JP2006299603A - 車両用開閉体の開閉駆動装置 - Google Patents

車両用開閉体の開閉駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に対し、指示者の意図に反する位置へ開閉体が移動されてしまうことを抑制する車両用開閉体の開閉駆動装置の提供。
【解決手段】車両のインスツルメントパネルや、トランスミッタに設けられた開閉指示スイッチ、バックドアに設けられたオープナー及びクローズスイッチの何れかがオンされて車両のバックドアの開方向への移動が指示された場合、駆動モータを駆動してバックドアを開方向へ移動させ(86)ながら、何れかの開閉指示スイッチがオンされて移動方向の反転が指示されたかを監視し(88)、バックドアの開放が完了する(94が肯定)前に移動方向の反転が指示された場合は、バックドアの現在の開度が所定値よりも大きいとき(92が否定)にのみバックドアの移動方向を反転させ(80以降)、現在の開度が所定値以下のとき(92が肯定)にはバックドアの開方向への移動を継続する。
【選択図】 図8

Description

本発明は車両用開閉体の開閉駆動装置に係り、特に、車両の車体に設けられた開口部を開放する開位置及び前記開口部を閉止する閉位置の間を移動可能に前記車両に配設されたバックドア等の開閉体を開閉移動させる車両用開閉体の開閉駆動装置に関する。
従来より、車両のドア、ラッゲージコンパートメントドア等を閉止状態でロックするロック機構の解錠及び施錠を、前記ロック機構に設けられたキーシリンダにキーを挿入することなく行えるようにしたキーレスエントリーシステムが知られている。このキーレスエントリーシステムは、利用者が携帯する送信機を含んで構成されており、利用者が送信機のスイッチ等を操作することで送信機から所定のコード信号が送信されると、車両側では、アンテナを介して受信したコード信号を予め記憶しているコード信号と照合し、正しいコード信号を受信したときにのみ前記ロック機構の解錠又は施錠を行うように構成されている。
また、キーレスエントリーシステムにおいて、車両のバックドアの開閉を遠隔操作可能とする構成も知られており、例えば特許文献1には、送信機から受信した信号の受信強度に基づき、車両と操作者の距離が設定距離よりも短いと判断した場合にのみ、バックドアを開駆動する技術が開示されている。
また、特許文献2には、携帯型送信機を操作することでパワーウィンドウ等の開閉機構を閉作動させることが可能なキーレスエントリーシステムにおいて、開閉機構が異物を挟み込んだことが異物挟込検出手段によって検出されると、少なくとも開閉機構の閉作動を停止させる技術が開示されている。
特開2002−129794号公報 特開平8−199885号公報
車両のバックドアやスライドドア、ウインドウ等のように、車両のボディに設けられた開口部を閉止・開放可能な開閉体には、近年、開閉体を電動(モータの駆動力)で開閉させる開閉機構が取り付けられることが多くなってきており、また、上述したキーレスエントリーシステムの導入等に伴い、開閉機構による開閉体の開閉を複数の手段(例えば開閉体配設位置の近傍や運転席等の互いに異なる箇所に設けられた複数の開閉指示スイッチ、或いはキーレスエントリーシステムの携帯型送信機等)によって指示可能となってきている。しかしながら、これに伴い、異なるユーザが略同時期に同一の開閉体を同一の位置へ移動させる指示を行った場合に、ユーザの意図に反する位置へ開閉体が移動してしまうことがある、という問題があった。
例えば車両のバックドアの開閉については、バックドアの配設位置近傍、運転席及びキーレスエントリーシステムの携帯型送信機に各々開閉指示スイッチを設け、これらの開閉指示スイッチを操作してバックドアの開閉を指示することも可能とするシステムが知られている。この種のシステムでは多数のスイッチを設けることによる操作の煩雑化、携帯型送信機の大型化を回避するために、開閉指示スイッチとして各々単一のスイッチを設けた構成が採用されることが多く、開閉機構は、ユーザによって開閉指示スイッチがオンされて開閉指示が入力される毎に、開閉体の現在の状態(位置及び移動方向)に応じて開閉の方向を選択してバックドアを開閉させる。
