JP2006320212A - Seedling transplanter - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、高さ位置を調節可能に走行車輪を設けた機体と、この機体により保持されて苗を植付ける植付部とを備えた苗植付機に関するものである。 The present invention relates to a seedling planting machine that includes a machine body provided with traveling wheels so that the height position can be adjusted, and a planting unit that is held by the machine body to plant seedlings.
苗植付機として特許文献1に記載の苗植機が知られている。この苗植機は、高さ位置を調節する上下調節支持機構を介して走行車輪を設けた機体と、この機体により保持されるとともに、受けた苗を順次畝に植え付ける植付装置とを備えて構成され、機体には、作業者用の座席および足載せ用のステップを設けたものである。
A seedling planting machine described in
上記苗植機は、走行車輪によって機体を走行しつつ、作業者が植付装置に苗を投入することにより、順次、苗が畝に植え付けられ、また、上下調節支持機構を介して植付装置の高さを逐次調節することにより、畝の高さに応じて所定の植付け深さに苗を植付けることができる。 The seedling planting machine travels the machine body with traveling wheels, and when an operator puts seedlings into the planting apparatus, the seedlings are sequentially planted in the cocoon, and the planting apparatus via the vertical adjustment support mechanism By sequentially adjusting the height, the seedling can be planted at a predetermined planting depth according to the height of the cocoon.
しかし、畝の高さに応じて機体高さが変動し、機体が上昇した際は重心が高くなって不安定となり、転倒の危険を招き、また、機体の上下動作に伴ってステップおよび座席も機体と一体に上下動作することから、作業者は、常に不安定な状態で苗の投入作業を強いられることとなる。このような作業環境によって作業能率の低下を招き、また、振り落とされる危険もあることから、その改善が待たれていた。
発明が解決しようとする課題は、機体重心の高さ変動を小さく抑えるとともに、作業環境の安定化によって苗投入作業を安全かつ効率良く行うことができる苗植付機を提供することにある。 The problem to be solved by the present invention is to provide a seedling planting machine that can suppress the height fluctuation of the center of gravity of the machine body to be small and can safely and efficiently perform seedling charging work by stabilizing the working environment.
請求項1に係る発明は、支持高さ位置を調節する上下調節支持機構を介して走行車輪を設けた機体と、この機体によって保持されるとともに、受けた苗を順次畝に植付ける植付機構による植付部とを備えてなる苗植付機において、上記機体には、その走行車輪の車軸位置近傍に設けた軸支部に作業者用のステップを支持するとともに、上記ステップを略一定の姿勢に維持する姿勢修正機構を設けたことを特徴とする。
The invention according to
上記構成の苗植付機は、走行車輪によって機体を走行しつつ、ステップ上で作業者が植付部に苗を投入することにより、順次、苗が畝に植え付けられ、また、上下調節支持機構を介して植付部の高さを逐次調節することにより、畝の高さに応じて所定の植付け深さに苗を植付けすることができる。 The seedling planting machine having the above configuration is configured so that the seedlings are sequentially planted in the cocoon by the operator throwing seedlings into the planting part on the step while traveling the machine body by the traveling wheels, and the vertical adjustment support mechanism By sequentially adjusting the height of the planting part via the, the seedling can be planted at a predetermined planting depth according to the height of the cocoon.
上記構成の苗植付機により植付けする場合において、機体高さが変動して高い位置にあっても、作業者用のステップが走行路面から一定高さに保たれ、また、姿勢修正機構によってその姿勢が略一定に維持されることから、上下変動の大きな機体にステップを取付けた構成と比較して、機体の重心位置を低く、かつ、その変動を小さく抑えるとともに、姿勢が略一定で安定性に優れるステップによって作業環境の安定化が可能となるので、苗投入作業を安全かつ効率良く行うことができる。 When planting with the seedling planting machine having the above configuration, even if the machine height fluctuates and is at a high position, the operator's step is kept at a constant height from the traveling road surface, and the posture correction mechanism Since the attitude is maintained almost constant, the center of gravity position of the aircraft is low and the fluctuation is kept small compared to the configuration in which the step is attached to the aircraft with large vertical fluctuations, and the attitude is almost constant and stable. Since the work environment can be stabilized by the excellent steps, the seedling charging operation can be performed safely and efficiently.
