JP2006339267A - レーザビームのビーム形状検出装置 - Google Patents

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Koji Moriya
幸司 森谷
Tsugio Naruse
二男 成瀬
Yasushi Ito
靖 伊藤
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Abstract

【課題】 加工部を照射するレーザビームの形状を適切に評価することができるレーザビームのビーム形状検出装置を提供すること。
【解決手段】 レーザビームのビーム形状表示装置100を、入射するレーザビーム2の一部を反射し、残りを透過させるビームスプリッタ20と、ビームスプリッタ20で反射されたレーザビーム2を平行なレーザビームに変換するレンズ系30と、平行なレーザビーム2を受光するCCDセンサ40と、CCDセンサ40の受光結果を表示する表示装置51により構成すると共に、レンズ系30を直線案内装置33によりレンズ系30の中心軸O方向に位置決め自在に構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、レーザ加工に使用されるレーザビームの光軸に直角な方向の形状を確認するためのレーザビームのビーム形状検出装置に関する。
パーソナルコンピュータや携帯電話等の電子機器は年々小型化が進み、電子部品の実装密度が高密度化している。プリント基板の場合、上側の導体層から下側の導体層に接続する接続穴を明け、この接続穴をめっきすることにより上下の導体層を電気的に接続している。実装密度を高密度化するためには、接続穴を小さくすることが有効である。そこで、パルス状のレーザにより穴を加工する。穴の断面形状としては、めっき品質を向上させるために円形が採用され、直径50〜100μmの穴の加工が実用化されている。
加工部に照射するレーザビームのエネルギ強度が変動すると加工品質が低下する。そこで、レーザビームの光路中に透過形のベンディングミラーを配置し、このベンディングミラーによりレーザ発振器から出力されたレーザビームの一部を取り出し、パワーモニターによりパルスエネルギをモニタリングする技術がある(特許文献1)。
特開平9−308977号公報
めっきの信頼性を向上するためには、穴の形状をできるだけ真円に近づけることが好ましい。
しかし、特許文献1の技術では、加工部に照射されるレーザビームの形状を評価することはできない。
また、ダミーのワークを加工し、加工された穴の形状からレーザビームの形状を評価しようとしても、加工した穴の入り口付近が熱影響により変形するため、精度良く測定することはできない。
本発明の目的は、上記した課題を解決し、加工部を照射するレーザビームの形状を適切に評価することができるレーザビームのビーム形状検出装置を提供するにある。
上記した課題を解決するため、本発明は、レーザビームのビーム形状表示装置を、ベースと、入射するレーザビームの一部を反射し、残りを透過させるビームスプリッタと、拡散するレーザビームを平行なレーザビームに変換するレンズ系と、前記レンズ系を直線方向に案内する案内手段と、前記平行なレーザビームを受光する受光手段と、前記受光手段の受光結果を表示する表示手段と、を設け、前記受光手段を受光面の水平面に対する角度が予め定める角度θになるようにして前記ベースに固定し、前記レンズ系をその中心軸が前記受光面に垂直になるように位置決めすると共に、前記案内手段により前記ベース上を当該中心軸に沿って移動可能に支持させ、前記ビームスプリッタを、表面の水平面に対する角度が(θ/2+90)度かつ前記中心軸と交差するようにして前記ベースに固定する、ことを特徴とする。
この場合、前記ビームスプリッタの透過側にレーザビームのエネルギを吸収する吸収装置を配置することができる。
加工部に照射されるレーザビームの形状を適切に評価することができるので、加工品質を向上させることができる。
図1は本発明に係るレーザビームのビーム形状検出装置を適用するに好適なレーザ加工機の構成図、図2は本発明に係るビーム形状表示装置の正面図である。
図1において、レーザ発振器8から出射されたレーザビーム2はアパーチャ9により外形を整形され、ガルバノミラー6,7で反射されてfθレンズ1に入射し、fθレンズ1により集光されてX−Y加工テーブル4上に配置されたプリント基板3に穴を加工する。ガルバノミラー6を回転させることによりレーザビーム2をプリント基板3上のX方向に、また、ガルバノミラー7を回転させることによりレーザビーム2をプリント基板3上のY方向に、それぞれ移動させることができる。
ガルバノミラー6,7およびfθレンズ1で定まる加工領域11の大きさは50mm×50mm程度である。1つの加工領域11の穴の加工が終了すると、X−Yテーブル4を移動させ、次の加工領域11をfθレンズ1に対して位置決めする。以下、プリント基板3全域の加工が終了するまで、上記の動作を繰り返す。
制御装置13は、ガルバノミラー6,7、レーザ発振器8及びCCDカメラ12を制御する。
なお、X−Y加工テーブル4の表面は平坦に形成されており、水平に位置決めされている。また、fθレンズ1はその中心軸がX−Y加工テーブル4に対して垂直、すなわち鉛直になるように位置決めされている。また、fθレンズ1の焦点距離(ここでは、fθレンズ1の下面からの距離)はf1である。
図2において、ビーム形状検出装置100のビームスプリッタ20はホルダ21に支持されている。ビームスプリッタ20の水平面に対する角度はα(ここでは、135度)である。ビームスプリッタ20は入射するレーザビーム2の一部(ここでは、10%以下)を反射し、残りを透過させる。ホルダ21に支持され、ビームスプリッタ20の下方に配置された吸熱手段23はビームスプリッタ20を透過したレーザビーム2を熱に変える。
