JP2006317046A - 伝熱管 - Google Patents

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Abstract

【課題】管内外の流体との熱交換面積を向上させて、伝熱管の熱交換率を向上させる。
【解決手段】管壁に周方向に長い凸条部2と凹条部3とを管軸方向交互に形成しており、この凸条部2または凹条部3のいずれか一方の外周面にフィン4が接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換率に優れた伝熱管に関するものである。
この種の伝熱管としては、特許文献1に示すように、二重管式の液化天然ガス気化器に用いられるものであって、管の内外周面に螺旋状に伸びるフィンを設けるものが知られている。
一方、特許文献2には、管内周面に内溝と凸部とを形成したものが開示されている。
特開平8−183971号公報 特開平10−115495号公報
特許文献1及び2の伝熱管では、伝熱管内部にフィンあるいは凸部等の熱交換面積を向上させるための加工が施されており、フィンを設けるか凸部等を形成するかのいずれかのみを行っており、熱交換率を十分に大きくできない。
本発明は、このような問題点を解決し得る伝熱管を提供することを目的とする。
本発明は、管軸方向交互に凸条部と凹条部とを形成すると共に、外周面にフィンを接合して、管内外の流体との熱交換面積を向上させて、熱交換率を向上させることができる伝熱管を提供すること目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は次の手段を講じた。即ち、
管壁に周方向に長い凸条部2と凹条部3とを管軸方向交互に形成しており、この凸条部2または凹条部3のいずれか一方の外周面にフィン4が接合されている。
これによって、管内外の流体との熱交換面積を向上させて、熱交換率を向上させることができる。
前記管壁に周方向に長いフィン4を管軸方向に間隔をあけて形成しており、このフィン4間の管壁に周方向に長い凸条部2または凹条部3が設けられている。
これによって、管内外の流体との熱交換面積を向上させて、熱交換率を向上させることができる。
管壁に周方向に長い凸条部2と凹条部3とを管軸方向交互に形成しており、この凸条部2の前後の管壁を二つ折りして周方向に折り込み部5を形成し、この折り込み部5の先端にフィン4を接合している。
これによって、管内外の流体との熱交換面積を向上させて、熱交換率を向上させることができる。しかも、折り込み部5は管軸方向に密に形成できるので、熱交換面積を拡大して熱交換率をさらに向上させることができる。
前記凸条部2はリング状または螺旋状である。
これによって、フィン4の接合が容易になる。
本発明により、管内外の流体との熱交換面積を向上させて、熱交換率を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
第1実施形態の伝熱管1は、管内外の流体の熱を交換する金属製の伝熱管として、ボイラー等の熱交換器に用いられる。
図1において示すように、管壁に管軸方向螺旋状に***して1条の凸条部2と凹条部3とを形成し、前記凹条部3の外周面に沿ってフィン4を接合して構成されている。
前記凸条部2は、管軸方向の端部に設けられるストレート管状の管端部6に隣接して、管壁が径外方向に太鼓状に突隆している部分であって、管軸方向に前記凹条部3の長さ分(螺旋ピッチ)だけ間隔をあけて形成されている。
前記凹条部3は、管軸方向に隣接する前記凸条部2の間に形成され、前記管端部6と略同径となっている。
前記フィン4は、凹条部3の谷底の外周面に帯板の基端側を接合し、螺旋状に周回しながら、蝋付け、溶接等の伝熱を阻害しにくい接合方法で接合されている。
前記伝熱管1の内周面の内溝7は、管内周面の伝熱面積を拡大させて熱交換率を向上させている。前記内溝7は、管軸方向に対する傾斜角が異なる2種類の溝から構成され、2種類の内溝7の境界には内溝境界線8が設けられ、前記内溝境界線8近傍においてそれぞれの内溝7に沿って移動してきた管内の流体同士が衝突して乱流を生じさせ、熱交換率を向上させられるようになっている。
