JP2006302345A - データ処理装置、データ再生装置、データ処理方法及びプログラム - Google Patents

データ処理装置、データ再生装置、データ処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
容易に所望の再生速度でデータを再生させ得るデータ処理装置を実現する。
【解決手段】
楽曲の再生を制御するための再生リストPL1や設定BPMを、当該楽曲に設定されているテンポ(すなわち楽曲の音声データに設定されている再生速度)を示す通常BPMをもとに生成するようにしたことにより、テンポが等しい楽曲のみを再生させるための再生リストPL1や、楽曲のテンポを所望のテンポに変更させるための設定BPMといった、楽曲のテンポに基づいた再生リストPL1や設定BPMを容易に生成することができ、かくして容易に、これら再生リストPL1や設定BPMに基づいて、所望の再生速度で楽曲の音声データを再生することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明はデータ処理装置に関し、例えば音声データの再生を制御するための再生制御情報を作成する際に適用して好適なものである。
近年、例えば、ダンスやエアロビクスといった、楽曲のテンポに合わせて体を動かすようなスポーツが広く普及している。このようなスポーツでは、単に楽曲のテンポに体の動きを合わせるだけではなく、体の動きに合うテンポの楽曲を選曲している。
しかしながら、このような体の動きに合うテンポの楽曲が見つからない場合には、楽曲のテンポを所望のテンポに変更する必要があった。
実際上、楽曲のテンポを変更させる機器としては、例えば、楽曲の再生時に、早送りボタンが押下されると、これに応じて、楽曲のピッチを変えることなく楽曲に対応する音声データの再生速度を所定倍に制御することにより、楽曲のテンポを変更させる機能(デジタルピッチコントローラと呼ばれている)を有する再生機器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−099097公報
ところが、このような再生機器は、再生中の楽曲に対してのみ、この楽曲に対応する音声データの再生速度を所定倍に制御してテンポを変更するのであって、楽曲のテンポを必要に応じて所望のテンポに変更したり、複数の楽曲全体のテンポを一括で変更したりすることはできない。
このため、実際には、スポーツを行う人が、著作権者の許可を得るなどして、楽曲のテンポを体の動きに合うテンポとなるように再編集した専用の音楽CDを作成しなければならなかった。
このように従来では、容易に所望のテンポで楽曲を再生し得るとは言い難いという問題、すなわち容易に所望の再生速度で再生機器にデータを再生させ得るとは言い難いという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、容易に所望の再生速度でデータを再生させ得るデータ処理装置、データ再生装置、データ処理方法及びプログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、データと、当該データに設定されている当該データが再生されるときの第1の再生速度を示す速度情報とを対応付けて記憶する記憶部と、データの再生を制御するための再生制御情報を、当該データに対応する速度情報に基づいて生成する再生制御情報生成部とを設けるようにした。
このように、データの再生を制御するための再生制御情報を、当該データに設定されている速度情報に基づいて生成するようにしたことにより、再生速度が等しいデータのみを再生させるための再生制御情報や、データの再生速度を所望の再生速度に変更させるための再生制御情報といった、データの再生速度に基づいた再生制御情報を容易に生成することができる。
本発明によれば、データの再生を制御するための再生制御情報を、当該データに設定されている速度情報に基づいて生成するようにしたことにより、再生速度が等しいデータのみを再生させるための再生制御情報や、データの再生速度を所望の再生速度に変更させるための再生制御情報といった、データの再生速度に基づいた再生制御情報を容易に生成することができ、かくして容易に、この再生制御情報に基づいて再生側に所望の再生速度でデータを再生させ得るデータ処理装置、データ再生装置、データ処理方法及びプログラムを実現することができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)録音再生システムの構成
図1において、1は全体として、コンテンツとしての楽曲を録音すると共に、この録音した楽曲を再生する録音再生システムを示し、ユーザの端末(以下、これをユーザ端末とも呼ぶ)2に音楽CD3が装填されると、このユーザ端末2が音楽CD3に録音されている楽曲の音声データを読み出し、この読み出した音声データを圧縮符号化して自身のハードディスクドライブに保存することで、この楽曲を自身のハードディスクドライブに録音するようになされている。ちなみに、ここでは説明の便宜上、1音声データが1楽曲(1トラック)分のデータであるものとする。
またこの録音時、ユーザ端末2は、装填された音楽CD3に、例えば楽曲名、当該楽曲のアーティスト名、楽曲速度、当該楽曲のジャンル、当該楽曲を収録したアルバム名、及び当該アルバム内でのトラック番号などからなる楽曲に関する情報(以下、これを楽曲関連情報とも呼ぶ)が記録されている場合、この楽曲関連情報と圧縮符号化した音声データ(以下、これを圧縮音声データとも呼ぶ)とを対応付けてハードディスクドライブに保存するようになされている。
ここで、楽曲速度とは、楽曲に予め設定されているテンポ(すなわち圧縮音声データに設定されている再生速度)であり、例えば音楽CD3に録音された楽曲が一般的なCDプレイヤで通常再生されるときのテンポを表すものである。以下、この楽曲速度を、通常BPM(Beat Per Minutes:1分間に刻まれる拍数)とも呼ぶ。また、後述するが、この通常BPMをもとにして、本システムの携帯型オーディオプレイヤ4でユーザが任意に設定し得る楽曲速度を、設定BPMとも呼び、この設定BPMは、本システムの携帯型オーディオプレイヤ4で楽曲が実際に再生されるときのテンポを表す。
一方、装填された音楽CD3に、楽曲関連情報が記録されていない場合、ユーザ端末2は、楽曲関連情報と市販されている音楽CDのTOC(Table Of Contents)情報とを対応付けて記憶管理しているネットワークNT上の所定サーバ(図示せず)に対して、音楽CD3のTOC情報を送信することにより、この所定サーバから、音楽CD3に録音されている楽曲の楽曲関連情報を取得し、この取得した楽曲関連情報と圧縮音声データとを対応付けてハードディスクドライブに保存するようになされている。
実際上、ユーザ端末2のハードディスクドライブには、図2に示すように、各楽曲の圧縮音声データと各楽曲の楽曲関連情報とを対応付けて記憶管理するための楽曲関連情報管理テーブルTB1が生成されている。この楽曲関連情報管理テーブルTB1は、ハードディスクドライブに保存された圧縮音声データのファイル名を格納するカラム「ファイル名」、音楽CD3またはネットワークNT上の所定サーバから楽曲関連情報として得られた楽曲名を格納するカラム「楽曲名」、アーティスト名を格納するカラム「アーティスト名」、通常BPMを格納するカラム「通常BPM」、ジャンルを格納するカラム「ジャンル」、アルバム名を格納するカラム「アルバム名」、及びトラック番号を格納するカラム「トラック番号」などで構成される。
すなわち、ユーザ端末2は、例えば保存した圧縮音声データのファイル名「F001」と、楽曲関連情報として得られた楽曲名「ever」、アーティスト名「GLEY」、通常BPM「100」、ジャンル「Jpop」、アルバム名「OTHER WORLD」、トラック番号「01」、…とを、この楽曲関連情報管理テーブルTB1の対応するカラムに格納することで、圧縮音声データと楽曲関連情報とを対応付けて記憶管理するようになされている。
そしてユーザ端末2は、この楽曲関連情報管理テーブルTB1に格納した楽曲関連情報を、必要に応じて所定の表示部に表示することにより、録音した楽曲に関する情報をユーザに提供し得るようにもなされている。
さらにユーザ端末2は、上述のようにしてハードディスクドライブに保存した圧縮音声データ及び楽曲関連情報の全部または一部を、自身に接続された携帯型オーディオプレイヤ4に送信して、当該携帯型オーディオプレイヤ4の不揮発性メモリに書き込むようにもなされている。
この携帯型オーディオプレイヤ4は、再生専用機器であり、ユーザ端末2によって自身の不揮発性メモリに書き込まれた圧縮音声データを再生する。またこの携帯型オーディオプレイヤ4の不揮発性メモリには、ユーザ端末2のハードディスクドライブに生成された楽曲関連情報管理テーブルTB1と同一カラム構成の楽曲関連情報管理テーブルTB2が生成され、この楽曲関連情報管理テーブルTB2にユーザ端末2から送信される楽曲関連情報が格納されることで、不揮発性メモリ21に記録された圧縮音声データと楽曲関連情報とを対応付けて記憶管理するようになされている。そしてこの携帯型オーディオプレイヤ4は、この楽曲関連情報管理テーブルTB2に格納された楽曲関連情報を、必要に応じて所定の表示部に表示するようにもなされている。
