JP2006301804A - 突入電流低減回路 - Google Patents

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【課題】半導体を単なるスイッチとして用いるときの不都合解消を図った突入電流低減回路を提供する。
【解決手段】スイッチSWがオフからオンになると、負荷2に突入電流が流れようとする。このとき、まず、直流電源1から抵抗R1を介してコンデンサC1の充電が始まる。充電開始当初は、コンデンサC1の両端の電位差すなわちトランジスタQ1のゲート電圧が小さいので、トランジスタQ1のバイアスは浅く、トランジスタQ1はカットオフされている。そして、充電継続により、トランジスタQ1のゲート電圧が大きくつまりトランジスタQ1のバイアスは深くなり、トランジスタQ1に電流が流れ始めるが、そのときにトランジスタQ1に流せられる電流は小さく、よって、負荷2への電流も小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は、突入電流低減回路に関するものである。
市販の電気機器へインバータ技術が適用されるに伴い、その機器への電源投入時に発生する突入電流により、他の電子機器への電磁妨害が発生する可能性が高まっている。
例えば、オフィスの天井照明の様に複数のインバータ照明機器を1つのスイッチで電源を投入すると、各機器に同時に同じような突入電流が流れ、一瞬ではあるが全体で非常に大きな突入電流が流れ、電磁妨害を発生する場合がある。
突入電流を簡単に低減するには、電源ラインにインダクタを直列に挿入すればよいが、突入電流をより低減するためにインダクタのL成分を大きくすると、その容積と重量が増加してしまう。また、該インダクタは、商用電源周波数でも少なからずインピーダンスを有し、これによりエネルギー損失が発生する。また、バースト的突入電流が発生したときは、該インダクタのL成分と負荷のL成分およびC(キャパシタンス)成分に起因して共振することがあり、該インダクタLの値の選定が困難である。
また、突入電流を低減する他の方法として、スイッチング半導体素子を利用したゼロクロススイッチ、あるいは、ソリッドステートリレー、サイリスタ、トライアック等が利用される。
つまり、電源ラインに抵抗を挿入し、この抵抗をスイッチング半導体素子で短絡できるようにしておき、電源オン時には、抵抗が突入電流を低減し、高い突入電流が流れる電源投入後の所定期間を経て、スイッチング半導体素子をオンすることにより、その後における抵抗によるエネルギー損失を防止する方法である。
また、特許文献1には、電源ラインにMOSFETを挿入し、そのゲート電圧を分圧手段によって調整することで、電源ラインに流れる電流(ドレイン電流)を一定にする技術が開示されている。
特開平5−19879号公報
しかしながら、抵抗をスイッチング半導体素子で短絡させる方法では、半導体素子を単なるスイッチとして使用しているので、半導体素子とは別に、突入電流により発生する熱に耐える抵抗が必要であり、回路の小型化および簡素化が困難である。また、サイリスタは、これをオフする回路を追加しなければ、断続的に発生する突入電流を低減することができない。また、ゼロクロススイッチは、位相制御が必要なことから構成が複雑で高価なため、安価な機器には使用しにくい等の欠点がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、半導体を単なるスイッチとして用いるときの不都合解消を図った突入電流低減回路を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1の本発明は、突入電流が流れる箇所に挿入される半導体素子と、突入電流が流れていないときは前記半導体素子をバイアスを深めにし、突入電流が流れるときは前記半導体素子のバイアスを浅くする電流検出回路とを備えたことを特徴とする突入電流低減回路をもって解決手段とする。
請求項2の本発明は、請求項1記載の突入電流低減回路の突入電流が流れる箇所に逆電流を阻止する素子を備えた突入電流低減回路と、該突入電流低減回路と同じ突入電流低減回路であって逆方向に接続される突入電流低減回路とを備えたことを特徴とする突入電流低減回路をもって解決手段とする。
