキーである。
濃度キー618、620は、濃度キー618を押す毎に濃く複写され、濃度キー620を押す毎に薄く複写される。濃度表示部617は、濃度キー518、520を押すと表示が左右に変化する。AEキー619は、新聞のように地肌の濃い原稿を自動濃度調整複写するときに押すキーである。
HiFiキー621は、写真原稿のように中間調の濃度が濃い原稿の複写の際に押すキーである。文字強調キー622は、文字原稿の複写で文字を際だたせたい場合に押すキーである。
送信モードキー624は、ファックス送信等を行うときに押すキーである。ボックスモードキー625は、ボックスに格納されたデータを操作するときに押すキーである。上記のコピーモードキー623、送信モードキー624、ボックスモードキー625は、それぞれOS301上で実行されるアプリケーション304を選択する操作に該当する。
拡張モードモードキー626は、本発明のモードキーであり、本発明の第2の実行環境305上で実行されるアプリケーションを選択、実行するための画面に遷移するものである。本実施例では、他のモードキーの選択と同等に表示しているが、キーの大きさやデザインを変更するなどし、視覚的により認識しやすいように表示してもよい。
640はステータスラインであり、機器の状態や印刷情報を示すメッセージを表示する。図6の場合、コピー中であることを示している。650は履歴キーであり、これを押下することで、印刷済みのジョブの履歴情報を表示する。たとえば、印刷ジョブの、終了時刻、利用者名、ファイル名、印刷枚数等の情報を表示する。
コピーモード画面630表示時に、図示しないStartキーなどにより複写動作の実行が指示された場合、API303に対し処理の開始や各種パラメータの設定などを行うインタフェースが、図4に示したステップ(401)で、順次呼び出される。通常、複写動作は機器内に対して指示されるためAPI303において、図4に示したステップ(402)で、コントローラ制御部302にコマンドを伝え、結果として複写動作が実行される。
図7は、図1に示した画像形成装置100のハードウエアの構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図7において、701はインタフェース(I/F)で、モデム通信部4、ネットワーク処理部7、PDL展開部8とでやり取りされる情報を取り込みメモリ704に書き込む。703はCPUで、データ処理部702、705と通信して、I/F706に接続されるリーダ部1を制御するとともに、I/F708に接続されるプリンタ部2を制御する。また、CPU703はI/F707を介して操作部500を制御する。
図8は、本発明の第1実施形態を示す画像処理システムにおけるデータ処理構成を説明するブロック図であり、図1に示した画像形成装置100,200等とコンピュータ11,12においてジョブの受付番号と、ジョブの内容を任意のタイミングでネットワークを介して取得する画像処理システム例に対応する。なお、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図8において、830はサーバコンピュータであり、クライアントコンピュータ11,12とネットワークを介して所定のプロトコルで通信可能に構成されている。100はプリンタであり、内蔵するメモリに印刷履歴を保持する機能(印刷履歴保持機能)を備えている。
200はMFP(Multi Function Printer)としての画像形成装置であり、プリンタ機能、コピー機能、スキャナ機能、内蔵メモリに印刷履歴保持機能を備えている。
860は従来のプリンタ(従来プリンタ)であり、上記印刷履歴保持機能を備えていないものとする。
11、12、830、100、200の各装置は、ネットワークを介して他の装置と通信を行うことができる。
クライアントコンピュータ11において、アプリケーション811がGDI812を呼び出すことにより、GDI812は、アプリケーション811からの指示に応じて印刷データを生成し、その印刷データをスプーラ813に送信する。ジョブアカウントクライアントアプリケーション814は、アプリケーション811がGDI812を呼び出すのを監視(フック)して、その印刷データに係るジョブの情報を蓄積する。
スプーラ813は、ネットワークを介して周辺機器と通信し、周辺機器がレディ状態であれば印刷データを送信する。また、クライアントコンピュータ12がプリントサーバとして機能している場合には、GDI812が生成した印刷データはスプーラ823に送信される。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション814は、サーバコンピュータ830のジョブアカウントサーバアプリケーション831に、定期的に蓄積したジョブ情報を送信する。
クライアントコンピュータ12において、アプリケーション821、GDI822、スプーラ823は、それぞれアプリケーション810、GDI812、スプーラ813と同じ動きをする。
ジョブアカウントクライアントアプリケーション824は、定期的にスプーラ823を監視する。スプーラ823にスプールされている印刷ジョブがあれば、ジョブアカウントクライアントコンピュータ824は、APIを用いてその印刷ジョブの情報を取得する。具体的には、印刷ジョブの排紙枚数やページ数を取得する。
