JP2006308091A - バイパス圧力調整器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一様に調整された出力圧と流量とを生じるバイパス圧力調整器を提供する。
【解決手段】液体燃料バイパス圧力調整器が、ボディと、該ボディにより形成された弁チャンバと弁座と内側連続周面とを有する。該内側連続周面は、該弁チャンバを部分的に形成し、該弁座の軸方向下流に配置され、該弁座の軸方向下流に向かって半径が増加する。該圧力調整器の拡幅弁頭が、少なくとも部分的に該弁チャンバ内に配置され、該弁座に係合する閉位置と、該弁座から離間した閉位置との間を軸方向に可動である。該弁頭は外周エッジを有する。該弁頭が閉位置にある時に、該外周エッジは、該弁チャンバの該内側連続周面に近接して位置する。該内側連続周面に、円筒部と、該円筒部の下流に配置された拡大部とが設けられる。該弁頭の該外周エッジは、該弁頭が閉位置にある時、該円筒部と軸方向に並列し、該弁頭が開位置にある時、該拡大部と軸方向に並列する。
【選択図】図3

Description

この発明は、圧力調整器に関し、特に、液体の圧力と流量とを制御するバイパス圧力調整器に関する。
多くの液体供給装置、特に、内燃エンジンの燃料噴射装置では、液体燃料を燃料ポンプから燃料インジェクタに供給する。その燃料ポンプは連続的にある量の液体燃料を送り、エンジンの最大燃料デマンドを満たす。その結果、エンジンがより少ない燃料を要求している運転状態では、燃料ポンプがから過剰燃料が供給される。これはエンジンがアイドリング状態の時にとくに著しく、燃料ポンプが大量の燃料を供給している間、極端に低い燃料デマンドである。
その様なシステムでは、バイパス圧力調整器が使用されて、エンジンに消費される必要燃料供給より過剰な燃料が、分岐又はバイパスされる。好ましくは、バイパス液体燃料は、燃料タンクなどの液体燃料供給源に分岐して戻される。燃料系統のある用途では、燃料ポンプは典型的には、燃料タンク内に配置される。バイパス圧力調整器は、燃料タンク内に配置され得て、燃料ポンプの直ぐ下流に配置され、バイパス燃料を燃料タンクに燃料を直接分岐・迂回して戻す。又は、バイパス圧力調整器は燃料ポンプの更に下流に配置され、インジェクタに通じるマニホールドとして使用されるインジェクタ燃料主給筒の下流に配置される。バイパス圧力調整器が、燃料インジェクタの下流に搭載されると、バイパス燃料戻しラインが必要とされ、過剰燃料を燃料タンクに戻す。圧力調整器を使用する時、バイパス圧力調整器が燃料タンク内に又は外にあるかに関わらず、燃料ポンプは連続的に運転され、燃料の高出力量を維持し、エンジンの急速なデマンド変化に対応する。
前述のバイパス圧力調整器のある例が、特許文献1に開示されていて、缶内のフレキシブルダイアフラムを使用し、そのダイアフラムはスプリングにより偏倚されて、迂回路を閉じる。そのダイアフラムはそこに作用する燃料圧に応答して、偏倚すると、燃料がバイパス路を通って流れて燃料タンクに戻る。これらのバイパス圧力調整器は、性能的には良い方であり、熱で膨張する又は過剰燃料に対応する能力の長所があるが、ダイアフラムや多くの部品により、製作費が高い。更に、ダイアフラム圧力調整器が、比較的大きく、比較的に反応が遅いので、好ましくない圧力脈動を生じて、エンジンの性能に影響を与えて、燃料系統又は他の液体系統内での、好ましくないレベルの騒音を生じ得る。
他のあるバイパス圧力調整器では、例えば特許文献2に開示されているように、ダイアフラムを使用していない。この開示をここで引用する。図1の従来技術に明瞭に図示されているように、バイパス圧力調整器20は、典型的には、弁ボディ22を有し、その弁ボディ22にはバイパス路24が形成され、そのバイパス路24の入口26は燃料ポンプ(非図示)に通じ、その出口28は燃料タンク(非図示)に通じる。弁アセンブリ30が設けられて、バイパス路24を通る燃料流を制御する。弁アセンブリ30は、多くの製作が難しい部品で構成され、その部品には、拡幅されたディスク状弁頭32を含み、その弁頭32は一端が弁シャンク34に同心に取付けられ、他端にディスク36が取付けられる。スプリング38は、圧力調整器を閉位置に偏倚し、ディスク36と、弁ボディ22の径方向内側に突出する肩40との間に、軸方向に圧縮される。弁ボディ22内に弁シャンク34が上流方向に突出する。弁ボディ22に保持された弁座42は、概してバイパス燃料流(矢印44で示す)に面する。弁頭32に取付けられた円形リング46は、離脱可能に弁座42をシールして、バイパス圧力調整器20が閉じられる。バイパス路24を通る燃料流44を邪魔しないように、弁頭32を燃料圧に曝すために、多くのオリフイス48がディスク36と弁ボディ22の肩40内に形成されて、製作費と難しさが付加される。
