JP2006317559A - 投射型画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズシフト機能及び筐体の姿勢変更を連携させて投射方向を最適に調整する。
【解決手段】 プロジェクタ10は投射レンズ12をX方向及びZ方向に移動するレンズシフト部15を具備すると共に、筐体11を縦軸V及び横軸Hを中心にして回動させるアジャスト脚部16を具備する。ユーザによるマニュアル操作で投射方向を変更する操作指示を受けると、プロジェクタ10は操作指示に応じた方向へ先ず投射レンズ12を移動させる。投射レンズ12が可動限まで移動した場合、次にプロジェクタ10は操作指示に応じた方向へ筐体11を回動させて投射方向を調整し、表示する画像の劣化度が少ないレンズシフト機能を最大限に生かして投射方向の調整を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、投射方向の調整を容易にすると共に、投射方向の調整に連動して最適な表示形態を確保できるようにした投射型画像表示装置及び画像表示方法に関する。
従来、スクリーン等の(被投射体)へ画像を表する変調光を投射し、スクリーン等に画像を表示する投射型画像表示装置(プロジェクタ)が存在する。図12に示すように、プロジェクタ1は一般に投射レンズ1aがスクリーンSと対向するように設置して画像2をスクリーンS上に表示することが好適であるが、設置場所の状況によっては、スクリーンSと投射レンズ1aが対向するようにプロジェクタ1を設置できないこともある。
対向設置ができない場合でもスクリーン内に表示が行えるようにレンズシフト機能を具備した装置も存在する。レンズシフト機能とは、投射レンズ1aを水平・垂直方向へ直線的に移動可能にしたものである。例えば、図13(a)に示すようにプロジェクタ1の設置条件が規制されて、投射レンズ1aの光軸KをスクリーンSの中心に一致できない場合、図13(b)に示すように投射レンズ1aを図中の白矢印方向へ移動(シフト)させることでスクリーンSの中心に光軸Kを一致させて画像3をスクリーンS内に表示できる(特許文献1参照)。
また、状況によってはスクリーンSに対してプロジェクタ1を斜めに設置しなければならない場合もある。このような設置条件では表示される画像に歪み(台形歪み)が生じるが、画像の歪み(台形歪み)を自動的に補正する機能を具備した装置も存在する(特許文献2、3参照)。さらに、どのような設置状況でも台形歪みの発生を抑制できるように投射方向を調整するため、レンズシフト機能、装置筐体の方向を変更する機能、及び投射方向を撮像するカメラ等を設けた装置が開示されている(特許文献4参照)。
特開2005−49680号公報 特開平4−335740号公報 特開2000−241874号公報 特開2004−341029号公報
特許文献1に係るレンズシフト機能を具備した装置では、投射レンズが移動できる範囲は一定の寸法内に限られるため、移動可能な範囲を超えて投射方向を調整できないと云う問題がある。
また、特許文献2、3に係る台形歪み補正を行う装置では、図14(a)に示すようにスクリーンSに対して斜めに設置されたプロジェクタ1からの投射によりスクリーンSに表示された台形歪みのある画像4は、先ず台形歪み補正により図14(b)により外形が矩形状に変形されてから、図14(c)に示すようにズーム(拡大)されることになる。
そのため、図14(b)に示すように台形歪み補正が行われた画像4′は、画像を表す変調光を生成する液晶パネル等の光変調素子が有する全素子範囲ではなく、一部の素子範囲に対応したものとなり、この画像4′を拡大した図14(c)の画像4″は、図14(a)の画像4に比べて画質が粗くなり(格子の目が粗い)、台形歪み補正に伴う表示は解像度の劣化が避けられないと云う問題がある。なお、特許文献2、3に係る装置では、台形歪み補正を自動で行うためにスクリーンSまでの距離を検出する手段又は表示された画像及びスクリーンSを撮像する手段が必須になると共に、各手段の処理結果に基づき台形歪み補正を行うためプロジェクタ1の処理負担が大きいと云う問題もある。
さらに、特許文献4に係る装置では、投射方向の調整を行う場合、先ずプロジェクタ本体(装置筐体)の上下左右方向及び左右の傾斜方向を決定してから、レンズシフト機能を作動させると共にズーム・フォーカス調整及び歪み補正処理等を行ってスクリーン内に画像を表示させる制御手順であるため、表示画像の解像度が劣化しないように投射方向の調整を行えない場合がある。
即ち、レンズシフト機能は投射レンズ1aを直線的に移動させるため、図13(a)(b)に示すようにスクリーンSに対する光軸Kの角度は変わらず(図13(a)(b)では90度で一定)。画質の劣化は少ない。一方、装置筐体の方向を変えると図14(a)に示す状況と同等となり、スクリーンSに対する光軸Kの角度は大きくなる(90度+角度A)ので、歪み補正処理を行ってズームを調整すると画質が粗くなる。よって、画質が粗くなってからレンズシフト機能を作動させるので、画質の劣化が少ないレンズシフト機能を最大限に生かすことができないことがある。
また、特許文献4に係る装置は、自動で投射方向の調整を行うことを想定しているため、ユーザのマニュアル操作に基づき投射方向を変更する場合に対して、装置筐体の方向を変更する機能及びレンズシフト機能が相互に連携されないので、容易なマニュアル操作で画質の劣化を抑えて投射方向を最適に調整することが行えないと云う問題がある。
本発明は、斯かる問題に鑑みてなされたものであり、レンズシフト機能及び装置筐体の方向を変更する機能を適切に連動させることで、どのような設置状況でも光変調素子の画像生成能力を引き出して最適な投射方向調整を行えるようにした投射型画像表示装置及び画像表示方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、スクリーンまでの距離を検出する手段及び撮像手段等に依存することなく、表示画像に対する歪み補正の処理負担を軽くして自動的に行えるようにした投射型画像表示装置及び画像表示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る投射型画像表示装置は、筐体の内部に収納された光変調素子と、該光変調素子で生成した画像を表す変調光を投射する投射レンズと、投射方向を変更するように該投射レンズを移動するレンズ移動手段とを備え、前記投射レンズからの変調光の投射により被投射体に画像を表示する投射型画像表示装置において、投射方向を変更するように筐体の姿勢を変更する筐体姿勢変更手段と、投射方向の変更指示を受け付ける受付手段と、該受付手段が変更指示を受け付けた場合、前記レンズ移動手段は該変更指示に応じた投射方向へ前記投射レンズを移動するようにしており、前記投射レンズが可動限まで移動した場合、前記筐体姿勢変更手段は前記変更指示に応じた投射方向へ前記筐体の姿勢を変更することを特徴とする。
