JP2006323949A - 半導体記憶装置及びそのテスト方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不良メモリセルキャパシタの検出効率を改善でき、さらにメモリセルのリークに起因する不安定さを回避できる半導体記憶装置及びそのテスト方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 メモリセルのプレート電極へ供給するメモリセルプレート電圧を可変して出力するメモリセルプレート電圧可変制御回路1を備え、テスト時にこの制御回路1によりメモリセルプレート電圧を可変して、通常動作時よりもよりメモリセルのキャパシタリークが発生しやすい状態に設定する。こうすることにより、通常状態でのテストでは定常的に発生しなかったメモリセルのキャパシタリークを定常的に発生させることが可能となり、テスト時に確実にリーク発生メモリセルをスクリーニングすることができ、結果的にこの半導体記憶装置の品質の向上並びに歩留の向上を実現できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、特にダイナミック型記憶装置のメモリセルプレート電圧を可変する一連の機能を有する半導体記憶装置及びその機能を用いたテスト方法に関するものである。
ダイナミック型記憶装置(DRAM)のメモリセルのプレート電極へ供給される電圧(以下メモリセルプレート電圧と呼ぶ)は、セルキャパシタの電界緩和の関係でDRAMの動作電源電圧(以下VDDと呼ぶ)の1/2(以下1/2VDDと呼ぶ)にすること、さらにビット線プリチャージ電圧も、プリチャージ電圧をメモリセルの読み出し時に、センスアンプのリファレンス電圧として活用するために、1/2VDDにすることが広く知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−96597号公報
しかしながら、メモリセルのセルキャパシタのリークに伴い、メモリセル記憶ノードの電位は最終的にメモリセルプレート電圧と同じ1/2VDDとなり、またセンスアンプのリファレンス電圧であるプリチャージ電圧も1/2VDDのため、メモリセルの電荷をビット線に読み出し、センス動作で“1”又は“0”を増幅判定させても、“1”又は“0”の判定ができず誤動作する恐れがある。この誤動作は、確実に発生するのではなく、何回かに一回、発生したり、また正常に読めたりする不安定な動作であり、このDRAMを使ったシステムを不安定なものとしてしまうという問題があった。
また、このリークしているメモリセルのキャパシタを検出するテストについても、不安定であり、確実な検出手段が無いといった問題もあった。
特に、近年のように高集積化が進み、メモリセルの微細化や新材料の使用等に伴い、上記の様なメモリセルのリークに起因する不安定さが大きな問題となってきている。
そこで、本発明は、メモリセルの電荷をビット線に読み出し、センス動作で“1”又は“0”を増幅判定する際の誤動作を回避できるとともに、不良メモリセルキャパシタの検出効率を改善でき、さらにメモリセルのリークに起因する不安定さを回避できる半導体記憶装置及びそのテスト方法を提供することを目的としたものである。
前述した目的を達成するために、本発明の半導体記憶装置及びそのテスト方法は、DRAMのメモリセルプレート電圧を任意の値に設定するメモリセルプレート可変制御回路を備え、メモリセルのキャパシタに書き込まれている電圧に対して、よりリークが顕著に現れる状態になるようにメモリセルプレート電圧を印加することを特徴とするものである。
この半導体記憶装置及びそのテスト方法によれば、リーク不良メモリセルキャパシタの検出効率が著しく改善される。
本発明の半導体記憶装置及びそのテスト方法は、メモリセルのキャパシタに書き込まれている電圧に対して、よりリークが顕著に現れる状態になるようにメモリセルプレート電圧を印加することにより、リーク不良メモリセルキャパシタは、通常動作時に比べメモリセルリークが起こり易くなり、その結果、故障検出率が高められ、より効率の良いスクリーニングテストができ、従ってDRAM及びDRAMを混載したシステムLSIの品質向上及び歩留の改善を実現できる、という効果を有している。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態における半導体記憶装置のメモリセルプレート電圧(VCP)可変制御回路の構成図である。
<メモリセルプレート電圧可変制御回路>
メモリセルプレート電圧可変制御回路1は、メモリセルのプレート電極へ、そのメモリセルプレート電圧を可変制御して供給する回路であり、メモリセルプレート電圧制御回路10と、リファレンス電位発生回路30と、リファレンス電位制御回路40と、リードライトリファレンス電位切替回路50から構成されている。
メモリセルプレート電圧制御回路10は、リファレンス電位発生回路30により発生されたメモリセルプレート電圧のリファレンス電圧、あるいは所定のメモリセルプレート電圧を指令するモード切替信号(後述する)に応じて、メモリセルプレート電圧を発生し、メモリセルのプレート電極へ供給する。
前記リファレンス電位発生回路30は、メモリセルプレート電圧のリファレンス電圧を発生し、メモリセルプレート電圧制御回路10へ出力する。
また前記リファレンス電位制御回路40は、リファレンス電位発生回路30に対して前記リファレンス電圧を可変するリファレンス電位制御信号を発生する。
