JP2006309610A - 建物の施工作業計画システム - Google Patents

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哲也 河野
Jun Shinozaki
潤 篠崎
Kazuo Arai
一男 新井
Makoto Suzuki
鈴木  誠
Naoki Sakurai
直樹 櫻井
Tatsu Kondo
達 近藤
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Abstract

【課題】 分割された各単位作業毎に必要な建築部材を作業時間に連携して搬入し作業能率を向上すると共に工期を短縮し得る建物の施工作業計画システムを提供する。
【解決手段】 単位作業分割部3により分割された各単位作業毎に必要な建築部材を算出し、その建築部材に応じて各単位作業毎の標準作業時間を算出し、設定された作業開始時刻に標準作業時間算出部7により算出された各単位作業毎の標準作業時間を加算して各単位作業の作業終了時刻を算出し、作業終了時刻算出部17により算出された各単位作業の作業終了時刻に対応して部材搬入手段により各単位作業毎の建築部材を搬入する部材搬入時刻を設定し、部材搬入時刻設定部20により設定された各単位作業毎の部材搬入時刻と、標準作業時間算出部7により算出された各単位作業毎の標準作業時間と、作業終了時刻算出部17により算出された各単位作業毎の作業終了時刻とを表示部18により表示することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、住宅等の建物の施工作業を計画し実施するための建物の施工作業計画システムに関するものである。
従来、住宅等建物の現場施工工程は、例えば基礎、躯体組立、外装、内装、設備工事の順に進められ、各工程の進捗に間に合うように職人作業者を手配して、必要な資材部品を現場に配送しておくことが行われてきた。このような方法では、例えば、躯体工事においては、柱梁、床屋根パネル、外壁パネル等が躯体工事の開始時に一辺に荷受される。敷地内にの仮置きした後、逐次作業を進める段階で、必要な資材を作業者が運んで組立を行うのが通常であった。内装工事においても、内壁の木工事や壁の石膏ボードが作業の手順とは関係なく、現場の進捗にまにあうように荷受され大工さんが手はこびをして必要な工事作業を行うのが通常であった。
しかし、このような方法では、作業者は手運びの手間、資材置き場の整理整頓等の作業に時間がとられ、効率の悪いものとなっていた。そこで、このような効率の悪さを解消する方法として、施工作業の順番に併せて必要な部材が現場に運び込まれ、その荷受と同時に組立を開始し、組立が終わると同時に次作業の部材が現場に運び込まれ、その荷受と同時に続きの組立を再開し、組立が終わると同時に次次作業に移るという循環を繰り返すこと、いわゆるジャストインタイムにその施工作業段階に必要な建築部材を供給して施工作業を進めることが出来れば、現場に運びこまれた資材の仮り置きも発生せず、運搬等の無駄な作業や部材資材の仮置きによる問題(雨ざらし、傷つき)も解消する。
このような課題に対し、従来、建築現場において、必要な資材を必要な数量必要な場所に必要な時までに搬送し、建築を計画通りに遂行することを目的とした物流管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この技術では、リフト作業による施工効率の悪さ、施工遅延を解決するために資材の重量、数量でリフト作業時間を考慮することにより決められた荷受時間に間に合うようにしている。この技術では、リフト作業が遅延することにより資材が計画された施工開始期日に必要な作業場所に到着しないために、施工が計画通りに進捗せず遅延を招く等の問題を解決するために資材の重量、数量でリフト作業時間を考慮することにより決められた荷受時間に間に合うようにしている。
特開2001−220892号公報
しかしながら、前述の従来例では、施工前日数という項目において工事開始日の何日前に資材を搬送するかという日数を変化させてリフト作業を考えてその工程の着手予定に間に合わせることを主眼において物流管理のスケジュールを立てるものであり、前述したように資材荷受作業と施工作業とが連携させることを課題とはしていない。
そこで本発明は、現場での資材の仮置きや仮置きした資材の移動作業等が発生を排除して、出荷→輸送→現場荷受→施工組立を一連の流れ作業を実現し、施工作業に必要な建築部材を作業時間を考慮した各段階の作業時刻を予測することにより算出に出荷→輸送→現場荷受→施工組立を連携出来るように建築部材を現場荷受し得る。更には作業能率を向上すると共に工期を短縮し得る建物の施工作業計画システムを提供せんとするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る建物の施工作業計画システムの第1の構成は、建物の施工作業の単位作業別のスケジュールを設定するための施工作業計画システムであって、施工作業を分割した単位作業にその単位作業別のサイクルタイムを対応させて記憶させた施工作業スケジュール表を作成できる施工作業スケジュール作成手段と、部材情報を施工作業の単位作業に対応する施工作業属性ごとに分類した主部材の数量を入力すべき入力欄を有する入力手段と、前記入力手段により入力した主部材の数量を前記施工作業スケジュール作成手段の施工作業の各単位作業の所定欄に書き込みする書き込み手段と、を有し、前記施工作業スケジュール作成手段は、作業開始時刻を設定する作業開始時刻設定手段と、前記書き込み手段によって書き込まれた主部材の数量に応じて、前記各単位作業毎の標準作業時間を算出する標準作業時間算出手段と、前記作業開始時刻設定手段により設定された作業開始時刻に、前記標準作業時間算出手段により算出された前記各単位作業毎の標準作業時間を加算して前記各単位作業の作業終了時刻を算出する作業終了時刻算出手段と、作業開始時刻、又は前記作業終了時刻算出手段により算出された前記各単位作業の作業終了時刻に対応して前記各単位作業毎の建築部材を荷受けする部材荷受時刻を設定する部材荷受時刻設定手段と、施工作業を分割した単位作業に対応させて作業開始時刻、前記部材荷受時刻設定手段により設定された各単位作業毎の部材荷受時刻と、前記標準作業時間算出手段により算出された各単位作業毎の標準作業時間と、前記作業終了時刻算出手段により算出された各単位作業毎の作業終了時刻とを表示する表示手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第2の構成は、前記第1の構成において、前記建物の施工作業の事前準備作業時間、荷解き作業時間又は休憩時間を補正する補正入力手段を有し、該補正入力手段により補正された事前準備作業時間、荷解き作業時間、休憩時間のうちの少なくとも1つを前記表示手段により表示することを特徴とする。