そして、ジョブアカウントクライアントコンピュータ824は、内蔵メモリに蓄積したジョブ情報をサーバコンピュータ830のジョブアカウントサーバアプリケーション831に送信する。
なお、クライアントコンピュータ12のジョブアカウントクライアントアプリケーション824が定期的にスプーラ823を監視しなくても、OSがスプーラ823の状態が変化したことを他のアプリケーションに伝える機能を備えていればよい。つまり、印刷ジョブがスプーラ823にスプールされたことをOSがジョブアカウントクライアントアプリケーション824に伝えればよい。
サーバコンピュータ830において、ジョブアカウントサーバアプリケーション831は、ジョブアカウントクライアントアプリケーション814及びジョブアカウントクライアントアプリケーション824からジョブ情報を受信し、不揮発性記憶装置にジョブ情報(例えばリスト形式でハードディスク等に利用者別のジョブアカウントファイルを含む)を格納する。
更に、ジョブアカウントサーバアプリケーション831は、ネットワークに接続された周辺機器としての画像形成装置それぞれがジョブ履歴保持機能を有しているかを調査する。そして、ジョブ履歴保持機能を有する画像形成装置からジョブ履歴(ジョブ情報)を取得する。
以上が本実施形態における画像形成装置と情報処理装置を利用した印刷システムの概要である。
さらなる詳細は他特許(例えば、特許文献2参照)に記述されているものと同等ないし似通った機能を備えているものとする。
図9は、図8に示したジョブアカウントサーバアプリケーション830の機能構成を示す図である。
なお、図8に示したジョブクライアントアプリ814、824も、以下に示すジョブ情報受信部、ジョブ情報登録部、ジョブ履歴データベースを備えている。
図9において、ジョブ情報受信部831は、ジョブアカウントクライアントアプリケーション814及びジョブアカウントクライアントアプリケーション824、ジョブ履歴保持機能を有する画像形成装置100、200から、ネットワークを介してジョブ情報841、851を取得する。
ジョブ情報登録部902は、ジョブ情報受信部901が受信したジョブ情報をジョブ履歴データベース903に登録する。本ジョブアカウントシステムでは、ジョブ履歴データベース903のデータを参照することにより、いつ、誰が、どの画像形成装置で、どれくらいの量の(ページ数、排紙枚数、用紙タイプ、その他)ジョブを実行したかが判別され、詳細なジョブアカウントが利用者別に行なわれる。
このように構成された画像形成システムにおいて、本実施形態では、情報処理装置としてのクライアントコンピュータ11、12から画像形成装置100、200に出力されたジョブを取得し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理装置と通信可能な画像形成装置に、例えば操作部500からコードが入力されると、そのコードをと登録者を管理するテーブル等を参照比較することでジョブ処理要求者を特定する。そして、特定されるジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報をジョブ管理装置としての機能する、クライアントコンピュータ11、12のジョブアカウントアプリ814、824がジョブアカウントサーバアプリ831に登録しているジョブ処理履歴情報からCPU703が取得し、該取得されるジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して操作部500が備える表示部に表示する。
また、利用者別のジョブ設定画面表示処理は、前記ジョブ処理履歴情報から抽出される利用者別の機能要素に基づいて表示すべき機能要素を含む利用者別のジョブ設定画面を作成する。
さらに、利用者別に設定される利用制限を記憶する記憶手段に記憶させ、利用者別のジョブ設定画面表示処理する場合に、ジョブ処理履歴情報から抽出される利用者別の機能要素に基づいて表示すべき機能要素と、前記記憶手段に記憶される利用者別に設定される利用制限に対して有効な機能とを組み合わせた利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する。
また、利用者別のジョブ設定画面から標準画面への切り替えを指示するボタンを設け(例えば後述する図13に示すキー1308)、利用者別のジョブ設定画面表示処理する場合に、該指示に基づき、利用者別のジョブ設定画面から標準ジョブ設定画面に切り替えて前記表示部に表示する。
さらに、本実施形態では、ジョブ処理履歴情報は、利用形態に対応する利用枚数、両面機能、N-up機能、ソート機能、製本印刷、印刷部数等を含むものである。
これにより、画像形成装置100,200において、利用者は、好みのジョブ出力設定画面を個別に画像形成装置100、200等に登録することなく、利用者、あるいはグループに対して割り当てられているコードを操作部500から入力することで利用者を特定できたら、その特定された利用者が既にジョブ出力に伴って、ジョブ処理履歴情報が登録されていると判別された場合、その登録されているジョブ処理履歴情報から印刷機能設定可能な機能要素を抽出して、それぞれの利用者に最適なジョブ処理設定画面を操作部500に表示することができる。したがって、利用者のジョブ処理設定を可能とするまでの処理時間を短縮して、意図する出力ジョブを印刷開始させる指示が行えたり、頻度の高い利用者の機能設定を僅かな設定項目、例えば部数等を変更してジョブ処理設定を完了し、その設定に基づくジョブを印刷させたりすることができるため、ユーザの使い勝手が向上する。
