JP2006301049A - 表示装置および表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 人間の感覚に近いピーク検出方法によって光源の光量を制御する。
【解決手段】 入力された画像データを構成する各画素の輝度値を第1輝度値として算出する画素輝度算出部と、第1輝度値が所定の輝度閾値以上である画素を高輝度画素として選出する高輝度画素判定部と、複数の高輝度画素が相互に隣接して成す高輝度画素群が所定の画素数閾値以上の画素を有するか否かを判定する高輝度画素数判定部と、高輝度画素群に含まれる画素の第1輝度値の統計結果に基づき、光源の光量を調整する光源光量設定部を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、映像信号により規定される映像を表示する表示装置及び表示方法に関し、より詳しくは、映像信号に応じて動的に光源の光量調整を行う表示装置及び表示方法に関する。
光源から射出された光を変調することにより画像を表示させる画像表示装置として液晶画像表示装置がある。直視型液晶画像表示装置では、液晶パネルの背面にバックライトと称する光照射部が設けられており、光源として一般的に冷陰極管という蛍光管が使われる。俗に液晶プロジェクタと呼ばれる投射型液晶画像表示装置では、光源としてハロゲンランプやメタルハライドランプなどが採用されている。
従来、光源の光量を調整する方法として、例えば特許文献1では、入力映像の平均輝度に応じて光源の光量を制御し、平均輝度が高い場合、光源の光量を増やし、平均輝度が低い場合、所定の輝度よりも高い輝度を持つ画素(ピーク画素)が所定数より多いか否かで判断し、所定数より多い場合、光源の光量を増やし、所定数より少ない場合、光源の光量を減らすことが行われている。
特許第3583122号公報
しかしながら、上述した特許文献1では、所定の輝度よりも高い輝度を持つ画素の数を画面全体から求めている。すなわちピーク画素が空間的に集中して存在しているのか、分散しているのか、を区別することができないので、例えば星空のようにピーク画素が画面上に点在している場合でも、一箇所にピーク画素が集中してある場合と同一の光源の光量調整が行われてしまい、暗い部分が黒浮きし、映像が不鮮明になるという問題があった。
そこで、本発明は、より人間の見た目の感覚に近いピーク画素の検出方法によって光源の光量を制御することで、高画質な映像を表示することができる表示装置および表示方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の表示装置では、光源から射出された光を変調することにより画像を表示させる表示装置において、前記表示装置に入力された画像データを構成する各画素の輝度値を第1輝度値として算出する画素輝度算出部と、前記第1輝度値が所定の輝度閾値以上である画素を高輝度画素として選出する高輝度画素判定部と、複数の前記高輝度画素が相互に隣接して成す高輝度画素群が所定の画素数閾値以上の画素を有するか否かの判定結果を生成する高輝度画素数判定部と、前記判定結果と前記高輝度画素群に含まれる画素の前記第1輝度値の統計結果に基づき、前記光源の光量を調整する光源光量設定部と、を備えていることを要旨とする。
この構成によれば、入力された画像データから、所定の輝度閾値以上である画素を高輝度画素として抽出し、連続して隣接している高輝度画素を高輝度画素群とし、高輝度画素群に含まれる高輝度画素の数が所定の画素数閾値以上であれば、高輝度画素が集中していると判断し、所定の画素数閾値未満であれば、高輝度画素が分散していると判断することができる。これにより、入力された画像データにおいて、高輝度画素が集中しているか、分散しているかを判断することができるので、高輝度画素の集中度合いに応じて光源の光量を調整することができるので、高画質な映像を表示することができる。
また、本発明の表示装置では、さらに、前記画像データに対し第1の遮断周波数によりローパスフィルタをかけて第2画像データを生成する第2フィルタ部と、前記第2画像データの各画素の輝度値を第2輝度値として算出する第2輝度値算出部と、を備え、前記高輝度画素判定部は、前記第1輝度値が前記輝度閾値以上であり、かつ、前記第1輝度値と前記第2輝度値の差が所定の輝度差閾値以上である画素を、高輝度画素として選出する。
この構成によれば、画像データから高輝度画素を抽出する条件として、画素の第1輝度値が所定の輝度閾値以上であり、かつ、画像データに第1の遮断周波数によりローパスフィルタをかけた後の第2画像データの各画素の第2輝度値を算出し、第1輝度値と第2輝度値の差が、所定の輝度差閾値以上である場合とするので、小さな領域の画像ノイズだけでなく、高すぎる輝度を持つ画素を除去することができる。これにより、高すぎる輝度に合わせて光源の光量調整を行った場合に、画面全体が眩しくなり、見づらくなるような光量調整を排除することが可能になる。