ここで、例えば全閉状態であったバックドアに対し、或るユーザがバックドアの配設位置近傍の開閉指示スイッチを操作して開側へ移動させている最中に、バックドアの移動を確認しにくい運転席又は車外に存在している別のユーザが、バックドアの移動に気付かずにバックドアを開側へ移動させようとして運転席又は携帯型送信機の開閉指示スイッチを操作した場合、この操作に伴って開閉指示が入力される開閉機構では、既にバックドアが開側へ移動していることに基づいてバックドアの移動方向を反転させてしまい、運転席又は携帯型送信機の開閉指示スイッチを操作したユーザの意図に反する閉位置へバックドアを移動させてしまうことになる。そして、特にバックドアの移動方向を反転させた際のバックドアの開度が小さい場合には、運転席又は携帯型送信機の開閉指示スイッチを操作したユーザが確認しにくい小サイズの異物が、バックドアとボディの間に挟み込まれてしまう可能性もある。
本発明は上記事実を考慮して成されたもので、遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に対し、指示者の意図に反する位置へ開閉体が移動されてしまうことを抑制できる車両用開閉体の開閉駆動装置を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る車両用開閉体の開閉駆動装置は、車両の車体に設けられた開口部を開放する開位置と前記開口部を閉止する閉位置の間を移動可能に前記車両に配設された開閉体を、遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に応じて開側又は閉側へ移動させる駆動手段と、前記開閉体の開度を検出する開度検出手段と、前記遠隔操作装置を介して前記駆動手段に前記開閉指示が入力されたときに前記開度検出手段によって検出された開度が所定値以下の場合に、前記駆動手段が前記開閉指示に従って前記開閉体を閉側へ移動させることを禁止する禁止手段と、を含んで構成されている。
請求項1記載の発明に係る車両用開閉体の開閉駆動装置が搭載される車両には、車両の車体に設けられた開口部を開放する開位置及び前記開口部を閉止する閉位置の間を移動可能とされた開閉体が配設されており、駆動手段は、遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に応じて開側又は閉側へ移動させる。なお、本発明に係る開閉体としては、例えば請求項5に記載したように、車両のバックドア、スライドドア、スイングドア、ウインドウ、ラッゲージコンパートメントドアの何れかを適用することができるが、例えばサンルーフ等の別の開閉体であってもよい。また、遠隔操作装置は、携帯型で開閉体の開閉を指示するための開閉指示スイッチが設けられ当該開閉指示スイッチの操作に応じて開閉指示を無線(電磁波や赤外線等)で出力する送信機であってもよいし、車室内のうち開閉体の配設位置から離れた位置(例えば開閉体がバックドアであれば運転席等)に設けられ操作されることで開閉指示を出力する開閉指示スイッチであってもよい。
また請求項1記載の発明は、開閉体の開度を検出する開度検出手段を備えており、禁止手段は、遠隔操作装置を介して駆動手段に開閉指示が入力されたときに開度検出手段によって検出された開度が所定値以下の場合に、駆動手段が開閉指示に従って開閉体を閉側へ移動させることを禁止する。このように、請求項1記載の発明では、開閉体を開位置へ移動させることを所望している指示者により遠隔操作装置を介して開閉指示が入力された際に、少なくともそのときの開閉体の開度が所定値以下であれば、開閉体が指示者の意図に反する閉位置へ移動されてしまうことが阻止されるので、遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に対し、指示者の意図に反する位置へ開閉体が移動されることを抑制することができる。また、これにより、確認が困難な小サイズの異物が開閉体と車両のボディの間に挟み込まれてしまうことも防止することができる。