これは、画像形成装置100、200におけるジョブ処理設定負担を軽減するものであるが、本実施形態ではこれに限らず、図8に示すように、情報処理装置としてのクライアントコンピュータ11、12等におけるジョブ出力時における印刷設定にも適用可能である。
つまり、画像形成装置に出力されたジョブを取得し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理装置(例えばサーバコンピュータ830)と通信可能な情報処理装置、例えばクライアントコンピュータ11において、ジョブ処理要求者を印刷情報中に含まれる利用者情報から特定する。そして、特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得し、該取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する。
なお、ジョブ処理履歴情報を登録管理する手段は、サーバコンピュータ830とする構成に代えて、情報処理装置自体にその同等の機能処理手段を設けて、すなわち、ジョブアカウントクライアントアプリ814がジョブ処理履歴情報を登録管理する機能を備える構成としてもよい。
つまり、画像形成装置と通信可能な情報処理装置であって、画像形成装置に出力されるジョブを監視し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理手段(ジョブアカウントクライアントアプリ814が)と、例えばクライアントコンピュータ11において、ジョブ処理要求者を印刷情報中に含まれる利用者情報から特定する。そして、特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報をジョブアカウントクライアントアプリ814から取得し、該取得されるジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する構成としてもよい。
図10は、本実施形態に係る画像形成装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、MFPとしての画像形成装置100、200等の利用者の利用形態(利用形態に対応する利用枚数、両面機能、N-up機能、ソート機能、製本印刷、印刷部数、その他等を含む)を把握し、画像形成装置の最適な設定を判別し、UIパネル表示を動的に変化させる機能処理手順に対応する。なお、S1001〜S1009は各ステップを示す。なお、S1002とS1003のステップの処理は、情報処理装置のメモリに記憶されるプログラムに基づき、情報処理装置のCPUによって実行される。また、S1004からS1006のステップの処理は、画像形成装置11,12のコア部10のCPU703がROMまたはハードディスク等に記憶される制御プログラムをメモリ704にロードして実行することで実現される。
図10に示すフローにおいて、利用者が印刷(またはそれに類する機能選択操作、例えばFax,Scan、プリントなど)を行った場合、まず、ステップS1001にてリモート印刷(情報処理装置(クライアントコンピュータ11、12からの印刷であるか、デバイス(図1に示す例では、画像形成装置100,200)上での操作であるかで分岐する。
なお、本実施形態において、本判別する機能は、情報処理装置(クライアントコンピュータ11、12)上と画像形成装置100,200上で独立して動作している。
よって、図10に示すフローは情報処理装置上と画像形成装置上の両方で適応可能である。もちろん、情報処理装置上と画像形成装置上での独立した動作というのは一実施形態であり、実際の利用形態として、片方のみ、例えば画像形成装置上のみ本発明を有効化することについてなんら問題はないのはいうまでもない。
先ず、ステップS1001で、印刷の方法を区別したのち、情報処理装置11,12等からの印刷(以下リモート印刷と表記する)要求である場合、ステップS1002で、情報処理装置は利用者の特定を行う。例えば、本実施形態では、印刷情報中に含まれる利用者情報から特定するものとする。
なお、ステップS1001が実行されるタイミングは、図8において説明したように、クライアントコンピュータ11において、アプリケーション811がGDI812を呼び出すことにより、GDI812は、アプリケーションからの指示に応じて印刷データを生成し、その印刷データをスプーラ813に送信する。そして、ジョブアカウントクライアントアプリケーション814が、アプリケーション811がGDI812を呼び出すのを監視(フック)して、その印刷データに係るジョブ情報を蓄積したときである。
次に、特定された利用者情報としての利用者情報をステップS1003で、情報処理装置はジョブアカウントクライアントアプリ814内のジョブ履歴データベース(あるいは図9に示すサーバコンピュータ830上のジョブ履歴データベース903)を参照して、利用者情報として利用者毎に設定されたUIを後述するように作成して情報処理装置の表示装置に表示を行う。この表示制御に基づくUIの詳細(図14参照)は後述する。