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第3の構成は、前記第1の構成において、部材荷受手段による部材荷受条件の違いによる部材荷受時間を補正することにより単位作業の作業開始時刻、作業時間、又は作業終了時刻を調整することが出来る補正入力手段を有し、該補正入力手段により補正された部材荷受時間を前記表示手段により表示することを特徴とする。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第4の構成は、前記第1の構成において、前記サイクルタイムを補正する補正入力手段を有し、該補正入力手段により補正された作業時間を前記表示手段により表示することを特徴とする。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第5の構成は、前記第1の構成において、前記各単位作業の作業開始時刻実績及び作業終了時刻実績を入力する実績入力手段と、前記実績入力手段により入力された各単位作業の作業開始時刻実績及び作業終了時刻実績から各単位作業の作業時間実績を算出して統計処理する統計処理手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第6の構成は、前記第1の構成において、前記単位作業が、前記部材荷受手段による部材荷受作業を指示する作業と、荷受された部材を組み立てる作業と、荷受された部材を加工して組み立てる作業と、前記組み立て作業の周辺作業と、に分担して構成された施工作業の作業票シートを前記施工作業スケジュールファイルに有することを特徴とする。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第7の構成は、前記第1〜第6の構成において、CAD(Computer Aided Design;コンピュータ支援設計)情報記憶手段に保存する邸別設計情報(建築部材情報、建物属性情報、設計仕様図面情報等)を使用して、建築部材情報(部材名・品番、設置階等の位置情報)に建物属性(商品型)と設計仕様図面情報とを情報結合し、更に単位作業の主部材を施工作業属性(設置階等の位置情報)ごとに数量を集計する施工分類別部材数量集計手段と、前記CAD情報記憶手段から邸別部材情報をコンピュータメモリ上に取得する邸別部材情報取得手段と、前記施工作業スケジュール作成手段を有するファイルを記憶する施工作業スケジュールファイル記憶部から建物属性に対応した前記施工作業スケジュール作成手段を有するファイルを取得するファイル取得手段と、前記施工分類別部材数量集計手段により集計された施工分類別部材数量を前記施工作業スケジュール作成手段の表示部の各単位作業の所定欄に書き込みする書き込み手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第8の構成は、前記第7の構成において、前記施工作業スケジュール作成手段の表示部の各単位作業の所定欄に書き込みをする前に、施工情報記憶手段の施工作業マスタファイル(リソースデータであるCAD設計情報にない施工作業の属性を付与する)を前記邸別部材情報と照合して第2の施工作業属性(梁載荷又は床パネルの落とし込み板等)を前記情報結合手段により結合した邸別部材情報を使用して単位作業の主部材を施工作業属性ごとに数量を集計することを特徴とする。
本発明に係る建物の施工作業計画システムの第1の構成によれば、施工作業を分割した単位作業にその単位作業別のサイクルタイムを対応させて記憶させた施工作業スケジュール表を作成出来る施工作業スケジュール作成手段と、部材情報を施工作業の単位作業に対応する施工作業属性ごとに分類した主部材の数量を入力すべき入力欄を有する入力手段と、その入力値を施工作業スケジュール作成手段の施工作業の各単位作業の所定欄に書き込みする書き込み手段とを有しているから、住宅の建築部材を製造番号(品番)毎にではなく、現場作業の単位作業の流れに対応させた単位作業別に仕分けした施工作業分類別に数量を入力出来、その数量を各単位作業の所定欄に書き込みする書き込み手段により施工作業スケジュール作成手段に渡すことが出来るので、後述する作業時間算出のために部材情報を施工作業の作業時間の算出に利用することが出来る。
また、その施工作業スケジュール作成手段は、標準作業時間算出手段が各単位作業毎に必要な建築部材に応じて各単位作業毎の標準作業時間を算出し、作業終了時刻算出手段により、作業開始時刻設定手段により設定された作業開始時刻に、標準作業時間算出手段により算出された各単位作業毎の標準作業時間を加算して作業終了時刻を算出する。
そして、作業終了時刻算出手段により算出された各単位作業の作業終了時刻に対応して、部材荷受時刻設定手段により、部材荷受手段により各単位作業毎の建築部材を荷受する部材荷受時刻を設定し、表示手段により、部材荷受時刻と、標準作業時間と、各単位作業毎の作業終了時刻とを表示することが出来る。
そして、表示手段により表示された部材荷受時刻と、標準作業時間と、各単位作業毎の作業終了時刻に従って、建築部材の荷受作業及び施工作業を実施することにより、各単位作業毎に必要な建築部材を作業時間に連携して荷受し作業能率を向上すると共に工期を短縮することが出来る。
ここで、施工作業スケジュールは、建物属性ごとに決まる。構法(木造、鉄骨造、壁式工法等)により又は同構法のなかでも階数、屋根付かフラット屋根か、ペントハウス付屋上利用か否か等によりその単位作業が決まってくるため、複数のものからその属性に適合したものを選択するように施工作業を対象としている。また単位作業は、現場作業において建築部材の荷受、組立、次作業部材の荷受けのサイクルを継続し、現場に仮置きをしないですむ程度に分割された作業単位であるとともに、クリティカルパスに該当する作業としている。
本発明のサイクルタイムとは、建物属性ごとに典型的な面積の建物(例えば、ツーバイフォー工法の2階建て40坪の住宅)単位作業の作業時間を実測をして、その作業で組み立てた主部材(耐震フレーム、柱、梁、床屋根パネル、壁パネル等)の数量で割り返したものであり、いわば単位作業の単位時間(秒/本、枚等)を表すものである。そして、実際にこのシステムを使用する建物は、階数や面積により、変動することとなるが、その単位作業ごとに組立作業を行う主部材の数量とサイクルタイムを乗じることによりその単位作業における所要時間の予測値を算出出来る。更に施工作業全体にわたって、各段階の単位作業ごとに所要時間の予測値を算出出来るのである。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第2の構成によれば、補正入力手段により事前準備作業時間、荷解き作業時間、休憩時間等を補正し、表示手段により表示することにより、個別の作業環境に応じて事前準備作業時間、荷解き作業時間、休憩時間等を補正し、部材荷受時刻や作業終了時刻等を変更し、表示することが出来る。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第3の構成によれば、補正入力手段により部材荷受時間を補正し、表示手段により表示することにより、個別の作業環境に応じて部材荷受条件の違いによる部材荷受時間を補正し、作業終了時刻等を変更し、表示することが出来る。