本発明の実施の形態について、以下に図面に基づいて詳細に説明する。
図1、図2は、それぞれ、本発明の構成例を示す苗植付機の側面図、平面図である。
本例の苗植付機は、前進走行を可能とする機体1と、この機体1から延びるセンターフレーム2bの後部に設けた歩行操縦用の操縦ハンドル2と、圃場に苗を植付ける苗植付装置3と、該苗植付装置3に苗を供給する苗供給装置4を備えた構成としている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 and 2 are a side view and a plan view, respectively, of a seedling planting machine showing a configuration example of the present invention.
The seedling planting machine of this example is a
機体1は、図示例では、エンジン5と、該エンジン5の動力が伝達されて駆動回転する左右一対の駆動車輪である後輪6,6と、該後輪6,6の前方に転動自在に支持した左右一対の前輪7,7とを備えたものとしている。エンジン5の後部には、ミッションケース8を配置し、そのミッションケース8は、その片側部からエンジン5の同側方に延びるケース部分を有し、これがエンジン5の片側部と連結している。このケース部分にエンジン5の出力軸が入り込んでミッションケース8内の伝動機構に動力を伝達する構成となっている。
In the illustrated example, the
ミッションケース8の左右両側部には、後輪伝動ケース9,9を回動自在に取り付け、その後端部に後輪6,6を高さ位置調節可能に支持して上下調節支持機構を構成する。具体的には、後輪伝動ケース9,9の前端部からアクスルケース9a,9aを機体中心側に延ばし、このアクスルケース9a,9aをミッションケース8の左右両側部に回動自在に取付けている。そして、この後輪伝動ケース9,9の後部側方に突出させた車軸10、10に後輪6,6を装着している。後輪伝動ケース9,9の前端部の回動軸心X位置には、ミッションケース8から左右両外側方に延出させた車輪駆動軸の先端が入り込んで、ミッションケース8内の走行部系変速伝動部を経た走行用の動力が後輪伝動ケース9,9内の伝動機構に伝達している。そして、走行用の動力は後輪伝動ケース9,9内の伝動機構を介して、後輪伝動ケース9,9の後端側の車軸10,10に伝動し、後輪6,6が駆動回転するようになっている。
Rear
なお、アクスルケース9a,9aは、畝幅に対応して左右に伸縮調節可能に設けている。また、アクスルケース9a,9aを支持するために、アクスルケース9a,9aと略平行する状態で支持フレーム9b、9bをミッションケース8に固着していて、その支持フレーム9b、9bの外端部に固着した支持プレート9c、9cでアクスルケース9a,9aの外側部を回動自在に支持している。
また、後輪伝動ケース9,9には、該後輪伝動ケース9,9の前部側を回動支点として後輪6,6を上下させるよう上下回動する駆動手段が連結している。具体的には、後輪伝動ケース9,9のミッションケース8への取付部には、上方に延びるアーム11,11を一体的に取り付けていて、これがミッションケース8に固定された昇降用油圧シリンダ12のピストンロッド先端に取り付けた連結体13の左右両側部と連結している。左右一方側(右側)は、ロッド14で連結し、他方側(左側)は、機体の傾斜に応じて伸縮作動可能な左右水平制御用油圧シリンダ15で連結している。
Further, the rear
昇降用油圧シリンダ12が作動してそのピストンロッドが機体後方に突出すると、左右の前記アーム11,11は後方に回動し、これに伴い後輪伝動ケース9,9が下方に回動して、機体が上昇する。反対に、昇降用油圧シリンダ12のピストンロッドが機体前方に移動してシリンダ内に引っ込むと、左右の前記アーム11,11は前方に回動し、これに伴い後輪伝動ケース9,9が上方に回動して、機体が下降する。この昇降用油圧シリンダ12は、畝面に接地して機体と畝面との上下問隔の変動にともなって動作するセンサーSによって作動する。
When the lifting / lowering
センサーSの動作は機体1に対する畝上面高さを検出する動作となり、そのセンサーSの検出動作に基いて機体1を畝上面高さに対して設定高さになるよう昇降用油圧シリンダ12が作動するよう構成している。また、操縦ハンドル2近傍に配置した操作具Lの人為操作によって機体を上昇或は下降させるよう昇降用油圧シリンダ12が作動する構成ともしている。
The operation of the sensor S is to detect the height of the heel surface relative to the
また、前記左右水平制御用油圧シリンダ15が伸縮作動すると、その左右水平制御用油圧シリンダ15と連結する左側のアーム11が回動して、左側の後輪6と右側の後輪6を互いに異なる高さにし、機体を左右に傾斜させる。この左右水平制御用油圧シリンダ15は、左右水平に対する機体の左右傾斜を検出するセンサの検出結果に基づいて機体を左右水平になるように作動するよう構成している。