また前記リードライトリファレンス電位切替回路50は、半導体記憶装置への書込み動作時と読み出し動作時のメモリセルプレート電圧をリアルタイムに可変するリファレンス電位制御信号を発生し、このリファレンス電位制御信号を、リファレンス電位制御回路40へ外部入力として出力する。
またメモリセルプレート電圧制御回路10の内部に、外部から入力されたモード切替信号によりメモリセルプレート電圧を所望の電圧に切り替え、保持する、メモリセルプレート電圧モード別切替回路11が設けられている。
また図1において、70はメモリセルプレート電圧をモニターするため、またはメモリセルプレート電圧を外部から供給するためのパッド、80はテスト時のモード設定信号を出力するテストモード設定回路、90はメモリセルプレート電圧可変制御回路1より出力されるメモリセルプレート電圧と、パッド70を介して外部より入力されるメモリセルプレート電圧とを、切り替えてメモリセルのプレート電極へ供給するスイッチング素子である。テストモード設定回路80は、モード設定信号として、モード切替信号(テストモード信号)MODE(2:0)(詳細は後述する)をメモリセルプレート電圧モード別切替回路11へ出力し、通常/テスト切替信号NTSELとテストモード選択信号INEXSEL(詳細は後述する)をリファレンス電位制御回路40へ出力する。またスイッチング素子90により、メモリセルプレート電圧可変制御回路1より出力されるメモリセルプレート電圧を電気的に遮断し、パッド70を介して外部より直接所望のメモリセルプレート電圧を供給しながらテストを行うことができる。
<リードライトリファレンス電位切替回路>
まず、リードライトリファレンス電位切替回路50を、図6を用いて詳細に説明する。
図6において、51〜62は、連続して直列に接続された、一般的に知られたフリップフロップ回路であり、入力端子TVCPDTより、リード時とライト時でリファレンス電位を切替る際に使用するリード時ライト時それぞれのHigh側及びLow側リファレンス電位制御信号(Rel信号、Wel信号、Reh信号、Weh信号)を、シフトクロックTCLKを用いてシリアルに入力し、順にシフトし、シフトクロックTCLKが停止された後(TCLK=Lに固定された後)、設定されたデータを保持する。またこれらフリップフロップ回路51〜62はリセット信号VCPRESETによりリセットされる。
また63A〜63Cは、リード時のLow側リファレンス電位制御信号(以降Rel信号と呼ぶ)とライト時のLow側リファレンス電位制御信号(以降Wel信号と呼ぶ)を切り替えるセレクタ回路である。セレクタ回路63Aは、リードライト動作選択信号RWFLGに応じてフリップフロップ回路51の出力信号とフリップフロップ回路54の出力信号の一方を選択し、リードライトLow側リファレンス電位制御信号RWCSP0として出力し、セレクタ回路63Bは、リードライト動作選択信号RWFLGに応じてフリップフロップ回路52の出力信号とフリップフロップ回路55の出力信号の一方を選択し、リードライトLow側リファレンス電位制御信号RWCSP1として出力し、セレクタ回路63Cは、リードライト動作選択信号RWFLGに応じてフリップフロップ回路53の出力信号とフリップフロップ回路56の出力信号の一方を選択し、リードライトLow側リファレンス電位制御信号RWCSP2として出力する。
また64A〜64Cはリード時のHigh側リファレンス電位制御信号(以降Reh信号と呼ぶ)とライト時のHigh側リファレンス電位制御信号(以降Weh信号と呼ぶ)を切り替えるセレクタ回路である。セレクタ回路64Aは、リードライト動作選択信号RWFLGに応じてフリップフロップ回路57の出力信号とフリップフロップ回路60の出力信号の一方を選択し、リードライトHigh側リファレンス電位制御信号RWCSN0として出力し、セレクタ回路64Bは、リードライト動作選択信号RWFLGに応じてフリップフロップ回路58の出力信号とフリップフロップ回路61の出力信号の一方を選択し、リードライトHigh側リファレンス電位制御信号RWCSN1として出力し、セレクタ回路64Cは、リードライト動作選択信号RWFLGに応じてフリップフロップ回路59の出力信号とフリップフロップ回路62の出力信号の一方を選択し、リードライトHigh側リファレンス電位制御信号RWCSN2として出力する。
上記リードライト動作選択信号RWFLGは、半導体記憶装置がリード動作している時は、Highレベルに、ライト動作している時はLowレベルに設定する事でセレクタ回路63,64を制御し、リード時のリファレンス電位とライト動作時のリファレンス電位を制御するための選択信号である。
またリードライトLow側リファレンス電位制御信号RWCSP(2:0)は、リードライト動作選択信号RWFLGにより選択されて、リファレンス電位制御回路40へ外部入力として出力され、リードライトHigh側リファレンス電位制御信号は、RWCSN(2:0)はリードライト動作選択信号RWFLGにより選択されて、リファレンス電位制御回路40へ外部入力として出力される。
図7はリードライトリファレンス電位切替回路50のタイミング図である。