本実施形態では、CPU703は、利用者別の履歴情報を参照して、図14に示す印刷設定画面として表示するが、その際、利用者に印刷制限が、例えばネットワーク管理者等により設定されている場合で、現在の印刷枚数の制限を超えるような印刷設定である場合に、利用者は設定していないが、設定を行うことで印刷制限内でもジョブを出力可能とするような機能設定を行えるように、その機能設定を設定可能とする機能設定要素(例えばNin1等)を表示可能な設定画面を作成するものとする。
また、作成されて表示される印刷設定画面に、表示されていない設定可能な印刷設定要素を表示するための指示ボタン等を合わせて表示することは任意である。
さらに、同一利用者であっても、複数のジョブ情報履歴がある場合には、その一覧を表示して、表示すべき設定画面を選択させたり、あるいは、その設定画面の選択頻度等から優先順位として、最も利用者が選択している設定画面を表示するように制御させたりしてもよい。これにより、利用者の使い勝手が向上する。
なお、ジョブ情報は、サーバコンピュータ830に転送されて、サーバコンピュータ830上のジョブ履歴データベース903に蓄積されるが、その登録処理に関する詳細は特許文献2に記載されている。
その後、ステップS1004で、画像形成装置100、200において、例えば受信したジョブ情報の印刷が行われ、ステップS1005で、印刷に関するジョブ情報を取得し、ステップS1006で、図9に示すサーバコンピュータ830上のジョブ履歴データベース903に登録する。そして、登録後は印刷が再び行われるたびに上記処理を繰り返す。
なお、ステップS1004、S1005、S1006のプロセスについては特許文献2に詳述されている。
一方、ステップ1001にて、デバイス印刷(画像形成装置100,200上の操作部500を操作して利用者が印刷などを行う形態)を行ったと判断した場合は、ステップS1007に進み、利用者により画像形成装置100,200上で既定のコードが入力される。ここで、入力されるコードは、利用者やグループを特定するために設定されている部門IDや暗証番号などである。そして、利用者により入力される既定のコードに基づいて、ステップS1008にて画像形成装置は利用者(あるいはグループ)を特定し、ステップS1009で、画像形成装置11、12上のパネルUIをCPU702が上記履歴データベースを参照して、作成されるUIに基づく制御で特定した利用者用のものに適応表示させる。この表示されるUIの詳細は後述する。その後の処理は、ステップS1004に進む。
図11は、本実施形態に係る画像形成装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図10に示したステップS1003で行われる利用者ごとに設定されたUIの処理判断処理の詳細手順に対応する。なお、S1101〜S1107は各ステップを示す。なお、各ステップは、情報処理装置のCPUがROMまたはハードディスク等に記憶される制御プログラムをメモリにロードして実行することで実現される。
先ず、ステップS1101で、情報処理装置としてのクライアントコンピュータ11がジョブ情報を取得する(詳細は特許文献2参照)。そして、取得したジョブ情報は、ステップS1102で、利用者毎にリスト形式のデータファイルとして、図9に示したジョブ履歴データベース903に登録される。なお、リスト化するのは一例であり、ジョブ履歴データベース903に登録し、使用するたび該当データを抽出するなど、他の方法でもよい。
次に、ステップS1103で、例えばリスト化されている利用者情報から特徴をCPUが抽出し、利用者がどのような設定で印刷を行っているかを判断する。例えば、過去のジョブ履歴から、N−upの設定値、印刷部数、両面印字の有無などの項目を挙げる等である。さらに、それぞれの設定値の頻度等を合わせて登録することで、設定される項目毎の頻度を参照可能となり、この頻度を参照することで、CPUが表示装置に表示する利用者別のUIの表示に、例えば表示する項目の優先順位等に反映させてもよい。
さらに、ステップS1104で、印刷システムに設定されている印刷制限としての項目(ここでは上限値とする)をチェックする。該当がある場合は、ステップS1105に進み、所定項目の追加などを行い、ステップS1106へ進む。
例えば利用者毎に印刷制限が管理されている場合、例えば利用者の印刷限度枚数に近づいている場合は、たとえ利用者がN−up印刷機能を選択するような設定がなされていない場合でも、その印刷機能を推奨することで、利用者の印刷制限が結果として緩和される機能を利用者が選択可能となり、このような印刷機能、例えばN−upの多い設定や両面印字を強調するようなUIの組み立て、普段使っていない機能がある場合にはその機能の強調表示などが対応する。
この際、印刷制限に対する推奨可能な印刷機能は、両面で、かつ、N−up印刷(Nがなるべく大きい値)とするのが望ましい。
ただし、レイアウトは、ページの配置を変更可能な場合もあるので、そのような詳細を設定可能にUI表示を行うことも本実施形態に含まれる。
次に、ステップS1106で、ステップS1104、S1105の情報に基づいて、該当利用者に合わせてUIをCPUが生成し、ステップS1107で作成した情報をメモリ上に保存して、ステップS1101へ戻る。