Further, when the left / right horizontal control
前記左右前輪7,7は、エンジン5下方の左右中央位置で前後方向の軸心周りに回動自在に取り付けた横フレーム16の左右両側部に、上下に長い縦フレーム16a,16aを取付け、その下端部側方に固着した車軸17,17に回転自在に取り付けている。従って、左右前輪7,7は、機体の左右中央の前後方向の軸心Y周りにローリング動自在となっている。横フレーム16の左右両側部に対して縦フレーム16a,16aを上下調節可能に設けていて、前輪7,7の高さ調節をすることができるようになっている。
The left and right
前記操縦ハンドル2は、機体後部に設けていて、後輪6,6の車軸10,10より後方に位置している。具体的には、ミッションケース8に前端部を固定したセンターフレーム2bの後端部に取り付けている。センターフレーム2bは、機体の左右中央から片側に偏った略中央位置に配置されて後輪6,6の間の位置まで低位で延出し、さらに傾斜して次第に立ち上がりつつ後方に延びている。
The
操縦ハンドル2は、センターフレーム2bの後端部から左右に後方に延びてその各後端部を操縦ハンドル2のグリップ部2a,2aとしている。操縦ハンドル2の左右のグリップ部2a,2aは、作業者がそのグリップ部2a,2aを楽に手で握れるように適宜高さに設定する。なお、図例ではグリップ部2a,2aを左右に分かれた構成としているが、操縦ハンドル2の左右の後端部を互いに左右に連結してその連結部分をグリップ部としても良い。
尚、上記機体1は、前後車輪を備えた四輪式の走行駆動部を構成したものであるが、走行駆動部をクローラー式に構成することもできる。
The
In addition, although the said
苗植付装置3および苗供給装置4は機体の左右に分けてそれぞれが2条植え用の苗植付部としてセンターフレーム2bに取付けられる。苗植付装置3は、開閉可能な嘴状の植付コーン25が上下動作して畝に穴を開けつつ苗の植え込みを行う。苗供給装置4は、苗を受けるカップ状の容器29の底板を開閉可能に構成し、この容器29を連続無端配置して周回移送駆動し、所定位置で容器29の底を開いてその下方に位置する植付コーン25に苗を順次供給する。周回する容器29に作業者が苗を投入することにより、苗供給装置4と苗植付装置3を介して苗を畝に順次植付けすることができる。この植付け動作において、後輪6,6の支持高さを畝高さに合わせて変更し、センターフレーム2bを上下に調節することにより、苗の植付け深さを一定に維持することができる。
The seedling planting device 3 and the seedling supply device 4 are divided into the left and right sides of the machine body, and each is attached to the center frame 2b as a seedling planting unit for two-row planting. The seedling planting apparatus 3 implants seedlings while opening and closing the cocoon-shaped
(作業用座席)
本例の苗植付機は、苗供給装置4に苗を投入する作業者が乗車して苗投入作業が行えるよう、作業者が座る作業用座席70,70を設けている。具体的には、左側の苗供給装置4の左外側近傍に左側の作業用座席70を配置し、また、右側の苗供給装置4の右外側近傍に右側の作業用座席70を配置している。これらの座席70,70の背もたれは、それぞれ機体の左右方向外側に位置するよう設けていて、その座席70,70に座る作業者は、機体内側向き姿勢で苗供給装置4,4に臨んで着座して苗投入作業を行う。
(Work seat)
The seedling planting machine of the present example is provided with
また、本例の苗植付機は、畝溝を走行する後輪6,6の後側で機体後部に設けた操縦ハンドル2の左右方向外側に、作業者が立って前に歩きながら苗供給装置4の後側部に苗を投入する作業を可能とする作業空間を形成しており、この作業空間に立つ作業者から苗供給装置4,4の後部に対して苗投入作業を行うことができる。
In addition, the seedling planting machine of this example supplies seedlings while an operator stands and walks forward in the lateral direction outside the steering handle 2 provided at the rear of the machine body on the rear side of the
