JP2006330042A - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ガラスなどに映りこむ風景などを除去することができると同時に、本当にとりたい被写体にピントが合った撮像画像を得ることができる撮像装置及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 偏光フィルター部2を1ステップずつ回転させていき(ステップS11)、ステップ毎に偏光フィルター部2を回転させたときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を測定していく(ステップS12)。そして、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出したか否かを判断し(ステップS13)、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出すると、該検出した回転位置に偏光フィルター部2を回転させる(ステップS14)。そして、コントラスト検出方式によるAF処理を行う(ステップS15〜ステップS18)。
【選択図】 図4
【解決手段】 偏光フィルター部2を1ステップずつ回転させていき(ステップS11)、ステップ毎に偏光フィルター部2を回転させたときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を測定していく(ステップS12)。そして、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出したか否かを判断し(ステップS13)、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出すると、該検出した回転位置に偏光フィルター部2を回転させる(ステップS14)。そして、コントラスト検出方式によるAF処理を行う(ステップS15〜ステップS18)。
【選択図】 図4
Description
本発明は、撮像装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、偏光フィルターを備えた撮像装置及びそのプログラムに関する。
従来、ガラス越しの被写体を撮影する場合には、ガラスの表面に風景などが映りこんでしまい綺麗な画像を得ることができないという問題を解決するため、偏光フィルターを用いて撮影していた。
しかし、偏光フィルターを用いて撮影する場合でも、ある程度の技術や熟練度が必要となるため簡易にガラスなどに映りこんだ風景などを除去するのは難しかった。
このため、映りこみの一番少ない回転位置に自動的に偏光フィルターを回転させるという技術が登場してきている(特許文献)。
しかし、偏光フィルターを用いて撮影する場合でも、ある程度の技術や熟練度が必要となるため簡易にガラスなどに映りこんだ風景などを除去するのは難しかった。
このため、映りこみの一番少ない回転位置に自動的に偏光フィルターを回転させるという技術が登場してきている(特許文献)。
しかしながら、自動的に映りこみの一番少ない回転位置に偏光フィルターを回転させることによりガラスなどの表面に映りこんだ風景などを除去することはできても、被写体に対してフォーカスを行なうAF処理を考慮すると以下のような問題点があった。
例えば、ガラスの向こうにいる被写体を撮影した場合に、先にAF処理を行なうとガラスの表面にピントが合ってしまい、ガラスに映りこんだ風景などを除去することはできても、本当に撮りたい被写体に対してピントが合わず、所望する画像を得ることができなかった。
例えば、ガラスの向こうにいる被写体を撮影した場合に、先にAF処理を行なうとガラスの表面にピントが合ってしまい、ガラスに映りこんだ風景などを除去することはできても、本当に撮りたい被写体に対してピントが合わず、所望する画像を得ることができなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ガラスなどに映りこむ風景などを除去することができると同時に、本当にとりたい被写体にピントが合った撮像画像を得ることができる撮像装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の前面に回転可能に配置された偏光フィルターと、
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動制御手段と、
被写体に対してオートフォーカスを行なう第1のAF制御手段と、
前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御する第1の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記撮像手段の前面に回転可能に配置された偏光フィルターと、
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動制御手段と、
被写体に対してオートフォーカスを行なう第1のAF制御手段と、
前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御する第1の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、被写体に対してオートフォーカスを行なう第2のAF制御手段を備え、
前記第1の制御手段は、
前記第2のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御するようにしてもよい。
前記第1の制御手段は、
前記第2のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御するようにしてもよい。
また、例えば、請求項3に記載されているように、偏光フィルターモードにおける静止画撮影か否かを判断する判断手段を備え、
前記第1の制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御するようにしてもよい。
前記第1の制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項4記載の発明による撮像装置は、被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の前面に回転可能に配置された偏光フィルターと、
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動制御手段と、
被写体に対してオートフォーカスを行なう第1のAF制御手段と、
パンフォーカスによりフォーカスを行なうパンフォーカス制御手段と、
前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス制御手段によるフォーカスを行なわせるように制御する第1の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
前記撮像手段の前面に回転可能に配置された偏光フィルターと、
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動制御手段と、
被写体に対してオートフォーカスを行なう第1のAF制御手段と、
パンフォーカスによりフォーカスを行なうパンフォーカス制御手段と、
前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス制御手段によるフォーカスを行なわせるように制御する第1の制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、例えば、請求項5に記載されているように、偏光フィルターモードにおける静止画撮影か否かを判断する判断手段を備え、
前記第1の制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス制御手段によるフォーカスを行なわせるように制御するようにしてもよい。