また、本発明の表示装置では、さらに、前記画像データに対し第2の遮断周波数によりローパスフィルタをかけて第3画像データを生成する第3フィルタ部と、前記第3画像データの各画素の輝度値を第3輝度値として算出する第3輝度値算出部と、を備え、前記高輝度画素判定部は、前記第1輝度値が前記輝度閾値以上であり、かつ、前記第1輝度値と前記第3輝度値の比が所定の輝度比閾値以上である画素を、高輝度画素として選出する。
この構成によれば、画像データから高輝度画素を抽出する条件として、画素の第1輝度値が所定の輝度閾値以上であり、かつ、入力画像データに第2の遮断周波数によりローパスフィルタをかけた後の第3画像データの各画素の第3輝度値を算出し、第1輝度値と第3輝度値の比が、所定の輝度比閾値を超えている場合とするので、小さな領域の画像ノイズだけでなく、広すぎる領域の高輝度画素群を排除することができる。これにより、広すぎる領域の高輝度画素群に合わせて光源の光量調整を行った場合に、画面全体が眩しくなり、見づらくなるような光量調整を排除することが可能になる。
また、本発明の表示装置では、前記判定結果が「前記高輝度画素群が前記画素数閾値以上の画素を有する」である場合、前記光源光量設定部は、前記高輝度画素群に含まれる前記高輝度画素の前記第1輝度値の度数分布が最大の輝度値に応じて前記光源の光量を増光する。
この構成によれば、高輝度画素数判定部により、「高輝度画素群が所定の画素数閾値以上の画素を有する」と判定されたので、高輝度画素群の高輝度画素の第1輝度値の中で、同一輝度値の度数分布が最も多い輝度値に応じて光源の光量を増光することにより、光沢感のある画像を得ることができる。
また、本発明の表示装置では、前記判定結果が「前記高輝度画素群が前記画素数閾値以上の画素を有しない」である場合、前記光源光量設定部は、前記画像データの全画素の平均輝度値に応じて前記光源の光量を制御する。
この構成によれば、高輝度画素数判定部により、「高輝度画素群が所定の画素数閾値以上の画素を有しない」と判定されたので、画像データの全画素の平均輝度値を算出し、平均輝度値に応じて光源の光量を調整するので、黒浮きのない全体に明るさが整った画像を得ることができる。
また、本発明の表示装置では、前記平均輝度値が所定の平均輝度閾値よりも高い場合、前記光源光量設定部は、前記平均輝度値に応じて前記光源の光量を増光する。
この構成によれば、画像データの全画素の平均輝度値を算出し、平均輝度値が所定の平均輝度閾値よりも高い場合、平均輝度値に応じて光源の光量を増光するので、黒浮きのない全体に明るさが整った画像を得ることができる。
また、本発明の表示装置では、前記平均輝度値が前記平均輝度閾値よりも低い場合、前記光源光量設定部は、前記平均輝度値に応じて前記光源の光量を減光する。
この構成によれば、画像データの全画素の平均輝度値を算出し、平均輝度値が所定の平均輝度閾値よりも低い場合、平均輝度値に応じて光源の光量を減光するので、黒浮きのない全体に明るさが整った画像を得ることができる。
また、本発明の表示方法では、光源から射出された光を変調することにより画像を表示させる表示装置の表示方法において、前記表示装置に入力された画像データを構成する各画素の輝度値を第1輝度値として算出する画素輝度算出工程と、前記第1輝度値が所定の輝度閾値以上である画素を高輝度画素として選出する高輝度画素判定工程と、複数の前記高輝度画素が相互に隣接して成す高輝度画素群が所定の画素数閾値以上の画素を有するか否かの判定結果を生成する高輝度画素数判定工程と、前記判定結果と前記高輝度画素群に含まれる画素の前記第1輝度値の統計結果に基づき、前記光源の光量を調整する光源光量設定工程と、からなる。
この構成によれば、入力された画像データから、所定の輝度閾値以上である画素を高輝度画素として抽出し、連続して隣接している高輝度画素を高輝度画素群とし、高輝度画素群に含まれる高輝度画素の数が所定の画素数閾値以上であれば、高輝度画素が集中していると判断し、所定の画素数閾値未満であれば、高輝度画素が分散していると判断することができる。これにより、入力された画像データにおいて、高輝度画素が集中しているか、分散しているかを判断することができるので、高輝度画素の集中度合いに応じて光源の光量を調整することができるので、高画質な映像を表示することができる。
以下、本発明に係る表示装置の実施形態について図面に従って説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明を具体化した第1実施形態における表示装置の概略構成について、図1を参照して説明する。
<表示装置の構成>
図1は、本発明による表示装置を液晶プロジェクタに適用した場合の構成図である。
表示装置1は、全体として、CPU11、RAM12、ROM13、入力インターフェイス(I/F)14、画像演算処理部15、画像信号生成部16、光源制御部17、とから構成され、それらはバス20を介して互いに接続されている。さらに、画像信号生成部16は、ライトバルブ31に画像信号を送り、光源制御部17は、光源30に制御信号を送る。
画像演算処理部15は、画素輝度算出部100、高輝度画素判定部であるピーク画素判定部102、高輝度画素数判定部を成すピーク画素群生成部104とピーク画素数判定部106、光源光量設定部108、画像補正部110、の各機能を実行する。