また、左右の作業用座席70,70は、後輪6,6の車軸10,10の位置に配置している。作業用座席70,70の支持構成は、後輪6,6の車軸10,10を支持する支持部材である後輪伝動ケース9,9の内側に車軸10,10を突出させ、この車軸10,10に軸支部75,75を設ける。この軸支部75,75に座席支持脚72,72を取付けるとともにステップ71,71を取付け、これら座席支持脚72,72およびステップ71,71の姿勢を維持する姿勢修正機構を設けている。
The left and right work seats 70 and 70 are disposed at the positions of the
(姿勢維持機構)
この姿勢修正機構は、本例では、以下のように構成する。
ステップ71,71の前端には、機体側と連結するアンカーリンク31,31を取付ける。アンカーリンク31,31は、後輪伝動ケース9、9の2軸間距離、すなわち、前端部の回動軸心Xから後端部の車軸10の軸心までの長さに合わせて形成し、後輪伝動ケース9の2軸間連結線と平行に、機体側の支持プレート9cとステップ71とを連結して平行リンクを構成することにより、姿勢修正機構を構成する。
(Attitude maintenance mechanism)
In this example, the posture correcting mechanism is configured as follows.
At the front ends of the
上記構成の苗植付機は、走行車輪6,7によって機体1を走行しつつ、ステップ71,71上で作業者が作業用座席70,70に着座して植付部4、4に苗を投入することにより、苗が畝に順次植え付けられ、また、上下調節支持機構9、9を介して植付部3、3の高さを逐次調節することにより、畝の高さに応じて所定の植付け深さに苗を植付けすることができる。
この場合において、機体高さが変動して高い位置にあっても、軸支部75,75に支持したステップ71,71および作業用座席70,70は、走行路面から一定高さに保たれ、また、姿勢修正機構31,31によってその姿勢が略一定に維持される。
In the seedling planting machine having the above-described configuration, the operator sits on the work seats 70 and 70 on the
In this case, even if the body height fluctuates and is at a high position, the
したがって、上記構成の苗植付機により植付けする場合において、機体高さが変動して高い位置にあっても、作業者用のステップ71,71および作業用座席70,70が走行路面から一定高さに保たれ、また、姿勢修正機構によってその姿勢が略一定に維持されることから、上下変動の大きな機体にステップを取付けた場合と比較して、機体の重心位置を低く、かつ、その変動を小さく抑えるとともに、姿勢が略一定で安定性に優れるステップによって作業環境の安定化が可能となるので、苗投入作業を安全かつ効率良く行うことができる。
なお、軸支部75,75の位置は、後輪伝動ケース9,9の回動傾斜によっても上下変動の少ない範囲であれば上記同様の効果を奏することから、その限りにおいて、車軸10の位置に限定されることなく、後輪伝動ケース9,9上で車軸10位置の近傍が含まれる。
Therefore, when planting with the seedling planting machine having the above-described configuration, the
The
(姿勢維持機構/別例)
次に、別例の姿勢修正機構による苗植付機について説明する。以下において、前記同様の部材はその符号を付すことによって説明を省略する。
この姿勢維持機構は、苗植付機の側面図、平面図を図3、図4にそれぞれ示すように構成している。
(Attitude maintenance mechanism / another example)
Next, a seedling planting machine using another example posture correction mechanism will be described. In the following description, the same members as those described above are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
This posture maintenance mechanism is configured such that a side view and a plan view of the seedling planting machine are shown in FIGS. 3 and 4, respectively.
