JP2006341184A - 塗装装置及び塗装プログラム - Google Patents

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Toshihiro Tanigawara
季宏 谷川原
Yasunobu Ichihara
康信 市原
Hiroyuki Araki
宏幸 荒木
Nobuo Kito
信雄 木藤
Tomio Tajima
富雄 田島
Seido Ninomiya
誠堂 二宮
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Abstract

【課題】 効率良く回転塗装を行い教示が容易な塗装ロボットを提供する。
【解決手段】 ワークは、コンベアによって搬送される回転体に取り付けられる。回転体の回転方向は転換点の上流側と下流側で逆転する。塗装ロボットはコンベアの傍らに取り付けられる。オペレータは転換点の上流側のワークに対して教示を行い、それとともにそのワークが取り付けられている回転体の中心座標を入力する。制御データ作成装置は、入力された中心座標を中心とするミラー変換をして、転換点より下流側に位置する回転体に取り付けられるワークに対する塗装ロボットの動作を指令するためのデータを自動生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、塗装装置に関する。本発明は特に、教示再生型の塗装ロボットに動作を教示する方法に関する。
予め記憶したデータに基づいて多関節アームとそのアームに取り付けられた塗装用のガンを制御してワークに塗装を行う塗装用ロボットが知られている。
特許文献1には、塗装ロボットを使用したスピンドル塗装方法及び装置が記載されている。その請求項1は、次のように記載されている。連続的に送られるコンベアに連続的に付設されたスピンドルに複数の被塗装物を載置する回転フォルダーを設けて順次と回転状態で移送されてくる被塗装物を、塗装ロボットにより塗装する方法において、前記回転フォルダーは塗装域前半と後半において正・逆回転させると共に、両回転エリアの回転フォルダーにそれぞれ対峙し、塗装ロボットに搭載されて同期作動を行うスプレーガンにより各塗装面を塗装し、両回転エリアを通過する間に各被塗装物に対する塗装工程が完了するように吹付けを行う塗装方法。
特許文献2には、複数個の被塗装物を固定したワーク供給テーブルを回転させるとともにこれをコンベア等により移動させ、このワーク供給テーブルの移動に追従させながらスプレーガンを移動させて特定のワーク供給テーブルに固定した被塗装物の塗装を行い、これによりワークの塗装を連続して行うことを可能とした塗装方法及びそのための塗装装置が記載されている。
特開2004‐33887号公報 特開2004‐82068号公報
本発明の目的は、教示が容易な塗装ロボットを提供することである。
本発明の他の目的は、塗装を高速に行う塗装ロボットを提供することである。
本発明の更に他の目的は、ワークが高い精度で左右対称に塗装される塗装ロボットを提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による塗装ロボット制御装置(2)は、塗装ロボット(16)のアーム(36)の動作を指定する教示点座標(50)と複数の台(20)の各々を特定する台ID(54)とを対応づけて格納する教示テーブル(41)を備える。複数の台(20)の各々にはアーム(36)が備えるガン(38)によって塗装されるワーク(18)が取り付けられる。塗装ロボット制御装置(2)は更に、台ID(58)と台が位置する第1位置の座標(60)とを対応づけて格納する台位置テーブル(40)と、台(20)が第2位置に位置するときの動作を指定するために、教示点座標(50)を用いて、第1位置と第2位置とを結ぶ線を法線とする平面に対して対称な対称教示点座標を生成する生成部(44)と、教示点座標と対称教示点座標とをアーム(36)の動作を制御する制御部(14)に送信する通信部(46)とを備える。
こうした塗装ロボット制御装置によれば、第1位置にある台に対する動作を教示すると、その動作がミラー変換されることによって第2位置にある台に対する動作を指令するためのデータが自動的に生成される。