なお、請求項1記載の発明において、駆動手段によって開閉体を開閉させるための開閉操作装置が開閉体の配設位置近傍に設けられている場合、禁止手段は、例えば請求項2に記載したように、遠隔操作装置を介して駆動手段に開閉指示が入力されたときに、駆動手段が開閉操作装置を介して入力された指示に従って開閉体を開側へ移動させており、かつ開度検出手段によって検出された開度が所定値以下の場合にのみ、駆動手段が開閉指示に従って開閉体を閉側へ移動させることを禁止するように構成することが好ましい。
これにより、駆動手段が開閉操作装置を介して入力された指示に従って開閉体を開側へ移動させている途中で、遠隔操作装置を介して駆動手段に開閉指示が入力された場合、そのときの開閉体の開度が所定値以下であれば、遠隔操作装置を介して入力された指示に従って駆動手段が開閉体を閉側へ移動させることが禁止される一方で、開閉操作装置を介して駆動手段に指示が入力されておらず開閉体が開側へ移動されていない場合には、開閉体の開度が所定値以下か否かに拘わらず、駆動手段が遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に従って開閉体を閉側へ移動させることが禁止されないので、遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に従って駆動手段が開閉体を移動することが必要以上に制限されることがなく、遠隔操作装置を介して開閉体を開閉させる際の使い勝手が向上する。
また、請求項1記載の発明において、禁止手段は、例えば請求項3に記載したように、
遠隔操作装置を介して駆動手段に開閉指示が入力されたときに開度検出手段によって検出された開度が所定値よりも大きい場合には、駆動手段が遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に従って開閉体を閉側へ移動させることを許可するように構成してもよい。
また、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の発明において、遠隔操作装置に開閉体の開閉を指示するための単一のスイッチが設けられ、遠隔操作装置が、前記スイッチがオンされる毎に開閉指示を出力する構成である場合、駆動手段は、例えば請求項4に記載したように、開閉体が開位置に位置しているか又は開側へ移動しているときに開閉指示が入力された場合には開閉体を閉側へ移動させ、開閉体が閉位置に位置しているか又は閉側へ移動しているときに開閉指示が入力された場合には開閉体を開側へ移動させるように構成してもよい。
以上説明したように本発明は、車両の車体に設けられた開口部を開放する開位置と開口部を閉止する閉位置の間を移動可能に車両に配設された開閉体を、遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に応じて開側又は閉側へ移動させるにあたり、遠隔操作装置を介して開閉指示が入力されたときの開閉体の開度が所定値以下の場合に、遠隔操作装置を介して入力された指示に従って開閉体を閉側へ移動させることを禁止するようにしたので、遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に対し、指示者の意図に反する位置へ開閉体が移動されてしまうことを抑制できる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。図1には本実施形態に係る電動バックドアシステム10が示されている。電動バックドアシステム10は車両に搭載され、当該車両の後端部に開閉可能に支持されたバックドア12(図2等を参照)を駆動モータの駆動力によって開閉させるシステムであり、コンピュータやその周辺回路から成るバックドア制御部14を備えている。なお、バックドア12は本発明に係る開閉体に対応しており、電動バックドアシステム10は本発明に係る車両用開閉体の開閉駆動装置に対応している。
