JP2006342998A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

【課題】 フレンチ扉の開放時の庫内灯点灯のための扉スイッチを簡単な構成で実現することができる冷蔵庫の提供。
【解決手段】 フレンチ扉を備えた冷蔵庫において、このフレンチ扉を形成する左右の第１、第２扉２，３と、この第１、第２扉２，３の非枢支側が対向する部分に設けられた樹脂製カバー１２，１３と、この第１、第２扉２，３の前記樹脂製カバー１２，１３の内部に配置された一対の非接触式の扉スイッチ２０，２０とを備えた冷蔵庫。
【選択図】 図２

Description

本発明は、フレンチ扉を備えた冷蔵庫に関するものである。

冷蔵庫には、扉の開成を検知する扉スイッチが設けられている。冷蔵庫は、この扉スイッチにより、扉が開いたことを検出して、庫内灯を点灯したり、エアカーテンを形成したり、冷却運転中で在れば冷却ファンの回転を止めたりしている。

この扉スイッチとしては、特許文献１にも示されるように磁石とホール素子からなる非接触式のものがある。

ところで、フレンチ扉の冷蔵庫では、このフレンチ扉を形成する左右の第１，第２扉の各々に扉スイッチを設けなくてはならなかった。

このため、特許文献２にも示されるように、回転仕切体と片方の扉とにより動作する扉スイッチを設けることが提案されている。
特許登録第３３６１２１０号公報 特開平７−１２７９６７号公報

本発明は、簡単な構成でフレンチ扉の開成を検知する冷蔵庫を提供することを目的とする。

本発明は、フレンチ扉（２，３）を備えた冷蔵庫において、このフレンチ扉（２，３）を形成する左右の第１、第２扉（２，３）と、この第１、第２扉（２，３）の非枢支側が対向する部分に設けられた樹脂製カバー（１２，１３）と、この第１、第２扉（２，３）の前記樹脂製カバー（１２，１３）の内部に配置された一対の非接触式の扉スイッチ（２０，２０）とを備えたことを特徴とする。

本発明によれば、扉開放時の庫内灯点灯のための扉スイッチを簡単な構成で実現できる。また、回転仕切体の有無に係わらずに扉スイッチを実現することができる。

図を参照しつつ、本発明の１実施形態を説明する。図１は冷蔵庫の外観を示す斜視図、図２は扉の要部の断面図である。

図１に示すように、冷蔵庫１は、左側の第１扉２と、右側の第２扉３によりフレンチ扉を形成している。この扉２，３は、冷蔵庫１の前縁の上下左右のヒンジ４，４，５，５により枢支され、この枢支側を回動中心として回動自在に取り付けられている。

この両扉２，３の非枢支側は対向している。この部分を図２に示す。

図２に示す如く、左右の扉２，３は、内箱８，９と、外装鋼板１０，１１と、対向部分を覆う樹脂製カバー１２，１３からなり、内部には発泡樹脂１４，１５が充填されている。

この樹脂製カバー１２，１３には、ガスケット１６，１７の取付け用の溝が設けられている。そして、この両ガスケット１６，１７は、右の第２扉３に回転自在に取り付けられた回転仕切体１８に密着する。これにより、冷蔵庫の庫内の密封性が保たれる。

この回転仕切体１８は、右の第２扉３の開成時には収納部１９に収納される。

扉スイッチ２０，２０は、樹脂製カバー１６，１７の内部側に配置される。この扉スイッチ２０，２０の一方は磁石であり、他方はホール素子である。

本実施形態では、回転仕切体を備えるフレンチ扉の冷蔵庫で説明したが、本願は、回転仕切体を備えずに、左右の扉の対向面にそれぞれガスケットを設けて、この両ガスケットを接触させて密封性を保つ冷蔵庫に用いても良い。なお、この場合は、対向面にガスケットと扉スイッチを設けなくてはならないので、対向面の大きさは若干大きくなる。

本発明の第１実施例に係る冷蔵庫の外観を示す斜視図である。 この第１実施例の扉の要部の断面図である。

符号の説明

１……冷蔵庫、
２……左扉（フレンチ扉、第１扉）、
３……右扉（フレンチ扉、第２扉）、
１２、１３……樹脂カバー、
２０，２０……扉スイッチ。

Claims (1)

1. フレンチ扉（２，３）を備えた冷蔵庫において、
   このフレンチ扉（２，３）を形成する左右の第１、第２扉（２，３）と、
   この第１、第２扉（２，３）の非枢支側が対向する部分に設けられた樹脂製カバー（１２，１３）と、
   この第１、第２扉（２，３）の前記樹脂製カバー（１２，１３）の内部に配置された一対の非接触式の扉スイッチ（２０，２０）とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。

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