更に不都合には、バイパス圧力調整器20のような公知のバイパス圧力調整器は、流量が変動する状態では弁の前後の一定の圧力降下を維持できない。運転状態で、スプリング力及び暴露された弁頭32の面積は、弁が開き始める燃料圧を決める。弁アセンブリ30が開き始めると、弁頭32と弁座42との間の輪を通る流れは、周囲の燃料に対して高速になる。この高速は、低圧域50を生じて、弁アセンブリ30に力を及ぼして、スプリング力に付加されて、弁アセンブリ30を閉じる傾向にある。公知のあるバイパス圧力調整器では、この低圧域は弁アセンブリ30の不安定な振動を生じ得て、流量が不安定となり、弁アセンブリから騒音が生じる。極端な場合には、圧力調整器はハンマー現象により、弁構成品に損傷が生じ得る。更に、公知のあるバイパス圧力調整器は、内燃エンジンの燃料系統やポンプモジュールの構成品に組みこむのが難しく、比較的複雑であり、比較的に制作費が高い。
米国特許第5,727,529号公報 米国特許第5,975,061号公報
前述の従来技術の問題点を解消するために、本発明の目的は、より一様に調整された出力圧と流量とを生じるバイパス圧力調整器を提供することを含み、その圧力調整器は、振動しにくい弁頭を有する。
発明の概要
内燃エンジン用の、好ましくは非戻り燃料系統内を流れる液体燃料のための、低コストバイパス圧力調整器は、導管又は貯蔵容器に作動的に通じ、その燃料系統の燃料ポンプから、内燃エンジンの少なくとも一つの燃料インジェクタに燃料を送る。圧力調整器は好ましくは弁頭を有し、その弁頭は少なくとも部分的に弁チャンバ内に配置され、その弁チャンバは、弁ボディの周方向に連続した内面により形成されており、中央軸に対して、下流方向に、径方向外側に推移している。弁頭は好ましくは、中央軸に対して、上流方向に径方向内側に、ヘッドの周縁の外側エッジから傾斜している。
弁頭が閉位置にある時、弁頭は弁ボディに形成された弁座にシールするように座する。弁座から径方向下流に離間した周縁外側エッジは、弁ボディの連続内側面から径方向に離間し、しかし接近していて、それらの間に近接域を形成する。弁頭が開位置にある時、傾斜した弁頭は弁座から明らかに離間しており、周縁外側エッジは、弁ボディの連続内面から明らかに内側に離間していて、それらの間に自由流域を形成する。弁頭が閉位置から開位置に動くのは下向きの動作であり、従って、その自由流域はその連続内面の概して下流に位置する。その連続内面は、弁頭が閉じた時に部分的に近接域を形成する。弁座から下流に軸方向に離間した流路断面は、弁頭が開いている時は概して拡大していくので、高速の液体流が弁座から離れて、そうでないと生じる弁座での低圧を減少する。弁座での低圧を減らし又は無くすことにより、弁頭の振動が減り又は無くなる。これはまた、燃料圧力と流量のゆらぎと騒音とを減少する。
好ましくは、弁ボディの連続内面は円形の稜線部を有し、その稜線部は、略円筒部と、その連続内側面の略円錐又は傾斜部との合流部により形成される。弁頭が閉じた位置にある時、その周縁の外側エッジは略軸方向にその円形の稜線部と心が合っていて、近接域を形成する。弁頭が開いた位置にある時、外周エッジは軸方向下流に移動して、連続内側面の円錐部内に十分に入り、より大きい自由流域を形成する。
好ましくは、近接域により形成される流路断面は、略一定であり、弁頭の弁座に対する磨耗と製作誤差に影響されるだけである。何故ならば、この領域の連続内面は円筒面である。従って、長期間に渡る使用により弁頭の閉じた位置が移動(磨耗)しても、外周エッジを少し上流に移動するだけであり、そのエッジは円筒部と軸方向に心が合ったままである。
好ましくは、弁頭は、従来のダイアフラムではなく、圧縮スプリングにより偏倚されて閉じられる。そのスプリングは、弁頭と弁頭の下流に概して配置された、弁ボディのガイド部材との間に、軸方向に圧縮される。弁ステムは好ましくは、弁頭からガイド部材を通り、好ましくはそのスプリングを通って延設される。
本発明の目的・特徴・利点は、より一様に調整された出力圧と流量とを生じるバイパス圧力調整器を提供することを含み、比較的安価であり、容易に使用され、より静かであり、騒音を生じにくく、振動しにくい弁頭を有し、丈夫で、信頼性・耐久性があり、保守が不要であり、比較的簡明なデザインであり、容易に組立てられ、経済的に製作組立てができて、有効使用寿命が長い。
この発明のこれら及び他の目的・特徴・利点は、以下の好適実施例及び最適様態、請求項の記載、添付図により明らかにされる。
図3は本発明のバイパス圧力調整器120を図示し、その圧力調整器は、供給流路又はチャネル138を形成する流体導管122内に好ましくは使用される。図2はバイパス圧力調整器120の好適使用例を図示していて、燃料噴射内燃エンジン126用の好ましくは非戻り燃料供給装置124に設けられる。この特別な用途では、燃料供給装置124は、好ましくは燃料タンク130内に配置されたモジュール内に、燃料ポンプ128を有する。予備フィルタ132が、燃料ポンプ128の入口134に一般的には配置される。燃料ポンプ128は加圧した燃料を出口136に供給し、出口136は、流体導管122により形成されるチャネル138にバイパス圧力調整器120を介して通じる。燃料ポンプ128から出る燃料は(矢印139で示す)、バイパス圧力調整器120に分岐され、エンジンへの供給燃料(矢印140で示す)と迂回燃料(矢印142で示す)に分けられる。全出力燃料出力139は、バイパス圧力調整器120内に流れ、又は、圧力調整器の入口に至る。バイパス圧力調整器120は、バイパス燃料142を分岐して燃料タンク130に戻し、一方、供給燃料140の燃料圧を調整して、供給路138に送って、内燃エンジン126の燃料主給筒146に搭載された、少なくとも一つの燃料インジェクタ144に送られる。好ましくは、供給燃料は、バイパス圧力調整器120の下流に、流体導管122に配置されたフィルタ148を通って流れる。