RAM12は、各処理のワーキングメモリとして役割を果たし、処理後の各種データを格納する。RAM12は少なくとも、入力I/F14から受け取った入力画像データ40に対し、画像演算処理部15が行った演算結果の情報を、画像データテーブル41に格納する。
ROM13は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)や、フラッシュメモリなどで構成され、プログラムや、輝度閾値Pth、画素数閾値であるピーク画素数閾値Nth、輝度差閾値ΔPth、輝度比閾値α、平均輝度閾値Ath、を書き換え可能に記憶している。
入力I/F14は、外部の装置(図示しない)から入力画像データ40を受け取るインターフェイスの役割を果たす。入力I/F14は入力画像データ40を受け取ると、バス20を介してRAM12に格納する。
画素輝度算出部100は、RAM12に格納された入力画像データ40のRGB値から輝度を算出し、画像データテーブル41の輝度値Y0に格納する。
ピーク画素判定部102は、画像データテーブル41の輝度値Y0に対して遮断周波数の高いローパスフィルタをかけ、画像データテーブル41の輝度値Y1に格納し、画像データテーブル41の各画素の輝度値Y1を、輝度閾値Pthと比較し、輝度値Y1が輝度閾値Pth以上である画素を高輝度画素であるピーク画素と判定し、画像データテーブル41のピーク画素判定結果Pにピーク画素であるか否かの結果を格納する。
ピーク画素群生成部104は、画像データテーブル41の各画素のピーク画素判定結果Pを参照し、連続して隣接しているピーク画素を高輝度画素群であるピーク画素群として画像データテーブル41のピーク画素群Gにピーク画素群番号GNOを記録し、ピーク画素群に含まれるピーク画素の数を隣接ピーク画素数Cpとしてカウントする。
ピーク画素数判定部106は、ピーク画素群生成部104がカウントした隣接ピーク画素数Cpが、ピーク画素数閾値Nthを超えているかをチェックし、判定結果であるピーク判定結果を生成する。
光源光量設定部108は、ピーク画素数判定部106が生成したピーク判定結果に基づき、階調補正曲線を設定し、光源の光量を設定する。
画像補正部110は、光源光量設定部108が設定した階調補正曲線に基づき、画像データテーブル41の輝度値Y1を補正する。
画像信号生成部16は、画像データテーブル41に格納した補正後の輝度値Y1から、補正後の画像データを、ライトバルブ31が表示可能な画像信号に変換し、ライトバルブ31を制御する。
光源制御部17は、光源光量設定部108が設定した光源の光量に基づき、光源30の光量を制御する。
<ピーク画素群の判定方法1>
次に、図2を参照して、第1実施形態のピーク画素群の判定方法について説明する。
図2は、第1実施形態のピーク画素群の判定方法を説明する概略図である。
図2では説明を簡略化する為に、図2の(A1)および(B1)に示すように、画像200をX軸方向に探索し、連続して隣接するピーク画素とピーク画素群を見つける方法について例示している。図2の(A1)および(B1)の画像200において、輝度閾値Pthよりも低い輝度の画素領域を低輝度画素群210とし、輝度閾値Pth以上の輝度の画素領域をピーク画素群220とする。また、図2の(A2)は、図2の(A1)のX軸上の画素の輝度Yを示すグラフで、図2の(B2)は、図2の(B1)のX軸上の画素の輝度Yを示すグラフである。
図2の(A2)の場合は、輝度閾値Pth以上の画素が続くピーク画素群220のX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも小さいため、ピーク判定結果は「ピーク画素群が存在しない(No)」となる。一方、図2の(B2)の場合は、輝度閾値Pth以上の画素が続くピーク画素群220のX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも大きいため、ピーク判定結果は「ピーク画素群が存在する(Yes)」となる。
図2では、X軸方向に連続するピーク画素群について説明したが、実際にはピーク画素群の面積で判定する。
<ピーク画素判定部の処理>
次に、図3を参照して、第1実施形態のピーク画素判定部102の処理について説明する。
図3は、第1実施形態のピーク画素判定部102の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態では、入力画像データ40は、小さな領域の画像ノイズが存在する場合があるので、画像ノイズの影響を受けないように、入力画像データ40に対して、遮断周波数の高いローパスフィルタをかける場合について説明する。
先ず、ステップS100では、RAM12の画像データテーブル41の輝度値Y0に対して、遮断周波数の高いローパスフィルタをかける。
次に、ステップS102では、ローパスフィルタをかけた後の輝度値を、画像データテーブル41のY1に格納する。
次に、ステップS104では、画像データテーブル41の未処理の画素を選択する。
次に、ステップS106では、画像データテーブル41の選択した画素の輝度値Y1が輝度閾値Pth以上か否かを判定し、輝度閾値Pth以上ならばステップS108に移行し、輝度閾値Pth未満ならばステップS112に移行する。