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第4の構成によれば、補正入力手段によりサイクルタイムの作業時間を補正し、表示手段により表示することにより、個別の作業者の作業能力条件の違いによる作業時間を補正し、作業終了時刻等を変更し、表示することが出来る。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第5の構成によれば、実績入力手段により各単位作業の作業開始時刻実績及び作業終了時刻実績を入力し、統計処理手段により各単位作業の作業時間実績を算出して統計処理することにより、実作業で実測した平均的な作業能力者の所要時間を標準作業時間として採用することが出来る。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第6の構成によれば、単位作業が部材荷受作業を指示する作業と、荷受された部材を組み立てる作業と、荷受された部材を加工して組み立てる作業と、組み立て作業の周辺作業とに分担することで、各作業の役割分担が明確となり、表示手段により各分担作業を表示することにより表示された各分担作業に従って作業を行うことで作業効率が向上する。
また、本発明に係る建物の施工作業計画システムの第7、第8の構成によれば、CAD情報記憶手段に保存する邸別設計情報(建築部材情報、建物属性情報、設計仕様図面情報等)を使用して、建築部材情報(部材名・品番、設置階等の位置情報)に建物属性(商品型)と設計仕様図面情報とを情報結合し、更に単位作業の主部材を施工作業属性(設置階等の位置情報)ごとに数量を集計する施工分類別部材数量集計手段と、前記CAD情報記憶手段から邸別部材情報をコンピュータメモリ上に取得する邸別部材情報取得手段と、前記施工作業スケジュール作成手段を有するファイルを記憶する施工作業スケジュールファイル記憶部から建物属性(商品型)に対応した施工作業スケジュール作成手段を有するファイルを取得するファイル取得手段と、施工分類別部材数量を施工作業スケジュール作成手段の表示部の各単位作業の所定欄に書き込みする書き込み手段を有し、施工作業スケジュール作成手段の表示部の各単位作業の所定欄に書き込みをする前に、施工情報記憶手段の施工作業マスタファイル(リソースデータであるCAD設計情報にない施工作業の属性を付与する)を邸別部材情報とを照合して第2の施工作業属性(床パネルの落とし込み板等)を情報結合手段により結合した邸別部材情報を使用して単位作業の主部材を施工作業属性ごとに数量を集計するものであるから、CAD情報にある建物属性や施工作業属性に加え、CAD情報にはない第2の施工作業属性を施工作業マスタファイルを照合し、情報結合して、邸別部材情報に対して必要な加工を行い、所望の施工スケジュールを作成する。
そして、データの自動連携により単位作業の主部材の数量を算出し、作業時間算出が出来る。建物のCAD情報にある部材情報を直接利用して簡易に邸別の現場施工作業スケジュールが容易に作成出来るのである。
これにより、リソースであるCAD情報に存在しない施工作業のための区別をし得る属性を与えて、部材情報を施工作業情報に加工処理にすることが出来る。
以上、本発明は、作業単位でその作業に必要なだけの部材を適時に現場荷受する時刻を算出することが出来、荷受すべき部材の量及び時刻が特定されから物流センターからの出荷と建築部材輸送のためのトラックと現場の施工作業の各単位作業の連携を確実にすることが出来るため、施工手順とは関係ない余分な資材が現場に放置されることがなく、いわゆるジャストインタイムで資材の出荷から輸送、現場での部材荷受と組立作業の一連の流れ作業が途切れることなく構築されるという格別の効果を奏する。
図により本発明に係る建物の施工作業計画システムの一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る建物の施工作業計画システムの制御系の構成を示すブロック図、図2は本発明に係る建物の施工作業計画システムの動作を説明するフローチャート、図3〜図7は本発明に係る建物の施工作業計画システムのデータ構造の一例を説明する図、図8及び図9は各単位作業毎の部材荷受時刻、標準作業時間、作業終了時刻、事前準備作業時間、休憩時間等が表示された表示画面の一例を示す図、図10は部材荷受時刻指示シート画面の一例を示す図、図11は施工単位作業順シート画面の一例を示す図、図12は建物属性の一例を示す図、図13は主部材記憶部のデータ構造の一例を示す図、図14は施工作業記憶部のデータ構造の一例を示す図、図15は地区、業者、作業者別サイクルタイム記憶部のデータ構造の一例を示す図、図16はフラット屋根記入シート画面の一例を示す図、図17は部材情報シート画面の一例を示す図、図18及び図19は作業時間実績入力シート画面の一例を示す図、図20及び図21は単位作業毎に分担された各分担作業が表示された表示画面の一例を示す図、図22は建物属性情報の一例を示す図である。
先ず、図1及び図2を用いて本発明に係る建物の施工作業計画システムの構成を説明する。図1及び図2において、CAD(Computer Aided Design;コンピュータ支援設計)情報記憶手段となる邸別CAD情報データベース(以下、「邸別CAD情報DB」という)には、邸別の建物の設計情報を含むCADデータから生成取得される部材名及び製品番号からなる邸別のデータ群が記憶されている。
施工情報記憶手段となる施工情報データベース(以下、「施工情報DB」という)4には、施工作業スケジュール作成手段となる施工作業スケジュール作成部29を有する施工作業スケジュールファイル30が記憶され、建物属性別の複数の種類を保存している。施工作業スケジュールファイル30には、作業時間演算部31と表示手段となる表示部18と実績入力手段となる実績入力部13と補正入力手段となる補正入力部23を有している。また、機能ごとにシート構成されている。
また、第2の実施形態として、更に邸別CAD情報DB5から邸別部材情報ファイルを取得するファイル取得手段となるファイル取得部32、図7(a)に示す施工作業マスタファイル33が記憶されている。ファイル取得手段となるファイル取得部32は施工作業スケジュール作成手段となる施工作業スケジュール作成部29を有するファイルを記憶する施工作業スケジュールファイル記憶部から建物属性に対応した施工作業スケジュール作成部29を有するファイルを取得する。
本建物の施工作業計画システム1の使用方法及び処理の流れは概略で次の通りである。先ず、(1)邸別CAD情報DB5に保存する邸別設計情報を施工作業属性ごとに分類するために、各部材に第1の施工作業属性を結合する部材情報結合手段となる部材情報結合部34により情報結合された部材情報を邸別CAD情報DB5から希望の邸名を選択してその部材情報をコンピュータメモリ上に取得する。そして、部材リストを出力する。
