JP2006309697A - コンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、及びこれらのプログラムのうち表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラム - Google Patents

コンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、及びこれらのプログラムのうち表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラム Download PDF

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慶一 内藤
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Abstract

【課題】顧客からのシステム導入時の多様な業務機能の要求と、システム導入後のビジネスの変化に柔軟に対応する業務機能の追加・変更・修正や組み換えの要求に柔軟に対応するために、業務機能の追加・変更・修正や組み換えを容易に、安価にできるコンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、ソフトウェアの開発方法を提供する。
【解決手段】端末においては、オペレーティングシステム、表計算手段が常駐しており、その上に共通管理機能構成手段としてのBase_Module及び業務機能別管理機能構成手段としてのApplication_Moduleが稼動している。ここで、Application_Moduleは着脱自在であり、必要に応じて組み込まれて実行される。
【選択図】図4

Description

本発明は中小規模中小企業、大企業内の部門組織の業務に適するコンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、及びコンピュータシステム用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及びシステム開発方法に関する。また、これらのプログラムのうち、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムに関する。
これまでのコンピュータによる業務システムの導入手法は、顧客の要求する業務機能に合わせて、都度特注ソフトを新規開発するか、または、あらかじめ開発された業務パッケージソフトを、顧客の要求する業務機能とのずれをパラメータ選択、またはカスタマイズ開発することで対応するのが一般的であった。
これらのソフトはシステム導入時に業務機能の仕様を固定してしまうため、導入後の業務機能の追加・変更・修正に高額な費用がかかるという弱点もあった。
しかし、中小規模中小企業では投資力が小さいため、上記のようなこれまでの開発手法ではコストが高すぎてシステム導入ができず、情報化がなかなか進まない状況が続いていた。
さらに中小企業の固有の事情としては、次のような理由から上記のような開発手法で開発された固定的な業務システムが利用しにくい状況があった。
1. 一般的に中小規模中小企業は業務手順の標準化が進んでおらず、システム導入時の業務機能の要件定義が難しい。このためシステム導入時には時間をかけずに使い始め、使いながら改善してゆくことが望ましい。
2. 中小規模中小企業は小回りが利くことが生き残りのポイントになるので、業務システムを固定化せず、システム導入後も経済環境変化に合わせて柔軟に業務機能を追加・変更・修正できることが望ましい。
3. これらの業務機能の追加・変更・修正を、コストをかけずにやりたい。
都度特注ソフトを新規開発する従来の方法では、新規導入時の開発コスト、及びシステム導入後のソフトの業務機能追加・変更・修正が高額になるため、中小規模中小企業の上記のようなニーズには対応できない。
業務パッケージソフトは一度開発したソフトの再利用によるコスト低減を狙いとしているが、現実の企業や組織のニーズは多様であり、前記ニーズの多様性を吸収するためにパラメータ選択方式を採用して開発されている。パラメータ選択方式業務パッケージソフトは、あらかじめ複数の業務機能を開発して業務パッケージソフトの中に組み込んでおき、顧客の要求する業務機能に適合するパラメータをシステム導入時に選択する方式である。
特開平10−240507号公報
しかし、パラメータ選択方式業務パッケージソフトには次のような弱点がある。
1. 多様な仕様ニーズに対応するために組み込んだパラメータが多くなりすぎたため、業務機能の要件定義(パラメータ選択)に時間がかかり、システム導入コストが高額になる。
2. 多数の業務機能をパラメータにして組み込んだためソフト自体の価格が高くなり、当初の目的の再利用によるコスト低減のメリットが活かされなくなっている。顧客にとっては自社が利用しない無駄なソフトを高いコストで知らぬ間に売りつけられる結果となっている。
3. 現実の企業活動は多様であるため、パラメータで対応できない業務機能が残り、顧客ごとにカスタマイズによる新規開発部分が生じることが避けられないケースが多い。これがさらにシステム導入コストを引き上げている。
4. 業務パッケージソフトは過去に生じた業務機能を組み込んだだけであり、将来における業務機能を保障してくれない。経済環境変化に応じてビジネスは変化するので、変化した新しいビジネスに適応するようにソフトの仕様変更をしようとすると高額の仕様変更料を要求され、中小規模企業はソフトの仕様変更をあきらめてその業務パッケージソフトの利用をやめてしまうケースも多数発生していた。
このような状況となる理由は、パラメータ選択型業務パッケージソフトが業務ソフトとして要求される多数の業務機能を密結合で接続してアプリケーションを実現しているために、業務機能の追加・変更・修正や組み換えを自由にできない構造となっているからである。
パラメータ選択型業務パッケージソフトはこのような課題を抱えているため、本来狙いとしたソフトの再利用によるコスト低減を実現できていない。この結果中規模以上の企業には利用されてきたが、中小規模中小企業ではコストが企業の投資力にバランスせず、これらの企業では標準のオフィスソフトなどの利用で我慢せざるを得ない状況が続いてきた。
そこで、本発明は、顧客からのシステム導入時の多様な業務機能の要求と、システム導入後のビジネスの変化に柔軟に対応する業務機能の追加・変更・修正や組み換えの要求に柔軟に対応するために、業務機能の追加・変更・修正や組み換えを容易に、安価にできるコンピュータシステム、コンピュータシステム用プログラム、ソフトウェアの開発方法を提供する。また、さらに、このようなプログラムであって、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムをコンピュータに生成させるプログラムを提供する。
本発明は、具体的には、以下のようなものを提供する。
(1) 少なくとも1つの表計算手段を備えた複数の業務機能から構成される業務プロセスのコンピュータシステムにおいて、
個々の前記業務機能毎に必要な画面機能を構成する業務機能別画面機能構成手段と、前記画面機能において使用するデータを記憶するデータ記憶手段と、前記画面機能および前記データ記憶手段の間でデータを交換してデータ処理するデータ処理手段と、を前記表計算手段により構成した業務機能別管理機能構成手段と、
複数の前記業務機能別管理機能構成手段において共通に利用するデータを記憶する記憶手段と、複数の前記業務機能別管理機能構成手段の遷移を管理する画面遷移管理手段より構成した共通管理機能構成手段と、により構成され、
前記画面遷移管理手段を介して前記業務機能別画面機能構成手段を着脱自在にしたことを特徴とするコンピュータシステム。
(1)に記載の発明によるコンピュータシステムを用いることにより、次のような効果が期待できる。
個別業務機能ごとに画面機能とデータ記憶機能とデータ処理機能を、業務機能別管理機能構成手段をセットにして構成し、前記機能構成手段間の遷移を共通管理機能構成に設けた画面遷移管理手段を介して粗結合する構造にしたことにより、業務プロセスを構成する業務機能を選択して自由に組み合わせることができるようになる。
これによりプログラミングせず業務プロセスの変更、修正が容易になり、さらにカスタマイズした新規の業務機能の組み込みも簡単に行えるようになる。
個別の業務機能別仕様は表計算ソフト上に独立した構造となって実現しているため、画面を見ながら簡単な仕様変更や修正はユーザーレベルでプログラミングすることなく容易におこなえる。このような構成としたことにより業務機能別管理機能構成手段のレベルの高い再利用が実現する。
近年表計算上にプログラム機能を搭載したボタン貼り付けて表計算ソフトの機能追加や連続操作をプログラムレスで可能とする方法が紹介され好評をえている(特許文献1参照)。
この方法を利用することにより、ユーザによる簡単なプログラム変更が可能となり、フレキシブルな小規模の業務機能変更が可能となる。この方法は開発の自由度が高いため大規模な開発にそのまま利用すると、開発ソフトの独自構造が強くなりソフトの再利用が困難になるため、大規模なシステム構築は本発明が提供する方法で行い、組み合わせて利用すると効果的である。
(2) (1)に記載の業務プロセスのコンピュータシステムにおいて、
複数の前記業務機能別管理機能構成手段に使用するデータ、ならびに前記業務機能別管理機能構成手段において共通に使用するデータと、データベース管理手段が管理しているデータと、を、互いに変換するデータ変換手段を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
(2)に記載の発明によるコンピュータシステムを用いることにより、次のような効果が期待できる。
業務プロセスごとに標準データベースを設け、業務機能別管理機能構成手段で利用するデータを、データ変換手段を介して読み書きする構造とし、データ変換手段をマトリックス形式のような簡単に修正可能な定義表を設けることにより、業務機能サイドの修正・変更を、標準データベースを利用してもプログラムせずに簡単に対応可能となる。
さらに標準データベースへの属性追加も容易に行えるので安価なカスタマイズが実現する。テンプレート型パッケージソフトも標準データベースを利用しているが、前記のようなデータ変換手段を備えていないことにより自由なカスタマイズが困難になっている。
(3) (1)に記載の機能構成手段を備えたコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、通信ネットワークで結ばれたクライアントとアプリケーションサーバで構成されたコンピュータシステムにおいて、
前記アプリケーションサーバは、(1)に記載の業務機能別管理機能構成手段と共通管理機能構成手段とを備え、前記クライアントは表計算手段を備える構成からなり、
前記コンピュータシステムは、システム起動時に前記共通管理機能構成手段を、前記通信ネットワークを介して前記アプリケーションサーバより前記クライアントに転送する機能を備え、
システム動作中は(1)に記載の画面遷移管理手段を介して、必要な前記業務機能別管理機能構成手段の転送要求信号を前記クライアントより前記アプリケーションサーバに送信する手段と、