Reh0〜Reh2はメモリセルからデータをリードする時の図4のリファレンス電位発生回路30のREPNT0〜2を制御するHigh側リファレンス電位制御信号であり、Wih0〜2はメモリセルにデータをライトする時の図4のリファレンス電位発生回路30のREPNT0〜2を制御するHigh側リファレンス電位制御信号である。また、Rel0〜Rel2はメモリセルからデータをリードする時の図4のリファレンス電位発生回路30のREPPT0〜2を制御するLow側リファレンス電位制御信号であり、Wil0〜2はメモリセルにデータをライトする時の図4のリファレンス電位発生回路30のREPPT0〜2を制御するLow側リファレンス電位制御信号である。
*リードライトリファレンス電位切替動作
この図7のタイミング図を用いてリードライトリファレンス電位切替回路50におけるリードライトリファレンス電位切替動作について説明する。
図7に示すように、入力端子TVCPDTよりシリアル入力されたリードライトリファレンス電位制御信号はシフトクロックTVCPCLKで順次シフトされTVCPCLKの立ち上がり信号を12回受けることにより、全フリップフロップ51〜62にRel信号、Wel信号、Reh信号、Weh信号がそれぞれセットされる。この時点でシフトクロックTVCPCLKをLowレベルに固定し、フリップフロップ回路51〜62がシフト動作しないようにする。そうすることによって、各フリップフロップ回路51〜62の(出力ライン)ノードa〜lに設定されたRel信号、Wel信号、Reh信号、Weh信号が固定される。
そして、リードライト動作選択信号RWFLGをリード動作時にはHighに設定することにより、リードライトLow側リファレンス電位制御信号RWCSP(2:0)にはRel0〜Rel2が、リードライトHigh側リファレンス電位制御信号RECSN(2:0)にはReh0〜Reh2がそれぞれ設定され、リファレンス電位制御回路40へ出力される。また、リードライト動作選択信号REFLGをライト動作時にはLowに設定することにより、リードライトLow側リファレンス電位制御信号RWCSP(2:0)にはWil0〜Wil2が、リードライトHigh側リファレンス電位制御信号RECSN(2:0)にはWih0〜Wih2がそれぞれ設定され、リファレンス電位制御回路40へ出力される。
以上のように、リードライト動作選択信号REFLGに基づいて、リード動作時とライト動作時におけるメモリセルプレート電圧リファレンス電位の設定をリアルタイムに切替えることができる。
<リファレンス電位発生回路30とリファレンス電位制御回路40>
次に、リファレンス電位発生回路30とリファレンス電位制御回路40について、図4と図5を用いて詳細に説明する。
図5はリファレンス電位制御回路40の詳細回路図である。
図5において、41,45はそれぞれ、リファレンス電位制御信号を任意に設定する為のFuse回路であり、42,46はそれぞれ、Fuse回路41、45中のFuse素子の切断により設定された信号を保持するラッチ回路であり、これらFuse回路41、45とラッチ回路42,46により、リファレンス電位プログラム回路49が構成されている。
また43は、Low側のリファレンス電位を設定する為のリファレンス電位制御信号を、テストモード設定回路80から出力される通常/テスト切替信号NTSELに応じて、リファレンス電位プログラム回路49(Fuse回路41)で設定されたリファレンス電位制御信号を選択するか、後述するセレクタ回路44の出力信号を選択するかを切り替える為のセレクタ回路であり、選択した信号をLow側リファレンス電位制御信号REPPT(2:0)としてリファレンス電位発生回路30へ出力する。47は、High側のリファレンス電位を設定する為のリファレンス電位制御信号を、テストモード設定回路80から出力される通常/テスト切替信号NTSELに応じて、リファレンス電位プログラム回路49(Fuse回路45)で設定されたリファレンス電位制御信号を選択するか、後述するセレクタ回路48の出力信号を選択するかを切り替える為のセレクタ回路であり、選択した信号をHigh側リファレンス電位制御信号REPNT(2:0)としてリファレンス電位発生回路30へ出力する。
また44は、テストモード設定回路80から出力されるテストモード選択信号INEXSELに応じて、リードライトリファレンス電位切替回路50より入力されるLow側リードライトリファレンス電位制御信号RWCSP(2:0)を選択するか、外部より入力されるLow側リファレンス電位外部制御信号VCPトREXSP(2:0)を選択するか切替えるセレクタ回路である。48は、テストモード設定回路80から出力されるテストモード選択信号INEXSELに応じて、リードライトリファレンス電位切替回路50より入力されるHigh側リードライトリファレンス電位制御信号RWCSN(2:0)を選択するか、外部より入力されるHigh側リファレンス電位外部制御信号VCPトREXSN(2:0)を選択するか切替えるセレクタ回路である。
また、上述したようにRWCSN(2:0)はメモリセルへのリード時とライト時にそれぞれHigh側リファレンス電位を切り替える際に使用するHigh側リードライト切替リファレンス電位制御信号であり、RWCSP(2:0)は同様に、Low側リードライト切替リファレンス電位制御信号である。
また、上記VCPREXSP(2:0)はLow側リファレンス電位設定信号を外部パッドを介して直接入力したLow側リファレンス電位外部制御信号であり、VCPトREXSN(2:0)はHigh側リファレンス電位設定信号を外部パッドを介して直接入力したHigh側リファレンス電位外部制御信号である。
