JP2006305520A - ジョー式破砕装置の隙間調整機構 - Google Patents
ジョー式破砕装置の隙間調整機構 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006305520A JP2006305520A JP2005134191A JP2005134191A JP2006305520A JP 2006305520 A JP2006305520 A JP 2006305520A JP 2005134191 A JP2005134191 A JP 2005134191A JP 2005134191 A JP2005134191 A JP 2005134191A JP 2006305520 A JP2006305520 A JP 2006305520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- body frame
- main body
- shim
- toggle block
- tooth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
【課題】 ジョー式破砕装置の隙間調整機構に関し、簡素な構成で、可動歯と固定歯との隙間に挟まった金属を容易に取り除くことができるようにする。
【解決手段】 ジョー式破砕装置20において、可動歯1に連結され本体フレーム7に対して進退可能に設けられるトグルブロック4と、トグルブロック4を本体フレーム7方向へ付勢するシリンダ5と、圧砕時における被破砕物からの反力を本体フレーム7へ伝達すべくトグルブロック4と本体フレーム7との間に該反力の伝達方向に並列して挟装される複数のシム板6とを備え、複数のシム板6のうちの少なくとも一つのシム板の面形状を、挟装時において他のシム板の縁端よりも該反力の伝達方向に対して略鉛直方向へ突出させて突出部を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ジョー式破砕装置20において、可動歯1に連結され本体フレーム7に対して進退可能に設けられるトグルブロック4と、トグルブロック4を本体フレーム7方向へ付勢するシリンダ5と、圧砕時における被破砕物からの反力を本体フレーム7へ伝達すべくトグルブロック4と本体フレーム7との間に該反力の伝達方向に並列して挟装される複数のシム板6とを備え、複数のシム板6のうちの少なくとも一つのシム板の面形状を、挟装時において他のシム板の縁端よりも該反力の伝達方向に対して略鉛直方向へ突出させて突出部を形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンクリート塊等を圧砕するためのジョー式破砕装置において、固定歯と可動歯との隙間を調整するのに用いて好適な隙間調整機構に関する。
従来より、採石場,鉱山から採掘される岩石やコンクリート建造物を解体した際に生じるコンクリートガラ等を小さく破砕するための装置として、ジョー式破砕装置が知られている。ジョー式破砕装置とは、固定歯と可動歯との二枚の押圧板部材を上方へ拡開するように向かい合わせに設けた破砕機構を備えた装置であり、固定歯と可動歯との間のくさび状の間隙に径の大きな岩石やガラ(被破砕物)を挟み込んで被破砕物を押し潰すことによって、それらの被破砕物を小さく破砕することができるようになっている。
このジョー式破砕装置では、固定歯が装置本体のフレームに対して固定される一方、固定歯に相対して設けられる可動歯は、その上方に位置する一端部が回転軸を介して本体フレームに軸支され、さらにその下方に位置する他端部側がトグルブロックのリンク部材(トグルプレート)を介して本体フレームに結合されるようになっている。また、可動歯の一端部を軸支する回転軸は、本体フレームに対して偏心回転するようになっており、これにより可動歯は固定歯に対して接離するように揺動しながら歯面に沿って往復動することになり、間隙に挟まれた被破砕物へ圧縮力を作用させて圧砕できるようになっている。
また、可動歯及び固定歯は各下端において最も接近しており、この間隙に挟み込まれて破砕される被破砕物の破砕後の最大寸法(つまり、破砕後の粒度)は、可動歯と固定歯との下端における隙間の最小寸法(以下、単に隙間寸法という)に応じて決定される。このため、破砕後に所望の粒度が得られるように、隙間寸法を任意に設定できるようになっている。
隙間寸法の設定は、可動歯の他端部側の本体フレームに対する位置調整によって行うことができるようになっており、例えば、可動歯の他端部近傍に連結されたトグルブロックと本体フレームとの間に隙間調整用のシム板を挿入することによって行われる。なお、ここでは、可動歯と固定歯との隙間寸法に応じた厚み,枚数のシム板が挿入されるようになっている。このような構成により、固定歯と可動歯との隙間の最小寸法を所望の大きさに設定できるようになっている。
また、可動歯の他端部側は、リンク部材のほか、スプリングを介して本体フレームに固設された支持ロッドの先端に枢着されている。これにより、シム板の着脱時においても可動歯の他端部が本体フレームに対して弾性支持されるようになっている。
もちろんこの支持ロッドは、スプリングを伸縮させることによって可動歯の他端部側を可動に支持しており、可動歯と固定歯との隙間寸法の調整が支障なく行えるようになっている。
