JP2006329285A - 管継手 - Google Patents

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Kazumi Toyama
和美 外山
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Abstract

【課題】 排水主管と排水管との接続作業を床上から簡単に行うことができる管継手を提供する。
【解決手段】 基礎52に配設されて垂直に立ち上がった床下の排水主管12と、床上に設置される水回り設備53の排水管13とを接続する管継手11を、排水主管12の上端部に装着される硬質材料からなる排水主管装着部材14と、排水管13の下端部を保持する弾性材料からなる排水管接続部材15とで形成する。排水主管装着部材14は、排水主管12の上端部に装着される小径筒部14aと、小径筒部14aの上部に拡開筒部14bを介して連設された大径筒部14cとを有する。排水管接続部材15は、大径筒部14cに装着される装着筒15aと、排水管13の下端部が挿入される保持筒15bと、保持筒15bと装着筒15aとを連結し、床下上下方向に伸縮可能な環状の弾性伸縮部15cとを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管継手に関し、詳しくは、床下に配設される排水主管と床上に設置される水回り設備の排水管とを接続するための管継手に関する。
一般に、基礎に配設された床下の排水主管と建物に設置される水回り設備の排水管との接続は、建物の床を形成した後、床上に設置した洗面台等の水回り設備の排水管と、あらかじめ床下に配設した排水主管とを床下で接続することにより行われている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−201322号公報
しかし、排水主管と排水管との接続作業を床下で行う場合は、作業スペースの確保が困難で、多大な手間や労力を要するという問題があった。
そこで本発明は、排水主管と排水管との接続作業を床上から簡単に行うことができる管継手を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため本発明は、基礎に配設されて垂直に立ち上がった床下の排水主管と、床上に設置される水回り設備の排水管とを接続する管継手において、前記管継手は、前記排水主管の上端部に装着される硬質材料からなる排水主管装着部材と、前記排水管の下端部を保持する弾性材料からなる排水管接続部材とを備え、前記排水主管装着部材は、前記排水主管の上端部に装着される小径筒部と、該小径筒部の上部に拡開筒部を介して連設された大径筒部とを有し、前記排水管接続部材は、前記大径筒部に装着される装着筒と、前記排水管の下端部が挿入される保持筒と、該保持筒と前記装着筒とを連結し床下上下方向に伸縮可能な環状の弾性伸縮部とを備えていることを特徴としている。
また、前記弾性伸縮部は、前記保持筒に連続して設けた保持筒側弾性部の先端に形成したラッパ状の拡径部と、前記装着筒に連続して設けた装着筒側弾性部の先端に形成したラッパ状の拡径部とを連結して形成され、前記弾性伸縮部の短縮時には、前記保持筒側弾性部が前記装着筒側弾性部の内周面に沿うように弾性変形し、前記保持筒側弾性部が前記装着筒側弾性部の内側に収容されるとともに、弾性変形した前記保持筒側弾性部の内側に前記保持筒が収容されるようにしても良い。
本発明の管継手は、あらかじめ排水主管の上端部に装着した管継手の弾性伸縮部を伸長させて保持筒を床上に配置し、該保持筒内に排水管の下端部を挿入した後、排水管を弾性伸縮部を短縮させながら排水主管装着部材側に押し込むだけの作業で、排水主管と排水管とを管継手を介して床下で接続させることができる。また、排水主管装着部材の上部に拡開筒部を介して大径筒部を設けるとともに、該大径筒部に装着される排水管接続部材の装着筒と、排水管の下端部が挿入される保持筒とを環状の弾性伸縮部を介して連結しているので、排水主管と排水管の軸線がずれていても、弾性伸縮部が弾性変形して軸線のずれを吸収することができ、排水主管や排水管に無理な力が加わることがなく、排水性が損なわれることもない。
さらに、前記弾性伸縮部は、保持筒側弾性部の先端部に形成したラッパ状の拡径部と、装着筒側弾性部の先端部に形成したラッパ状の拡径部とを連結して形成され、短縮時には、前記保持筒側弾性部の内周面が、前記装着筒側弾性部の内周面に沿うように弾性変形して、前記保持筒側弾性部が前記装着筒側弾性部の内側に収容されるとともに、弾性変形した前記保持筒側弾性部の内側に前記保持筒が収容されることから、保持筒内に排水管の下端部を挿入した後、排水管を床下に押し込むだけで弾性伸縮部が簡単に短縮し、排水主管と排水管の接続作業を容易に行うことができる。また、拡径部の弾性変形によって、排水主管と排水管の軸線のずれを吸収することができる。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は本発明の一形態例を示す管継手の断面正面図、図2は平面図、図3は排水主管に管継手を装着した状態の説明図、図4は弾性伸縮部を伸長して排水管を保持筒に接続する状態の説明図、図5は管継手を介して排水主管と排水管とを接続した状態の説明図、図6は管継手を介して接続した排水主管と排水管とを建物へ設置した状態を示す概略図である。
本形態例に示す管継手11は、建物51の基礎52に配設された排水主管12と、建物51の床上に配設される水回り設備53の排水管13とを床下で接続するもので、排水主管12の施工時に排水主管12の上端部にあらかじめ取り付けられる。排水主管12は、基礎52に水平方向に配設され、先端部を基礎52から建物51側へ垂直に立ち上げている。排水管13は、上端部が前記水回り施設53に接続され、下端部は、床上で前記管継手11に接続され、床54に設けた排水管挿通孔54aから床下に差し込まれる。