このように、この録音再生システム1では、音楽CD3から楽曲の音声データを読み出し、これを圧縮音声データとしてユーザ端末2のハードディスクドライブに保存することで録音し、またこの保存した圧縮音声データを、携帯型オーディオプレイヤ4に送信して、この携帯型オーディオプレイヤ4で再生する。また、この録音再生システム1では、ユーザ端末2で録音した楽曲の楽曲関連情報を、音楽CD3またはネットワークNT上の所定サーバから取得し、楽曲の圧縮音声データと対応付けて記憶管理する。
これにより、ユーザは、音楽CD3に録音されている楽曲を、携帯型オーディオプレイヤ4の不揮発性メモリに保存して聴くことができると共に、この楽曲に関する情報を、ユーザ端末2または携帯型オーディオプレイヤ4で確認することができる。
このような基本的な録音及び再生機能に加え、本実施の形態の録音再生システム1は、楽曲関連情報として得られた通常BPMを利用して楽曲の再生リストを作成する再生リスト作成機能と、この通常BPMを利用して楽曲に対応する圧縮音声データの再生速度を制御する再生速度制御機能とを有しており、以下、これら再生リスト作成機能及び再生速度制御機能について、ユーザ端末2及び携帯型オーディオプレイヤ4の内部構成と合わせて説明する。
(1−2)再生リスト作成機能及び再生速度制御機能と、ユーザ端末及び携帯型オーディオプレイヤの構成
まず再生リスト作成機能による再生リストの作成を概略的に説明する。この再生リストは、ユーザ端末2に保存した圧縮音声データのうち、携帯型オーディオプレイヤ4で再生する圧縮音声データのファイル名及びその再生順を示すリストであり、ユーザ端末2で作成され、対応する圧縮音声データ及び楽曲関連情報と共に、携帯型オーディオプレイヤ4に送信される。
実際上、ユーザ端末2は、ハードディスクドライブに保存した圧縮音声データのうち、例えば通常BPMの値が所定範囲内となる圧縮音声データを選択すると共に、この選択した圧縮音声データを所定順に再生させるための再生リストを生成する。すなわち、ユーザ端末2は、図3に示すように、例えば通常BPMの値が「100」以上「120」以下である圧縮音声データ「F001」(通常BPM=100)、「F003」(通常BPM=120)及び「F004」(通常BPM=110)を、例えばユーザに指定させた順に再生させるための再生リストPL1を作成する。ここで、この通常BPMの範囲は、ユーザに直接入力させてもよいし、ユーザ端末2にこの範囲を数パターン記録させておき、この中からユーザに選択させるようにしてもよい。
このようにユーザ端末2では、通常BPMを利用して再生リストPL1を作成することにより、例えばほぼ同じテンポの楽曲を集めた再生リストPL1を容易に作成することができる。そしてまた携帯型オーディオプレイヤ4では、この再生リストPL1に基づいて、例えばほぼ同じテンポの楽曲を所定順に再生することができる。
つづいて再生速度制御機能による再生速度の制御を概略的に説明する。本システムの携帯型オーディオプレイヤ4では、ユーザが任意の値に設定した設定BPMと、楽曲関連情報として得られた通常BPMとの比に応じて楽曲に対応する圧縮音声データの再生速度を制御するようになされている。
実際上、携帯型オーディオプレイヤ4では、例えば再生する圧縮音声データの通常BPMの値が「100」であるとすると、ユーザにより設定された設定BPMの値が通常BPMと同じ値「100」であれば、携帯型オーディオプレイヤ4で実際に再生する楽曲のテンポが、通常再生時の楽曲のテンポと等しくなるように、対応する圧縮音声データの再生速度を通常再生時の等倍(100/100)にして再生し、また設定BPMの値が「50」であれば、実際に再生する楽曲のテンポが、通常再生時の楽曲のテンポの1/2倍となるように、対応する圧縮音声データの再生速度を通常の1/2倍(50/100)にして再生し、さらに設定BPMの値が「200」であれば、実際に再生する楽曲のテンポが、通常再生時の楽曲のテンポの2倍となるように、対応する圧縮音声データの再生速度を通常の2倍(200/100)にして再生する。
このようにして、携帯型オーディオプレイヤ4は、圧縮音声データの再生速度を、設定BPMと通常BPMとの比に応じて任意に変更し得るようになされている。さらに、この携帯型オーディオプレイヤ4では、図4に示すように、例えば再生リストPL1中の各楽曲の設定BPMが全て等しくなるように、あるいは図5に示すように、再生リストPL1中の楽曲毎に設定BPMが変化するように、設定BPMの値を設定し得るようにもなされている。
ここで、設定BPMの値を全て等しくする場合、この値をユーザに直接入力させてもよいし、携帯型オーディオプレイヤ4にこの値を複数記録させておき、この中からユーザに選択させるようにしてもよい。また、設定BPMの値を変化させる場合、例えば図6(A)及び(B)に示すように、携帯型オーディオプレイヤ4にこの変化具合を示す関数(以下、これを変化関数とも呼ぶ)と変化範囲との組み合わせを複数パターン記録させておき、この中からユーザに選択させる。
ここでこの変化関数としては、例えば、圧縮音声データの再生順に、設定BPMが所定値ずつ増加するような直線的な変化関数f1、最初は設定BPMの増加値が大きく、徐々に増加値が小さくなるような対数曲線的な変化関数f2、最初は設定BPMの増加値が小さく、徐々に増加値が大きくなるような指数曲線的な変化関数f3、またこれらとは逆に、音声データの再生順に、設定BPMが所定値ずつ減少するような直線的な変化関数f4、最初は設定BPMの減少値が小さく、徐々に減少値が大きくなるような対数曲線的な変化関数f5、及び最初は設定BPMの減少値が大きく、徐々に減少値が小さくなるような指数曲線的な変化関数f6などがある。
このように携帯型オーディオプレイヤ4では、設定BPMを任意の値に設定することができ、この任意の設定BPMと通常BPMとの比に応じて、例えば楽曲のテンポが徐々に速くなるように、あるいは遅くなるように圧縮音声データの再生速度を自由に変えることができる。
次に、上述した再生リスト作成機能を有するユーザ端末2の構成について説明する。ユーザ端末2は、図7に示すように、制御部10が、ROM(Read Only Memory)11、またはハードディスクドライブ12に記憶されている各種プログラムを、バス13を介してRAM(Random Access Memory)14に読み出す。そして制御部10は、読み出した各種プログラムをRAM14上で展開し、この展開した各種プログラムに従って、全体を統括制御すると共に再生リストPL1の作成、音声データの圧縮符号化などの各種処理を実行するようになされている。
さらにバス13には、装填される音楽CD3からデータを読み出すCDドライブ15と、ユーザ端末2に対する操作及び入力を行うための操作入力部16と、上述した再生リストPL1などを表示する表示部17と、携帯型オーディオプレイヤ4を外部接続するための外部接続インタフェース部(例えばUSB:Universal Serial Bus)18と、ネットワークNTを介して所定サーバと通信するためのネットワークインタフェース部19とが接続されている。
つまり、制御部10は、CDドライブ15に装填された音楽CD3から楽曲の音声データを読み出し、これを圧縮符号化してハードディスクドライブ12に保存すると共に、この楽曲に対応する楽曲関連情報を、音楽CD3から、またはネットワークインタフェース部19を介してネットワークNT上の所定サーバから取得して、ハードディスクドライブ12に保存する。
その後、操作入力部16を介して、再生リストPL1を作成する旨及びその条件となる通常BPMの範囲がユーザにより指示されると、これに応じて制御部10は、ハードディスクドライブ12に保存されている圧縮音声データ及び楽曲関連情報をもとに、再生リストPL1を作成し、これを表示部17に表示する。
そして制御部10は、この作成した再生リストPL1と、この再生リストPL1に基づく圧縮音声データ及び楽曲関連情報とを外部接続インタフェース部18を介して携帯型オーディオプレイヤ4に送信して、携帯型オーディオプレイヤ4の不揮発性メモリに書き込む。
このようにしてユーザ端末2は、通常BPMが所望の範囲内である楽曲を再生するための再生リストPL1を作成し得るようになされている。
つづいて、上述した再生速度制御機能を有する携帯型オーディオプレイヤ4の構成について説明する。携帯型オーディオプレイヤ4は、図8に示すように、メインコントローラ20が、自身の内蔵メモリ(図示せず)または不揮発性メモリ21に記録されている各種プログラムに従って、全体を統括制御するようになされている。
この携帯型オーディオプレイヤ4は、外部接続インタフェース部22を介してユーザ端末2に接続され、ユーザ端末2から送信される再生リストPL1とこの再生リストPL1に対応する圧縮音声データ及び楽曲関連情報とを、外部接続インタフェース部(例えばUSB)22を介して受信し、これらを不揮発性メモリ21に書き込む。