また、本発明に係る投射型画像表示装置は、前記受付手段は、変更停止指示を受け付けるようにしており、前記投射レンズの移動中に前記受付手段が変更停止指示を受け付けた場合、前記レンズ移動手段は前記投射レンズの移動を停止するようにしてあることを特徴とする。
さらに、本発明に係る投射型画像表示装置は、前記筐体の姿勢変更中に前記受付手段が変更停止指示の受け付けた場合、前記筐体姿勢変更手段は前記筐体の姿勢変更を停止するようにしてあることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る投射型画像表示装置は、投射方向を撮像する撮像手段と、前記受付手段が変更指示を受け付けた場合、前記撮像手段が撮像した撮像画像に基づいて投射に係る画像が被投射体内に表示されたか否かを判断する判断手段と、前記投射レンズの移動中に、前記判断手段により投射に係る画像が被投射体内に表示されたと判断された場合、前記レンズ移動手段は前記投射レンズの移動を停止するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る投射型画像表示装置は、前記筐体の姿勢変更中に、前記判断手段により投射に係る画像が被投射体内に表示されたと判断された場合、前記筐体姿勢変更手段は前記筐体の姿勢変更を停止するようにしてあることを特徴とする。
さらに、本発明に係る投射型画像表示装置は、前記レンズ移動手段は、前記投射レンズを横方向に移動するようにしており、前記筐体姿勢変更手段は、縦方向の軸を中心に筐体を回動させるようにしてあることを特徴とする。
さらにまた、本発明に係る投射型画像表示装置は、前記レンズ移動手段は、前記投射レンズを縦方向に移動するようにしており、前記筐体姿勢変更手段は、横方向の軸を中心に筐体を回動させるようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る投射型画像表示装置は、前記筐体姿勢変更手段による筐体の姿勢変更量に応じて投射に係る画像の歪み補正を行う歪み補正手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像表示方法は、投射方向を変更するように投射レンズの移動及び筐体の姿勢変更が可能であり、筐体内の光変調素子で生成した画像を表す変調光を前記投射レンズから投射して被投射体に画像を表示する投射型画像表示装置の画像表示方法であって、前記投射型画像表示装置は、投射方向の変更指示を受け付けた場合、該変更指示に応じた投射方向へ前記投射レンズを移動するステップと、前記投射レンズが可動限まで移動した場合、前記変更指示に応じた投射方向へ前記筐体の姿勢を変更するステップとを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像表示方法は、前記投射型画像表示装置は、前記筐体の姿勢を変更した場合、該筐体の姿勢変更量に応じて投射に係る画像の歪み補正を行うステップを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、投射方向の変更指示を受け付けた場合、先ず投射レンズを移動させると共に、投射レンズが移動範囲の端となる可動限まで移動してから、筐体の姿勢を変更するので、レンズシフト機能と筐体の方向を変更する機能が段階的に連携して作動することになる。それにより、光学変調素子の画像生成能力を最大限まで引き出すことが可能となり、投射方向の調整により画質が劣化する程度を抑制できる。
本発明にあっては、投射レンズの移動中に受付手段が変更停止指示を受け付けると、投射レンズの移動が停止するので、ユーザのマニュアル的な操作に基づき投射方向の調整をスムーズに行えるようになり、投射レンズの移動段階であれば、ユーザの操作に基づき投射レンズの移動を確実にコントロールできる。
本発明にあっては、筐体の姿勢変更中に受付手段が変更停止指示を受け付けると、筐体の姿勢変更が停止するので、ユーザのマニュアル的な操作に基づき投射方向の調整を確実に行えるようになり、筐体の姿勢変更段階であってもユーザの操作に基づき筐体の姿勢変更を容易にコントロールできる。
本発明にあっては、撮像手段を設けると共に、投射レンズの移動中に投射に係る画像が所定の被投射体内に表示されるようになれば、投射レンズの移動が停止するので、移動を開始した投射レンズを自動的に停止させることが可能となり、光学変調素子の画像生成能力を最大限まで引き出せるようにした投射方向の調整完了を自動化できる。
本発明にあっては、筐体の姿勢変更中に投射に係る画像が所定の被投射体内に表示されるようになれば、筐体の姿勢変更が停止するので、姿勢変更を開始した筐体を自動的に停止させることが可能となり、段階的に進む投射方向の調整完了を自動的に制御できる。
本発明にあっては、投射レンズを横方向に移動すると共に、筐体を縦方向の軸を中心に回動させるので、水平的な方向において左右いずれの向きにも投射方向を自在に調整できるようになる。
本発明にあっては、投射レンズを縦方向に移動すると共に、筐体を横方向の軸を中心に回動させるので、鉛直的な方向で上下いずれの向きにも投射方向をスムーズに調整できるようになる。なお、左右いずれの向きに投射方向を調整できる構成と上下いずれの向きに投射方向を調整できる構成とを組み合わせた場合、例えば左上、左下、右上、右下等の斜めの向きに投射方向を自在に調整できる。
本発明にあっては、筐体の姿勢変更量に応じて投射に係る画像の歪み補正を行うので、従来必須であったスクリーンまでの距離検出手段、撮像手段等が不要になると共に、歪み補正の処理負担も低減した上で、自動で歪み補正処理を行える。なお、歪み補正処理は筐体の姿勢変更量に対応付けて行えるように、姿勢変更量と歪み補正量との関係を特定する演算式、又は両者の対応関係を規定したテーブル等を投射型画像表示装置に予め記憶させておき、演算式又はテーブルに基づき歪み補正量の決定を行うようにすることで、処理負担の低減及び処理速度の向上を図れる。また、筐体の姿勢変更と同時的に表示される画像に対して歪み補正を行ってもよく、筐体の姿勢変更と同時的に行う歪み補正処理により、ユーザは歪み補正を意識することなく投射方向の調整を行うことが可能になる。