請求項3の本発明は、三相交流電源の各線に請求項2記載の突入電流低減回路を備えたことを特徴とする突入電流低減回路をもって解決手段とする。
請求項4の本発明は、突入電流が流れる箇所に挿入される素子であって、突入電流が流れたときに当該素子の両端電圧の変化に応じて半導体素子のバイアスを浅くさせる素子を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の突入電流低減回路をもって解決手段とする。
請求項5の本発明は、半導体素子が、NチャネルMOSFETであり、電流検出回路は、NチャネルMOSFETのドレイン−ゲート間に接続された抵抗と、NチャネルMOSFETのゲート−ソース間に接続された抵抗と、当該抵抗に並列なコンデンサとを含んで構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の突入電流低減回路をもって解決手段とする。
請求項6の本発明は、半導体素子が、NPNバイポーラトランジスタであり、電流検出回路は、NPNバイポーラトランジスタのコレクタ−ベース間に接続された抵抗と、NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間に接続された抵抗と、当該抵抗に並列なコンデンサとを含んで構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の突入電流低減回路をもって解決手段とする。
本発明の突入電流低減回路によれば、突入電流が流れる箇所に挿入される半導体素子と、突入電流が流れていないとき(定常時)は半導体素子をバイアスを深めにし、突入電流が流れるときは半導体素子のバイアスを浅くする電流検出回路とを備え、半導体素子をスイッチおよび抵抗として使用しているので抵抗が不要であり、また、サイリスタをオフさせるために必要な付加回路のような構成要素が不要であり、よって回路の小型化および簡素化が容易であり、機器内への組み込みも可能となる。
また、ゼロクロススイッチの様な位相制御の仕組みが不要なことから、構成を簡素化して安価にでき、安価な機器にも使用することができる。
また、突入電流が流れている短い期間にだけ、半導体素子のバイアスを浅くするので、電力損失や発熱が少なく、放熱への配慮を少なくできる。
また、インダクタを電流経路にもたないので、共振現象を起こすことなく、突入電流を低減できる。
また、3相交流電源からの突入電流を低減することも可能である。
以下、本発明に係る突入電流低減回路の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係る突入電流低減回路を含む実施例の回路図である。
直流電源1の正極は、スイッチSWを介して、NチャネルMOSFET(例えば、エンハンストモードMOSFET)であるトランジスタQ1のドレインに接続され、トランジスタQ1のソースは、負荷(機器)2の正極に接続され、直流電源1の負極と負荷2の負極とが接続されている。抵抗R1の一端がトランジスタQ1のドレインに接続され、抵抗R1の他端がトランジスタQ1のゲートに接続されている。抵抗R2の一端がトランジスタQ1のゲートに接続され、抵抗R2の他端がトランジスタQ1のソースに接続されている。コンデンサC1が抵抗R2に並列に接続されている。トランジスタQ1は、直流電源1から負荷2への電流経路に挿入されるので、いわゆるパワー型のトランジスタであり、耐電圧が高く、オン抵抗が低く、放熱性が高いものが好ましい。なお、これは、他の実施の形態でも同様である。
なお、トランジスタQ1、抵抗R1、R2およびコンデンサC1が、突入電流低減回路を構成し、抵抗R1、R2およびコンデンサC1が電流検出回路を構成している。
突入電流の周波数成分は、商用交流電源周波に比べ充分高い周波数成分で構成されていることが多いため、商用交流周波では応答せず、高い周波数で応答する様に抵抗分圧で構成したバイアス回路の抵抗に並列にコンデンサC1を入れることで、突入電流へのバイアス低下(トランジスタをOFFする方向)を実現している。これは、他の実施の形態でも同様である。
さて、図1において、スイッチSWがオフからオンになると、負荷2に突入電流が流れようとする。このとき、まず、直流電源1から抵抗R1を介してコンデンサC1の充電が始まる。充電開始当初は、コンデンサC1の両端の電位差すなわちトランジスタQ1のゲート電圧が小さいので、トランジスタQ1のバイアスは浅く、トランジスタQ1はカットオフされている。