バイパス圧力調整器120は、非戻り燃料供給装置124の流体導管122内に組み入れられる。バイパス圧力調整器120の機能は、バイパス圧力調整器120の弁ボディ150により達成され、バイパス圧力調整器120は、好ましくは3個の構成品からなる。それらは、開口154で流体導管122にシールされるように係合する輪状リテーナ152と、ドーム構造156と、ガイド部材162とである。ドーム構造156は、中心軸158の周りに配置され、連続基部又は端リム160を有する。端リム160は輪状リテーナ152にシールするように取付けられる。ガイド部材162は、好ましくはドーム構造156の端リム160と開口154との間に、軸方向に取付けられる。ドーム構造156は、端リム160から軸方向に流体導管122の開口154を通って供給路138内に延びていて、そこに、弁ボディ150の先端又は円形の頂部164が位置する。
図3〜5に明瞭に図示したように、バイパス圧力調整器120は好ましくは拡幅した弁頭166を有する。弁頭166は弁チャンバ168内に配置される。弁チャンバ168は、周方向に連続した内面167により形成され、下流方向に径方向外側に広がっている。内側連続周面167は弁ボディ150により形成され、中心軸158と略同心に向いている。弁頭166は、好ましくは下流に面する輪状棚170から、先端172に上流に向かって径方向内側に傾斜している。弁頭166が閉位置178の時に、弁頭166の先端172は、弁チャンバ168の入口ポート174を通って延びていて、略入口ポート174まで達している。入口ポート174は、ドーム構造156の輪状弁座176により形成され、傾斜した弁頭166に開放可能にシールされる。
弁ステム又は弁シャンク180は、中心軸158に同心に配置され、拡幅弁頭166により形成された輪状棚170から下流に軸方向に、ドーム構造156内のバイパス路182を通って延設されている。バイパス路182は、弁チャンバ168の出口ポート184で、弁チャンバ168と軸方向に通じる。弁シャンク180は、ガイド部材162の略円筒のカラー部186により、案内され支持される。ガイド部材162はバイパス路182内に位置する。ガイド部材162の支持構造188は、カラー部186の基端246から径方向外側に延設され、、バイパス路182に通じる輪状リテーナ152の孔190を横切り、ドーム構造156及び/又は輪状リテーナ152に固定される。弁頭166は、圧縮スプリング192により、弁座176に対して偏倚されて閉じられる。圧縮スプリング192は、弁頭166の輪状棚170と、ガイド部材162のカラー部186の上流端193との間に圧縮されている。
弁チャンバ168は、上流のボール型又は丸い部分194と、下流の円錐台部196を有する。丸い部分194は入口ポート174に直接通じ、円錐台部196は丸い部分194から径方向外側に広がり、丸い部分194と出口ポート184との間に軸方向に延設されている。バイパス路182は、円錐台部196から直接下流に同心に位置していて、出口ポート184に通じている。丸い部分194が、環状凹部198と、内側連続周面167の円筒部200とにより形成される。環状凹部198は、輪状弁座176から径方向外側に延設され、下流方向に円筒部200まで軸方向に延びている。弁チャンバ168の円錐台部196は、内側連続周面167の径方向に広がる円錐台部202により概して形成され、軸方向に延び、下流方向に径方向に広がって、円筒部200からドーム構造156の円筒壁204に向けて、バイパス路182を形成する。バイパス路182は端リム160まで軸方向に延びている。図では、円筒壁204から内側連続周面167の円筒部200までは、出口ポート184と同心としている。
弁頭166が閉位置178にある時、輪状棚170の外縁を形成する周縁外側エッジ206は、内側連続周面167の円筒部200と軸方向に並んでいて、外側エッジ206は、好ましくは内側連続周面167の周縁内側エッジ又は円形稜線208の少し上流にある。その周縁内側エッジは、円筒部200と円錐台部202との合流部により形成される。弁頭166の周縁外側エッジ206とドーム構造156の円筒部200とは、互いに径方向に少し離間していて、接触しないようになっていて、弁頭166が輪状シート176で非接触シールを提供する。この径方向の小間隙又は近接域210は、弁頭166が閉位置178から開位置214に動くと、周縁外側エッジ206と円形稜線208との間の自由流域212を拡大する(図5に明瞭に示す)。