その後、携帯型オーディオプレイヤ4がユーザ端末2から取り外されて、例えばユーザにより携帯されるとき、ユーザにより操作入力部23を介して再生リストPL1を表示するよう指示されると、メインコントローラ20は、再生リストPL1と楽曲関連情報とを不揮発性メモリ21から読み出し、例えば図9に示すように、再生リストPL1に楽曲関連情報を対応付けてなる再生リスト表示画面SC1を表示部24に表示する。ちなみに、この図9は、携帯型オーディオプレイヤ4の表示部24の表示領域に合わせて、楽曲関連情報のうちの楽曲名及び通常BPMのみを、再生リストPL1に対応付けて表示した例である。これにより、携帯型オーディオプレイヤ4は、ユーザに対して、再生し得る楽曲に関する情報(ここでは、楽曲名及び通常BPM)及びその再生順を呈示することができる。
またこのとき、ユーザにより操作入力部23を介して設定BPMの値が入力されると、あるいは不揮発性メモリ21に記録されている設定BPMの範囲と変化関数f1〜f6との組み合わせパターンの一つが選択されると、これに応じてメインコントローラ20は、再生リストPL1中の楽曲に対する設定BPMの値を設定する。
このように設定BPMを設定した後、さらにユーザにより操作入力部23を介して楽曲を再生するよう指示されると、これに応じてメインコントローラ20は、まず再生リストPL1中の1曲目の圧縮音声データ及び楽曲関連情報を不揮発性メモリ21から読み出す。そしてメインコントローラ20は、読み出した圧縮音声データをデコーダ部25へ送出すると共に、設定した設定BPM(ここでは一例として「120」とする)と読み出した楽曲関連情報の通常BPM(ここでは一例として「100」とする)との比(ここでは120/100)を、音声処理部26へ送出する。
デコーダ部25は、圧縮音声データに対して所定の伸長復号化処理を施すことにより、音声データを得、これをデータ処理部26へ送出する。音声データ処理部26は、メインコントローラ20から供給される通常BPMと設定BPMとの比に応じて、ピッチを変えずに音声データの再生速度を制御し得るデジタルピッチコントローラを有し、このデジタルピッチコントローラにより音声データの再生速度を再生BPMと通常BPMとの比(120/100)に応じた速度(通常の1.2倍速)に制御し、さらにこの音声データに対してD/A変換処理などを施すことにより音声信号を得、この音声信号に基づく音声(すなわち楽曲)をイヤホン27を介して出力する。
かかる一連の処理を、メインコントローラ20は、再生リストPL1に従って、2曲目以降の圧縮音声データに対しても行う。
このようにして携帯型オーディオプレイヤ4は、圧縮音声データの再生速度を、ユーザに指定された設定BPMと、楽曲関連情報として得られた通常BPMとの比に応じて制御するようになされている。
(1−3)録音から再生までの処理手順
ここで、上述した録音再生システム1による楽曲の録音から再生までの処理手順を、図10、図11、図14、図15に示したフローチャートなどを用いて説明する。
まずユーザ端末2が楽曲を録音する処理手順(以下、これを楽曲録音処理手順とも呼ぶ)について説明する。図10に示すように、ユーザ端末2の制御部10は、例えば、CDドライブ15に音楽CD3が装填されると自動的に、あるいはCDドライブ15に音楽CD3が装填された状態で操作入力部16を介して録音指示を受け付けると、楽曲録音処理手順RT1を開始ステップSP0から開始して、ステップSP1に移る。
ステップSP1において、制御部10は、CDドライブ15に装填された音楽CD3に録音されている楽曲の楽曲関連情報を、音楽CD3から、またはネットワークNT上の所定サーバから取得して、次のステップSP2に移る。
ステップSP2において、制御部10は、音楽CD3から楽曲の音声データを読み出し、この音声データを圧縮符号化してハードディスクドライブ12に保存し、次のステップSP3に移る。ステップSP3において、制御部10は、ハードディスクドライブ12に保存した圧縮音声データのファイル名と、取得した楽曲関連情報とを対応付けて、ハードディスクドライブ12に生成された楽曲関連情報管理テーブルTB1に格納し、終了ステップSP4に移ってこの録音処理手順RT1を終了する。
このような手順で、ユーザ端末2の制御部10は、音楽CD3に録音されている楽曲を、圧縮音声データとして自身のハードディスクドライブ12に保存して録音すると共に、音楽CD3または所定サーバから取得した楽曲関連情報を、圧縮音声データに対応付けてハードディスクドライブ12に保存するようになされている。
つづいてユーザ端末2が、ハードディスクドライブ12に保存した圧縮音声データ及び楽曲関連情報の通常BPMを利用して、再生リストPL1を作成する処理手順(以下、これを再生リスト作成処理手順とも呼ぶ)について説明する。
図11に示すように、ユーザ端末2の制御部10は、例えば、操作入力部16を介して再生リストPL1の作成指示を受け付けると、再生リスト作成処理手順RT2を開始ステップSP10から開始して、ステップSP11に移る。
ステップSP11において、制御部10は、操作入力部16を介して、通常BPMの範囲をユーザに入力または選択させることにより、通常BPMの範囲を設定し、次のステップSP12に移る。ここで、通常BPMの範囲をユーザに選択させる場合、制御部10は、図12に示すように、通常BPMの範囲を選択させるための通常BPM選択画面SC2を表示部17に表示する。この通常BPM選択画面SC1には、通常BPMの範囲として、例えば「120<通常BPM」を選択するための選択ボタンSB1、「100≦通常BPM≦120」を選択するための選択ボタンSB2、及び「100>通常BPM」を選択するための選択ボタンSB3が設けられ、さらに選択ボタンSB1、SB2、及びSB3上には、文字情報「速いテンポの曲(120<通常BPM)」、「普通のテンポの曲(100≦通常BPM≦120)」、及び「遅いテンポの曲(100>通常BPM)」が表示される。そして、制御部10は、ユーザにより操作入力部16を介して、例えば選択ボタンSB2が押下されると、これに応じて通常BPMの範囲を「100≦通常BPM≦120」に設定する。
このようにユーザ端末2では、通常BPMの範囲を選択させる場合、単に、通常BPMの数値をユーザに呈示するのではなく、この通常BPMの数値が実際どの程度の速さであるのかを示す文字情報を呈示するようにしたことにより、ユーザに対して、通常BPMの数値を、楽曲の速さとして、より直感的にイメージさせることができる。
このようにして通常BPMの範囲を設定した後、制御部10は、次のステップSP12に移り、このステップSP12において、設定した通常BPMの範囲を検索条件として、該当する楽曲の楽曲関連情報を、楽曲関連情報管理テーブルTB1から検索し、次のステップSP13に移る。
ステップSP13において、制御部10は、例えば図13に示すように、検索の結果得られた楽曲関連情報(すなわち通常BPMの値が、設定した範囲内である楽曲の楽曲関連情報)のリスト(以下、これを検索結果リストとも呼ぶ)SLからなる検索結果表示画面SC3を表示部17に表示して、次のステップSP14に移る。
この検索結果表示画面SC3は、単に、検索結果リストSLを表示するだけでなく、この検索結果リストSLから再生リストPL1に追加する楽曲をユーザが選択し得るようにもなされており、実際上、この検索結果リストSLに加えて、この検索結果リストSL中の選択された楽曲関連情報により作成される再生リストPL1が表示される。
ステップSP14において、制御部10は、検索結果表示画面SC3上の検索結果リストSLから、再生リストPL1に追加する楽曲情報を、ユーザに操作入力部16を介して選択(例えば、検索結果リストSLから再生リストPL1へマウスをドラッグ&ドロップ)させることで、再生リストPL1に追加する楽曲情報を認識して再生リストPL1を作成する。また、この検索結果表示画面SC3上では、一旦、再生リストPL1に追加した楽曲関連情報を削除(例えば、再生リストPL1から検索結果リストSLへマウスをドラッグ&ドロップ)することができるようにもなされている。
すなわち制御部10は、ユーザが選択した楽曲関連情報に対応する楽曲の圧縮音声データを、ユーザが指定した順で再生するための再生リストPL1を作成し、終了ステップSP15に移って、この再生リスト作成処理手順RT2を終了する。
このような手順で、ユーザ端末2の制御部10は、ハードディスクドライブ12に保存した圧縮音声データのうち、通常BPMがユーザの指定した範囲内である楽曲を、ユーザが指定した順で再生するための再生リストPL1を作成するようになされている。
またユーザ端末2の制御部10は、操作入力部16を介してこの再生リストPL1を携帯型オーディオプレイヤ4に転送するよう指示されると、これに応じて、再生リストPL1と、この再生リストPL1に基づく圧縮音声データ及び楽曲関連情報とを、外部接続インタフェース部18を介して携帯型オーディオプレイヤ4に転送し、携帯型オーディオプレイヤ4の不揮発性メモリ21に書き込むようになされている。
