JP2006300595A - ナビゲーションシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ナビゲーションシステムが予想する到着時刻をより正確にする。
【解決手段】車両の走行環境の状態を検知する環境状態検知手段6を車両に設け、その環境状態検知手段6で検知した走行環境の状態に応じて目的地への予想到着時刻を変動させて算出するようにする。
【選択図】図3
【解決手段】車両の走行環境の状態を検知する環境状態検知手段6を車両に設け、その環境状態検知手段6で検知した走行環境の状態に応じて目的地への予想到着時刻を変動させて算出するようにする。
【選択図】図3
Description
この発明は、車両のナビゲーションシステムに関する。
車両のナビゲーションシステムは、一般的に、現在位置から目的地までの経路と、道路ごとに予想される車速に基づいて予想到着時刻を算出し、その予想到着時刻をディスプレイに表示する(特許文献1)。
しかし、雨天で視界が悪い場合や、気温が低く路面が凍結している場合、また暗い夜道を走行する場合など、車両の走行環境が悪い場合には予想された車速よりも実際の車速が遅くなることが多い。そのため、予想到着時刻と実際の到着時刻との差が大きく、予想到着時刻の信頼性が低かった。また、予想到着時刻は更新されるごとに遅くなり、運転者を焦らせるという問題があった。
この発明は、ナビゲーションシステムが予想する到着時刻をより正確にすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、車両の走行環境の状態を検知する環境状態検知手段を前記車両に設け、その環境状態検知手段で検知した走行環境の状態に応じて目的地への予想到着時刻を変動させるようにした。
ここで、環境状態検知手段で検知した走行環境の状態に応じて目的地への予想到着時刻を変動させて算出する構成として、現在位置から目的地までの経路に基づいて標準所要時間を算出する標準所要時間算出手段と、その標準所要時間算出手段で算出した前記標準所要時間を前記環境状態検知手段で検知した走行環境の状態に応じて変動させて予想所要時間を算出する予想所要時間算出手段と、その予想所要時間算出手段で算出した前記予想所要時間を現在時刻に加算して前記予想到着時刻を算出する時刻換算手段とを設けた構成を採用することができる。
このナビゲーションシステムは、次の構成を加えるとより好ましいものとなる。
1)前記環境状態検知手段として、車両の前方を撮影するCCDカメラと、そのCCDカメラで撮影した画像に基づいて車両の走行環境が晴れ、雨を含む複数の天気のいずれであるかを判定する天気判定手段とを設け、その天気判定手段が雨と判定したときは晴れと判定したときよりも前記予想所要時間を長くする。
2)前記環境状態検知手段として、車両の走行環境の気温を検知する気温センサを設け、その気温センサで検知した気温が予め設定された予想凍結温度以下のときは、検知した気温が前記予想凍結温度を超えるときよりも前記予想所要時間を長くする。
3)前記環境状態検知手段として、車両が走行する路面を撮影するCCDカメラと、そのCCDカメラで撮影した画像に基づいて路面が乾いた状態、濡れた状態を含む複数の状態のいずれであるかを判定する路面判定手段とを設け、その路面判定手段が路面を濡れた状態と判定したときは路面を乾いた状態と判定したときよりも前記予想所要時間を長くする。
4)前記環境状態検知手段として、車両の走行環境の明るさを検知するCCDカメラまたは照度センサを設け、そのCCDカメラまたは照度センサで検知した明るさが暗いときは、検知した明るさが明るいときよりも前記予想所要時間を長くする。
1)前記環境状態検知手段として、車両の前方を撮影するCCDカメラと、そのCCDカメラで撮影した画像に基づいて車両の走行環境が晴れ、雨を含む複数の天気のいずれであるかを判定する天気判定手段とを設け、その天気判定手段が雨と判定したときは晴れと判定したときよりも前記予想所要時間を長くする。
2)前記環境状態検知手段として、車両の走行環境の気温を検知する気温センサを設け、その気温センサで検知した気温が予め設定された予想凍結温度以下のときは、検知した気温が前記予想凍結温度を超えるときよりも前記予想所要時間を長くする。