更に、テストモード設定回路80から出力されるテストモード選択信号INEXSELは、High側又はLow側リファレンス電位外部制御信号とHigh側又はLow側リードライト切替リファレンス電位制御信号を切り替える切替信号である。
またテストモード設定回路80から出力される通常/テスト切替信号NTSELは、ラッチ42,46で保持されたリファレンス電位制御信号とセレクタ44及び48を切替える切替信号であり、通常動作時にはLowレベル、テスト時にはHighレベルとされる。
また出力するREPPT(2:0)はLow側のリファレンス電位を制御する為のLow側リファレンス電位制御信号であり、REPNT(2:0)はHigh側のリファレンス電位を設定する為のHigh側リファレンス電位制御信号である。
尚、ここではFuse回路41と記載したが、これは一般的な半導体材料で形成されたFuse素子でもよいし、電気Fuseを用いても良い。
図4はリファレンス電位発生回路30の詳細回路図である。
31〜36はリファレンス電位を設定する為に使用するN型トランジスタであり、37は電源電位VDD、38は接地電位VSSであり、R1〜R7はリファレンス電位を抵抗分割により設定する為の抵抗素子である。抵抗素子R1〜R7は直列に接続され、両端にVDD37とVSS38が接続されている。また抵抗素子R3とR4の接続点にメモリセルプレート電圧のHigh側のリファレンス電位REFNが発生され、抵抗素子R4とR5の接続点にメモリセルプレート電圧のLow側のリファレンス電位REFPが発生される。
また、N型トランジスタ31〜33のゲートに、リファレンス電位制御回路40からHigh側リファレンス電位制御信号REPNT2,1,0{REPNT(2:0)}が入力され、N型トランジスタ34〜36のゲートに、Low側リファレンス電位制御信号REPPT2,1,0{REPPT(2:0)}が入力される。
*リファレンス電位発生動作
次に、リファレンス電位発生回路30とリファレンス電位制御回路40による、リファレンス電位発生動作について説明する。
まず、図5のリファレンス電位制御回路40において、一般的に知られている方法によりFuse回路41および45中のFuse素子を切断することにより、Fuse回路41,45の出力端子には、設計者が所望のHighレベル又はLowレベルの信号が設定される。このFuse素子切断により得られたHigh又はLowレベルの信号はラッチ42で保持される。ラッチ42で保持されたレベルが、通常状態で使用するLow側のメモリセルプレート電圧リファレンス制御信号(Low側固定リファレンス信号)となり、ラッチ45で保持されたレベルが、通常状態で使用するHigh側のメモリセルプレート電圧リファレンス制御信号(High側固定リファレンス制御信号)となる。
またセレクタ44において、リファレンス電位制御信号として、テストモード選択信号INEXSEL=Lの場合は外部のVCPREXSP(2:0)が選択され、テストモード選択信号INEXSEL=Hの場合は、リードライトリファレンス電位切替回路50から出力されたRWCSP(2:0)が選択される。同様に、セレクタ48において、テストモード選択信号INEXSEL=Lの場合は外部のVCPREXSN(2:0)が選択され、テストモード選択信号INEXSEL=Hの場合は、リードライトリファレンス電位切替回路50から出力されたRWCSN(2:0)が選択される。
また通常動作時は、メモリセルプレート電圧を設計者の所望の値に設定して使用するため、通常/テスト切替信号NTSELをLowレベル(通常動作側)に固定して使用し、半導体記憶装置のテスト時には、通常/テスト切替信号NTSELをHighレベル(テスト動作側)にしてやることにより、セレクタ回路44及び48の出力がリファレンス電位制御信号として用いられる。
このように、リファレンス電位制御回路40において、リファレンス電位制御信号REPPT(2:0),REPNT(2:0)が発生されてリファレンス電位発生回路30へ出力され、これらリファレンス電位制御信号REPPT(2:0),REPNT(2:0)に応じたリファレンス電位REFN,REFPが発生される。
このセレクタ回路44及び48の出力信号を用いたテスト方法について説明する。
まず、セレクタ回路44及び48のテストモード選択信号INEXSELをLowレベルに設定する。そうすると、High側及びLow側のリファレンス電位外部制御信号である、VCPREXSP(2:0)及びVCPREXSN(2:0)が選択される。この信号は外部端子より直接制御することができるため、テスト時において半導体テスター等を用いて直接、外部制御信号であるこのVCPREXSP(2:0)及びVCPREXSN(2:0)を入力してやることにより、通常動作で使用するメモリセルプレート電圧制御回路10を用いてメモリセルプレート電圧特性テストが可能となる。
また、セレクタ回路44及び48のテストモード選択信号INEXSELをHighレベルに設定すると、High側及びLow側リードライト切替リファレンス電位制御信号である、RWCSN(2:0)及びRWCSP(2:0)が選択される。この信号は、上述したように、リード動作時とライト動作時でそれぞれ別のリファレンス電位が設定される様な制御信号になっており、この信号を選択することにより、リード動作時のメモリセルプレート電圧特性とライト動作時のメモリセルプレート電圧特性をリアルタイムに別々にテストすることができる。
