JP2006319643A - 動画通信システム - Google Patents

動画通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006319643A
JP2006319643A JP2005139991A JP2005139991A JP2006319643A JP 2006319643 A JP2006319643 A JP 2006319643A JP 2005139991 A JP2005139991 A JP 2005139991A JP 2005139991 A JP2005139991 A JP 2005139991A JP 2006319643 A JP2006319643 A JP 2006319643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
information
moving image
transfer band
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2005139991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Noguchi
幸典 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2005139991A priority Critical patent/JP2006319643A/ja
Priority to US11/432,343 priority patent/US20060256232A1/en
Publication of JP2006319643A publication Critical patent/JP2006319643A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/132Sampling, masking or truncation of coding units, e.g. adaptive resampling, frame skipping, frame interpolation or high-frequency transform coefficient masking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems
    • H04N11/04Colour television systems using pulse code modulation
    • H04N11/042Codec means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/134Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or criterion affecting or controlling the adaptive coding
    • H04N19/146Data rate or code amount at the encoder output
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/169Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding
    • H04N19/186Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the coding unit, i.e. the structural portion or semantic portion of the video signal being the object or the subject of the adaptive coding the unit being a colour or a chrominance component
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

【課題】ネットワークを介してカラー動画を送受信する際に、通信路の転送帯域が変動しても高解像度で動きの滑らかな動画を送受信可能にする。
【解決手段】ネットワークに接続された通信端末の間でカラー動画を送受信する動画通信システムにおいて、帯域推定部11cにより通信路の転送帯域を監視し、その転送帯域情報を、動画像ストリームを符号化する符号化部11aに出力する。符号化部11aの色圧縮部106aは、入力する転送帯域情報から転送帯域が狭くなり、十分にカラー動画を送受信できないと判別すると、カラー動画を構成する輝度情報と色情報のうちの色情報を、帯域に応じて圧縮(ビットシフトして下位ビットから削減)して徐々に白黒画像にする。輝度信号とビット数が制御された色情報とは、所定の符号化処理を経て符号化データとして転送される。これにより、違和感なく高解像度の動画を送受信可能にする。
【選択図】 図4

Description

本発明は動画通信システムに係り、特にネットワークに接続された機器間でカラー動画を送受信する動画通信システムに関する。
従来、通信能力の低い機器によってカラー動画を高速で送信できるデータ送受信方法が提案されている(特許文献1)。
このデータ送受信方法の送信側は、ビデオカメラから入力するカラー動画を、任意時点で静止画化するとともに圧縮し、圧縮したカラー静止画とするとともに、カラー動画を画素数を減じた白黒動画とする。そして、カラー静止画と白黒動画とを送信する。
一方、受信側では、受信したカラー静止画を、カラー画素に分解してカラー情報を得るとともに、このカラー情報と受信した白黒動画とに基づきカラー動画として復元するようにしている。
また、動画像ストリームを符号化する際に、転送帯域に応じてフレームレートを変えたり、画像サイズを変更することが知られている。