この転送要求により要求された前記業務機能別管理機能構成手段を要求したクライアントへ転送する手段をアプリケーションサーバに備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
(4) (3)に記載の構成を備えたコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、通信ネットワークで結ばれた複数のクライアントとデータベースサーバで構成され、
前記複数のクライアントはクライアントごとに表計算手段を備え、前記データベースサーバはデータベース管理手段を備える構成からなり、
前記クライアントは業務機能別管理機能構成手段が必要とするデータ、ならびに複数の前記業務機能別管理機能構成手段が共通に利用するデータを前記データベースサーバへ転送要求する信号の送信機能手段を備え、
前記データベースサーバは前記クライアントが転送要求するデータと前記データベース管理手段が管理しているデータとを、互いに変換するデータ変換手段を備え、
前記クライアントからの転送要求するデータを前記データベースサーバから読出して前記データ変換手段を介して変換し、変換されたデータを前記クライアントへ送信する機能を備え、
さらに前記クライアントは前記業務機能別管理機能構成手段上で生成されたデータを前記データベースサーバへ送信する機能を備え、
前記データベースサーバは前記クライアントから送信された前記データを受信し、前記データ変換手段で変換して前記データベースサーバへ書き込む機能手段を備え、
さらに前記データベース管理手段は前記複数のクライアントのアクセスを制御する排他制御手段を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
(5) (3)に記載のコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、通信ネットワークで結ばれた複数のクライアントとデータベースサーバで構成され、
前記複数のクライアントはクライアントごとに表計算手段を備え、前記データベースサーバはデータベース管理手段を備える構成からなり、
前記クライアントは業務機能別管理機能構成手段が必要とするデータ、ならびに複数の前記業務機能別管理機能構成手段が共通に利用するデータを前記データベースサーバへ転送要求する信号の送信機能手段と、前記業務機能別管理機能構成手段が必要とするデータと前記データベース管理手段が管理しているデータとを、互いに変換するデータ変換手段と、を備え、
前記データベースサーバは、前記クライアントからの転送要求するデータを読出して前記クライアントへ送信する機能を備え、
さらに前記クライアントは前記業務機能別管理機能構成手段上で生成されたデータを前記データ変換手段で変換し、前記データベースサーバへ送信する機能を備え、
前記データベースサーバは前記クライアントから送信された前記データを受信し、前記データベースサーバへ書き込む機能手段を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
(3)から(5)のいずれかに記載の発明によるコンピュータシステムを用いることにより、次のような効果が期待できる。(1)および(2)に記載の効果をアプリケーション分散環境で実現が可能となり、クライアントに表計算手段として表計算ソフトを利用することにより、アプリケーションはクライアント上で動作するため、柔軟で高度の機能を高速で動作するリッチクライアントシステムを容易に実現できる。また通信プロトコルにHTTPを利用すれば、モバイル環境、WEB環境で同様の効果を得られるコンピュータシステムを実現することができる。
(6) 表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムをコンピュータに生成させるプログラムであって、
少なくとも生成をする画面を指定する画面IDデータと、標準DBに含まれるDB項目で構成するDB項目のDB項目データと、を関連付ける標準DBシステムテーブル(標準DBシステム台帳)を記憶する記憶部を備えたコンピュータに、
画面IDデータの選択の受け付けをさせる受付ステップと、
前記記憶部から、受け付けた前記画面IDデータに基づいて当該画面に関連するDB項目データを読み出させる読出しステップと、
受け付けた前記画面IDデータと読み出した前記DB項目データとに基づいて画面定義データ(画面INI_Sheet)を生成させて、前記画面IDデータに関連付けて前記記憶部に記憶させ、表示部に表示させる画面定義データ生成ステップと、
表示した前記画面定義データの編集の受け付けをさせる画面定義データ編集ステップと、
受け付けた前記編集後の画面定義データに基づいて、前記表計算プログラムが読み込み可能な表示画面データ(表示画面シート)と、前記標準DBシステムテーブルに基づいて生成されたシステム台帳DBへのアクセステーブル(システム台帳DBへのアクセステーブルシート)と、を生成させて、当該表示画面データを、アプリケーションプログラムの仮実行画面として、表示部に表示させるアプリケーションプログラム生成ステップと、を実行させるプログラム。
(6)の発明によれば、コンピュータは、あらかじめ記憶部に記憶された標準DBシステムテーブルから、当該アプリケーションプログラムで必要な画面の選択を受け付け、画面定義データ及び表示画面データを生成して当該アプリケーションプログラムの仮実行画面を表示することができる。このことにより、ユーザは、当該アプリケーションプログラムで必要な画面を選択することによって、一連の作業をコンピュータに行わせることができる。その結果、ユーザによるプログラミングの手間を省き、開発効率を高めることができる。
(7) (6)に記載のプログラムであって、
前記アプリケーションプログラム生成ステップにおいて、さらにDBアクセスプログラム(DBアクセスプログラムシート)を生成させるプログラム。
(7)の発明によれば、当該コンピュータはさらにDBアクセスプログラムを生成させることができる。このことにより、ユーザはシステム台帳DBへのアクセスプログラムを当該コンピュータに行わせることができる。その結果、開発効率を更に高めることができる。
(8) 前記コンピュータに、
前記記憶部に記憶された標準DBシステムテーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
編集後の前記標準DBシステムテーブルを記憶部に記憶させるステップと、を実行させる(6)または(7)に記載のプログラム。
(8)の発明によれば、コンピュータは、当該標準DBシステムテーブルの直接編集を受け付けることにより、標準DBシステムテーブルにない釦やDB項目の追加・編集を行うことができる。このことにより、ユーザは、当該追加・編集作業をコンピュータに行わせることができる。
(9) 前記コンピュータに、
表示した前記表示画面データの編集の受け付けをさせるステップと、
受け付けた前記編集後の表示画面データに基づいて、前記画面定義データ及び前記標準DBシステムテーブルを変更させて記憶部に記憶させるステップと、を更に実行させる(6)から(8)のいずれかに記載のプログラム。
(9)の発明によれば、コンピュータは、表示画面データの直接編集の受け付けを行い、さらにその編集結果を自動的に標準DBシステムテーブルに反映することができる。このことにより、ユーザは、表示画面の編集を適宜行い、その都度当該編集を画面定義データ及び標準DBシステムテーブルに反映させることができる。
(10) 前記コンピュータに、
釦・画面マトリクステーブルを表示させるステップと、
表示した前記釦・画面マトリクステーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
編集後の前記釦・画面マトリクステーブルに基づいて、画面登録テーブル及び釦テーブルを生成させるステップと、
生成した前記表示画面において使用する釦の選択を受け付けて記憶部に記憶させるステップと、
当該釦の押下を受け付けた場合の遷移先画面を表す画面IDデータと、を関連付ける画面遷移テーブル(画面遷移釦登録シート)を生成させて、前記画面IDデータに関連付けて前記記憶部に記憶させ、表示部に表示させるステップと、
表示した前記画面遷移テーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
受け付けた前記編集後の画面遷移テーブルを記憶部に記憶させるステップと、を実行させる(6)から(9)のいずれかに記載のプログラム。
(10)の発明によれば、コンピュータは、あらかじめ記憶部に記憶された釦・画面マトリクステーブルを表示させて直接編集の受け付けを行い、その編集結果に基づいて、画面登録テーブル及び釦テーブルを生成し、さらに当該釦の押下を受け付けた場合の遷移先画面を表す画面IDデータと遷移先の業務機能別管理機能構成手段の記憶場所を画面遷移テーブルとして記憶することができる。このことにより、ユーザは、釦の押下を受け付けた場合の画面遷移コントロール部分を自動的に生成させることができる。
(11) 前記コンピュータに、
前記画面IDデータの追加登録の受け付けをさせるステップと、
追加登録を受け付けた前記画面IDデータを前記標準DB基本システムテーブル(標準DB基本台帳)に追加させて、当該標準DB基本システムテーブルを表示部に表示させるステップと、
表示した前記標準DB基本システムテーブルの編集の受け付けをさせるステップと、を実行させる(6)から(10)のいずれかに記載のプログラム。
(11)の発明によれば、コンピュータは、あらかじめ記憶部に記憶された標準DB基本システムテーブルに、新たな画面の追加の受け付けをすることができる。このことにより、標準DB基本システムテーブルのライブラリ管理者は、必要に応じて当該標準DB基本システムテーブルに新たな画面を追加登録することができる。
(12) 表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムをコンピュータに生成させるプログラムであって、
少なくとも生成をする画面を指定する画面IDデータと、標準DBに含まれるDB項目で構成するDB項目のDB項目データと、を関連付ける標準DB基本システムテーブル(標準DB基本台帳)を記憶する記憶部を備えたコンピュータに、
画面IDデータの選択の受け付けをさせる受付ステップと、
前記記憶部から、受け付けた前記画面IDデータに基づいて当該画面に関連するDB項目データを読み出させる読出しステップと、
前記画面IDデータと、読み出した前記DB項目データと、を関連付けて標準DBシステムテーブル(標準DBシステム台帳)として前記記憶部に記憶させる標準DBシステムテーブル記憶ステップと、
受け付けた前記画面IDデータと読み出した前記DB項目データとに基づいて画面定義データ(画面INI_Sheet)を生成させて、前記画面IDデータに関連付けて前記記憶部に記憶させ、表示部に表示させる画面定義データ生成ステップと、
表示した前記画面定義データの編集の受け付けをさせる画面定義データ編集ステップと、
受け付けた前記編集後の画面定義データに基づいて、前記表計算プログラムが読み込み可能な表示画面データ(表示画面シート)と、前記標準DBシステムテーブルに基づいて生成されたシステム台帳DBへのアクセステーブル(システム台帳DBへのアクセステーブルシート)と、を生成させて、当該表示画面データを、アプリケーションプログラムの仮実行画面として、表示部に表示させるアプリケーションプログラム生成ステップと、を実行させるプログラム。