前記第1の制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス制御手段によるフォーカスを行なわせるように制御するようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影でないと判断された場合には、前記第1の制御手段による制御に換えて、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスのみを行なうように制御する第2の制御手段を備えるようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御し、該得られた静止画像データを記録手段に記録する撮影記録制御手段を備え、
前記撮影記録制御手段は、
前記第1の制御手段による制御が行なわれた後、又は、前記第2の制御手段による制御が行なわれた後に、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御し、該得られた静止画像データを前記記録手段に記録するようにしてもよい。
前記撮影記録制御手段は、
前記第1の制御手段による制御が行なわれた後、又は、前記第2の制御手段による制御が行なわれた後に、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御し、該得られた静止画像データを前記記録手段に記録するようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記第1のAF制御手段及び又は前記第2のAF制御手段は、
フォーカスレンズのレンズ位置を変えていくとともに前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を検出し、該検出した複数のコントラスト値に基づいて、フォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させるようにしてもよい。
フォーカスレンズのレンズ位置を変えていくとともに前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を検出し、該検出した複数のコントラスト値に基づいて、フォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、前記回転駆動制御手段は、
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値の中で最もコントラスト値が低くなる回転位置に前記偏光フィルターを回転させるようにしてもよい。
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値の中で最もコントラスト値が低くなる回転位置に前記偏光フィルターを回転させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項10に記載されているように、前記偏光フィルターを移動させることにより、前記撮像手段の前面位置への移動及び退避位置への移動を制御する移動制御手段を備え、
前記移動制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合は、前記偏光フィルターが前記撮像手段の前面に配置されるように前記偏光フィルターを移動させ、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影でないと判断された場合には、前記偏光フィルターが前記撮像手段の前面から退避されるように前記偏光フィルターを移動させるようにしてもよい。
前記移動制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合は、前記偏光フィルターが前記撮像手段の前面に配置されるように前記偏光フィルターを移動させ、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影でないと判断された場合には、前記偏光フィルターが前記撮像手段の前面から退避されるように前記偏光フィルターを移動させるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項11記載の発明によるプログラムは、撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像処理と、
前記撮像素子の前面に回転可能に配置された偏光フィルターの各回転位置における前記撮像処理により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動処理と、
被写体に対してオートフォーカスを行なうAF処理と、
前記回転駆動処理に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記AF処理によるオートフォーカスを行なわせるように制御する制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
前記撮像素子の前面に回転可能に配置された偏光フィルターの各回転位置における前記撮像処理により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動処理と、
被写体に対してオートフォーカスを行なうAF処理と、
前記回転駆動処理に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記AF処理によるオートフォーカスを行なわせるように制御する制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項12記載の発明によるプログラムは、撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像処理と、
前記撮像素子の前面に回転可能に配置された偏光フィルターの各回転位置における前記撮像処理により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定したコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動処理と、
被写体に対してオートフォーカスを行なうAF処理と、
パンフォーカスによりフォーカスを行なうパンフォーカス処理と、
前記AF処理によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動処理に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス処理によるフォーカスを行なわせるように制御する制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
前記撮像素子の前面に回転可能に配置された偏光フィルターの各回転位置における前記撮像処理により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定したコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動処理と、
被写体に対してオートフォーカスを行なうAF処理と、
パンフォーカスによりフォーカスを行なうパンフォーカス処理と、
前記AF処理によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動処理に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス処理によるフォーカスを行なわせるように制御する制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の前面に回転可能に配置された偏光フィルターと、前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動制御手段と、被写体に対してオートフォーカスを行なう第1のAF制御手段と、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御する第1の制御手段と、を備えるようにしたので、ガラスの表面に風景などが映りこんでいる場合でも、その映りこみを除去することができ、ガラスなどの向こうにいる被写体に対して簡単にピントを合わせることができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、被写体に対してオートフォーカスを行なう第2のAF制御手段を備え、前記第1の制御手段は、前記第2のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御するので、有効にガラスなどの表面に映りこんだ風景などを簡単に除去することができ、綺麗な画像を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、偏光フィルターモードにおける静止画撮影か否かを判断する判断手段を備え、前記第1の制御手段は、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御するので、PLフィルターモードにおける静止画撮影の場合にのみ、ガラスの表面に映りこんだ風景を除去して、ガラスの向こうにいる被写体に対してピントを合わせることができる。