次に、携帯型オーディオプレイヤ4が楽曲を再生する処理手順について説明する。ここで、この携帯型オーディオプレイヤ4では、上述したように、圧縮音声データの設定BPMを一定にして再生するモード(以下、これをBPM一定再生モードとも呼ぶ)と、圧縮音声データの設定BPMを曲順に変化させて再生するモード(以下、これをBPM変化再生モードとも呼ぶ)とがあり、以下、これら2つのモードの処理手順をモード毎に説明する。
まずBPM一定再生モードの処理手順(以下、これをBPM一定再生処理手順とも呼ぶ)から説明する。図14に示すように、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、ユーザ端末2から取り外された状態で、例えばユーザにより操作入力部23を介して設定BPM一定再生モードが選択されると、BPM一定再生処理手順RT3を開始ステップSP20から開始して、ステップSP21に移る。
ステップSP21において、メインコントローラ20は、不揮発性メモリ21から再生リストPL1及び楽曲関連情報を読み出して、これらに基づく再生リスト表示画面SC1を表示部24に表示すると共に、操作入力部23を介して設定BPMの値をユーザに入力させることで設定BPMの値を設定し、次のステップSP22に移る。
ステップSP22において、メインコントローラ20は、操作入力部23の一部である再生ボタンが押下されるまで待ち受け、再生ボタンが押下されたことを認識すると、次のステップSP23に移る。
ステップSP23において、メインコントローラ20は、設定した設定BPMの値と、再生リストPL1中の1曲目の楽曲関連情報の通常BPMの値とが一致しているか否かを判定する。ここで肯定結果を得ると、このことは、例えば、設定した設定BPMの値と、1曲目の楽曲関連情報の通常BPMの値とが、共に「100」であることを表しており、このときメインコントローラ20は、ステップSP24に移り、不揮発性メモリ21から1曲目の圧縮音声データを読み出してデコーダ部25に送出すると共に、設定した設定BPMの値と1曲目の通常BPMの値との比(100/100)を音声処理部26に送出することで、1曲目の圧縮音声データの再生速度を通常の等倍に制御して再生し、次のステップSP26に移る。
このように、メインコントローラ20は、ユーザに指定された設定BPMの値と、再生する楽曲の通常BPMの値とが等しい場合、楽曲の圧縮音声データの再生速度を通常の等倍に制御する。
これに対して、上述のステップSP22において、否定結果を得ると、このことは、例えば、設定した設定BPMの値が「120」で、1曲目の楽曲関連情報の通常BPMの値が「100」であることを表しており、このときメインコントローラ20は、ステップSP25に移り、不揮発性メモリ21から1曲目の圧縮音声データを読み出してデコーダ部25に送出すると共に、設定した設定BPMの値と1曲目の通常BPMの値との比(120/100)を音声処理部26に送出することで、1曲目の圧縮音声データの再生速度を通常の1.2倍に制御して再生し、次のステップSP26に移る。
このように、メインコントローラ20は、ユーザに指定された設定BPMの値と、再生する楽曲の通常BPMの値とが異なる場合、楽曲の圧縮音声データの再生速度を通常の(設定BPMの値/通常BPM)倍に制御する。
ステップSP26において、メインコントローラ20は、1曲目の楽曲の再生が終了するまで待ち受け、楽曲の再生が終了したことを認識すると、次のステップSP27に移る。ステップSP27において、メインコントローラ20は、再生リストPL1中に、2曲目の楽曲があるか否かを判定する。
ここで肯定結果を得ると、このことは、再生リストPL1中に、2曲目の楽曲があることを表し、このときメインコントローラ20は、ステップSP28に移り、2曲目の楽曲の再生を準備した後、再びステップSP23に戻る。
このようにして、メインコントローラ20は、ステップSP27で否定結果が得られるまで、すなわち再生リストPL1中の楽曲を全て再生し終えるまで、ステップSP23からステップSP27までの処理を、1曲毎に繰り返し、再生リストPL1中の楽曲を全て再生し終えると、ステップSP27で否定結果を得て、終了ステップSP29に移り、このBPM一定再生処理手順RT3を終了する。
このような手順で、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、各楽曲の設定BPMを一定にし、この設定BPMと各楽曲の通常BPMとの比に応じて、再生時の各楽曲のテンポが全て等しくなるように各楽曲の圧縮音声データの再生速度を制御するようになされている。
つづいてBPM変化再生モードの処理手順(以下、これをBPM変化再生処理手順とも呼ぶ)について説明する。図15に示すように、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、ユーザ端末2から取り外された状態で、例えばユーザにより操作入力部23を介して設定BPM変化再生モードが選択されると、BPM変化再生処理手順RT4を開始ステップSP30から開始して、ステップSP31に移る。
ステップSP31において、メインコントローラ20は、不揮発性メモリ21から再生リストPL1及び楽曲関連情報を読み出して、これらに基づく再生リスト表示画面SC1を表示部24に表示すると共に、操作入力部23を介して設定BPMの範囲と変化関数f1〜f6との組み合わせパターンをユーザに選択させることで設定BPMの範囲と利用する変換関数f1〜f6とを設定し、次のステップSP32に移る。
ステップSP32において、メインコントローラ20は、再生リストPL1の曲数及び曲順と、設定BPMの範囲と、利用する変換関数f1〜f6とに基づいて、図16に示すように、曲順と設定BPMの値とを対応付けたテーブル(以下、これを曲順BPMテーブルとも呼ぶ)TB3を作成して、不揮発性メモリ21に記録する。
実際上、メインコントローラ20は、再生リストPL1の曲数をn、曲順をTn、各曲の設定BPMの値をNn、設定BPMの範囲をA≦Nn≦B、変換関数f1〜f6をf(Tn)として、次式
f(Tn)=A…Nn…B ……(1)
により、曲順毎の設定BPMの値を求め、これに応じて、曲順BPMテーブルTB3を作成する。このようにして曲順BPMテーブルTB3を作成した後、メインコントローラ20は、次のステップSP33に移る。
ステップSP33において、メインコントローラ20は、操作入力部23の一部である再生ボタンが押下されるまで待ち受け、再生ボタンが押下されたことを認識すると、次のステップSP34に移る。
ステップSP34において、メインコントローラ20は、曲順BPMテーブルTB3中の1曲目の設定BPMの値と、再生リストPL1中の1曲目の通常BPMの値とが一致しているか否かを判定する。ここで肯定結果を得ると、このことは、例えば、曲順BPMテーブルTB3中の1曲目の設定BPMの値と、再生リストPL1中の1曲目の通常BPMの値とが、共に「100」であることを表しており、このときメインコントローラ20は、ステップSP35に移り、不揮発性メモリ21から1曲目の圧縮音声データを読み出してデコーダ部25に送出すると共に、このときの設定BPMの値と通常BPMの値との比(100/100)を音声処理部26に送出することで、1曲目の圧縮音声データの再生速度を通常の等倍に制御して再生し、次のステップSP37に移る。
これに対して、上述のステップSP34において、否定結果を得ると、このことは、例えば、曲順BPMテーブルTB3中の1曲目の設定BPMの値が「120」で、再生リストPL1中の1曲目の通常BPMの値が「100」であることを表しており、このときメインコントローラ20は、ステップSP36に移り、不揮発性メモリ21から1曲目の圧縮音声データを読み出してデコーダ部25に送出すると共に、このときの設定BPMの値と通常BPMの値との比(120/100)を音声処理部26に送出することで、1曲目の圧縮音声データの再生速度を通常の1.2倍に制御して再生し、次のステップSP37に移る。
ステップSP37において、メインコントローラ20は、1曲目の楽曲の再生が終了するまで待ち受け、楽曲の再生が終了したことを認識すると、次のステップSP38に移る。ステップSP38において、メインコントローラ20は、再生リストPL1中に、2曲目の楽曲があるか否かを判定する。
ここで肯定結果を得ると、このことは、再生リストPL1中に、2曲目の楽曲があることを表し、このときメインコントローラ20は、ステップSP39に移り、2曲目の楽曲の再生を準備した後、再びステップSP34に戻る。
このようにして、メインコントローラ20は、ステップSP38で否定結果が得られるまで、すなわち再生リストPL1中の楽曲を全て再生し終えるまで、ステップSP34からステップSP38までの処理を、1曲毎に繰り返し、再生リストPL1中の楽曲を全て再生し終えると、ステップSP38で否定結果を得て、終了ステップSP40に移り、このBPM変化再生処理手順RT4を終了する。
このような手順で、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、各楽曲の設定BPMを、変化範囲と変化関数f1〜f6との組み合わせに応じて楽曲毎に変化させ、この設定BPMと各楽曲の通常BPMとの比に応じて、再生時の各楽曲のテンポが徐々に速くなるように、あるいは遅くなるように各楽曲の圧縮音声データの再生速度を制御するようになされている。