本発明による塗装装置は、アーム(36)を備える塗装ロボット(16)と、複数の台(20)を所定の動線(24)に沿って動かす駆動部(30)を備える。複数の台(20)の各々にはアーム(36)が備えるガン(38)によって塗装されるワーク(18)が取り付けられる。塗装装置は更に、アーム(36)の動作を制御する塗装ロボット制御装置(2)とを備える。塗装ロボット制御装置(2)は、アーム(36)の動作を指定する教示点座標(50)と、複数の台(20)の各々を特定する台ID(54)とを対応づけて格納する教示テーブル(41)と、台ID(58)と台が位置する第1位置の座標(60)とを対応づけて格納する台位置テーブル(40)と、台(20)が第2位置に位置するときの動作を指定するために、教示点座標(50)を用いて、第1位置と第2位置とを結ぶ線を法線とする平面に対して対称な対称教示点座標を生成する生成部(44)と、教示点座標と対称教示点座標とを制御部(14)に送信する通信部(46)とを備える。
本発明による塗装装置は、複数の台(20)の各々に回転を与える回転駆動部(32)と、動線(24)における切換点(26)の前後で回転の向きを逆転させる切換部(34)とを備える。第1位置は切換点(26)の上流側に位置し、第2位置は切換点(26)の下流側に位置する。
本発明による塗装装置において、塗装ロボット(16)は、切換点(26)の上流側に位置する2以上の台(20)と下流側に位置する2以上の台(20)に取り付けられるワーク(18)に対して並行して塗装を行う。
本発明による塗装装置は、各々の台の位置する座標を参照して対称点座標を生成するため、上流側の2以上の台に対して個別にミラー変換が行われ、下流側の2以上の台に対するデータが正しく算出される。
本発明による塗装データ作成方法は、塗装ロボット(16)のアーム(36)の動作を指定する教示点座標(50)と、アーム(36)が備えるガン(38)によって塗装されるワーク(18)が取り付けられる複数の台(20)の各々を特定する台ID(54、58)とを対応づけて収集するステップ(S6、S8、S16、S18)と、台ID(54、58)と対応づけて台が位置する第1位置の座標(60)を収集するステップ(S2、S4、S12、S14)と、台(20)が第2位置に位置するときの動作を指定するために、教示点座標(50)を用いて、第1位置と第2位置とを結ぶ線を法線とする平面に対して対称な対称教示点座標を生成するステップ(S28、S32)と、教示点座標と対称教示点座標とを用いてアーム(36)の動作を制御するためのデータ(42)を生成するステップ(S30、S34)とを備える。
本発明による塗装プログラム(44、45、46)は、塗装ロボット(16)のアーム(36)の動作を指定する教示点座標(50)と、アーム(36)が備えるガン(38)によって塗装されるワーク(18)が取り付けられる複数の台(20)の各々を特定する台ID(54、58)とを対応づけて収集して記憶装置(6)に記憶するステップ(S6、S8、S16、S18)と、台ID(54、58)と対応づけて台(20)が位置する第1位置の座標を収集して記憶装置(6)に記憶するステップ(S2、S4、S12、S14)と、台(20)が第2位置に位置するときの動作を指定するために、教示点座標(50)を用いて、第1位置と第2位置とを結ぶ線を法線とする平面に対して対称な対称教示点座標を生成するステップ(S28、S32)と、教示点座標と対称教示点座標とを用いてアーム(36)の動作を制御するためのデータ(42)を生成するステップ(S30、S34)と、データ(42)を塗装ロボット(16)を制御する制御部(14)に送信するステップ(S38)とを備える方法をコンピュータ(2)に実行させる。
本発明によれば、教示が容易な塗装ロボットが提供される。
更に本発明によれば、塗装を高速に行う塗装ロボットが提供される。
更に本発明によれば、ワークが高い精度で左右対称に塗装される塗装ロボットが提供される。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、塗装データ作成装置と塗装ロボットの構成を示す。塗装データ作成装置2は、CPU4、記憶装置6、入力装置8、出力装置10及び通信装置12を備えるコンピュータを含む。塗装データ作成装置2は通信装置12によって制御部14と通信可能に接続されている。制御部14は塗装ロボット16に接続される。塗装ロボット16はワーク18に塗料を吹き付ける。