3)前記環境状態検知手段として、車両が走行する路面を撮影するCCDカメラと、そのCCDカメラで撮影した画像に基づいて路面が乾いた状態、濡れた状態を含む複数の状態のいずれであるかを判定する路面判定手段とを設け、その路面判定手段が路面を濡れた状態と判定したときは路面を乾いた状態と判定したときよりも前記予想所要時間を長くする。
4)前記環境状態検知手段として、車両の走行環境の明るさを検知するCCDカメラまたは照度センサを設け、そのCCDカメラまたは照度センサで検知した明るさが暗いときは、検知した明るさが明るいときよりも前記予想所要時間を長くする。
車両の走行環境の状態が予想到着時刻に反映されるので、予想到着時刻がより正確になる。そのため、運転者の焦りが緩和され、焦りによる事故を防止することができる。
図1に、この発明の第1実施形態のナビゲーションシステムの構成を示す。このナビゲーションシステムは、目的地を入力する目的地入力装置1と、GPS信号を受信するGPS受信機2と、地図情報を記憶した地図情報記憶装置3と、到着予想時刻を演算する制御部4と、地図情報および到着予想時刻を表示する表示装置5とを有する。また、前方を撮影するCCDカメラ6と、そのCCDカメラ6の画像データに基づいて車両の制御を行なう車両制御用ECU(電子制御ユニット)7とが設けられており、さらに車両制御用ECU7は、制御部4にその画像データを送信するようになっている。
GPS受信機2は、図2に示すように車両に取り付けられており、複数のGPS衛星から発せられるGPS信号を受信するようになっている。受信したGPS信号は制御部4に送信される。
制御部4は、GPS受信機2がGPS信号を受信した時刻と、そのGPS信号に含まれるGPS衛星の送信時刻情報および位置情報に基づいて車両の現在位置を割り出し、その現在位置に対応する地図情報を地図情報記憶装置3から読み出す。地図情報記憶装置3としては、たとえば制御部4と同一筐体に組み込まれたハードディスクや外付けのメモリーカードなどを採用することができる。地図情報記憶装置3から読み出された地図情報は表示装置5に送信され、現在位置とその周辺の地図が表示装置5に表示される。
一方、目的地入力装置1には、住所や電話番号、地図上の座標などで目的地が入力される。目的地入力装置1としては、たとえば表示装置5に組み込まれたタッチパネルや音声認識マイク、あるいはリモコン等を採用することができる。
車両制御用ECU7としては、たとえばCCDカメラ6の画像データに基づいて車線内走行を維持するようにステアリング操作の支援を行なう運転支援装置の制御用ECUや、CCDカメラ6の画像データに基づいて前方の障害物への衝突を防止するようにブレーキを作動させる自動制動装置の制御用ECUが挙げられる。この車両制御用ECU7から制御部4に送られるCCDカメラ6の画像データに基づいて、制御部4は、車両の走行環境の天気が晴れ、雨、雪、それ以外のいずれかであるかを判定する。
このように構成されるナビゲーションシステムの制御を、図3に基づいて説明する。
まず、目的地入力装置1に目的地を入力する(ステップS1)。目的地が入力されると、制御部4は、現在位置から目的地までの経路を探索する(ステップS2)。経路が決定すると、制御部4は、その経路と道路ごとに設定された標準車速とに基づいて標準所要時間T0を算出し(ステップS3)、その標準所要時間T0を、CCDカメラ6の画像データに基づいて判定される天気に基づいて変動させて予想所要時間Tを算出する(ステップS4)。このようにして算出された予想所要時間Tを現在時刻に加算して予想到着時刻を算出し(ステップS5)、その予想到着時刻を表示装置5に表示させる(ステップS6)。
ステップS3〜S6は一定時間ごとに繰り返して行なわれ、そのたびに、表示装置5に表示される予想到着時刻が更新される。
ここで、標準所要時間T0を変動させて予想所要時間Tを算出するステップS4を、図4に基づいて詳細に説明する。
まず、標準所要時間T0をセットする(ステップS11)。つぎに、車両制御システムが正常であることを前提として(ステップS12)、天気が晴れのときは、予想所要時間TにT0を設定する(ステップS13、S14)。一方、天気が雨のときは、予想所要時間Tに(T0+A)を設定する(ステップS15、S16)。また、天気が雪のときは、予想所要時間Tに(T0+B)を設定する(ステップS17、S18)。天気が晴れ、雨、雪のいずれでもないとき、たとえば吹雪や霧のときは、予想所要時間Tに(T0+C)を設定する(ステップS19)。ここで、A、B、Cは、A<B<Cの関係となる補正値であり、したがって予想所要時間Tは、天気が晴れのときに最も短く、天気が雨、雪、それ以外の順に次第に長くなる。