上部に作業用座席70,70を取付けた座席支持脚72,72を設け、また、前輪7,7の車軸17,17を支持する支持部材である前記縦フレーム16a,16aと、後輪6,6の車軸10,10とを連結する前後に長い連結フレーム73,73を設けて姿勢維持機構を構成する。連結フレーム73,73の前端部側は、前輪7,7の車軸17,17を支持する前記縦フレーム16a,16aの内側に突出して固着したピンに回動自在の支持筒74,74を介して前後方向摺動自在に挿入させている。また、連結フレーム73,73の後端部側は、後輪6,6の車軸10,10に回動自在に取付けた軸支部75,75に一体的に固着している。従って、後輪伝動ケース9,9が下移動して後輪6,6の車軸10,10が上下しても、連結フレーム73,73および軸支部75,75は、前後の傾き変動が生じない。
軸支部75,75には、座席支持脚72,72を取付けるとともにステップ71,71を取付け、座席支持脚72,72と連結フレーム73,73との間には補強ステー72a,72aを取付けることにより、走行用の後輪伝動ケース9,9が回動して後輪6,6の車軸10,10が上下しても、作業用座席70,70およびステップ71,71は前後に傾いたりすることがない。また、座席支持脚72,72は上部を屈曲してその下部軸心まわりに回動させて、作業用座席70,70を機体内側に移動可能に設けていて、これにより、移動時や格納時に作業用座席70,70を機体内側に収納させることができる。
By attaching the
なお、連結フレーム73,73の前端部側を装着している前記支持筒74,74を前輪7,7の車軸17,17に取付けることもできる。また、連結フレーム73,73の後端部を後輪6,6の車軸10,10を支持する支持部材である後輪伝動ケース9,9の内側に突出させた軸に回動自在に前記軸支部75,75を回動自在に取付けこともできる。更に、連結フレーム73,73の前輪7,7側の連結部は、連結フレーム73,73を、前輪の車軸17,17又は縦フレーム16a,16aに対して摺動不能且つ回動自在に連結し、連結フレーム73,73の後輪6,6側の連結部は、連結フレーム73,73を、後輪の車軸10,10又は後輪伝動ケース9,9に対して摺動自在且つ回動自在に連結する構成することもできる。
The
このように構成すると、後輪伝動ケース9,9が下方回動して後輪6,6の車軸10,10が下降すると、後輪6,6が機体に対して相対的に前方移動するが、作業用座席70,70は機体に対して相対的に前後方向には移動しない。従って、機体を旋回させるために後輪伝動ケース9,9を回動して機体を上昇させ、そして、操縦ハンドル2を押し下げて二輪接地状態にして機体を旋回させるとき、前後方向において作業用座席70,70が後輪6,6の車軸10,10に向って接近することになるので、作業用座席70,70の重量による操縦ハンドル2の押し下げ負荷が軽減される。また、連結フレーム73,73の前輪7,7側の連結部と、連結フレーム73,73の後輪6,6側の連結部の両方ともに、連結フレーム73,73を摺動自在且つ回動自在に連結する構成とすることもできる。
With this configuration, when the rear
また、図5〜図7の別例の苗植付機の側面図、正面図、要部平面図にそれぞれ示すように、苗植付機の機体前部には、フロントバンパと車輪調節パイプをつないで前部フレーム2fを構成し、植付け条と対応して4条分の各位置に鎮圧ローラ81…をローラ軸81cによって横並びに構成し、その上方に左右のタンク台76,76と左右のコンテナ受94,94を構成する。
Moreover, as shown in the side view, the front view, and the main part plan view of another example seedling planting machine of FIGS. 5 to 7, a front bumper and a wheel adjustment pipe are provided at the front part of the body of the seedling planting machine. The
(鎮圧ローラ)