管継手11は、排水主管12の上端部に連結される排水主管装着部材14と、排水管13の下端部を連結する排水管接続部材15とを有している。排水主管装着部材14は、硬質樹脂、例えば、塩化ビニル等の硬質合成樹脂で形成されており、排水主管12の上端部が挿入される受口からなる小径筒部14aと、該小径筒部14aの上部に拡開筒部14bを介して連設された大径筒部14cとを一体に備えている。
排水管接続部材15は、弾性を有する軟質樹脂、例えば合成ゴム等で形成されており、前記大径筒部14cの外径よりも僅かに大きい内径を有する装着筒15aと、排水管13の外径に対応した内径を有する保持筒15bと、装着筒15aと保持筒15bとを連結し、床下上下方向に伸縮可能な環状の弾性伸縮部15cとを備えている。装着筒15aの外周には、締結用のバンド16を装着するためのバンド装着部が設けられている。
保持筒15bは、前記小径筒部14aと同軸上に形成され、内径が前記排水管13の外径よりも僅かに大きく形成され、外周には補強用の環状リブ15dが形成されている。
弾性伸縮部15cは、保持筒15bに連続し、上方に向かってラッパ状に拡開した拡径部15eを備えた保持筒側弾性部15fと、装着筒15aに連続し、下方に向かってラッパ状に拡開した拡径部15gを備えた装着筒側弾性部15hとを、両拡径部15e,15gの端面を付き合わせて連結することにより形成される。弾性伸縮部15cは、管継手11を排水主管12に装着した後、伸長させた時に、保持筒15bが床上に突出可能な長さに形成されるとともに、縮めた時には、保持筒側弾性部15fが装着筒側弾性部15hの内周面に沿うように弾性変形し、保持筒側弾性部15fが装着筒側弾性部15hの内側に収容されるとともに、弾性変形した保持筒側弾性部15fの内側に保持筒15bが収容される。
そして、排水主管装着部材14の大径筒部14cを排水管接続部材15の装着筒15a内に挿入し、装着筒15aの外周をバンド16,16で締め付けることにより、排水主管装着部材14と排水管接続部材15とが一体化して管継手11が形成され、排水管接続部材15は、上記の短縮した状態で装着されている。この管継手11は、基礎52から所定位置に立ち上げられた排水主管12の上端部を小径筒部14a内に挿入し、接着剤等で固定することによって排水主管12の上端部に取り付けられる。
床54には、管継手11の上方位置に排水管挿通孔54aが形成され、床54の施工が完了した後に、洗面台やシステムキッチン等の水回り設備53が搬入される。水回り設備53の排水管13を管継手11に接続させる際には、作業者は、床54の排水管挿通孔54aから床下に手を差し入れて、保持筒15bを掴んで保持筒15bを床上に引っ張り上げる。この時、弾性伸縮部15cは、保持筒15bの上昇に伴って保持筒側弾性部15f及び装着筒側弾性部15hが弾性変形し、保持筒側弾性部15fが装着筒側弾性部15hの上部に立ち上がるとともに、保持筒15bが保持筒側弾性部15fの上部に立ち上がって床上に突出する。床上に突出した保持筒15bに、排水管13の下端部を挿入し、保持筒15bの外周をバンド17で締め付けて排水管13を固定する。次いで、排水管13を排水管挿通孔54aを通して床下の排水主管装着部材14側へ押し込むことにより、保持筒側弾性部15f及び装着筒側弾性部15hが弾性変形し、保持筒側弾性部15fが装着筒側弾性部15hの内周面に沿う前記初期の形状に復元し、保持筒側弾性部15fが装着筒側弾性部15hの内側に収容されるとともに、保持筒15bが弾性変形した保持筒側弾性部15fの内側に収容され、排水管13と排水主管12とが管継手11を介して接続された状態となる。
このような管継手11を用いることにより、排水主管12と排水管13との接続作業は、弾性伸縮部15cを伸長させて床上に配置させた保持筒15bに排水管13の下端部を挿入し、該排水管13を排水管挿通孔54aを通して床上から床下の排水主管装着部材14側に押し込むだけでよく、床上から簡単に作業をすることができる。また、排水主管12の立ち上げ位置と、排水管13の床下差し入れ位置とが設定位置からずれて、排水主管12の中心軸と排水管13の中心軸とが一致しないことがあっても、管継手11の弾性伸縮部15cの弾性変形によって保持筒15bが適度に移動したり、傾斜したりするので、排水管13を管継手11に確実に接続することができ、排水主管12や排水管13に大きな応力が掛かることもない。また、保持筒15bの外周に環状リブ15dを設けたことにより、保持筒15bの補強が図れるとともに、保持筒15bに排水管13を挿入する際に、環状リブ15dで保持筒15bを支えながら、排水管13をスムーズに挿入させることができる。
なお、本発明の弾性伸縮部は上述の形状に限るものではなく、蛇腹状に形成することもできる。
本発明の一形態例を示す管継手の断面正面図である。 同じく平面図である。 同じく排水主管に管継手を装着した状態の説明図である。 同じく弾性伸縮部を伸長して排水管を保持筒に接続する状態の説明図である。 同じく管継手を介して排水主管と排水管とを接続した状態の説明図である。 同じく管継手を介して接続した排水主管と排水管とを建物へ設置した状態を示す概略図である。
符号の説明
11…管継手、12…排水主管、13…排水管、14…排水主管装着部材、14a…小径筒部、14b…拡開筒部、14c…大径筒部、15…排水管接続部材、15a…装着筒、15b…保持筒、15c…弾性伸縮部、15d…環状リブ、15e,15g…拡径部、15f…保持筒側弾性部、15h…装着筒側弾性部、16,17…バンド、51…建物、52…基礎、53…水回り設備、54…床、54a…排水管挿通孔