(1−4)動作及び効果
以上の構成において、この録音再生システム1では、ユーザ端末2に装填された音楽CD3から楽曲の音声データを読み出し、この読み出した音声データを圧縮符号化してユーザ端末2のハードディスクドライブ12に保存することにより楽曲を録音する。
またこの録音時、ユーザ端末2は、装填された音楽CD3またはネットワークNT上の所定サーバから、楽曲を通常再生したときのテンポを表す通常BPMが含まれた楽曲関連情報を取得し、この楽曲関連情報を圧縮音声データと対応付けてハードディスクドライブ12に保存することで、各楽曲の圧縮音声データと通常BPMとを対応付けて記憶管理する。
その後、ユーザ端末2は、ハードディスクドライブ12に録音した楽曲の再生リストPL1を作成する際、通常BPMの範囲を、再生リストPL1に加える楽曲の選択条件としてユーザに指定させる。そしてユーザ端末2は、通常BPMの値がユーザに指定された範囲内である楽曲を再生リストPL1に加えるようにして、再生リストPL1を作成する。
このように、ユーザ端末2は、楽曲関連情報として得られる通常BPMを利用して、通常BPMの値に応じて選択した楽曲を再生するための再生リストPL1を作成することにより、例えばほぼ同じテンポの楽曲のみを集めた再生リストPL1を容易に作成することができる。
そしてまた、ユーザ端末2は、このようにして作成した再生リストPL1と、この再生リストPL1に対応する楽曲の圧縮音声データ及び楽曲関連情報とを、外部接続された携帯型オーディオプレイヤ4に転送して、この携帯型オーディオプレイヤ4の不揮発性メモリ21に書き込む。
携帯型オーディオプレイヤ4は、再生リストPL1に従って楽曲を再生する際、楽曲をこの携帯型オーディオプレイヤ4で実際に再生するときのテンポを表す設定BPMをユーザに指定させる。そして携帯型オーディオプレイヤ4は、楽曲に対応する圧縮音声データの再生速度を、ユーザに指定させた設定BPMと楽曲関連情報として得られる通常BPMとの比に応じて制御する。
この結果、携帯型オーディオプレイヤ4では、例えば設定BPMの値をある一定の値に設定して、楽曲を全て同じテンポで再生するといった再生制御を容易に行うことができる。
またこの携帯型オーディオプレイヤ4では、所定の関数と、各楽曲の設定BPMの値とを対応付けることで、例えば設定BPMの値が曲順毎に大きくなっていくように、あるいは小さくなっていくように変化させることもでき、これにより、楽曲のテンポが徐々に速くなるように、あるいは遅くなるように再生制御することもできる。
以上の構成によれば、楽曲の再生を制御するための再生リストPL1や設定BPMを、当該楽曲に予め設定されているテンポ(すなわち楽曲の音声データに予め設定されている再生速度)を示す通常BPMをもとに生成するようにしたことにより、テンポが等しい楽曲のみを再生させるための再生リストPL1や、楽曲のテンポを所望のテンポに変更させるための設定BPMといった、楽曲のテンポに基づいた再生リストPL1や設定BPMを容易に生成することができ、かくして容易に、これら再生リストPL1や設定BPMに基づいて、所望のテンポ(すなわち再生速度)で楽曲を再生することができる。
(2)第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態を詳述する。この第2の実施の形態においては、携帯型オーディオプレイヤ4が、楽曲の再生時、外部接続インタフェース22に接続された脈拍測定器(詳しくは後述する)から得られる脈拍数を用いて設定BPMの値を設定する点以外は、上述の第1の実施の形態と同様であるので、同様部分であるユーザ端末2の構成及び録音処理手順などの説明は省略する。
(2−1)携帯型オーディオプレイヤの構成
図8との同一部分に同一符号を付した図17に示すように、この第2の実施の形態の携帯型オーディオプレイヤ4は、ユーザ端末2から外部接続インタフェース22を介して受信した楽曲の再生リストPL1及び圧縮音声データ及び楽曲関連情報を不揮発性メモリ21に記録した後、楽曲を再生する際、ユーザ端末2から取り外されて、外部接続インタフェース22に脈拍測定器30が接続される。
この脈拍測定器30は、携帯型オーディオプレイヤ4で楽曲を聴くユーザの脈拍数を測定する機器であり、1分間の脈拍数(例えば80〜120程度)を、必要に応じて携帯型オーディオプレイヤ4に送信する。
携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、操作入力部23を介して楽曲を再生するよう指示されると、外部接続インタフェース22を介して脈拍測定器30から得られる脈拍数(例えば「110」)を設定BPMに設定すると共に、再生リストPL1中の1曲目の圧縮音声データ及び楽曲関連情報を不揮発性メモリ21から読み出す。
そしてメインコントローラ20は、読み出した圧縮音声データをデコーダ部25へ送出すると共に、設定した設定BPMと読み出した1曲目の通常BPM(例えば「100」)との比(ここでは110/100)を、音声処理部26へ送出する。
デコーダ部25は、圧縮音声データに対して所定の伸長復号化処理を施すことにより、音声データを得、これをデータ処理部26へ送出する。音声データ処理部26は、デジタルピッチコントローラにより音声データの再生速度を通常BPMと設定BPMとの比(110/100)に応じた速度(1.1倍速)に制御し、さらにこの音声データに対してD/A変換処理などを施すことにより音声信号を得、この音声信号に基づく音声(すなわち楽曲)をイヤホン27を介して出力する。
かかる一連の処理を、メインコントローラ20は、再生リストPL1に従って、2曲目以降の圧縮音声データに対しても行う。
このようにして携帯型オーディオプレイヤ4は、圧縮音声データの再生速度を、ユーザの脈拍から得られた設定BPMと、楽曲関連情報として得られた通常BPMとの比に応じて制御するようになされている。
(2−2)再生処理手順
ここで、この脈拍を利用した楽曲の再生処理手順を、図18に示したフローチャートを用いてより詳しく説明する。
図18に示すように、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、ユーザ端末2から取り外され、脈拍測定器30が接続された状態で、例えばユーザにより操作入力部23を介して再生リストPL1を表示するよう指示されると、再生処理手順RT5を開始ステップSP50から開始して、ステップSP51に移る。
ステップSP51において、メインコントローラ20は、不揮発性メモリ21から再生リストPL1及び楽曲関連情報を読み出して、これらに基づく再生リスト表示画面SC1を表示部24に表示して、次のステップSP52に移る。
ステップSP52において、メインコントローラ20は、操作入力部23の一部である再生ボタンが押下されるまで待ち受け、再生ボタンが押下されたことを認識すると、次のステップSP53に移る。
ステップSP53において、メインコントローラ20は、外部接続インタフェース22を介して脈拍測定器30からユーザの脈拍数を取得し、この脈拍数をこのときの設定BPMの値に設定して、次のステップSP54に移る。
ステップSP54において、メインコントローラ20は、設定した設定BPMの値と、再生リストPL1中の1曲目の楽曲関連情報の通常BPMの値とが一致しているか否かを判定する。ここで肯定結果を得ると、このことは、例えば、設定した設定BPMの値と、1曲目の楽曲関連情報の通常BPMの値とが、共に「100」であることを表しており、このときメインコントローラ20は、ステップSP55に移り、不揮発性メモリ21から1曲目の圧縮音声データを読み出してデコーダ部25に送出すると共に、設定した設定BPMの値と1曲目の通常BPMの値との比(100/100)を音声処理部26に送出することで、1曲目の圧縮音声データの再生速度を通常の等倍に制御して再生し、次のステップSP57に移る。
これに対して、上述のステップSP54において、否定結果を得ると、このことは、例えば、設定した設定BPMの値が「110」で、1曲目の楽曲関連情報の通常BPMの値が「100」であることを表しており、このときメインコントローラ20は、ステップSP56に移り、不揮発性メモリ21から1曲目の圧縮音声データを読み出してデコーダ部25に送出すると共に、設定した設定BPMの値と1曲目の通常BPMの値との比(110/100)を音声処理部26に送出することで、1曲目の圧縮音声データの再生速度を通常の1.1倍に制御して再生し、次のステップSP57に移る。
ステップSP57において、メインコントローラ20は、1曲目の楽曲の再生が終了するまで待ち受け、楽曲の再生が終了したことを認識すると、次のステップSP58に移る。ステップSP58において、メインコントローラ20は、再生リストPL1中に、2曲目の楽曲があるか否かを判定する。
ここで肯定結果を得ると、このことは、再生リストPL1中に、2曲目の楽曲があることを表し、このときメインコントローラ20は、ステップSP59に移り、2曲目の楽曲の再生を準備した後、再びステップSP53に戻って、脈拍測定器30から脈拍数を取得し、この値を設定BPMに設定する。
