JP2006336422A - エルボ継手 - Google Patents

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Hideyuki Maruyama
秀行 丸山
Yukihiro Hosoda
幸宏 細田
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【課題】本発明のエルボ継手は、詰まりが懸念される部分をあえて径を拡大したものであり、詰まりの問題も解消され、流量抵抗も大きく低減できたものである。そして、このエルボ継手を用いることにより、床面に形成する開口部を小さくすることができ、かつ、エルボ継手の納まりも格段によくなった。
【解決手段】床面に配備された横引き管をほぼ直角に折り曲げる際のエルボ継手であって、当該継手のエルボ内側の内外形状は前記開口部に添って直角に曲げられたものであり、エルボ外側の内形状は1/4の円曲面とし、かつ、前記横引き管の断面積よりも大きい断面積を保持したことを特徴とするエルボ継手。A‥エルボ継手、3‥エルボ部、3a‥円曲面、4‥床、5‥開口部、6‥エルボ部3の内側の内外形状(直角)、11‥横引き管、12‥金具。
【選択図】図2

Description

本発明は排水システムのエルボ継手に関するものであり、特に言えば、サイフォン排水システムにおけるエルボ継手を提供するものである。
従来より行われている集合住宅や戸建て住宅における水廻り器具からの排水システムは、床面上に配置され、或いはこれに埋め込まれる排水管(以下横引き管という)に所定の勾配を付けることが義務付けられており、水廻り器具からの排水を適当に合流させて横引き管となし、これを立て管の合流継手に導く排水システムとしていた。
このように、従来型の排水システムにあっては、横引き管に勾配を付けることから、横引き管が長い場合は、この床下も大きくすることが必要となり、床下に無駄なスペ−スができてしまうという点が指摘されていた。このため、横引き管をできるだけ短くするように設計する必要があり、設計の自由度に大きな限界があった。
これらの欠点を解消するものとして近年になりサイフォン排水システムが提案されている(特許文献1)。かかる排水システムは、各水廻り器具からの横引き管には勾配を付ける必要がなく、例えば床面に単に配置するだけで十分排水が可能となるものであり、立て管への合流部を水廻り器具がある床面よりも下げた位置にて合流させるものである。かかる横引き管が配置される床面と合流部との落差Hの位置エネルギ−を用いて横引き管内の水にサイフォンを発生させ、一気に排水しようとする排水システムである。
かかるサイフォン排水システムでは、各水廻り器具からの排水を合流することなく立て管に導くため、管径が比較的細いものが用いられ、かつ、床下空間を小さくすることができる特徴がある。
特開平2000−297447号公報
しかるに、サイフォン型システムにおける水廻り器具からの横引き管は勾配を付けずにそのまま敷設されるものであり、全ての水廻り器具からの横引き管は他の管と合流することなく、そのまま床面に敷設され、立て管の周囲で下方に曲げ、そのまま合流部へ接続されることになる。上記の曲げ部には既存のエルボ継手が用いられるが、かかるエルボ継手を使用すると流量抵抗が大きく、物が詰まったり、管に水が直接ぶつかるため、排水騒音が大きかった。このため、エルボ部の曲げを大きくすると流量抵抗は小さくなるが、今度は床スラブに開ける穴を大きくしなくてはならず、かつ、このエルボ継手の納まりが悪くなるという欠点があった。尚、横引き管はコンクリ−ト駆体等を迂回して水平でほぼ直角に曲げられることがあるが、この際にも上記と同様の現象が起こる。
本発明の要旨は、床面に配備された横引き管をほぼ直角に折り曲げる際のエルボ継手であって、当該継手のエルボ内側の内外形状は前記開口部に添って直角に曲げられたものであり、エルボ外側の内形状は1/4の円曲面とし、かつ、前記横引き管の断面積よりも大きい断面積を保持したことを特徴とするものである。
本発明のエルボ継手は、詰まりが懸念される部分をあえて径を拡大したものであり、詰まりの問題も解消され、流量抵抗も大きく低減できたものである。そして、このエルボ継手を用いることにより、床面に形成する開口部を小さくすることができ、かつ、エルボ継手の納まりも格段によくなった。
本発明のエルボ継手は、拡径型排水用エルボ継手であり、特に、サイフォン力を使用した排水システムに使用する継手に好適である。以下、本発明の特徴を横引き管をそのまま垂下させる場合を中心に説明するが、前述したように水平にてほぼ直角に曲げられる場合(例えば、柱廻り)も含むことは言うまでもない。
上記したように、サイフォン排水システムにあっては、各水回り器具からの排水は途中で合流することなく、各器具からの横引き管がそのまま立て管の合流部に導かれるものである。従って、横引き管をそのまま垂下させる場合もあるが、通常はエルボ管に横引き管を接続する。しかしながら、従来のエルボ管にあっては、流量抵抗や管内の詰まり現象を加味してエルボ部の曲がり径がかなり大きくなっており、このため、床面に開ける開口部も大きくしなくてはならず、又、この開口部でのエルボ継手の納まりも悪かった。