もちろんこの支持ロッドは、スプリングを伸縮させることによって可動歯の他端部側を可動に支持しており、可動歯と固定歯との隙間寸法の調整が支障なく行えるようになっている。
上記のようなジョー式破砕装置には、例えば、特許文献1に記載されたようなものがある。この特許文献1に記載の技術では、可動歯(スイングジョー)に連接されたトグルブロックを移動させるトグルブロック移動機構を備えたジョー式破砕装置(ジョークラッシャ)であって、トグルブロック移動機構がネジ部材のネジ部を回転させることによってトグルブロックを進退可能に構成されたものが記載されている。このような構成により、ラチェットレンチ等の汎用工具を用いてネジ部を回転させることで、トグルブロックを本体フレームに対して容易に進退移動させることができるようになり、シム板挿入時の作業性を向上させて、汎用性を高めることができるようになっている。
特開2003−245565号公報
ところで、上記のような従来のジョー式破砕装置では、トグルブロックの配設位置に対し、固定歯と可動歯との間隙を拡大させたときにトグルブロックが移動する方向側に本体フレームを配設して、本体フレームとトグルブロックとの間にシム板を挟み込むようになっている。つまり、被破砕物を押し潰そうとする圧縮力に対する反力は、固定歯と可動歯との間隙を拡大させようとする方向に作用することになるため、その反力をトグルブロック及びシム板を介して本体フレームで受けることができるように各要素が配置されて、被破砕物を効果的に圧砕できるようになっている。
しかし、このように被破砕物の圧砕時に与えられる反力を本体フレームで受ける構造のジョー式破砕装置の場合、固定歯と可動歯との隙間寸法を調整するためには、その隙間寸法を一旦狭める必要が生じる。つまり、隙間寸法を調整するには、挿入されたシム板を交換,着脱すべく本体フレームとトグルブロックとの間を広げることが必要であり、このためには、可動歯を固定歯側へ移動させなければならない。
したがって、シム板の取り外しや交換は、固定歯と可動歯との間隙に被破砕物がない状態で作業を行うのが通常である。
したがって、シム板の取り外しや交換は、固定歯と可動歯との間隙に被破砕物がない状態で作業を行うのが通常である。
一方、コンクリート建造物を解体した際に生じるコンクリートガラを小さく破砕してコンクリート砕石として再生させるような場合、コンクリートガラ中に金属片(例えば、鋼材片や鉄筋くず等)が混入されていることがある。そして、コンクリートガラ中に混入されている金属片は、破砕装置の圧縮力によって圧砕されないため、固定歯と可動歯との間隙に挟まったまま食い込んで、可動歯の揺動往復運動を停止(ロック)させてしまい、破砕装置が停止してしまうことがある。
つまりこの場合、可動歯と固定歯との隙間寸法を広げることも狭めることもできない状態となるため、挟まった金属片を取り除くことが困難な状況に陥ってしまう。
つまりこの場合、可動歯と固定歯との隙間寸法を広げることも狭めることもできない状態となるため、挟まった金属片を取り除くことが困難な状況に陥ってしまう。
なお、一般に、解体したコンクリート建造物からコンクリート砕石を再生する場合には、コンクリートガラと金属とを予め分別し、コンクリートガラのみを破砕装置へ投入して再生するようになっている。また、破砕装置へ投入する前に被破砕物を磁選機(強力な磁石を備えて金属を磁着する装置)に通して、再度分別を行うことができるようになっている。しかし、コンクリートガラの内部に金属片が含まれている場合には、磁選機を用いた分別も困難な場合があり、金属片を含んだコンクリートガラが破砕装置へ投入されてしまうことがある。そして、その金属片の大きさが固定歯と可動歯との隙間寸法よりも大きい場合には、固定歯と可動歯との間隙に挟まり、可動歯をロックさせかねないのである。
本発明は、このような課題に鑑み案出されたもので、簡素な構成で、可動歯と固定歯との隙間に挟まった金属を容易に取り除くことができるようにした、ジョー式破砕装置の隙間調整機構を提供することを目的とする。
上記目標を達成するため、本発明のジョー式破砕装置の隙間調整機構(請求項1)は、本体フレームに固定された固定歯と、該固定歯に対して接離する方向へ揺動可能に対向配置された可動歯とを有し、該固定歯と該可動歯との間に投入される被破砕物を該揺動によって圧砕するジョー式破砕装置において、該可動歯に連結され該本体フレームに対して進退可能に設けられるトグルブロックと、該トグルブロックを該本体フレーム方向へ付勢して押圧するシリンダと、該圧砕時における該被破砕物からの反力を該本体フレームへ伝達すべく、該シリンダによって付勢された該トグルブロックと該本体フレームとの間に該反力の伝達方向に並列して挟装される複数のシム板とを備えるとともに、該複数のシム板のうちの少なくとも一つのシム板が、該挟装時において他のシム板の縁端よりも該反力の伝達方向に対して略鉛直方向へ突出するように形成された突出部を有することを特徴としている。
なおこの場合、該突出部には、板厚方向へ貫通する貫通孔が設けられていることが好ましい(請求項2)。
また、該複数のシム板は、何れも板面を該反力の伝達方向に対して略垂直に向けて該トグルブロックと該本体フレームとの間に挟装されることが好ましい(請求項3)。
また、該複数のシム板は、何れも板面を該反力の伝達方向に対して略垂直に向けて該トグルブロックと該本体フレームとの間に挟装されることが好ましい(請求項3)。