詳細には、鎮圧ローラ81…のローラ軸81cは、左右の鎮圧アーム82a,82aの後端部に軸支し、この鎮圧アーム82a,82aの前端部を機体幅方向に延びる支持軸82に取付け、この支持軸82の両側端部を前部フレーム2fの下部に取付けた支持部82sに軸支する。また、支持軸82から前方に延びる調節レバー84を取付け、調節レバー84の先端のグリップ部84g側に多段階に係合してその高さ位置を変更保持しうる多段保持部材84hを配置する。調節レバー84の基部側には、多段保持部材84hとの係脱操作のために、機体幅方向に揺動可能に、かつ、係合方向に付勢するピン連結部84pを介設する。
(Pressing roller)
Specifically, the
このように構成した鎮圧ローラ81は、調節レバー84の保持高さに応じた角度位置に支持軸82が回動し、左右の鎮圧アーム82a,82aの回動により、ローラ軸81cの上下位置が調節される。したがって、機体前方からオペレータが多段保持部材84hとの係脱操作によって調節レバー84の保持高さを変更することにより、鎮圧ローラ81の支持高さを簡易に上下調節することができる。
In the
(コンテナ受)
ボンネットの上方および潅水タンクT,Tを跨ぐように、前部フレーム2fから左右のコンテナ受94,94を起立して受部材94cを門型に架設する。左右のコンテナ受94,94は、それぞれの上部に左右の係合部材94h,94hを設けてコンテナCの取っ手孔と係合するべく構成し、それぞれの両側にコンテナC,Cを後傾保持可能に作業用座席70,70の近傍位置に配置構成する。
(Container container)
The left and
このように簡易な構成の左右のコンテナ受94,94により計4個のコンテナCに苗を収容して保持することにより、コンテナCから取り出した苗を苗供給装置4に対して作業者が容易に投入することができる。また、左右のコンテナ受94,94は、作業者が作業用座席70,70に着座したときに手摺として機能し、さらに、コンテナを設置していないときにコンテナ受94,94の空間が開放され、機体のコンパクト化と軽量化、低コスト化が図れる。
By storing and holding seedlings in a total of four containers C by the left and
(タンク台)
左右のタンク台76,76は、それぞれの前後方向に潅水タンクT,Tを並べて受ける受け皿状に構成して前部フレーム2fの前部寄りの前輪7,7の間の位置に配置する。この左右のタンク台76,76上に載置した各潅水タンクT…は、苗植付装置3の植付コーン25まで灌水用の水を案内可能に接続することにより、苗の植付と同時に灌水することができる。また、前輪7,7間の潅水タンクT…と後輪位置の作業用座席70,70による前後輪6,7の輪重配分により、機体の直進性を向上することができる。
(Tank stand)
The left and right tank bases 76, 76 are configured in the shape of a tray that receives the irrigation tanks T, T side by side in the front-rear direction, and are disposed between the
(鎮圧ローラ/別例)
次に、別例の鎮圧ローラの構成について、図8、図9の苗植付機の側面図、平面図に沿って説明する。
鎮圧ローラ81…は、左右に分けたローラ軸81d、81dのそれぞれに2個を並べて配置し、その左右のローラ軸81d、81dをそれぞれ鎮圧アーム82a,82aにより、機体幅方向に延びる左右の支持軸82d、82dにそれぞれ取付け、この支持軸82d、82dを前部フレーム2fの下部に取付けた支持部82s、82sに軸支する。また、支持軸82d、82dには、対応する鎮圧アーム82a,82aを回動してローラ軸81d、81dを油圧作動で上昇させるリフトロッド82u,82uおよび逆方向に鎮圧付勢するための鎮圧スプリング82p、82pを取付ける。
(Crushing roller / other example)
Next, a configuration of another example of the pressure reducing roller will be described with reference to a side view and a plan view of the seedling planting machine in FIGS.