流体導管122の供給路138内燃料圧が、ガイド部材162のカラー部186の上流端193と弁頭166の輪状棚170との間に、軸方向に圧縮された圧縮スプリング192の偏倚力を超えると、偏倚して閉じた弁頭は、輪状弁座176から開位置214の方に軸方向に離れて、弁を開けて、圧縮スプリング216を軸方向に少し圧縮する。又、開く時、弁頭166の周縁外側エッジ206は、円形稜線208を軸方向に過ぎて動いて、弁チャンバ168の円錐台部196に入る。従って、バイパス圧力調整器120が開く最初の時に、近接域210は拡大し始める。何故ならば、周縁外側エッジ206とドーム構造156との径方向距離は、内側連続周面167の円錐台部202により増加する。自由流域212に対して近接域210を移動すると、高速の燃料が輪状弁座176から動く。そうでない場合は、低圧域を生じて弁頭166の開閉を繰り返し、又は振動させる。自由流域212に対して近接域210を拡大すると、弁頭166の振動を著しく減少し略妨げて、騒音と弁座の磨耗を減少する。
弁の騒音を減少させ、輪状弁座176と弁頭166との間の磨耗・シールを改良するために、弁頭は弾力性先端カバー220を有し、弁頭166の基部222を被う。カバー220は、円形肩224を有し、径方向内側に突出して、基部222の円形溝226内にプレスばめされる。円形溝226は、輪状棚170から軸方向上流に離間していて、径方向外側に開いていて、円形肩224を収容する。弁シャンク180と基部222とは好ましくは一体であり、好ましくは耐久性のある金属で形成される。しかし、射出成形のプラスチック又は他の堅固な材料で形成され得る。カバー220は好ましくは耐燃料性合成ゴム又はポリマー材製である。
好ましくは、近接域210により形成される流路断面は、略一定であり、弁頭の弁座に対する磨耗、製作誤差を補償する。何故ならば、近接域210内の連続内側連続周面167は、円筒であることによる。長期間に使用により、閉位置178で弁頭166が軸方向にシフト(磨耗)しても、周縁外側エッジ206が少し上流に移動するだけであり、そのエッジは円筒壁204と軸方向に心が合っている。
図5、6に明瞭に図示したように、バイパス圧力調整器120は、三個の仮想の略平行な面228、230、232を使用して更に説明し得る。その三個の仮想面は互いに軸方向に離間し、中心軸158に垂直に配置されている。輪状弁座176と入口ポート174とは、略第一仮想面228内に位置する。円形稜線208は、第二仮想面230内に位置する。周縁外側エッジ206と円錐台部202との間の径方向の間隙は、自由流域212を形成し、圧力調整器が開位置214の時に、概して第三仮想面232内に位置する。概して、弁チャンバ168の丸い部分194は、軸方向に第一・第二仮想面228、230の間に形成される。弁チャンバ168の台形の拡大部円錐台部196は、第二仮想面230から延びていて、第三仮想面232を通過して、その下流に位置する出口ポート184に至る。弁頭166が閉位置178にある時(図4に示す)、周縁外側エッジ206と輪状棚棚170とは、概して第二仮想面230内に位置し、傾斜した弁頭166は、好ましくは軸方向に、第二仮想面230を貫通して突出している。弁頭166が開位置214の時は、周縁外側エッジ206と輪状棚170とは第三仮想面232内に概してある。
弁頭166は傾斜しているので、第一仮想面228内の輪状弁座176の直径234は、周縁外側エッジ206の直径236より小さい。弁頭166を閉じた時に、近接域210を生じさせるために、直径236は、円筒部200の頂部直径238より、又、内側連続周面167の円形稜線208より少し小さい。内側連続周面167の円錐台部202は、下流方向に径方向外側に傾斜しているので、稜線208の頂部直径238は、第三仮想面232内の円錐台部202の直径240より明かにに小さい。好ましくは、弁頭166が開位置214にある時に、第二仮想面230での輪状流域は、入口ポート174で、第一仮想面228の輪状流域より以上であり、自由流域212での第三仮想面232の輪状流域以下である。これは、弁の位置に係わらず、第二仮想面230、第三仮想面232で圧力降下の過渡現象を無くして、動的な流体の流れを安定させ、入口ポート174での弁のデザインに影響して、用途が変わってもバイパス圧力調整器120の寸法を簡明にする。
弁頭166とドーム構造156との堅固なデザインは、軸方向に誤差を許容して、カバー220の輪状弁座176に対する軸方向の圧縮及び/又は磨耗に対応する。カバー220が少し磨耗し又は軸方向に圧縮されると、弁頭166と周縁外側エッジ206とを少し上流に移動し、閉位置178を少し上流に移動する。しかし、近接域210の流路断面は略一定である。何故ならば、円形稜線208に軸方向に最初に心が合っている周縁外側エッジ206が、磨耗により少し上流に移動するが、内側連続周面167の円筒部200に軸方向に心が合ったままである。