なお、このUIは、UI用のオブジェクトとその配置や機能を割り付けられているものを配置することにより生成される。
この作成されたUIは、図10に示したステップS1003で表示されるものである。
これにより、利用者は実際に印刷がされる前に、再度自分に必要な部分の設定項目確認や変更が行え、印刷抑止や従来使用していなかった機能の利用などを自動的に把握することができる。
図12は、本実施形態に係る画像形成装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図10に示すステップ1009で行われるデバイス(画像形成装置100、200)上での操作部500からの操作で印刷(またはスキャンなど)をする場合に、操作部500に表示されるUIの作成処理判断処理の詳細手順に対応する。なお、S1201〜S1208は各ステップを示す。
なお、各ステップは、画像形成装置11,12のコア部10のCPU703がROMまたはハードディスク等に記憶される制御プログラムをメモリ704にロードして実行することで実現される。
また、本処理フローは、図10に示したステップS1009を実行するたびに行われるのではなく、ステップS1009で選択表示されるUIをあらかじめ作成する手段についてのものである。もちろん、ステップS1009を実行するたびに図12に示す処理を行ってもよいのだが、それではUIを表示するまでに多くのステップを必要とするため時間遅延につながり、利用者インタフェース上実用的ではない。
先ず、ステップS1201で、画像形成装置100、200等がジョブ情報を取得し、ステップ1202で、取得したジョブ情報から特定される利用者情報に従い利用者ごとにリスト化し画像形成装置内のHDD(ハードデスクドライブ)やメモリに記憶される。次に、ステップS1203で、利用者情報から特徴情報を抽出し、利用者がどのような設定で印刷を行っているかをCPU703が判断する。ステップS1204で、ステップS1203により抽出される特徴情報に基づいて、該当利用者に合わせたUIをCPU703が生成しメモリ704上に記憶しておく。
次に、ステップS1205で、情報処理装置としてのクライアントコンピュータ11、12の内ジョブアカウントシステム(印刷システム)において作成されたUI情報(図11におけるステップS1106で、作成されたUI情報を指す)をクライアントコンピュータ11、12等から取得する。
そして、ステップS1206において、両者のUI情報を比較する。なお、本実施形態では、図12に示すステップS1206において、印刷回数で比較した例を示す。なお、比較すべき機能要素は、印刷回数に限定されることなく、設定された機能要素における優先順位に基づいて決定してもよい。
また、図11に示したステップS1106で作成されたUIと、図12ステップS1204で作成されたUIにおいて、リモート印刷による回数とデバイス上操作による印刷回数を比べ、あきらかに偏った傾向があるのであれば、回数の多い方で作成されたUIの方に優位性を設定する。
本実施形態では、上記印刷設定項目における各設定可能な項目の優位性の指標は別途任意に設定することができるものとする。例えば印刷日時での順列や、印刷枚数での順列などが好例である。
次に、ステップS1206において、図12に示したステップS1204で作成されたUIより、図11に示したステップS1106で作成されたUIの方が優位性が高いとCPU703が判断した場合は、ステップS1207に進み、その特徴を加味してUIを再度作成し、再度ステップS1206での判定処理を繰り返す。
そして、ステップS1208で、当該判定処理を通過し有効となったUIをメモリ704に記憶し保持する。これが図10に示したステップS1009でCPU703により呼び出され、画像形成装置100,200の操作部500に表示されるUIとなる。
なお、前述したが図11、図12に示した処理フローはそれぞれの実行タイミングは図10のフローとは別に設けられていることを1つの特徴とする。
本実施形態によれば、利用者が印刷の際に任意の設定をすることなく、画像形成装置が利用者に最適な操作表示画面を提供することが可能となり、利用者の利便性を向上させることができる。
さらに、本発明によれば、画像形成装置の使われていない機能やジョブアカウントシステム(印刷システム)の情報を有効にフィードバックした利用が可能となり、運用面での利便性向上、コスト削減などの効果が得られる。
以下に図11、図12に示した処理で作成されるUIの一例を説明する。
図13は、図1に示した画像形成装置100、200の操作部に表示される利用者別のジョブ設定画面(UI)の表示例を示す平面図であり、利用者別の情報より作成された表示パネルUIの一例に対応する。なお、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図13において、1301、1302、1303、1304は最適利用者設定キーで、表示パネルUI上に配置された利用者ごとに異なるキーであり、図10に示したステップS1009で表示されるものであって、特定される利用者毎に異なるキーである。なお、最適利用者設定キー1301、1302、1303、1304は、標準画面上に割り当てられる利用者キー領域として表示してもよいし、最適利用者設定キー1301、1302、1303、1304の表示位置を利用者が設定できる領域に表示してもよい。