Claims (2)

  1. 基礎に配設されて垂直に立ち上がった床下の排水主管と、床上に設置される水回り設備の排水管とを接続する管継手において、前記管継手は、前記排水主管の上端部に装着される硬質材料からなる排水主管装着部材と、前記排水管の下端部を保持する弾性材料からなる排水管接続部材とを備え、前記排水主管装着部材は、前記排水主管の上端部に装着される小径筒部と、該小径筒部の上部に拡開筒部を介して連設された大径筒部とを有し、前記排水管接続部材は、前記大径筒部に装着される装着筒と、前記排水管の下端部が挿入される保持筒と、該保持筒と前記装着筒とを連結し床下上下方向に伸縮可能な環状の弾性伸縮部とを備えていることを特徴とする管継手。
  2. 前記弾性伸縮部は、前記保持筒に連続して設けた保持筒側弾性部の先端に形成したラッパ状の拡径部と、前記装着筒に連続して設けた装着筒側弾性部の先端に形成したラッパ状の拡径部とを連結して形成され、前記弾性伸縮部の短縮時には、前記保持筒側弾性部が前記装着筒側弾性部の内周面に沿うように弾性変形し、前記保持筒側弾性部が前記装着筒側弾性部の内側に収容されるとともに、弾性変形した前記保持筒側弾性部の内側に前記保持筒が収容されることを特徴とする請求項1記載の管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308134A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Denso Corp 排水管および車両用空調装置

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