本発明にあっては、投射方向を変更する場合、先ず投射レンズを移動し、投射レンズが可動限まで移動してから、筐体の姿勢を変更してレンズシフト機能と筐体の方向を変更する機能が段階的に連携作動させるので、光学変調素子の画像生成能力を最大限まで引き出すことができ、投射方向の調整に伴う画質劣化を最小に抑えられる。
本発明にあっては、投射レンズの移動中に受付手段が変更停止指示を受け付けると、投射レンズの移動が停止するので、マニュアル操作でもユーザは操作対象を意識することなく、確実に投射方向を調整できる。
本発明にあっては、筐体の姿勢変更中に受付手段が変更停止指示を受け付けると、筐体の姿勢変更が停止するので、マニュアル操作で容易に投射方向を調整できる。
本発明にあっては、投射レンズの移動中に投射に係る画像が所定の被投射体内に表示されるようになれば、投射レンズの移動が停止するので、移動を開始した投射レンズを自動的に停止させられる。
本発明にあっては、筐体の姿勢変更中に投射に係る画像が所定の被投射体内に表示されるようになれば、筐体の姿勢変更が停止するので、姿勢変更を開始した筐体を自動的に停止させられる。
本発明にあっては、投射レンズを横方向に移動すると共に、筐体を縦方向の軸を中心に回動させるので、左右いずれの向きにも投射方向を自在に調整できる。
本発明にあっては、投射レンズを縦方向に移動すると共に、筐体を横方向の軸を中心に回動させるので、上下いずれの向きにも投射方向をスムーズに調整できる。
本発明にあっては、筐体の姿勢変更量に応じて投射に係る画像の歪み補正を行うので、簡易な構成で歪み補正に係る処理を自動で行えると共に、歪み補正に係る処理負担も低減できる。
図1は、本発明の実施形態に係る投射型画像表示装置に相当するプロジェクタ10の外観を示している。プロジェクタ10は、直方体状の筐体11の前面11aに形成した円形状の開口11b内に投射レンズ12を配置し、投射レンズ12は筐体11内に設けられたレンズシフト部15によりレンズシフト機能を具備している。また、筐体11は、円板状のベース部14で支持されており、ベース部14と筐体11との間は筐体11の姿勢を可変調整するアジャスト脚部16で連結されている。なお、筐体11は、前面11aの図中における右下にリモコン受光部23を設け、左上には撮像部22を設けると共に、上面11bには複数の操作ボタンで構成される操作部13を設けている。
本実施形態のプロジェクタ10は、投射レンズ12のレンズシフト部15の作動によりX方向(横方向)及びZ方向(縦方向)に投射方向を所定範囲内で調整できると共に、アジャスト脚部16の作動により縦軸V及び横軸Hのそれぞれを中心にして筐体11を回動させて投射方向を変更できるようにしている。
図2は、レンズシフト部15の構造を示している。レンズシフト部15は、投射レンズ12の外筒部12aを突設させた第1可動プレート17、第2可動プレート18、及び筐体11内で固定配置される固定プレート19を重ね合わせた位置関係で配置すると共に、第2可動プレート18をX方向に沿って直動させる第1モータ20、及び第1可動プレート17をZ方向に沿って直動させる第2モータ21を有する。なお、各プレート17〜19には投射レンズ12から投射する光を通過させる孔(図示せず)が形成されている。
第1可動プレート17はZ方向に沿って摺動できるように第2可動プレート18に取り付けられている。第1可動プレート17は、図中で右側となる縦辺部17aにラックギア部17bを形成し、第2可動プレート18に固定された第2モータ21のモータ軸21aに取り付けられたピニオンギヤ21bにラックギア部17bを歯合させている。よって、第2モータ21がモータ軸21aを時計回り又は反時計回りに回転させることにより、第1可動プレート17が上下に移動し、それに伴い第1可動プレート17から突設する投射レンズ12も上下何れの方向にも直動的に移動可能になっている。
また、第2可動プレート18は、X方向に沿って摺動可能に固定プレート19に取り付けられている。第2可動プレート18は図中で上側となる横辺部18aにラックギア部18bを形成し、固定プレート19に固定された第1モータ20のモータ軸20aに取り付けられたピニオンギヤ20bをラックギア部18bに歯合し、モータ軸20aが時計回り又は反時計回りに回転することで、第2可動プレート18が左右に直動するようにしている。さらに、第2可動プレート18が直動すると、第2可動プレート18に取り付けられた第1可動プレート17及び投射レンズ12も同様に移動し、それにより投射レンズ12は左右何れの方向にも直動的に移動可能になっている。
レンズシフト部15の第1モータ20及び第2モータ21は、図5で示すモータドライバ51から送られるパルス信号の量に応じてモータ軸20a、20bを回転させるものであり、パルス信号が途絶えると回転を停止する。また、図2では示していないが、レンズシフト部15は、第1可動プレート17が上下の可動限に位置することを検出する第1センサ55a及び第2センサ55b(図5参照)、第2可動プレート18が左右の可動限に位置することを検出する第3センサ55c及び第4センサ55dを設けている。なお、各センサ55a〜55dはモータドライバ51に接続されており、各可動プレート17、18が可動限に位置することを検出した場合、検出信号をモータドライバ51へ送るようにしている。
図3は、アジャスト脚部16の構造を示している。アジャスト脚部16は、ベース部14の上面中央に下端25aを固定した立設部25と、立設部25の上端25b側に連結した可動部27を有する。立設部25は、上端15bの両端に2つのヒンジ部25c、25dを設けており、各ヒンジ部25c、25dの間に可動部27の下方から突設する中央ヒンジ部28aを配置している。
また、中央ヒンジ部28aは、各ヒンジ部25c、25d側へ突出する水平方向(横方向)の回転軸(図示せず)を有し、この回転軸の突出部分を各ヒンジ部25c、25dに貫通させて、上側の可動部27を横方向の回転軸(横軸Hと同軸)を中心に回動できるようにしている。なお、横軸Hは、投射レンズ12の光軸と直交する配置関係にしている。ヒンジ部25c側の端部には立設部25の上端25bの側部近傍に固定された第3モータ26を配置し、第3モータ26のモータ軸と横軸Hに係る回転軸とを連結して、第3モータ26の回転により、中央ヒンジ部28aを突設した可動部27を前後に傾倒可能にしている。