次に、ステップS108では、ピーク画素と判定したので、画像データテーブル41のピーク画素判定結果Pに1を格納し、ステップS110に移行する。
一方、ステップS112では、ピーク画素ではないと判定したので、画像データテーブル41のピーク画素判定結果Pに0を格納し、ステップS110に移行する。
次に、ステップS110では、画像データテーブル41に未選択の画素が有るか否かを判定し、ある場合はステップS104に移行し、ない場合は、処理を終了する。
<ピーク画素群生成部とピーク画素数判定部の処理>
次に、図4を参照して、第1実施形態のピーク画素群生成部104とピーク画素数判定部106の処理について説明する。
図4は、第1実施形態のピーク画素群生成部104とピーク画素数判定部106の処理を説明するフローチャートである。
先ず、ステップS122では、隣接ピーク画素数Cpを0にリセットし、ピーク画素群番号GNOに1を加算する(GNOの初期値は0)。
次に、ステップS124では、RAM12に格納された画像データテーブル41から未選択のピーク画素(P=1の画素)を選択し、ピーク画素群に入れる。
次に、ステップS126では、画像データテーブル41から、ピーク画素群に隣接する未選択のピーク画素を探索する。
次に、ステップS128では、ピーク画素群に隣接する未選択のピーク画素が見つかったか否かを判定し、ピーク画素が見つかった場合は、ステップS130に移行し、ピーク画素が見つからなかった場合は、ステップS136に移行する。
次に、ステップS130では、見つかったピーク画素の画像データテーブル41のピーク画素群Gにピーク画素群番号GNOを入力し、隣接ピーク画素数Cpに1を加算する(Cp=Cp+1)。
一方、ステップS136では、画像データテーブル41に未選択のピーク画素が有るか否か判定し、未選択のピーク画素が有る場合は、ステップS122に移行し、未選択のピーク画素がない場合は、処理を終了する。
次に、ステップS132では、隣接ピーク画素数Cpがピーク画素数閾値Nth以上であるか否かを判定し、ピーク画素数閾値Nth以上である場合は、ステップS134に移行し、ピーク画素数閾値Nth未満である場合は、ステップS138に移行する。
次に、ステップS134では、ピーク判定結果として、「ピーク画素群の画素数がピーク画素数閾値Nth以上である」とし、処理を終了する。
一方、ステップS138では、画像データテーブル41に未選択のピーク画素が有るか否か判定し、未選択のピーク画素が有る場合は、ステップS126に移行し、未選択のピーク画素がない場合は、処理を終了する。
<階調補正曲線と光量設定の関係>
次に、図5を参照して、階調補正曲線と光量設定の関係について説明する。
図5は、階調補正曲線と光量設定の関係について説明するグラフである。
図5の(A)は、ピーク判定結果が「ピーク画素群の画素数がピーク画素数閾値Nth以上である」場合の、入力輝度と階調補正曲線300により補正された出力輝度の関係を示すグラフである。階調補正曲線300は、ROM13のLook up Table(LUT)メモリに予め記憶されているか、または、LUTを用いずに、画素毎に積和演算することにより求められる。図5の(A)に示すように、階調補正曲線300は、下側に凸に膨らんだ曲線を描き、入力輝度が低いところでは出力輝度をさらに低くなるように、入力輝度が高いところでは出力輝度をさらに高くするように設定されている。光源の光量は、ピーク画素群に含まれるピーク画素の輝度値の度数分布において最大度数の輝度値と、最大度数の輝度値を階調補正曲線300により補正した後の輝度値の差、つまり図5の(A)の矢印301の量だけ増光される。
図5の(B)は、ピーク判定結果が「ピーク画素群の画素数がピーク画素数閾値Nth未満である」、かつ、「入力画像データの全画素の平均輝度が平均輝度閾値よりも高い」場合の、入力輝度と階調補正曲線302により補正された出力輝度の関係を示すグラフである。図5の(B)に示すように、階調補正曲線302は、下側に凸に膨らんだ曲線を描き、全体に入力輝度に対し出力輝度が低くなるように設定されている。光源の光量は、入力画像データの全画素の平均輝度値と、平均輝度値を階調補正曲線300により補正した後の輝度値の差、つまり図5の(B)の矢印303の量だけ増光される。
図5の(C)は、ピーク判定結果が「ピーク画素群の画素数がピーク画素数閾値Nth未満である」、かつ、「入力画像データの全画素の平均輝度が平均輝度閾値よりも低い」場合の、入力輝度と階調補正曲線304により補正された出力輝度の関係を示すグラフである。図5の(C)に示すように、階調補正曲線304は、上側に凸に膨らんだ曲線を描き、全体に入力輝度に対し出力輝度が高くなるように設定されている。光源の光量は、入力画像データの全画素の平均輝度値と、平均輝度値を階調補正曲線300により補正した後の輝度値の差、図5の(C)の矢印305の量だけ減光される。
<光源光量設定部の処理>
次に、図6を参照して、光源光量設定部108の処理について説明する。
図6は、光源光量設定部108の処理を説明するフローチャートである。