本発明はこれらの欠点を改良したものであり、エルボ管の内側の内外の形状を直角として床に開けられた開口部に添うようにされ、かつ、エルボ管の外側の内形状は1/4の円曲面とし、かつ、前記横引き管の断面積よりも大きい断面積を保持したものである。尚、エルボ管の内側の内外の形状を直角とするが、開口部との納まりの関係から、数学的に正確に直角とすることは求められないことは勿論であり、直角±5度程度の違いはここで言う直角内に含まれる。又、同様にエルボ管の外側の内形状は1/4の円曲面とするが、これもまた同様であり、若干の違いは許容されることは言うまでもない。
エルボ内側の内外形状は、開口部に合致するように直角に曲げられたものであり、エルボ外継手が開口部の縁に簡単に係止されることができるようになったものである。この直角部を形成するにあって、開発の当初は排水の流れに対して悪影響をもたらすと想定していたが、サイフォン排水システムにあっては、ほぼ問題のないことが判明した。
一方、エルボの外側の内形状が最も重要であることが分かったものであり、流量抵抗等を加味してこの部位の断面積を横引き管の断面積よりも大きい断面積としたものである。その大きさの程度は横引き管の+5〜40%程度であり、これによって流量抵抗や騒音の発生がほとんど問題とならなくなることから特定形状としたものである。
又、エルボ管の外側の内形状は1/4の円曲面としたが、これ又、概略の形状でよいことは勿論である。尚、エルボ管の外径は、通常は50〜150Rである。
尚、本発明のエルボ管は通常は金属製ではあるが、場合によっては樹脂製であっても構わない。そして、好ましくはエルボ管の両先端にワンタッチ接続可能な継手構造としておくのがよく、これによって横引き管や垂下管との接続や交換が極めて容易となる。
以下、図面をもって本発明を更に詳細に説明する。
図1は従来のエルボ継手aの全体図である。そして、エルボ継手aの両先端にはワンタッチ接続機構1、2が備えられ、エルボ部3は横引き管11とほぼ同じ断面積となっている。そして、内部を流れる流体の抵抗や流体の衝突による騒音の発生を考慮してかなり大きな円曲面3aとなっている。勿論、エルボ部3の外面も同様である。このため、かかるエルボ継手aを用いて横引き管11の水平を維持して垂下させるには、床4に形成した開口部5を大きく開けることが必要になってくるだけでなく、その安定性もよくないことが分かる。
図2は本発明のエルボ継手Aの全体図である。そして、エルボ継手Aの両先端にはワンタッチ接続機構(管保持リングやO−リングで構成される)1、2が備えられ、エルボ部3の外側の内外形状は円曲面3aとなっており、エルボ部3の断面積は横引き管11のそれよりも20%大きい断面積となっている。これによって、内部を流れる流体の抵抗や流体の衝突による騒音の発生をほぼ抑えることができたものである。
そして、エルボ部3の内側の内外形状は、開口部5に合致するように直角6に曲げられたものである。これによって、図示するように床4に形成した開口部5の縁に係止可能となったものであり、開口部5も比較的小さな開口で十分であることが分かる。
尚、横引き管11は通常は床4面に金具12で固定されるが、床面より10mm程度の高さに支持される。従って、エルボ部3の断面積が大きくなったとしてもその膨らみの分は施工の際は問題とならないことは言うまでもない。
図3は本発明のエルボ継手Aを水平の位置にて適用したものであり、例えば配管の際に邪魔となる柱廻りの平面図である。図中、7は柱であり、この柱7に対してエルボ継手Aの直角部6をもって当接した例である。このように、本発明のエルボ継手Aは、例えば、リフォ−ムの際の邪魔な構築物等を抵抗なく除けることが可能となったものである。
本発明にあっては、エルボ継手の形状を改良することによって床に形成した開口部を小さくでき、かつ、開口部に対して納まりが良くなったものであり、流量抵抗や騒音の面でも問題のない継手となったものであり、サイフォン排水システムの継手に用いられることは勿論、他の排水システムにも採用可能であり、更には排水のみならず、水を代表とする流体の移送時の継手として利用可能である。
図1は従来のエルボ継手aの全体図である。 図2は本発明のエルボ継手aの全体図である。 図3は本発明のエルボ継手aを水平位置にて使用した図である。
符号の説明
A‥エルボ継手、
1、2‥横引き管の接続機構、
3‥エルボ部、
3a‥円曲面、
4‥床、
5‥開口部、
6‥エルボ部3の内側の内外形状(直角)、
7‥柱、
11‥横引き管、
12‥金具。

Claims (4)

  1. 床面に配備された横引き管をほぼ直角に折り曲げる際のエルボ継手であって、当該継手のエルボ内側の内外形状は前記開口部に添って直角に曲げられたものであり、エルボ外側の内形状は1/4の円曲面とし、かつ、前記横引き管の断面積よりも大きい断面積を保持したことを特徴とするエルボ継手。
  2. エルボ継手が水平面にて折り曲げられた請求項1記載のエルボ継手。
  3. エルボ継手が床面より直角に垂下された請求項1記載のエルボ継手。
  4. エルボ部が、横引き管の断面積よりも5〜40%大きい断面積をもつ請求項1乃至3いずれか1記載のエルボ継手。
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