以上のように、様々なリファレンス電位制御信号が図5のリファレンス電位制御回路40から出力され、それらは図4のリファレンス電位発生回路30に入力され、リファレンス電位制御用N型トランジスタ31〜36が制御され、所望のリファレンス電位REFN及びREFPがメモリセルプレート電圧制御回路10へ出力される。
本実施の形態では、簡単のためにリファレンス電位の設定を図4のR1〜R7の抵抗7個で設定したが、場合に応じて、増減する事はもちろん可能であり、何ら問題ではない。その場合、図5で示したリファレンス電位制御回路も設定に合わせた形に増減させることは言うまでも無い。
以上の制御により、通常/テスト切替信号NTSELとテストモード選択信号INEXSELに基づいて、メモリセルプレート電圧可変動作が容易に、且つリアルタイムに実施でき、さらにリファレンス電位制御信号REPPT(2:0),REPNT(2:0)に応じたリファレンス電位REFN,REFPが発生されることから、メモリセルの電荷をビット線に読み出し、センス動作で“1”又は“0”を増幅判定する際の誤動作を回避でき、メモリセルのリークに起因する不安定さを回避できる。
<メモリセルプレート電圧制御回路10とメモリセルプレート電圧モード別切替回路11>
メモリセルプレート電圧制御回路10とメモリセルプレート電圧モード別切替回路11について、図2と図3を使用して詳細に説明する。
図2はメモリセルプレート電圧制御回路10の詳細回路図である。
図2において、12は、メモリセルプレート電圧VCPと、リファレンス電位発生回路30により発生されるリファレンス電位REFP,REFNの比較を行い、差があった場合、補正用信号REFPN,REFNNを出力する、一般的な差動増幅回路である。
また、メモリセルプレート電圧出力バッファを形成する電源電位VDD13、P型トランジスタ14、N型トランジスタ15、接地電位VSS16が設けられている。P型トランジスタ14とN型トランジスタ15は直列に接続され、この直列回路の両端にVDD13とVSS16に接続されており、P型トランジスタ14とN型トランジスタ15の接続点にメモリセルプレート電圧VCPが発生される。P型トランジスタ14とN型トランジスタ15のゲートに、メモリセルプレート電圧モード別切替回路11から出力される制御信号REFPS,REFNS(詳細は後述する)が入力される。
上述したようにREFNはメモリセルプレート電圧のHigh側のリファレンス電位であり、REFPはメモリセルプレート電圧のLow側のリファレンス電位である。VCPはメモリセルプレートへ接続される出力電圧である。
図3はメモリセルプレート電圧制御回路10の内部にあるメモリセルプレート電圧モード別切替回路11の詳細回路図である。
図3において、17A,17B,17Cは、テストモード設定回路80より出力される各モード切替信号MODE2,1,0{MODE(2:0)}をそれぞれ反転するインバータ回路であり、18A,18B,18Cは各モード切替信号MODE2,1,0とその反転信号(インバータ回路17A,17B,17Cの出力信号)それぞれのANDをとる第1のAND回路である。また、20は各モード切替信号MODE2,1,0のNORをとる第1のNOR回路である。
また19Aは、第1のNOR回路20から出力された信号と、上記メモリセルプレート電圧制御回路10の差動増幅回路12から出力された補正用信号REFPNのANDをとる第2のAND回路、19Bは、第1のNOR回路20から出力された信号と、上記メモリセルプレート電圧制御回路10の差動増幅回路12から出力された補正用信号REFNNのANDをとる第3のAND回路である。
また21Aは、モード切替信号MODE0と第1のAND回路18Bの出力信号と第1のAND回路18Aの出力信号ORをとる第1のOR回路、21Bは、モード切替信号MODE1と第1のAND回路18Cの出力信号と第1のAND回路18Aの出力信号ORをとる第2のOR回路である。
22は第3のAND回路19Bの出力信号と第2のOR回路21Bの出力信号のORを取り、制御信号REFNSを出力する第3のOR回路、23は第2のAND回路19Aの出力信号と第1のOR回路21Aの出力信号のNORを取り、制御信号REFPSを出力る第2のNOR回路である。
上述したように、MODE(2:0)はメモリセルプレート電圧を制御するモード切替信号であり、メモリセルプレート電圧制御回路10より入力される補正用信号REFPNとREFNNは通常動作時のメモリセルプレート電圧制御信号であり、制御信号REFPSとREFNSは後段の図2の13〜16で構成された上記メモリセルプレート電圧出力バッファの制御信号である。
*メモリセルプレート電圧モード別切替動作
図2のメモリセルプレート電圧可変制御回路10と図3のメモリセルプレート電圧モード別切替回路11と表1のメモリセルプレート電圧モード別切替回路モード別動作一覧表を用いて図1のメモリセルプレート電圧モード別切替動作について説明する。
Figure 2006323949
まず、メモリセルプレート電圧モード別切替回路11には通常動作時に使用する、High側リファレンス電位信号REFNNとLow側リファレンス電位信号REFPN及びテスト時に使用するモード切替信号MODE(2:0)が入力される。
・モード設定がMODE0=H、MODE1=L、MODE2=Lの時について説明する。