そして、充電継続により、トランジスタQ1のゲート電圧が大きくつまりトランジスタQ1のバイアスは深くなり、トランジスタQ1に電流が流れ始めるが、その時点ではトランジスタQ1に流れる突入電流は十分小さくなっており、負荷2への電流も小さい。よって、負荷2への電流の最大値は、スイッチSWと負荷2とを直接接続した場合よりも、低くすることができる。
なお、負荷2へ定常電流が供給されているときのトランジスタQ1のドレイン−ソース間電圧は、定常電流に対してオン状態となる様、つまりゲート−ソース間電圧が十分大きくなるように抵抗R1と抵抗R2の抵抗値を設定する。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態に係る突入電流低減回路を含む実施例の回路図である。
ここでは、第1の実施の形態のときと同様の機能を有するものには同一符号を付与する。
直流電源1の正極は、スイッチSWを介して、NPNバイポーラトランジスタであるトランジスタQ1のコレクタに接続され、トランジスタQ1のエミッタは、負荷(機器)2の正極に接続され、直流電源1の負極と負荷2の負極とが接続されている。抵抗R1の一端がトランジスタQ1のコレクタに接続され、抵抗R1の他端がトランジスタQ1のベースに接続されている。抵抗R2の一端がトランジスタQ1のベースに接続され、抵抗R2の他端がトランジスタQ1のエミッタに接続されている。コンデンサC1が抵抗R2に並列に接続されている。
なお、トランジスタQ1、抵抗R1、R2およびコンデンサC1が、突入電流低減回路を構成し、抵抗R1、R2およびコンデンサC1が電流検出回路を構成している。
さて、図2において、スイッチSWがオフからオンになると、負荷2に突入電流が流れようとする。このとき、まず、直流電源1から抵抗R1を介してコンデンサC1の充電が始まる。充電開始当初は、コンデンサC1の両端の電位差すなわちトランジスタQ1のベース電圧が小さく、ベース電流も小さいので、トランジスタQ1のバイアスは浅く、トランジスタQ1はカットオフされている。
そして、充電継続により、トランジスタQ1のベース電流が大きくつまりトランジスタQ1のバイアスは深くなり、トランジスタQ1に電流が流れ始めるが、その時点ではトランジスタQ1に流れる突入電流は十分小さくなっており、負荷2への電流も小さい。よって、負荷2への電流の最大値は、スイッチSWと負荷2とを直接接続した場合よりも、低くすることができる。
なお、負荷2へ定常電流が供給されているときのトランジスタQ1のコレクタ−エミッタ間電圧は、定常電流に対してオン状態となる様、つまりベース−エミッタ間電圧とベース電流が十分大きくなるように抵抗R1と抵抗R2の抵抗値を設定する。
[第3の実施の形態]
図3は、第3の実施の形態に係る突入電流低減回路を含む実施例の回路図である。
ここでは、第1、2の実施の形態のときと同様の機能を有するものには同一符号を付与する。
交流電源1の一方の極は、スイッチSWを介して、ダイオードD1のアノードに接続され、ダイオードD1のカソードは、NチャネルMOSFETであるトランジスタQ1のドレインに接続され、トランジスタQ1のソースは、抵抗R3の一端に接続され、抵抗R3の他端が負荷(機器)2の一方の極に接続され、直流電源1の他方の極と負荷2の他方の極とが接続されている。抵抗R1の一端がトランジスタQ1のドレインに接続され、抵抗R1の他端がトランジスタQ1のゲートに接続されている。抵抗R2の一端がトランジスタQ1のゲートに接続され、抵抗R2の他端が抵抗R3の他端に接続されている。コンデンサC1が抵抗R2に並列に接続されている。
交流電源1の他方の極は、負荷2を介して、ダイオードD2のアノードに接続され、ダイオードD2のカソードは、NチャネルMOSFETであるトランジスタQ2のドレインに接続され、トランジスタQ2のソースは、抵抗R13の一端に接続され、抵抗R13の他端が、スイッチSWを介して、交流電源1の一方の極に接続されている。抵抗R11の一端がトランジスタQ2のドレインに接続され、抵抗R11の他端がトランジスタQ2のゲートに接続されている。抵抗R12の一端がトランジスタQ2のゲートに接続され、抵抗R12の他端が抵抗R13の他端に接続されている。コンデンサC11が抵抗R12に並列に接続されている。