バイパス圧力調整器120の組立て中に、カバー220は、好ましくは弁頭166の基部222内の円形溝226内に、プレスばめ又は被せて形成される。弁シャンク180は軸方向のコイル圧縮スプリング216を通り、ガイド部材162のカラー部186を通って軸方向に挿入される。予め組立てられたカラー部186、弁シャンク180、弁頭166、圧縮スプリング192は、円筒壁204の端リム160からドーム構造156内に挿入される。カラー部186は、ガイド部材162の支持構造188の二つの脚244の先端242を位置づけることにより、中心軸158に簡単に心が合わされる。その脚244は、カラー部の基端246から外側にドーム構造156の端リム160まで延びている。先端242を取付ける時、弁頭166の傾斜した特徴は、弁頭を輪状弁座176に、従って中心軸158に中心を合わせる。又、圧縮スプリング192は、軸方向に輪状棚170とカラー部186の上流端193との間に、軸方向に保持されて、弁頭166を輪状弁座176に押しつけて保持する。ドーム構造156の基部又は端リム160は、輪状リテーナ152の対向ボア248内に軸方向に嵌入し、端リム160が、輪状リテーナ152の径方向内側に延びる輪状肩250に軸方向に接触する。肩250はボア又は孔190を形成し、バイパス燃料142をバイパス圧力調整器120から送出する。
組立てられると、バイパス圧力調整器120は完成したユニットであり、種々の用途において容易に統合される。好ましくは、図3に図示したように、輪状リテーナ152は、雌ねじ又はねじ付外面252を有し、流体導管122により形成された雌ねじ254内に、開口154で、ねじ込まれ、又は、加圧液体を保持する他の形式の容器にねじ込まれる。置換例として、輪状リテーナ152は、流体導管122内にプレスばめされる。付加的なシール部材として、流体導管122は径方向内側に延設された円形棚256を有して、ガスケット258に当接して軸方向にシールする。ガスケット258は、好ましくは輪状リテーナ152に形成された軸方向外側に開いた円形溝260内に配置されたO−リングである。
図7〜9を説明すると、第二使用例バイパス圧力調整器120’を図示していて、第一使用例と同様な要素は同じ番号で表されて、符号(’)を加えている。内燃エンジン用の非戻り燃料供給装置124’は、燃料チャンバ300を形成する燃料タンク130’と、そのチャンバ内に配置された多機能燃料ポンプモジュール302とを有する。組立てる時に、燃料ポンプモジュール302は、燃料タンク130’のアクセス穴304を通して挿入され、アクセス穴304は燃料ポンプモジュール302のフランジ306により被われてシールされる。
スプリングで付勢された二つの鉛直移動用ストラット308(一つを示す)が、燃料タンク130’の燃料チャンバ300内のフランジ306から、堅く吊るされている。ストラット308は、構造ポッド310のストラットガイド(一つを示す)に滑動可能に嵌合されて、燃料ポンプモジュール302の構造ポッド310を付勢して支持する。従って、ポッドの底又は底カバー381は、燃料タンク130’の底壁に配置され支持され、タンク壁の少しの撓み、膨張、又は接触が可能となっている。構造ポッド310は多くの構成品を保持する。それらの構成品は、燃料ポンプ128’と、そのポンプに連結された電気モータ312と、フィルタカートリッジ314とを含む。フィルタカートリッジ314は、フィルタ部材316と一体型のバイパス圧力調整器120’を有する。燃料は構造ポッド310を介して各構成品の間を流れて、従来のホース、チューブ、金物を無くす。電力線318が、電気モータ312からフランジ306のシールグロメット320を通って導かれる。
構造ポッド310は、円筒第一面322を有して第一ボア324を形成し、その第一ボア324は、略鉛直に延びる中心線326を有する。又、構造ポッド310は、内側円筒第二面328を有して第二ボア330を形成する。第二ボア330は、第一ボア324から径方向外側に離間して、第一ボア324の中心線326に略平行に配置された中心軸158’を有する。ポンプ燃料ポンプ128’とモータ電気モータ312が第一ボア324内に組み付けられ、フィルタカートリッジ314は第二ボア330内に組み付けられる。
製作時に燃料ポンプ128’の構成品は、好ましくは開いた頂部を通って第一ボア324内に組み付けられ、連続肩332に配置される。肩332は円筒第一面322から内側に径方向に一体に延設されている。燃料ポンプ128’が組み付けられた後に、電気モータ312が、上方から第一ボア324内に挿入され、燃料ポンプ128’に機械的に連結される。電気モータ312は、一対の軸受で支持された駆動軸334を有する電機子と、それを囲む固定子を有する。開いた端は、キャップ336によりシールされ、主端リテーナ338は、好ましくは一対にベアリングを有する。少なくとも一つの電線318が、キャップ336を通って延設される。運転時には、燃料が、構造ポッド310の肩332により形成された入口又は底ポート134’を通って燃料ポンプ128’に入り、加圧された燃料は、燃料ポンプ128’を出て出口136’を通って第二ボア330に流れる。出口136’は、構造ポッド310により形成され、第一・第二面322、328を連通させる。