本発明のジョー式破砕装置の隙間調整機構(請求項1)によれば、トグルブロックと本体フレームとの間に挟装された複数のシム板のうち、他のシム板の縁端よりも突出した突出部を掴んでそれらのうちの少なくとも一つのシム板を容易に引き抜くことが可能となる。つまり、簡素な構成で、可動歯と固定歯との隙間寸法を大きくすることができるようになる。これにより、たとえ固定歯と可動歯との間隙に被破砕物が挟まった状態であっても、可動歯と固定歯との間の最小隙間寸法を大きくすることができ、可動歯と固定歯との隙間に挟まった金属を容易に取り除くことができ、隙間調整を容易とすることができる。
また、本発明のジョー式破砕装置の隙間調整機構(請求項2)によれば、突出部に設けられた貫通孔を利用して、シム板をより容易に引き抜くことが可能となる。
また、本発明のジョー式破砕装置の隙間調整機構(請求項3)によれば、小さな力でシム板を引き抜くことができ、シム板の引き抜きに係る労力を低減させることができる。
また、本発明のジョー式破砕装置の隙間調整機構(請求項3)によれば、小さな力でシム板を引き抜くことができ、シム板の引き抜きに係る労力を低減させることができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図4は本発明の実施形態にかかるジョー式破砕装置を示すものであり、図1は本装置の隙間調整機構の構造を示す断面構成図、図2は本機構が適用された自走式破砕機の全体構成を示す側面図、図3(a),(b)は本機構のシム板の構成を示す正面図〔図1におけるA矢視図〕、図4は本機構に挟装された状態の複数のシム板を示す模式的斜視図である。
図1〜図4は本発明の実施形態にかかるジョー式破砕装置を示すものであり、図1は本装置の隙間調整機構の構造を示す断面構成図、図2は本機構が適用された自走式破砕機の全体構成を示す側面図、図3(a),(b)は本機構のシム板の構成を示す正面図〔図1におけるA矢視図〕、図4は本機構に挟装された状態の複数のシム板を示す模式的斜視図である。
[全体構成]
まず、図2には、本発明の一実施形態としての制御装置が適用されたジョー式破砕装置を備える自走式破砕機30が示されている。この自走式破砕機(以下、単に車体ともいう)30は、図2に示すように、クラッシャ(ジョー式破砕装置)20と、グリズリフィーダ21と、排出コンベヤ22と、下部走行体23とを備えて構成されている。
まず、図2には、本発明の一実施形態としての制御装置が適用されたジョー式破砕装置を備える自走式破砕機30が示されている。この自走式破砕機(以下、単に車体ともいう)30は、図2に示すように、クラッシャ(ジョー式破砕装置)20と、グリズリフィーダ21と、排出コンベヤ22と、下部走行体23とを備えて構成されている。
車体30の略中央部に配設されたクラッシャ20は、岩石やコンクリートガラ等の被破砕物を小さく破砕するための破砕装置であり、図1に示すように、上部に形成された投入口12から被破砕物を投入され、その被破砕物を破砕した後、排出口9から排出するようになっている。
また、図2に示すように、グリズリフィーダ21は、クラッシャ20へ被破砕物を供給するための供給装置である。このグリズリフィーダ21は、車体30の後方(図2中における左方向)の一端部から投入口12にかけて、クラッシャ20の後方に隣接して設けられており、採石場,鉱山から採掘される粗岩石やコンクリート建造物を解体して生じたコンクリートガラ等の被破砕物を積載するようになっている。また、このグリズリフィーダ21は、積載された被破砕物に振動を与えることによって、被破砕物を適量ずつクラッシャ20の投入口12内へ投入できるようになっている。
また、図2に示すように、グリズリフィーダ21は、クラッシャ20へ被破砕物を供給するための供給装置である。このグリズリフィーダ21は、車体30の後方(図2中における左方向)の一端部から投入口12にかけて、クラッシャ20の後方に隣接して設けられており、採石場,鉱山から採掘される粗岩石やコンクリート建造物を解体して生じたコンクリートガラ等の被破砕物を積載するようになっている。また、このグリズリフィーダ21は、積載された被破砕物に振動を与えることによって、被破砕物を適量ずつクラッシャ20の投入口12内へ投入できるようになっている。
一方、クラッシャ20の下部から車体30の前方の一端部(図2中における右方向)に延設された排出コンベヤ22は、クラッシャ20によって破砕された被破砕物を排出するための排出装置である。クラッシャ20で破砕された被破砕物は、排出口9からその下方に延在する排出コンベヤ22上へ落下して車体30前方へ搬送されるようになっている。
なお、下部走行体23は、クラッシャ20,グリズリフィーダ21及び搬出コンベヤ22の下方に設けられた自走用クローラ式走行装置である。
なお、下部走行体23は、クラッシャ20,グリズリフィーダ21及び搬出コンベヤ22の下方に設けられた自走用クローラ式走行装置である。
[クラッシャ構成]
次に、クラッシャ20の具体的な構成について図1を用いて説明する。クラッシャ20は、可動歯1及び固定歯2の二枚の押圧板部材を上方へ拡開するように向かい合わせに設けた破砕機構を備えた装置である。なお、図1には、これらの押圧板部材1,2間のくさび状の間隙に、破砕されるもの(被破砕物)が投入された状態が図示されており、ここでは、被破砕物として岩石10等が例示されている。