請求項4記載の発明によれば、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の前面に回転可能に配置された偏光フィルターと、前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動制御手段と、被写体に対してオートフォーカスを行なう第1のAF制御手段と、パンフォーカスによりフォーカスを行なうパンフォーカス制御手段と、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス制御手段によるフォーカスを行なわせるように制御する第1の制御手段と、を備えるようにしたので、有効にガラスなどの表面に映りこんだ風景などを簡単に除去することができ、ガラスの向こうにいる被写体に対して簡単にピントを合わせることができる。また、ガラスなどの表面に映りこんだ風景などを除去した後には、パンフォーカスによるフォーカスを行なうようにしたので、迅速にフォーカスを行なうことができる。
請求項5記載の発明によれば、偏光フィルターモードにおける静止画撮影か否かを判断する判断手段を備え、前記第1の制御手段は、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス制御手段によるフォーカスを行なわせるように制御するので、PLフィルターモードにおける静止画撮影の場合にのみ、AF制御を行い、ガラスの表面に映りこんだ風景を有効に除去して、ガラスの向こうにいる被写体に対して迅速にピントを合わせることができる。
請求項6記載の発明によれば、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影でないと判断された場合には、前記第1の制御手段による制御に換えて、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスのみを行なうように制御する第2の制御手段を備えるようにしたので、PLフィルターモードにおける静止画撮影でない場合には、迅速に被写体に対してフォーカスすることができ、撮影することが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御し、該得られた静止画像データを記録手段に記録する撮影記録制御手段を備え、前記撮影記録制御手段は、前記第1の制御手段による制御が行なわれた後、又は、前記第2の制御手段による制御が行なわれた後に、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御し、該得られた静止画像データを前記記録手段に記録するようにしたので、撮影状況に応じてユーザが所望する静止画像データを得ることができる。つまり、PLフィルターモードにおける静止画撮影の場合には、ガラスなどの向こうにいる被写体にピントが合った画像を得ることができ、PLフィルターモードにおける静止画撮影でない場合には、例えば、撮影したい被写体がガラス越しでない場合には、迅速に被写体に対してピントを合わすことができ、迅速に被写体を撮影することができる。
請求項8記載の発明によれば、前記第1のAF制御手段及び又は前記第2のAF制御手段は、フォーカスレンズのレンズ位置を変えていくとともに前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を検出し、該検出した複数のコントラスト値に基づいて、フォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させるようにしたので、撮像手段により撮像された画像データのコントラスト値に基づいて被写体にピントを合わせることができる。
請求項9記載の発明によれば、前記回転駆動制御手段は、前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値の中で最もコントラスト値が低くなる回転位置に前記偏光フィルターを回転させるようにしたので、ガラスなどに映りこむ風景を有効に除去することできる。
請求項10記載の発明によれば、前記偏光フィルターを移動させることにより、前記撮像手段の前面位置への移動及び退避位置への移動を制御する移動制御手段を備え、前記移動制御手段は、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合は、前記偏光フィルターが前記撮像手段の前面に配置されるように前記偏光フィルターを移動させ、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影でないと判断された場合には、前記偏光フィルターが前記撮像手段の前面から退避されるように前記偏光フィルターを移動させるようにしたので、PLフィルターモードにおける静止画撮影でない場合には、偏光フィルターの影響を受けない綺麗な画像を撮影することができる。
請求項11記載の発明によれば、偏光フィルターを備えたデジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
請求項12記載の発明によれば、偏光フィルターを備えたデジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮像装置を実現することができる。
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、偏光フィルター部2、フィルター駆動部3、撮影レンズ4、レンズ駆動ブロック5、絞り兼用シャッタ6、CCD7、TG(timing generator)8、ユニット回路9、CPU10、DRAM11、メモリ12、フラッシュメモリ13、画像表示部14、キー入力部15、音声処理部16、ストロボ駆動部17、ストロボ発光部18、カードI/F19を備えており、カードI/F19には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード20が接続されている。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮像装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、偏光フィルター部2、フィルター駆動部3、撮影レンズ4、レンズ駆動ブロック5、絞り兼用シャッタ6、CCD7、TG(timing generator)8、ユニット回路9、CPU10、DRAM11、メモリ12、フラッシュメモリ13、画像表示部14、キー入力部15、音声処理部16、ストロボ駆動部17、ストロボ発光部18、カードI/F19を備えており、カードI/F19には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード20が接続されている。
偏光フィルター部2は、特定の偏光(PL)の方向を持った光と、偏光特性を持たない光のみを透過させる偏光フィルターを有し、フィルター駆動部3が接続されている。
フィルター駆動部3は、偏光フィルター部2を光軸を中心として回転駆動させる回転モータと、変更フィルター部2を光軸上に移動させたり、光軸上から退避させる移動モータと、CPU10からの制御信号にしたがって回転モータと移動モードとを駆動させる回転モータドライバ及び移動モータドライバとから構成されている。
図2に、回転モータによる偏光フィルター部2の回転の様子、移動モータによる偏光フィルター部2の移動の様子を示す。