また、最適利用者設定キー1301、1302、1303、1304を表示する場合に、図示しないソートキーを設けて、各キーの表示位置を移動配置できるように構成してもよい。これにより、利用者が最適利用者設定キー1301、1302、1303、1304の表示位置をカスタマイズでき利用者の使い勝手が向上する。
また、図示しないマスクキー等を設けて、標準画面上のキー以外の利用者キーをマスクできるように構成してもよい。
さらに、最適利用者設定キー1301、1302、1303、1304の内容を変更要求に備えて、各最適利用者設定キー1301、1302、1303、1304の押下状態を判別して、その設定値を変更するためのUIを表示して、表示画面上にその変更入力画面からの情報を反映できるように制御することで、利用者の使い勝手をさらに向上できる。なお、その設定値を変更するためのUIは、後述するキー1305〜1307の表示に代えて、便利な機能のためのキー表示領域に表示してもよい。
また、最適利用者設定キー1301、1302、1303、1304の特定の組合せを1つのキーに割当て、確認キー等で、図13に示す画面として表示することで、利用者の設定確認負担を軽減して、同一設定であれば、1つのキーを押下することで、利用者別のUIの識別をさらに向上させてもよい。
なお、最適利用者設定キー1301は両面キーとして機能する。最適利用者設定キー1302はレイアウトキーとして機能する。最適利用者設定キー1303は用紙選択キーとして機能する。最適利用者設定キー1304は部数キーとして機能する。
1305、1306、1307は利用者推奨設定キーで、本実施形態では、表示パネルUI上に配置された従来使用していなかった機能の利用や抑止機能による、使用を推奨する設定キー群である。
なお、ステイプルキー1305、カラーキー1306、N−UPキー1307となっている。標準設定キー1308は、利用者別の表示パネルUIを使用しないで、従来のUIに表示を切り替えるキー(設定画面を既存の物にする)である。
設定追加キー1309で、現在よりさらに各種設定を追加するキーとして機能する。レイアウト設定キー1310は利用者が画像形成装置100、200等の操作部500に表示される個人のUIを、組替える場合に操作するキーとして機能する。
図14は、図1に示したクライアントコンピュータ11、12が備える表示部に表示されるメッセージUIの一例を示す図である。
図14において、1401は表示されるUI全体を表す。1402は情報処理装置上のジョブアカウントアプリケーション814、824またはジョブアカウントサーバアプリケーション831からのメッセージを表示する部分である。この例では、このUIが印刷システムから起動されていることと、指定した印刷設定が変更可能であることを利用者に伝える例(ジョブアカウントアプリからの通知例)ている。
図14において、1403は利用者が指定した画像形成装置を表示する部分である。なお、本画面は、プリンタドライバが備えるUIに組み入れて表示するか、独立したUIとして表示するかは、表示画面の設定により決定されるものとする。また、各項目の設定情報を、簡単なグラフィックやアイコン等のオブジェクトを併用して、利用者に対して視覚的に認識し易く構成することは任意である。
1404、1405、1406、1407は最適利用者設定キーで、本実施形態では、表示パネルUI上に配置された利用者ごとに異なるキーである。
最適利用者設定キー1404は利用者設定値により両面キーとして機能する。最適利用者設定キー1405は利用者設定値によりレイアウトキーとして機能する。最適利用者設定キー1406は利用者設定値により用紙選択キーとして機能する。最適利用者設定キー1407は利用者設定値により部数キーとして機能する。
利用者推奨設定キー1408、1409、1410は本実施形態により表示パネルUI上に配置された従来使用していなかった機能の利用や抑止機能による、使用を推奨する設定キー群である。
ここで、利用者推奨設定キー1408はステイプルキーとして機能する。利用者推奨設定キー1409はN−UPキー(例えば16ページ/枚)として機能する。利用者推奨設定キー1410はカラー/グレースケール切り替えキーとして機能する。1411はその他に設定を変更することができるキーである。1422は今の設定で印刷を開始するキーである。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、画像形成装置100、200で印刷ジョブや画像形成装置100、200で利用者が操作部500を操作する場合に、利用者別のUIを作成して表示する場合について説明したが、利用者が同一の機能等を備える画像形成装置を複数台備えて画像形成システムを構成している場合に、第1実施形態に示した画像形成装置と利用者が1対1に対応させたUIを、他の画像形成装置から自装置の操作部500で利用したい場合もある。
そこで、利用者を特定した後、ジョブ履歴データベース903のデータを参照することにより、同一利用者で複数の画像形成装置が登録されているかどうか判別して、利用者にいずれの履歴情報に基づくUI表示を行うかを選択可能として、利用者がいずれの画像形成装置であっても、使い慣れたUIを表示可能としてもよい。
勿論、上記UI表示処理は、図14に示したUI表示制御にも同様に適用可能である。
