JP2006316394A - 冷却用または保温用の生体サポータ - Google Patents

冷却用または保温用の生体サポータ Download PDF

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Abstract

【要約書】
【課題】冷却用または保温用熱媒体の収納ポケット部のサイズを自由に選択可能とするとともに、ポケット部に収納された熱媒体の冷却・保温作用の持続化を図る。
【解決手段】保冷剤パック収納用のポケット単位1hとして、袋状部1bをホック1d〜1gで区分けしたときの分割空間域を用意し、当該ホックそれぞれの開閉により選択される任意の単一ポケット単位または連続ポケット単位からなるポケット部を設定する。図示の場合、ホック1fのみを閉じてポケット部P1,P2を設定し、ポケット部P1には3単位の保冷剤パックC1を入れ、ポケット部P2には2単位の保冷剤パックC2を入れている。また、袋状部1bの一方の周面部分に断熱性布部1jを設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱媒体収納用の複数のポケット単位(=実際に使用されるポケット部の構成単位)を備え、かつ生体の一部に当てた保持状態で使用される冷却用ないし保温用の生体サポータに関する。
この生体サポータは、人間や犬,猫などの動物(以下、必要に応じて「人間など」という)を対象とし、その体の任意の部位(頭部,首部,胸部,腹部,腰部,臀部,腕部,脚部など)に保持されて当該部位を冷却または保温するためのものである。
一般に、真夏,真冬の屋外や(冷暖房設備のない)屋内の環境下で例えば一時的に過ごす人間などにとって、自らの体の任意の部分を効率的に冷却または保温できる機能を備えたサポータの必要性は高く、本発明はこのような要請に応えるものである。
本発明のサポータの利用者は、例えば暑さの場合は炎天下でスポーツを観戦したり応援したりする人,炎天下やクーラがない(きかない)屋内でスポーツや各種作業をする人,クーラが苦手な人などである。寒さの場合も同様である。
従来、身体に巻回される軟質帯体の身体保温冷却用サポータとしては、例えば熱媒体を収納するポケット部,当該ポケット部を開閉するためのファスナ,および身体巻回状態を保持するための面ファスナなどからなるものが提案されている。
この身体保温冷却用サポータは、帯体のほぼ中央部に大きめの一個のポケット部が形成されており、その中に加熱用または冷却用の熱媒体を入れた状態で利用者の身体の例えば頭部,首部,胸部,肩部,膝部や肘部などに巻きつけて使用される。
実用新案登録第3061581号公報
このように、従来の身体保温冷却用サポータの場合、熱媒体収納用のポケット部が画一的な態様で設定されており、当該ポケット部の使用エリアの大きさや場所などを任意に変更できるようにはなっていない。
そのため、当該サポータは、身体へのサポータ自体の取付け箇所をずらすことなしに保温・冷却対象の部位をこまめに変更したり、例えばそれぞれがミシン目などで分離可能な同一サイズの各熱媒体(保持部)からなる熱媒体ユニットの一部(任意個数の熱媒体)をそのまとまり単位でポケット部に入れたりすることができず、使い勝手が今一つよくないという問題点を有している。
そこで、本発明では、袋状の内部空間を仕切り部材で分割した形の個々のポケット単位を準備し、利用者などが当該仕切り部材それぞれの作用・非作用を設定することにより当該ポケット単位から任意に選択した連続範囲(単一ポケット範囲も含む)をそれぞれ熱媒体収納用のポケット部として用いる、すなわち熱媒体収納用の各ポケット部のサイズを利用者側で自由に選択できるようにして、熱媒体収納サポータの利便性を高め、任意個数に分割可能な上記熱媒体ユニットの効率的使用をも図ることを目的とする。
また、熱媒体を入れるポケット部の一方の周面部分(=生体に取り付けたときに生体側ではなく外気側となる部分)に断熱性を持たせ、熱媒体が外気の方に作用する程度をできるだけ抑えて、サポータ使用時における熱媒体の冷却・保温作用の一層の持続化を図ることを目的とする。
本発明は、以上の課題を次のようにして解決する。
(1)熱媒体(例えば後述の保冷剤パックC1,C2)収納用の複数のポケット単位(例えば後述のポケット単位1h)を備え、かつ生体の一部に当てた保持状態で使用される冷却用または保温用の生体サポータ(例えば後述のサポータ1)において、