(2)次に邸別の部材情報に含まれる商品型に適合した施工作業スケジュールファイル30を選択して、コンピュータメモリ上に取得する。(3)施工作業スケジュールファイル30の所定のシートを開き、部材情報を施工作業の単位作業に対応する施工作業属性ごとに分類した施工分類別の主部材の部材数量を入力すべき入力欄に入力手段となる入力部35により部材情報を参照して施工作業属性ごとに分類した単位作業の主部材の数量を入力する。
これにより、その入力値は図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール作成部29が設けられた施工作業スケジュール表画面36の各単位作業の所定欄に書き込み手段となる書き込み部37により書き込みされる。住宅の建築部材を製造番号(品番)毎にではなく、現場作業の単位作業の流れに対応させた単位作業別に仕分けした施工作業分類別に数量を入力出来、その数量を各単位作業の所定欄に書き込みする書き込み部37により施工作業スケジュール作成部29に渡されることになる。
そして、この施工作業スケジュールファイル30には、施工作業情報記憶部38のサイクルタイム等が記憶され、作業開始時刻、作業時間等を算出する演算処理部2を有しているので、施工作業の作業時間の算出に利用することが出来る。このとき、部材情報を施工作業の単位作業に対応する施工作業属性ごとに分類した単位作業の主部材の部材数量を入力すべき入力欄を有する入力手段の代わりに、邸別CAD情報DB5に保存する邸別設計情報(邸情報、邸別設計仕様情報、邸別設計図面情報)を使用して、建築部材(部材名・品番)に建物属性(商品型)と施工作業属性(設置階)を情報結合手段となる情報結合部34により結合し、該邸別部材情報を単位作業の主部材を施工作業属性ごと(施工分類別)に数量を集計する施工分類別部材数量集計手段となる施工分類別部材数量集計部39と、邸別CAD情報DB5から邸別部材情報をコンピュータメモリ上に取得する邸別部材情報取得手段となる邸別部材情報取得部40とを使用することにより邸別部材情報と施工作業スケジュールファイル30を施工作業マスタファイル33の照合によりデータの自動連携が出来るので、建物のCAD情報にある部材情報を直接利用して簡易に邸別の現場施工作業スケジュールが容易に作成出来るのである。
(4)躯体工事スケジュールファイルをインターネット等を経由してのデータ転送により業者DBにアップロードする。(5)現場施工業者がインターネット等を経由して業者DBにアクセスして邸別躯体工事スケジュールファイルを自己の端末コンピュータメモリにダウンロードする。(6)入力シートを表示する。(7)施工開始時間として現場荷受開始時刻を入力する。(8)事前準備作業時間として、ツールボックスミーティング等の事前準備の所要時間を入力する。(9)各単位作業ごとの荷解き時間、休憩時間を補正入力する。(10)現場荷受条件を入力する。(11)作業者の能力に応じたサイクルタイムの調整をする。(12)時刻時間を自動計算する。(13)1日の最後の作業を決めて、翌日の最初の作業の時間を荷受時刻欄21に入力する。(14)内容が確定したら、現場施工業者がイントラネットにアクセスして、物流指図情報としての施工作業スケジュールファイル30を部材物流センター41に荷受時刻の記憶されたエクセルブックを発注指示システムに電送する。
図10に示す第6のシートとなる部材荷受時刻指示シート画面42又は図11に示す第7のシートとなる施工単位作業順シート画面43がその邸の決定された部材荷受時刻(現場作業者の部材荷受時刻)の指図情報として発注指示システム44が読み込み、情報を適宜加工して、部材物流センター業務に使用される。即ち、システムの画面表示や指示書の出力を使用して、各単位作業ごとに現場作業者が荷受出来るように荷積みされ、配送手配が行われる。尚、本システム1では、図7(b)に示すように、同じ単位作業の中で現場の組立に必要な主部材と副部材、周辺部材を予めデータ情報相互の関連付けをして記憶されており、主部材の発注指示により、関連する副部材、周辺部材が同時に発注指示されたこととして扱かわれ現場に納入される。
次に鉄骨軸組構造の住宅の施工作業の例で本システム1の内容を詳述する。建物の施工作業計画システム1は、住宅CADシステム等で入力された邸別の設計情報・図面情報に基づいた邸別の部材情報を基礎情報として使用する。ここで、部材情報は、部材名、品番という製品情報が素データとなり、データの構成は、単位作業の主部材とその単位作業で使用され、主部材に対応する副部材、周辺部材も関連付けられ定義ファイルで定義され、CADの入力により邸別の部材情報データベース(以下、「邸別部材情報DB」という)45を構築する際、ある主部材をその邸別部材情報DB45に格納すれば、同時にその副部材、周辺部材も格納される関係にあり、発注のための拾い出し漏れがない。更にこの主部材には、商品型等建物属性を含む邸情報や部材設置階情報をCAD情報の連結する顧客情報や設計仕様図面から取得して情報結合して、施工分類別用の部材情報に加工しておくことが出来る。
そして、建物の施工作業計画システム1は、所望の邸別整理番号、邸名を選択することにより、邸別部材情報取得手段となる邸別部材情報取得部40により邸別設計情報群を記憶する邸別部材情報ファイルをコンピュータメモリ上に読み出す機能を有する。
図1において、建物の施工作業計画システム1の施工情報DB4には、予め建物属性として住宅の商品型(2階建て、又は3階建てか、屋根形状が勾配屋根、フラット屋根、又はペントハウス設置タイプ屋上利用フラット屋根か等)別に設定した雛形となる複数の施工作業スケジュールファイル30を記憶している。建物の施工作業計画システム1には、商品型と施工作業スケジュールファイル30が図12のように対応付けされており、施工作業スケジュールファイル30に設けられた選択手段となる施工作業スケジュールファイル選択部46によりシステム1の利用者は、例えば邸別の住宅CAD設計情報から商品型を確認して、商品型に適合する施工作業スケジュールファイル30を選択することが出来る。また、部材情報ファイルの情報中の邸別の建物属性である商品型情報を参照して選択手段に自動照合機能を設けることも出来る。
ここで、施工作業スケジュールファイル30の図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36は、図13及び図14に示すサイクルタイム記憶部47、主部材記憶部48及び単位作業記憶部49において基本的な施工作業情報を記憶しているので、これについて以下に説明する。
先ず、建物の施工工程は、大工程、工程(主工程及び副工程に分類)、単位作業に階層化された情報として分類されている。例えば、大工程として、「基礎」、「躯体」、「防水」、「木工」、「設備」、「シーリング」、「吹付け」、「内装」、「仕上げ」に大分類されている。
次に工程として、例えば「躯体」の主工程として、「事前準備」、「鉄骨基礎小梁組み立て」、「1階床組み立て」、「1階柱組み立て」、「2階梁組み立て」、「安全対策」等に分類され、その副工程として、「パネルを受けるL型アングルの組み立て」、「1階床組み立て」、「1階柱建て込み」、「2階梁補助・安全対策」等に分類される。
ここで、主工程は主に作業者2名で行う主要な組立作業からなり、副工程は作業者1名で行う主要な組立作業を効率良く進めるための周辺作業とされる。