フィルター駆動部3は、偏光フィルター部2を光軸を中心として回転駆動させる回転モータと、変更フィルター部2を光軸上に移動させたり、光軸上から退避させる移動モータと、CPU10からの制御信号にしたがって回転モータと移動モードとを駆動させる回転モータドライバ及び移動モータドライバとから構成されている。
図2に、回転モータによる偏光フィルター部2の回転の様子、移動モータによる偏光フィルター部2の移動の様子を示す。
撮影レンズ4は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、モータ駆動ブロック5が接続されている。レンズ駆動ブロック5は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるフォーカスモータ、ズームモータと、CPU10からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ駆動させるフォーカスモータドライバ、ズームモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッタ6は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU10から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタ6を動作させる。この絞り兼用シャッタ6は、絞りとシャッタとして機能する。
絞りとは、撮影レンズ4から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD7に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD7に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
絞りとは、撮影レンズ4から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD7に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD7に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
CCD7は、偏光フィルター部2、撮影レンズ4及び絞り兼用シャッタ6を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路9に出力する。また、CCD7は、TG8によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。TG8にはユニット回路9が接続されている。
ユニット回路9は、CCD7から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD7の撮像信号は、ユニット回路9を経てデジタル信号としてCPU10に送られる。
ユニット回路9は、CCD7から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD7の撮像信号は、ユニット回路9を経てデジタル信号としてCPU10に送られる。
CPU10は、ユニット回路9から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やMPEG形式の圧縮・伸張)の処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
DRAM11は、CCD7によって撮像された後、CPU10に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU10のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ13やメモリ・カード20は、CCD7によって撮像された画像データに基づき作成された画像ファイルなどを保存しておく記録媒体である。ユーザは撮影した画像データをどちらのメモリに記録するかを選択することができ、該選択されたメモリに撮影画像データが記録される。
フラッシュメモリ13やメモリ・カード20は、CCD7によって撮像された画像データに基づき作成された画像ファイルなどを保存しておく記録媒体である。ユーザは撮影した画像データをどちらのメモリに記録するかを選択することができ、該選択されたメモリに撮影画像データが記録される。
画像表示部14は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD7によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用フラッシュメモリ13やメモリ・カード20から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。
キー入力部15は、半押し全押し可能なシャッタボタン、モードキー、PLフィルターモードキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
キー入力部15は、半押し全押し可能なシャッタボタン、モードキー、PLフィルターモードキー、十字キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU10に出力する。
音声処理部16は、内蔵マイク、アンプ、A/D変換器、D/A変換器、アンプ、内蔵スピーカ等を含み、音声付画像の撮影時には、内蔵マイクに入力された音声をデジタル信号に変換してCPU10に送る。CPU10は、送られてきた音声データは、バッファメモリ(DRAM7)に順次記憶され、CCD7によって撮像された画像データとともにフラッシュメモリ13又はメモリ・カード20に記録される。
また、音声処理部16は、音声付画像の再生時には、各画像データに付属する音声データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音する。
また、音声処理部16は、音声付画像の再生時には、各画像データに付属する音声データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音する。
ストロボ駆動部17は、CPU10の制御信号にしたがって、ストロボ発光部18を閃光駆動させ、ストロボ発光部18はストロボを閃光させる。CPU10は、図示しない測光回路によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、且つ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、ストロボ駆動部17に制御信号を送る。
B.以下、本発明の特徴となるデジタルカメラ1のそれぞれの構成の機能について説明する。
ユーザのキー入力部15の操作により静止画撮影モードに設定されると、CPU10は、PL(偏光)フィルターモードにおける静止画撮影であるか、通常モードにおける静止画撮影であるか否かを判断する。つまり、ユーザのキー入力部15のPLフィルターモードキーの操作によりPLフィルターモードと通常モードのうちいずれのモードが設定されているか否かを判断する。
ユーザのキー入力部15の操作により静止画撮影モードに設定されると、CPU10は、PL(偏光)フィルターモードにおける静止画撮影であるか、通常モードにおける静止画撮影であるか否かを判断する。つまり、ユーザのキー入力部15のPLフィルターモードキーの操作によりPLフィルターモードと通常モードのうちいずれのモードが設定されているか否かを判断する。
PLフィルターモードにおける静止画撮影であると判断すると、CPU10は、フィルター駆動部3に制御信号を送り、フィルター駆動部3の移動モータドライバは、該制御信号にしたがって、移動モータを駆動させ偏光フィルター部2を光軸上に移動させる。なお、既に、偏光フィルター部2が光軸上に配置されている場合には、CPU10は、フィルター駆動部3に制御信号を送らない。
一方、PLフィルターモードでない、つまり通常モードと判断すると、CPU10は、フィルター駆動部3に制御信号を送り、フィルター駆動部3の移動モータドライバは、該制御信号にしたがって、移動モータを駆動させ偏光フィルター部2を退避位置に移動させる。なお、既に、偏光フィルター部2が退避位置に配置されている場合には、CPU10は、フィルター駆動部3に制御信号を送らない。