前後に傾倒可能な可動部27は、下側部28と、回動可能な上側部29を連結した構造になっており、下側部28は上方へモータ軸30aを突設した第4モータ30を内蔵し、モータ軸30aは上側部29の下面29aの中央に嵌合され、モータ軸30aの回転により上側部29は縦軸V(モータ軸30aと同軸)を中心に回動する。なお、縦軸Vは、横軸Hに対し直交し、第3モータ26の回転により可動部27が傾倒すると、同様に傾倒する。
可動部27を構成する上側部29の上面29bは図11に示す筐体11の下面に取り付けられており、上述したようにアジャスト脚部16の可動部27が横軸Hを中心に回動した場合、投射方向の仰角を調整するように筐体11の姿勢を変更でき、アジャスト脚部16の上側部29が縦軸Vを中心に回動した場合、投射方向の左右角を調整するように筐体11の姿勢を変更できる。なお、可動部27及び上側部29を同時的に回動させた場合、筐体11は仰角及び左右角の両方を同時に調整するように姿勢を変更する。
アジャスト脚部16の第3モータ26及び第4モータ30も、上述した第1、2モータ20、21と同様にパルス信号の量に応じて駆動されるものである。また、図3では示していないがアジャスト脚部16は、第3モータ26により傾倒する可動部27の前後の傾倒端を検出する第5、6センサ55e、55fと、第4モータ30により回動する上側部29の左右の回動端を検出する第7、8センサ55g、55hを設けており、各センサ55e〜55hはモータドライバ51に接続されている(図5参照)。
図4は、プロジェクタ10の内部に設けられた光学系の構成を示している。プロジェクタ10の光学系は、光源40、カラーホイール41、ロッドインテグレータ42、計3組のコンデンサレンズ43〜45、反射ミラー46、表示デバイス47、及び投射レンズ12を有する。光源40から発せられた光線は、RGB領域を有するカラーホイール41の所定領域を通過してからロッドインテグレータ42及び各コンデンサレンズ43〜45を通り、反射ミラー46で反射されて表示デバイス47へ向かう。
表示デバイス47は、スクリーン(被投射体)で表示される画像を表す変調光を生成する光変調素子に相当し、本実施形態ではDMD(Digital Micromirror Device:登録商標。以下同様)を用いている。表示デバイス47は、プロジェクタ10に入力される画像データに応じて、画像を表す変調光を生成するように各素子(ミラー素子)が駆動される。なお、表示デバイス47にはDMD以外に、液晶パネル等の表示パネルを用いることも可能であり、この場合は、表示パネルに応じた光学系を構成する必要がある。
表示デバイス47で生成された変調光の投射を行う投射レンズ12は、スクリーンに表示する画像寸法の拡大・縮小を行うズーム機能に係る構造(図示せず)を具備すると共に、スクリーンに表示する画像をスクリーンに対して合焦させるフォーカス調整機能に係る構造(図示せず)を具備しており、ズーム機能及びフォーカス調整機能は、ユーザのマニュアル操作又は自動で作動可能になっている。なお、プロジェクタ10は、ズーム機能及びフォーカス調整機能のそれぞれに対して各機能を作動させるための駆動モータ(図示せず)を具備している。
図5は、プロジェクタ10の本発明に関連する主要な制御系を示すブロック図である。プロジェクタ10の制御系は、各種制御を行う制御処理部50に、内部接続線51を介してモータドライバ51、表示駆動部52、入力部53、画像処理部54、操作部13、及びリモコン受光部23を接続し、各部50、51等の間で各種信号を送受できる構成にしている。なお、プロジェクタ10は、図5では示していないが、光源40を発光させるバラスト回路部、及び各部への給電を行う電源ユニット等も内蔵している。以下、制御系の各部を説明する。
モータドライバ51は、各モータ20、21、26、30の制御を行うものであり、制御処理部50からのモータ駆動を指示する指示信号に伴い、各モータ20、21、26、30を駆動させるパルス信号を生成し、生成したパルス信号を所定のモータ20、21、26、30へ出力する処理を行う。例えば、モータドライバ51が、第1モータ20を駆動させる指示信号を受け付けると、パルス信号を生成して第1モータ20へ送る。なお、モータドライバ51は、受け付けた指示信号の数に応じた数のパルス信号を生成する。また、モータドライバ51は指示信号を受け付けている間、パルス信号を送るため、各モータ20、21、26、30は送られたパルス信号数に比例してモータ軸20a、21a等を回転させる。
一方、モータドライバ51に接続された各センサ55a〜55hは、検出対象を検出した場合、検出信号をモータドライバ51へ伝送する。モータドライバ51は検出信号を受け付けると、パルス信号の出力を停止すると共に、検出信号を受けた旨を制御処理部50へ通知する通知信号を出力する処理を行う。
表示駆動部52は、変調光を生成するように表示デバイス47の各素子を駆動させる制御処理を行うフォーマッター回路を有し、制御処理部50からの画像生成の指示信号に応じて駆動制御処理を行っている。また、入力部53は、外部機器との接続部に相当し、表示用の画像データを外部機器から受け入れて、制御処理部50へ伝送する。
画像処理部54は、撮像部22が撮像した画像に対して所定の変換処理及び画像処理を行い、処理を行った撮像画像のデータを制御処理部50へ送っている。また、操作部13は、ユーザからの操作指示を受け付けるものであり、操作部13を構成する各ボタンには所定の操作信号が割り付けられており、押圧操作されている間は割り付けられた操作信号を制御処理部50へ送っている。
リモコン受光部23は、リモートコントローラ60から赤外光として送られてくる操作信号を受光すると共に、受光した操作信号を制御処理部50へ送るものであり、特に、本実施形態では投射方向のユーザからの変更指示及び変更停止指示を受け付ける手段として機能する。また、リモートコントローラ60は、押圧式の複数のキー、ボタンを有し、特に本実施形態では、ユーザのマニュアル操作で投射方向を調整するために上下左右キー60a〜60dを有すると共に、自動で投射方向を調整する指示を与えるために自動調整キー60eを有する。各キー60a〜60eも、上述した操作部13の各ボタンと同様に、所定の操作信号が割り付けられており、押圧操作されている間は割り付けられた操作信号をリモートコントローラ60から発することになる。