バックドア制御部14には、バックドア12を開閉させる駆動力を発生する駆動モータ16がモータ駆動回路18を介して接続されており、バックドア制御部14はモータ駆動回路18を介して駆動モータ16の駆動を制御する。駆動モータ16は、図2に示すようにバックドア12の配設位置近傍に取り付けられたバックドア駆動ユニット20に内蔵されており、バックドア駆動ユニット20には、一端がロッド24を介してバックドア12に連結された駆動アーム22の他端が、図2矢印A方向又は図2矢印B方向へ回動可能に軸支されている。またバックドア駆動ユニット20は、駆動モータ16の回転軸と駆動アーム22の回動軸との間に介在された図示しないギア機構を内蔵しており、駆動モータ16の駆動力がギア機構を介して伝達されて駆動アーム22が図2矢印A方向へ回動されるとバックドア12は開方向へ回動移動され、駆動モータ16の駆動力によって駆動アーム22が図2矢印B方向へ回動されるとバックドア12は閉方向へ回動移動される。なお、駆動モータ16を含むバックドア駆動ユニット20、駆動アーム22及びロッド24、モータ駆動回路18は、駆動モータ16の駆動を制御するバックドア制御部14と共に、本発明に係る駆動手段に対応している。
また図3に示すように、バックドア駆動ユニット20には、上述したギア機構以外に、スペーサ26、マグネットクラッチ28及びドアセンサ30が内蔵されている。マグネットクラッチ28は駆動モータ16の回転軸と上記のギア機構の間に介在されており、駆動モータ16の駆動力をギア機構へ伝達/遮断可能とされている。また、マグネットクラッチ28はバックドア制御部14に接続されており(図1参照)、バックドア制御部14によって駆動力伝達状態/遮断状態の切り替えが制御される。バックドア制御部14は、通常時には、手動によるバックドア12の開閉を可能とするためにマグネットクラッチ28が駆動力遮断状態に維持され、駆動モータ16の駆動力でバックドア12を開閉させる際にはマグネットクラッチ28が駆動力伝達状態へ切り替わるようにマグネットクラッチ28の状態の切り替えを制御する。
また、マグネットクラッチ28の外周部(駆動力伝達状態で駆動力が伝達されると回転する部分)には一定ピッチで多数個のマグネットが貼着されており、ドアセンサ30は、間隙を隔てて上記のマグネットと対向するように各々配置された2個のホールICで構成されている。2個のホールICはマグネットクラッチ28の外周部の周方向に沿って順に配置されており、上記のマグネットの移動、すなわちマグネットクラッチ28の外周部の回転に応じたパルス信号を各々出力する。ドアセンサ30はバックドア制御部14に接続されており(図1参照)、2個のホールICから出力されたパルス信号はバックドア制御部14へ各々入力される。
バックドア制御部14は、マグネットクラッチ28を駆動力伝達状態に切り替え、駆動モータ16を駆動してバックドア12を開閉させている際に、ドアセンサ30(の2個のホールIC)から入力されるパルス信号に基づいて、駆動モータ16に加わる過負荷の検知、バックドア12の現在位置の検知、及び、バックドア12の移動方向の検知を行う。すなわち、バックドア制御部14は駆動モータ16の回転軸が所定速度で回転するように駆動モータ16の駆動を制御するので、図4(A)に示すように、定常時(駆動モータ16に過負荷が加わっていない場合)に2個のホールICから入力されるパルス信号の周期は一定(T')となるが、駆動モータ16に過負荷が加わると回転軸の回転速度が低下することでパルス信号の周期が定常時よりも長周期T(T(>T'))となる。このため、バックドア制御部14は入力されるパルス信号の周期の変化を監視し、パルス信号の周期の変化に基づいて駆動モータ16に加わる過負荷を検知する。
また、ホールICが検出するマグネットはマグネットクラッチ28の外周部に一定ピッチで貼着されているので、ホールICから入力されるパルス信号のパルス数は駆動モータ16の回転軸の回転量、すなわちバックドア12の位置(開度)に相当する。このため、図4(B)にも示すように、バックドア制御部14は入力されるパルス信号のパルス数をカウントすることで、バックドア12の現在の位置(開度)を検知する。このように、ドアセンサ30(の2個のホールIC)及びバックドア制御部14は本発明に係る開度検出手段に対応している。