前記ポケット単位を、それぞれが作用状態と非作用状態とに選択可能な個々の仕切り部材(例えば後述のホック1d〜1g)で袋状の内側空間(例えば後述の袋状部1b)を区分けした態様の分割空間域とし、
前記仕切り部材それぞれの作用状態と非作用状態との選択により、任意の単一または連続した複数の前記分割空間域からなる熱媒体収納用のポケット部(例えば後述のポケット部P1,P2)を設定する
(2)上記(1)において、前記分割空間域を、それぞれが略同一サイズの空間域に設定する。
(3)上記(1),(2)において、前記ポケット部を、その一方の周面部分に断熱性状(例えば後述の断熱性布部1j)を持たせたものとする。
本発明は、このように、サポータの袋状の内部空間に例えば略同一サイズのポケット単位を画定し、複数の当該ポケット単位中の任意の連続範囲(単一ポケット範囲も含む)を熱媒体収納用の個々のポケット部に設定しているので、任意個数に分割可能な熱媒体ユニットから当該連続範囲のサイズに見合った部分を分離してそのまとまりのままポケット部に入れることが可能であり、熱媒体収納サポータの利便性を高めることができる。
また、ポケット部の一方の周面部分に断熱性を持たせているので、熱媒体収納サポータを、この断熱性の周面部分が(生体側ではなく)外気側となるようにして人間などに取り付けることにより、サポータ使用時における熱媒体の冷却・保温作用の一層の持続化を図ることができる。
図1乃至図3を用いて本発明を実施するための最良の形態を説明する。
上述のように、本発明は、人間や犬,猫などの動物を対象とした冷却用ないし保温用の生体サポータであるが、以下の記載では、単なる説明の便宜上、人間向けの冷却用サポータを前提とする。
ここで、
図1は、保冷剤パック(冷却用熱媒体)とそれを収納するサポータを示し、
図2は、図1のサポータ自体の断面を示し、
図3は、保冷剤パックを収納したサポータの使用状態を示している。
なお、以下のアルファベット付き参照番号の構成要素(例えば面ファスナ1a)は、アルファベットなし参照番号の構成要素(例えばサポータ1)の一部である。
図1〜図3において、
1はバンド状のサポータ,
1aは当該サポータを身体などに取り付けて保持するため端部側に設けた面ファスナ,
1bは単一の袋状部,
1cは当該袋状部を開閉するためのスライドファスナ,
1d〜1gは後述のポケット部P1,P2などを選択的に設定するためのホック,
1hは当該ホックにより区分けされてそれぞれが同一サイズからなるポケット単位,
1jはサポータ外面側(大気側)からの熱伝導の程度を抑えるため袋状部1bの片側内周面に裏当てした断熱性布部(織布,不織布),
2は保冷剤パックユニット,
2aは当該保冷剤パックユニットを構成する個々の保冷剤パック単位,
2bは当該保冷剤パック単位の境界部分に形成したミシン目,
3は後述の保冷剤パックC1,C2を収納したサポータ1の利用者,
P1,P2は図示のようにホック1fを閉じて他のホックは開いたままにしたときに設定されるポケット部(P1:3個のポケット単位,P2:2個のポケット単位),
C1,C2は図示のように保冷剤パックユニット2を分離した後の保冷剤パック(C1:3個の保冷剤パック単位,C2:2個の保冷剤パック単位),
をそれぞれ示している。
サポータ1の本体部分の素材は軟質の任意のものでよく、例えばポリエステル入り綿,ポリエステルとナイロンとの合繊,ナイロンとウレタンとの合繊などの吸水性の良いもの(織布,不織布)を用いる。また、ホック1d〜1gは合成樹脂製または金属製のものを用いる。
保冷剤(蓄冷剤)としては、例えば高吸水性ポリマー,エチレングリコールを含む樹脂,メタノールを含む水溶液,ゲル状物質,氷嚢,アイスノン(登録商標),ヒヤロン(登録商標)などの各種熱媒体を用いる。
なお、保温用サポータにおける保温剤(蓄熱剤)としては、例えばゲル状物質,使い捨てカイロ,ホカロン(登録商標)などの各種熱媒体を用いる。
これら熱媒体のケース部分としては、ナイロン,ポリエチレン,ポリ塩化ビニール,アルミなどの任意の材質のものでよく、例えばナイロンとポリエチレンとのラミネートフィルムなどを用いる。
