JP2006314650A - 眼科撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で装置の小型化とコストダウンが図れると共に、光学調整も簡単で、眼底の同時立体撮影を良好に行なえる眼底撮影装置を提供する。
【解決手段】被検眼の前眼部と略共役な位置Pに配置される開口12a、12bを備えた撮影絞り12が、結像レンズ13の物体側焦点面に配置され、その像側焦点面に格子バリア15が配置され、格子バリアを介して眼底像が撮影用CCD16の撮像面に導かれる。フォーカス調整時、撮影絞り12、結像レンズ13、格子バリア15、CCD16は一体で移動されるので、被検眼視度に応じてピントを合わせても、撮影絞りの位置が、常に結像レンズ13の物体側焦点面にあって、テレセントリックな光学系が維持され、画面の周辺で、凹状あるいは凸状に立体視されてしまうという現象がなくなり、また、格子バリアを配置することにより撮像面上で左右の眼底像がクロストークすることがなくなり、良好な立体視用の眼底像が得られる。
【選択図】図4

Description

本発明は、眼科撮影装置、更に詳細には、被検眼の眼底を立体撮影できる撮影光学系を備えた眼科撮影装置に関する。
従来の同時立体眼底カメラでは、下記の特許文献1及び2などに記載されているように、対物レンズに対して被検眼の前眼部と共役(瞳孔と共役)な位置に、上記左右の画像を得るための左右2つの孔(開口)が形成された2孔絞りが設けられ、その2つの孔を通過した眼底からの光束のそれぞれをプリズムなどで光路を2つに分けて左右一対の結像光学系のそれぞれに導き、フィルム面ないしは撮像素子の撮像面の左右別々の領域、或いは左右別々の撮像素子に結像して撮影するようになっていた。
更に、円柱レンズを使用して眼底像を撮像素子の画素に交互に入射して立体撮像する構成が特許文献3に記載されている。
また、被検眼前眼部からの反射光を除去する撮影絞りを、被検眼前眼部とほぼ共役な位置に維持しながら合焦レンズと連動して移動するようにした眼科撮影装置が知られている(特許文献4)。
特許第2642417号公報 特許第2933995号公報 特開平10−165372号公報 特開2004−208744号公報
しかしながら、特許文献1、2などの従来の構成では、左右別々の2光路に左右一対の結像光学系の各レンズを配置する必要があったため、構成が複雑で装置が大型化してしまうとともに、左右2光路の光学調整が複雑で調整に時間がかかってしまうという問題があった。また、左右の画像を左右別々の領域ないし素子に別々に結像するため、左右の画像の位置を後から正確に合わせる作業が必要であるという問題があった。
また、特許文献3などの構成では、2孔絞りからの2つの画像(右像と左像)を撮像素子の交互に画素に入射させるようにしているが、例えば、画面の周辺では1画素に右像と左像が入射してしまい、良好な立体視ができないという問題があった。
また、眼底の立体撮影には、被検眼の視度の相違を考慮しなければならず、被検眼視度に合わせて合焦レンズを基準位置より移動させると、前眼部位置と2孔絞りとの共役関係が崩れるとともに、2孔絞りのそれぞれの孔を通過した光が規則正しく撮像素子の画素に交互に導かれなくなるという問題がある。
また、2孔絞りを合焦レンズの像側焦点面に配置し、結像レンズの物体側焦点面に2孔絞りを配置して像側テレセントリックな光学系を構成するにしても、基準視度(0ディオプタ)のときは、像側にテレセントリックであるので、正確な立体視ができるが、視度がプラス側あるいはマイナス側にずれると、フォーカス調整時、テレセントリック光学系が維持できなくなり、画面の周辺程凹状にあるいは凸状に立体視されてしまう、という問題がある。
そこで本発明は、上記のような問題を解消し、簡単な構造で装置の小型化とコストダウンが図れると共に、光学調整も簡単で、眼底の同時立体撮影を良好に行うことが可能な眼底撮影装置を提供することを課題とする。
本発明は、被検眼眼底を電子撮像手段で撮影する眼科撮影装置であって、
被検眼眼底部からの反射光を結像させる対物レンズと、
前記対物レンズの後方に配置された第1の結像レンズと、
前記第1の結像レンズの像側焦点面に配置された撮影絞りと、
物体側焦点面が前記撮影絞りの位置と一致するように配置された第2の結像レンズと、