ホルダ21はベース24に固定されている。
複数のレンズ31からなる集光レンズ系30は、中心軸Oの前後方向が(図の紙面に垂直な方向)ビームスプリッタ20表面の中心に垂直な軸を含む鉛直面内、かつ図中の上下方向がベース24の下面(すなわち、X−Y加工テーブル4の表面)と平行になるように位置決めされて、レンズホルダ32に支持されている。レンズ系30は、入射する集束光を拡大された平行光、この実施例では直径で20倍に拡大することができる。レンズ系30の焦点距離はf2である。
レンズホルダ32は、ベアリング33aと軌道33bとからなる直線案内装置33のベアリングに33aに支持され、ベース24上を図の左右方向に位置決め自在である。
軌道33bは、ベアリング33aがビームスプリッタ20表面の中心に垂直な軸を含む鉛直面内を移動するように位置決めされ、ベース24に固定されている。
CCDセンサ40は、表面の水平面に対する角度がθ(ここでは、90度)かつ表面の中心に垂直な軸が中心軸Oと同軸になるようにしてセンサホルダ41に保持されている。CCDセンサ40の分解能は7μm、すなわち表面に配置された受光素子の大きさは1辺が7μmである。CCDセンサ40の受光素子は、入射光の強度に応じた信号を制御装置50に出力する。
センサホルダ41はベース24に固定されている。
制御装置50は、CCDセンサ40の出力を表示装置51に表示させる。表示装置51の表面には十字形のスケールが設けられており、受光結果を容易に評価できるようになっている。
次に、この実施形態の動作を説明する。
図3は、本発明における光学系の模式図である。
ビーム形状検出装置100をfθレンズ1の下方に位置決めする。このとき、ビームスプリッタ20表面の中心をfθレンズ1の中心軸Pに交差させる。
次に、ビームスプリッタ20の表面の中心に関して焦点F1を90度回転させた位置である点Aにレンズ系30の焦点を位置決めする。
この状態で、レーザビーム2を照射する。
fθレンズ1に入射するレーザビーム2は平行光である。平行光のレーザビーム2はfθレンズ1により、fθレンズ1の焦点F1を通るように集光され、一部はビームスプリッタ20を透過して吸熱手段23に入射し、熱に変えられる。また、ビームスプリッタ20により反射されたレーザビーム2は、点Aに集光された後、再び拡散して点Aからgの距離にある点Bの位置にアパーチャ9の像を結像する(通常、点Aと点B間の距離は0.1〜0.3mm程度である)。そして、さらに拡散してレンズ系30に入射する。レンズ系30の焦点は点Aに位置決めされているので、レンズ系30から出射するレーザビーム2は平行光になってCCDセンサ40に入射する。
この実施形態の場合、レンズ系30によりレーザビームは直径方向に20倍に拡大されるので、点Bにおける像の大きさが例えば直径50μmである場合、CCDセンサ40に入射するレーザビーム2の直径は拡大されて1mmになる。
CCDセンサ40の分解能が7μmであっても、レンズ系30によりレーザビームが拡大されるので、見かけ上の分解能は0.035μmになる。したがって、レーザビーム2の形状をほぼ正確に再現することができる。
制御装置50は、CCDセンサ40から出力される結果に基づき、CCDセンサ40の出力をさらに20〜40倍にして表示装置51に表示させる。
直径が1mmのビーム形状を目視で評価する場合には評価の信頼性が低下するが、表示装置51に表示されるビーム形状は目視であっても、評価の信頼性を容易に向上させることができる。
また、ビーム形状をワークに最も近い位置で評価するので、fθレンズ1およびレーザ発振器8からfθレンズ1に至る光学系の影響を受けることがない。
なお、ビーム形状がいびつであった場合は、例えば、光路系に配置されている図示を省略する鏡の位置や反射角度を修正する。
本発明に係るレーザビームのビーム形状検出装置を適用するに好適なレーザ加工機の構成図である。 本発明に係るビーム形状表示装置の正面図である。 本発明における光学系の模式図である。
符号の説明
2 レーザビーム
20 ビームスプリッタ
30 レンズ系
33 直線案内装置
40 CCDセンサ
51 表示装置
100 レーザビームのビーム形状表示装置
O レンズ系30の中心軸

Claims (2)

  1. 入射するレーザビームの一部を反射し、残りを透過させるビームスプリッタと、
    拡散するレーザビームを平行なレーザビームに変換するレンズ系と、
    前記レンズ系を直線方向に案内する案内手段と、
    前記平行なレーザビームを受光する受光手段と、
    前記受光手段の受光結果を表示する表示手段とが、ベース上に設けられたレーザビームのビーム形状検出装置において、
    前記受光手段を受光面の水平面に対する角度が予め定める角度θになるようにして前記ベースに固定し、前記レンズ系をその中心軸が前記受光面に垂直になるように位置決めすると共に、前記案内手段により前記ベース上を当該中心軸に沿って移動可能に支持させ、前記ビームスプリッタを、表面の水平面に対する角度が(θ/2+90)度かつ前記中心軸と交差するようにして前記ベースに固定することを特徴とするレーザビームのビーム形状検出装置。
  2. 前記レーザビームのエネルギを吸収する吸収装置をさらに備え、この吸収装置を前記ビームスプリッタの透過側に配置することを特徴とする請求項1に記載のレーザビームのビーム形状表示装置。
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