(12)の発明によれば、コンピュータは、あらかじめ記憶部に記憶された標準DB基本システムテーブルから、当該アプリケーションプログラムで必要な画面の選択を受け付け、標準DBシステムテーブルを作成することができる。さらに、コンピュータは、当該標準DBシステムテーブルに基づいて、画面定義データ及び表示画面データを生成して当該アプリケーションプログラムの仮実行画面を表示することができる。このことにより、ユーザは、当該アプリケーションプログラムで必要な画面を選択することによって、一連の作業をコンピュータに行わせることができる。その結果、ユーザによるプログラミングの手間を省き、開発効率を高めることができるとともに、標準DB基本システムテーブルを別の管理者が管理することができる。その結果、管理者は、例えばユーザの要望に応じて同様の項目と画面の組合せを持つ複数の標準DBシステムテーブルが並存することを避けつつ、そのような要望を実現するテンプレートとして標準DB基本システムテーブルを管理、運用することができる。このことを通じて、全体として開発効率を更に高めることができる。
(13) (12)に記載のプログラムであって、
前記アプリケーションプログラム生成ステップにおいて、さらにDBアクセスプログラム(DBアクセスプログラムシート)を生成させるプログラム。
(13)の発明によれば、当該コンピュータはさらにDBアクセスプログラムを生成させることができる。このことにより、ユーザはシステム台帳DBへのアクセスプログラムを当該コンピュータに行わせることができる。その結果、開発効率を更に高めることができる。
(14) 前記コンピュータに、
前記記憶部に記憶された標準DB基本システムテーブルまたは標準DBシステムテーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
編集後の標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルを記憶部に記憶させるステップと、を実行させる(12)または(13)に記載のプログラム。
(14)の発明によれば、コンピュータは、当該標準DB基本システムテーブルまたは当該標準DBシステムテーブルの直接編集を受け付けることにより、標準DB基本システムテーブルや標準DBシステムテーブルにない釦やDB項目の追加・編集を行うことができる。このことにより、ユーザは、当該追加・編集作業をコンピュータに行わせることができる。
(15) 前記コンピュータに、
表示した前記表示画面データの編集の受け付けをさせるステップと、
受け付けた前記編集後の表示画面データに基づいて、前記画面定義データと、前記標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルと、を変更させて記憶部に記憶させるステップと、を更に実行させる(12)から(14)のいずれかに記載のプログラム。
(15)の発明によれば、コンピュータは、表示画面データの直接編集の受け付けを行い、さらにその編集結果を自動的に標準DB基本システムテーブルまたは標準DBシステムテーブルに反映することができる。このことにより、ユーザは、表示画面の編集を適宜行い、その都度当該編集を画面定義データと、標準DB基本システムテーブルまたは標準DBシステムテーブルと、に反映させることができる。
(16) 前記コンピュータに、
釦・画面マトリクステーブルを表示させるステップと、
表示した前記釦・画面マトリクステーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
編集後の前記釦・画面マトリクステーブルに基づいて、画面登録テーブル及び釦テーブルを生成させるステップと、
生成した前記表示画面において使用する釦の選択を受け付けて記憶部に記憶させるステップと、
当該釦の押下を受け付けた場合の遷移先画面を表す画面IDデータと、を関連付ける画面遷移テーブル(画面遷移釦登録シート)を生成させて、前記画面IDデータに関連付けて前記記憶部に記憶させ、表示部に表示させるステップと、
表示した前記画面遷移テーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
受け付けた前記編集後の画面遷移テーブルを記憶部に記憶させるステップと、を実行させる(12)から(15)のいずれかに記載のプログラム。
(16)の発明によれば、コンピュータは、あらかじめ記憶部に記憶された釦・画面マトリクステーブルを表示させて直接編集の受け付けを行い、その編集結果に基づいて、画面登録テーブル及び釦テーブルを生成し、さらに当該釦の押下を受け付けた場合の遷移先画面を表す画面IDデータと遷移先の業務機能別管理機能構成手段の記憶場所を画面遷移テーブルとして記憶することができる。このことにより、ユーザは、釦の押下を受け付けた場合の画面遷移コントロール部分を自動的に生成させることができる。
(17) 前記コンピュータに、
前記画面IDデータの追加登録の受け付けをさせるステップと、
追加登録を受け付けた前記画面IDデータを前記標準DB基本システムテーブル(標準DB基本台帳)または前記標準DBシステムテーブル(標準DBシステム台帳)に追加させて、当該標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルを表示部に表示させるステップと、
表示した前記標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルの編集の受け付けをさせるステップと、を実行させる(12)から(16)のいずれかに記載のプログラム。
(17)の発明によれば、コンピュータは、あらかじめ記憶部に記憶された標準DB基本システムテーブルまたは当該標準DB基本システムテーブルから選択されて記憶された前記標準DBシステムテーブルに、新たな画面の追加の受け付けをすることができる。このことにより、標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルのライブラリ管理者は、必要に応じて当該標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルに新たな画面を追加登録することができる。
(18) (6)から(17)のいずれかに記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
(18)の発明によれば、当該記憶媒体をコンピュータにセットして(6)から(17)のいずれかに記載のプログラムを当該コンピュータに読み込ませて当該プログラムを実行することにより、それぞれ(6)から(17)と同様の効果が期待できる。
本発明により、顧客の多様な要求に容易に対応でき、経済環境の変化に対応するためのビジネス変化に合わせた業務変更に応じて、システムを使いながら業務機能の追加・変更・修正が安価に実現できるコンピュータシステムを実現することができる。また、本発明によれば、このようなコンピュータシステムであって、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムをコンピュータに生成させることができる。
本発明に係る好適な実施形態の一例について、図面に基づいて以下に説明する。
[システムの全体構成]
図1は、本発明の好適な実施形態の一例に係るプログラムが実行されるコンピュータシステム1の全体構成を表すブロック図である。サーバ10と端末20a、20b等の1または複数の端末で構成する端末群20は通信ネットワーク30を介して接続されている。また、図1において、サーバ10は1台のみ描かれているが、本発明に係る技術的範囲はこれに限られるものではなく、必要に応じて複数のサーバで構成してもよい。
ここで、この実施例においては、上述の様な構成で説明するが、別の実施例として、サーバ、端末で各々実現される機能を一つのコンピュータにおいても実現してもよい。
[サーバの構成]
図2は、本発明の好適な実施形態の一例に係るプログラムが実行されるサーバ10の構成を示すブロック図である。サーバ制御部110、サーバ表示部120、サーバ入力部130、サーバ通信制御部140、サーバ記憶部150は、サーババス160を介して接続されている。
サーバ制御部110は、情報の演算、処理を行う情報演算処理装置であり、CPU(Central Processing Unit)であってよい。また、サーバ制御部110はサーバ10全体の制御を行い、サーバ記憶部150に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述のハードウエアが協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
ここで、サーバ表示部120は、ユーザにデータの入力を受け付ける画面を表示したり、サーバ10による演算処理結果の画面を表示したりするものであり、ブラウン管表示装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
ここで、サーバ入力部130は、ユーザによる入力の受付を行うものであり、キーボード、ポインティングデバイス等を含んでよい。サーバ入力部130は、直接または介在1/0コントローラを介してサーバ10と接続することができる。
ここで、サーバ通信制御部140は、サーバ10を専用ネットワークまたは公共ネットワークを介して端末と接続できるようにするためのネットワーク・アダプタである。サーバ通信制御部140は、モデム、ケーブル・モデムおよびイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
ここで、サーバ記憶部150は、サーバ制御部110と組み合わせてプログラムの実行に使用するローカルメモリ、大容量のバルクメモリ、および当該バルクメモリの検索を効率的に行うために使用するキャッシュメモリを含んでよい。サーバ記憶部150を実現するコンピュータ可読媒体としては、電気的、磁気的、光学的、電磁的に実現するものを含んでよい。より具体的には、半導体記憶装置、磁気テープ、フレキシブルディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、リードオンリー・メモリ(ROM)、CD−ROMとCD−R/WとDVDとを含む光ディスクが含まれる。
[端末の構成]
図3は、本発明に係る端末20a、20bの構成を示すブロック図である。端末制御部210、端末表示部220、端末入力部230、端末通信制御部240、端末記憶部250は、端末バス260を介して接続されている。
また、端末制御部210は上述のサーバ制御部110と同様の構成を持ち、端末全体の制御を行い、端末記憶部250に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述のハードウエアが協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
ここで、端末表示部220、端末入力部230、端末通信制御部240、端末記憶部250は、それぞれ上述のサーバ表示部120、サーバ入力部130、サーバ通信制御部140、サーバ記憶部150と同様の構成を持つ。