特開2002−247383号公報
しかしながら、任意時点のカラー静止画と白黒動画とに基づいて白黒動画をカラー化する従来のデータ送受信方法は、被写体の動きが大きい場合には、カラー静止画を送る頻度を高くしなければ、良好なカラー動画を得ることができず、結果的にデータ量を低減できないという問題がある。また、白黒動画の画素数を減じているため、良好にカラー動画化ができても解像度の高い動画を得ることができないという問題がある。
また、通信路の帯域に応じて動画像ストリームのフレームレートを低くすると、被写体が動いている場合に、その細かな動きが見にくくなるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ネットワークを介してカラー動画を送受信する際に、通信路の転送帯域が変動しても高解像度で動きの滑らかな動画を送受信することができる動画通信システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る発明は、ネットワークに接続された通信端末の間でカラー動画を送受信する動画通信システムにおいて、前記通信端末は、カラー動画を送受信する通信路の転送帯域情報を検出する転送帯域情報検出手段と、前記転送帯域情報検出手段によって検出された転送帯域情報に応じて前記カラー動画を構成する輝度情報と色情報のうちの色情報を圧縮する色情報圧縮手段と、前記色情報圧縮手段から出力されるカラー動画を符号化する符号化手段と、前記符号化手段によって符号化されたカラー動画を送信する送信手段と、他の通信端末から送られてきた前記符号化されたカラー動画を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記符号化されたカラー動画を復号する復号化手段と、前記復号化手段によって復号化されたカラー動画を出力するカラー動画出力手段と、を備えたことを特徴としている。
即ち、前記転送帯域情報検出手段により通信路の転送帯域を監視し、転送帯域が狭くなり、十分にカラー動画を送受信できなくなる場合には、カラー動画を構成する輝度情報と色情報のうちの色情報を、帯域に応じて圧縮して(落として)徐々に白黒画像にする。これにより、違和感なく高解像度の動画を送受信することができる。
請求項2に示すように請求項1に記載の動画通信システムにおいて、前記色情報は彩度情報であり、前記色情報圧縮手段は、前記検出された転送帯域情報に応じて転送帯域が小さくなるにしたがって彩度情報の情報量を減少させることを特徴としている。また、彩度情報の情報量を減少させる方法としては、ビットシフトして下位ビットからビット情報を削減してビット深さを浅くしていく。
請求項3に示すように請求項1に記載の動画通信システムにおいて、前記転送帯域情報検出手段は、双方向でカラー動画の通信を行っている他の通信端末から受信するカラー動画の遅延情報に応じて転送帯域情報を検出することを特徴としている。
請求項4に示すように請求項1に記載の動画通信システムにおいて、前記符号化手段は、前記色情報圧縮手段によって色情報が圧縮されている場合には、その圧縮に関する圧縮情報を符号化したカラー動画に付加し、前記復号化手段は、前記受信手段がカラー動画とともに前記圧縮情報を受信した場合には、その圧縮情報に応じて前記受信したカラー動画を復号することを特徴としている。
即ち、送信側では色情報に対してどのような圧縮を行ったかを示す圧縮情報をカラー動画に付加し、受信側はカラー動画とともに受信した圧縮情報に基づいてカラー動画を復号する。
本発明によれば、ネットワークを介してカラー動画を送受信する際に、通信路の転送帯域を監視し、転送帯域が変動して十分にカラー動画を送受信できなくなる場合には、カラー動画を構成する輝度情報と色情報のうちの色情報を、帯域に応じて落として徐々に白黒画像にするようにしたため、画素数やフレームレートを落とす場合に比べて高解像度で滑らかな動画を送受信することができ、また徐々に白黒画像にすることで違和感のないカラー動画を送受信することができる。
以下添付図面に従って本発明に係る動画通信システムの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明に係る動画通信システムの実施の形態を示すブロック図である。
このシステムは、同等の構成を有する通信端末1aと通信端末1b(まとめて通信端末1と表すこともある)とがインターネットなどのネットワーク10を介して接続されており、互いに映像(カラー動画)と音声を通信する。
通信端末1aと通信端末1bとの接続経路は、SIP(Session Initiation Protocol )サーバで構成された交換台サーバ6がネットワークアドレス(グローバルIPアドレスなど)、ポート、識別子(MACアドレスなど)を用いて指定する。名称や電子メールアドレスなど通信端末1のユーザに関する情報や通信端末1の接続に関する情報(アカウント情報)はアカウントデータベース(DB)8a内に格納されており、アカウント管理サーバ8によって管理されている。アカウント情報はWebサーバ7を介してアカウント管理サーバ8に接続した通信端末1から更新・変更・削除することもできる。Webサーバ7は、メールを送信するメールサーバ、ファイルのダウンロードを行うファイルサーバも兼ねている。
通信端末1aは、マイク3a、カメラ4a、スピーカ2a、モニタ5aと接続され、カメラ4aで撮影された映像とマイク3aで集音された音声がネットワーク10を介して通信端末1bに送信される。通信端末1bも、マイク3b、カメラ4b、スピーカ2b、モニタ5bと接続され、同様に映像と音声とを通信端末1aに送信できる。
通信端末1bが受信した映像と音声はモニタ5b、スピーカ2bに出力され、通信端末1aが受信した映像と音声はそれぞれモニタ5a、スピーカ2aに出力される。尚、マイク3とスピーカ2はヘッドセットとして一体構成してもよい。