一方、PLフィルターモードでない、つまり通常モードと判断すると、CPU10は、フィルター駆動部3に制御信号を送り、フィルター駆動部3の移動モータドライバは、該制御信号にしたがって、移動モータを駆動させ偏光フィルター部2を退避位置に移動させる。なお、既に、偏光フィルター部2が退避位置に配置されている場合には、CPU10は、フィルター駆動部3に制御信号を送らない。
また、CPU10は、静止画撮影モードに設定されると、CCD7による被写体の撮像を開始させ、CCD7によって撮像された被写体の画像データに対して画像処理を施してバッファメモリ(DRAM11)に記憶し、該記憶した画像データの画像を画像表示部14に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を行なう。
ここで、ユーザは、シャッタボタンが半押しされるまでの間は、PLフィルターモードキーの操作により、PLフィルターモードの設定、通常モードの設定に切り替えることができる。つまり、現在が通常モードの場合にPLフィルターモードキーの操作を行なうと、PLフィルターモードに設定され、現在のモードがPLフィルターモードの場合にPLフィルターモードキーの操作を行なうと、通常モードに設定される。
ここで、ユーザは、シャッタボタンが半押しされるまでの間は、PLフィルターモードキーの操作により、PLフィルターモードの設定、通常モードの設定に切り替えることができる。つまり、現在が通常モードの場合にPLフィルターモードキーの操作を行なうと、PLフィルターモードに設定され、現在のモードがPLフィルターモードの場合にPLフィルターモードキーの操作を行なうと、通常モードに設定される。
スルー画像表示を行うと、CPU10は、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かの判断を行う。この判断は、キー入力部15からシャッタボタン半押しに対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断する。
シャッタボタンが半押しされると、CPU10は、コントラスト検出方式によるAF処理を行う。
シャッタボタンが半押しされると、CPU10は、コントラスト検出方式によるAF処理を行う。
具体的に説明すると、CPU10は、レンズ駆動ブロック5に制御信号を送り、レンズ駆動ブロック5は、該送られてきた制御信号にしたがって、フォーカスレンズを1ステップずつ移動させる。
そして、CPU10は、ステップ毎にフォーカスレンズを動かされたときのCCD5から出力された撮像信号に基づいてコントラスト値を測定し、該測定したフォーカスレンズの各レンズ位置におけるコントラスト値の中で最もコントラスト値が高いフォーカスレンズのレンズ位置を検出し、該検出したレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる。
そして、CPU10は、ステップ毎にフォーカスレンズを動かされたときのCCD5から出力された撮像信号に基づいてコントラスト値を測定し、該測定したフォーカスレンズの各レンズ位置におけるコントラスト値の中で最もコントラスト値が高いフォーカスレンズのレンズ位置を検出し、該検出したレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる。
そして、コントラストAF処理を行うと、CPU10は、現在、PLフィルターモードに設定されているか否かを判断し、PLフィルターモードでないと判断し、シャッタボタンが全押しされたと判断すると静止画撮影・記録処理を行う。
一方、コントラストAF処理後に現在、PLフィルターモードに設定されていると判断すると、CPU10は、フィルター駆動部3に制御信号を送り、フィルター駆動部3は、該送られてきた制御信号にしたがって偏光フィルター部2を1ステップずつ回転させる。
一方、コントラストAF処理後に現在、PLフィルターモードに設定されていると判断すると、CPU10は、フィルター駆動部3に制御信号を送り、フィルター駆動部3は、該送られてきた制御信号にしたがって偏光フィルター部2を1ステップずつ回転させる。
そして、CPU10は、ステップ毎に偏光フィルター部2を回転したときのCCD5から出力された撮像信号に基づいてコントラスト値を測定し、該測定した偏光フィルター部2の各回転位置におけるコントラスト値の中で最もコントラスト値が低くなる偏光フィルター部2の回転位置を検出し、該検出した回転位置に偏光フィルター部2を回転させる。
そして、最もコントラストが低くなる回転位置に偏光フィルター部2を回転させると、CPU10は、再びコントラスト検出方式によるAF処理を行う。
そして、CPU10は、シャッタボタンが全押しされたか否かを判断し、シャッタボタンが全押しされたと判断すると静止画撮影・記録処理を行う。
そして、CPU10は、シャッタボタンが全押しされたか否かを判断し、シャッタボタンが全押しされたと判断すると静止画撮影・記録処理を行う。
メモリ12には、CPU10によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU10は、このプログラムにしたがって処理を行うことにより本発明の撮像装置として機能する。
C.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図3及び図4のフローチャートにしたがって説明する。
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図3及び図4のフローチャートにしたがって説明する。
ユーザのキー入力部15の操作により静止画撮影モードに設定されると、PLフィルターモードにおける静止画撮影か、通常モードにおける静止画撮影か否かを判断する(ステップS1)。
ステップS1で、PLフィルターモードにおける静止画撮影であると判断すると、光軸上に偏光フィルター部2を移動させて(ステップS2)、ステップS4に進む。なお、既に光軸上に偏光フィルター部2が配置されている場合には処理を行なわない。
ステップS1で、PLフィルターモードにおける静止画撮影であると判断すると、光軸上に偏光フィルター部2を移動させて(ステップS2)、ステップS4に進む。なお、既に光軸上に偏光フィルター部2が配置されている場合には処理を行なわない。
一方、ステップS1で、PLフィルターモードにおける静止画撮影でない、つまり、通常モードにおける静止画撮影であると判断すると、偏光フィルター部2を光軸上から退避させて(ステップS3)、ステップS4に進む。つまり、退避位置に偏光フィルター部2を移動させる。なお、既に、退避位置に偏光フィルター部2が配置されている場合には処理を行なわない。
これにより、PLフィルターモードにおける静止画撮影でない場合には、撮影させる静止画像は、偏光フィルターの影響を受けない綺麗な画像を撮影することが可能となる。つまり、PLフィルターモードにおける静止画撮影でない場合においても、偏光フィルター部2を光軸上に配置しておくと、撮影される画像は偏光フィルター部2の影響を受けてしまうからであり、これを回避するためである。
これにより、PLフィルターモードにおける静止画撮影でない場合には、撮影させる静止画像は、偏光フィルターの影響を受けない綺麗な画像を撮影することが可能となる。つまり、PLフィルターモードにおける静止画撮影でない場合においても、偏光フィルター部2を光軸上に配置しておくと、撮影される画像は偏光フィルター部2の影響を受けてしまうからであり、これを回避するためである。
ステップS4に進むと、CCD5によって撮像された画像データに対して画像処理を施し、該施した画像データを画像表示部14に表示させるという、いわゆるスルー画像表示を行う。
次いで、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、ステップS1に戻る。
次いで、ユーザによってシャッタボタンが半押しされたか否かを判断する(ステップS5)。
ステップS5で、シャッタボタンが半押しされていないと判断すると、ステップS1に戻る。