そして、例えば「床パネルを敷設すべき連続布基礎の天端に設けるL型のアングル部材の組み立て」の単位作業は「墨出し」、「換気口を塞ぐためのパンチングメタルの設置」、「小物部材の仕分け」、「L型アングルの位置出し」等に更に分類される。これ等の単位作業の詳細を作業者の動きや作業手順を作業標準書として記載したものが要素作業である。
本実施形態では、2階建ての屋上に搭屋(ペントハウス、以下PHと略す)を有する住宅の「躯体」施工の例を示している。躯体の主工程の単位作業の順序として、「(1)連続布基礎に対し、鉄骨基礎小梁(以下BFと略す)を基礎グリッド単位に設置する。グリッドとは、住宅設計施工の基準線となるXY方向の通芯により構成された平面領域である。通芯は、モデュール寸法の整数倍に構成されている。(2)この基礎グリッドを1単位にして、基礎天端面に1階床パネルを敷き込む。(3)1層階の主柱を1階床パネル領域に建て込む。(4)2階の梁により1層階の主柱どうし繋いで2階床領域を構成するとともに階段を設置する。(5)階段部の転落防止措置や親綱等の安全対策を施す。(6)2階床面(2階梁天面)の床パネルを床領域に敷き込む。(7)1層階の外壁部にサッシ窓等用の開口パネル(以下、躯体の層間上下梁に直接固定出来るサッシ付のカーテンウォール状のフレーム)を層間に吊り込み設置する。(8)2層階の主柱を2階の床領域に建て込む。(9)2階柱ボルト、小物部材を設置する。(10)1層階の外壁部に外壁パネル(以下大壁という。)を吊り込み設置する。(11)屋上階の梁により2層階の主柱どうしを繋いで屋根領域を構成する。(12)屋上階の転落防止措置や親綱等の安全対策を施す。(13)屋上階の床パネルを床領域に敷き込む。(14)1階小壁(外壁部の開口部の上下の壁パネルをいう。)。(15)PHの柱梁の組立て、及び(16)そのPHの屋根面に屋根パネルを敷設する。(17)2層階及びPHの開口パネルを層間に吊り込む。(18)2層階の外壁パネル(大壁)を吊り込む。(19)PHの外壁パネル(大壁)を吊り込む。」という施工作業の流れを表現するために、施工情報DB4は、例えば、図20及び図21に示されるように設定されている。この施工情報DB4は適宜、入力部35により入力して設定される。
そして施工情報DB4の施工作業スケジュールファイル30の第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36には、建物の施工の各工程、その各工程に含まれる単位作業、その単位作業の作業順番及びその単位作業で組み立てるべき主部材の施工作業情報が記憶された施工作業情報記憶部38と、その主部材毎に個数単位の作業時間であるサイクルタイムを関連付けしたサイクルタイム記憶部47から引用した工程、単位作業、作業順番、主部材、及びサイクルタイムを表示部18で表示し、演算処理部2で演算出来るように構成されている(図15)。
このサイクルタイムは、次作業のクリティカルパスに該当する単位作業において組み立てるべき主部材に関連付けられている。これにより、余計な作業時間を算出する必要がなく、サイクルタイムの補正入力も最小限のものとなる。ここで、クリティカルパスとは、1つの単位作業の中で、単位作業を終了するために時間を支配している作業(一番時間のかかるもの)のことをいう。
この施工作業スケジュールファイル30は、図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36に対して作業時間演算部31により作業時間を演算して作業時間欄10に表示される。そして、施工作業開始時刻の施工作業開始時刻を入力する作業開始時刻設定手段となる作業開始時刻設定部15により作業開始時刻が作業開始時刻欄11に表示され、部材数量とサイクルタイムを乗じて作業時間を算出する作業時間算出手段となる作業時間算出部50により作業時間が作業時間欄10に表示され、単位作業終了時刻算出手段となる作業終了時刻算出部17により作業終了時刻が算出されて作業終了時刻欄12に表示される。
この施工作業スケジュールファイル30の図16に示す第2のシートとなる部材情報シート画面51には、部材情報を施工作業の単位作業に対応する施工作業属性ごとに分類した施工分類部材数量を入力すべき入力手段により入力された入力欄を有し、図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36にその入力値を書き込み手段となる書き込み部37により書き込まれる施工作業の各単位作業の所定欄を有し、施工作業を分割した単位作業にその単位作業別のサイクルタイムを対応させて記憶させた施工作業スケジュールを作成出来る施工作業スケジュール作成手段となる施工作業スケジュール作成部29により施工作業スケジュールが作成される。
これにより、例えば部材名として床屋根ヘーベルパネルについて建築部材のデータは、部材名の一覧のみであるところ、施工作業の手順から考えると、設置階ごとに分類されていることが必要である。そこで、本発明では、上記入力欄に単位作業の主部材をその主部材の設置階毎に、即ち施工分類別に数量を集計することが出来る。
そして、図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36のこの入力欄は、図16に示す第2のシートとなる部材情報シート画面51の施工作業スケジュール表の単位作業に対応する部材数量欄にデータ連携しているので、そのまま、施工作業の単位作業時間の算出に利用出来る。
邸別CAD情報DB5に保存する邸別CAD情報を施工作業属性ごとに分類するために、各部材に施工作業属性を結合する(部材)情報結合手段となる情報結合部34があるため、部材情報の原データを加工して施工作業分類別に分類したものとすることが出来る。即ち、リソースデータであるCAD情報の各部材のデータのうち、施工作業に必要な項目のみ加工するものである。
具体的には、邸別部材情報は、図3(a)の建築部材情報、図3(b)の設計図面情報、図4の邸情報(建物属性情報)の各情報を結合し、更に同じ部材、品番でも設置階ごとに分類して数量を集計したものなっている(図5及び図6参照)。ここで、設置階で分類するのは、同じ部材名品番であっても施工作業の手順が1階は先の順番であり、2階は後の順番になるという施工作業の手順の都合に基く分類をする必要があるからである。従って、施工作業の仕方によっては、CAD平面図情報にある位置情報(部屋番号、平面座標)等を用いても良い。
更に部材情報と施工作業スケジュールファイル30を施工情報DB4の施工作業マスタファイル33を参照して更に施工作業属性を情報結合し、データ連携するようにしている。ここで施工作業マスタファイル33は部材情報を施工作業情報に使用出来るように情報を加工するためのコントロールファイルであり、リソースであるCAD情報に存在しない施工作業のための区別をし得る属性を与えて、部材情報を施工作業情報に加工処理することが出来る。