先ず、ステップS152では、ピーク判定結果をチェックし、「ピーク画素群の画素数がピーク画素数閾値Nth以上である」場合(Yes)は、ステップS154に移行し、「ピーク画素群の画素数がピーク画素数閾値Nth未満である」場合(No)は、ステップS156に移行する。
次に、ステップS154では、画像補正部110に対し、図5の(A)の階調補正曲線300により入力画像データを補正するよう指示し、光源制御部17に対し、光源の光量を図5の(A)の矢印301の量だけ増光するよう指示し、処理を終了する。
一方、ステップS156では、RAM12に格納された画像データテーブル41の全画素の輝度値Y1から平均輝度を算出する。
次に、ステップS158では、平均輝度が平均輝度閾値Ath以上か否かを判定し、「平均輝度閾値Ath以上である」場合(Yes)は、ステップS160に移行し、「平均輝度閾値Ath未満である」場合(No)は、ステップS162に移行する。
次に、ステップS160では、画像補正部110に対し、図5の(B)の階調補正曲線302により入力画像データを補正するよう指示し、光源制御部17に対し、光源の光量を図5の(B)の矢印303の量だけ増光するよう指示し、処理を終了する。
一方、ステップS162では、画像補正部110に対し、図5の(C)の階調補正曲線304により入力画像データを補正するよう指示し、光源制御部17に対し、光源の光量を図5の(C)の矢印305の量だけ減光するよう指示し、処理を終了する。
以上に述べた前記実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態では、画像データの画素の輝度値が輝度閾値Pth以上のピーク画素が集中しているか、分散しているかを判断できるので、ピーク画素の集中度合いに応じて光源の光量を調整することができるので、高画質な映像を表示することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る表示装置の第2実施形態について説明する。第1実施形態においては、ピーク画素判定部102が、ピーク画素を選出する条件として、画像データの画素の輝度値が輝度閾値Pth以上の画素をピーク画素とする場合について説明したが、本第2実施形態においては、ピーク画素判定部102が、ピーク画素を選出する条件として、画素の第1輝度値が輝度閾値Pth以上であり、かつ、画像データに遮断周波数の低いローパスフィルタをかけた後の第2画像データの各画素の第2輝度値を算出し、第1輝度値と第2輝度値の差が、輝度差閾値ΔPth以上である場合について説明する。
<ピーク画素群の判定方法2>
先ず、図7を参照して、第2実施形態のピーク画素群の判定方法について説明する。
図7は、第2実施形態のピーク画素群の判定方法を説明する概略図である。図7では説明を簡略化する為に、図2の場合と同様に、画像200をX軸方向に探索し、連続して隣接するピーク画素とピーク画素群を見つける方法について例示している。
図7の(A1)、(B1)および(C1)のグラフY1は、元の入力画像データ、もしくは遮断周波数の高いローパスフィルタをかけた後の画像データのX軸上の画素の輝度Y1(第1輝度値)を示すグラフで、グラフY2は、元の入力画像データに遮断周波数の低い(第1の遮断周波数)ローパスフィルタ(第2フィルタ部)をかけた後の画像データ(第2画像データ)のX軸上の画素の輝度Y2(第2輝度値)を示すグラフである。また、図7の(A2)、(B2)および(C2)は、輝度Y1と輝度Y2の輝度差ΔY(=Y1−Y2)を示すグラフである。
図7の(A1)および(A2)は、画素の輝度差ΔYが輝度差閾値ΔPth以上の画素が続くピーク画素群220のX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも小さいため、ピーク判定結果は「ピーク画素群が存在しない(No)」となる場合を示している。
図7の(B1)および(B2)は、画素の輝度差ΔYが輝度差閾値ΔPth以上の画素が続くピーク画素群220のX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも大きいため、ピーク判定結果は「ピーク画素群が存在する(Yes)」となる場合を示している。
図7の(C1)および(C2)は、元の入力画像データの輝度Y1だけを見ると、X軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも十分に大きいが、画素の輝度差ΔYが輝度差閾値ΔPth以上の画素が続くピーク画素群220は2分されてしまい、それぞれのX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも小さいため、ピーク判定結果は「ピーク画素群が存在しない(No)」となる場合を示している。
<ピーク画素判定部の処理2>
次に、図8を参照して、第2実施形態のピーク画素判定部102の処理について説明する。
図8は、第2実施形態のピーク画素判定部102の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態では、入力画像データ40に対して、遮断周波数の高いローパスフィルタをかける図3のステップS100とステップS102がすでに実施され、RAM12の画像データテーブル41のY1が設定された後から説明する。