前記第2の結像レンズの像側焦点面に配置され、眼底像を眼底面と共役な位置に配置された電子撮像手段に導く光学素子と、
前記第1の結像レンズ、撮影絞り、第2の結像レンズ、光学素子並びに電子撮像手段を光軸に沿って一体で移動させる移動手段とを備え、
前記対物レンズの物体側焦点面を被検眼前眼部と一致させるとともに、前記第1の結像レンズ、撮影絞り、第2の結像レンズ、光学素子並びに電子撮像手段を光軸に沿って一体で移動させてフォーカス調整を行うことを特徴とする。
本発明によれば、被検眼の視度の相違に応じてフォーカス調整を行っても、前眼部と共役な位置に配置される撮影絞りの位置は、常に第2の結像レンズの物体側焦点面にあって、テレセントリックな光学系が維持されるので、画面の周辺で、凹状あるいは凸状に立体視されてしまうという現象がなくなり、また、右眼と左眼用の眼底像を所定の画素列に導く光学素子を撮像手段の前に配置することにより、撮像面上で左右の眼底像がクロストークすることがなく、良好な立体視用の眼底像を得ることができる。
本発明は、立体視用ステレオ撮影が可能な眼科撮影装置であり、以下に添付図面を参照し、眼科撮影装置を、眼底カメラとした実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1に示す眼底カメラには、被検眼Eの眼底Erを照明する照明光学系、照明された眼底を撮影する撮影光学系、眼底を観察する観察光学系が設けられている。照明光学系では、ハロゲンランプなどの光源1から発せられた光並びに凹面鏡2で反射した光は、可視カット赤外透過フィルタ3を介して赤外光となり、ストロボ4、コンデンサレンズ5を通過して、被検眼Eの前眼部(瞳)Epと共役な位置に配置された立体視用のスリット6を照明する。このスリット6からの照明光は、レンズ7を通過し、中心に穴の開いた穴あき全反射ミラー8で反射されてから対物レンズ9を経て、被検眼Eの前眼部Epより眼底Erに入射し、眼底Erを赤外光で照明する。
眼底Erからの反射光は、対物レンズ9、穴あき全反射ミラー8の穴を通過して、眼底上の撮影範囲を決める撮影マスク10を経て合焦レンズとしての第1の結像レンズ11に入射する。撮影マスク10は、対物レンズ9と第1の結像レンズ11間の眼底共役位置Rに配置されており、第1の結像レンズ11の像側焦点面には、2つの円形な開口12a、12bを有し、前眼部からの反射光を除去する撮影絞り(2孔絞り)12が配置される。撮影絞り12を通過した眼底像は、撮影絞り12の開口12aと12bにより右眼用の光束と、左眼用の光束に分離されてから、第2の結像レンズ13に入射する。撮影絞り12は、第2の結像レンズ13の物体側焦点面に配置され、第2の結像レンズ13を通過した光束は、リターンミラー14で反射され、眼底Er並びに撮影マスク10と共役な位置に配置された赤外光に感度を有する観察用CCD17に入射する。
リターンミラー14が光路から離脱すると、眼底からの光束は、眼底Er並びに撮影マスク10と共役な位置に配置された電子撮像手段としての可視光に感度を有する撮影用CCD16に入射する。撮影用CCD16は、マトリックス状に配置された多数の画素を有しており、この撮影用CCD16の撮像面に近接して、光学素子としての格子バリア15が配置される。この格子バリア15は、スリット状の開口が複数平行に等間隔に配置された格子型遮光板で、第2の結像レンズ13の像側焦点面に配置され、この第2の結像レンズ13の物体側焦点面には、上述したように撮影絞り12が配置され、テレセントリックな光学系を構成している。
なお、図1では、撮影絞り12は、光束を図面上で上下に分割するように図示されており、また、格子バリア15のスリットの延びる方向は、紙面に垂直な方向に図示されているが、実際には、撮影絞り12は、光束を、左右方向(図1で紙面に垂直な方向)に分割し、格子バリア15の各スリットは紙面に平行な方向に延びている。
図2、図3は、瞳像と眼底像の光線の経路を示すもので、煩雑さを避けるため、図1で示した照明光学系やリターンミラーや観察用CCD17の観察光学系は、省略されている。