次に、クラッシャ20の具体的な構成について図1を用いて説明する。クラッシャ20は、可動歯1及び固定歯2の二枚の押圧板部材を上方へ拡開するように向かい合わせに設けた破砕機構を備えた装置である。なお、図1には、これらの押圧板部材1,2間のくさび状の間隙に、破砕されるもの(被破砕物)が投入された状態が図示されており、ここでは、被破砕物として岩石10等が例示されている。
また、本クラッシャ20は、その骨組みとしての本体フレーム7を備えている。図1中においては、この本体フレーム7の各部分(及びその断面形状等)が各所に図示されているが、これらは各々が堅固に固定されて一体形成されたフレームの各部分を示しているものであり、全て同一の符号を以て図示している。
固定歯2はクラッシャ20の本体フレーム7に対して固定されている。一方、固定歯2に相対して向かい合わせに設けられる可動歯1は、その上方に位置する一端部1aが回転軸13を介して本体フレーム7に軸支されている。
固定歯2はクラッシャ20の本体フレーム7に対して固定されている。一方、固定歯2に相対して向かい合わせに設けられる可動歯1は、その上方に位置する一端部1aが回転軸13を介して本体フレーム7に軸支されている。
この回転軸13は、図1に示すように、回転軸13の外径心C2に対して偏心した回転軸心C1を有しており、可動歯1の一端部(ここでは、上端部)1a側を本体フレーム7に対して軸支している。これにより、回転軸13は、本体フレーム7に対して偏心回転するようになっている。
なお、図1に示すように、固定歯2は、可動歯1との対向面側へ凸に曲成された面形状を備えており、一方、可動歯1は略平面形状とされており、固定歯2に対してやや傾斜して配置されている。
なお、図1に示すように、固定歯2は、可動歯1との対向面側へ凸に曲成された面形状を備えており、一方、可動歯1は略平面形状とされており、固定歯2に対してやや傾斜して配置されている。
一方、可動歯1の下方に位置する他端部1b側には、一端をピン接合されたトグルプレート3が備えられるとともに、そのトグルプレート3の他端にはトグルブロック4がピン接合によって連結されている。なお、トグルブロック4は、本体フレーム7に対して進退方向(図1中における左右方向)に移動可能に設けられている。
トグルプレート3は、その両端部のピン接合によってトグルブロック4と可動歯1とを連結する揺動リンクとして機能するようになっており、トグルブロック4と可動歯1とのピン接合部(以下、連結点ともいう)1dが、回転軸13の偏心回転時における可動歯1の揺動の支点として働くようになっている。
トグルプレート3は、その両端部のピン接合によってトグルブロック4と可動歯1とを連結する揺動リンクとして機能するようになっており、トグルブロック4と可動歯1とのピン接合部(以下、連結点ともいう)1dが、回転軸13の偏心回転時における可動歯1の揺動の支点として働くようになっている。
これにより、可動歯1は本体フレーム7に固定された固定歯2に対して近接又は離間しながら(接離するように揺動しながら)歯面に沿って往復運動するようになっており、可動歯1と固定歯2との間の空間に投入される被破砕物10へ圧縮力を作用させて圧砕できるようになっている。つまり、可動歯1と固定歯2との間隙に岩石やコンクリートガラ等の被破砕物10を挟み込み、それらを押し潰すことによって、被破砕物10を小さく破砕することができるようになっている。なお、上記のような接離運動及び往復運動による圧砕作用をより効果的なものとすべく、可動歯1及び固定歯2の対向面にはそれぞれ図示しない凹凸形状が形成されている。
可動歯1の他端部1b側の連結点1dの近傍には、スプリング14を介して本体フレーム7に連結された支持ロッド11の先端が枢着されている。なお、支持ロッド11と可動歯1との枢着点1cも、ピンで接合されたピン接合部となっている。
また、本クラッシャ20は、図1に示すように、トグルブロック4を本体フレーム7方向(図1中における左方向)へ付勢する油圧シリンダ(以下、単にシリンダとも呼ぶ)5を備えており、この油圧シリンダ5によって付勢されるトグルブロック4と本体フレーム7との間には複数のシム板6が挟装されるようになっている。ピストン5は、ロッド5aをシリンダ5側(図1中における左方向)へ引き込むことによって、ロッド5aに連結されたトグルブロック4を本体フレーム7側へ付勢するようになっている。
また、本クラッシャ20は、図1に示すように、トグルブロック4を本体フレーム7方向(図1中における左方向)へ付勢する油圧シリンダ(以下、単にシリンダとも呼ぶ)5を備えており、この油圧シリンダ5によって付勢されるトグルブロック4と本体フレーム7との間には複数のシム板6が挟装されるようになっている。ピストン5は、ロッド5aをシリンダ5側(図1中における左方向)へ引き込むことによって、ロッド5aに連結されたトグルブロック4を本体フレーム7側へ付勢するようになっている。
なお、このシリンダ5自体は本体フレーム7に固設されており、後述する通り、シリンダ5のロッド5aはシム板6に形成された切り欠き部6cの内側を連通してトグルブロック4に連結されるようになっている。このようにしてピストン5は、トグルブロック4と本体フレーム7との間に複数のシム板6を挟装させた状態に保持することができるようになっている。また、シリンダ5のロッド5aをトグルブロック4側(図1中における右方向)へ押し出すことによって、トグルブロック4と本体フレーム7との隙間を大きくすることができるようになっており、これにより、挟装されたシム板6を交換,着脱することができるようになっている。