よって、投射方向の調整に当たり、ユーザが各キー60a〜60eを押圧すると、投射方向調整用の操作信号をリモコン受光部23が投射方向の変更指示として受け付けると共に、ユーザが各キー60a〜60eの押圧を解放すると、リモートコントローラ60から発せられていた操作信号が途絶えることからリモコン受光部23は投射方向の変更停止指示を受け付けることになる。また、ユーザが自動調整キー60eを押圧した場合、自動での投射方向調整用の操作信号をリモコン受光部23が投射方向の自動変更指示として受け付けることになる。
最後に制御処理部50は、入力部53が受け付けた外部機器からの画像データに対応した画像を表示させるための処理、カラーホイール41の回転制御、その他全般的な制御処理を行い、特に本実施形態では、投射方向の変更に係る制御処理、投射方向の変更に応じた歪み補正処理等を行う。なお、制御処理部50は、内部にメモリ50aを有し、このメモリに、制御処理部50の処理内容を規定したプログラム、各種テスト画像及びメニュー画像等を表示させるための画像データ、並びに歪み補正処理用の補正テーブルT等を予め記憶している。
投射方向の変更に対する制御処理部50が行う処理の概要は以下の通りである。制御処理部50は、リモコン受光部23から送られた操作信号に基づき投射方向の変更処理を開始し、先ず投射レンズ12を移動させるレンズシフト機能を作動させ、投射レンズ12を可動限まで移動させても、更なる投射方向の変更が必要であれば、次に筐体11の姿勢を変更させる制御を行う。そのため、制御処理部50は、投射方向の変更処理を始めるに当たり、先ず、リモコン受光部23からの操作信号に応じてレンズシフト部15の第1モータ20と第2モータ21のいずれか又は両方を駆動させる指示信号をモータドライバ51へ出力する処理を行う。
また、制御処理部50は、モータ20、21の駆動に係る指示信号の出力中に、ユーザの操作又は撮像部22の撮像画像の判定により指示信号の出力を停止する制御処理を行う。さらに、制御処理部50は、モータ20、21の駆動に係る指示信号の出力中に、モータドライバ51から各センサ55a〜55dの検出を通知する通知信号を受け付けた場合も、モータ20、21の駆動に係る指示信号の出力を停止する制御処理を行う。
さらにまた、制御処理部50は、各センサ55a〜55dの検出通知に応じて指示信号の出力を停止した場合、ユーザの操作又は撮像部22の撮像画像に基づき更なる投射方向の調整が必要と判断した場合、アジャスト脚部16の第3モータ26と第4モータ30のいずれか又は両方を駆動させる指示信号をモータドライバ51へ出力する処理を行う。モータ26、30の駆動に係る指示信号の出力は、制御処理部50が投射方向の調整を終了させる判断をしたとき又はモータドライバ51から各センサ55e〜55fの検出を通知する通知信号を受け付けたときまで継続する。
上述した投射方向の変更をユーザのマニュアル操作に基づき行う場合の具体例を以下に説明する。制御処理部50はリモコン受光部23を経由して受け付ける操作信号に基づき投射方向の制御処理を行い、例えば、ユーザがリモートコントローラ60の右キー60dを押圧して投射方向を右方向へ変更する操作を行うと、制御処理部50は、リモコン受光部23を経由して受け付ける操作信号に応じて、投射レンズ12が右方向に移動するように第1モータ20を駆動させる指示信号を生成し、その指示信号をモータドライバ51へ出力する。
制御処理部50は、操作信号を継続して受け付けている間は、第1モータ20を駆動させる指示信号の生成を継続するが、ユーザが右キー60dの押圧を解放して投射方向を右方向へ変更することを停止する指示を行った場合、操作信号が途絶えるので、この操作信号の途絶えに応じて第1モータ20を駆動させる指示信号の出力を停止する。また、操作信号を継続して受け付けている間に、モータドライバ51から投射レンズ12が右可動限に位置する旨の通知信号を受けた場合、第1モータ20を駆動させる指示信号の生成を停止する一方、筐体11が右を向くように第4モータ30を駆動させる指示信号を生成してモータドライバ51へ出力する。
制御処理部50は、操作信号を継続して受け付けている間は、第4モータ30を駆動させる指示信号の生成を継続するが、ユーザが右キー60dの押圧を解放した場合、操作信号が途絶えるので、第4モータ30を駆動させる指示信号の出力を停止する。また、操作信号を継続して受け付けている間に、モータドライバ51から筐体11が右回動限になった旨の通知信号を受けた場合、第4モータ30を駆動させる指示信号の生成を停止する処理を行う。なお、上述した投射方向の変更に対する内容は、右キー60dがユーザに操作される場合で説明したが、他のキー60a〜60cが操作された場合も、制御対象のモータが替わるだけで、制御処理部50は上記と同様な処理を行う。
一方、上述した投射方向の変更を自動で行う場合に制御処理部50の具体的な処理内容を以下に説明する。ユーザがリモートコントローラ60の自動調整キー60eを押圧すると、制御処理部50は自動調整キー60に応じた操作信号を受け付けて自動調整モードに入る。自動調整モードに入った場合、制御処理部50は、図6(a)に示すようなテスト画像Gを表示するように、表示駆動部52等を制御してテスト画像Gを表す変調光を投射レンズ12から投射させる。変調光の投射後、制御処理部50は撮像部22で投射方向を撮像させる制御を行って画像処理部54を経由して撮像部22の撮像画像を取得し、その撮像画像の内容により投射方向を変更する向きを特定する処理を行う。
制御処理部50は、撮像画像で示されるテスト画像GとスクリーンSの位置関係に応じて変更する向きの特定処理を行っており、具体的にはテスト画像Gの四隅とスクリーンSの四隅の位置関係を検出し、その検出結果に基づき変更する向きを特定する。
例えば、撮像画像での両者の位置関係が図6(a)の状態である場合、制御処理部50はテスト画像Gの四隅の角部G1〜G4と、スクリーンS(被投射体)の四隅の角部S1〜S4の位置関係を検出する。図6(a)の状態では、テスト画像GがスクリーンSに全く重複していないことから、テスト画像Gの各角部G1〜G4の中でスクリーンSに近接する角部(G2、G3)がスクリーンSへ近付く向きを、投射方向の変更する向き(図中の矢印方向、右向き)に特定する。また、撮像画像での両者の位置関係が図6(b)の状態では、テスト画像GがスクリーンSと一部重複しているため、重複していない角部(G1、G4)がスクリーンSへ近付く向きを、投射方向の変更する向き(図中の矢印方向、右向き)に特定する。