ここで、サポータ1の袋状部1bの全体を、どのようなサイズ,位置からなる複数ポケット部の組み合わせに設定するかは、ホック1d〜1gそれぞれの開閉操作の範囲内において任意である。
図示の場合は、ホック1fのみを閉じて、袋状部1bに図面左側の三個のポケット単位1hからなるポケット部P1と、図示右側の二個のポケット単位1hからなるポケット部P2とを設定している。
保冷剤パックユニット2も、このポケット部P1,P2のサイズに対応させる形で、三個の保冷剤パック単位2aからなる保冷剤パックC1と、二個の保冷剤パック単位2aからなる保冷剤パックC2とに分離している。
このサポータ1を使用するときは、
(1) 保冷剤パックC1をポケット部P1に、また、保冷剤パックC2をポケット部P2にそれぞれ入れてから、スライドファスナ1cで袋状部1bを閉じ、
(2) 断熱性布部1jの部分が大気側となる(断熱性布部1jを設けてない周面部分が身体側となる)ようにして自分の体の希望部分に巻きつけ(図3参照)、
(3) この巻きつけ状態を面ファスナ1aで保持すればよい。
なお、袋状部1bのどの範囲のポケット単位1hに保冷剤パックを入れた状態で使用するかは、ホック1d〜1gの(サポータ1の上下を区別するとして)16通りの開閉パターンと、当該開閉パターンのそれぞれにおいてどのポケット部に保冷剤パックを入れるかということとの組み合わせの範囲内で、利用者が必要性に応じて任意に設定できる。
例えば図示の場合のポケット部P1,P2の一方のみに保冷剤パックC1,C2の対応する方を入れた状態で使用してもよい。
また、二つのホック1e,1fを閉じて、そのときの真ん中を除いた両側のポケット部のそれぞれに(その対応するサイズの)保冷剤パックを入れた状態で使用してもよい。
なお、図示のホック1d〜1gに代えて、面ファスナ,ボタンや、図示上下方向の溝部とこれに嵌り込む凸状部との着脱手段(ジッパー)などを用いるようにしてもよい。
また、図示の断熱性布部1jを袋状部1bの(内周面ではなく)外周面側に形成してもよく、さらにはサポータ1(袋状部1b)の一方の周面部分自体に断熱性を持たせるようにしてもよい。
また、保冷剤パックユニットの形態は、図示のような1ライン状のものに限定されるものではなく、複数ライン状(マトリックス状)にしてもよい。図示のミシン目に代えてカットラインを用いるようにしてもよい。
本発明の、保冷剤パック(冷却用熱媒体)とそれを収納するサポータを示す説明図である。 本発明の、図1のサポータ自体の断面を示す説明図である。 本発明の、保冷剤パックを収納したサポータの使用状態を示す説明図である。
符号の説明
1:バンド状のサポータ
1a:面ファスナ
1b:単一の袋状部
1c:スライドファスナ
1d〜1g:ホック
1h:それぞれ同一サイズからなるポケット単位
1j:断熱性布部
2:保冷剤パックユニット
2a:保冷剤パック単位
2b:ミシン目
3:利用者
P1,P2:ポケット部
C1,C2:分離後の保冷剤パック

Claims (3)

  1. 熱媒体収納用の複数のポケット単位を備え、かつ生体の一部に当てた保持状態で使用される冷却用または保温用の生体サポータにおいて、
    前記ポケット単位は、袋状の内側空間を、それぞれが作用状態と非作用状態とに選択可能な個々の仕切り部材で区分けした態様の分割空間域として、形成され、
    前記仕切り部材それぞれの作用状態と非作用状態とを選択することにより、任意の単一または連続した複数の前記分割空間域からなる熱媒体収納用のポケット部が設定される、
    ことを特徴とする冷却用または保温用の生体サポータ。
  2. 前記分割空間域は、それぞれが略同一サイズの空間域である、
    ことを特徴とする請求項1記載の冷却用または保温用の生体サポータ。
  3. 前記ポケット部は、その一方の周面部分に断熱性状を持たせたものである、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の冷却用または保温用の生体サポータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101142285B1 (ko) * 2009-09-04 2012-05-07 설용석 발열위치조정이 용이한 건강 열 조끼

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