図2は通信端末1の内部構成の実施の形態を示すブロック図である。
通信端末1の本体外面には、音声入力端子31、映像入力端子32、音声出力端子33、映像出力端子34が設けられており、それぞれマイク3、カメラ4、スピーカ2、モニタ5と接続される。
音声入力端子31に接続されたマイク3から音声入力部14に入力された音声信号と、映像入力端子32に接続されたカメラ4から映像入力部15に入力された映像信号は、MPEG2、MPEG4エンコーダなどの高画質対応符号器で構成された符号化部11aによってデジタル圧縮符号化されてストリームデータ(リアルタイム配信可能な形式のコンテンツデータ)に変換される。
ストリームデータはパケット化装置25によってパケット化され、一旦送信バッファ26に記憶される。送信バッファ26は、通信インターフェース13を介し、パケットを一定のタイミングでネットワーク10に送出する。送信バッファ26は、例えば、30フレーム毎秒の動画像が取り込まれると、1パケットに1フレームのデータを記憶して送出する能力を有する。
帯域推定部11cは、ネットワーク10のジッタ(ゆらぎ)などから転送帯域を推定し、推定した転送帯域に応じて符号化部11aで符号化されるデータ量を可変させる。尚、転送帯域に基づく符号化部11aの処理の詳細については後述する。
一方、通信インターフェース13を介して他の通信端末1から受信したストリームデータのパケットは、一旦受信バッファ21に記憶されたあと、一定のタイミングでストリーム化装置22に出力される。ストリーム化装置22は、パケットデータをコンテンツデータに再構成する。コンテンツデータはMPEG2、MPEG4デコーダなどで構成された復号化部11bによって復号化される。コンテンツデータに含まれる映像データは映像出力部17でNTSC信号に変換されてモニタ5に出力される。コンテンツデータに含まれる音声データは音声出力部16でアナログ音声信号に変換されてスピーカ2に出力される。
通信インターフェース13には、ネットワーク端子61が設けられており、この端子が各種ケーブルによりブロードバンドルータやADSLモデムなどと接続されることでネットワーク10と接続される。
尚、通信インターフェース13がファイアウォールやNAT機能(Network Address Translation 、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの相互変換を行う)を有するルータと接続されると、SIPによる通信端末1同士の直接接続ができない問題(いわゆるNAT越え)が生じることが当業者で認識されている。STUN(Simple Traversal of UDP through NATs)サーバ30やUPnP(Universal Plug and Play) サーバなどのNAT越え機能に対応した中継サーバを設けて通信端末1同士の接続を中継してもよいが、映像音声送受信の遅延を生じさせないためには、中継サーバを介さない各種のNAT越え機能を通信端末1に実装することが好ましい(例えば、特願2003−352950を参照)。
制御部11は、各種のボタンやキーから構成される操作部18からの操作入力に基づいて通信端末1内の各回路を統括制御する。制御部11は、CPUなどの演算装置で構成され、符号化部11a、復号化部11b、帯域推定部11c、表示制御部11d、留守録管理部11eの各機能を記憶媒体23に記憶されたプログラムによって実現する。
表示制御部11dはモニタ5への映像信号出力を制御し、以下簡略のため、モニタ5へ出力される映像信号は全て表示制御部11dによって制御されるものとする。ただし、通信端末1からモニタ5へ出力される映像信号を、通常のテレビ放送信号に切り替えてもよい。
各通信端末1を一意に識別するアドレス(必ずしもグローバルIPアドレスとは同義ではない)、アカウント管理サーバ8が通信端末1を認証するのに必要なパスワード、通信端末1の起動プログラムは、電源オフ状態でもデータを保持可能なROM35に記憶されている。ROM35はフラッシュROMなどで構成され、記憶されたプログラムは、アカウント管理サーバ8から提供されるアップデートプログラムにより最新のバージョンに更新できる。
制御部11の各種処理に必要なデータは、一時的にデータを記憶するRAMで構成されたメインメモリ36に記憶される。
記憶媒体23は、コンパクトフラッシュカードのようなリムーバブルメディアであり、主に映像・音声データの読み取り/書き込みに用いられる。記憶媒体23は、制御部11のアプリケーションプログラムも記憶させることができ、アカウント管理サーバ8から提供されるアップデートプログラムにより最新のバージョンに更新できる。
また、通信端末1にはリモコン受光回路63が設けられており、このリモコン受光回路63にはリモコン受光部64が接続されている。リモコン受光回路63は、リモコン60からリモコン受光部64に入射した赤外線信号をデジタル信号に変換して制御部11へ出力する。制御部11は、リモコン受光回路63から入力したデジタル赤外線信号に応じて各種動作を制御する。
発光制御回路24は、制御部11の制御によって、通信端末1の外面に設けられたLED65の発光・点滅・点灯の制御を行う。発光制御回路24にはコネクタ66を介してフラッシュランプ67を接続することもでき、発光制御回路24は、フラッシュランプ67の発光・点滅・点灯の制御も行う。RTC20は内蔵時計である。
図3は通信端末1の外観を示す正面斜視図である。通信端末1は倒立型の筐体を備えたセットトップボックス(STB)であり、筐体前面には、リモコン受光部64、電源スイッチ等から構成される操作部18、「着信」ランプ、「留守録」ランプなどからなる複数のLED65、映像入力端子32、映像出力端子33等が設けられている。尚、図示しないが、筐体後面には、ネットワーク端子61、音声入力端子31、音声出力端子33等が設けられている。
