JP2006304224A - カメラ付きドアホン子機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
カメラの撮像方向を所望の方向に調整できるカメラ付きドアホン子機を提供する。
【解決手段】
カメラ付きドアホン子機は、カメラブロック1と、カメラブロック1が前面方向を撮像方向として収納される筐体6と、カメラブロック1の撮像方向の水平方向に直交する方向の角度を調整する角度調整機構とを備え、カメラブロック1は、基板2と、基板2の前面に実装される撮像素子と、撮像素子の前方に配置されるレンズを備えて基板2の前面に固定配置され筐体6内の前面側に水平方向を回転軸として回動自在に支持されるレンズカバー5と、筐体6の後方に突出される角度調整用レバー55とで構成され、角度調整機構は、カメラブロック1の水平方向の側部に形成された複数の凹部53c…からなる第1の凹凸部と、筐体6に設けられて複数の凹部53c…と嵌合する凸部74aからなる第2の凹凸部とで構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、監視、防犯、来客対応等の用途に用いられるカメラ付きドアホン子機に関する。
カメラ付きドアホン子機は、壁、門柱、表札ユニット内等の様々な箇所の造営面に取付台を介して設置されるため、その設置高さによっては来客をカメラの撮像範囲内に正しく捉えることができない場合があり、かかる問題を解決するために、カメラの撮像方向を調整できるカメラ付きドアホン子機が提供されている。
このようなカメラ付きドアホン子機としては、カメラブロックと、カメラブロックが前面方向を撮像方向として収納される筐体と、前端部が筐体内でカメラブロックに連結されるとともに後端部が筐体内から後方へ突出した状態で筐体の後壁部に水平方向を回転軸として回動自在に支持される角度調整用レバーとを有しているものがある(特許文献1)。
特開2001−16577号公報(第1図)
上記のカメラ付きドアホン子機は、角度調整用レバーの後端部を上下に動かすことによって、カメラブロックの撮像方向を調整することができるようになっており、また、角度調整用レバーに設けられた複数の角度保持凹所と、筐体に設けられた角度保持突起とを嵌合させることで、カメラブロックの撮像方向を固定できるようになっている。
しかしながら、上記のドアホン子機では、角度調整用レバーが筐体の後壁に回動自在に支持されているので、角度調整用レバーの回転軸と角度調整用レバーの後端部との間の距離が非常に短く(つまりは、回転半径が小さく)、そのため角度調整用レバーの移動距離に対する撮像方向の角度変化が大きくなっていた。
したがって、特に上記のように角度保持突起と角度保持凹所とを嵌合させて撮像方向を固定するものでは、角度保持凹所のピッチを小さくしたとしても、隣接する角度保持凹所間での撮像方向の角度変化の値、つまりは撮像方向の角度変化の最小値が大きくなるから、このようなカメラ付きドアホン子機では、所望の撮像方向を得ることができない場合が多かった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、カメラの撮像方向を所望の方向に調整できるカメラ付きドアホン子機を提供することである。
上述の課題を解決するために、請求項1のカメラ付きドアホン子機では、カメラブロックと、カメラブロックが前面方向を撮像方向として収納される筐体と、カメラブロックの撮像方向を調整する角度調整機構とを備え、カメラブロックは、基板と、基板の前面に実装される撮像素子と、撮像素子の前方に配置されるレンズを備えて基板の前面に固定配置され筐体の前面側に回動自在に支持されるレンズカバーと、筐体の後方に突出される角度調整用レバーとで構成され、角度調整機構は、カメラブロックに設けられる第1の凹凸部と、筐体に設けられて第1の凹凸部と嵌合する第2の凹凸部とで構成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、カメラブロックのレンズカバーを筐体内の前面側に回動自在に支持させるとともに、カメラブロックの角度調整用レバーを筐体の後方へ突出させて、カメラブロックの回転軸と角度調整用レバーの後端部との距離を大きくしているので、角度調整用レバーの移動距離に対するカメラブロックの撮像方向の角度変化が小さくなり、これにより、角度調整機構による角度調整を細かく行えるようになるから、カメラの撮像方向を所望の方向に調整することが可能になる。