アライメントが完了したときには、対物レンズ9の物体側焦点面は、前眼部Epないしその近傍になるようになり、そのときの瞳像の光線経路が図2(A)と図3(A)に示されている。前眼部は、対物レンズ9の物体側焦点面にあるので、対物レンズ9を通過した瞳像を形成する光束は、テレセントリックな光束となり、瞳像は、第1の結像レンズ11によりその像側焦点面に配置された撮影絞り12の位置に結像される。従って、撮影絞り12は、瞳と共役な位置Pにあり、また撮影絞り12は、第2の結像レンズ13の物体側焦点面に配置されるので、第2の結像レンズ13を通過した光束は、テレセントリックな光束となる。なお、図2(A)は、光軸に沿った光線を示しているので、撮影絞り12は、便宜上中心に孔のあいた1孔絞りとして図示されている。
一方、眼底像の光線経路が図2(B)、図3(B)に図示されており、フォーカス調整(ピント調整)は、撮影マスク10が対物レンズ9により形成される眼底像の位置にきて、眼底像が撮影用CCD16に結像されるように行われる。被検眼の視度により、対物レンズ9により形成される眼底像の位置が異なるので、結像レンズを光軸方向に移動させて眼底像が撮影用CCD16に結像されるように調節するが、本発明では、図2(A)、図3(A)に示した瞳共役の関係、並びに第2の結像レンズでの像側テレセントリックな光学系を維持するために、撮影マスク10、第1の結像レンズ11、撮影絞り12、第2の結像レンズ13、格子バリア15、撮影用CCD16、それに図1に示した観察光学系を構成するリターンミラー14、観察用CCD17を一体化して、手動あるいはモータドライブなどの移動手段20により、2重矢印線で示したように、光軸方向に一体的に移動させる。この移動手段20により移動される部分が、図1〜図3で一点鎖線で囲まれて図示されており、また、図1〜図3で、眼底と共役な位置がRで、瞳と共役な位置がPで示されている。
また、撮影絞り12より後の構成が、図4、図5に詳細に示されている。図4に示したように、格子バリア15は、紙面に垂直に延びる各スリット15aの幅Hが、撮影用CCD16の画素幅Hとほぼ同じ値となり、格子バリア15のスリットのピッチPが、撮影用CCD16の画素ピッチの2倍となり、格子バリア15の各スリット15aの中心位置が、撮影用CCD16の隣接する2つの画素間の境界位置とほぼ一致するように、配置される。また、同図で、Dは撮影絞り12の2つの開口12aと12b間の距離、つまり瞳分割距離を、fは第2の結像レンズ13の焦点距離を示しており、上述したように、撮影絞り12は、第2の結像レンズ13の物体側焦点面に、また格子バリア15は、その像側焦点面に配置される。
このような構成において、光源1を点灯して、被検眼Eの眼底Erを赤外光で照明し、眼底からの反射光を観察用CCD17に導いてその画像を観察することにより、アライメントを行い、また移動手段20により図1〜図3で一点鎖線で囲んだ部分10〜17を、光軸に沿って移動させてピント合わせを行う。
アライメントは、図2(A)、図3(A)に示したように、対物レンズ9の物体側焦点面が前眼部(瞳)位置と一致するように、あるいはその近傍にくるように行われる。また、ピント合わせは、移動手段20により、撮影マスク10、第1の結像レンズ11、撮影絞り12、第2の結像レンズ13、格子バリア15、撮影用CCD16、それにリターンミラー14、観察用CCD17を一体的に移動させて、図2(B)、図3(B)に示したように、対物レンズ9で結像される眼底像の位置に、撮影マスク10がくるように行う。このとき、撮影マスク10は、観察用CCD17と撮影用CCD16とは共役な関係にあるので、鮮明な眼底像が観察用CCD17に結像され、ピントが合っていることを確認できる。またリターンミラー14が光路から離脱した場合には、鮮明な眼底像が撮影用CCD16に撮影される。
このように、アライメントとピント合わせが終了すると、リターンミラー14が光路から離脱され、ストロボ4が発光される。ストロボ光で照明された眼底からの光束は、対物レンズ9、穴あき全反射ミラー8の穴、撮影マスク10、第1の結像レンズ11を通過して、撮影絞り12に入射し、その開口12aと12bにより右眼用の光束と、左眼用の光束に分離される。
図5(A)に示したように、開口12aを通過する実線で示した右眼用の光束(瞳像)は、第2の結像レンズ13を通過した後、略平行光束(テレセントリックな光束)となり、格子バリア15のスリット15aに入射してから、図6(A)に示した撮影用CCD16の右眼用の画素列(点で塗りつぶした部分)R1〜R5に入射する。また、開口12bを通過する点線で示した左眼用の光束(瞳像)は、第2の結像レンズ13を通過した後、同様に略平行光束でテレセントリックな光束となり、格子バリア15のスリット15aに入射してから、撮影用CCD16の左眼用の画素列(白色の部分)L1〜L5に入射する。