なお、シム板6の交換,着脱時、つまり、シリンダ5の作動油圧が抜けている状態では、トグルブロック4の本体フレーム7への付勢力が弱まってこれらの結合状態が解除されることになるため、上述のトグルプレート3による揺動リンクとしての機能が失われることになる。しかしこの場合には、スプリング14及び支持ロッド11によって伸縮揺動リンクが形成されることになり、可動歯1の他端部1b側が、枢着点1cにおいて、本体フレーム7対して弾性的に保持されるようになっている。
トグルブロック4と本体フレーム7との間に挟装される複数のシム板6は、トグルブロック4の進退方向(図1中における左右方向)に対して略垂直に向くように、且つ、トグルブロック4の進退方向に並んた状態で挟装されるようになっている。これにより、例えばシム板6の厚さや枚数を増やすほど、トグルブロック4と本体フレーム7との距離が大きくなり、トグルブロック4が本体フレーム7からより離れた位置(図1中における右方向)に固定されることになる。
また、本体フレーム7とトグルブロック4との間に挟み込まれるシム板6の厚さや枚数を調整することにより、スプリング14の可動範囲内において、可動歯1の他端部1b側の本体フレーム7に対する位置を適宜調整できるようになっている。つまり、シム板6の挟装厚さに応じて、可動歯1と固定歯2との間の最小隙間寸法d(可動歯1及び固定歯2が最も接近している下端部における隙間寸法であり、目開き寸法)、すなわち、間隙に挟み込まれて破砕される被破砕物10の破砕後の最大寸法(つまり、破砕後の粒度)を所望の大きさに設定できるようになっている。なお、図1に示すように、ここでは、シム板6の挟装厚さを大きくするほど、固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dが小さくなるようになっている。
ここで、上記のような隙間調整機構における本体フレーム7とトグルブロック4との配設位置関係について説明する。本クラッシャ20ではトグルブロック4の配設位置に対し、固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dを拡大させたときにトグルブロック4が移動する方向側(すなわち、図1中における左方向)に本体フレーム7を配設して、本体フレーム7とトグルブロック4との間に複数のシム板6を挟み込むことができるようになっている。つまり、被破砕物10を押し潰そうとする圧縮力に対する反力は、固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dを拡大させようとする方向に作用することになるが、本隙間調整機構では、この反力をトグルブロック4及び複数のシム板6を介して、本体フレーム7で受けることができるようになっている。つまり、被破砕物10を破砕する圧縮力に対して、被破砕物10から与えられる反力を、本体フレーム7で支えることができるようになっている。
[シム板構成]
複数のシム板6はそれぞれ、図3(a),(b)に示すような板形状の部材として形成されている。本実施形態では、複数のシム板6のうち、1枚のシム板(複数のシム板のうちの少なくとも一つのシム板)が図3(a)に示す形状に形成され、他のシム板は図3(b)に示す形状に形成されている。これらの複数のシム板6は、それぞれ所定の板厚(例えば、10mmや20mm等)に形成されている。
複数のシム板6はそれぞれ、図3(a),(b)に示すような板形状の部材として形成されている。本実施形態では、複数のシム板6のうち、1枚のシム板(複数のシム板のうちの少なくとも一つのシム板)が図3(a)に示す形状に形成され、他のシム板は図3(b)に示す形状に形成されている。これらの複数のシム板6は、それぞれ所定の板厚(例えば、10mmや20mm等)に形成されている。
まず、図3(a)に示す形状に形成された1枚のシム板(以下、これを第1シム板61と呼ぶ)には、本体フレーム7とトグルブロック4との間への挟装時に作用する圧縮力の反力を伝達する面部6aと、その挟装時にピストン5のロッド5aを内部に連通させるための切り欠き部6cとが形成されている。また、図3(b)に示す形状に形成された他のシム板(以下、これを第2シム板62と呼ぶ)にも、図3(a)に示された第1シム板61と略同一の形状の面部6a及び切り欠き部6cが形成されている。
これらの第1シム板61及び第2シム板62における各面部6aは、挟装時、すなわち、本体フレーム7とトグルブロック4との間にこれらの複数のシム板が挟み込まれたときに、互いに面接触して、被破砕物10から伝達される圧縮力の反力を伝達するようになっている。また、切り欠き部6cの切り欠き形状は全てのシム板において略同一の形状となっている。これにより、いずれのシム板を重ね合わせた場合であっても、重合方向(シム板の板厚方向)について面部6a及び切り欠き部6cの外形が揃うようになっている。したがって、本体フレーム7とトグルブロック4との間にこれらのシム板を挟装させたときに、切り欠き部6cを介してピストン5のロッド5aを確実に連通させることができるようになっている。