具体的な情報加工の例は、部材名として床屋根ヘーベルパネルについて設置階の施工属性が付与されているが、更に別の施工属性であってCAD情報のリソースデータには存在せず、引用出来ない第2の施工作業属性情報等を情報結合する際にこの方法を行う。即ち本発明では、施工情報DB4の施工作業マスタファイル記憶部52から施工作業マスタファイル33をコンピュータメモリ上に読み込んで、邸別部材情報(部材名・品番等)と施工作業マスタ(部材名・品番等)とを照合する。
即ち、部材情報の各レコードごとにマスタファイル中の部材名・品番が一致するレコードを認識して、部材名、設置階、数量に更に施工作業マスタファイル33に定義された施工作業属性(例えば梁上に載せる梁載荷パネルか、床落とし込み設置用パネルか)を情報結合し、図16に示す本実施形態とは、別の実施形態である図17に示す第2のシートとなる部材情報シート画面51の所定の表示欄にその部材情報の数量を加算して表示していく。例えば1階は梁載荷用40枚、床落とし込み(梁下設置)0枚、2階は梁載荷用30枚、床落とし込み(梁床落とし込み)設置10枚というように数量算出する。
このようにCAD情報リソースデータにはない施工作業属性を邸別部材情報に付与して単位作業に主部材を施工分類別に数量を集計することが出来る。
また、書き込み手段となる書き込み部37は前述の単位作業別の主部材の数量をその施工作業スケジュールファイル30の所定のシートに書き込みする。即ち、本手段が設置階、施工作業属性ごとに分類した単位作業の主部材の数量を施工作業スケジュールファイル30の図17に示す第2のシートとなる部材情報シート画面51の該当箇所に渡して、更にその算出した部材数量に対応する図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36の各単位作業の欄に書き込みする。
具体的な書き込みは、図17に示す第2のシートとなる部材情報シート画面51が図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36の単位作業の欄とデータ連携しており、部材情報の各レコードごとに施工作業スケジュールファイル30中の部材名・品番にが一致するレコードを読みこんで、部材作業属性を結合し、図17に示す第2のシートとなる部材情報シート画面51の部材名設置階部材作業属性ごとに部材情報の数量を加算していく処理が行われる。
そして、建築部材算出部6により算出された建築部材を、施工情報DB4に記憶された各単位作業毎の施工順序に応じて、部材荷受手段となるクレーンやレッカー等の揚重機により荷受する。例えば床パネルの組み立て等の単位作業では予め所定のグリッド毎に分割され、そのグリッド毎の施工順序に応じて積載された荷姿で荷受される。荷受→組立→荷受→組立→荷受のサイクルを繰り返し、これにより建築部材を現場に仮置きすることがなく、仮置きされた建築部材を再度移動して施工場所を確保するような作業も不必要となる。
次に図2に示すように、業者用サーバ装置53にその施工作業スケジュールファイル30をアップロードする。インターネット54を介して業者用サーバ装置53にアクセスした業者は、その特定の建物の施工作業スケジュールファイル30を検索し、コンピュータメモリ上に取得する。ファイルを開き、施工作業スケジュールファイル30の図16または図17に示す第2シートとなる部材情報シート画面51を表示する。ここには、部材数量等が表示されている。この部材数量等は前述した単位作業別部材数量ファイルを読み込んだものが反映されている。
次に、図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36を表示する。この画面は、先に述べた施工作業スケジュールファイル30において、施工作業情報記憶部38に記憶される施工情報データベースに建物の施工作業手順に表示された工程、単位作業が、その作業開始時刻、作業時間、作業終了時刻等が表示されるべき空欄とともに示され、セル形式で構成されている。
ここで、作業時間は図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36のサイクルタイム欄8に示すように各建築部材の単位個数に対応した標準作業(単位)時間が設定されており、図8及び図9の数量欄9に表示された各単位作業毎に必要な建築部材の数量にサイクルタイム欄8に表示されたサイクルタイムを乗じて各単位作業毎の作業時間が算出され、作業時間欄10に表示される。
尚、標準作業時間は、図18及び図19に示す第5のシートとなる作業時間実績入力シート画面55に示す作業開始時刻欄11及び作業終了時刻欄12により示される実績入力手段となる実績入力部13により各単位作業の作業開始時刻実績及び作業終了時刻実績を入力し、統計処理手段となる統計処理部14により作業開始時刻欄11及び作業終了時刻欄12に入力された作業開始時刻実績及び作業終了時刻実績から各単位作業の作業時間実績の平均値を算出し、図15に示されたサイクルタイム記憶部47に記憶されたデータに基づいて統計処理し、実作業で実測した平均的な作業能力者の所要時間を標準作業時間として採用することも出来る。
また、作業者別に平均作業時間を算出して、作業者毎のサイクルタイムを採用することも出来る。これら実測平均値は、サイクルタイム記憶部(地区、業者、作業者とサイクルタイムを関連付けたデータベース)47に記憶させておけば良く、後述するサイクルタイム入力手段となるサイクルタイム入力部56により補正入力をすることが出来る(図15参照)。具体的には、サイクルタイム(時間)を直接入力するのみではなく、地区、業者、作業者を選択手段で作業者を選択することでサイクルタイムが特定されるような構成が考えられる。
図8及び図18に示す現場進入時刻欄16及び事前準備欄24に示される時刻情報及び時間情報を使用して、各単位作業ごとに作業開始時刻設定手段となる作業開始時刻設定部15により作業開始時刻を設定する。
即ち、各単位作業の作業開始時刻の初期値は一つ前の単位作業の作業終了時刻になるように設定しており、図8及び図18に示す現場荷受部材の荷受け時刻欄21に表示している。ただし、最初の作業開始時間の設定は、現場進入時刻欄16及び事前準備欄24入力された施工開始時刻情報である現場進入時刻を基準時として事前準備の所要時間情報を加算した時刻となるように演算される。
作業終了時刻欄19に表示される作業終了時刻は、作業終了時刻算出手段となる作業終了時刻算出部17により算出される。即ち、上述の作業開始時刻設定部15により設定された作業開始時刻に、標準作業時間算出手段となる単位標準作業時間算出部7により算出された各単位作業毎の所要の標準作業時間を加算して各単位作業の作業終了時刻を算出する。
そして、図16または図17に示す第2のシートとなる部材情報シート画面51は、前記施工開始時刻情報又は作業開始時刻情報と、前記作業時間算出手段となる作業時間算出部50により算出された前記各単位作業毎の作業時間情報と、前記単位作業作業終了時刻情報とを各工程及び各単位作業に対応した表示情報として表示する。