フィルタカートリッジ314は、好ましくは円筒形フィルタ部材316から径方向内側に位置する一体のバイパス圧力調整器120’と、予め組み付けられる。フィルタ部材316は、軸方向に逆煙突形主端リテーナ338と、フィルタカートリッジ314の輪状リテーナ152’との間に配置され、矢印140’で表される供給燃料を流す。輪状リテーナ152’は、矢印142’で表される迂回燃料を流す。ディスク状主端リテーナ338と輪状リテーナ152’の各々は、円形溝340(図8に明瞭に示す)を形成し、軸方向に相対して、円筒形フィルタ部材316の各端342に座して、内側円筒第二面328から径方向内側にそのフィルタエレメントを配置し、フィルタ効率とフィルタ面積を最大にする。この構造は、第二ボア330内でのフィルタ部材316の移動を妨げて、フィルタ部材316の周りの燃料が迂回するのを妨げる。
主端リテーナ338は逆ボール状基部340を有し、その基部は円筒内側面342を有して、供給路138’の燃料洞344を部分的に構成する。供給路138’はバイパス圧力調整器120’により系統運転圧に維持される。主端リテーナ338は、円形溝340から上方に突出するカラー部346を有し、供給路138’の燃料出口路350を形成して、燃料洞344と軸方向に通じる。カラー部346は、構造ポッド310の円筒第三面354に形成された対向ボア352内に突出している。円形溝340の径方向外側面356は、連続スロット358が形成され、弾力性シール部材、好ましくはO−リング360を収容し、第二ボア330の内側円筒第二面328をシールする。カラー部346の径方向外側面362は、連続スロット364が形成され、そこにO−リング366が座して、対向ボア352の円筒第三面354をシールする。同様に、輪状リテーナ152’のねじ付外面252’は、連続スロット又は円形溝260’を形成し、O−リング258’を座して、第二ボア330の内側円筒第二面328をシールする。この3個のO−リング360、366、258’と、フィルタ部材316をリテーナ152’、338によりシールする配置により、出口136’から流入する全ての燃料が、供給路138’の加圧燃料洞344に入る前に確実に濾される。
フィルタを通した後、燃料洞344に入る燃料は、主として上方に流れ、カラー部346の燃料出口路350を通って、構造ポッド310のニップル368を通り、フレキシブルチューブ370内に流れる。流体導管122’のフレキシブルチューブ370は、ニップル368にプレスばめされ、上方に延びて、フランジ306から下向きに延びる同様のニップルに連結される(図7に明瞭に図示)。フレキシブルチューブ370からの燃料はタンクから出る。燃料系統圧が燃料ポンプ128’により過剰になると、バイパス圧力調整器120’が開いて、バイパス燃料142’が燃料洞344から流れて、輪状リテーナ152’を通って燃料チャンバ300に戻る。
バイパス圧力調整器120’のドーム構造156’は、輪状リテーナ152’から同心に上向きに軸方向に延設され、フィルタ部材316とは、軸方向に心が合い、径方向には内側に離間している。加圧燃料燃料洞344は、概して軸方向に主端リテーナ338と輪状リテーナ152’の輪状面372との間に形成されている。燃料洞344は、径方向には、ドーム構造156’の端リムを収容する連続溝374と、ドーム構造156’との間の幅である。燃料洞344は、概してドーム構造156’とフィルタ部材316との間に径方向に形成される。
燃料圧が過剰になると、偏倚して閉じていたバイパス圧力調整器120’が開いて、圧縮スプリング192’を軸方向に圧縮して、弁頭166’がドーム構造156’に形成された輪状弁座176’から離れて下向きに動く。バイパス燃料142’は、輪状弁座176’により形成された入口ポート174’を通って流れ、弁チャンバ168’を通って下向きに流れ、バイパス路182’に通じる。弁チャンバ168’とバイパス路182’とは、ドーム構造156’により形成されている。バイパス燃料142’は、輪状リテーナ152’の孔190’を通って、第二ボア330を出る。底カバー381は、第二ボア330内で軸方向にフィルタカートリッジ314を保持している。製作中に、底カバー381から、少なくとも一つ好ましくは3個の上向きに延びるフレキシブルアーム378が、構造ポッド310にスナップばめされ、フィルタカートリッジ314を第二ボア330内にロックする。好ましくは、各フレキシブルアーム378はスロット380を有し、スロット380は、構造ポッド310から外側に延びる***タブ382を収容して、底カバー381を所定位置にロックする。
ここで開示した発明の形態は、現在好適な実施例であり、多くの変化例が可能である。例えば、流体導管122は、液体貯蔵圧力容器でも良く、供給路138は液体を流すためでなく液体を溜める圧力チャンバでも良い。その用途では、バイパス圧力調整器120は、実際には圧力リリーフ調整器として機能する。ここでは本発明の全ての同等の又は変化例を記載することは、意図していない。ここで使用した術語は、発明を限定することよりも説明のためのものである。この発明の主旨と範囲から離れずに、種々の変化例が可能なのが理解される。