次に、図2に示した符号化部11aについて説明する。
図4は符号化部11aの概略図であり、特にカラー動画を符号化する部分に関して示している。
この符号化部11aは、主として加算器102、動き補償フレーム間予測部104、DCT(離散コサイン変換)部106、量子化部108、及びVLC(可変長符号化)部110から構成されている。
符号化部11aは、Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャを作成する。Iピクチャは、他のピクチャを使用せずに作成され、Pピクチャは過去のピクチャのみを参照画像にして予測された差分画像として作成され、Bピクチャは過去と未来のピクチャを参照画像にして予測された差分画像として作成される。
映像入力部15から入力する入力画像(カラー動画)は、減算器102及び動き補償フレーム間予測部104に加えられる。
補償フレーム間予測部104は、量子化部108から入力する既に量子化した画像を逆量子化、逆DCT等を行って前画像を作成し、現在の入力画像と前画像とから動きベクトルを検出する。この動きベクトルで前画像を動き補償(補正)して減算器102に出力する。
減算器102は、PピクチャやBピクチャを符号化する場合には、現在入力している画像から補償フレーム間予測部104によって動き補償された前画像を減算し、その差分画像をとり、これをDCT部106に出力し、Iピクチャを符号化する場合には、入力画像をそのままDCT部106に出力する。
DCT部106は、図5(A)及び(B)に示すように1フレームから切り出された16×16画素のマクロブロックMBを符号化の最小単位とし、更にDCTのサイズは8×8であるため、図5(C)に示すように輝度信号Yは、4つのブロックY1,Y2,Y3,Y4に、色差信号Cr,Cbは、それぞれ2つのブロックCr1,Cr2,及びCb1,Cb2に区分して各ブロック毎に8×8の2次元DCTを行う。DCTは画像信号を少ない低域係数に集中させる働きをもち、画像の空間方向の情報量を削減することができる。また、DCT部106は色圧縮部106aを含み、この色圧縮部106aは、帯域推定部11cから入力する帯域情報に基づいて前記ブロックCr1,Cr2,及びCb1,Cb2のデータ量を圧縮する。尚、この色圧縮部106aの詳細については後述する。
図5(C)に示した画像フォーマットは、画素を構成する色差信号Cr,Cbのデータ量をそれぞれ水平方向に2分の1に半減させ、Y=4,Cr=2,Cb=2の4:2:2の比率になっている。また、人間の目は色に対して鈍感なため、色情報が半減されても画質の低下はあまり感じない。
量子化部108は、DCT部106で作成されたDCT係数を量子化テーブルを用いて量子化し、DCT係数全体を小さい値の数のセットで表現して符号量を減らす処理を行う。VLC部110は、量子化されたデータをハフマンテーブルで符号化する(符号の出現確率に応じて符号の割り当てを行なう)。
このようにして符号化部11aによって符号化されたストリームデータは、パケット化装置25によってパケット化され、一旦送信バッファ26に記憶されたのち、一定のタイミングでネットワーク10に送出される。
次に、図2に示した復号化部11bについて説明する。
図6は復号化部11bの概略図であり、特にカラー動画を復号化する部分に関して示している。
この復号化部11bは、主としてVLCデコーダ120、逆量子化部122、逆DCT部124、加算器126、及びフレーム間予測部128から構成されている。
復号化部11bは、上記符号化部11aの圧縮過程とは逆の伸長過程により動画像を復元する。
VLCデコーダ120は、ストリーム化装置22から入力する符号化データをハフマン復号して量子化されたDCT係数を生成し、この生成したDCT係数を逆量子化部122に出力する。逆量子化器122は、VLCデコーダ120から入力した量子化されたDCT係数を逆量子化してDCT係数を生成し、この生成したDCT係数を逆DCT部124に出力する。
逆DCT部124は、入力するDCT係数を逆DCT処理してデジタル画像信号を加算器126に出力する。加算器126の他の入力には、動き補償部128からフレーム間予測が行われた前画像が加えられ、加算器126は、逆DCT部124からIピクチャを入力する場合には、そのまま出力画像として出力し、PピクチャやBピクチャを入力する場合には、動き補償部128から加えられる予測の画像を加算して出力する。
このようにして復号化部11bによって復号された映像データは映像出力部17でNTSC信号に変換されてモニタ5に出力される。
次に、上記符号化部11aにより符号化する符号化データのデータ量を可変させる方法について説明する。
図2に示した帯域推定部11cは、通信端末1a,1b間の通信路の転送帯域を推定し、この推定した転送帯域情報を符号化部11aに送る。
前記転送帯域情報は、図4に示したようにDCT部106の色圧縮部106aに加えられる。この色圧縮部106aは、図5(C)に示した8ブロックからなるマクロブロックMBのうちの色差信号Cr,Cbの4つのブロックCr1,Cr2,及びCb1,Cb2のデータを転送帯域情報に応じて圧縮し、この圧縮した色差信号Cr,Cbの4ブロックと、輝度信号Yの4ブロックからなるマクロブロックMB’を出力する。このマクロブロックMB’を構成する各ブロックの符号化処理は、前述したように行われる。
次に、色圧縮部106aでの色差信号Cr,Cbの圧縮方法について説明する。
色差信号Cr,Cbは、8ビットの256階調を有しており、色圧縮部106aは、入力する転送帯域情報からカラー動画をフルで送信できる帯域幅があると推定すると、色差信号Cr,Cbを圧縮せずに8ビットの階調データのまま出力する。
一方、色圧縮部106aは、入力する転送帯域情報からカラー動画をフルで送信できる帯域幅がないと推定すると、図7に示すように転送帯域が低下するにしたがって色差信号Cr,Cbのビット数を削減する。