また、図5(B)に示したように、開口12aを通過する右眼用の眼底像が、撮影用CCD16の画素列R1〜R5に結像され、開口12bを通過する左眼用の眼底像が、画素列L1〜L5に結像される。この撮影用CCD16の画素列R1〜R5;L1〜L5の配置が概略図6(A)に図示されている。
このように、本発明では、フォーカス調整は、撮影マスク10、第1と第2の結像レンズ11、13、撮影絞り12、格子バリア15、撮影用CCD16(それにリターンミラー14と観察用CCD17)を一体で移動させて行われるので、例えば、被検眼の視度の固体差に合わせてフォーカス調整を行っても、前眼部と共役な位置P(撮影絞り12の位置)は、常に第2の結像レンズ13の物体側焦点面にあって、テレセントリックな光学系が維持されるので、実際には平面でも、画面の周辺では、凹状あるいは凸状に立体視されてしまうという現象がなくなり、また、図4に示したようなサイズの格子バリア15を撮影用CCD16の前面に近接して配置することにより、撮影絞り12の一方の開口12aを通過した眼底像は、それぞれ1列おきに右眼用の画素列R1〜R5に入射し、左眼用の画素列L1〜L5には入射することなく、また、他方の開口12bを通過した眼底像は、左眼用の画素列L1〜L5に入射して、右眼用の画素列R1〜R5には入射することはないので、CCDの撮像面上で左右の眼底像がクロストークすることがなく、良好な立体視用の眼底像を得ることができる。
なお、上述した格子バリアは、格子型遮光板からなる光学素子であるが、それに代えて、レンチキュラー型光学素子を用いることもでき、その例が図7(A)と図7(B)に図示されている。図7(A)は、レンチキュラープリズム30を用いたもので、プリズムピッチ(プリズムの谷間の距離)Pが画素幅Hの2倍となっており、各プリズム30aの頂点が撮影用CCD16の隣接する2つの画素間の境界と一致するように、また、各プリズム30aの頂点が第2の結像レンズ13の像側焦点面に位置するように配置される。また、図7(B)は、レンチキュラーレンズ31を用いたもので、レンズピッチ(レンズの谷間の距離)Pが画素幅Hの2倍となっており、各レンズ31aの頂点が撮影用CCD16の隣接する2つの画素間の境界と一致するように、また、各レンズ31aの頂点が第2の結像レンズ13の像側焦点面に位置するように配置される。いずれの構成でも、撮影絞り12の一方の開口12aを通過した眼底像は、プリズム面あるいはレンズ面により偏向されて、一列おきに右眼用の画素列(斜線部分)に結像され、他方の開口12bを通過した眼底像は、一列おきに左眼用の画素列(白色部分)に結像され、格子バリアを用いたときの同じ効果が得られる。
なお、撮像手段として単板のカラーCCDを用いる場合は、各画素は、通常3色フィルターにより図6(B)に示したような色感度を有する。このような色特性で、上述したように一列おきの画素列でそれぞれ右眼用と左眼用の画像を取得すると、例えば、左眼用の画像は、RとG、右眼用の画像は、GとBとなり、左右で異なった色合いの画像となってしまう。そこで、図6(B)に示したように、格子バリア(あるいはレンチキュラーレンズないしレンチキュラープリズム)により、撮影絞りの一方の開口12aからの眼底像をカラーCCD16’の隣接する2つの画素列(点で塗りつぶした部分)に2列おきに導き、他方の開口12bからの眼底像をその間の2列の画素列(白の部分)に導くようにする。このために、格子スリットを用いる場合には、スリット幅を2倍(2H)とし、スリットピッチも2倍(4H)とする。またレンチキュラープリズムあるいはレンチキュラーレンズを用いる場合は、プリズムピッチないしプリズムピッチを2倍(4H)とする。このようにすることにより、左右で同じ色合いの画像を取得することができる。なお、図6(B)でRの感度を有する画素は、赤外域の光も受光するものとする。
以上の実施例で、撮影用CCD16で撮像された画像は、例えば、市販のレンチキュラー方式のモニタ、パララックスバリア方式のモニタなどの表示手段で立体表示でき、また偏光メガネを使用して立体視することができる。