なお、トランジスタQ1、抵抗R1、R2、R3およびコンデンサC1が、突入電流低減回路を構成し、抵抗R1、R2、R3およびコンデンサC1が電流検出回路を構成している。
また、この突入電流低減回路と、トランジスタQ2、抵抗R11、R12、R13およびコンデンサC11が、突入電流低減回路を構成し、抵抗R11、R12、R13およびコンデンサC11が電流検出回路を構成している。
さて、図3において、交流電源1のスイッチSW側の極の電圧の方が負荷2側の極の電圧よりも高い場合にスイッチSWがオフからオンになると、負荷2に突入電流が流れようとする。このとき、まず、交流電源1からダイオードD1と抵抗R1を介してコンデンサC1の充電が始まる。
充電開始当初は、コンデンサC1の両端の電位差が小さく、トランジスタQ1のゲート電圧も小さいので、トランジスタQ1のバイアスは浅く、トランジスタQ1はカットオフされている。
そして、充電継続により、トランジスタQ1のゲート電圧が大きくつまりトランジスタQ1のバイアスは深くなり、トランジスタQ1に電流が流れ始めるが、その時点ではトランジスタQ1に流れる電流は十分小さくなっており、負荷2への電流も小さい。よって、負荷2への電流の最大値は、スイッチSWと負荷2とを直接接続した場合よりも、低くすることができる。
なお、負荷2へ定常電流が供給され、交流電源1のスイッチSW側の極の電圧の方が負荷2側の極の電圧よりも高い位相の期間では、トランジスタQ1のドレイン−ソース間電圧は、定常電流に対してオン状態となる様、つまりゲート−ソース間電圧が十分大きくなるように抵抗R1と抵抗R2と抵抗R3の抵抗値を設定し、逆位相の期間では、コンデンサC1が放電しないように該コンデンサC1の静電容量と抵抗R1と抵抗R2の抵抗値とを設定する。
また、抵抗R3を大きな電流が流れたときには、抵抗R3の両端電圧が高くなるので、抵抗R3により、トランジスタQ1のバイアスをより浅くすることができる。また、抵抗R3により、抵抗R1と抵抗R2の抵抗値設定が容易となる。
また、ダイオードD2により逆電流を阻止することで、トランジスタQ2を保護できる。
さて、交流電源1の負荷2側の極の電圧の方がスイッチSW側の極の電圧よりも高い場合にスイッチSWがオフからオンになると、負荷2に突入電流が流れようとする。このとき、まず、交流電源1からダイオードD2と抵抗R11を介してコンデンサC11の充電が始まる。充電開始当初は、コンデンサC11の両端の電位差が小さく、トランジスタQ2のゲート電圧も小さいので、トランジスタQ2のバイアスは浅く、トランジスタQ2はカットオフされている。
そして、充電継続により、トランジスタQ2のゲート電圧が大きくつまりトランジスタQ2のバイアスは深くなり、トランジスタQ2に電流が流れ始めるが、その時点ではトランジスタQ2に流れる突入電流は十分小さくなっており、負荷2への電流も小さい。よって、負荷2への電流の最大値は、スイッチSWと負荷2とを直接接続した場合よりも、低くすることができる。
なお、負荷2へ定常電流が供給され、交流電源1の負荷2側の極の電圧の方がスイッチSW側の極の電圧よりも高い位相の期間では、トランジスタQ2のドレイン−ソース間電圧は、定常電流に対してオン状態となる様、つまりゲート−ソース間電圧が十分大きくなるように抵抗R11と抵抗R12と抵抗R13の抵抗値を設定し、逆位相の期間では、コンデンサC11が放電しないように該コンデンサC11の静電容量と抵抗R11と抵抗R12の抵抗値とを設定する。
また、抵抗R13を大きな電流が流れたときには、抵抗R13の両端電圧が高くなるので、抵抗R13により、トランジスタQ2のバイアスをより浅くすることができる。また、抵抗R13により、抵抗R11と抵抗R12の抵抗値設定が容易となる。
また、ダイオードD2により逆電流を阻止することで、トランジスタQ2を保護できる。
なお、抵抗R3や抵抗R13に代えて、順方向ダイオードを用いた場合であっても、トランジスタQ1やQ2のバイアスを浅くすることができるので、同様の作用効果が得られる。なお、抵抗R11と抵抗R12だけでバイアス設定が可能ならば、これら抵抗や順方向ダイオードは用いなくてよい。また、これら抵抗や順方向ダイオードを、第1,2の実施の形態で用いてもよい。