このナビゲーションシステムを用いると、車両の走行環境の天気が雨や雪や吹雪等になると、天気が晴れのときに対して予想到着時刻が遅くなる。そのため、表示装置5に表示される予想到着時刻がより正確となって、運転者はより正確な予想到着時刻を知ることができるようになる。
この実施形態では、制御部4が車両制御用ECU7とCCDカメラ6を兼用することで効率的な装置構成を実現しているが、カーナビゲーションシステム専用のCCDカメラを設けてもよい。また、車両の走行環境の天気を検知することができれば走行環境の天気を検知する手段として他の手段を用いてもよく、たとえばCCDカメラ6に替えて気圧計を車両に設け、その気圧計の気圧信号を用いて天気を検知してもよい。
また、検知する天気の状態として、晴れ、雨、雪を挙げて説明したが、たとえば晴れ、曇り、小雨、大雨、小雪、大雪、霧など他の区分に従って天気を検知するようにしてもよい。
図5に、この発明の第2実施形態のナビゲーションシステムの構成を示す。このナビゲーションシステムは、第1実施形態のCCDカメラ6と車両制御用ECU7を気温センサ8に置き換えたものであり、その他の構成は第1実施形態と同様である。
このナビゲーションシステムの制御は、標準所要時間T0を変動させて予想所要時間Tを算出するステップS4のみが第1実施形態と異なる。このステップS4を、図6を参照して説明する。
まず、標準所要時間T0をセットする(ステップS21)。つぎに、気温が30度以上のときは、予想所要時間Tに(T0+D)を設定する(ステップS22、S23)。気温が30度未満かつ0度以上のときは、予想所要時間TにT0を設定する(ステップS24、S25)。また、気温が0度未満のときは、予想所要時間Tに(T0+E)を設定する(ステップS26)。ここで、D、Eは、D<Eの関係となる補正値であり、したがって予想所要時間Tは、気温が0度以上30度未満のときに最も短く、気温が0度以下のときに最も長くなる。
このナビゲーションシステムを用いると、気温が0度以下になって路面の凍結が予測される状態になると、気温が常温のときに対して予想到着時刻が遅くなる。また、気温が30度以上になって路面に対するタイヤのグリップ力の低下が予測される状態になっても、気温が常温のときに対して予想到着時刻が遅くなる。そのため、第1実施形態と同様に、表示装置5に表示される予想到着時刻がより正確になって、運転者はより正確な予想到着時刻を知ることができるようになる。
この実施形態では、路面の凍結が予測される気温を0度としたが、他の温度でもよく、たとえば4度に設定してもよい。また、温度の区分をさらに増やしてもよく、たとえば気温が20度以上と20度未満とで予想到着時刻が異なるようにしてもよい。
次に、この発明の第3実施形態のナビゲーションシステムを説明する。このナビゲーションシステムは、第1実施形態と同様の構成であるが、CCDカメラ6の画像データに基づいて検知する走行環境の状態が、天気ではなく路面の状態である点で異なる。すなわち、制御部4が、CCDカメラ6の画像データに基づいて、路面の状態を、乾いたアスファルト、濡れたアスファルト、それ以外のいずれかであるかを判定する。このナビゲーションシステムの制御は、第2実施形態と同様、標準所要時間T0を変動させて予想所要時間Tを算出するステップS4のみが第1実施形態と異なる。このステップS4を、図7を参照して説明する。
まず、標準所要時間T0をセットする(ステップS31)。つぎに、車両制御システムが正常であることを前提として(ステップS32)、路面が乾いたアスファルトのときは、予想所要時間TにT0を設定する(ステップS33、S34)。一方、路面が濡れたアスファルトのときは、予想所要時間Tに(T0+F)を設定する(ステップS35、S36)。路面がこのいずれの状態でもないとき、たとえば路面が砂利道や雪道等のときは、予想所要時間Tに(T0+G)を設定する(ステップS37)。ここで、F、Gは、F<Gの関係となる補正値であり、したがって予想所要時間Tは、路面が濡れたアスファルトのときに、路面が乾いたアスファルトのときよりも長くなり、路面がこのいずれの状態でもないときはさらに長くなる。
このナビゲーションシステムを用いると、路面が濡れたアスファルトになってスリップが予測される状態になると、路面が乾いたアスファルトのときに対して予想到着時刻が遅くなる。また、路面がこのいずれの状態でもないとき、たとえば路面が砂利道や雪道等のときは予想到着時刻がさらに遅くなる。そのため、表示装置5に表示される予想到着時刻がより正確になって、運転者はより正確な予想到着時刻を知ることができるようになる。