この場合のビット数の削減は、ビットシフトして8ビットのうちの下位ビットから削減する。これにより、転送帯域が低下するにしたがって徐々に白黒画像に近づくようになる。また、図5(C)に示すように4:2:2フォーマットの場合には、完全に白黒画像になると(色差信号Cr,Cbのブロックがなくなると)、マクロブロックMBを構成するブロック数は2分の1になり、データ量を2分の1にすることができる。
前記符号化部11aは、色差信号Cr,Cbをどのように圧縮したかを示す圧縮情報を符号化データに付加する。尚、色情報の圧縮に関する情報は、通信端末双方で予め共有しておいてもよい。そして、受信側の復号化部11bは、送られてきた(予め共有した)圧縮情報を基に符号化データを復号する。
本発明に係る動画通信システムは、特に聴覚障害者同士のコミュニケーション・システムとして有効である。即ち、聴覚障害者同士は、手話やジェスチャーを交えてコミュニケーションを行うが、この場合、手指の細かな動きを確実に視認できることが必要である。本発明に係る動画通信システムでは、転送帯域に応じて色情報は落とすが、動画のフレームレートや解像度を落とさないため、手指の細かな動きが速くてもその動きを円滑かつ高解像度で再現することができる。
また、この実施の形態では、帯域推定部は、ジッタを基にして通信路の転送帯域を推定するようにしているが、これに限らず、通信端末間で時刻同期した帯域推定部で、カラー動画の転送パケットを監視し、その遅延情報(タイムスタンプ差)から転送帯域を推定してもよい。
更に、この実施の形態では、輝度情報と2種類の色情報との画像フォーマットとして、4:2:2フォーマットを例に説明したが、これに限らず、4:2:0(4:1:1)、4:4:4(1:1:1)フォーマットにも適用できる。
更にまた、色情報として、色差信号を例に説明したが、これに限らず、輝度、彩度、色相で表現される色空間上での彩度、色相、又は彩度と色相の双方の色情報を削減するようにしてもよい。
また、カラー動画の符号化方法もこの実施の形態には限定されない。
図1は本発明に係る動画通信システムの実施の形態を示すブロック図である。 図2は前記動画通信システムを構成する通信端末の内部構成の実施の形態を示すブロック図である。 図3は前記通信端末の正面斜視図である。 図4は動画像ストリームを符号化する符号化部の概略図である。 図5は符号化の最小単位のマクロブロックを説明するために用いた図である。 図6は符号化データを復号する復号化部の概略図である。 図7は転送帯域に応じてビット数を削減する方法を説明するために用いた図である。
符号の説明
1、1a、1b…通信端末、4、4a、4b…カメラ、5、5a、5b…モニタ、10…ネットワーク、11a…符号化部、11b…復号化部、11c…帯域推定部、104…動き補償フレーム間予測部、106…DCT部、106a…色圧縮部、108…量子化部、110…VLC部、120…VLCデコーダ、122…逆量子化部、124…逆DCT部、128…動き補償部

Claims (4)

  1. ネットワークに接続された通信端末の間でカラー動画を送受信する動画通信システムにおいて、
    前記通信端末は、
    カラー動画を送受信する通信路の転送帯域情報を検出する転送帯域情報検出手段と、
    前記転送帯域情報検出手段によって検出された転送帯域情報に応じて前記カラー動画を構成する輝度情報と色情報のうちの色情報を圧縮する色情報圧縮手段と、
    前記色情報圧縮手段から出力されるカラー動画を符号化する符号化手段と、
    前記符号化手段によって符号化されたカラー動画を送信する送信手段と、
    他の通信端末から送られてきた前記符号化されたカラー動画を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記符号化されたカラー動画を復号する復号化手段と、
    前記復号化手段によって復号化されたカラー動画を出力するカラー動画出力手段と、
    を備えたことを特徴とする動画通信システム。
  2. 前記色情報は彩度情報であり、前記色情報圧縮手段は、前記検出された転送帯域情報に応じて転送帯域が小さくなるにしたがって彩度情報の情報量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の動画通信システム。
  3. 前記転送帯域情報検出手段は、双方向でカラー動画の通信を行っている他の通信端末から受信するカラー動画の遅延情報に応じて転送帯域情報を検出することを特徴とする請求項1に記載の動画通信システム。
  4. 前記符号化手段は、前記色情報圧縮手段によって色情報が圧縮されている場合には、その圧縮に関する圧縮情報を符号化したカラー動画に付加し、前記復号化手段は、前記受信手段がカラー動画とともに前記圧縮情報を受信した場合には、その圧縮情報に応じて前記受信したカラー動画を復号することを特徴とする請求項1に記載の動画通信システム。
JP2005139991A 2005-05-12 2005-05-12 動画通信システム Abandoned JP2006319643A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005139991A JP2006319643A (ja) 2005-05-12 2005-05-12 動画通信システム
US11/432,343 US20060256232A1 (en) 2005-05-12 2006-05-12 Moving picture communication system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005139991A JP2006319643A (ja) 2005-05-12 2005-05-12 動画通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006319643A true JP2006319643A (ja) 2006-11-24