このようにして、メインコントローラ20は、ステップSP58で否定結果が得られるまで、すなわち再生リストPL1中の楽曲を全て再生し終えるまで、ステップSP53からステップSP58までの処理を、1曲毎に繰り返し、再生リストPL1中の楽曲を全て再生し終えると、ステップSP58で否定結果を得て、終了ステップSP60に移り、この再生処理手順RT5を終了する。
このような手順で、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、各楽曲の設定BPMをユーザの脈拍数に合わせて変化させ、この設定BPMと各楽曲の通常BPMとの比に応じて、再生する楽曲のテンポとユーザの脈拍数とが一致するように圧縮音声データの再生速度を制御するようになされている。
かくして、この第2の実施の形態による録音再生システム1によれば、運動している人の脈拍に合わせたテンポで楽曲を再生することができるので、例えば、運動している人のペースを乱すことのないテンポで楽曲を聴かせることができる。また、このように脈拍と楽曲のテンポを同期させることで、楽曲を聴く人に対してリラクセーション効果を与えることもできる。
(3)第3の実施の形態
次に、本発明の第3の実施の形態を詳述する。この第3の実施の形態においては、携帯型オーディオプレイヤ4が、楽曲の再生時、外部接続インタフェース22に接続された外部機器から得られる曲順BPMテーブルTB3を用いて設定BPMの値を設定する点以外は、上述の第1の実施の形態と同様であるので、同様部分であるユーザ端末2の構成及び録音処理手順などの説明は省略する。
(3−1)携帯型オーディオプレイヤの構成
図8との同一部分に同一符号を付した図19に示すように、この第3の実施の形態の携帯型オーディオプレイヤ4は、ユーザ端末2から外部接続インタフェース22を介して受信した楽曲の再生リストPL1及び圧縮音声データ及び楽曲関連情報を不揮発性メモリ21に記録した後、楽曲を再生する際、ユーザ端末2から取り外されて、外部接続インタフェース22に外部機器40が接続される。
この外部機器40は、例えばパーソナルコンピュータであり、携帯型オーディオプレイヤ4から得られる曲数と、自身のハードディスクドライブに記録されている設定BPMの範囲及び変化関数f1〜f6とに基づき、第1の実施の形態と同様にして、曲順と設定BPMの値とを対応付けた曲順BPMテーブルTB3を作成し、これを携帯型オーディオプレイヤ4に送信する。
携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、外部接続インタフェース22を介して外部機器40に再生リストPL1に含まれる楽曲の曲数を送信することにより、外部接続インタフェース22を介して曲順テーブルTB3を受信して、これを不揮発性メモリ21に記録する。
そしてメインコントローラ20は、操作入力部23を介して楽曲を再生するよう指示されると、再生リストPL1中の1曲目の圧縮音声データ及び楽曲関連情報を不揮発性メモリ21から読み出して、これらをデコーダ部25へ送出すると共に、曲順テーブルTB3中の1曲目の設定BPM(例えば「120」)と、読み出した1曲目の通常BPM(例えば「100」)との比(ここでは120/100)を、音声処理部26へ送出する。
デコーダ部25は、圧縮音声データに対して所定の伸長復号化処理を施すことにより、音声データを得、これをデータ処理部26へ送出する。音声データ処理部26は、デジタルピッチコントローラにより音声データの再生速度を通常BPMと設定BPMとの比(120/100)に応じた速度(通常の1.2倍速)に制御し、さらにこの音声データに対してD/A変換処理などを施すことにより音声信号を得、この音声信号に基づく音声(すなわち楽曲)をイヤホン27を介して出力する。
かかる一連の処理を、メインコントローラ20は、再生リストPL1に従って、2曲目以降の圧縮音声データに対しても行う。
このようにして携帯型オーディオプレイヤ4は、圧縮音声データの再生速度を、外部機器40から得られた曲順テーブルTB3中の設定BPMと、楽曲関連情報として得られた通常BPMとの比に応じて制御するようになされている。
(3−2)再生処理手順
ここで、この外部機器40から得られる曲順テーブルTB3を利用した楽曲の再生処理手順を、図20に示したフローチャートを用いてより詳しく説明する。
図20に示すように、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、ユーザ端末2から取り外され、外部機器40が接続された状態で、例えばユーザにより操作入力部23を介して再生リストPL1を表示するよう指示されると、再生処理手順RT6を開始ステップSP70から開始して、ステップSP71に移る。
ステップSP71において、メインコントローラ20は、不揮発性メモリ21から再生リストPL1及び楽曲関連情報を読み出して、これらに基づく再生リスト表示画面SC1を表示部24に表示し、次のステップSP72に移る。
ステップSP72において、メインコントローラ20は、操作入力部23の一部である再生ボタンが押下されるまで待ち受け、再生ボタンが押下されたことを認識すると、次のステップSP73に移る。
ステップSP73において、メインコントローラ20は、再生リストPL1に含まれる楽曲の曲数を外部接続インタフェース22を介して外部機器40に送信し、これに応じて外部機器40から返信される曲順BPMテーブルTB3を不揮発性メモリ21に記録して、次のステップSP74に移る。
ステップSP74において、メインコントローラ20は、曲順BPMテーブルTB3中の1曲目の設定BPMの値と、再生リストPL1中の1曲目の通常BPMの値とが一致しているか否かを判定する。ここで肯定結果を得ると、このことは、例えば、曲順BPMテーブルTB3中の1曲目の設定BPMの値と、再生リストPL1中の1曲目の通常BPMの値とが、共に「100」であることを表しており、このときメインコントローラ20は、ステップSP75に移り、不揮発性メモリ21から1曲目の圧縮音声データを読み出してデコーダ部25に送出すると共に、このときの設定BPMの値と通常BPMの値との比(100/100)を音声処理部26に送出することで、1曲目の圧縮音声データの再生速度を通常の等倍に制御して再生し、次のステップSP77に移る。
これに対して、上述のステップSP74において、否定結果を得ると、このことは、例えば、曲順BPMテーブルTB3中の1曲目の設定BPMの値が「120」で、再生リストPL1中の1曲目の通常BPMの値が「100」であることを表しており、このときメインコントローラ20は、ステップSP76に移り、不揮発性メモリ21から1曲目の圧縮音声データを読み出してデコーダ部25に送出すると共に、このときの設定BPMの値と通常BPMの値との比(120/100)を音声処理部26に送出することで、1曲目の圧縮音声データの再生速度を通常の1.2倍に制御して再生し、次のステップSP77に移る。
ステップSP77において、メインコントローラ20は、1曲目の楽曲の再生が終了するまで待ち受け、楽曲の再生が終了したことを認識すると、次のステップSP78に移る。ステップSP78において、メインコントローラ20は、再生リストPL1中に、2曲目の楽曲があるか否かを判定する。
ここで肯定結果を得ると、このことは、再生リストPL1中に、2曲目の楽曲があることを表し、このときメインコントローラ20は、ステップSP79に移り、2曲目の楽曲の再生を準備した後、再びステップSP74に戻る。
このようにして、メインコントローラ20は、ステップSP78で否定結果が得られるまで、すなわち再生リストPL1中の楽曲を全て再生し終えるまで、ステップSP74からステップSP78までの処理を、1曲毎に繰り返し、再生リストPL1中の楽曲を全て再生し終えると、ステップSP78で否定結果を得て、終了ステップSP80に移り、この再生処理手順RT6を終了する。
このような手順で、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、各圧縮音声データの設定BPMを、外部機器40から得られる曲順テーブルTB3に応じて設定し、この設定BPMと各楽曲の通常BPMとの比に応じて、外部機器40で規定されたテンポで楽曲を再生するように、各楽曲の圧縮音声データの再生速度を制御するようになされている。
かくして、この第3の実施の形態による録音再生システム1によれば、外部機器40が、携帯型オーディオプレイヤ4で再生する楽曲のテンポを制御することができるので、例えば、フィットネスマシーンに外部機器40の機能を持たせることで、このフィットネスマシーンのフィットネスプログラムに合わせたテンポで楽曲を再生するといったように、様々な外部機器40の動作と連動したテンポで楽曲を聴かせることができる。