この実施形態では、路面の状態をCCDカメラ6の画像データに基づいて判定したが、路面の状態を検知することができれば他の手段を用いてもよく、たとえば路面の状態を計測する水分系や温度計を車両に設け、その計測信号を用いて路面の状態を検知してもよい。また、路面の状態として、乾いたアスファルト、濡れたアスファルトを例に挙げて説明したが、路面の状態に応じて予想到着時刻が変動するようにすればよく、たとえばアスファルト、砂利道、雪道のいずれの状態であるかを検知して、その検知した状態に応じて予想到着時刻が変動するようにしてもよい。
次に、この発明の第4実施形態のナビゲーションシステムを説明する。このナビゲーションシステムも、第1実施形態と同様の構成であるが、CCDカメラ6の画像データに基づいて検知する走行環境の状態が、天気ではなく明るさである点で異なる。すなわち、制御部4が、CCDカメラ6の画像データに基づいて、明るさが昼の状態、夜の状態、それ以外のいずれかであるかを判定する。このナビゲーションシステムの制御も、標準所要時間T0を変動させて予想所要時間Tを算出するステップS4のみが第1実施形態と異なる。このステップS4を、図8を参照して説明する。
まず、標準所要時間T0をセットする(ステップS41)。つぎに、車両制御システムが正常であることを前提として(ステップS42)、明るさが昼の状態のときは、予想所要時間Tに(T0−H)を設定する(ステップS43、S44)。一方、明るさが夜の状態のときは、予想所要時間Tに(T0+I)を設定する(ステップS44、S45)。明るさがこのいずれの状態でもないとき、たとえば薄暮のときは、予想所要時間TにT0を設定する(ステップS46)。ここで、H、Iは、互いに等しい補正値である。したがって予想所要時間Tは、明るさが夜の状態のときに、明るさが昼の状態のときよりも長くなり、明るさが昼夜いずれの状態でもないときは、明るさが昼の状態のときよりも長く、夜の状態よりも短くなる。
このナビゲーションシステムを用いると、明るさが夜の状態になると、明るさが昼の状態のときよりも予想到着時刻が遅くなり、明るさが昼夜いずれの状態でもないとき、たとえば薄暮のときは、予想到着時刻は、明るさが昼の状態のときよりも遅く、夜の状態よりも早くなる。そのため、表示装置5に表示される予想到着時刻がより正確になって、運転者はより正確な予想到着時刻を知ることができるようになる。
この実施形態においては、明るさを検知するのにCCDカメラを用いたが、たとえば照度センサを車両に設けて、その照度センサを用いて明るさを検知してもよい。
上記の各実施形態においては、検知する車両の走行環境の状態として1種類のみを用いているが、複数種類の走行環境の状態の組合せに応じて予想到着時刻を変動させるようにしてもよく、たとえば次の第5実施形態に示すように、上記の第1実施形態と第4実施形態を組み合わせて予想到着時刻を変動させるようにしてもよい。
以下、第5実施形態のナビゲーションシステムについて説明する。このナビゲーションシステムも、第1実施形態と同様の構成であるが、制御部4が、CCDカメラ6の画像データに基づいて、天気が晴れ、雨、雪、それ以外、のいずれかであるかを判定するとともに、明るさが昼の状態、夜の状態、それ以外のいずれかであるかを判定する点で異なる。また、このナビゲーションシステムの制御は、標準所要時間T0を変動させて予想所要時間Tを算出するステップS4が第1実施形態と異なる。このステップS4を、図9を参照して説明する。
まず、標準所要時間T0をセットする(ステップS51)。つぎに、車両制御システムが正常であることを前提として(ステップS52)、天気が晴れの場合(ステップS53)、明るさが昼の状態のときは予想所要時間Tに(T0−AA)を、明るさが夜の状態のときは予想所要時間Tに(T0+BB)を、明るさがそれ以外のときは予想所要時間TにT0を設定する(ステップS54〜S58)。同様に、天気が雨の場合(ステップS59)、明るさが昼の状態のときは予想所要時間Tに(T0+CC)を、明るさが夜の状態のときは予想所要時間Tに(T0+DD)を、明るさがそれ以外のときは予想所要時間Tに(T0+EE)を設定する(ステップS60〜S64)。また、天気が雪の場合(ステップS65)、明るさが昼の状態のときは予想所要時間Tに(T0+FF)を、明るさが夜の状態のときは予想所要時間Tに(T0+GG)を、明るさがそれ以外のときは予想所要時間Tに(T0+HH)を設定する(ステップS66〜S70)。天気が晴れ、雨、雪のいずれでもない場合、たとえば吹雪の場合、予想所要時間Tに(T0+II)を設定する(ステップS71)。ここでAA〜IIは、AA=BB<CC<EE<DD<FF<HH<GG<IIとなる補正値である。したがって予想所要時間Tは、天気が晴れで明るさが昼の状態のときに最も短くなり、天気が吹雪等のときに最も長くなる。