前記伝熱管1の加工方法は、金属板の一面に内溝7をロールで圧延形成し、この金属板の両端部を内溝7が内周にくるように接合して金属管を成形する。次いで、前記金属管をバルジ加工(ハイドロフォーミング加工)によって管内から管壁を拡管して螺旋状の凸条部2を形成する。次に、凸条部2間の凹条部3に沿って帯板を接合してフィン4を形成する。なお、伝熱管1はストレート管に帯板を螺旋状に接合してフィン4を形成してから、フィン4の間を***して凸条部2を形成しても良い。また、フィン4は凸条部2の頂部に沿って形成しても良い。
図2において、第2実施形態の伝熱管1は、径外側に突隆したリング状の凸条部2と凹条部3とが管軸方向に交互に複数形成されている。また、フィン4はリングで形成され、リング状の凸条部2の頂部に嵌合して接合されており、谷底に設けるよりも大きく突出している。
第2実施形態の伝熱管1の加工方法は、ストレート管を管軸方向に一定間隔をおいて***させて、凸条部2を形成し、全凸条部2にリングを嵌合して接合してフィン4を形成する。
図3において、第3実施形態の伝熱管1は、管軸方向に交互に凸条部2と凹条部3とを形成した伝熱管1(波状管)を、凸条部2の管軸方向の前後の管壁を縮管すると共に、径外側に突出させて二つ折りして折り込み部5を管軸方向に間隔をあけて形成しており、この折り込み部5の先端側にリングの内周を基端側を接合してフィン4を形成している。波状管に直接接合するより凸条部2及びフィン4を大径にできかつフィン4の間隔を密にできる。
第3実施形態の伝熱管1の加工方法は、図4において示すように、金属製の素材パイプの周方向に凹部形成型8を押し当てて凹条部9が管軸方向に間隔をあけて設けられた波状管10を形成する。凹条部9は素材パイプの周方向にリング状に設けると次工程の縮管工程で素材パイプを固定しやすいので、好適には素材パイプまたは凹部形成型8を周方向に回転させながら加工する。
次に、管軸方向に所定間隔をもって形成した凹条部9に挟持型11を差し込み、管軸方向に移動して凹条部9間の管壁を圧縮し、凸条部2が形成すると同時に折り込み部5を形成する。この折り込み部5の先端側にリングを継ぎ足すように接合することで、フィン4を形成する。
本発明は前記実施形態における各部材の形状およびそれぞれの前後・左右・上下の位置関係は、図1〜4に示すように構成することが最良である。しかし、前記実施形態に限定されるものではなく、部材、構成を種々変形したり、組み合わせを変更したりすることもできる。
前記第2、3実施形態では、フィン4を凹条部3に接合することもできるが、凸条部2の頂部にフィン4を接合した方が溶接作業が容易になる。
管壁は凸条部2と凹条部3とを滑らかに連続して設け、正面視波状なるようにしたりすることもできる。さらに、管壁外周面に内溝を設けて熱交換率を更に向上させることもできる。
本発明の第1実施形態の伝熱管の一部断面側面図である。 第2実施形態の伝熱管の一部断面側面図である。 第3実施形態の伝熱管の一部断面側面図である。 第3実施形態の伝熱管の加工方法の説明図である。
符号の説明
1 伝熱管
2 凸条部
3 凹条部
4 フィン
5 折り込み部
6 管端部
7 内溝
8 内溝境界線
9 凹条部
10 波状管
11 挟持型
12 内部型

Claims (4)

  1. 管壁に周方向に長い凸条部(2)と凹条部(3)とを管軸方向交互に形成しており、この凸条部(2)または凹条部(3)のいずれか一方の外周面にフィン(4)が接合されていることを特徴とする伝熱管。
  2. 管壁に周方向に長いフィン(4)を管軸方向に間隔をあけて形成しており、このフィン(4)間の管壁に周方向に長い凸条部(2)または凹条部(3)が設けられていることを特徴とする伝熱管。
  3. 管壁に周方向に長い凸条部(2)と凹条部(3)とを管軸方向交互に形成しており、この凸条部(2)の前後の管壁を二つ折りして周方向に折り込み部(5)を形成し、この折り込み部(5)の先端にフィン(4)を接合していることを特徴とする伝熱管。
  4. 前記凸条部(2)はリング状または螺旋状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の伝熱管。
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