また、第3の実施の形態では、NチャネルMOSFETであるトランジスタQ1をNPNバイポーラトランジスタとしてもよい。
[第4の実施の形態]
図4は、第4の実施の形態に係る突入電流低減回路を含む実施例の回路図である。
ここでは、第1、2、3の実施の形態のときと同様の機能を有するものには同一符号を付与する。
第4の実施の形態では、3相交流電源1に接続された3連動スイッチSWと3相負荷2の間の各線に図3の点線で囲んだ突入電流低減回路が挿入される。
3連動スイッチSWがオフからオンになったときには、第3の実施の形態と同様に、各線には、一方の方向への突入電流と逆方向への突入電流とが生じる可能性があるので、第3の実施の形態で説明した突入電流低減回路の動作により、これらの突入電流を低減することができ、その他、第3の実施の形態と同様の作用効果が得られる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施の形態では、負荷2が誘導性や容量性を有していても、その効果に差異はない。
また、これらの実施の形態では、スイッチSWがオフとなると、コンデンサが放電するので、再びスイッチSWがオンになったときには、最初にスイッチSWがオンになったときと同様の作用効果が得られる。
また、これらの実施の形態では、NチャネルMOSFETやNPNバイポーラトランジスタを用いたが、PチャネルMOSFETやPNPバイポーラトランジスタを用いてもよい。また、光の量や光のパルス幅を用いて、半導体のバイアスを制御するようにしてもよい。また、電圧や電流でバイアスの深さを制御できる半導体であれば他のものを使用してもよい。
また、これらの実施の形態では、コンデンサを用いたが、容量成分を有する他の素子を用いてもよい。また、抵抗を用いたが、抵抗成分を有する他の素子を用いてもよい。
第1の実施の形態に係る突入電流低減回路を含む実施例の回路図である。 第2の実施の形態に係る突入電流低減回路を含む実施例の回路図である。 第3の実施の形態に係る突入電流低減回路を含む実施例の回路図である。 第4の実施の形態に係る突入電流低減回路を含む実施例の回路図である。
符号の説明
1 電源
2 負荷
Q1、Q2 トランジスタ
R1、R2、R3、R11、R12、R13 抵抗
C1、C11 コンデンサ
SW スイッチ

Claims (6)

  1. 突入電流が流れる箇所に挿入される半導体素子と、
    突入電流が流れていないときは前記半導体素子をバイアスを深めにし、突入電流が流れるときは前記半導体素子のバイアスを浅くする電流検出回路と
    を備えたことを特徴とする突入電流低減回路。
  2. 請求項1記載の突入電流低減回路の突入電流が流れる箇所に逆電流を阻止する素子を備えた突入電流低減回路と、該突入電流低減回路と同じ突入電流低減回路であって逆方向に接続される突入電流低減回路と
    を備えたことを特徴とする突入電流低減回路。
  3. 三相交流電源の各線に請求項2記載の突入電流低減回路を備えたことを特徴とする突入電流低減回路。
  4. 突入電流が流れる箇所に挿入される素子であって、突入電流が流れたときに当該素子の両端電圧の変化に応じて半導体素子のバイアスを浅くさせる素子を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の突入電流低減回路。
  5. 半導体素子が、NチャネルMOSFETであり、電流検出回路は、NチャネルMOSFETのドレイン−ゲート間に接続された抵抗と、NチャネルMOSFETのゲート−ソース間に接続された抵抗と、当該抵抗に並列なコンデンサとを含んで構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の突入電流低減回路。
  6. 半導体素子が、NPNバイポーラトランジスタであり、電流検出回路は、NPNバイポーラトランジスタのコレクタ−ベース間に接続された抵抗と、NPNバイポーラトランジスタのベース−エミッタ間に接続された抵抗と、当該抵抗に並列なコンデンサとを含んで構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の突入電流低減回路。
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