図2は、ワークが流されるラインと塗装ロボットとを示す。ラインは積載物を設定された方向に連続的に搬送するコンベア24を備える。コンベア24は、複数の回転体20の各々が備える回転軸22を運搬する。複数の回転体20の各々は概ね鉛直方向を向いた回転軸22を中心として回転可能である。回転体20は回転軸22を中心にした概ね円形をしている。回転体20の外縁の付近には複数のワーク18が脱着可能に取り付けられる。
コンベア24にはライン制御装置28が接続されている。ライン制御装置28は、制御部30、回転駆動部32及び切換部34を備える。駆動部30はコンベア24を駆動する。
本発明はワークが回転しない場合にも適用可能である。以下のようにワークが回転する場合には、更に好適に適用可能である。回転駆動部32は、複数の回転体20の各々を回転軸22を中心として回転させる。切換部34は、図の回転体20の描かれている箇所に矢印で示されているように、コンベア24の所定の位置に設定された転換点26において、回転軸22を中心とした回転体20の回転方向を逆転させる。例えば転換点26よりも上流側において回転体20が回転駆動部32によって上方から見て時計回りの方向に回転させられていたとすると、切換部34は、転換点26よりも下流側において回転体20が上方から見て反時計回りの方向に回転するように回転駆動部32を制御する。切換部34は塗装データ作成装置6が備えていてもよい。
コンベア24の傍らには塗装ロボット16が設置される。塗装ロボット16は多関節のアーム36を備える。アーム36の先端には、ワーク18に塗料を吹き付けるガン38が取り付けられている。
図3は、記憶装置6に記憶されるデータを示す。記憶装置6は、回転***置テーブル40、教示テーブル41、軌道テーブル42、対称データ生成プログラム44及びデータ転送プログラム46を格納する。
図4は、回転***置テーブル40の構成を示す。回転***置テーブル40は、グループ58と中心点座標60とを対応づけて格納する。グループ58は、複数の回転体20の各々を特定する識別子である。中心点座標60は、回転体20の回転中心の座標である。
図5は、教示テーブル41の構成を示す。教示テーブル41は、教示点ID48によって特定される複数のレコードを含み、それらのレコードの各々は、座標50、回転方向52及びグループ54を対応づけて格納する。図6は、軌道テーブル42の構成を示す。教示テーブル42は、教示点ID48と、座標50と、回転方向52と、エリア56とを対応づけて格納する。
以下、本実施の形態における塗装ロボットとラインの動作について説明する。以下の説明において、CPU4が記憶装置6に記憶されているプログラムを読み出し、そのプログラムに記述されている手順に従って実行する動作は、そのプログラム自身が行う動作として記述される。
図2には、4つの回転体20が描かれている。以下の説明において、4つの回転体20は、上流側すなわち図の左側から順に、回転体A、回転体B、回転体C、回転体Dと記載される。回転体Aと回転体Bとは転換点26よりも上流側に位置する。回転体Cと回転体Dとは転換点26よりも下流側に位置する。塗装ロボット16は、回転体A、回転体B、回転体C、回転体Dの4つの回転体20に取り付けられたワーク18に対してタイムシェアリングをして同時進行的に並行して塗装を行う。例えば、A→B→C→D→C→B→Aという順に塗装を行う。こうした手順で塗装が行われることにより、より少ない1つや2つの回転体20に対して塗装を完了してから次の回転体の塗装に移行するよりも、ロボット16の動作の無駄が少なくなり、塗装が高速化される。
図7は、オペレータが塗装ロボット16に動作を教示する手順を示すフローチャートである。このとき、コンベア24はロボット16のアーム36が作業可能な範囲内に回転体A、B、C、Dがセットされた状態で停止される。塗装ロボット16は教示モードに設定される。
ステップS2:教示情報収集プログラム45は、回転***置テーブル40を参照して、回転体Aの中心位置が登録されているときはステップS6、登録されていないときはステップS4に処理を移行する。
ステップS4:オペレータは、入力装置8を介して回転体Aの座標を入力する。教示情報収集プログラム45は、入力された座標を回転***置テーブル40に登録する。オペレータは更に、回転体Aの回転方向を「正転」として回転***置テーブル40の回転方向52に登録する。