次に、制御処理部50は、特定した変更方向へ投射レンズ12が移動するように、レンズシフト部15の第1モータ20と第2モータ21のいずれか又は両方を駆動させる指示信号をモータドライバ51へ出力する処理を行う。また、制御処理部50は、モータ20、21の駆動に係る指示信号の出力中も、撮像画像に基づくテスト画像GとスクリーンSの位置関係の判定を行っており、撮像画像が図6(c)に示すようにスクリーンS内にテスト画像Gが収まったと判断した場合、指示信号の出力を停止する。
さらに、モータ20、モータ21の駆動に係る指示信号の出力中に、モータドライバ51から各センサ55a〜55dが検出を行った旨を通知する通知信号を受け付けた場合、制御処理部50はモータ20、モータ21の駆動に係る指示信号の出力を停止する制御処理を行った上で、アジャスト脚部16の第3モータ26と第4モータ30のいずれか又は両方を駆動させる指示信号をモータドライバ51へ出力する処理を行う。
さらにまた、制御処理部50は、モータ26、30の駆動に係る指示信号の出力中も上記と同様に、撮像画像に基づくテスト画像GとスクリーンSの位置関係の判定を行っており、撮像画像が図6(c)に示すようにスクリーンS内にテスト画像Gが収まったと判断した場合、指示信号の出力を停止する。また、制御処理部50はモータドライバ51から各センサ55e〜55fが検出を行った旨を通知する通知信号を受け付けた場合も、指示信号の出力を停止する処理を行う。
また、制御処理部50は、モータ26、30の駆動に係る指示信号を出力した場合、指示信号の出力数をカウントし、そのカウントした数に応じた歪み補正量を内蔵するメモリ50aに記憶された補正テーブルTに基づいて特定する処理を行う。補正テーブルTは、各モータ20、21、26、30の駆動に対する指示信号の種類毎に歪み補正量を規定した内容になっている。
補正テーブルTが規定する歪み補正量は、事前の投射実験の結果に基づく値を採用しており、筐体11の姿勢変化に応じて表示する画像にどの程度の台形歪みが発生するかを調べ、その台形歪みを矯正する歪み補正量を算出し、補正テーブルTでは指示信号の数毎に算出した歪み補正量が対応付けられている。よって、制御処理部50は、補正テーブルTに基づき歪み補正量を特定するため、処理負担が小さく非常に短時間で歪み補正量を特定し、特定した歪み補正量に基づき表示デバイス47で変調光を生成するように表示駆動部52に対する制御を行う。
さらに、制御処理部50は、スクリーンSに表示されるテスト画像Gに対して撮像画像に基づきズームを調整する処理も行っており、スクリーンS内のテスト画像Gが最大限に表示されるよう投射レンズ12のズーム調整を自動で制御する。また、制御処理部50は撮像画像に基づき投射レンズ12のフォーカス調整も自動で制御する。なお、ズーム調整及びフォーカス調整は、ユーザが操作部13又はリモートコントローラ60で所定の操作を行うことで、マニュアルでも行えるようになっている。
図7に示す第1フローチャートは、上述した制御処理部50に基づくプロジェクタ10のマニュアル操作に応じた投射方向の変更処理を整理したものであり、第1フローチャートに従ってプロジェクタ10の投射変更調整に係る画像表示方法の処理手順を以下に説明する。
先ず、プロジェクタ10(制御処理部50)は、ユーザがリモートコントローラ60の上下左右キー60a〜60dのいずれかを押圧することで、投射方向の変更操作がなされたか否かを判断する(S1)。変更操作が無い場合(S1:NO)、変更操作待ちとなり、変更操作があった場合(S1:YES)、変更操作に応じた方向へレンズシフト機能を作動させて投射レンズ12を移動させる(S2)。
次に、プロジェクタ10は移動させた投射レンズ12が可動端まで移動したか否かを判断し(S3)、投射レンズ12が可動端まで移動していない場合(S3:NO)、操作されていた上下左右キー60a〜60dの押圧が無くなり、変更操作がオフになったか否かを判断する(S4)。変更操作がオフになっていない場合(S4:NO)、投射レンズ12を移動させる段階(S2)へ戻り、投射レンズ12の移動を継続する。また、変更操作がオフになった場合(S4:YES)、プロジェクタ10は、投射レンズ12の移動を停止し(S5)、投射方向の変更処理を終了する。なお、投射レンズ12の移動だけで投射方向の調整が完了した場合、スクリーンSに表示される画像に台形歪みが通常生じないので、自動で歪み補正処理は行わない。
一方、投射レンズ12の移動に対する判断(S3)で、投射レンズ12が可動端まで移動した場合(S3:YES)、プロジェクタ10は投射レンズ12の移動を停止すると共に、変更操作に応じた方向へ筐体11を回動させて筐体11の姿勢を変更する(S6)。それからプロジェクタ10は、操作されていた上下左右キー60a〜60dの押圧が無くなり、変更操作がオフになったか否かを判断する(S7)。
変更操作がオフになっていない場合(S7:NO)、筐体11の姿勢を変更する段階(S6)へ戻り、筐体11の回動を継続する。また、変更操作がオフになった場合(S7:YES)、プロジェクタ10は、筐体11の姿勢変更を停止し(S8)、姿勢変更のために筐体11を回動させた量に応じて歪み補正処理(S9)をプロジェクタ10が自動的に行い、投射方向の変更処理を終了する。なお、投射方向の変更処理の終了後、必要であれば、ユーザのマニュアル操作でズーム及びフォーカス調整等を行うことになる。
上述したように、本発明に係るプロジェクタ10の投射方向をマニュアル操作で調整する場合、投射レンズ12の移動と筐体11の回動(姿勢変更)が連携して行われるため、ユーザは投射レンズ12に対する移動操作と、筐体11に対する回動操作を意識する必要が無くなり、投射方向を変更することを指示する操作のみを行えばよくなる。その結果、各キー60a〜60dを押圧している間だけ、指示した向きへ投射方向が変更され、押圧を解放して操作を止めれば投射方向の変更も停止されるため、容易な操作でユーザの希望する向きへ自由に投射方向を調整できる。しかも、筐体11を回動させて投射方向を調整した後は、特別な操作を行うことなく台形歪みを補正する処理が行われるので、ユーザの操作負担も低減できる。
また、図8に示す第2フローチャートは、上述した制御処理部50に基づくプロジェクタ10の投射方向の自動変更処理を整理したものであり、以下、第2フローチャートに従ってプロジェクタ10の自動投射変更に係る画像表示方法の処理手順を説明する。