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態では、自機以外のUIを自機のUIとして表示制御とする場合について説明したが、印刷機能を反映できない場合、例えば一方は、両面印刷を可能であるが、他方は両面機能がない場合に、利用者が両面機能がない画像形成装置で操作している時に、両面機能がある他方の画像形成装置のUIを表示して設定した後、ジョブ(スキャナジョブ、プリントジョブ)を両面機能を備える画像形成装置に転送して処理させるように制御してもよい。
〔第4実施形態〕
以下、図15に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像形成装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図15は、本発明に係る画像形成装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図10,図11,図12に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数の利用者に対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納して利用者に配布し、所定の条件をクリアした利用者に対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。
本発明の第1実施形態を示す画像形成システムの一例を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成装置に好適な画像形成装置の一例を示す断面図である。 本発明の画像形成装置の一例である画像形成装置のコア部に記憶されたソフトウエア(モジュール)構造を説明する図である。 図3に示したAPIのインタフェースの呼び出しの動作を示す図である。 図3に示したAPIの動作を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置の操作部の表示部に表示される画面を示す説明図である。 図1に示した画像形成装置のハードウエアの構成を説明するブロック図である。 本発明の第1実施形態を示す画像処理システムにおけるデータ処理構成を説明するブロック図である。 図8に示したジョブアカウントサーバアプリケーション830の機能構成を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示した画像形成装置の操作部に表示される利用者別のジョブ設定画面(UI)の表示例を示す平面図である。 図1に示したクライアントコンピュータが備える表示部に表示されるメッセージUIの一例を示す図である。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
11、12 クライアントコンピュータ
100、200 画像形成装置(MFP)
811、823 アプリケーション
812、822 GDI
813、823 スプーラ
814、824 ジョブアカウントクライアントコンピュータ
830 ジョブアカウントサーバアプリケーション

Claims (20)

  1. 情報処理装置から画像形成装置に出力されたジョブを取得し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理装置と通信可能な画像形成装置であって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記UI制御手段は、前記ジョブ処理履歴情報から抽出される利用者別の機能要素に基づいて表示すべき機能要素を含む利用者別のジョブ設定画面を作成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 利用者別に設定される利用制限を記憶する記憶手段を備え、
    前記UI制御手段は、前記ジョブ処理履歴情報から抽出される利用者別の機能要素に基づいて表示すべき機能要素と、前記記憶手段に記憶される利用者別に設定される利用制限に対して有効な機能とを組み合わせた利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 利用者別のジョブ設定画面から標準画面への切り替えを指示する指示手段と、
    前記UI制御手段は、前記指示手段による指示に基づき、利用者別のジョブ設定画面から標準ジョブ設定画面に切り替えて前記表示部に表示することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記ジョブ処理履歴情報は、利用形態に対応する利用枚数、両面機能、N-up機能、ソート機能、製本印刷、印刷部数等を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 情報処理装置で作成されるリモート利用者別ジョブ設定画面情報を取得するUI情報取得手段を有し、