また、図3(a)に示すように、第1シム板61には、第2シム板62と重ね合わせたときに、第2シム板62の上端部よりも突出する突出部6bが形成されており、第1シム板61の板長h1が第2シム板62の板長h2よりも長く(h1>h2)なっている。また、第1シム板61の突出部6bには、その板厚方向へ貫通する貫通孔6dが形成されている。
なお、前述の通り、可動歯1と固定歯2との間の最小隙間寸法dは、これらの複数のシム板6を重ね合わせた合計の厚さ(挟装厚さ)に応じて設定されるようになっている。
なお、前述の通り、可動歯1と固定歯2との間の最小隙間寸法dは、これらの複数のシム板6を重ね合わせた合計の厚さ(挟装厚さ)に応じて設定されるようになっている。
[作用・効果]
本発明の一実施形態にかかるジョー式破砕装置の隙間調整機構は上述のような構成により、以下のような作用・効果を奏する。
まず、被破砕物10の破砕作業前の段取りとして、オペレータ(操作者)によってピストン5のロッド5aがトグルブロック4側へ押し出され、被破砕物10の破砕後の最大寸法に応じた厚さ,枚数の複数のシム板6がトグルブロック4と本体フレーム7との間に挟装されて、固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dが調整される。ここでは、最小隙間寸法dを大きくする場合には厚さや枚数が減らせばよく、また、最小隙間寸法dを小さくする場合には厚さや枚数が増やせばよいため、容易に最小隙間寸法dを調整することができる。
本発明の一実施形態にかかるジョー式破砕装置の隙間調整機構は上述のような構成により、以下のような作用・効果を奏する。
まず、被破砕物10の破砕作業前の段取りとして、オペレータ(操作者)によってピストン5のロッド5aがトグルブロック4側へ押し出され、被破砕物10の破砕後の最大寸法に応じた厚さ,枚数の複数のシム板6がトグルブロック4と本体フレーム7との間に挟装されて、固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dが調整される。ここでは、最小隙間寸法dを大きくする場合には厚さや枚数が減らせばよく、また、最小隙間寸法dを小さくする場合には厚さや枚数が増やせばよいため、容易に最小隙間寸法dを調整することができる。
続いて、オペレータによってロッド5aがピストン5側へ引き込まれると、トグルブロック4が本体フレーム7との間に複数のシム板6を挟み込んだ状態で固定される。なお、このような最小隙間寸法dの設定が終了したとき、トグルブロック4と本体フレーム7との間には、図4に示すように、第1シム板61及び第2シム板62が重ね合わされた状態で挟装されることになる。なお図4では、1枚の第1シム板61と5枚の第2シム板62とが重ね合わされた状態が図示されている。
トグルブロック4が複数のシム板6を挟み込む方向は、固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dを拡大させたときにトグルブロック4自身が移動する方向と一致しているため、被破砕物10を押し潰そうとする圧縮力に対する反力が、トグルブロック4及び複数のシム板6を介して、本体フレーム7へ伝達されることになる。つまり、岩石やコンクリートガラ等の被破砕物10を押し潰す際に生じる反力を本体フレーム7で受けることができ、被破砕物10へ圧縮力を確実に作用させて効果的に圧砕することが可能となる。
また、図4に示すように、複数のシム板6のうち、第1シム板61の突出部6bは、第2シム板62の上端部よりも突出するように大きく形成されている。そのため、例えば、被破砕物10の圧砕中に装置を停止させて固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dを再調整する場合に、第1シム板61の突出部6bを掴むことができるため、第1シム板61を容易に引き抜くことができ、固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dを大きくすることができる。
また、例えば図1に示すように、被破砕物10の中に混入していた金属片8等の食い込みにより可動歯1の揺動運動がロックしてしまった場合であっても、第1シム板61の突出部6bを掴むことができるため、例えばバール等の工具を使って第1シム板61を容易に引き抜くことができ、固定歯2と可動歯1との最小隙間寸法dを大きく開いて金属片8等の食い込みを解除することができる。
なお、図4に示すように、複数のシム板6はトグルブロック4の進退方向、すなわち、反力の作用方向に対して略垂直に向くように重ね合わされている。そのため、これらのシム板6の中から第1シム板61を引き抜く場合、その引き抜き方向は、圧縮力及び反力の作用方向に対して略垂直な方向となる。これにより、引き抜き方向と圧縮力及び反力の作用方向とが略鉛直ではない構造のものと比較した場合、より小さな力で第1シム板61を引き抜くことが可能となる。
このように、最小隙間寸法dを大きくすることで、たとえ固定歯2と可動歯1との間に被破砕物10や金属片8等が食い込んでいたとしても、それを取り出すための自由度(空間的な余裕)を増やすことができ、食い込んだ被破砕物10や金属片8を容易に取り外すことができる。またこれにより、ロックした本装置を短時間で容易に再始動させることができるようになり、従来の破砕装置と比較して再運転までの復帰時間を短縮することができる。
また、第1シム板61を引き抜くことによって、複数のシム板6の面部6aに作用していた反力が小さくなる(又は伝達されなくなる)ため、例えば、さらに第2シム板62を引き抜くことも容易となり、簡単に最小隙間寸法dを再調整することができるようになる。