MODE(2:0)がそれぞれ入力されると、メモリセルプレート電圧モード別切替回路11の論理回路を介して、図2の13〜16で構成される出力バッファのP型トランジスタ14のゲートに繋がっている制御信号REFPSがLowに、またN型トランジスタ15のゲートに繋がっている制御信号REFNSがLowにそれぞれ設定される。こうすることによって、図2のP型トランジスタ14がONし、図2のN型トランジスタ15がOFF制御される事から図2のP型トランジスタ14のみONすることとなり、結果的にメモリセルプレート電圧出力であるメモリセルプレートが電源電位VDDに固定される。この時、通常High側リファレンス電位信号REFPN及び通常Low側リファレンス電位信号REFNNは図3の第2のAND回路19A及び第3のAND回路19Bにより接地電位VSSに固定される為、モード設定時にはメモリセルプレート設定に何ら影響を与えない。
・次に、モード設定が、MODE0=L、MODE1=H、MODE2=Lの時について説明する。
MODE(2:0)がそれぞれ入力されると、論理回路を介して図2の13〜16で構成される出力バッファのP型トランジスタ14のゲートに繋がっている制御信号REFPSがHighに、またN型トランジスタ15のゲートに繋がっている制御信号REFNSがHighにそれぞれ設定される。こうすることによって、図2のP型トランジスタ14がOFFし、図2のN型トランジスタ15がON制御されることから図2のN型トランジスタ15のみONすることとなり、結果的にメモリセルプレート電圧出力であるメモリセルプレートが接地電位VSSに固定される。上述したように通常High側リファレンス電位信号REFPN及び通常Low側リファレンス電位信号REFNNは、接地電位VSSに固定されるため、モード設定時にはメモリセルプレート設定に何ら影響を与えない。
・次に、モード設定が、MODE0=L、MODE1=L、MODE2=Hの時について説明する。
MODE(2:0)がそれぞれ入力されると、論理回路を介して図2の13〜16で構成される出力バッファのP型トランジスタ14のゲートに繋がっている制御信号REFPSがHighに、またN型トランジスタ15のゲートに繋がっている制御信号REFNSがLowにそれぞれ設定される。こうすることによって、図2のP型トランジスタ14がOFFし、図2のN型トランジスタ15がON制御されることから図2のP型トランジスタ14、N型トランジスタ15共にOFFすることとなり、結果的にメモリセルプレート電圧出力であるメモリセルプレート電極が高インピーダンス状態となり、メモリセルプレート電圧がOFFされたことと同様の状態となる。上述したように通常High側リファレンス電位信号REFPN及び通常Low側リファレンス電位信号REFNNは、接地電位VSSに固定されるため、モード設定時にはメモリセルプレート電圧の設定に何ら影響を与えない。
なお、リファレンス電位REFP,REFNに基づくメモリセルプレート電圧VCPを発生させるとき、モード設定がMODE0=L、MODE1=L、MODE2=Lとされる。
このようにMODE(2:0)がそれぞれ入力されると、メモリセルプレート電圧モード別切替回路11の論理回路を介して、図2の13〜16で構成される出力バッファのP型トランジスタ14のゲートに繋がっているREFPS信号としてREFPN信号が出力され、またN型トランジスタ15のゲートに繋がっているREFNS信号としてREFNN信号が出力され、差動増幅回路12より出力された、メモリセルプレート電圧VCPとリファレンス電位発生回路30により発生されるリファレンス電位REFP,REFNとの差である補正用信号REFPN,REFNNによりメモリセルプレート電圧出力バッファが駆動され、リファレンス電位REFP,REFNに基づくメモリセルプレート電圧VCPが出力される。このとき、上記通常/テスト切替信号NTSEL、テストモード選択信号INEXSELに基づいて、リファレンス電位REFP,REFNが出力され、上述したようにメモリセルプレート電圧を可変することができる。このように、メモリセルプレート電圧可変動作が容易に、且つリアルタイムに実施できることから、半導体記憶装置の加速試験や特性評価等が容易に且つ効率的に実施できる。またリードライト動作選択信号REFLGに基づいて、リード動作時とライト動作時におけるメモリセルプレート電圧リファレンス電位の設定をリアルタイムに切替えることができることから、半導体記憶装置のリード動作時におけるメモリセルプレート特性と、ライト動作時におけるメモリセルプレート電圧特性とを容易に切り分けることが可能となり、詳細な特性評価を容易に且つ効率的に行うことが可能となる。
*半導体記憶装置のテスト方法
次に、以上で説明した図2のメモリセルプレート電圧制御回路10と図3のメモリセルプレート電圧モード別切替回路11の動作を利用した半導体記憶装置のテスト方法について説明する。
まず、メモリセルプレート電圧を電源電位VDDまたは接地電位VSSに固定する機能を用いたテスト方法について説明する。
通常動作では、前述した様にメモリセルプレートは1/2VDDにするのが一般的である。しかしながら、メモリセルのキャパシタにリークが発生していた場合、前述した様に、メモリセル記憶ノードの電位は、最終的にメモリセルプレート電圧と同じ1/2VDDとなり、またセンスアンプのリファレンス電圧である、プリチャージ電圧も1/2VDDの為、メモリセルの電荷をビット線に読み出し、センス動作で“1”又は“0”を増幅判定させても、“1”又は“0”の判定ができず誤動作する。そこで、メモリセルプレート電圧をVSS又はVDDに固定する機能を用いて以下の様なテストを行う。