先ず、ステップS172では、RAM12に格納された画像データテーブル41のY1に格納された各画素の輝度値に対して、低めの遮断周波数LPF2(LPF1<LFP2)のローパスフィルタをかける。
次に、ステップS174では、ローパスフィルタをかけた後の輝度値を、画像データテーブル41のY2に格納する。
次に、ステップS176では、画像データテーブル41の未処理の画素を選択する。
次に、ステップS178では、画像データテーブル41の選択した画素の輝度値Y1が輝度閾値Pth以上か否かを判定し、輝度閾値Pth以上ならばステップS180に移行し、輝度閾値Pth未満ならばステップS186に移行する。
次に、ステップS180では、画像データテーブル41の選択した画素の輝度値Y1と輝度値Y2の輝度差ΔY=Y1−Y2が輝度差閾値ΔPth以上か否かを判定し、輝度差閾値ΔPth以上ならばステップS182に移行し、輝度差閾値ΔPth未満ならばステップS186に移行する。
次に、ステップS182では、ピーク画素と判定したので、画像データテーブル41のPに1を格納し、ステップS184に移行する。
一方、ステップS186では、ピーク画素ではないと判定したので、画像データテーブル41のPに0を格納し、ステップS184に移行する。
次に、ステップS184では、画像データテーブル41に未選択の画素が有るか否かを判定し、ある場合はステップS176に移行し、ない場合は、処理を終了する。
以上に述べた前記第2実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本発明の第2実施形態では、小さな領域の画像ノイズだけでなく、高すぎる輝度を持つ画素を除去することができる。これにより、高すぎる輝度に合わせて光源の光量調整を行った場合に、画面全体が眩しくなり、見づらくなるような光量調整を排除することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る表示装置の第3実施形態について説明する。第1実施形態においては、ピーク画素判定部102が、ピーク画素を選出する条件として、画像データの画素の輝度値が輝度閾値Pth以上の画素をピーク画素とする場合について説明したが、本第3実施形態においては、ピーク画素判定部102が、ピーク画素を選出する条件として、画素の第1輝度値が輝度閾値Pth以上であり、かつ、画像データにやや低めの遮断周波数のローパスフィルタをかけた後の第3画像データの各画素の第3輝度値を算出し、第1輝度値と第3輝度値の比が、輝度比閾値α以上である場合について説明する。
<ピーク画素群の判定方法3>
先ず、図9を参照して、第3実施形態のピーク画素群の判定方法について説明する。
図9は、第3実施形態のピーク画素群の判定方法を説明する概略図である。図9では説明を簡略化する為に、図2の場合と同様に、画像200をX軸方向に探索し、連続して隣接するピーク画素とピーク画素群を見つける方法について例示している。
図9の(A1)、(B1)および(C1)のグラフY1は、元の入力画像データ、もしくは遮断周波数の高いローパスフィルタをかけた後の画像データのX軸上の画素の輝度Y1(第1輝度値)を示すグラフで、グラフY3は、元の入力画像データにやや低めの遮断周波数(第2の遮断周波数)のローパスフィルタ(第3フィルタ部)をかけた後の画像データ(第3画像データ)のX軸上の画素の輝度Y3(第3輝度値)を示すグラフである。また、図9の(A2)、(B2)および(C2)は、輝度Y1と輝度Y3の輝度比Ry(=Y1/Y3)を示すグラフである。
図9の(A1)および(A2)は、画素の輝度比Ryが輝度比閾値α以上の画素が続くピーク画素群220のX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも小さいため、ピーク判定結果は「ピーク画素群が存在しない(No)」となる場合を示している。
図9の(B1)および(B2)は、画素の輝度比Ryが輝度比閾値α以上の画素が続くピーク画素群220のX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも大きいため、ピーク判定結果は「ピーク画素群が存在する(Yes)」となる場合を示している。
図9の(C1)および(C2)は、元の入力画像データの輝度Y1だけを見ると、十分にX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも大きいが、画素の輝度比Ryが輝度比閾値α以上の画素が続くピーク画素群220は2分されてしまい、それぞれのX軸上の隣接ピーク画素数Cpは、ピーク画素数閾値Nthよりも小さいため、ピーク判定結果は「ピーク画素群が存在しない(No)」となる場合を示している。
<ピーク画素判定部の処理3>
次に、図10を参照して、第3実施形態のピーク画素判定部102の処理について説明する。
図10は、第3実施形態のピーク画素判定部102の処理を説明するフローチャートである。