このステップS1〜ステップS5のループの間に、ユーザはキー入力部15のPLフィルターモードキーの操作により、PLフィルターモードにおける静止画撮影か通常モードにおける静止画撮影かの設定の切り替えを行なうことができる。例えば、通常モードの静止画撮影が設定されている場合にユーザがPLフィルターモードキーを操作すると、PLフィルターモードの静止画撮影の設定に切り替えられ、PLフィルターモードの静止画撮影が設定されている場合にユーザがPLフィルターモードキーを操作すると、通常モードの静止画撮影の設定に切り替えられる。このPLフィルターモードによる静止画撮影を行なう場合としては、例えば、ガラス越しに撮影を行なう場合等であって、この手前のガラスの表面が反射光により光っていて(ガラスに風景が写りこんでいて)、つまり、偏光していることにより、ガラスの向こうにいる被写体を撮影できない場合である。
一方、ステップS5で、シャッタボタンが半押しされたと判断すると、フォーカスレンズを1ステップ移動させる(ステップS6)。
次いで、該フォーカスレンズを移動したときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を検出する(ステップS7)。
次いで、該検出したコントラスト値に基づいてコントラスト値が最も高くなるフォーカスレンズのレンズ位置を検出したか否かの判断を行う(ステップS8)。
次いで、該フォーカスレンズを移動したときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を検出する(ステップS7)。
次いで、該検出したコントラスト値に基づいてコントラスト値が最も高くなるフォーカスレンズのレンズ位置を検出したか否かの判断を行う(ステップS8)。
ステップ8で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置を検出していないと判断するとステップS6に戻り、フォーカスレンズを1ステップ移動させ、そのときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を検出するという動作を繰り返す。
一方、ステップS8で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置を検出したと判断すると、該検出したレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる(ステップS9)。つまり、ステップS6〜ステップS9までの処理で、コントラスト検出方式によるAF処理を行うことになる。
一方、ステップS8で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置を検出したと判断すると、該検出したレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる(ステップS9)。つまり、ステップS6〜ステップS9までの処理で、コントラスト検出方式によるAF処理を行うことになる。
ここで、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置を検出した場合としては、検出したコントラスト値が段々と高くなり、あるレンズ位置を境にコントラスト値が低くなった場合などは、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置を検出したと判断するので、少なくとも2以上のフォーカスレンズのレンズ位置におけるCCD5から出力された画像データのコントラスト値を検出することとなる。
コントラスト検出方式によるAF処理を行うと、現在設定されているモードがPLフィルターモードにおける静止画撮影か否かを判断する(ステップS10)。
ステップS10で、現在設定されているモードがPLフィルターモードにおける静止画撮影でないと判断すると図4のステップS19に進む。
コントラスト検出方式によるAF処理を行うと、現在設定されているモードがPLフィルターモードにおける静止画撮影か否かを判断する(ステップS10)。
ステップS10で、現在設定されているモードがPLフィルターモードにおける静止画撮影でないと判断すると図4のステップS19に進む。
一方、ステップS10で、PLフィルターモードにおける静止画撮影であると判断すると、偏光フィルター部2を1ステップ回転させる(図4のステップS11)。
次いで、該偏光フィルター部2を回転させたときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を測定する(ステップS12)。
次いで、該測定したコントラスト値に基づいて、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出したか否かの判断を行う(ステップS13)
次いで、該偏光フィルター部2を回転させたときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を測定する(ステップS12)。
次いで、該測定したコントラスト値に基づいて、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出したか否かの判断を行う(ステップS13)
ステップS13で、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出していないと判断するとステップS11に戻り、偏光フィルターを1ステップ回転させ、そのときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を測定するという動作を繰り返す。
一方、ステップS13で、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出したと判断すると、該検出した回転位置に偏光フィルター部2を回転させて(ステップS14)、ステップS15に進む。
一方、ステップS13で、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出したと判断すると、該検出した回転位置に偏光フィルター部2を回転させて(ステップS14)、ステップS15に進む。
つまり、PLフィルターモードにおける静止画撮影の場合には、偏光フィルター部2をコントラスト値が最も低くなる回転位置に回転する前に、コントラストAF処理によりガラスの表面にピントを合わすので、ガラスの表面に映りこんでいる風景などを有効に除去することができる。
ここで、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出した場合としては、測定したコントラスト値が段々と低くなり、ある回転位置を境にコントラスト値が高くなった場合などは、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出したと判断するので、少なくとも2以上の回転位置におけるCCD5から出力された画像データのコントラスト値を測定することとなる。
ここで、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出した場合としては、測定したコントラスト値が段々と低くなり、ある回転位置を境にコントラスト値が高くなった場合などは、コントラスト値が最も低くなる回転位置を検出したと判断するので、少なくとも2以上の回転位置におけるCCD5から出力された画像データのコントラスト値を測定することとなる。
ステップS15に進むと、フォーカスレンズを1ステップ移動させる。
次いで、該フォーカスレンズを移動したときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を検出する(ステップS16)。
次いで、該検出したコントラスト値に基づいてコントラスト値が最も高くなるフォーカスレンズのレンズ位置を検出したか否かの判断を行う(ステップS17)。
次いで、該フォーカスレンズを移動したときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を検出する(ステップS16)。
次いで、該検出したコントラスト値に基づいてコントラスト値が最も高くなるフォーカスレンズのレンズ位置を検出したか否かの判断を行う(ステップS17)。