例えば、メモリセルキャパシタに接地電位VSSを印加している場合には、その逆電圧であるVDDをモード設定{モード信号MODE(2:0)による設定}によりメモリセルプレートに印加する。こうすることにより、メモリセルプレートに1/2VDDが印加されている通常状態に比べメモリセルキャパシタに蓄えられている電圧とメモリセルプレートに印加されている電圧の差が広がることでリークの発生がより顕著となり、より高効率な、リーク発生メモリセルキャパシタの検出テストが可能となり、不良メモリセルキャパシタの検出効率を改善できる。また、逆にメモリセルキャパシタにVDDを印加している場合は、モード設定{モード信号MODE(2:0)による設定}によりメモリセルプレートにVSSを印加することにより、上記と同様に、高効率な、リーク発生メモリセルキャパシタの検出テストが可能となり、不良メモリセルキャパシタの検出効率を改善できる。
また、もう一つの動作である、メモリセルプレート電圧を遮断する機能を用いることで、上記テストと同様のテストを行う方法に関して説明する。
例えば、メモリセルキャパシタにVSSを印加している場合には、まずモード設定{モード信号MODE(2:0)による設定}により、メモリセルプレート電圧を遮断する。その後、メモリセルプレート電圧として、外部から供給する為のパッド70を介して外部よりVDDを印加する。こうすることで、メモリセルプレートにVDDが印加され、メモリセルプレートに1/2VDDが印加されている通常状態に比べメモリセルキャパシタに蓄えられている電圧とメモリセルプレートに印加されている電圧の差が広がることでリークの発生がより顕著となり、より高効率な、リーク発生メモリセルキャパシタの検出テストが可能となる。また、逆にメモリセルキャパシタにVDDを印加している場合は、同様にメモリセルプレート電圧を遮断した後、外部パッド70を介して外部よりVSSをメモリセルプレートへ印加することにより、上記と同様に、高効率な、リーク発生メモリセルキャパシタの検出テストが可能となる。
以上のように、メモリセルプレート電圧制御回路10のモード設定をテストモード設定回路80により切り替えることにより、メモリセルプレート電圧を電源電位VDD又は接地電位VSSに固定することができ、またメモリセルプレートを高インピーダンス状態に移還することも可能となる。またこの機能を用いることで、より高効率なリークメモリセルキャパシタの検出テストが可能となる。
なお、上記モード設定{モード信号MODE(2:0)による設定}はテストモード設定回路80からに限ることはなく、外部パッドを介して直接制御しても何ら問題無い。
以上の様に、本実施の形態によれば、メモリセルリークが起こっている不良メモリセルキャパシタをメモリセルプレート電圧を様々な方法で可変させてやることにより通常使用状態とは異なる様々な状態に設定する事が可能となり、より効率の良いスクリーニングテスト及びより詳細な特性評価が可能となり、DRAM及びDRAMを混載したシステムLSIの品質向上及び歩留の改善を容易に実現できる。
本発明の半導体記憶装置及びそのテスト方法は、メモリセルプレート電圧を任意の値に変化させる機能を有しており、高品質な半導体記憶装置の実現に有用である。
本発明の実施の形態の半導体記憶装置のメモリセルプレート電圧可変制御回路の構成図である。 同半導体記憶装置のメモリセルプレート電圧制御回路の回路図である。 同半導体記憶装置のメモリセルプレート電圧モード別切替回路の回路図である。 同半導体記憶装置のリファレンス電位発生回路の回路図である。 同半導体記憶装置のリファレンス電位制御回路の回路図である。 同半導体記憶装置のリードライトリファレンス電位切替回路の回路図である。 同半導体記憶装置のリードライトリファレンス電位切替回路のタイミング図である。
符号の説明
1 メモリセルプレート電圧可変制御回路
10 メモリセルプレート電圧可変制御回路
11 メモリセルプレート電圧モード別切替回路
12 差動アンプ
R1〜R7 リファレンス電位設定用抵抗
30 リファレンス電位発生回路
40 リファレンス電位制御回路
41 Fuse回路
42 ラッチ回路
50 リードライトリファレンス電位切替回路
51〜62 フリップフロップ回路
63,64 セレクタ回路
70 外部パッド
80 テストモード設定回路
90 スイッチング素子

Claims (15)

  1. メモリセルがマトリクス状に配列されたダイナミック型半導体記憶装置であって、
    前記メモリセルのプレート電極へ、そのメモリセルプレート電圧を可変制御して供給するメモリセルプレート電圧可変制御回路と、
    前記メモリセルプレート電圧をモニターまたは外部から供給するためのパッドと
    を備えたことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルプレート電圧可変制御回路は、
    前記メモリセルプレート電圧のリファレンス電圧を発生するリファレンス電位発生回路と、
    前記リファレンス電位発生回路に対して前記リファレンス電圧を可変するリファレンス電位制御信号を発生するリファレンス電位制御回路と、
    前記リファレンス電位発生回路により発生されたメモリセルプレート電圧のリファレンス電圧、あるいは所定のメモリセルプレート電圧を指令するモード切替信号に応じて、前記メモリセルプレート電圧を発生し、前記メモリセルのプレート電極へ供給するメモリセルプレート電圧制御回路と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルプレート電圧制御回路は、