請求項2のカメラ付きドアホン子機では、請求項1の構成に加えて、角度調整用レバーはレンズカバーと一体に形成されていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、筐体に回動自在に支持されるレンズカバーに角度調整用レバーを一体に設けているので、角度調整用レバーに負荷がかかった際に、このような負荷が基板や撮像素子に影響を与えることがなくなり、これにより、角度調整用レバーの操作によってレンズと撮像素子の位置関係がずれてしまうことを防止できる。
請求項3のカメラ付きドアホン子機では、請求項1又は2の構成に加えて、第2の凹凸部は、筐体の前壁部の後面から後方へ突出する突片に設けられており、第1の凹凸部と第2の凹凸部は、筐体の後面側で嵌合していることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、筐体の前壁部の後面から後方へ突出させた突片に第2の凹凸部を設けるとともに、第1の凹凸部と第2の凹凸部の嵌合位置を筐体の後面側とすることで、突片の突出寸法を長くしているから、第2の凹凸部を所定の弾性力で第1の凹凸部に嵌合させることができ、さらに、筐体の前面側でのみカメラブロックの取り付け及び角度調整機構の嵌合を行えるから、組立性を向上できる。
本発明は、カメラブロックの回転軸と角度調整用レバーの後端部との距離を大きくしているので、角度調整用レバーの移動距離に対するカメラブロックの撮像方向の角度変化が小さくなり、これにより、角度調整を細かく行えるようになって、カメラの撮像方向を所望の方向に調整することができるという効果がある。
以下に、本発明のカメラ付きドアホン子機(以下、単にドアホン子機という)の一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。尚、以下の説明では、特に断りがない限りは、図1(a)の上側をドアホン子機の上側、図1(a)の下側をドアホン子機の下側、図1(a)の右側をドアホン子機の右側、図1(a)の左側をドアホン子機の左側、図1(a)の紙面奥側をドアホン子機の前側、図1(a)の紙面手前側をドアホン子機の後側とする。
本実施形態のドアホン子機は、図3に示すように、カメラブロック1と、カメラブロック1が前面方向を撮像方向として収納される筐体6と、カメラブロック1の撮像方向の水平方向に直交する方向の角度を調整する角度調整機構とを備え、カメラブロック1は、図2(b)に示すように、基板2と、基板2の前面に実装される撮像素子3と、撮像素子3の前方に配置されるレンズ4を備えて基板2の前面に固定配置され筐体6内の前面側に水平方向を回転軸として回動自在に支持されるレンズカバー5と、筐体6の後方に突出される角度調整用レバー55とで構成され、角度調整機構は、カメラブロック1の右側部に形成された複数の凹部53c…からなる第1の凹凸部と、筐体6に設けられて複数の凹部53cと嵌合する凸部74aからなる第2の凹凸部とで構成されている。
カメラブロック1は、図2(b)に示すように、基板2と、撮像素子3と、レンズ4と、レンズカバー5と、角度調整用レバー55とで構成され、撮像素子3は基板2に実装され、レンズ4及び角度調整用レバー55はレンズカバー5に設けられている。
基板2は、図3に示すように、平板状のプリント配線板20に、画像伝送用の回路等を構成する電子部品(図示せず)が実装されてなり、前面の略中央部に撮像素子3が実装されている。また、プリント配線板20には、図1(a)に示すように、レンズカバー5の位置決めを行う一対の係止孔20a,20aと、レンズカバー5を基板2に取り付けるための取付ねじ(図示せず)がそれぞれ挿通される一対のねじ挿通孔20b,20bとが設けられている。尚、図2(a)及び図4では、基板2は省略している。
レンズカバー5は、たとえば樹脂成形品であり、図2〜図4に示すように、後面が開口した略直方体の箱状に形成されて撮像素子3を覆うカバー本体50と、カバー本体50の左右方向(水平方向)の両側面に突設された長尺状の左片部51及び右片部52と、右片部52の先端部(右端部)から後方へ延出された側板部53とを一体に備えている。
カバー本体50には、図2(b)に示すように、前面部に撮像素子3を外部に臨ませる略円形状のレンズ孔50aが形成されており、このレンズ孔50aの内側面にはねじ溝が形成されている。このレンズ孔50aには、レンズ4を備えるレンズブロック54が取り付けられて、撮像素子3に外部からの光を受光させることができるようになっている。また、カバー本体50の後端面には、図2(a)に示すように、上記プリント配線板20の一方の係止孔20aに挿入される脚片50bが突設されるとともに、上記プリント配線板20の一方のねじ挿通孔20bと連通するねじ孔50cが開口している。
一方、上記のレンズブロック54は、図2(b)に示すように、両端が開口した円筒状の樹脂成形部54aと、樹脂成形部54aの前端側の開口に被着されるレンズ4とで構成されている。また、このレンズブロック54の樹脂成形部54aには、その後端側の外周面にカバー本体50のレンズ孔50aのねじ溝に対応するねじ溝が形成されており、これによって、レンズブロック54をカバー本体50に着脱自在に取り付けることができるようになっている。
左片部51及び右片部52の前面部にはそれぞれ支持片51a,52aが一体に突設されており、各支持片51a,52aの右側面には、略円柱状の軸部51b,52bが一体に突設されている。これら軸部51b,52bは、レンズカバー5を筐体6に水平方向を回転軸として回動自在に取り付けるためのものであるから、左右方向(水平方向)において同軸となるように設けられている。また、左片部51の後端面には、図2(a)に示すように、上記プリント配線板20の他方の係止孔20aに挿入される脚片51cが突設されており、右片部52の後端面には、上記プリント配線板20の他方のねじ挿通孔20bと連通するねじ孔52cが開口している。加えて、右片部52は、レンズカバー5を基板2に固定した際に、側板部53が基板2の側方に位置するような長さ寸法に形成されている。
側板部53は、図1(c)に示すように、カメラブロック1の右側部となる平板部53aと、上記支持片51a,52aの軸部51b,52bを中心軸とする円弧状を有して平板部53aの右側面の後端縁に突設された後壁部53bとを一体に備えている。また、平板部53aの後壁部53b側には、上記軸部51b,52bを中心軸とする円弧上に所定間隔で複数の角度調整用の凹部53c…が列設されており、後壁部53bの後面側の上下方向における略中央部には、角度調整用レバー55が一体に突設されている。さらに側板部53の平板部53aの前端面には、先部が円弧状に形成されたリブ53dが一体に突設されている。加えて、平板部53aの前後方向の長さ寸法は、レンズカバー5を基板2の前面に固定配置した際に、凹部53c…が基板2よりも後方に位置する程度の大きさに設定されている。
そして、カメラブロック1は、撮像素子3が実装された基板2の前面に、取付ねじ(図示せず)を用いてレンズカバー5を固定することで構成される。ここで、このレンズカバー5の基板2への取り付けは、図1(a)に示すようにレンズカバー5の脚片50b,51cを基板2の挿通孔20a,20aにそれぞれ挿入するとともに、図2(b)に示すようにレンズカバー5のカバー本体50内に撮像素子3を配置し、この後に、基板2のねじ挿通孔20b,20bを挿通させた取付ねじ(図示せず)をレンズカバー5のねじ孔50c,52cにそれぞれ螺着することで行われる。そして、このようにレンズカバー5を基板2に固定した際には、図2(b)に示すように、側板部53が基板2の側方に位置するため、基板2に角度調整用レバー55を後方へ突出させるための孔などを設ける必要がなくなり、これによりカメラブロック1の組立性を向上できる。
以上により構成されたカメラブロック1は、図3に示すように、回路ブロック9とともに筐体6に収納される。ここで、回路ブロック9は、音声回路等の各種回路や呼び出しスイッチ90aが実装された回路基板90と、回路基板90に電気的に接続される、図示しない集音マイク、スピーカ、及び通話線等が接続される端子部等で構成されている。尚、図1(a)及び図2(a)では、回路ブロック9は省略している。
次に、カメラブロック1及び回路ブロック9が収納される筐体6について説明する。筐体6は、図3に示すように、筐体6の前面部となるボディ7と、後面部となるカバー8とで構成されており、これらボディ7及びカバー8は、いずれも樹脂成形品からなる。尚、図1(a)及び図2(a)では、カバー8は省略している。
ボディ7は、図4に示すように、後面が開口した略直方体の箱状に形成されており、ボディ7の前壁部の上端中央部には、図3に示すように、筐体6に収納されるカメラブロック1のレンズ4を筐体6外部に臨ませる円形状の窓孔7aが形成されている。また、ボディ7の前壁部の中央部には、上下方向を長手方向とする溝部7bが複数形成されており、この溝部7b…の側面には、スピーカ孔7b1が設けられている。この複数の溝部7b…の下方には、呼び出しボタン90aを操作するための操作部70が前後方向に揺動自在に配置される矩形状のボタン孔7cが形成されている。さらに、ボタン孔7cの左下方には、来訪者の音声を集音マイク(図示せず)に取り込むためのマイク孔7dが形成されており、ボタン孔7cの下方には、筐体6を壁、門柱、表札ユニット内等の様々な箇所の造営面に設置するための取付台(図示せず)に固定するための取付ねじ(図示せず)用のねじ挿通孔7eが形成されている。加えて、ボディ7の下壁部の後端部には、左右方向に離間した一対の係止孔7f,7fが形成されている。
また、ボディ7の前面部には、窓孔7aを覆うように透光カバー(図示せず)が被着される。この透光カバーは、透光性材料から下面及び後面が開口した箱状に形成されており、ボディ7に被着された際に、窓孔7aの周縁部でボディ7に密着接合されて、窓孔7aから筐体6内部に水が浸水することを防止するためのものである。
一方、筐体6の内面となるボディ7の前壁部の裏面(後面)には、図4に示すように、窓孔7aの左右に軸受け部71,72が形成されている。軸受け部71,72は、左右方向において同軸となるようにして窓孔7aの左方及び右方に設けられており、この軸受け部71,72には、レンズカバー5の軸部51b,52bがそれぞれ左右方向(水平方向)を回転軸として回動自在に支持される。また、軸受け部72の右方には、レンズカバー5の側板部53に設けたリブ53dの円弧状の先端面が摺動自在に当接される受け部73が設けられている。加えて、この受け部73の右側には、突片74が後方へ向けて一体に突設されている。突片74は、左右方向の厚みが薄い平板状に形成されて、左右方向に所定の弾性を有するように形成されている。また、突片74の左側面には、前後方向を長手方向とする角度調整用の凸部74aが一体に突設されており、この角度調整用の凸部74aが、レンズカバー5の角度調整用の凹部53c…とともに角度調整機構を構成する。さらに、ボディ7の前壁部の裏面には、カバー8をボディ7に取り付けるための取付ねじ(図示せず)が螺入されるねじ孔75aを備えた円筒状のボス75が複数突設されている。
カバー8は、図3に示すように、ボディ7の開口した後面を覆う程度の大きさの略平板状に形成されている。このカバー8には、上記ボディ7のねじ孔75aにそれぞれ対応するねじ挿通孔8a…が設けられるとともに、カバー8の下端縁には、上記ボディ7の係止孔7f,7fにそれぞれ係止される一対の係止爪8b,8bが一体に突設されている。また、カバー8の下端中央部には、上記ボディ7のねじ挿通孔7eと連通して取付台用の取付ねじが挿通されるねじ挿通孔8cが形成されており、カバー8の下端側の左方には、上記回路ブロック9の端子部を外部へ臨ませるための端子接続孔8dが上下方向に4つ列設されている。加えて、カバー8の上端側の右方には、図1(c)に示すように、レンズカバー5の角度調整用レバー55を筐体6外部へ突出させるためのレバー用孔部8eが設けられており、このレバー用孔部8eは、角度調整用レバー55を上下方向に動かせるように、上下方向を長手方向とする長孔状に形成されている。
上記の部材によりドアホン子機は構成されており、各部材は次のようにして取り付けられている。カメラブロック1は、図4に示すように、レンズカバー5の支持片51a,52aの軸部51b,52bを、ボディ7の軸受け部71,72にそれぞれ軸支させるとともに、側板部53のリブ53dを受け部73に当接させた状態でボディ7に水平方向を回転軸として回動自在に取り付けられる。このとき、レンズブロック54がボディ7の窓孔7aから外部へ臨むとともに、側板部53に複数設けられた角度調整用の凹部53c…と、ボディ7の突片74に設けられた角度調整用の凸部74aとが嵌合するようになっている。このように、本実施形態のドアホン子機では、筐体6の前面側、つまりはボディ7のみでカメラブロック1の取り付け、及び角度調整機構の嵌合を行えるから、上述の従来例の角度調整用レバーを筐体の後壁に回動自在に支持させる場合等のように、カメラブロックの取り付けをボディとカバーの取り付けとともに行う必要がなくなり、これにより組立性を向上できる。
そして、ボディ7には、回路ブロック9が、スピーカ(図示せず)を溝部7bに、呼び出しスイッチ90aを孔部7cに配置された操作部70に、集音マイク(図示せず)をマイク孔7dにそれぞれ対応させた状態で配置収納される。この後に、カバー8が後面開口を閉塞するようにしてボディ7に被着されるのであるが、カバー8の取り付けは、カバー8の係止爪8b,8bをボディ7の係止孔7f,7fに係止させるとともに、カバー8のねじ挿通孔8a…をボディ7のねじ孔75a…にそれぞれ連通させた状態で、ボディ7の各ねじ孔75a…に取付ねじ(図示せず)を螺着することで行われる。
このようにしてカバー8がボディ7に取り付けられた際には、図1(c)に示すように、カメラブロック1の角度調整用レバー55が、カバー8のレバー用孔部8eから筐体6外部へ突出し、また、回路ブロック9の端子台(図示せず)がカバー8の端子接続孔8dから筐体6外部へ臨むことになる。
以上により図5に示すドアホン子機が得られ、次に、ドアホン子機の撮像方向の調整方法について説明する。このドアホン子機の撮像方向の調整は、図1(c)に示すように、筐体6の後方に突出された角度調整用レバー55を操作することで行われる。つまり、角度調整用レバー55を上下方向に移動させて、角度調整用の凸部74aと嵌合させる角度調整用の凹部53cを変更すれば、角度調整用レバー55の移動に伴なって、ボディ7に回動自在に支持されたカメラブロック1が、軸部51b,52bを回転軸として上下方向に回動した後に、その位置で固定されることになる。したがって、角度調整用レバー55を操作して、角度調整用の凸部74aと嵌合する角度調整用の凹部53cを変更することによって、カメラブロック1の撮像方向を所望の方向へ向けて固定することができ、これにより、様々な取付位置に対応して、好適な撮像範囲の画像を得ることができる。
しかも、本実施形態のカメラ付きドアホン子機では、カメラブロック1のレンズカバー5を筐体6の前面側となるボディ7に回動自在に支持させるとともに、カメラブロック1の角度調整用レバー55を筐体6の後方へ突出させることにより、カメラブロック1の回転軸と角度調整用レバー55の後端部との間の距離を大きくしているので、カメラブロック1の回転軸と凹部53cとの距離を大きくとることができ、角度調整用レバー55の移動距離に対するカメラブロック1の撮像方向の角度変化を小さくできる。これにより、側板部53に複数設けた凹部53c…のピッチ(隣接する凹部53c間の距離)に対する撮像方向の角度変化の値、つまりは撮像方向の角度変化の最小値を従来例に比べて大幅に小さくなるから、カメラブロック1の角度調整を細かく行えるようになり、これによって、カメラの撮像方向を所望の方向に調整できる。加えて、図1(c)に示すように、角度調整用レバー55の可動範囲の増加に伴なって、従来例よりも凹部53cを形成する面積を大きくとることができるから、従来例に比べてカメラブロック1の撮像方向の固定位置を大幅に増やすことができる。