また、上述した実施例で、撮影絞り12と、撮影用CCD16の前に配置される格子バリア15、レンチキュラープリズム30ないしレンチキュラーレンズ31を光路に着脱可能に設けることもできる。その場合には、これらの素子を光路から離脱させることにより、単眼撮影を行うことができる。この場合には、撮影絞り12を、1孔の撮影絞りに代え、また照明光学系に配置されるスリット6を単眼用の照明スリットに置き換えるようにする。
本発明の眼科撮影装置の光学系を示した光学配置図である。 (A)は瞳像の光線経路を示す説明図、(B)は眼底像の光線経路を示す説明図である。 (A)は瞳像を基準とした主光線の経路を示す説明図、(B)は眼底像を基準とした主光線の経路を示す説明図である。 撮影絞りの開口を通過する光線の経路を詳細に示した説明図である。 (A)は撮影絞りの開口を通過する瞳像の光線経路を示した説明図、(B)は撮影絞りの開口を通過する眼底像の光線経路を示した説明図である。 (A)は撮影用CCDの画素列の配置を示す説明図、(B)はカラーCCDの画素列の配置を示す説明図である。 撮影用CCDの前にレンチキュラー型光学素子を配置したときの光線経路を示す説明図である。
符号の説明
9 対物レンズ
10 撮影マスク
11 第1の結像レンズ
12 撮影絞り
13 第2の結像レンズ
15 格子バリア
16 撮影用CCD
17 観察用CCD
20 移動手段
30 レンチキュラープリズム
31 レンチキュラーレンズ

Claims (8)

  1. 被検眼眼底を電子撮像手段で撮影する眼科撮影装置であって、
    被検眼眼底部からの反射光を結像させる対物レンズと、
    前記対物レンズの後方に配置された第1の結像レンズと、
    前記第1の結像レンズの像側焦点面に配置された撮影絞りと、
    物体側焦点面が前記撮影絞りの位置と一致するように配置された第2の結像レンズと、
    前記第2の結像レンズの像側焦点面に配置され、眼底像を眼底面と共役な位置に配置された電子撮像手段に導く光学素子と、
    前記第1の結像レンズ、撮影絞り、第2の結像レンズ、光学素子並びに電子撮像手段を光軸に沿って一体で移動させる移動手段とを備え、
    前記対物レンズの物体側焦点面を被検眼前眼部と一致させるとともに、前記第1の結像レンズ、撮影絞り、第2の結像レンズ、光学素子並びに電子撮像手段を光軸に沿って一体で移動させてフォーカス調整を行うことを特徴とする眼科撮影装置。
  2. 前記撮影絞りは2つの開口を備えた絞りであり、前記光学素子は、撮影絞りの一方の開口からの眼底像を電子撮像手段の画素列に1列おきに導き、他方の開口からの眼底像を前記1列おきの画素列間の画素列に導くことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 前記撮影絞りは2つの開口を備えた絞りであり、前記光学素子は、撮影絞りの一方の開口からの眼底像を電子撮像手段の隣接する2つの画素列に2列おきに導き、他方の開口からの眼底像を前記2つの画素列間の2列の画素列に導くことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。
  4. 眼底上の撮影範囲を決める撮影マスクが前記第1の結像レンズ前方の眼底共役位置に配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の眼科撮影装置。
  5. 前記撮影マスクが移動手段により連動して移動されることを特徴とする請求項4に記載の眼科撮影装置。
  6. 前記撮影絞りと前記光学素子が光路に挿脱可能に設けられることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の眼科撮影装置。
  7. 前記光学素子がスリット状の開口を複数備えた格子型遮光板であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の眼科撮影装置。
  8. 前記光学素子がレンチキュラー型光学素子であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の眼科撮影装置。
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