ステップ17で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置を検出していないと判断するとステップS15に戻り、フォーカスレンズを1ステップ移動させ、そのときのCCD5から出力された画像データに基づいてコントラスト値を検出するという動作を繰り返す。
一方、ステップS17で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置を検出したと判断すると、該検出したレンズ位置にフォーカスレンズを移動させて(ステップS18)、ステップS19に進む。つまり、コントラスト値が最も低くなる回転位置に偏光フィルター部2を回転させると、再びコントラスト検出方式によるAF処理を行うことになる。これにより、ガラスに映りこんでいる風景などを除去した後に、コントラスト検出方式によるAF処理を行うので、ガラスの向こうにいる被写体にピントを合わすことができ、綺麗な画像を撮影することが可能となる。
一方、ステップS17で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置を検出したと判断すると、該検出したレンズ位置にフォーカスレンズを移動させて(ステップS18)、ステップS19に進む。つまり、コントラスト値が最も低くなる回転位置に偏光フィルター部2を回転させると、再びコントラスト検出方式によるAF処理を行うことになる。これにより、ガラスに映りこんでいる風景などを除去した後に、コントラスト検出方式によるAF処理を行うので、ガラスの向こうにいる被写体にピントを合わすことができ、綺麗な画像を撮影することが可能となる。
ステップS19に進むと、ユーザによってシャッタボタンが全押しされたか否かを判断する。
ステップS19で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、全押しされるまでステップS19に留まり、ステップS19で、シャッタが全押しされたと判断すると静止画撮影処理を行い、該撮影処理により得られた静止画像データをフラッシュメモリ13やメモリ・カード20に記録する(ステップS20)。
ステップS19で、シャッタボタンが全押しされていないと判断すると、全押しされるまでステップS19に留まり、ステップS19で、シャッタが全押しされたと判断すると静止画撮影処理を行い、該撮影処理により得られた静止画像データをフラッシュメモリ13やメモリ・カード20に記録する(ステップS20)。
D.以上のように、実施の形態においては、PLフィルターモードにおける静止画撮影の場合は、シャッタボタンが半押しされると、自動的にAF処理を行うことによりガラス表面にピントを合わせてから、ガラスなどの表面に映りこんだ風景などを除去する処理を行い、再びAF処理を行うようにしたので、有効にガラスなどの表面に映りこんだ風景などを簡単に除去することができ、ガラスの向こうにいる被写体に対して簡単にピントを合わせることができる。
[変形例]
上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(1)ガラスなどに映りこんだ風景などを除去する処理の前に行なうAF処理を、コントラスト検出方式で行なうようにしたが、位相差検出方式で行なうようにしてもよい。つまり、図3のステップS6〜ステップS9の処理に換えて、位相差検出方式によるAF処理を行うようにする。これにより、AF処理の時間を短縮することができる。
(2)また、ガラスなどに映りこんだ風景などを除去する処理の後にコントラスト検出方式によるAF処理を行なうようにしたが、パンフォーカスによるフォーカス処理(フォーカスレンズを固定レンズ位置に移動させる処理)、又は、位相差検出方式によるAF処理を行うようにしてもよい。つまり、図4のステップS15〜ステップS18の処理に換えて、パンフォーカスによるフォーカス処理、又は、位相差検出方式によるAF処理を行うようにする。これにより、フォーカス処理の時間を短縮することができる。
上記実施の形態は、以下のような変形例も可能である。
(1)ガラスなどに映りこんだ風景などを除去する処理の前に行なうAF処理を、コントラスト検出方式で行なうようにしたが、位相差検出方式で行なうようにしてもよい。つまり、図3のステップS6〜ステップS9の処理に換えて、位相差検出方式によるAF処理を行うようにする。これにより、AF処理の時間を短縮することができる。
(2)また、ガラスなどに映りこんだ風景などを除去する処理の後にコントラスト検出方式によるAF処理を行なうようにしたが、パンフォーカスによるフォーカス処理(フォーカスレンズを固定レンズ位置に移動させる処理)、又は、位相差検出方式によるAF処理を行うようにしてもよい。つまり、図4のステップS15〜ステップS18の処理に換えて、パンフォーカスによるフォーカス処理、又は、位相差検出方式によるAF処理を行うようにする。これにより、フォーカス処理の時間を短縮することができる。
(3)また、図4のステップS12では、各回転位置におけるコントラスト値を測定するとともに、該測定したコントラスト値の中で閾値より低いコントラスト値に対応する偏光フィルター部2の回転位置をメモリ12に記憶させてステップS13に進むようにする。そして、ステップS18で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置にフォーカスレンズを移動させると、該メモリ12に記憶させた回転位置に偏光フィルター部2を回転させていき、そのときのCCD5から出力された画像データから再びコントラスト値を測定していく。そして、測定したコントラスト値の中で最も高くなる回転位置に偏光フィルター部2を回転させて、ステップS19に進むようにする。これにより、ガラスなどに映りこんだ風景などの除去の精度をより高くすることができる。
また、ステップS18で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置にフォーカスレンズを移動させると、該メモリ12に記憶させた各回転位置に偏光フィルターを回転させるとともに、該回転された偏光フィルターの各回転位置で、再びコントラスト検出方式によるAF処理を行い、最もコントラスト値が高くなる回転位置、レンズ位置に、偏光フィルター部2及びフォーカスレンズの回転、移動を行なうようにしてもよい。これにより、ガラスなどに映りこんだ風景などの除去の精度、フォーカスの精度を更に高くすることができる。
また、ステップS18で、コントラスト値が最も高くなるレンズ位置にフォーカスレンズを移動させると、該メモリ12に記憶させた各回転位置に偏光フィルターを回転させるとともに、該回転された偏光フィルターの各回転位置で、再びコントラスト検出方式によるAF処理を行い、最もコントラスト値が高くなる回転位置、レンズ位置に、偏光フィルター部2及びフォーカスレンズの回転、移動を行なうようにしてもよい。これにより、ガラスなどに映りこんだ風景などの除去の精度、フォーカスの精度を更に高くすることができる。
(4)また、ガラスなどに映りこんだ風景などを除去する処理の前にAF処理を行うようにしたが、PLフィルターモードにおける静止画撮影の場合には、AF処理を行わないようにしてもよい。つまり、PLフィルターモードの場合には、シャッタボタンが半押しされると、図4のステップS11に進むことになる。
(5)また、上記変形例(1)〜(3)、又は(2)〜(4)を任意に組み合わせるようにしてもよい。
(5)また、上記変形例(1)〜(3)、又は(2)〜(4)を任意に組み合わせるようにしてもよい。
(6)更に、上記各実施の形態におけるデジタルカメラ1は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA、カメラ付きパソコン、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は被写体を撮像することができる機器であれば何でもよい。
1 デジタルカメラ
2 偏光フィルター部
3 フィルター駆動部
4 撮影レンズ
5 レンズ駆動ブロック
6 絞り兼用シャッタ
7 CCD
8 TG
9 ユニット回路
10 CPU
11 DRAM
12 メモリ
13 フラッシュメモリ
14 画像表示部
15 キー入力部