    前記モード切替信号により、前記メモリセルプレート電圧を接地電位に固定する回路
    を有することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 請求項3に記載の半導体記憶装置のテスト方法であって、
    前記メモリセルにHighデータを書込み、所定時間の後、前記Highデータを読み出すよう制御し、且つその間前記メモリセルプレート電圧制御回路により前記メモリセルプレート電圧を接地電位に固定すること
    を特徴とする半導体記憶装置のテスト方法。
  5. 前記メモリセルプレート電圧制御回路は、
    前記モード切替信号により、前記メモリセルプレート電圧を電源電位に固定する回路
    を有することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  6. 請求項5に記載の半導体記憶装置のテスト方法であって、
    前記メモリセルにLowデータを書込み、所定時間の後、前記Lowデータを読み出すよう制御し、且つその間前記メモリセルプレート電圧制御回路により前記メモリセルプレート電圧を電源電位に固定すること
    を特徴とする半導体記憶装置のテスト方法。
  7. 前記メモリセルプレート電圧制御回路は、
    前記モード切替信号により、メモリセルプレート電圧の供給を遮断する回路
    を有することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  8. 請求項7に記載の半導体記憶装置のテスト方法であって、
    前記メモリセルプレート電圧制御回路によりメモリセルのプレート電極へ印加するメモリセルプレート電圧を遮断し、前記パッドを介して、外部より直接所望のメモリセルプレート電圧を供給すること
    を特徴とする半導体記憶装置のテスト方法。
  9. 前記リファレンス電位制御回路は、
    ヒューズの切断によりリファレンス電位制御信号を任意に設定するヒューズ回路とこのヒューズ回路より出力されたリファレンス電位制御信号をラッチするラッチ回路で構成されたリファレンス電位プログラム回路と、
    前記リファレンス電位プログラム回路により設定されたリファレンス電位制御信号と外部より入力されたリファレンス電位制御信号とのいずれかを選択し、選択したリファレンス電位制御信号を前記リファレンス電位発生回路へ出力するセレクタ回路
    を備えることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  10. 請求項9の半導体記憶装置のテスト方法であって、
    前記リファレンス電位制御回路のセレクタ回路により、外部から入力されたリファレンス電位制御信号を選択するように設定し、前記メモリセルプレート電圧のリファレンス電位を外部から任意に設定しテストを行うこと
    を特徴とする半導体記憶装置のテスト方法。
  11. 前記メモリセルプレート電圧可変制御回路は、
    前記半導体記憶装置への書込み動作時と読み出し動作時のメモリセルプレート電圧をリアルタイムに可変するリファレンス電位制御信号を発生し、このリファレンス電位制御信号を、前記リファレンス電位制御回路へ外部入力として出力するリードライトリファレンス電位切替回路
    を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  12. 前記リードライトリファレンス電位切替回路は、
    複数のリード用リファレンス電位制御信号と複数のライト用リファレンス電位制御信号を発生するレジスタ回路を備え、
    前記レジスタ回路は、一つの外部端子よりシリアル入力可能な構成であって、リード用リファレンス電位設定信号とライト用リファレンス電位設定信号とのいずれかをリードライトフラグ信号により選択して出力するセレクタ回路を有すること
    を特徴とする請求項11記載の半導体記憶装置。
  13. 請求項11または請求項12に記載の半導体記憶装置のテスト方法であって、
    前記リードライトリファレンス電位切替回路により、前記半導体記憶装置への書込み動作時と読み出し動作時の前記メモリセルプレート電圧のリファレンス電位をリアルタイムに可変しながらテストすること
    を特徴とする半導体記憶装置のテスト方法。
  14. 前記メモリセルプレート電圧可変制御回路より出力されるメモリセルプレート電圧と、前記パッドを介して外部より入力されるメモリセルプレート電圧とを、切り替えて前記メモリセルのプレート電極へ供給するスイッチング素子
    を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  15. 請求項14の半導体記憶装置のテスト方法であって、
    前記スイッチング素子を制御し、前記メモリセルプレート電圧可変制御回路より出力されるメモリセルプレート電圧を電気的に遮断し、前記パッドを介して外部より直接所望のメモリセルプレート電圧を供給しながらテストを行うこと
    を特徴とする半導体記憶装置のテスト方法。
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