The pressure-reducing
上記構成の4輪横並びの鎮圧ローラ81…は、左右のローラ軸81d、81dに分けて構成したことから、機体のローリングに対して4輪一体の場合の浮き上がりを防止でき、また、四輪の個別支持を要することなく、左右個別に追従性を確保できる。その鎮圧力は、機体重量を作用させる必要による後輪後方配置の制約を受けることなく、かつ、鎮圧ローラ81…の自重とウェイト追加による重量増を要することなく、鎮圧スプリング82p、82pによってシンプルかつ軽量構成で機体前部位置の植付け前の畝の鎮圧が可能となる。また、機体前部を上昇して機体を旋回する際は、リフトロッド82u,82uの油圧作動により左右のローラ軸81d、81dを引き上げることにより旋回操作が容易となる。このリフトロッド82u,82uは、所定の遊びを設けることにより、最大リフト直前から鎮圧ローラ81…がリフトすることにより、油圧作動時に鎮圧ローラ81…が浮く事態を回避することができる。
The four-wheel side-by-side
(後部鎮圧輪)
機体後部には、図10の苗植付機の側面図に示すように、植付コーン25…が植付けた苗に対して覆土鎮圧するための鎮圧輪80…を植付け条毎に、すなわち、各植付コーン25…の苗植付け個所の各後方左右両側近傍位置に設けている。この植付け条毎の左右の鎮圧輪80、80は、逆ハ型の所定のポジティブキャンバをとって内側条の左右の鎮圧フレーム80f,80fと外側条の左右の鎮圧フレーム80g,80gに取付け、この内外側の鎮圧フレーム80f,80gの先端部を機体幅方向に延びる支持軸82rに軸支する。
(Rear suppression wheel)
In the rear part of the machine body, as shown in the side view of the seedling planting machine in FIG. 10, a pressure-reducing
内外側の鎮圧フレーム80f,80gは植付け条毎に回動可能に個別に構成し、その内側の左右の鎮圧フレーム80f,80fにリフト駆動用のリフトロッド80r,80rをそれぞれ連結する。この内側の鎮圧フレーム80fには、隣接する外側の鎮圧フレーム80gをリフトするためのリフトピン80pを外側方の干渉範囲内に突設する。リフトピン80pの取付け位置は、外側の鎮圧フレーム80gの下方位置で、長穴により固定位置を上下に調節可能に構成する。また、外側の鎮圧フレーム80gはその前端外側部を角面取り状に形成して機体側方の作業スペースを確保する。
The inner and outer
上記構成の鎮圧輪80…は、個々の鎮圧フレーム80f,80gによる鎮圧動作を可能とするとともに、内側の鎮圧フレーム80fのリフト動作の際に、外側の鎮圧フレーム80gにその下方から係合して一体のリフト動作を可能とし、その係合タイミングをリフトピン80pの位置により調節することができる。
The pressure-reducing
1 機体
2 操縦ハンドル
2b センターフレーム
2f 前部フレーム
3 苗植付装置(植付部)
4 苗供給装置(植付部)
6 後輪(走行車輪)
7 前輪(走行車輪)
9 後輪伝動ケース(上下調節支持機構)
9b 支持フレーム
9c 支持プレート
10 車軸
11 アーム
16 横フレーム
16a 縦フレーム
17 車軸
25 植付コーン
29 容器
31 アンカーリンク(姿勢修正機構)
70 作業用座席
71 ステップ
72 座席支持脚
73 連結フレーム(姿勢修正機構)
74 支持筒
75 軸支部
80 鎮圧輪
81 鎮圧ローラ
94 コンテナ受
L 操作具
S センサー
X 回動軸心
1
4 Seedling supply device (planting part)
6 Rear wheels (traveling wheels)
7 Front wheels (traveling wheels)
9 Rear wheel transmission case (up and down adjustment support mechanism)
9b Support frame
70
74
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- 2005-05-17 JP JP2005144259A patent/JP2006320212A/en not_active Withdrawn
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