従来技術のバイパス圧力調整器の横断面図である。 本発明を具現するバイパス圧力調整器を使用した燃料系統の略図である。 そのバイパス圧力調整器の横断面図であり、閉鎖状態であり、圧力調整して燃料を流すための燃料供給導管に統合されている。 図3の円4内を見たそのバイパス圧力調整器の拡大部分横断面図である。 図4と同様なバイパス圧力調整器の部分横断面図であり、開状態を示している。 図4の線6−6に沿って見たバイパス圧力調整器の横断面図である。 バイパス圧力調整器の第二実施例であり、燃料タンク内の燃料ポンプモジュールに使用される燃料フィルタカートリッジに組込まれている。 図7のバイパス圧力調整器の分解断面斜視図である。 図7のバイパス圧力調整器の断面斜視図である。 バイパス圧力調整器の両実施例のガイド部材の斜視図である。
符号の説明
120、120’ バイパス圧力調整器
122、122’ 流体導管
124、124’ 燃料供給装置
126 内燃エンジン
128、128’ 燃料ポンプ
130、130’ 燃料タンク
132 フィルタ
134、134’ 入口
136 出口
138 供給路
144 燃料インジェクタ
146 燃料主給筒
148 フィルタ
150 弁ボディ
152、152’ 輪状リテーナ
154 開口
156、156’ ドーム構造
160 端リム
162 ガイド部材
166、166’ 弁頭
167 内側連続周面
168、168’ 弁チャンバ
170 輪状棚
174 174’ 入口ポート
176、176’ 輪状弁座
180 弁シャンク
182、182’ バイパス路
184 出口ポート
186 カラー部
188 支持構造
190、190’ 孔
192、192’ 圧縮スプリング
193 上流端
194 丸い部分
196 円錐台部
198 環状凹部
200 円筒部
202 円錐台部
204 円筒壁
206 周縁外側エッジ
208 円形稜線
210 近接域
212 自由流域
216 圧縮スプリング
220 カバー
222 基部
224 円形肩
226 円形溝
228 第一仮想面
230 第二仮想面
232 第三仮想面
300 燃料チャンバ
302 燃料ポンプモジュール
312 電気モータ
314 フィルタカートリッジ
316 フィルタ部材
334 駆動軸
336 キャップ
338 主端リテーナ
344 燃料洞
346 カラー部
350 燃料出口路

Claims (21)

  1. 液体燃料バイパス圧力調整器であって、
    ボディと、
    該ボディにより少なくとも部分的に形成された弁チャンバと、
    該弁チャンバは入口と出口とを有し、
    該ボディにより形成された弁座と、
    該弁座は該入口と該弁チャンバとに通じ、
    該ボディにより形成された内側連続周面と、
    該内側連続周面は、該弁チャンバを部分的に形成し、該弁座の軸方向下流に配置され、該弁座から軸方向下流に向かって径が増加し、
    拡幅弁頭と、
    該弁頭は、少なくとも部分的に該弁チャンバ内に配置され、該弁座に係合する閉位置と、該弁座から離間した閉位置との間を軸方向に可動であり、該弁頭は、該閉位置にある時は、該閉位置に付勢偏倚されて該弁座にシール接触し、
    該弁頭の外周エッジと、
    該弁頭が閉位置にある時に、該外周エッジは、該弁チャンバの前記内側連続周面に近接して位置する、ことを特徴とする上記バイパス圧力調整器。
  2. 前記バイパス圧力調整器はフレキシブルダイヤフラムを有しない請求項1記載のバイパス圧力調整器。
  3. 前記弁頭は略円錐形であり、
    前記内側連続周面の上流部と、
    該上流部から径方向外側に広がる前記内側連続周面の下流部と、
    該上流・下流部の間の合流部により形成された前記内側連続周面の周縁内側エッジと、
    前記弁頭の前記外周エッジは、前記弁頭が閉位置にある時、該周縁内側エッジと略軸方向に並列し、前記弁頭の前記外周エッジは、前記弁頭が開位置にある時、前記弁頭の該下流部と軸方向に並列し、該周縁内側エッジから軸方向に離れた、請求項1記載のバイパス圧力調整器。
  4. 前記上流部は円筒形である請求項3記載のバイパス圧力調整器。
  5. 前記ボディにより形成され、前記弁チャンバと前記出口とに通じるバイパス路と、
    前記拡幅弁頭から軸方向下流に延設され、該バイパス路内に少なくとも部分的に配置された弁シャンクと、
    該弁シャンクを案内するために前記ボディにより支持されたガイド部材と、
    前記拡幅弁頭と該ガイド部材との間に軸方向に配置され、前記拡幅弁頭を閉位置に偏倚する圧縮スプリングとを、具備した請求項4記載のバイパス圧力調整器。
  6. 前記ボディにより形成され、前記弁チャンバと前記出口とに通じるバイパス路と、
    前記拡幅弁頭から軸方向下流に延設され、該バイパス路内に少なくとも部分的に配置された弁シャンクと、
    該弁シャンクを案内するために前記ボディにより支持されたガイド部材と、
    前記拡幅弁頭と該ガイド部材との間に軸方向に配置され、前記拡幅弁頭を閉位置に偏倚する圧縮スプリングとを、具備した請求項1記載のバイパス圧力調整器。
  7. 前記圧縮スプリングが前記弁シャンクと同心に配置された、請求項5記載のバイパス圧力調整器。
  8. 前記弁チャンバと前記バイパス路を形成する、前記ボディのドーム状構造部と、
    該ドーム状構造部は連続端リムを有し、
    該端リムにシールするように取付けられた、前記ボディの輪状リテーナと、
    該輪状リテーナは前記バイパス路と通じる孔を有し、