本実施形態では、表示手段となる表示部18により図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36及び図18及び図19に示す第5のシートとなる作業時間実績入力シート画面55に示すとおり、適宜入力された又は算出された施工開始時刻情報、作業開始時刻情報はそれぞれ現場進入時刻欄16、荷受け時刻欄21に表示され、各単位作業毎の所要の作業時間情報を作業時間欄10、作業終了時刻欄19に表示する。
例えば、各単位作業は、サイクルタイムを示した表示以外にも、図20及び図21に示す第4のシートとなる作業者標準作業票画面57の単位作業欄22に示されるように、前記建物の工程に含まれる単位作業を、部材荷受手段による部材荷受作業を指示する作業、及び荷受された部材を組み立てる作業と、荷受された部材を加工して組み立てる作業と、前記組み立て作業の周辺作業と、に分担させて構成した施工作業の作業用シートとなる作業者標準作業票画面57を施工作業スケジュールファイル30に有し、これを表示手段となる表示部18により表示するようにしている。
即ち、部材荷受作業を指示して荷受した部材を組み立てる作業を作業者Aが分担し、荷受された部材を加工して組み立てる作業を作業者Bが分担し、作業者A,Bが行う組み立て作業の事前準備作業を作業者Cが分担するように割り当てられており、表示部18により各単位作業毎に各分担作業が図20及び図21に示す第4のシートとなる作業者標準作業票画面57の単位作業欄22に表示されるので、これを紙に出力することにより現場作業者の邸別の作業マニュアルとして活用出来るものである。
本システム1は、建物の施工作業の事前準備作業時間情報、荷解き作業時間情報、休憩時間情報等の補正入力手段となる補正入力部23を有し、その入力情報により単位作業の作業開始時刻、作業時間、又は作業終了時刻を補正出来る。
補正入力手段となる補正入力部23は建物の施工作業の事前準備作業時間、各単位部材の荷解き作業時間、作業者の休憩時間を補正し、表示部18により事前準備作業時間、荷解き作業時間、休憩時間を表示する。即ち、図8に示す事前準備欄24に事前準備作業時間を入力して補正することにより現場進入時刻欄16に初期値として表示された作業開始時刻(8時00分)に事前準備欄24に入力された事前準備作業時間(20分)が加算されて、荷受け時刻欄21に表示された部材荷受時刻(8時20分)が補正される。
また、図8及び図9に示す第1のシートとなる施工作業スケジュール表画面36及び図18及び図19に示す第5のシートとなる作業時間実績入力シート画面55に示す休憩・予備欄25に休憩時間或いは荷解き作業時間等の予備時間を入力して補正することにより荷受け時刻欄21に表示された部材荷受時刻にそれ等の休憩時間或いは荷解き作業時間等の予備時間が加算されて該荷受け時刻欄21に表示された部材荷受時刻が補正され、これに応じて作業終了時刻欄19に表示された作業終了時刻にもそれ等の休憩時間或いは荷解き作業時間等の予備時間が加算されて作業終了時刻欄19に表示された作業終了時刻が補正される。例えば、休憩時間に10分が入力されると次の単位作業の作業開始である荷受時刻、作業終了時刻が10分繰り下がり、以後の単位作業も順次繰り下がる。
また、本システム1は、補正入力部23は部材荷受手段による部材荷受条件の違いによる部材荷受時間を補正し、表示部18により表示する。部材荷受条件の違いによる部材荷受時間を調整するための部材荷受条件入力手段となる部材荷受条件入力部58を有し、その入力情報により単位作業の単位作業開始時刻、単位作業時間、又は単位作業終了時刻を補正出来るものである。
即ち、図8に示す施工作業スケジュール表画面36の部材荷受条件欄26に設けられた「標準」、「ピタゴラス使用」、「レッカー伸縮荷取り」、「電線間抜き荷受け」等の各種荷受条件を適宜選択することにより、図8、図9及び図18、図19に示す施工作業スケジュール表画面36、作業時間実績入力シート画面55のそれぞれの荷受け種類欄27の所要荷受時間が適宜補正され、荷受け時刻欄21に表示された部材荷受時刻に所要荷受時間が加算されて該荷受け時刻欄21に表示された部材荷受時刻が補正され、これに応じて作業終了時刻欄19に表示された作業終了時刻にも所要荷受時間が加算されて作業終了時刻欄19に表示された作業終了時刻が補正される。
また、サイクルタイムを入力する入力手段となるサイクルタイム入力部56を有し、該入力情報によりサイクルタイムを設定出来る。補正入力部23は単位作業を行う作業者による作業能力条件の違いによる作業時間を補正し、表示部18により表示する。即ち、図8及び図9に示す施工作業スケジュール表画面36の参考時間欄28を参照しつつ、サイクルタイム欄8に作業者による作業能力条件の違いによる単位作業時間を適宜入力することにより、その単位作業時間に数量欄9に表示された数量を乗じた作業時間が算出されて適宜補正され、作業時間欄10に表示される。そして、作業終了時刻欄19に表示された作業終了時刻に、その作業時間が加算されて作業終了時刻欄19に表示された作業終了時刻が補正される。荷受け時刻欄21に表示された部材荷受時刻にも、その作業時間が加算されて該荷受け時刻欄21に表示された部材荷受時刻が補正される。
手入力される本実施形態1及びCAD情報から自動的に取得される実施形態2では、施工作業情報記憶部38、演算処理部2、及び表示部18は、表計算ソフトの各シートに機能を合体して制作し、また複数の入力表示形態を1つのファイルにするためにブック形式として構成されているが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、各機能構成が一致する限り本発明の範囲である。
本発明の活用例として、住宅等の建物の施工作業を計画し実施するための建物の施工作業計画システムに適用することが出来る。
図1は本発明に係る建物の施工作業計画システムの制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る建物の施工作業計画システムの動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る建物の施工作業計画システムのデータ構造の一例を説明する図である。 本発明に係る建物の施工作業計画システムのデータ構造の一例を説明する図である。 本発明に係る建物の施工作業計画システムのデータ構造の一例を説明する図である。 本発明に係る建物の施工作業計画システムのデータ構造の一例を説明する図である。 本発明に係る建物の施工作業計画システムのデータ構造の一例を説明する図である。 各単位作業毎の部材荷受時刻、標準作業時間、作業終了時刻、事前準備作業時間、休憩時間等が表示された表示画面の一例を示す図である。 各単位作業毎の部材荷受時刻、標準作業時間、作業終了時刻、事前準備作業時間、休憩時間等が表示された表示画面の一例を示す図である。 部材荷受時刻指示シート画面の一例を示す図である。 施工単位作業順シート画面の一例を示す図である。 建物属性の一例を示す図である。 主部材記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 施工作業記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 地区、業者、作業者別サイクルタイム記憶部のデータ構造の一例を示す図である。 フラット屋根記入シート画面の一例を示す図である。 部材情報シート画面の一例を示す図である。 作業時間実績入力シート画面の一例を示す図である。 作業時間実績入力シート画面の一例を示す図である。 単位作業毎に分担された各分担作業が表示された表示画面の一例を示す図である。 単位作業毎に分担された各分担作業が表示された表示画面の一例を示す図である。 建物属性情報の一例を示す図である。