本実施形態では、入力画像データ40に対して、遮断周波数の高いローパスフィルタをかける図3のステップS100とS102がすでに実施され、RAM12の画像データテーブル41のY1が設定された後から説明する。
先ず、ステップS202では、RAM12に格納された画像データテーブル41のY1に格納された各画素の輝度値に対して、やや低めの遮断周波数LPF3(LPF1<LPF3<LFP2)のローパスフィルタをかける。
次に、ステップS204では、ローパスフィルタをかけた後の画像データを、画像データテーブル41のY3に格納する。
次に、ステップS206では、画像データテーブル41の未処理の画素を選択する。
次に、ステップS208では、画像データテーブル41の選択した画素の輝度値Y1が輝度閾値Pth以上か否かを判定し、輝度閾値Pth以上ならばステップS210に移行し、輝度閾値Pth未満ならばステップS216に移行する。
次に、ステップS210では、画像データテーブル41の選択した画素の輝度値Y1と輝度値Y3の輝度比Ry(=Y1/Y3)が輝度比閾値α以上か否かを判定し、輝度比閾値α以上ならばステップS212に移行し、輝度比閾値α未満ならばステップS216に移行する。
次に、ステップS212では、ピーク画素と判定したので、画像データテーブル41のPに1を格納し、ステップS214に移行する。
一方、ステップS216では、ピーク画素ではないと判定したので、画像データテーブル41のPに0を格納し、ステップS214に移行する。
次に、ステップS214では、画像データテーブル41に未選択の画素が有るか否かを判定し、ある場合はステップS206に移行し、ない場合は、処理を終了する。
以上に述べた前記第3実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本発明の第3実施形態では、小さな領域の画像ノイズだけでなく、広すぎる領域を持つピーク画素群を排除することができる。これにより、広すぎる領域を持つピーク画素群に合わせて光源の光量調整を行った場合に、画面全体が眩しくなり、見づらくなるような光量調整を排除することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることができる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)本発明に係る表示装置の第1変形例について説明する。前記第1実施形態では、輝度閾値Pthや、ピーク画素数閾値Nthがそれぞれ1つ設定されている場合について説明したが、複数の輝度閾値Pthや、ピーク画素数閾値Nthを設定してもよい。例えば、輝度が全体に高い入力画像データの場合には、輝度閾値Pthを高く設定し、輝度が全体に低い入力画像データの場合には、輝度閾値Pthを低く設定するなど、入力画像データに応じて輝度閾値Pth、ピーク画素数閾値Nthを複数、もしくは連続して用意し、柔軟に選択できるようにしてもよい。
(変形例2)本発明に係る表示装置の第2変形例について説明する。前記第1実施形態では、隣接ピーク画素数Cpがピーク画素数閾値Nth以上であるか否かを判定する場合について説明したが、広すぎるピーク画素群を対象外にできるように、下限のピーク画素数閾値Nth1と、上限のピーク画素数閾値Nth2を設け、Nth1≦Cp≦Nth2の範囲に隣接ピーク画素数Cpがあるか否かを判定するようにしてもよい。
(変形例3)本発明に係る表示装置の第3変形例について説明する。前記第1実施形態では、ピーク画素群生成部104とピーク画素数判定部106の処理について、説明の簡略化のために図4のフローチャートに示すように、隣接ピーク画素数Cp≧ピーク画素数閾値Nthが判定された時点で、「ピーク画素群の画素数がピーク画素数閾値Nth以上である」とし、処理を終了するように説明したが、これに限定するものではない。Cp≧Nthと判定された以降も、ピーク画素群に隣接する未選択ピーク画素の探索を行い、隣接する画素がなくなった時点で処理を終了すればよい。また、1つのピーク画素群が生成された以降も、他にピーク画素群がないか探索し、最大領域のピーク画素群を生成するようにすればよい。
(変形例4)本発明に係る表示装置の第4変形例について説明する。前記第1実施形態ないし第3実施形態では、ピーク画素判定部102の処理として、入力画像データ40は、小さな領域の画像ノイズが存在する場合があるので、画像ノイズの影響を受けないように、入力画像データ40に対して、遮断周波数の高いローパスフィルタをかける場合について説明したが、入力画像データ40に対して遮断周波数の高いローパスフィルタをかけなくてもよい。
(変形例5)本発明に係る表示装置の第5変形例について説明する。前記第1実施形態ないし第3実施形態では、ピーク画素群生成部104の処理として、隣接するピーク画素を探索するように説明したが、隣接するピーク画素を順次探索していくのは正確だが処理が重いため、もっと単純化してもよい。例えばピークが円形・楕円形であることを予め想定して、円形・楕円形の範囲内を探索すればよい。また、図2で説明したようにY軸上に隣接するピーク画素で探索し、次にその連続の中央位置のX座標において縦方向にスキャンして連続画素数を探索し、両者の積で面積を判断してもよい。