また、第1シム板61の突出部6bには、板厚方向へ貫通する貫通孔6dが設けられているため、貫通孔6dを利用した引き抜きが可能となる。例えば、バール等の梃子を用い、貫通孔6dを図4中における上方へ持ち上げれば、容易に第1シム板61を引き抜くことができる。
また、第1シム板61の突出部6bには、板厚方向へ貫通する貫通孔6dが設けられているため、貫通孔6dを利用した引き抜きが可能となる。例えば、バール等の梃子を用い、貫通孔6dを図4中における上方へ持ち上げれば、容易に第1シム板61を引き抜くことができる。
このように、本発明のジョー式破砕装置の隙間調整機構によれば、簡素な構成で、可動歯1と固定歯2との最小隙間寸法dを大きくすることができ、隙間に挟まっている被破砕物10の移動自由度を増加させることができる。そしてこれにより、隙間調整を容易とすることができる。
また、貫通孔6dを利用して第1シム板61の取り外し作業を容易とすることができ、さらに、小さな労力で第1シム板61の取り外しが可能な隙間調整機構を提供することができる。
また、貫通孔6dを利用して第1シム板61の取り外し作業を容易とすることができ、さらに、小さな労力で第1シム板61の取り外しが可能な隙間調整機構を提供することができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、複数のシム板6の中に、第1シム板61が1枚含まれてた隙間調整機構が示されているが、第1シム板は2枚以上含まれていてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態では、複数のシム板6の中に、第1シム板61が1枚含まれてた隙間調整機構が示されているが、第1シム板は2枚以上含まれていてもよい。
また、上述の実施形態では、第1シム板61の突出部6bが、第2シム板62と重ね合わせたときに、第2シム板62の上端よりも突出する形状に形成されているが、この突出部6bは第2シム板の縁端から突出した形状に形成されていればよく、例えば、挟装時に本体フレームやシリンダ5のロッド5aと干渉しない形状であれば、側方や下方へ突出した形状であってもよい。
1 可動歯
1a 一端部
1b 他端部
1c 枢着点
1d 連結点
2 固定歯
3 トグルプレート
4 トグルブロック
5 油圧シリンダ
5a ロッド
6 シム板
61 第1シム板(複数のシム板のうちの少なくとも一つのシム板)
62 第2シム板(他のシム板)
6a 面部
6b 突出部
6c 切り欠き部
6d 貫通孔
7 本体フレーム
8 金属片
9 排出口
10 岩石(被破砕物)
11 支持ロッド
12 投入口
13 回転軸
14 スプリング
20 クラッシャ(ジョー式破砕装置)
30 本体(自走式破砕機)
d 最小隙間寸法
h1,h2 シム板の板長
1a 一端部
1b 他端部
1c 枢着点
1d 連結点
2 固定歯
3 トグルプレート
4 トグルブロック
5 油圧シリンダ
5a ロッド
6 シム板
61 第1シム板(複数のシム板のうちの少なくとも一つのシム板)
62 第2シム板(他のシム板)
6a 面部
6b 突出部
6c 切り欠き部
6d 貫通孔
7 本体フレーム
8 金属片
9 排出口
10 岩石(被破砕物)
11 支持ロッド
12 投入口
13 回転軸
14 スプリング
20 クラッシャ(ジョー式破砕装置)
30 本体(自走式破砕機)
d 最小隙間寸法
h1,h2 シム板の板長
Claims (3)
- 本体フレームに固定された固定歯と、該固定歯に対して接離する方向へ揺動可能に対向配置された可動歯とを有し、該固定歯と該可動歯との間に投入される被破砕物を該揺動によって圧砕するジョー式破砕装置において、
該可動歯に連結され該本体フレームに対して進退可能に設けられるトグルブロックと、
該トグルブロックを該本体フレーム方向へ付勢して押圧するシリンダと、
該圧砕時における該被破砕物からの反力を該本体フレームへ伝達すべく、該シリンダによって付勢された該トグルブロックと該本体フレームとの間に該反力の伝達方向に並列して挟装される複数のシム板とを備えるとともに、
該複数のシム板のうちの少なくとも一つのシム板が、該挟装時において他のシム板の縁端よりも該反力の伝達方向に対して略鉛直方向へ突出するように形成された突出部を有する
ことを特徴とする、ジョー式破砕装置の隙間調整機構。 - 該突出部には、板厚方向へ貫通する貫通孔が設けられている
ことを特徴とする、請求項1記載のジョー式破砕装置の隙間調整機構。 - 該複数のシム板は、何れも板面を該反力の伝達方向に対して略垂直に向けて該トグルブロックと該本体フレームとの間に挟装される
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のジョー式破砕装置の隙間調整機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005134191A JP2006305520A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | ジョー式破砕装置の隙間調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005134191A JP2006305520A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | ジョー式破砕装置の隙間調整機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006305520A true JP2006305520A (ja) | 2006-11-09 |