先ず、プロジェクタ10(制御処理部50)は、ユーザがリモートコントローラ60の自動調整キー60eを押圧操作することで、自動調整モードがオンになったか否かを判断する(S10)。自動調整キー60eの操作が無く自動調整モードになっていない場合(S10:NO)、自動調整キー60eの操作待ちとなる。また、自動調整モードになった場合(S10:YES)、プロジェクタ10はテスト画像を表す変調光を投射すると共に、投射方向の撮像を行う(S11)。
次に、プロジェクタ10は撮像画像に基づき投射を調整する方向の特定を行い(S12)、特定した方向へ投射レンズ12を移動させる(S13)。それから、プロジェクタ10は移動させた投射レンズ12が可動端まで移動したか否かを判断し(S14)、投射レンズ12が可動端まで移動していない場合(S14:NO)、撮像画像に基づき投射による表示画像がスクリーン内に収まったか否かを判断する(S15)。表示画像がスクリーン内に収まっていない場合(S15:NO)、投射レンズ12を移動させる段階(S13)へ戻り、投射レンズ12の移動を継続する。また、表示画像がスクリーン内に収まった場合(S15:YES)、プロジェクタ10は、投射レンズ12の移動を停止し(S16)、投射方向の変更処理を終了する。
一方、投射レンズ12の移動に対する判断(S14)で、投射レンズ12が可動端まで移動した場合(S14:YES)、プロジェクタ10は投射レンズ12の移動を停止すると共に、特定した方向へ筐体11を回動させて筐体11の姿勢を変更し(S17)、筐体11が回動端まで回動したか、又は撮像画像に基づき投射による表示画像がスクリーン内に収まったか否かを判断する(S18)。筐体11が回動端まで回動せず、且つ表示画像がスクリーン内に収まっていない場合(S18:NO)、筐体11の姿勢を変更する段階(S17)へ戻り、筐体11の回動を継続する。また、筐体11の回動端まで回動又は表示画像がスクリーン内に収まることの少なくともいずれか一方が該当した場合(S18:YES)、プロジェクタ10は、筐体11の姿勢変更を停止し(S19)、姿勢変更のために筐体11を回動させた量に応じて歪み補正処理(S20)を行い、さらに、撮像画像に基づき表示画像の寸法調整(ズーム処理)を行う(S21)。
寸法調整後、プロジェクタ10は撮像画像に基づき表示画像の寸法がスクリーンSに合致した状態になったか否かを判断し(S22)、表示画像がスクリーンSに合致していない場合(S22:NO)、寸法調整の段階(S21)へ戻り、寸法調整処理を継続する。また、表示画像がスクリーンSに合致した場合(S22:YES)、投射方法の調整処理を終了する。このように、本発明に係るプロジェクタ10の投射方向を自動で調整する場合、ユーザは自動調整キー60eを押圧操作するだけで、最適な状態に投射方向を調整できる。
また、本発明に係るプロジェクタ10は、上述したマニュアル操作及び自動調整のいずれで投射方向を調整した場合でも、筐体11の回動に伴う投射方向の調整で表示画像の画質の劣化が従来に比べて抑制されていることを、図9〜11に示す内容に従って以下に説明する。なお、図9〜11においてプロジェクタ10の平面視における筐体11の中心とスクリーンSとの位置関係は、図14(a)〜(b)に示す従来のプロジェクタ1の平面視における筐体中心とスクリーンSとの位置関係と同じである。
先ず、図9(a)に示すように投射方向を調整せずにプロジェクタ10が投射を行った場合、投射による表示画像70とスクリーンSの一部が重複した状態となる。この状態から投射方向の調整を行うと、図9(b)に示すようにプロジェクタ10は投射レンズ12のレンズシフト機能を作動させて光軸KをスクリーンS側(図中の矢印方向)へ移動させる。
投射レンズ12を右可動端まで移動させても表示画像70がスクリーンS内に収まらないため、プロジェクタ10は、次に筐体11を縦軸Vを中心に回動させてスクリーンSへ向くように筐体11の姿勢を変更させる(図10(a)参照)。筐体11の回動により表示される画像は台形歪みの生じた表示画像71になるが、表示画像71はスクリーンS内に収まる。この際、光軸KとスクリーンSの表示面に対する垂線Cとの間の角度Bは、図14に示す従来の角度Aに比べて小さくなっている。これは、本発明のプロジェクタ10では、先に投射レンズ12をスクリーンS側へ最大限移動させてから筐体11を回動させているからであり、それにより図10(a)の表示画像71は、図14(a)の画像4に比べて、台形歪みの歪み量が小さくなっている。
さらに、本発明のプロジェクタ10は、表示画像71がスクリーンS内に収まり投射方向の調整が完了すると、図10(b)に示すように台形歪み補正を自動的に行い、歪み補正が行われた画像72がスクリーンSに表示されることになる。この画像72は、図14(b)の画像4′に比べて、補正前の表示画像71の歪み量が小さいことから、外形寸法が大きくなっている。
最後に、図11に示すようにプロジェクタ10は、スクリーンSに合わせてズームを行うがズーム前の画像72は従来の画像4′に比べて大きいことから、拡大する率も従来に比べて少なくすむため、拡大された画像73の画質を示す格子の大きさが図14(c)の従来のプロジェクタ1で表示される画像4″に比べて細かくなっており、画質の劣化が抑制されている。
なお、本発明に係るプロジェクタ10は上述した形態に限定されるものではなく、種々の変形例の適用が可能である。例えば、台形歪み補正の処理は投射方向の調整が完了した後に自動で行うようにしているが、筐体11を回動させて投射方向の調整を行っているときに、同時的に台形歪みの補正処理を行うようにしてもよく、この場合は、制御処理部50が筐体11を回動させるための指示信号を生成する毎に、補正テーブルTに基づき歪み補正量を特定して表示駆動部52に対する制御を行うことになる。このように同時的に歪み補正処理を行うことで、スクリーンSに表示される画像は、常に歪みの無い画像になり、ユーザに常に歪みのない矩形状の表示画像を見せて、歪みに基づく画像の違和感を解消できる。
また、歪み補正の処理は補正テーブルTを用いる以外に、筐体11を回動させる元になる制御処理部50の指示信号の数と歪み補正量との関係を表す関係式を作成し、その関係式を用いて指示信号の数より歪み補正量を特定することも可能である。この場合は、補正テーブルTが不要になるため、内蔵するメモリ50aの記憶領域を解放できる。