本発明の第1実施形態に係る表示装置の構成図。 第1実施形態のピーク画素群の判定方法を説明する概略図。 第1実施形態のピーク画素判定部の処理を説明するフローチャート。 ピーク画素群生成部とピーク画素数判定部の処理を説明するフローチャート。 階調補正曲線と光量設定の関係を説明するグラフ。 光源光量設定部の処理を説明するフローチャート。 第2実施形態のピーク画素群の判定方法を説明する概略図。 第2実施形態のピーク画素判定部の処理を説明するフローチャート。 第3実施形態のピーク画素群の判定方法を説明する概略図。 第3実施形態のピーク画素判定部の処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…表示装置、11…CPU、12…RAM、13…ROM、14…入力I/F、15…画像演算処理部、16…画像信号生成部、17…光源制御部、20…バス、30…光源、31…ライトバルブ、40…入力画像データ、41…画像データテーブル、100…画素輝度算出部、102…ピーク画素判定部、104…ピーク画素群生成部、106…ピーク画素数判定部、108…光源光量設定部、110…画像補正部。

Claims (8)

  1. 光源から射出された光を変調することにより画像を表示させる表示装置において、
    前記表示装置に入力された画像データを構成する各画素の輝度値を第1輝度値として算出する画素輝度算出部と、
    前記第1輝度値が所定の輝度閾値以上である画素を高輝度画素として選出する高輝度画素判定部と、
    複数の前記高輝度画素が相互に隣接して成す高輝度画素群が所定の画素数閾値以上の画素を有するか否かの判定結果を生成する高輝度画素数判定部と、
    前記判定結果と前記高輝度画素群に含まれる画素の前記第1輝度値の統計結果に基づき、前記光源の光量を調整する光源光量設定部と、
    を備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1に記載の表示装置において、
    さらに、前記画像データに対し第1の遮断周波数によりローパスフィルタをかけて第2画像データを生成する第2フィルタ部と、
    前記第2画像データの各画素の輝度値を第2輝度値として算出する第2輝度値算出部と、を備え、
    前記高輝度画素判定部は、前記第1輝度値が前記輝度閾値以上であり、かつ、前記第1輝度値と前記第2輝度値の差が所定の輝度差閾値以上である画素を、高輝度画素として選出する、
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1に記載の表示装置において、
    さらに、前記画像データに対し第2の遮断周波数によりローパスフィルタをかけて第3画像データを生成する第3フィルタ部と、
    前記第3画像データの各画素の輝度値を第3輝度値として算出する第3輝度値算出部と、を備え、
    前記高輝度画素判定部は、前記第1輝度値が前記輝度閾値以上であり、かつ、前記第1輝度値と前記第3輝度値の比が所定の輝度比閾値以上である画素を、高輝度画素として選出する、
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示装置において、前記判定結果が「前記高輝度画素群が前記画素数閾値以上の画素を有する」である場合、前記光源光量設定部は、前記高輝度画素群に含まれる前記高輝度画素の前記第1輝度値の度数分布が最大の輝度値に応じて前記光源の光量を増光する、ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示装置において、前記判定結果が「前記高輝度画素群が前記画素数閾値以上の画素を有しない」である場合、前記光源光量設定部は、前記画像データの全画素の平均輝度値に応じて前記光源の光量を制御する、ことを特徴とする表示装置。
  6. 請求項5に記載の表示装置において、前記平均輝度値が所定の平均輝度閾値よりも高い場合、前記光源光量設定部は、前記平均輝度値に応じて前記光源の光量を増光する、ことを特徴とする表示装置。
  7. 請求項5に記載の表示装置において、前記平均輝度値が前記平均輝度閾値よりも低い場合、前記光源光量設定部は、前記平均輝度値に応じて前記光源の光量を減光する、ことを特徴とする表示装置。
  8. 光源から射出された光を変調することにより画像を表示させる表示装置の表示方法において、
    前記表示装置に入力された画像データを構成する各画素の輝度値を第1輝度値として算出する画素輝度算出工程と、
    前記第1輝度値が所定の輝度閾値以上である画素を高輝度画素として選出する高輝度画素判定工程と、
    複数の前記高輝度画素が相互に隣接して成す高輝度画素群が所定の画素数閾値以上の画素を有するか否かの判定結果を生成する高輝度画素数判定工程と、
    前記判定結果と前記高輝度画素群に含まれる画素の前記第1輝度値の統計結果に基づき、前記光源の光量を調整する光源光量設定工程と、
    からなることを特徴とする表示方法。
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