また、2個のホールICはマグネットクラッチ28の外周部の周方向に沿って順に配置されているので、図4(C)にも示すように、マグネットクラッチ28の外周部の回転方向、すなわちバックドアの移動方向によって、2個のホールICから入力されるパルス信号のレベル変化の関係が切り替わる。なお、図4(C)では、バックドア12の開方向への移動時には、一方のホールIC(ホールIC1)のパルス信号の立ち上がり時に他方のホールIC(ホールIC2)のパルス信号がローレベルになっており、バックドア12の閉方向への移動時には、ホールIC1のパルス信号の立ち上がり時にホールIC2のパルス信号がハイレベルになっている例を示している。このため、バックドア制御部14は2個のホールICから各々入力されるパルス信号のレベル変化の関係に基づいて、バックドア12の現在の移動方向を検知する。
また、図5に示すように、電動バックドアシステム10が搭載された車両のインスツルメントパネルには、電動バックドアシステム10のメインスイッチ32と、バックドア12の開閉を指示するための開閉指示スイッチ34が設けられている。メインスイッチ32及び開閉指示スイッチ34はバックドア制御部14に接続されており(図1参照)、バックドア制御部14はメインスイッチ32がオンされているときにのみ、開閉指示スイッチ34(或いは後述する開閉指示スイッチ44、バックドアオープナースイッチ50、バックドアクローズスイッチ52等)のオンオフ操作に応じて駆動モータ16を駆動する。なお、車両のインスツルメントパネルのうちメインスイッチ32及び開閉指示スイッチ34が設けられている部分は、請求項1(詳しくは請求項4)に記載の遠隔操作装置に対応している。
また、電動バックドアシステム10が搭載された車両にはキーレスエントリーシステムも搭載されており、図6に示すように、トランスミッタとして機能する当該車両のイグニッションキー36(以下、トランスミッタ36と称する)は、合成樹脂製で角部が丸みを帯びた偏平な矩形状のグリップ部38と、一端部がグリップ部38に埋設されイグニッションキーとしての機能を果たす溝40Aが刻設されたキープレート40を備え、グリップ部38の側部にはキーレスエントリーシステムを操作するための複数のスイッチ42に加え、バックドアの開閉を指示するための開閉指示スイッチ44も設けられている。トランスミッタ36のグリップ部38内には、スイッチ42又は開閉指示スイッチ44がオンされると、オンされたスイッチに対応する情報に応じて変調した高周波信号をキープレート40に供給することで、オンされたスイッチに応じた高周波信号をキープレート40から電磁波として送信させる電子回路(図示省略)が埋設されている。このトランスミッタ36も請求項1(詳しくは請求項4)に記載の遠隔操作装置に対応している。
電動バックドアシステム10は、トランスミッタ36から電磁波として送信された高周波信号を受信する受信機46を備えている(図1参照)。受信機46はバックドア制御部14に接続されていると共に、キーレスエントリーシステムの制御部にも接続されており(図示省略)、トランスミッタ36から受信した高周波信号を復調し、この復調によって得られた情報をバックドア制御部14及びキーレスエントリーシステムの制御部へ各々出力する。バックドア制御部14及びキーレスエントリーシステムの制御部は、受信機46から入力された情報に基づいてトランスミッタ36に設けられている何れのスイットがオンされたかを判断し、必要に応じて、オンされたスイッチに応じた処理を行う。
またバックドア12には、図2に示すように、バックドア12を開方向へ回動移動させる場合に操作されるバックドアアウトサイドレバー48が取り付けられており、バックドア12の内部には、バックドアアウトサイドレバー48が操作されると連動してオンするバックドアオープナースイッチ50(図1参照)が設けられている。バックドアオープナースイッチ50はバックドア制御部14に接続されている。更に、図7に示すように、バックドア12の下端部にはバックドア12を閉方向へ回動移動させる場合にオン操作されるバックドアクローズスイッチ52が設けられている。バックドアクローズスイッチ52もバックドア制御部14に接続されている。なお、バックドアアウトサイドレバー48及びバックドアオープナースイッチ50と、バックドアクローズスイッチ52は、請求項2に記載の開閉操作装置に各々対応している。また、バックドア制御部14には、バックドア12が異物を挟み込んだ場合にこれを検出するタッチセンサ54が接続されており、更に、ブザー駆動回路56を介してブザー58が接続されている。