    前記弁シャンクを摺接して収容する、前記ガイド部材のカラー部と、
    該孔を越えて、該輪状リテーナから該カラー部に径方向に延設された、前記ガイド部材の構造部と、を具備した請求項6記載のバイパス圧力調整器。
  9. 前記カラー部から径方向外側に延設された、前記構造部の第一脚を具備し、
    該第一脚の先端が、前記ドーム状構造部と、前記輪状リテーナの径方向内側に延設された棚との間にプレスばめされた、請求項8記載のバイパス圧力調整器。
  10. 前記第一脚から直径方向に相対する第二脚を具備し、
    該第二脚の先端が、前記ドーム状構造部と前記輪状リテーナの前記棚と間に軸方向にプレスばめされた、請求項9記載のバイパス圧力調整器。
  11. 前記弁座は輪状であり、略下流方向に面している、請求項1記載のバイパス圧力調整器。
  12. 前記弁頭は、前記外周エッジまで、下流方向に略径方向外側に傾斜している、請求項1記載のバイパス圧力調整器。
  13. 前記内側連続周面の円筒部と、
    前記内側連続周面の拡大部と、
    該拡大部は、該円筒部の下流に配置され該円筒部と合流し、
    該円筒部と該拡大部との間に形成された、前記内側連続周面の稜線部と、
    前記弁頭の前記外周エッジは、前記弁頭が閉位置にある時、該円筒部と軸方向に並列し、前記弁頭が開位置にある時、前記拡大部と軸方向に並列した、請求項11記載のバイパス圧力調整器。
  14. 前記外周エッジは前記円筒部に接触していない、請求項13記載のバイパス圧力調整器。
  15. 前記拡大部は円錐形であり、前記稜線部は円形である、請求項13記載のバイパス圧力調整器。
  16. 前記入口は、内燃エンジンの非戻り燃料系統の燃料供給導管に連結され、該導管を通じて、燃料ポンプが該エンジンの少なくとも一つの燃料インジェクタに加圧液体燃料を供給する、請求項1記載のバイパス圧力調整器。
  17. 中心軸と垂直に配置された第一仮想面と、
    該第一仮想面から軸方向に離間し、該中心軸と垂直に配置された第二仮想面と、
    該第二仮想面から軸方向に離間し、該中心軸と垂直に配置された第三仮想面と、
    前記弁座は概して該第一仮想面内にあり、
    前記外周エッジは、前記弁頭が閉位置にある時、概して該第二仮想面内にあり、前記弁頭が開位置にある時、該第三仮想面内にあり、
    該第一仮想面内にある前記弁座のシート内径と、
    前記弁頭の前記外周エッジのエッジ直径と、
    該第二仮想面内にある前記内側連続周面の第一直径と、
    該第三仮想面内にある前記内側連続周面の第二直径と、を具備し、
    該シート内径は該エッジ直径より小さく、該エッジ直径は該第一直径より少し小さく、該第一直径 は該第二直径より小さい、請求項1記載のバイパス圧力調整器。
  18. 前記弁頭は略円錐形であり、
    前記弁頭が閉位置にある時、前記内側連続周面の円錐部は、前記外周エッジの直ぐ下流に位置し、該円錐部は前記第二直径を有し、
    前記内側連続周面の円筒部が、該円錐部から直ぐ上流に位置し、前記第一直径を有する、請求項17記載のバイパス圧力調整器。
  19. 前記内側連続周面の環状凹部が、前記弁座と前記円筒部との間に軸方向に連続するように配置されて、前記弁チャンバを部分的に形成した、請求項18記載のバイパス圧力調整器。
  20. 前記弁チャンバと前記出口に通じるバイパス路と、
    前記弁チャンバと前記バイパス路を形成する、前記ボディのドーム状構造部と、
    該ドーム状構造部は連続端リムを有し、
    該ドーム状構造部の該端リムにシールするように取付けられた、前記ボディの輪状リテーナと、
    該輪状リテーナは、導管にシールして係合し、前記バイパス路と通じる孔を有し、
    弁シャンクを摺接して収容するガイド部材のカラー部と、
    該孔を越えて、該カラー部から径方向外側に延設され、該輪状リテーナに取付けられた、該ガイド部材の構造部と、を具備した請求項1記載のバイパス圧力調整器。
  21. 請求項1記載のバイパス圧力調整器を有する非戻り式燃料装置であって、
    前記バイパス圧力調整器に統合された、燃料フィルタを有するフィルタカートリッジと、
    該燃料フィルタは、第一・第二端を有する円筒形フィルタであり、
    前記ボディのドーム状構造部と、
    該ドーム状構造部は、前記弁チャンバを形成し、該円筒形フィルタ内に配置され、前記出口付近に設けられた連続端リムを有し、
    前記ボディの輪状リテーナと、
    該輪状リテーナは、該ドーム状構造部の該端リムとシールするように係合し、導管とシールするように係合し、該輪状リテーナは、前記弁チャンバと通じる孔を有し、該ドーム状構造部から径方向外側に位置する連続溝を有して、該フィルタの該第一端をシールするように受け入れ、
    該導管は連続溝を有して、該フィルタの該第二端をシールして収容して、ポンプからの燃料が全て該フィルタを通るように構成された、上記装置。
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