Family
ID=37473027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005134191A Withdrawn JP2006305520A (ja) | 2005-05-02 | 2005-05-02 | ジョー式破砕装置の隙間調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006305520A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048648A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 大和ハウス工業株式会社 | ライナー及びライナー取付方法 |
JP2020185537A (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 株式会社中山鉄工所 | 破砕装置 |
CN112041080A (zh) * | 2018-04-27 | 2020-12-04 | 克磊镘有限公司 | 颚式破碎机 |
-
2005
- 2005-05-02 JP JP2005134191A patent/JP2006305520A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015048648A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 大和ハウス工業株式会社 | ライナー及びライナー取付方法 |
CN112041080A (zh) * | 2018-04-27 | 2020-12-04 | 克磊镘有限公司 | 颚式破碎机 |
US11819855B2 (en) | 2018-04-27 | 2023-11-21 | Kleemann Gmbh | Jaw crusher |
JP2020185537A (ja) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 株式会社中山鉄工所 | 破砕装置 |
JP7329822B2 (ja) | 2019-05-15 | 2023-08-21 | 株式会社中山ホールディングス | 破砕装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2135677B1 (en) | Jaw crusher with automatic crush gap adjusting mechanism | |
EP1163079B1 (en) | Heavy duty demolition apparatus with replaceable crushing and shearing tip | |
US7614573B1 (en) | Jaw crusher | |
CN1322932C (zh) | 带有液压缸过载装置的颚式破碎机 | |
JP5754859B2 (ja) | レール破断解体機に用いる顎部用ブレードセット | |
JP2006305520A (ja) | ジョー式破砕装置の隙間調整機構 | |
KR920700862A (ko) | 유압 굴착기용 파괴 공구 | |
JP6509556B2 (ja) | ジョークラッシャ | |
US20090129863A1 (en) | Hammer mounting | |
EP3558529A1 (en) | Jaw crusher support frame | |
KR20090106955A (ko) | 유압브레이커 | |
JP4272474B2 (ja) | ジョークラッシャの調整装置 | |
JP2010069414A (ja) | ジョークラッシャ | |
JP2006247603A (ja) | 自走式破砕機及びその過負荷保護装置 | |
KR200448631Y1 (ko) | 굴삭기용 크러셔 | |
JP4369889B2 (ja) | 廃エンジン破砕装置およびこの装置に使用される刃具 | |
JP2526117Y2 (ja) | 剪断型破砕装置及びそれを用いた多段式破砕装置 | |
JPH067182Y2 (ja) | 塊状コンクリ−ト破砕装置 | |
US20030146316A1 (en) | Comminution machine or crusher | |
JP2004143683A (ja) | 構築物破砕機及び破砕刃 | |
JP2007038146A (ja) | ジョー式破砕装置 | |
TWI342234B (ja) | ||
JP2005305393A (ja) | 破砕機 | |
KR200445677Y1 (ko) | 크래셔 | |
JP5688839B2 (ja) | 栗石製造用破砕装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |