JP2006303942A - 特定小電力無線テレメータシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 親機において、IDを設定できる外部入力の設定手段と縁組に必要なデータを記憶する手段、および、子機において、電源投入時、間欠受信するための移行手段と無線通信電文の内容と記憶データとを比較判定する手段とを有し、子機が電源投入時から、予め定められた規定時間だけ無線の間欠受信状態に移行した間に、親機からの縁組対象の子機IDの一部分の情報と、親機の縁組対象であり、しかも未縁組の子機IDの一部とが一致した場合に、親機と子機が相互の無線通信を許可するためのID等の情報交換作業である縁組を実行する。
【選択図】 図3
Description
また、上記の特許文献1には、無線親機、無線子機、自動検針用メータに対して識別子を付与することが記載されているものの、この識別子をどのように用いるかについては何も示されておらず、設置作業は依然として非常に困難な状況であった。
親機において、IDを設定できる外部入力の設定手段と縁組に必要なデータを記憶する手段、および、子機において、電源投入時、間欠受信するための移行手段と無線通信電文の内容と記憶データとを比較判定する手段とを有し(請求項1)、親機にて、センタからの縁組電文を解析する手段と、解析し無線送信する手段と(請求項2)、親機にて、次に縁組すべき子機のIDを計算する手段と(請求項3)、親機にて縁組電文を一斉に複数の子機へ無線送信する同報手段と(請求項4)、親機にて、センタからの複数の縁組対象IDを含む縁組電文を解析する手段と、解析し無線送信する手段と(請求項5)、親機にて複数の縁組対象IDを含む縁組電文を一斉に複数の子機へ無線送信する同報手段と(請求項6)を有する。
また、電源投入時から、予め定められた規定時間内の間欠受信状態で縁組を実行することにより、非常に少ない消費電力でID等の情報交換作業を行うことができ、しかも、縁組対象の子機の比較判定に子機IDの一部を使用しているために、比較判定の処理期間が短縮され、親機から間欠的に縁組要求電文を受信した非常に短い間欠受信時間内に迅速に比較判定処理を行うことができる。
つぎに親機15と子機16を縁組する場合について図3に基づいて説明する。親機15のIDを“50000000000000”、子機16のIDを“50000000000012”として、縁組する場合を説明する。まず縁組前の初期設定を行い、IDを登録することが必要である。子機のIDは14桁あり、設定器による通信または外部入力装置30のDIPSWなどにて14桁のうち下位2桁を設定する(図3(a))。設定した下位2桁のIDは不揮発性メモリに記憶される。一方、親機15は対象となる子機IDの下位2桁と同じになるように外部入力装置30のDIPSWなどにて設定する(図3(b))。そして、外部入力装置31のボタンなどの入力により(図3(c))、無線縁組要求電文(図3(d))を送信する。無線縁組要求電文のフォーマットを図4に示す。無線用ヘッダー部には縁組元つまり親機の識別符号と、縁組対象となる子機IDの下位2桁を示す縁組短縮ID部と、送信先識別符号部と縁組要求電文であることを示すコマンド部で構成される。送信先識別符号は不特定先を示す”000000000000“で表されている。子機16は電源投入後から予め定めた規定時間たとえば1時間だけ、間欠受信状態となっており、親機15からの無線縁組要求電文を受信する待機状態となっている。ここで間欠受信とは、たとえば18秒毎に間欠的に無線のキャリアセンスを行い、受信すべき無線信号(キャリア)があるか否かを調べる動作であり、電池寿命を考慮した動作である。通常、未縁組な子機は無線通信することがないので、完全に無線通信ユニット25を停止させて、電池寿命を長くさせているのが一般的である。この間欠受信動作中に、子機16が親機15からの縁組要求電文を受信すると、無線縁組要求電文の縁組短縮ID部の値が子機自身の下位2桁のIDと一致した場合、縁組要求を受け付ける。そして子機16は、縁組要求電文の親機識別符号を不揮発性メモリに登録する(図3(e))。子機16は、返信にて、自己の識別符号などを無線縁組応答電文として、送信する(図3(f)、図5)。親機15は、無線縁組応答電文を受信し、その電文の子機識別符号を不揮発性メモリに登録する(図3(g))。上記作業により、縁組が完了したことになる。
12 センタ
13 電話回線
14 T−NCU
15 メイン
16 サブ
17 メータ
21 T−NCUと接続のためのI/F
22 不揮発性メモリ
23 CPU
24 アンテナ
25 無線通信ユニット
26 ROM
27 RAM
28 電池
29 メ−タと接続のためのI/F
30 外部入力装置1
31 外部入力装置2
Claims (6)
- センタに電話網を介して接続されたT−NCUと、T−NCUに有線接続された親機と、親機と無線接続される子機と、子機に有線接続されたメータによって構成された無線テレメータシステムにおいて、
親機が、外部入力手段のスイッチなどの入力により、縁組対象の子機IDの一部分の情報が入った縁組要求電文の無線送信を開始すると共に、
一方で、親機の縁組対象であり、しかも未縁組の子機が、電源投入時から、予め定められた規定時間だけ無線の間欠受信状態に移行し、前記間欠受信状態に移行している間に親機からの縁組要求電文を受信すると、予め外部入力装置により設定された自己のIDと受信した電文中の縁組対象子機IDの一部とを比較判定して、予め外部入力装置により設定され記憶された自己のIDと受信した電文中の縁組対象子機IDの一部が一致した場合にのみ、親機と子機が相互の無線通信を許可するために設置時に行うID等の情報交換作業である縁組を実行することを特徴とする無線テレメータシステム。 - センタに電話網を介して接続されたT−NCUと、T−NCUに有線接続された親機と、親機と無線接続される子機と、子機に有線接続されたメータによって構成された無線テレメータシステムにおいて、
親機は、センタから縁組対象の子機IDの一部分の情報が入った縁組要求電文を受信し解析して、変換された縁組要求電文を子機へ無線送信を開始すると共に、
一方、縁組対象であり、しかも未縁組の子機が、電源投入時から、予め定められた規定時間だけ無線の間欠受信状態になり、その間に縁組要求電文を受信した子機が、予め外部入力装置により設定された自己のIDと電文中の縁組対象子機IDの一部が一致した場合にのみ、親機と子機が相互の無線通信を許可するためのID等の情報交換作業である縁組を設置時の最初に実行することを特徴とする無線テレメータシステム。 - 請求項1記載の無線テレメータシステムにおいて、
上記縁組を行って完了した後に続けて、親機は、縁組対象の子機IDの番号を一つ大きい値にした子機IDの一部分の情報が入った縁組要求電文を送信して、次の縁組対象子機との縁組を連続して行うことを特徴とする無線テレメータシステム。 - センタに電話網を介して接続されたT−NCUと、T−NCUに有線接続された親機と、親機と無線接続される複数の子機と、複数の子機に有線接続されたメータによって構成された無線テレメータシステムにおいて、
親機が、外部入力手段のスイッチなどの入力により、縁組要求電文を複数の子機に一斉に無線送信を開始すると共に、
一方、縁組対象であり、しかも未縁組の複数の子機が、電源投入時から、予め定められた規定時間だけ無線の間欠受信状態になり、その間に縁組要求電文を受信した子機が、子機のIDの順番に縁組応答電文を返信して、
親機と子機が相互の無線通信を許可するためのID等の情報交換作業である縁組を設置時の最初に実行することを特徴とする無線テレメータシステム。 - センタに電話網を介して接続されたT−NCUと、T−NCUに有線接続された親機と、親機と無線接続される子機と、子機に有線接続されたメータによって構成された無線テレメータシステムにおいて、
親機は、センタから縁組要求電文を受信し解析して、変換された縁組要求電文を子機へ無線送信を開始すると共に、
一方、縁組対象であり、しかも未縁組の複数の子機が電源投入時から、予め定められた規定時間だけ無線の間欠受信状態になり、その間に縁組要求電文を受信した子機が、子機のIDの順番に縁組応答電文を返信して
親機と子機が相互の無線通信を許可するためのID等の情報交換作業である縁組を設置時の最初に行うことを特徴とする無線テレメータシステム。 - センタに電話網を介して接続されたT−NCUと、T−NCUに有線接続された親機と、親機と無線接続される子機と、子機に有線接続されたメータによって構成された無線テレメータシステムにおいて、
親機は、センタから複数の縁組対象の子機IDを含む縁組要求電文を受信し、複数の縁組対象の子機IDを含む縁組要求電文を複数の子機へ一斉に送信を開始すると共に、
一方、縁組対象であり、しかも未縁組の複数の子機が、電源投入時から、予め定められた規定時間だけ無線の間欠受信状態になり、その間に縁組要求電文を受信した子機が、縁組要求電文に含まれている子機のIDの順番に縁組応答電文を返信して、親機と子機が相互の無線通信を許可するためにID等の情報交換作業である縁組を設置時の最初に行うことを特徴とする無線テレメータシステム。
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- 2005-04-21 JP JP2005123275A patent/JP2006303942A/ja active Pending
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