ステップS6:オペレータは、塗装ロボット16が回転体Aに取り付けられたワーク18に対して行うべき動作を教示する際、そのワーク18が回転体Aに取り付けられていることを特定する識別子を入力装置8から入力する。教示情報収集プログラム45は、入力された識別子をグループ54として教示テーブル41に登録する。
ステップS8:オペレータは、アーム36が回転体Aに取り付けられたワーク18に対して行うべき動作を教示するための教示点を、入力装置8により、又はダイレクトティーチングにより指定する。教示情報収集プログラム45は、指定された教示点の座標をステップS6において登録されたグループ54と対応づけ、且つ教示点として指定された順序を示す教示点IDと対応づけて、座標50として教示テーブル41に登録する。座標50は、回転***置テーブル40におけるグループ58がAのレコードの中心点座標60(図4におけるX1,Y1,Z1)を原点とした座標である。オペレータは更に、ガン38の移動速度、塗料の噴き出しを制御する情報などを入力して教示テーブル41に登録する。教示テーブル41におけるエリア56には、塗装を行うときに回転体20がいる領域が教示時の回転体Aに対応する領域であるときには「A」と記録される。
ステップS10:オペレータは、回転体Aに取り付けられたワーク18に対する動作の教示を一旦終えるとき、そのことを指示する特定の入力操作を行う。教示情報収集プログラム45は、その特定の入力操作が行われないとき、ステップS8に処理を移行して、次の教示点の座標が入力されるのを待つ。その特定の入力操作が行われると、処理はステップS12に移行する。
ステップS12:教示情報収集プログラム45は、回転***置テーブル40を参照して、回転体Bの中心位置が登録されているときはステップS16、登録されていないときはステップS14に処理を移行する。
ステップS14:オペレータは、入力装置8を介して回転体Bの座標を入力する。教示情報収集プログラム45は、入力された座標を回転***置テーブル40に登録する。オペレータは更に、回転体Bの回転方向を「正転」として回転***置テーブル40の回転方向52に登録する。
ステップS16:オペレータは、塗装ロボット16が回転体Bに取り付けられたワーク18に対して行うべき動作を教示する際、そのワーク18が回転体Bに取り付けられていることを特定する識別子を入力装置8から入力する。教示情報収集プログラム45は、入力された識別子をグループ54として教示テーブル41に登録する。
ステップS18:オペレータは、アーム36が回転体Bに取り付けられたワーク18に対して行うべき動作を教示するための教示点を、入力装置8により、又はダイレクトティーチングにより指定する。教示情報収集プログラム45は、指定された教示点の座標をステップS16において登録されたグループ54と対応づけ且つ教示点として指定された順序を示す教示点IDと対応づけて、座標50として教示テーブル41に登録する。座標50は、回転***置テーブル40におけるグループ58がBのレコードの中心点座標60(図4におけるX2,Y2,Z2)を原点とした座標である。オペレータは更に、ガン38の移動速度、塗料の噴き出しを制御する情報などを入力して教示テーブル41に登録する。
ステップS20:オペレータは、回転体Bに取り付けられたワーク18に対する動作の教示を一旦終えるとき、そのことを指示する特定の入力操作を行う。教示情報収集プログラム45は、その特定の入力操作が行われないとき、ステップS18に処理を移行して、次の教示点の座標が入力されるのを待つ。その特定の入力操作が行われると、処理はステップS22に移行する。
ステップS22:オペレータは、回転体A、Bに対する教示を更に続けるとき、そのことを指示する特定の入力操作を行う。教示情報収集プログラム45は、その特定の入力操作が行われないとき、データの収集を完了する。教示情報収集プログラム45は、その特定の入力操作が行われると、ステップS2に戻って回転体Aに対する動作の教示を受け付ける。