    前記UI制御手段は、前記UI情報取得手段により取得されるリモート利用者別ジョブ設定画面情報と作成せる利用者別のジョブ設定画面情報とを比較して、表示すべきジョブ設定画面の内容を調整することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置に出力されたジョブを取得し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理装置と通信可能な情報処理装置であって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 画像形成装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記画像形成装置に出力されるジョブを監視し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理手段と、
    ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  9. 利用者別に設定される利用制限を記憶する記憶手段を備え、
    前記UI制御手段は、利用者別の機能要素と、前記記憶手段に記憶される利用者別に設定される利用制限に対して有効な機能とを組み合わせた利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示することを特徴とする請求項6または7記載の情報処理装置。
  10. 利用者別のジョブ設定画面から標準画面への切り替えを指示する指示手段と、
    前記UI制御手段は、前記指示手段による指示に基づき、利用者別のジョブ設定画面から標準ジョブ設定画面に切り替えて前記表示部に表示することを特徴とする請求項6または7記載の情報処理装置。
  11. 前記ジョブ処理履歴情報は、利用形態に対応する利用枚数、両面機能、N-up機能、ソート機能、製本印刷、印刷部数等を含むことを特徴とする請求項6または7記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置から画像形成装置に出力されたジョブを取得し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理装置と通信可能な画像形成装置におけるジョブ処理方法であって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御ステップと、
    を有することを特徴とするジョブ処理方法。
  13. 画像形成装置に出力されたジョブを取得し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理装置と通信可能な情報処理装置におけるジョブ処理方法あって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御ステップと、
    を有することを特徴とするジョブ処理方法。
  14. 画像形成装置に出力されるジョブを監視し、該ジョブ情報をそのジョブ情報に含まれる利用者情報と関連付けてジョブ履歴を管理するジョブ管理手段を備える画像形成装置と通信可能な情報処理装置におけるジョブ処理方法であって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理手段から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示するUI制御手段と、
    を有することを特徴とするジョブ処理方法。
  15. 請求項12〜14のいずれかに記載のジョブ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  16. 請求項12〜14のいずれかに記載のジョブ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 複数の画像形成装置のジョブ処理履歴情報を管理するジョブ管理装置と通信可能な画像形成装置であって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  18. 複数の画像形成装置のジョブ処理履歴情報を管理するジョブ管理装置と通信可能な画像形成装置におけるジョブ設定画面表示方法であって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とするジョブ設定画面表示方法。
  19. 複数の画像形成装置のジョブ処理履歴情報を管理するジョブ管理装置と通信可能な情報処理装置であって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  20. 複数の画像形成装置のジョブ処理履歴情報を管理するジョブ管理装置と通信可能な情報処理装置におけるジョブ設定画面表示方法であって、
    ジョブ処理要求者を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定される前記ジョブ処理要求者に対するジョブ処理履歴情報を前記ジョブ管理装置から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得される前記ジョブ処理履歴情報に基づいて、利用者別のジョブ設定画面を作成して表示部に表示する表示ステップと、
    を有することを特徴とするジョブ設定画面表示方法。
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