Family

ID=37418740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005139991A Abandoned JP2006319643A (ja) 2005-05-12 2005-05-12 動画通信システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20060256232A1 (ja)
JP (1) JP2006319643A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8619602B2 (en) * 2009-08-31 2013-12-31 Cisco Technology, Inc. Capacity/available bandwidth estimation with packet dispersion
EP2302845B1 (en) 2009-09-23 2012-06-20 Google, Inc. Method and device for determining a jitter buffer level
US8630412B2 (en) 2010-08-25 2014-01-14 Motorola Mobility Llc Transport of partially encrypted media
US8477050B1 (en) 2010-09-16 2013-07-02 Google Inc. Apparatus and method for encoding using signal fragments for redundant transmission of data
US8751565B1 (en) 2011-02-08 2014-06-10 Google Inc. Components for web-based configurable pipeline media processing
US20120320993A1 (en) * 2011-06-14 2012-12-20 Google Inc. Apparatus and method for mitigating the effects of packet loss on digital video streams
US8819525B1 (en) 2012-06-14 2014-08-26 Google Inc. Error concealment guided robustness
KR102268596B1 (ko) 2014-12-08 2021-06-23 한화테크윈 주식회사 메타데이터 기반 비디오 데이터의 전송조건 변경장치 및 방법
KR20210037858A (ko) 2019-09-30 2021-04-07 한화테크윈 주식회사 비디오 데이터 및 메타 데이터를 실시간 동기화하는 영상 수신 장치 및 그 방법
CN111525958B (zh) * 2020-04-08 2023-02-03 湖南大学 一种具有数据通信和手势动作识别功能的光相机通信***

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63160495A (ja) * 1986-12-24 1988-07-04 Mitsubishi Electric Corp 画像符号化伝送方法
JPH10322721A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Seiko Epson Corp 画像データ圧縮伸長方法および情報処理機器並びに画像データ圧縮伸長処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2000115245A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Oki Electric Ind Co Ltd データ送信装置、データ受信装置、データ通信装置及びデータ通信方法
JP2001145103A (ja) * 1999-11-18 2001-05-25 Oki Electric Ind Co Ltd 送信装置及び通信システム
JP2002330074A (ja) * 2001-01-22 2002-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置
JP2003235057A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Fujitsu Ltd 動画像通信プログラム及び動画像通信システム
WO2004010703A1 (ja) * 2002-07-23 2004-01-29 Renesas Technology Corp. 移動端末
JP2004064702A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 映像データ圧縮装置、その方法及びそのプログラム
JP2005064785A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Toshiba Digital Media Engineering Corp 画像伝送装置、画像再生装置および画像伝送システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7268903B2 (en) * 2001-01-22 2007-09-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Data transfer method, image processing method, data transfer system and image processor