さらに、図8に示す投射方向調整処理は、プロジェクタ10の電源ボタンのオン操作に基づき開始するようにしてもよく、この場合、電源ボタンのオン操作によりプロジェクタ10が投射方向の変更指示を受け付けることになる。さらにまた、プロジェクタ10は、仕様の簡略化を図る場合、図8に示す自動での投射方向調整処理機能を省略することも可能であり、さらにまた、自動で歪み補正処理を行う機能も省略してもよく、この場合は、図5に示す撮像部22及び画像処理部54が不要になるため、内部構成の簡易化に貢献できる。また、プロジェクタ10は、横方向及び縦方向の両方の調整機能を具備する必要はなく、いずれか一方のみの調整機能を具備する仕様にして、装置構成の簡易化を図ってもよい。
本発明の実施形態に係るプロジェクタの外観を示す斜視図である。 投射レンズのレンズシフト部を示す概略斜視図である。 アジャスト脚部を示す概略斜視図である。 プロジェクタの光学系を示す概略図である。 プロジェクタの制御系を示すブロック図である。 (a)は画像がスクリーンから離れている場合を示す概略図、(b)は画像がスクリーンと一部重複する場合を示す概略図、(c)は画像がスクリーン内に収まった場合を示す概略図である。 マニュアル操作による投射方向の調整に係る画像表示方法の処理手順を示す第1フローチャートである。 自動調整モードによる投射方向の調整に係る画像表示方法の処理手順を示す第2フローチャートである。 (a)はプロジェクタで表示した画像がスクリーンと一部重複する場合を示す概略図、(b)は投射レンズの移動により投射方向を移動した場合を示す概略図である。 (a)は筐体を回動させて画像をスクリーン内に収めた状態を示す概略図、(b)は歪み補正処理を行った状態を示す概略図である。 スクリーンに合わせて画像を拡大した状態を示す概略図である。 スクリーンに投射レンズを対向させてプロジェクタを配置した状態を示す概略図である。 (a)はプロジェクタで表示した画像がスクリーンと一部重複する場合を示す概略図、(b)は投射レンズの移動により画像をスクリーン内に収めた状態を示す概略図である。 (a)はスクリーンに対してプロジェクタを斜めに設置した場合を示す概略図、(b)は歪み補正処理を行った状態を示す概略図、(c)はスクリーンに合わせて画像を拡大した状態を示す概略図である。
符号の説明
10 プロジェクタ
11 筐体
12 投射レンズ
15 レンズシフト部
16 アジャスト脚部
22 撮像部
23 リモコン受光部
47 表示デバイス
50 制御処理部
60 リモートコントローラ

Claims (10)

  1. 筐体の内部に収納された光変調素子と、該光変調素子で生成した画像を表す変調光を投射する投射レンズと、投射方向を変更するように該投射レンズを移動するレンズ移動手段とを備え、前記投射レンズからの変調光の投射により被投射体に画像を表示する投射型画像表示装置において、
    投射方向を変更するように筐体の姿勢を変更する筐体姿勢変更手段と、
    投射方向の変更指示を受け付ける受付手段と、
    該受付手段が変更指示を受け付けた場合、前記レンズ移動手段は該変更指示に応じた投射方向へ前記投射レンズを移動するようにしており、
    前記投射レンズが可動限まで移動した場合、前記筐体姿勢変更手段は前記変更指示に応じた投射方向へ前記筐体の姿勢を変更することを特徴とする投射型画像表示装置。
  2. 前記受付手段は、変更停止指示を受け付けるようにしており、
    前記投射レンズの移動中に前記受付手段が変更停止指示を受け付けた場合、前記レンズ移動手段は前記投射レンズの移動を停止するようにしてある請求項1に記載の投射型画像表示装置。
  3. 前記筐体の姿勢変更中に前記受付手段が変更停止指示の受け付けた場合、前記筐体姿勢変更手段は前記筐体の姿勢変更を停止するようにしてある請求項2に記載の投射型画像表示装置。
  4. 投射方向を撮像する撮像手段と、
    前記受付手段が変更指示を受け付けた場合、前記撮像手段が撮像した撮像画像に基づいて投射に係る画像が被投射体内に表示されたか否かを判断する判断手段と、
    前記投射レンズの移動中に、前記判断手段により投射に係る画像が被投射体内に表示されたと判断された場合、前記レンズ移動手段は前記投射レンズの移動を停止するようにしてある請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  5. 前記筐体の姿勢変更中に、前記判断手段により投射に係る画像が被投射体内に表示されたと判断された場合、前記筐体姿勢変更手段は前記筐体の姿勢変更を停止するようにしてある請求項4に記載の投射型画像表示装置。
  6. 前記レンズ移動手段は、前記投射レンズを横方向に移動するようにしており、
    前記筐体姿勢変更手段は、縦方向の軸を中心に筐体を回動させるようにしてある請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  7. 前記レンズ移動手段は、前記投射レンズを縦方向に移動するようにしており、
    前記筐体姿勢変更手段は、横方向の軸を中心に筐体を回動させるようにしてある請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  8. 前記筐体姿勢変更手段による筐体の姿勢変更量に応じて投射に係る画像の歪み補正を行う歪み補正手段を備える請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の投射型画像表示装置。
  9. 投射方向を変更するように投射レンズの移動及び筐体の姿勢変更が可能であり、筐体内の光変調素子で生成した画像を表す変調光を前記投射レンズから投射して被投射体に画像を表示する投射型画像表示装置の画像表示方法であって、
    前記投射型画像表示装置は、
    投射方向の変更指示を受け付けた場合、該変更指示に応じた投射方向へ前記投射レンズを移動するステップと、
    前記投射レンズが可動限まで移動した場合、前記変更指示に応じた投射方向へ前記筐体の姿勢を変更するステップと
    を備えることを特徴とする画像表示方法。
  10. 前記投射型画像表示装置は、前記筐体の姿勢を変更した場合、該筐体の姿勢変更量に応じて投射に係る画像の歪み補正を行うステップを備える請求項9に記載の画像表示方法。
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