符号の説明
1…建物の施工作業計画システム
2…演算処理部
3…単位作業分割部
4…施工情報DB
5…邸別CAD情報DB
6…建築部材算出部
7…単位標準作業時間算出部
8…サイクルタイム欄
9…数量欄
10…作業時間欄
11…作業開始時刻欄
12…作業終了時刻欄
13…実績入力部
14…統計処理部
15…作業開始時刻設定部
16…現場進入時刻欄
17…作業終了時刻算出部
18…表示部
19…作業終了時刻欄
20…部材荷受時刻設定部
21…荷受け時刻欄
22…単位作業欄
23…補正入力部
24…事前準備欄
25…休憩・予備欄
26…部材荷受条件欄
27…荷受け種類欄
28…参考時間欄
29…施工作業スケジュール作成部
30…施工作業スケジュールファイル
31…作業時間演算部
32…ファイル取得部
33…施工作業マスタファイル
34…情報結合部
35…入力部
36…施工作業スケジュール表画面
37…書き込み部
38…施工作業情報記憶部
39…施工分類別部材数量集計部
40…邸別部材情報取得部
41…部材物流センター
42…部材荷受時刻指示シート画面
43…施工単位作業順シート画面
44…発注指示システム
45…低別部材情報DB
46…施工作業スケジュールファイル選択部
47…サイクルタイム記憶部
48…主部材記憶部
49…単位作業記憶部
50…作業時間算出部
51…部材情報シート画面
52…施工作業マスタファイル記憶部
53…業者用サーバ装置
54…インターネット
55…作業時間実績入力シート画面
56…サイクルタイム入力部
57…作業者標準作業票画面
58…部材荷受条件入力部

Claims (8)

  1. 建物の施工作業の単位作業別のスケジュールを設定するための施工作業計画システムであって、
    施工作業を分割した単位作業にその単位作業別のサイクルタイムを対応させて記憶させた施工作業スケジュール表を作成できる施工作業スケジュール作成手段と、
    部材情報を施工作業の単位作業に対応する施工作業属性ごとに分類した主部材の数量を入力すべき入力欄を有する入力手段と、
    前記入力手段により入力した主部材の数量を前記施工作業スケジュール作成手段の施工作業の各単位作業の所定欄に書き込みする書き込み手段と、を有し、
    前記施工作業スケジュール作成手段は、
    作業開始時刻を設定する作業開始時刻設定手段と、
    前記書き込み手段によって書き込まれた主部材の数量に応じて、前記各単位作業毎の標準作業時間を算出する標準作業時間算出手段と、
    前記作業開始時刻設定手段により設定された作業開始時刻に、前記標準作業時間算出手段により算出された前記各単位作業毎の標準作業時間を加算して前記各単位作業の作業終了時刻を算出する作業終了時刻算出手段と、
    作業開始時刻、又は前記作業終了時刻算出手段により算出された前記各単位作業の作業終了時刻に対応して前記各単位作業毎の建築部材を荷受けする部材荷受時刻を設定する部材荷受時刻設定手段と、
    施工作業を分割した単位作業に対応させて作業開始時刻、前記部材荷受時刻設定手段により設定された各単位作業毎の部材荷受時刻と、前記標準作業時間算出手段により算出された各単位作業毎の標準作業時間と、前記作業終了時刻算出手段により算出された各単位作業毎の作業終了時刻とを表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする建物の施工作業計画システム。
  2. 前記建物の施工作業の事前準備作業時間、荷解き作業時間、休憩時間のうちの少なくとも1つを補正する補正入力手段を有し、該補正入力手段により補正された事前準備作業時間、荷解き作業時間又は休憩時間を前記表示手段により表示することを特徴とする請求項1に記載の建物の施工作業計画システム。
  3. 部材荷受手段による部材荷受条件の違いによる部材荷受時間を補正することにより単位作業の作業開始時刻、作業時間、又は作業終了時刻を調整することができる補正入力手段を有し、該補正入力手段により補正された部材荷受時間を前記表示手段により表示することを特徴とする請求項1に記載の建物の施工作業計画システム。
  4. 前記サイクルタイムを補正する補正入力手段を有し、該補正入力手段により補正された作業時間を前記表示手段により表示することを特徴とする請求項1に記載の建物の施工作業計画システム。
  5. 前記各単位作業の作業開始時刻実績及び作業終了時刻実績を入力する実績入力手段と、
    前記実績入力手段により入力された各単位作業の作業開始時刻実績及び作業終了時刻実績から各単位作業の作業時間実績を算出して統計処理する統計処理手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の建物の施工作業計画システム。
  6. 前記単位作業が、前記部材荷受手段による部材荷受作業を指示する作業と、荷受された部材を組み立てる作業と、荷受された部材を加工して組み立てる作業と、前記組み立て作業の周辺作業と、に分担して構成された施工作業の作業票シートを前記施工作業スケジュールファイルに有することを特徴とする請求項1に記載の建物の施工作業計画システム。
  7. CAD情報記憶手段に保存する邸別設計情報を使用して、建築部材情報に建物属性と設計仕様図面情報とを情報結合手段により結合し、更に単位作業の主部材を施工作業属性ごとに数量を集計する施工分類別部材数量集計手段と、
    前記CAD情報記憶手段から邸別部材情報をコンピュータメモリ上に取得する邸別部材情報取得手段と、
    前記施工作業スケジュール作成手段を有するファイルを記憶する施工作業スケジュールファイル記憶部から建物属性に対応した前記施工作業スケジュール作成手段を有するファイルを取得するファイル取得手段と、
    前記施工分類別部材数量集計手段により集計された施工分類別部材数量を前記施工作業スケジュール作成手段の表示部の各単位作業の所定欄に書き込みする書き込み手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の建物の施工作業計画システム。
  8. 前記施工作業スケジュール作成手段の表示部の各単位作業の所定欄に書き込みをする前に、施工情報記憶手段の施工作業マスタファイルを前記邸別部材情報と照合して第2の施工作業属性を前記情報結合手段により結合した邸別部材情報を使用して単位作業の主部材を施工作業属性ごとに数量を集計することを特徴とする請求項7に記載の建物の施工作業計画システム。
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