回転体Bに対する動作の教示の後に再び回転体Aに対する動作の教示を行うことができるため、アーム36が回転体Aと回転体Bを行き来する動作を自在に設定することが可能である。こうした教示が行われると、教示テーブル41のグループ54は、例えば図5に示されるようにAが並んだ後Bが並び、その後再びAが並び、更にBが並ぶ、というパターンになる。
図8は、対称データ生成プログラム44の動作を示すフローチャートである。
ステップS24:ステップS22においてデータの収集が完了すると、対称データ生成プログラム44は、教示テーブル41のレコードを1つずつ順次に読み込み、軌道テーブル42に登録する。
ステップS26:対称データ生成プログラム44は、読み込んだレコードのグループ54を参照することによって、そのレコードがどの回転体20に対応するデータであるのか判別する。グループ54が回転体Aに対応していればステップS28に処理が移行される。グループ54が回転体Bに対応していればステップS32に処理が移行される。
ステップS28:対称データ生成プログラム44は、読み込んだレコードの座標50をミラー変換する。回転方向52に格納された回転方向は「正転」から「逆転」に変換される。ミラー変換は、回転体20の中心点座標60を通りコンベア24の進行方向を法線とする面に対して対称となるように行われる。あるいは、第1の回転体の教示データから第2の回転体の教示データを生成しようとするとき、第1の回転体の中心点の座標と第2の回転体の中心点の座標とを結ぶ線を法線とする面に対して対称となるように行われる。
ステップS30:対称データ生成プログラム44は、ステップS28におけるミラー変換によって得られたデータを回転体Cの座標50として軌道テーブル42に登録する。座標50は、回転体Cの中心を原点とする座標を意味する。更に、ステップS28において得られた「逆転」を回転方向52に登録する。
ミラー変換によって得られたデータは、教示テーブル41と同じ順序で軌道テーブル42に登録される。例えば、教示テーブル41の1番目〜15番目のレコードから作成されたデータは、順序を変えずに軌道テーブル42の16番目〜30番目のレコードに登録される。
ステップS32:対称データ生成プログラム44は、読み込んだレコードの座標50をミラー変換する。回転方向52に格納された回転方向は「正転」から「逆転」に変換される。ミラー変換は、コンベア24の進行方向を法線とする面に対して対称となるように行われる。
ステップS34:対称データ生成プログラム44は、ステップS28におけるミラー変換によって得られたデータを回転体Dの座標50として軌道テーブル42に登録する。座標50は、回転体Dの中心を原点とする座標を意味する。更に、ステップS28において得られた「逆転」を回転方向52に登録する。
ステップS36:対称データ生成プログラム44は、教示テーブル41に登録されたレコードでまだ読み出されていないものがあれば、ステップS24に戻って新たにレコードを読み出し、全てのレコードの読み出しが完了したら処理を終了する。以上の動作によって、転換点26よりも上流側のワークに対する動作を教示することによって、転換点26よりも下流側のワークに対する動作を指令するデータも作成される。そのため、教示が楽になり、短時間で行われる。更に、転換点26の上流側と下流側で対称なデータが得られるため、左右のばらつきが無い均一な塗装が行われる。
ステップS38:データ転送プログラム46は、軌道テーブル42を制御部14に転送する。制御部14は、軌道テーブル42に記録されたデータと、回転体20の位置に関するデータとを用いて塗装ロボット16を制御する。
回転体20の数が更に多くても本発明を適用することが可能である。その場合、オペレータが転換点26よりも上流側のn個(n≧3)の回転体に対する動作を教示することにより、下流側のn個の回転体に対する動作を指令するデータが自動的に生成される。
図1は、塗装データ作成装置と塗装ロボットの構成を示す。 図2は、ワークが流されるラインと塗装ロボットを示す。 図3は、記憶装置6に記憶されるデータを示す。 図4は、回転***置テーブルの構成を示す。 図5は、教示テーブルの構成を示す。 図6は、軌道テーブルの構成を示す。 図7は、オペレータが塗装ロボットに動作を教示する手順を示す。 図8は、対称データ生成プログラムの動作を示す。
符号の説明
2…制御データ作成装置
6…記憶装置
16…塗装ロボット
18…ワーク
20…回転体
22…回転軸
24…コンベア
26…転換点