また、この録音再生システム1では、変化関数f1〜f6による設定BPMの演算処理などを全て外部機器40で行い、この結果得られる曲順BPMテーブルTB3に応じて、携帯型オーディオプレイヤ4が、各楽曲の圧縮音声データの再生速度を制御するようにしたことにより、例えば、メインコントローラ20の機能から、設定BPMの演算処理などを省くことができ、結果として、一段と簡易な構成で携帯型オーディオプレイヤ4を設計することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の第1の実施の形態においては、操作入力部23を介して再生BPMの範囲と変化関数f1〜f6との組み合わせパターンをユーザに選択させる場合について述べたが、実際上、この組み合わせパターンをユーザに選択させる場合、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20は、図21に示すように、例えば、設定BPMの範囲を「100≦設定BPM≦130」、変化関数をf1とする組み合わせを選択するための選択ボタンSB10、設定BPMの範囲を「100≦設定BPM≦130」、変化関数をf2とする組み合わせを選択するための選択ボタンSB11、設定BPMの範囲を「100≦設定BPM≦130」、変化関数をf3とする組み合わせを選択するための選択ボタンSB12、設定BPMの範囲を「100≦設定BPM≦130」、変化関数をf4とする組み合わせを選択するための選択ボタンSB13、設定BPMの範囲を「100≦設定BPM≦130」、変化関数をf5とする組み合わせを選択するための選択ボタンSB14、設定BPMの範囲を「100≦設定BPM≦130」、変化関数をf6とする組み合わせを選択するための選択ボタンSB15が設けられ、さらにこれら選択ボタンSB10、SB11、SB12、SB13、SB14、及びSB15上に、文字情報「ウオーミングアップ一定」、「ウオーミングアップ急」、「ウオーミングアップ緩」、「クールダウン一定」、「クールダウン急」、及び「クールダウン緩」が表示された組み合わせパターン選択画面SC10を表示部24に表示し、この組み合わせパターン選択画面SC10上の選択ボタンSB10〜SB15で再生BPMの範囲と変化関数f1〜f6との組み合わせパターンを選択させるようにしてもよい。
このようにすれば、再生BPMの範囲と変化関数f1〜f6との組み合わせパターンを選択させる場合に、組み合わせパターンによって、実際どのように楽曲のテンポが変わるのかを、ユーザに対して、より直感的にイメージさせることができる。
また上述の実施の形態においては、楽曲を録音する録音装置としてのユーザ端末2と、楽曲を再生する再生装置としての携帯型オーディオプレイヤ4とからなる録音再生システム1に本発明を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、録音機能に加えて携帯型オーディオプレイヤ4の再生機能を持たせたユーザ端末2単体の録音再生システム1、あるいは再生機能に加えてユーザ端末2の録音機能を持たせた携帯型オーディオプレイヤ4単体の録音再生システム1に本発明を適用するようにしてもよい。
実際上、ユーザ端末2に携帯型オーディオプレイヤ4の再生機能を持たせる場合、例えば図7に示したユーザ端末2のバス13に、図8に示した携帯型オーディオプレイヤ4のデコーダ部25及び音声データ処理部26を接続すると共に、ユーザ端末2の制御部10に、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20の役割を持たせ、また、ユーザ端末2のハードディスクドライブ12に携帯型オーディオプレイヤ4の不揮発性メモリ21の役割を持たせることで実現できる。
また、携帯型オーディオプレイヤ4にユーザ端末2の録音機能を持たせる場合、携帯型オーディオプレイヤ4のメインコントローラ20に、ネットワークインタフェース部19を接続すると共に、ユーザ端末2の制御部10の役割を持たせることで実現できる。この場合、例えば、携帯型オーディオプレイヤ4の外部接続インタフェース部22にCDドライブを接続し、このCDドライブに装填された音楽CDから音楽データを読み出して不揮発性メモリ21に保存してもよいし、ネットワークインタフェース部22を介して、ネットワークNT上のコンテンツサーバから音楽データをダウンロードして不揮発性メモリ21に保存するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、楽曲のテンポを変えるために、楽曲に対応する音声データの再生速度を制御するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば映像データやその他種々のデータの再生速度を制御するようにしてもよい。実際上、映像データの再生速度を制御する場合、映像データに予め設定されている再生速度を表すFPS(Frame Per Minutes:1秒間に表示される静止画の数)を、通常BPMの代わりとして用いれば、上述の実施の形態と同様にして、映像データを所望の再生速度で再生させることができる。
さらに上述の実施の形態においては、ユーザ端末2で、楽曲を録音する際、音楽CD3から読み出した音声データを圧縮符号化してからハードディスクドライブ12に保存するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、音声データをそのままハードディスクドライブ12に保存するようにしてもよい。また、ユーザ端末2は、音楽CD3から読み出した音声データを保存するばかりでなく、例えば、ネットワークインタフェース部19を介してネットワークNT上のコンテンツサーバから音楽データをダウンロードしてハードディスクドライブ12に保存するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、圧縮音声データに設定される再生速度(第1の再生速度)を表す速度情報として通常BPMを用い、また、この再生速度を所望の再生速度(第2の再生速度)に変更することを示す変更速度情報として設定BPMを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らずデータの再生速度を表し得る情報であれば、BPM以外の種々の情報を用いるようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、再生リストPL1を作成する際、通常BPMの範囲をユーザに指定させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、通常BPMの値を指定させ、通常BPMの値が、この指定させた値と同じである楽曲を再生リストPL1に加えるようにして、再生リストPL1を作成するようにしてもよい。こうすれば、完全にテンポが等しい楽曲のみを集めた再生リストPL1を作成することができる。
さらに上述の実施の形態においては、変化関数f1〜f6に従って、楽曲の曲順毎に、対応する圧縮音声データの再生速度を変化させることにより、楽曲のテンポを徐々に変化させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、楽曲の曲順毎にではなく、所定秒数経過毎に、楽曲のテンポを変化させるようにしてもよい。この場合、例えば各楽曲を所定秒数毎に分割すると共に、変化関数f1〜f6に従って、所定秒数単位で設定BPMを設定することにより、所定秒数経過毎に、楽曲のテンポを変化させることができる。また、変化関数f1〜f6以外の関数を用いるようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、1つの再生リストPL1に従って、携帯型オーディオプレイヤ4が楽曲を再生するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、ユーザ端末2で再生リストを複数作成して、これを携帯型オーディオプレイヤ4に転送し、携帯型オーディオプレイヤ4上で、複数の再生リストの中から所望の再生リストをユーザに選択させ、この選択された再生リストに従って、楽曲を再生するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、不揮発性メモリ21に音声データを保存する携帯型オーディオプレイヤ4に本発明を適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、ハードディスクドライブに音声データを保存する携帯型オーディオプレイヤ4に本発明を適用するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、携帯型オーディオプレイヤ4で、再生リストPL1中の楽曲に対して、BPM一定再生処理及びBPM変更再生処理を実行するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば再生リストPL1中の楽曲以外の楽曲が携帯型オーディオプレイヤ4の不揮発性メモリ21に保存されているのであれば、この不揮発性メモリ21に保存されている全ての楽曲に対して、BPM一定再生処理及びBPM変更再生処理を実行するようにしてもよいし、例えば、不揮発性メモリ21に保存されている楽曲のうち、ジャンルやアルバム名などの楽曲関連情報を検索条件として検索した楽曲に対して、BPM一定再生処理及びBPM変更再生処理を実行するようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、データとしての圧縮音声データと、速度情報としての通常BPMとを対応付けて記憶する記憶部としてのハードディスクドライブ12と、再生制御情報としての再生リストPL1を生成する再生制御情報生成部としての制御部10と、再生リストPL1を携帯型オーディオプレイヤ4に送信する通信部としての外部接続インタフェース部18とにより、データ処理装置としてのユーザ端末2を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらと同機能を有するものであれば、この他種々の構成を用いるようにしてもよい。