このナビゲーションシステムを用いると、車両の走行環境の天気のみならず、明るさも予想到着時刻に反映されるので、表示装置5に表示される予想到着時刻がより正確になって、運転者はより正確な予想到着時刻を知ることができるようになる。
1 目的地入力装置
2 GPS受信機
3 地図情報記憶装置
4 制御部
5 表示装置
6 CCDカメラ
2 GPS受信機
3 地図情報記憶装置
4 制御部
5 表示装置
6 CCDカメラ
Claims (6)
- 車両の走行環境の状態を検知する環境状態検知手段を車両に設け、その環境状態検知手段で検知した走行環境の状態に応じて目的地への予想到着時刻を変動させて算出するナビゲーションシステム。
- 現在位置から目的地までの経路に基づいて標準所要時間を算出する標準所要時間算出手段と、その標準所要時間算出手段で算出した前記標準所要時間を前記環境状態検知手段で検知した走行環境の状態に応じて変動させて予想所要時間を算出する予想所要時間算出手段と、その予想所要時間算出手段で算出した前記予想所要時間を現在時刻に加算して前記予想到着時刻を算出する時刻換算手段とを有する請求項1に記載のナビゲーションシステム。
- 前記環境状態検知手段が、車両の前方を撮影するCCDカメラと、そのCCDカメラで撮影した画像に基づいて車両の走行環境が晴れ、雨を含む複数の天気のいずれであるかを判定する天気判定手段とを備え、その天気判定手段が雨と判定したときは晴れと判定したときよりも前記予想所要時間を長くする請求項2に記載のナビゲーションシステム。
- 前記環境状態検知手段が、車両の走行環境の気温を検知する気温センサを備え、その気温センサで検知した気温が予め設定された予想凍結温度以下のときは、検知した気温が前記予想凍結温度を超えるときよりも前記予想所要時間を長くする請求項2または3に記載のナビゲーションシステム。
- 前記環境状態検知手段が、車両が走行する路面を撮影するCCDカメラと、そのCCDカメラで撮影した画像に基づいて路面が乾いた状態、濡れた状態を含む複数の状態のいずれであるかを判定する路面判定手段とを備え、その路面判定手段が路面を濡れた状態と判定したときは路面を乾いた状態と判定したときよりも前記予想所要時間を長くする請求項2から4のいずれかに記載のナビゲーションシステム。
- 前記環境状態検知手段が、車両の走行環境の明るさを検知するCCDカメラまたは照度センサを備え、そのCCDカメラまたは照度センサで検知した明るさが暗いときは、検知した明るさが明るいときよりも前記予想所要時間を長くする請求項2から5のいずれかに記載のナビゲーションシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005119682A JP2006300595A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | ナビゲーションシステム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005119682A JP2006300595A (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | ナビゲーションシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=37469075
Family Applications (1)
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2005
- 2005-04-18 JP JP2005119682A patent/JP2006300595A/ja active Pending
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