US6961462B2 (en) * 2001-01-22 2005-11-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image processing method and image processor
US7209266B2 (en) * 2002-12-06 2007-04-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus
US7728871B2 (en) * 2004-09-30 2010-06-01 Smartvue Corporation Wireless video surveillance system & method with input capture and data transmission prioritization and adjustment

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63160495A (ja) * 1986-12-24 1988-07-04 Mitsubishi Electric Corp 画像符号化伝送方法
JPH10322721A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Seiko Epson Corp 画像データ圧縮伸長方法および情報処理機器並びに画像データ圧縮伸長処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2000115245A (ja) * 1998-10-06 2000-04-21 Oki Electric Ind Co Ltd データ送信装置、データ受信装置、データ通信装置及びデータ通信方法
JP2001145103A (ja) * 1999-11-18 2001-05-25 Oki Electric Ind Co Ltd 送信装置及び通信システム
JP2002330074A (ja) * 2001-01-22 2002-11-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ転送方法、画像処理方法、データ転送システム、及び画像処理装置
JP2003235057A (ja) * 2002-02-08 2003-08-22 Fujitsu Ltd 動画像通信プログラム及び動画像通信システム
WO2004010703A1 (ja) * 2002-07-23 2004-01-29 Renesas Technology Corp. 移動端末
JP2004064702A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 映像データ圧縮装置、その方法及びそのプログラム
JP2005064785A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Toshiba Digital Media Engineering Corp 画像伝送装置、画像再生装置および画像伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20060256232A1 (en) 2006-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006319643A (ja) 動画通信システム
JP6610735B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
US11245925B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
US20230308646A1 (en) Image encoding device and method and image decoding device and method
WO2014084108A1 (ja) 画像処理装置および方法
WO2015005137A1 (ja) 画像符号化装置および方法
JP2007208458A (ja) 通信システム、通信端末および通信方法
US11297329B2 (en) Image encoding method, transmission method, and image encoder
JP5227797B2 (ja) 符号化利得を高めるためのシステム及び方法
US20050289626A1 (en) IP based interactive multimedia communication system
JP4799191B2 (ja) 通信端末、通信システムおよび通信方法
CN210958813U (zh) 一种处理设备
CN113542209B (zh) 用于视频信令的方法、装置和可读存储介质
CN114514745A (zh) 针对远程终端的沉浸式电话会议和电话呈现的用于rtcp视口的信号传输的基于事件的触发间隔
WO2014203505A1 (en) Image decoding apparatus, image encoding apparatus, and image processing system
WO2012164821A1 (ja) 画像処理装置とその画像処理方法、および通信システム
JPH03250883A (ja) 画像データ符号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070112

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101021

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20101209