さらに上述の実施の形態においては、記憶部としての不揮発性メモリ21と、再生制御情報及び変更速度情報としての設定BPMを生成する再生制御情報生成部としてのメインコントローラ20と、再生部としてのデコーダ部25及び音声データ処理部26とにより、データ処理装置としての携帯型オーディオプレイヤ4を構成し、また、再生制御情報としての再生リストPL1をユーザ端末2から受信する通信部としての外部接続インタフェース部22と、再生部としてのデコーダ部25及び音声データ処理部26とによりデータ再生装置としての携帯型オーディオプレイヤ4を構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これらと同機能を有するものであれば、この他種々の構成を用いるようにしてもよい。
本発明は、運動しながら音楽を聴くような用途で使用されるオーディオプレイヤで広く利用できる。
第1の実施の形態における録音再生システムの構成を示す略線図である。 楽曲関連情報管理テーブルの構成を示す略線図である。 再生リストの作成を示す略線図である。 設定BPMの設定(1)を示す略線図である。 設定BPMの設定(2)を示す略線図である。 設定BPMの変化パターンを示すグラフである。 ユーザ端末の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における携帯型オーディオプレイヤの構成を示すブロック図である。 再生リスト表示画面の構成を示す略線図である。 楽曲録音処理手順を示すフローチャートである。 再生リスト作成処理手順を示すフローチャートである。 設定BPM選択画面の構成を示す略線図である。 検索結果表示画面の構成を示す略線図である。 BPM一定再生処理手順を示すフローチャートである。 BPM変更再生処理手順を示すフローチャートである。 曲順BPMテーブルの構成を示す略線図である。 第2の実施の形態における携帯型オーディオプレイヤの構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における再生処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における携帯型オーディオプレイヤの構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態における再生処理手順を示すフローチャートである。 組み合わせパターン選択画面の構成を示す略線図である。
符号の説明
1……録音再生システム、2……ユーザ端末、3……音楽CD、4……携帯型オーディオプレイヤ、10……制御部、11……ROM、12……ハードディスクドライブ、14……RAM、15……CDドライブ、16、23……操作入力部、17、24……表示部、18、22……外部接続インタフェース部、19……ネットワークインタフェース部、20……メインコントローラ、21……不揮発性メモリ、25……デコーダ部、26音声データ処理部、NT……ネットワーク、PL1……再生リスト、TB1、TB2F……楽曲関連情報管理テーブル、TB3……曲順BPMテーブル。

Claims (16)

  1. データと、当該データに設定されている当該データが再生されるときの第1の再生速度を示す速度情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    上記データの再生を制御するための再生制御情報を、当該データに対応する上記速度情報に基づいて生成する再生制御情報生成部と
    を具えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 上記再生制御情報は、
    上記データのうち、再生するデータを示すリストであり、
    上記再生制御情報生成部は、
    上記データのうち、所定の条件に該当する上記速度情報に対応する上記データの上記リストを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 上記再生制御情報は、
    上記データの上記第1の再生速度を第2の再生速度に変更することを示す変更速度情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 上記再生制御情報生成部は、
    上記データ毎の上記第2の再生速度が全て等しくなるように上記第1の再生速度を上記第2の再生速度に変更することを示す上記変更速度情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 上記再生制御情報生成部は、
    上記第2の再生速度が上記データ毎に変化するように所定の変化関数に従って上記第1の再生速度を上記第2の再生速度に変更することを示す上記変更速度情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  6. 上記再生制御情報生成部は、
    脈拍数を測定する外部の脈拍測定機器から供給される脈拍数に応じて上記第1の再生速度を上記第2の再生速度に変更することを示す上記変更速度情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  7. 上記再生制御情報生成部は、
    外部機器から供給される所定の変化関数に従って上記第1の再生速度を上記第2の再生速度に変更することを示す上記変更速度情報を生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  8. 上記再生制御情報生成部により生成された上記再生制御情報に基づいて上記データの再生を制御する再生部
    を具える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  9. 上記リストに応じて、上記データを再生する再生部
    を具える
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ処理装置。
  10. 上記変更速度情報に基づいて上記データを再生する再生部
    を具える
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  11. 上記再生部は、
    上記速度情報に示される第1の再生速度と、上記変更速度情報に示される第2の再生速度との比に応じた再生速度で、上記データを再生する
    ことを特徴とする請求項10に記載のデータ処理装置。
  12. 上記再生制御情報生成部により生成した上記再生制御情報を、上記データと共に外部のデータ再生機器に送信する通信部
    を具える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  13. データと、当該データに設定されている当該データが再生されるときの第1の再生速度を示す速度情報に基づいて生成された当該データの再生を制御するための再生制御情報とを受信する受信部と、
    上記受信部により受信した上記再生制御情報に基づいて上記データの再生を制御する再生部と
    を具える
    ことを特徴とするデータ再生装置。
  14. データと、当該データに設定されている当該データが再生されるときの第1の再生速度を示す速度情報とを対応付けて記憶する記憶ステップと、
    上記データの再生を制御するための再生制御情報を、当該データに対応する上記速度情報に基づいて生成する再生制御情報生成ステップと
    を具えることを特徴とするデータ処理方法。
  15. 上記再生制御情報生成ステップで生成した上記再生制御情報に基づいて上記データの再生を制御する再生ステップ
    を具える
    ことを特徴とする請求項14に記載のデータ処理方法。
  16. データ処理装置に対して、
    データと、当該データに設定されている当該データが再生されるときの第1の再生速度を示す速度情報とを対応付けて記憶する記憶ステップと、
    上記データの再生を制御するための再生制御情報を、当該データに対応する上記速度情報に基づいて生成する再生制御情報生成ステップと
    を実行させることを特徴とするデータ処理プログラム。
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