図4は、本発明の好適な実施例の一例に係る複数の業務機能から構成される業務プロセスのコンピュータシステムのソフトウェア構成を示すブロック図である。端末20a、20bにおいては、オペレーティングシステム(例えば、Windows(登録商標)OS)、表計算手段(例えば、MICROSOFT EXCEL(登録商標))が常駐しており、その上に共通管理機能構成手段としてのBase Module及び業務機能別管理機能構成手段としてのApplication Moduleが稼動している。前述のように、本発明においてはApplication Moduleは着脱自在であり、必要に応じて組み込まれて実行される。
ここで着脱自在とは、当該Application Modaleは、それ自体でひとつのまとまった機能を有しており、他のApplication Modale、Base Modaleとは独立して組込/取り外しが可能であることを意味する。
端末20a、20bにおいては、当該共通管理機能構成手段としてのBase Moduleを構成する記憶手段によって、業務機能別管理機能構成手段としてのApplication Moduleに共通に利用するデータを記憶している。このように、当該コンピュータシステムが稼動する際に、通信ネットワーク30を介して接続されたサーバ10の標準データベースからODBC接続で必要なデータを取得し、一旦取得した当該データは、排他処理を行ったうえで一連の作業が終了するまで当該記憶手段によって保持される。そして、作業終了後、通信ネットワーク30を介して再びODBC接続でサーバ10にある標準データベースを更新する。
本発明に係るコンピュータシステムは上述のようなファイル管理機能を備えており、サーバ10の標準データベースの整合性を保ちつつ、端末20a、20bの表計算手段上のアプリケーションにおいてローカル環境でデータ処理を行うという特徴を持つ。このことにより、当該コンピュータシステムは、アプリケーションのレスポンスをはじめとする処理効率を向上し、システム作成の手間をできるだけ省きつつ、本格的なデータベースシステムとの間のデータの整合性を保つことができる。
図5は、図4と同様のコンピュータシステムを、表計算プログラム(例えば、MICROSOFT EXCEL(登録商標))と連携して動くソフトウェア(例えば、STILL)を用いて実現した例を示すブロック図である。STILLの持つSTILL釦機能を活用すれば、汎用的な釦関連機能があらかじめ定義されているので、上述のコンピュータシステムを更に効率的に作成、保守を行うことができる。
図6は、図5のコンピュータシステムの構成の詳細を示すブロック図である。Base Module内に、画面機能(画面制御機能)として、釦登録テーブル、画面登録テーブル、Db_Sheet切換テーブルを管理し、データ処理手段(DB変換制御機能)として、DB変換マトリックス、排他制御マトリックス、絞込みIDテーブルを管理している。Application Module内にあるDB_SHEETのデータは、当該DB変換制御機能を使って、ODBC接続を行い、標準データベースとやり取りされる。
図7は、図6と同様のコンピュータシステムの別の実施形態の一例を示すブロック図である。この例では、より端末20a、20b側の機能を落として通信ネットワーク30を介して接続されたサーバ10側に機能を移行して実現したものである。端末20a、20b側には画面要求機能、DB_SHEETを残し、ファイル転送接続、RPC接続、ODBC接続等の手段を用いてアプリケーションサーバ、データベースサーバから必要なデータを受信し、一連の作業の結果を返す。
このようにすることにより、図6のコンピュータシステムに比べてより端末20a、20b側のシステム負荷を減少させ得る。サーバ環境、端末環境、通信環境等の各種システム環境に応じて適宜これらの実施形態を使い分けすることが可能である。
図8は、上述のコンピュータシステムの別の実施形態の一例を示すブロック図である。この例では、通信ネットワークを介して接続された端末20a、20bは、ファイルサーバ、DBサーバとの間でそれぞれ通信を行い、必要なApplication Moduleを適宜受信して実行すると共にODBC接続でDBとのデータのやり取りを実施する。ただし、本発明の技術的範囲はこれに限られたものではなく、通信ネットワークを介してデータの授受が可能な方法であればODBC接続以外の方法で実現してもよい。
図9は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、複数の端末20a、20bのサーバ10の標準データベースに対する排他制御について説明するためのブロック図である。図示したように、端末としてのCL1、CL2、・・・CL5は、共通の「画面1Db_File」にアクセスしているが、Db_File管理システムで、あるCLがロックを掛けてから解除するまで排他制御を行い、他のCLはデータを書き込むことができなくなっているため、データの不整合が起きることはない。
図10は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、複数の端末20a、20bのサーバ10の標準データベースに対する排他制御について説明するための別のブロック図である。図9と原理は同じであるが、図9においてサーバとしてまとまっていた機能を、アプリケーションサーバとDBサーバに分割したものである。
図11は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、複数の端末20a、20bのサーバ10の標準データベースに対する排他制御について説明するための別のブロック図である。図9、図10と原理は同じであるが、この例では新たにWebサーバを導入し、モバイルクライアントはインターネット環境でhttpプロトコルを介してWebサーバにアクセスし、ファイル、DBそれぞれのAPIを介してアプリケーションサーバとファイルのやり取りを行い、DBサーバとデータのやり取りを行う。
このように、本発明は、様々なサーバ構成において実現可能であり、その技術的範囲は、上述の構成に限られるものではない。システム環境により、最適な構成を使い分けることが可能である。
図12は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける画面遷移のプロセスを説明するためのブロック図である。
まず、端末制御部210は、Application Moduleの画面1において、画面2への遷移釦の押下を受け付ける。
次に、端末制御部210は、Base Moduleにより釦登録テーブルから遷移画面IDを探す。釦登録テーブルには、あらかじめ遷移先の画面IDが登録されているため、端末制御部210は、当該釦登録テーブルを参照することによって遷移すべき画面の画面IDを得ることができる。
次に、端末制御部210は、遷移先画面IDからDB変換マトリックスより画面2Db_Fileに対応する標準RDBの属性を取り出す。
次に、端末制御部210は、取り出した当該画面2Db_Fileに基づいて標準データベースから画面2Db_Fileデータを画面2へロードする。
次に、制御部210は、画面登録テーブルから保存ディレクトリを探し、ファイル管理システムから画面2の画面ファイルを検索する。
次に、制御部210は、ファイル管理システムから画面2の画面モジュールをロードする。このようにして、画面遷移釦が押下された場合、制御部210は、遷移先の画面IDをキーとして、標準データベースから適当なDb_Fileデータをロードすると共に、ファイル管理システムから適当な画面モジュールをロードすることによって、画面遷移を実行することができる。
図13は、図12の例における画面モジュールのロードまでの流れを詳しく説明するためのブロック図である。
まず、端末制御部210は、画面1において、画面2への遷移釦の押下を受け付けると、ベースモジュールの釦登録テーブルを参照する。ここで、当該釦登録テーブルには、釦IDと遷移先の画面IDとが関連付けられて記憶されているので、端末制御部210は、遷移先の画面IDが「2」であることを知る。
次に、端末制御部210は、画面登録テーブルを参照する。当該画面登録テーブルには、画面IDと画面ファイルの保存ディレクトリが関連付けられて記憶されているので、端末制御部210は、ロードすべき画面ID2の画面モジュールの保存ディレクトリが「¥s_002」であることを知る。
このようにして、端末制御部210は、「¥s_002」に保存されている画面2の画面モジュールをロードすることができる。
図14は、図12及び図13の画面遷移例を、端末、画面ファイルサーバ及びDBサーバで構成するコンピュータシステムで実施した場合のプロセスを説明するためのブロック図である。
まず、端末制御部210は、通信ネットワーク30を介して、サーバ10の画面ファイルサーバから、Base Moduleを読み込む。ここで、当該Base Moduleには前述の釦登録テーブル及び画面登録テーブルを含んでいる。
次に、端末制御部210は、画面2への遷移釦の押下を受け付けると、前述の図12及び図13の例と同様にして釦登録テーブルを参照し、次に画面登録テーブルを参照する。
次に、端末制御部210は、当該画面ファイルサーバから、画面2のApplication Moduleを読み込むと共に、当該DBサーバから画面2のDb_Fileを読み込む。読み込む際のプロトコルとしては、RPC、ファイル転送などが想定されるが、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
次に、端末制御部210は、画面2のApplication Moduleを実行モジュールとして実行する。このように、端末制御部210は、適宜必要なモジュールを読み込んで実行することにより、図12及び図13の例と同様にして釦遷移を実現している。
図15は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムの排他制御の例を説明するためのブロック図である。図15の上の例においては、クライアント1、2、3がそれぞれDB_File1、DB_File2、DB_File3を持つのに対して、サーバが持つ単一のDB_Fileを共有している。このため、排他制御はクライアントとサーバの間で行うことになる。
次に、図15の下の例においては、サーバにおいてもDB_File1、DB_File2、DB_File3を独立して持つので、排他制御は当該サーバと標準データベースシステムとの間で排他制御を行うことになる。本発明の技術的範囲はこれらの例に限られることはない。
図16は、図15で説明した排他制御のより詳細な説明を行うためのブロック図である。まず、サーバ制御部110は、通信ネットワーク30を介して端末20a、20bとしてのCL1、CL2、CL3からの絞込IDを受信する。
次に、サーバ制御部110は、当該絞込IDを絞込IDテーブルに書き込み、同じ画面番号で同じ番号がないことを確認して、排他制御マトリックスへ「W」を書き込む。それ以降、DB側に当該絞込ID単位で書き込みが行われることになる。絞込IDを受信しない場合には、サーバ制御部110は、テーブル単位での排他制御を行う。図16の例では、サーバ制御部110が、CL1、CL2、CL3の順でそれぞれ同一の画面番号「1」に関して絞込IDの受信を行った場合である。また、CL4、CL5からのアクセスにおいては、それぞれ画面番号「4」に関して絞込IDの受信を行わなかった場合である。