16 音声処理部
17 ストロボ駆動部
18 ストロボ発光部
19 カードI/F
20 メモリ・カード
2 偏光フィルター部
3 フィルター駆動部
4 撮影レンズ
5 レンズ駆動ブロック
6 絞り兼用シャッタ
7 CCD
8 TG
9 ユニット回路
10 CPU
11 DRAM
12 メモリ
13 フラッシュメモリ
14 画像表示部
15 キー入力部
16 音声処理部
17 ストロボ駆動部
18 ストロボ発光部
19 カードI/F
20 メモリ・カード
Claims (12)
- 被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の前面に回転可能に配置された偏光フィルターと、
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動制御手段と、
被写体に対してオートフォーカスを行なう第1のAF制御手段と、
前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御する第1の制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 被写体に対してオートフォーカスを行なう第2のAF制御手段を備え、
前記第1の制御手段は、
前記第2のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 偏光フィルターモードにおける静止画撮影か否かを判断する判断手段を備え、
前記第1の制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせるように制御することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。 - 被写体を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の前面に回転可能に配置された偏光フィルターと、
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動制御手段と、
被写体に対してオートフォーカスを行なう第1のAF制御手段と、
パンフォーカスによりフォーカスを行なうパンフォーカス制御手段と、
前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス制御手段によるフォーカスを行なわせるように制御する第1の制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 偏光フィルターモードにおける静止画撮影か否かを判断する判断手段を備え、
前記第1の制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動制御手段に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス制御手段によるフォーカスを行なわせるように制御することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。 - 前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影でないと判断された場合には、前記第1の制御手段による制御に換えて、前記第1のAF制御手段によるオートフォーカスのみを行なうように制御する第2の制御手段を備えたことを特徴とする請求項3又は5記載の撮像装置。
- 前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御し、該得られた静止画像データを記録手段に記録する撮影記録制御手段を備え、
前記撮影記録制御手段は、
前記第1の制御手段による制御が行なわれた後、又は、前記第2の制御手段による制御が行なわれた後に、前記撮像手段による被写体の静止画撮影を制御し、該得られた静止画像データを前記記録手段に記録することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の撮像装置。 - 前記第1のAF制御手段及び又は前記第2のAF制御手段は、
フォーカスレンズのレンズ位置を変えていくとともに前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を検出し、該検出した複数のコントラスト値に基づいて、フォーカスレンズを合焦レンズ位置に移動させることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。 - 前記回転駆動制御手段は、
前記偏光フィルターの各回転位置における前記撮像手段により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値の中で最もコントラスト値が低くなる回転位置に前記偏光フィルターを回転させることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の撮像装置。 - 前記偏光フィルターを移動させることにより、前記撮像手段の前面位置への移動及び退避位置への移動を制御する移動制御手段を備え、
前記移動制御手段は、
前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影であると判断された場合は、前記偏光フィルターが前記撮像手段の前面に配置されるように前記偏光フィルターを移動させ、前記判断手段により偏光フィルターモードにおける静止画撮影でないと判断された場合には、前記偏光フィルターが前記撮像手段の前面から退避されるように前記偏光フィルターを移動させることを特徴とする請求項3又は5記載の撮像装置。 - 撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像処理と、
前記撮像素子の前面に回転可能に配置された偏光フィルターの各回転位置における前記撮像処理により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定した複数のコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動処理と、
被写体に対してオートフォーカスを行なうAF処理と、
前記回転駆動処理に前記偏光フィルターの回転を行なわせた後に、前記AF処理によるオートフォーカスを行なわせるように制御する制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。 - 撮像素子を用いて被写体を撮像する撮像処理と、
前記撮像素子の前面に回転可能に配置された偏光フィルターの各回転位置における前記撮像処理により得られた画像データのコントラスト値を測定し、該測定したコントラスト値に基づき前記偏光フィルターを回転させる回転駆動処理と、
被写体に対してオートフォーカスを行なうAF処理と、
パンフォーカスによりフォーカスを行なうパンフォーカス処理と、
前記AF処理によるオートフォーカスを行なわせた後に、前記回転駆動処理に前記偏光フィルターの回転を行なわせ、その後、前記パンフォーカス処理によるフォーカスを行なわせるように制御する制御処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106911896A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-30 | 努比亚技术有限公司 | 一种图像处理装置及方法 |
CN114019745A (zh) * | 2021-11-10 | 2022-02-08 | 安徽科技学院 | 一种可过滤强光或偏振光的成像拍摄***和方法 |
-
2005
- 2005-05-23 JP JP2005149261A patent/JP2006330042A/ja active Pending
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CN106911896A (zh) * | 2017-02-28 | 2017-06-30 | 努比亚技术有限公司 | 一种图像处理装置及方法 |
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