また、筐体6に回動自在に支持されるレンズカバー5に角度調整用レバー55を一体に設けているので、角度調整用レバー55の操作時に、角度調整用レバー55にかかる負荷が基板2や撮像素子3に影響を与えることがなくなり、これにより、角度調整用レバー55の操作によってレンズ4と撮像素子3の位置関係がずれてしまうことを防止できる。
さらに、筐体6の前壁部の後面となるボディ7の前壁部の後面から後方へ突出させた突片74に第2の凹凸部となる角度調整用の凸部74aを設けるとともに、凹部53c…と凸部74aの嵌合位置を筐体6の後面側とすることで突片74の突出寸法を長くしているから、凸部74aを所望の弾性力で第1の凹凸部となる複数の凹部53c…に嵌合させることができ、これにより、角度調整機構の嵌合の度合いを容易に調整できるようになり、角度調整時の操作性を向上できる。しかも、凹部53cと嵌合する凸部74aを備える突片74が筐体6内に位置するため、不意に物体が衝突する等によって突片74に外力が作用して、カメラブロックの撮像方向がずれてしまうといった不具合を防止できる。
尚、上記のカメラ付きドアホン子機の角度調整機構は、複数の凹部53c…からなる第1の凹凸部と、凸部74aからなる第2の凹凸部とで構成されているが、このような角度調整機構は、上記の構成に限られるものではなく、しかも、第1の凹凸部と第2の凹凸部との嵌合の度合いを凹凸部の形状、形成位置等によって容易に設計変更することができ、状況に応じて好適なものを用いることができる。
また尚、本実施形態のカメラ付きドアホン子機は、上下方向の角度を調整できるものであるが、水平方向の角度を調整するようにしてもよいし、上下方向及び水平方向の両方向の角度を調整できるように構成してもよい。
(a)は、本発明のカメラ付きドアホン子機の一部を省略した後面図であり、(b)は、同図(a)のA−A線における断面図であり、(c)は、同図(a)のB−B線における断面図である。 (a)は、同上の一部を省略した後面図であり、(b)は、同図(a)のC−C線における断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の組み立て説明図である。 同上の斜視図である。
符号の説明
1 カメラブロック
2 基板
5 レンズカバー
53c 凹部
55 角度調整用レバー
6 筐体
74a 凸部

Claims (3)

  1. カメラブロックと、カメラブロックが前面方向を撮像方向として収納される筐体と、カメラブロックの撮像方向を調整する角度調整機構とを備え、カメラブロックは、基板と、基板の前面に実装される撮像素子と、撮像素子の前方に配置されるレンズを備えて基板の前面に固定配置され筐体の前面側に回動自在に支持されるレンズカバーと、筐体の後方に突出される角度調整用レバーとで構成され、角度調整機構は、カメラブロックに設けられる第1の凹凸部と、筐体に設けられて第1の凹凸部と嵌合する第2の凹凸部とで構成されていることを特徴とするカメラ付きドアホン子機。
  2. 角度調整用レバーはレンズカバーと一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ付きドアホン子機。
  3. 第2の凹凸部は、筐体の前壁部の後面から後方へ突出する突片に設けられており、第1の凹凸部と第2の凹凸部は、筐体の後面側で嵌合していることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ付きドアホン子機。
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