図17は、上述の排他制御を行う際の具体的なデータアクセスの例を説明するためのブロック図である。まず、端末制御部210は、アプリケーションの立ち上げ時において、サーバ10のアプリケーションサーバからDb_Sheet切替テーブルを読み込む。
次に、端末制御部210は、当該Db_Sheet切替テーブルを参照し、登録しているDb_Table名に対応するベースモジュールのシート名を抽出する。
次に、端末制御部210は、サーバ10のDBサーバからデータを読み込み、抽出した当該シート名のDb_Fileに読み込んだ当該データを書き込む。
次に、端末制御部210は、DB参照釦の押下を受け付ける。次に、端末制御部210は、Db_Sheet切替テーブルを参照し、登録してあるDb_Table名に対応するベースモジュールのシート名を抽出する。次に、端末制御部210は、Db_Sheet切替シートからデータを読み込む。
図18は、本発明の好適な実施形態の一例に係るデータの排他制御を説明するためのシーケンス図である。
まず、端末20a、20bとしてのクライアントの端末制御部210は、ユーザから当該クライアントの起動を受け付けると、サーバ10としてのアプリケーションサーバからBase画面ブックをダウンロードして読み込む。
次に、端末制御部210は、ユーザから画面1の指定を受け付けると、ダウンロードした当該Base画面ブックに基づいて、指定画面1ブックをアプリケーションサーバからダウンロードして読み込む。
次に、端末制御部210は、ユーザからデータの取り込みを受け付けると、ダウンロードした当該指定画面1ブックの内容に基づいて、サーバ10としてのDBサーバにデータ転送のリクエストを絞込IDと共に送信する。
次に、当該DBサーバのサーバ制御部110は、受信した当該データ送信のリクエストに基づいて、ODBC接続で標準DBからデータをダウンロードし、当該クライアントへダウンロードした当該データを転送する。
次に、端末制御部210は、ユーザからデータの書き込みを受け付けると、データベースサーバに対してデータの書き込み指示を絞込IDと共に送信する。
次に、サーバ制御部110は、受信した当該データの書き込み指示に基づいてODBC接続で標準データベースにデータをアップロードする。
このような処理を繰り返し行い、データの排他制御を実現している。
図19、図20は図18で説明したデータの排他制御のより詳細な説明を行うためのシーケンス図である。
[表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラム]
図21は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムの実施形態について説明する図である。
テンプレートシステムには2つのタイプがあり、(6)の発明に係るタイプ(タイプAと称する)は、テンプレート作成・登録とアプリ実装を同一管理体制で実施するケースである。タイプAにおいては、基本DB台帳が1つしかない。さらに、新規テンプレート登録、と実装カスタマイズを一つの基本DB台帳上で行う。
一方、(12)の発明に係るタイプ(タイプBと称する)は、テンプレート作成・登録とアプリ実装を異なる管理体制で実施するケースである。タイプBにおいては、基本DB台帳は2つ存在する。即ち、新規テンプレート登録の対象となる標準DB基本台帳と、実装カスタマイズの対象となる標準DBシステム台帳と、である。
タイプBにおいては、前者のDBと後者のDBをそれぞれ異なる管理者が管理することができる。具体的には、例えば、前者のDBは協会管理/後者のDBはパートナー管理とすることができる。
もちろん、後者のDBの管理者は、実装カスタマイズの一環として、当該DB管理者が必要とするテンプレートを標準DBシステム台帳に新規登録することもできる。
図22及び図23は、タイプAによるテンプレートシステム開発について説明する図である。
まず、標準DBシステム台帳に新規に開発する画面IDを登録して、その画面で使用するデータ項目にR・Wの指定をする。
次に、INI_Sheet自動作成プログラムによりINI_Sheetを地頭的に生成する。
次に、テンプレートブックの画面修正を行う。具体的には、例えば、項目追加・削除、位置の移動等を行う。
次に、リバース画面INIデータ書込みプログラムにより、上記の修正をINI_Sheetおよび標準DBシステム台帳に反映させる。
次に、画面INIデータの追加書込みを行う。具体的には、例えば、絞込み条件などの手入力を行う。
次に、画面ブックジェネレートプログラムにより、DBアクセスプログラムシートを生成する。
次に、画面遷移の変更を行う。具体的には、例えば、釦・画面マトリックステーブルを編集する。
次に、遷移ジェネレートプログラムにより、画面登録テーブルシートと釦登録テーブルシートを生成する。
このようにして、標準DBシステム台帳に基づいて新しい画面ブックを生成する。
図24及び図25は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、タイプAの新規のビジネステンプレートの作成手順を説明するための図である。
まず標準DB基本台帳に、新規に開発する画面IDを登録して、その画面で使用するデータ項目にR/Wの指定をする。
次に、INI_Sheet自動生成プログラムが、画面INI_Sheetを自動生成する。
次に、INI_Sheetに基づいて自動的に生成される表示画面シートを編集する。
次に、編集した当該表示画面シートに基づいて、リバース画面ジェネレートプログラムにより、INI_Sheetに当該編集を反映させる。
さらに、INI_Sheetの直接編集を行い、絞り込み条件などを手入力する。
さらに、画面ジェネレートプログラムにより、新しい画面ブックを生成する。
このような一連の作業によって生成した新しい画面ブックの元となる標準DBシステム台帳に、当該画面IDを指定して新たなビジネステンプレートを登録することができる。ユーザは、これらの標準DBシステム台帳に基づいて、開発を進めることができる。
図26は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムのタイプBのテンプレートシステムの全体設計手順を説明するための図である。
図27は、本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムのタイプBのビジネステンプレート開発ツールの構成を示す図である。標準DB基本システムテーブルとしての標準DB基本台帳には、表示画面データとしての表示画面シートと、画面定義データとしての画面INI_Sheetと、標準DBへのアクセステーブルとしてのDB_Fileシートと、DBアクセスプログラムとしてのDBアクセスプログラムシートと、画面機能プログラムと、から構成されるビジネステンプレートが複数登録されている。
流通業標準DB基本台帳、製造業標準DB基本台帳、といった形でそれぞれの業界毎に最適化されたビジネステンプレートを蓄積することによって、業界毎に特化した標準DB基本台帳を整備することができる。
このことにより、具体的なシステム開発要件毎に、上述の標準DB基本台帳から、必要に応じて当該ビジネステンプレートを選択して最終的なアプリケーションプログラムの雛形とすることができる。この実施例においては、このような雛形が、標準DBシステムテーブルとしての標準DBシステム台帳となる。
このように、ビジネステンプレートとしてのApplication_Moduleは、必要に応じて適宜選択され、後述するようにカスタマイズ・修正が加えられた上で、要求されたアプリケーションプログラムを構成することになる。
本発明に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムをコンピュータに生成させるプログラムは、上述したビジネステンプレートを構成する表示画面シートと、画面INI_Sheetと、DB_Fileシートと、を自動的に生成する(画面ジェネレートプログラム及びリバース画面ジェネレートプログラム)。さらに、標準DBシステム台帳に含まれる釦・画面マトリクステーブルに基づいて、釦登録テーブル及び画面登録テーブルを自動的に生成する(遷移ジェネレートプログラム)。こうして生成された釦登録テーブル及び画面登録テーブルは、Base Moduleとして端末20a、20bに常駐し、ビジネステンプレートを用いて開発された各画面間の遷移を管理する。
図28は、本発明の好適な実施例の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、タイプBのビジネステンプレートの作成手順の特徴を説明する図である。以下のような特徴がある。
[ビジネステンプレートの他業種への再利用性]
業種別の標準データベースを入れ替えることにより、使用する項目名を変更するだけで、他業種のビジネステンプレートも再利用可能となる。
[新規画面Bookの簡単開発]
標準DB基本台帳の使用する項目にR/Wの指定をして、各画面のINI_Sheetに画面表示位置情報を設定するだけで、入力画面が自動生成される(表示画面の項目表示と入力位置設定及び標準DBへのアクセステーブルが自動生成される)。
[追加画面Bookの簡単組込]
標準DB基本台帳から釦・画面マトリックステーブルを作成することにより、システムの全ての画面遷移情報を表す事が出来る。このテーブルを基にして画面登録テーブルと釦登録テーブルをシステムに常駐させることにより、各画面には、遷移用の釦IDだけを設定するだけで画面遷移が可能となる。
[画面Book単位のデータ項目名の簡単修正]
標準DBの項目名を意識せずに、項目名の変更及び表示位置を画面側で編集するだけで、リバースプログラムと画面ジェネレートプログラムにより標準DBへのアクセステーブルが自動生成させることが出来る。
[画面BOOK単位の簡単カスタマイズ]
新規のデータを標準DBシステム台帳のシステム項目名に登録し、表示画面上に項目名を直接記入することにより、リバースプログラムと画面ジェネレートプログラムにより標準DBへのアクセステーブルが自動生成させることが出来る。
図29は本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、タイプBのビジネステンプレートの作成手順の例を説明するための図である。
まず、流通業標準DB基本台帳や、製造業標準DB基本台帳に新規ビジネステンプレートを登録する。具体的には、新規ビジネステンプレートの画面IDと使用するデータ項目を登録することになる。
次に、例えば、製造業標準DBシステム台帳において必要な画面に応じて、ビジネステンプレートの選択を行う。その後、画面ジェネレートプログラム、リバース画面ジェネレートプログラム、遷移ジェネレートプログラム等により、各モジュールを自動生成する(詳しくは後述する)。
一連の作業によって生成した新しい画面ブックの元となる標準DBシステム台帳の更に元となる標準DB基本台帳を運用し、新規のビジネステンプレートを、当該標準DB基本台帳に登録する。さらに、ユーザは、当該標準DB基本台帳から、新規アプリケーションに必要なビジネステンプレートを画面IDを指定して選択することにより、上述の一連のアプリケーション生成作業を行ってもよい。
上述のように運用する標準DB基本台帳を別の管理者が運用管理することによって、同様の画面と項目内容を持つビジネステンプレートが標準DB基本台帳に複数並存することを避けつつ、標準DBシステム台帳において、ユーザが自由にカスタマイズしたアプリケーションを構築、運用することが可能となる。
図30及び図31は、上述のタイプBのビジネステンプレートのカスタマイズ手順のうち、画面遷移に関する部分のカスタマイズ手順を説明するための図である。
図30及び図31に示すように、まず、DB基本台帳から新規アプリケーションに必要なビジネステンプレートを画面IDで選択して、DBシステム台帳へ登録する。
次に、画面遷移の変更を行う。具体的には、例えば釦・画面マトリックステーブルを編集し(詳しくは後述)、釦IDと対応する画面IDの関係を必要に応じて変更する。
次に、遷移ジェネレートプログラムにより、当該釦・画面マトリックステーブルに基づいて、画面登録テーブルシート及び釦登録テーブルシートを生成する。
上述の一連の作業に加えて、このような画面遷移に関する部分のカスタマイズを行うことによって、新しいテンプレートシステムをカスタマイズすることができる。
図32及び図33は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、ビジネステンプレートのカスタマイズ手順を説明するための図である。
まず標準DBシステム台帳に登録された画面において使用するデータ項目を手入力で追加する。なお、新規の項目にはR/Wの指定をする。
それ以降の手順は上述のビジネステンプレートの作成手順と同様の手順を実行することにより、既存の画面のカスタマイズを行うことができる。
図34及び図35は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、作成済みの画面のカスタマイズ手順を説明するための図である。
まず、作成済みの画面ブックの画面修正を行う(具体的には、項目の削除、位置の移動など)。さらに、リバース画面ジェネレートプログラムによるINI_Sheetへの当該修正の反映以降、上述の手順と同様の手順を実行し、作成済みの画面のカスタマイズを行う。
図36は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションモジュール開発手順の詳細を説明するためのブロック図である。
まず、標準DBシステム台帳から画面INI_Sheetのテンプレートを作成する。
次に、画面INI_Sheetは、画面毎に作成され、DBの属性名に対応する名称および表示の位置を入力する。
次に、画面INI_Sheetにパラメータを設定して画面ジェネレートプログラムシートを実行させると、表示画面シートに自動的に項目名が書き込まれる。
また、基本台帳で定義された項目名を基にしてシステム台帳DBへアクセスするためのテーブルを自動的に生成する。
次に、システム台帳DBへアクセスするためのアクセス項目条件も自動生成してDBアクセスプログラムを自動生成する。
図37は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、リバース画面自動生成プログラムの詳細を説明するためのブロック図である。
[テンプレート項目名日本語表記の顧客表記へのカスタマイズ]
まず、画面のデータ入力セルへカスタマイズ表記を記入すると、これを読み取って標準システムDB台帳の日本語表記を書き換える。
[画面項目名表示位置の移動]
次に、テンプレート画面(又は納入システム画面)の項目名をコピーして新しいセル位置に配置する。さらに、新しいセル位置を読み取って画面INIのセル位置表記を書き換える。
[一覧表項目の表示位置の変更及び項目の変更]
次に、一覧表の項目名の所に、新しい項目名や項目位置を変更して記入すると画面INIの表示順番欄の表示順番号を書き換える。
[新しい項目名の追加]
標準DBシステム台帳と画面INIへ従来手法で直接書き込む。
[新画面の自動生成]
書き換え後の標準DBシステム台帳と画面INIから従来手法でカスタマイズ画面を自動生成する。
図38は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションプログラムの開発手順において、標準DB基本台帳から標準DBシステム台帳を生成する手順を説明するためのブロック図である。
標準DB基本台帳には、新規に作成されたビジネステンプレートが全て登録されており、画面IDが設定されている。
標準DB基本台帳からシステムに必要な画面IDを登録して、R/W情報を取り込む。
システム台帳には、システムを構築する為に必要なテンプレートだけが登録されている。カスタマイズの為の項目名を設定できる項目欄が付加されている。
図39は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションプログラムの開発手順において、標準DBシステム台帳からDb_File作成までのテーブル構造を説明するための図である。
標準DB基本台帳からシステムに必要な画面IDを登録して、R/W情報を取り込む。
標準DBシステム台帳をテンプレートとして、項目名はシステムで共有し、画面INI_Sheetは、画面毎に作成する。INI_Sheetを作成するときには、R/Wが書かれた項目だけが絞り込まれる。画面INI_Sheetは、画面構成によりテンプレートが数種類用意されており選択する。
図40は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションプログラムの開発手順において、画面INI_Sheetから画面上の項目データを定義するまでの手順を説明するための図である。
まず、画面ごとに作成された画面INI_Sheetを基にして、画面ジェネレートプログラムシートにより、DBへのアクセス用のテーブルと表示画面に設定された項目名を自動生成する。
次に、絞込テーブルは、DBとのアクセス時のデータの絞込に使用する。
次に、表示セル位置は、DBへ書き込む“書込データ”の画面表示位置を指定する。
次に、項目セル位置は、PSLXの項目表示をシステムの項目名に変換した項目を画面に表示する位置を指定する。
図41は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションプログラムの開発手順において、画面INI_Sheetから画面上の項目データを定義するまでの手順を説明するための図である。
まず、標準DBシステム台帳からシステム情報のファイル名と画面IDを取り出し、釦・画面マトリックステーブルを作成する。
次に、釦・画面マトリックステーブルにシステムで使われる釦IDと釦名称を登録する。画面ID欄には、使われている画面遷移釦欄に“○”印を付け、画面IDに対応する釦ID欄には、“画面ID番号”を入力する。
次に、釦・画面マトリックステーブルに必要な情報を設定後に、画面登録テーブルと釦登録テーブルを自動生成する。画面登録テーブルには、初期画面と保存ディレクトリを設定する。
図42は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムにおける、画面遷移機能について説明するための図である。
まず、画面2への遷移釦が押される。
次に、釦登録テーブルから遷移画面IDを探す。
次に、画面登録テーブルから保存ディレクトリを探す。
次に、画面2の¥s_002を呼出す。
次に、¥s_002の部品表入力画面をロードする。
図43は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムにおける、クライアント起動時の画面遷移機能の動作について説明するための図である。
まず、ファイルサーバからベースモジュールを取り込む。
次に、データテーブルの画面登録テーブルから、指定してある初期画面の保存場所を取り出す。
次に、初期画面のアプリケーションモジュールをファイルサーバから取り込み、稼動状態になる。
図44は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムにおける、初期画面からアプリ画面までの画面遷移機能の動作について説明するための図である。
まず、初期画面の指図登録釦を押すと、釦名称である“指図登録”をキーにして、釦登録テーブルを参照して画面遷移する指図登録画面IDを取込む。
次に、画面IDをキーにして画面登録テーブルから指図登録画面のファイルサーバの保存場所を参照する。
次に、ファイルサーバの保存場所にアクセスして指図登録画面のアプリケーションモジュールファイルを取込み、指図登録画面が稼動される。
図45は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムにおける、アプリ画面間の画面遷移機能の動作について説明するための図である。
まず、指図登録画面の部品入力釦を押すと、釦名称である“部品入力”をキーにして、釦登録テーブルを参照して画面遷移する部品入力画面IDを取込む。
次に、画面IDをキーにして画面登録テーブルから指図登録画面のファイルサーバの保存場所を参照する。
次に、ファイルサーバの保存場所にアクセスして指図登録画面のアプリケーションモジュールファイルを取り込み、部品入力画面が稼動される。
図46は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムの基本システム構成の別の例について説明するための図である。
この例では、従来のDB変換マトリックスと絞込IDテーブルをApplication_Moduleの画面毎に、画面INI_Sheetとして持つように変更してある。
また、排他制御マトリックスの機能を標準データベース側に移行してある。このようにすることにより、クライアント内においてApplication_Moduleの画面間でDB項目データの変換や絞込操作を行うことが可能になる。
図47は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムの全体システム構成の別の例について説明するための図である。
まず、開発モードにおいて生成した「釦登録テーブル」、「画面登録テーブル」、「表示画面シート」等をファイルサーバ(File_Server)上に登録しておく。
次に、運用モードにおいて、システム立ち上げ時に、当該ファイルサーバ上のBase_Module.Book及びApplication_Module.bookの初期画面モジュールをクライアントPCに送信して実行し、必要に応じてApplication_Moduleの初期画面以外のモジュールを送信して実行する。また、DBサーバ(DB_Server)へのアクセス要求は随時クライアントPCから行う。
図48は、本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムによって生成されるビジネステンプレートの差別化のポイントについて説明するための図である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の好適な実施形態の一例に係るプログラムが実行されるコンピュータシステム1の全体構成を表すブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るプログラムが実行されるサーバ10の構成を示すブロック図である。 本発明に係る端末20a、20bの構成を示すブロック図である。 本発明の好適な実施例の一例に係る複数の業務機能から構成される業務プロセスのコンピュータシステムのソフトウェア構成を示すブロック図である。 図4と同様のコンピュータシステムを、表計算プログラム(例えば、MICROSOFT EXCEL(登録商標))と連携して動くソフトウェアSTILLを用いて実現した例を示すブロック図である。 図5のコンピュータシステムの構成の詳細を示すブロック図である。 図6と同様のコンピュータシステムの別の実施形態の一例を示すブロック図である。 上述のコンピュータシステムの別の実施形態の一例を示すブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、複数の端末20a、20bのサーバ10の標準データベースに対する排他制御について説明するためのブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、複数の端末20a、20bのサーバ10の標準データベースに対する排他制御について説明するための別のブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、複数の端末20a、20bのサーバ10の標準データベースに対する排他制御について説明するための別のブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける画面遷移のプロセスを説明するためのブロック図である。 図12の例における画面モジュールのロードまでの流れを詳しく説明するためのブロック図である。 図12及び図13の画面遷移例を、端末、画面ファイルサーバ及びDBサーバで構成するコンピュータシステムで実施した場合のプロセスを説明するためのブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムの排他制御の例を説明するためのブロック図である。 図15で説明した排他制御のより詳細な説明を行うためのブロック図である。 上述の排他制御を行う際の具体的なデータアクセスの例を説明するためのブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るデータの排他制御を説明するためのシーケンス図である。 図18で説明したデータの排他制御のより詳細な説明を行うためのシーケンス図である。 図18で説明したデータの排他制御のより詳細な説明を行うためのシーケンス図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムの実施形態について説明する図である。 タイプAによるテンプレートシステム開発について説明する図である。 タイプAによるテンプレートシステム開発について説明する図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、タイプAの新規のビジネステンプレートの作成手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、タイプAの新規のビジネステンプレートの作成手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムのタイプBのテンプレートシステムの全体設計手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係るコンピュータシステムにおける、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムのタイプBのビジネステンプレート開発ツールの構成を示す図である。 本発明の好適な実施例の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、タイプBのビジネステンプレートの作成手順の特徴を説明する図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、タイプBのビジネステンプレートの作成手順の例を説明するための図である。 上述のタイプBのビジネステンプレートのカスタマイズ手順のうち、画面遷移に関する部分のカスタマイズ手順を説明するための図である。 上述のタイプBのビジネステンプレートのカスタマイズ手順のうち、画面遷移に関する部分のカスタマイズ手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、ビジネステンプレートのカスタマイズ手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、ビジネステンプレートのカスタマイズ手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、作成済みの画面のカスタマイズ手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、作成済みの画面のカスタマイズ手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションモジュール開発手順の詳細を説明するためのブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、リバース画面自動生成プログラムの詳細を説明するためのブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションプログラムの開発手順において、標準DB基本台帳から標準DBシステム台帳を生成する手順を説明するためのブロック図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションプログラムの開発手順において、標準DBシステム台帳からDb_File作成までのテーブル構造を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションプログラムの開発手順において、画面INI_Sheetから画面上の項目データを定義するまでの手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムを生成するプログラムによる、アプリケーションプログラムの開発手順において、画面INI_Sheetから画面上の項目データを定義するまでの手順を説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムにおける、画面遷移機能について説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムにおける、クライアント起動時の画面遷移機能の動作について説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムにおける、初期画面からアプリ画面までの画面遷移機能の動作について説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムにおける、アプリ画面間の画面遷移機能の動作について説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムの基本システム構成の別の例について説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムの全体システム構成の別の例について説明するための図である。 本発明の好適な実施形態の一例に係る、表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムによって生成されるビジネステンプレートの差別化のポイントについて説明するための図である。
符号の説明
1 コンピュータシステム
10 サーバ
20a、20b 端末
20 端末群
30 通信ネットワーク
110 サーバ制御部
120 サーバ表示部
130 サーバ入力部
140 サーバ通信制御部
150 サーバ記憶部
160 サーババス
210 端末制御部
220 端末表示部
230 端末入力部
240 端末通信制御部
250 端末記憶部
260 端末バス

Claims (18)

  1. 少なくとも1つの表計算手段を備えた複数の業務機能から構成される業務プロセスのコンピュータシステムにおいて、
    個々の前記業務機能毎に必要な画面機能を構成する業務機能別画面機能構成手段と、前記画面機能において使用するデータを記憶するデータ記憶手段と、前記画面機能および前記データ記憶手段の間でデータを交換してデータ処理するデータ処理手段と、を前記表計算手段により構成した業務機能別管理機能構成手段と、
    複数の前記業務機能別管理機能構成手段において共通に利用するデータを記憶する記憶手段と、複数の前記業務機能別管理機能構成手段の遷移を管理する画面遷移管理手段より構成した共通管理機能構成手段と、により構成され、
    前記画面遷移管理手段を介して前記業務機能別画面機能構成手段を着脱自在にしたことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 請求項1に記載の業務プロセスのコンピュータシステムにおいて、
    複数の前記業務機能別管理機能構成手段に使用するデータ、ならびに前記業務機能別管理機能構成手段において共通に使用するデータと、データベース管理手段が管理しているデータと、を、互いに変換するデータ変換手段を備えることを特徴とするコンピュータシステム。
  3. 請求項1に記載の機能構成手段を備えたコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、通信ネットワークで結ばれたクライアントとアプリケーションサーバで構成されたコンピュータシステムにおいて、
    前記アプリケーションサーバは、請求項1に記載の業務機能別管理機能構成手段と共通管理機能構成手段とを備え、前記クライアントは表計算手段を備える構成からなり、
    前記コンピュータシステムは、システム起動時に前記共通管理機能構成手段を、前記通信ネットワークを介して前記アプリケーションサーバより前記クライアントに転送する機能を備え、
    システム動作中は請求項1に記載の画面遷移管理手段を介して、必要な前記業務機能別管理機能構成手段の転送要求信号を前記クライアントより前記アプリケーションサーバに送信する手段と、
    この転送要求により要求された前記業務機能別管理機能構成手段を要求したクライアントへ転送する手段をアプリケーションサーバに備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
  4. 請求項3に記載の構成を備えたコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、通信ネットワークで結ばれた複数のクライアントとデータベースサーバで構成され、
    前記複数のクライアントはクライアントごとに表計算手段を備え、前記データベースサーバはデータベース管理手段を備える構成からなり、
    前記クライアントは業務機能別管理機能構成手段が必要とするデータ、ならびに複数の前記業務機能別管理機能構成手段が共通に利用するデータを前記データベースサーバへ転送要求する信号の送信機能手段を備え、
    前記データベースサーバは前記クライアントが転送要求するデータと前記データベース管理手段が管理しているデータとを、互いに変換するデータ変換手段を備え、
    前記クライアントからの転送要求するデータを前記データベースサーバから読出して前記データ変換手段を介して変換し、変換されたデータを前記クライアントへ送信する機能を備え、
    さらに前記クライアントは前記業務機能別管理機能構成手段上で生成されたデータを前記データベースサーバへ送信する機能を備え、
    前記データベースサーバは前記クライアントから送信された前記データを受信し、前記データ変換手段で変換して前記データベースサーバへ書き込む機能手段を備え、
    さらに前記データベース管理手段は前記複数のクライアントのアクセスを制御する排他制御手段を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
  5. 請求項3に記載のコンピュータシステムであって、前記コンピュータシステムは、通信ネットワークで結ばれた複数のクライアントとデータベースサーバで構成され、
    前記複数のクライアントはクライアントごとに表計算手段を備え、前記データベースサーバはデータベース管理手段を備える構成からなり、
    前記クライアントは業務機能別管理機能構成手段が必要とするデータ、ならびに複数の前記業務機能別管理機能構成手段が共通に利用するデータを前記データベースサーバへ転送要求する信号の送信機能手段と、前記業務機能別管理機能構成手段が必要とするデータと前記データベース管理手段が管理しているデータとを、互いに変換するデータ変換手段と、を備え、
    前記データベースサーバは、前記クライアントからの転送要求するデータを読出して前記クライアントへ送信する機能を備え、
    さらに前記クライアントは前記業務機能別管理機能構成手段上で生成されたデータを前記データ変換手段で変換し、前記データベースサーバへ送信する機能を備え、
    前記データベースサーバは前記クライアントから送信された前記データを受信し、前記データベースサーバへ書き込む機能手段を備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
  6. 表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムをコンピュータに生成させるプログラムであって、
    少なくとも生成をする画面を指定する画面IDデータと、標準DBに含まれるDB項目で構成するDB項目のDB項目データと、を関連付ける標準DBシステムテーブルを記憶する記憶部を備えたコンピュータに、
    画面IDデータの選択の受け付けをさせる受付ステップと、
    前記記憶部から、受け付けた前記画面IDデータに基づいて当該画面に関連するDB項目データを読み出させる読出しステップと、
    受け付けた前記画面IDデータと読み出した前記DB項目データとに基づいて画面定義データを生成させて、前記画面IDデータに関連付けて前記記憶部に記憶させ、表示部に表示させる画面定義データ生成ステップと、
    表示した前記画面定義データの編集の受け付けをさせる画面定義データ編集ステップと、
    受け付けた前記編集後の画面定義データに基づいて、前記表計算プログラムが読み込み可能な表示画面データと、前記標準DBシステムテーブルに基づいて生成されたシステム台帳DBへのアクセステーブルと、を生成させて、当該表示画面データを、アプリケーションプログラムの仮実行画面として、表示部に表示させるアプリケーション生成ステップと、を実行させるプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムであって、
    前記アプリケーション生成ステップにおいて、さらにDBアクセスプログラムを生成させるプログラム。
  8. 前記コンピュータに、前記記憶部に記憶された標準DBシステムテーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
    編集後の前記標準DBシステムテーブルを記憶部に記憶させるステップと、を実行させる請求項6または請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータに、
    表示した前記表示画面データの編集の受け付けをさせるステップと、
    受け付けた前記編集後の表示画面データに基づいて、前記画面定義データ及び前記標準DBシステムテーブルを変更させて記憶部に記憶させるステップと、を更に実行させる請求項6から請求項8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 前記コンピュータに、
    釦・画面マトリクステーブルを表示させるステップと、
    表示した前記釦・画面マトリクステーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
    編集後の前記釦・画面マトリクステーブルに基づいて、画面登録テーブル及び釦テーブルを生成させるステップと、
    生成した前記表示画面において使用する釦の選択を受け付けて記憶部に記憶させるステップと、
    当該釦の押下を受け付けた場合の遷移先画面を表す画面IDデータと、を関連付ける画面遷移テーブルを生成させて、前記画面IDデータに関連付けて前記記憶部に記憶させ、表示部に表示させるステップと、
    表示した前記画面遷移テーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
    受け付けた前記編集後の画面遷移テーブルを記憶部に記憶させるステップと、を実行させる請求項6から請求項9のいずれかに記載のプログラム。
  11. 前記コンピュータに、
    前記画面IDデータの追加登録の受け付けをさせるステップと、
    追加登録を受け付けた前記画面IDデータを前記標準DB基本システムテーブルに追加させて、当該標準DB基本システムテーブルを表示部に表示させるステップと、
    表示した前記標準DB基本システムテーブルの編集の受け付けをさせるステップと、を実行させる請求項6から請求項10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 表計算プログラムに基づくアプリケーションプログラムをコンピュータに生成させるプログラムであって、
    少なくとも生成をする画面を指定する画面IDデータと、標準DBに含まれるDB項目で構成するDB項目のDB項目データと、を関連付ける標準DB基本システムテーブルを記憶する記憶部を備えたコンピュータに、
    画面IDデータの選択の受け付けをさせる受付ステップと、
    前記記憶部から、受け付けた前記画面IDデータに基づいて当該画面に関連するDB項目データを読み出させる読出しステップと、
    前記画面IDデータと、読み出した前記DB項目データと、を関連付けて標準DBシステムテーブルとして前記記憶部に記憶させる標準DBシステムテーブル記憶ステップと、
    受け付けた前記画面IDデータと読み出した前記DB項目データとに基づいて画面定義データを生成させて、前記画面IDデータに関連付けて前記記憶部に記憶させ、表示部に表示させる画面定義データ生成ステップと、
    表示した前記画面定義データの編集の受け付けをさせる画面定義データ編集ステップと、
    受け付けた前記編集後の画面定義データに基づいて、前記表計算プログラムが読み込み可能な表示画面データと、前記標準DBシステムテーブルに基づいて生成されたシステム台帳DBへのアクセステーブルと、を生成させて、当該表示画面データを、アプリケーションプログラムの仮実行画面として、表示部に表示させるアプリケーション生成ステップと、を実行させるプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムであって、
    前記アプリケーション生成ステップにおいて、さらにDBアクセスプログラムを生成させるプログラム。
  14. 前記コンピュータに、
    前記記憶部に記憶された標準DB基本システムテーブルまたは標準DBシステムテーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
    編集後の標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルを記憶部に記憶させるステップと、を実行させる請求項12または請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記コンピュータに、
    表示した前記表示画面データの編集の受け付けをさせるステップと、
    受け付けた前記編集後の表示画面データに基づいて、前記画面定義データと、前記標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルと、を変更させて記憶部に記憶させるステップと、を更に実行させる請求項12から請求項14のいずれかに記載のプログラム。
  16. 前記コンピュータに、
    釦・画面マトリクステーブルを表示させるステップと、
    表示した前記釦・画面マトリクステーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
    編集後の前記釦・画面マトリクステーブルに基づいて、画面登録テーブル及び釦テーブルを生成させるステップと、
    生成した前記表示画面において使用する釦の選択を受け付けて記憶部に記憶させるステップと、
    当該釦の押下を受け付けた場合の遷移先画面を表す画面IDデータと、を関連付ける画面遷移テーブルを生成させて、前記画面IDデータに関連付けて前記記憶部に記憶させ、表示部に表示させるステップと、
    表示した前記画面遷移テーブルの編集の受け付けをさせるステップと、
    受け付けた前記編集後の画面遷移テーブルを記憶部に記憶させるステップと、を実行させる請求項12から請求項15のいずれかに記載のプログラム。
  17. 前記コンピュータに、
    前記画面IDデータの追加登録の受け付けをさせるステップと、
    追加登録を受け付けた前記画面IDデータを前記標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルに追加させて、当該標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルを表示部に表示させるステップと、
    表示した前記標準DB基本システムテーブルまたは前記標準DBシステムテーブルの編集の受け付けをさせるステップと、を実行させる請求項12から請求項16のいずれかに記載のプログラム。
  18. 請求項6から請求項17のいずれかに記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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