28…ライン制御装置
36…アーム
38…ガン
40…回転***置テーブル
41…教示テーブル
42…軌道テーブル
48…教示点ID
50…座標
52…回転方向
54…グループ
56…エリア
58…グループ
60…中心点座標

Claims (6)

  1. 塗装ロボットのアームの動作を指定する教示点座標と複数の台の各々を特定する台IDとを対応づけて格納する教示テーブルと、前記複数の台の各々には前記アームが備えるガンによって塗装されるワークが取り付けられ、
    前記台IDと前記台が位置する第1位置の座標とを対応づけて格納する台位置テーブルと、
    前記台が第2位置に位置するときの前記動作を指定するために、前記教示点座標を用いて、前記第1位置と第2位置とを結ぶ線を法線とする平面に対して対称な対称教示点座標を生成する生成部と、
    前記教示点座標と前記対称教示点座標とを前記アームの動作を制御する制御部に送信する通信部
    とを具備する
    塗装ロボット制御装置。
  2. アームを備える塗装ロボットと、
    複数の台を所定の動線に沿って動かす駆動部と、前記複数の台の各々には前記アームが備えるガンによって塗装されるワークが取り付けられ、
    前記アームの動作を制御する塗装ロボット制御装置
    とを具備し、
    前記塗装ロボット制御装置は、
    前記アームの動作を指定する教示点座標と、前記複数の台の各々を特定する台IDとを対応づけて格納する教示テーブルと、
    前記台IDと前記台が位置する第1位置の座標とを対応づけて格納する台位置テーブルと、
    前記台が第2位置に位置するときの前記動作を指定するために、前記教示点座標を用いて、前記第1位置と第2位置とを結ぶ線を法線とする平面に対して対称な対称教示点座標を生成する生成部と、
    前記教示点座標と前記対称教示点座標とを前記アームの動作を制御する制御部に送信する通信部
    とを備える
    塗装装置。
  3. 請求項2に記載された塗装装置であって、
    更に、前記複数の台の各々に回転を与える回転駆動部と、
    前記動線における切換点の前後で前記回転の向きを逆転させる切換部
    とを具備し、
    前記第1位置は前記切換点の上流側に位置し、前記第2位置は前記切換点の下流側に位置する
    塗装装置。
  4. 請求項3に記載された塗装装置であって、
    前記塗装ロボットは、前記切換点の上流側に位置する2以上の前記台と下流側に位置する2以上の前記台に取り付けられるワークに対して並行して塗装を行う
    塗装装置。
  5. 塗装ロボットのアームの動作を指定する教示点座標と、前記アームが備えるガンによって塗装されるワークが取り付けられる複数の台の各々を特定する台IDとを対応づけて収集するステップと、
    前記台IDと対応づけて前記台が位置する第1位置の座標を収集するステップと、
    前記台が第2位置に位置するときの前記動作を指定するために、前記教示点座標を用いて、前記第1位置と第2位置とを結ぶ線を法線とする平面に対して対称な対称教示点座標を生成するステップと、
    前記教示点座標と前記対称教示点座標とを用いて前記アームの動作を制御するためのデータを生成するステップ
    とを具備する
    塗装データ作成方法。
  6. 塗装ロボットのアームの動作を指定する教示点座標と、前記アームが備えるガンによって塗装されるワークが取り付けられる複数の台の各々を特定する台IDとを対応づけて収集して記憶装置に記憶するステップと、
    前記台IDと対応づけて前記台が位置する第1位置の座標を収集して前記記憶装置に記憶するステップと、
    前記台が第2位置に位置するときの前記動作を指定するために、前記教示点座標を用いて、前記第1位置と第2位置とを結ぶ線を法線とする平面に対して対称な対称教示点座標を生成するステップと、
    前記教示点座標と前記対称教示点座標とを用いて前記アームの動作を制御するためのデータを生成するステップと、
    前記データを前記塗装ロボットを制御する制御部に送信するステップ
    とを具備する方法をコンピュータに実行させるための塗装プログラム。
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