次に本実施形態の作用として、バックドア制御部14によって実行されるバックドア開閉制御処理について、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、このバックドア開閉制御処理は、車両のインスツルメントパネルに設けられたメインスイッチ32がオンされている状態で、同じくインスツルメントパネルに設けられた開閉指示スイッチ34、トランスミッタ36に設けられた開閉指示スイッチ44、バックドア12に設けられたバックドアオープナースイッチ50及びバックドアクローズスイッチ52の何れかがオンされたことを検知するとバックドア制御部14によって実行される。
バックドア開閉制御処理では、まずステップ70において、車両、バックドア及び電動バックドアシステム10の現在の状態が、駆動モータ16の駆動力でバックドア12を開閉させる際の作動条件を満たしているか否か判定する。この作動条件としては、前述したメインスイッチ32がオンされていることに加え、車両のイグニッションスイッチがオフであれば、例えばバックドアがアンロック状態であり、電動バックドアシステム10に断線等の異常がなく、電源電圧が所定値(例えば11V)以上である等の条件を適用することができる。また、車両のイグニッションスイッチがオンであれば、上記の条件に加え、例えばシフトポジションが「P」レンジか又は車速が所定値(例えば5km/h)以下である等の条件を適用することができる。ステップ70の判定が否定された場合は何ら処理を行うことなく(何らかの報知手段を作動させ、バックドア開閉の作動条件を満たしていないことを、スイッチのオン操作を行った操作者へ報知するようにしてもよい)、バックドア開閉制御処理を終了する。
一方、ステップ70の判定が肯定された場合はステップ72へ移行し、操作者によってオンされたスイッチがバックドア12に設けられたバックドアオープナースイッチ50か否か判定する。バックドアオープナースイッチ50は、バックドア12を開方向へ回動移動させるためのバックドアアウトサイドレバー48が操作されると連動してオンするスイッチであり、このバックドアオープナースイッチ50がオンされた場合はバックドア12の開方向への回動移動が指示されたと判断できるので、ステップ72の判定が肯定された場合はステップ86へ移行し、後述するようにステップ86以降で駆動モータ16を駆動してバックドア12を開方向へ回動移動させる。
また、ステップ72の判定が否定された場合はステップ74へ移行し、操作者によってオンされたスイッチがバックドア12に設けられたバックドアクローズスイッチ52か否か判定する。バックドアクローズスイッチ52は、バックドア12を閉方向へ回動移動させる際に操作されるスイッチであり、このバックドアクローズスイッチ52がオンされた場合はバックドア12の閉方向への回動移動が指示されたと判断できるので、ステップ74の判定が肯定された場合はステップ80へ移行し、後述するようにステップ80以降で駆動モータ16を駆動してバックドア12を閉方向へ回動移動させる。
また、車両のインスツルメントパネルに設けられた開閉指示スイッチ34又はトランスミッタ36に設けられた開閉指示スイッチ44がオンされた場合には、ステップ72,74の判定が否定されてステップ76へ移行する。開閉指示スイッチ34,44は、バックドア12の閉方向への回動移動を指示するためのスイッチとバックドア12の開方向への回動移動を指示するためのスイッチを兼ね備えているので、ステップ76では今回指示されたバックドア12の移動方向を判定する。すなわち、まずバックドア12の現在の位置が全開位置か全閉位置かを確認し、バックドア12の現在の位置が全開位置であれば今回指示されたバックドア12の移動方向を閉方向と判定し、バックドア12の現在の位置が全閉位置であれば今回指示されたバックドア12の移動方向を開方向と判定する。
次のステップ78ではステップ76における移動方向の判定結果に応じて分岐し、指示されたバックドア12の移動方向を閉方向と判定した場合はステップ80へ移行してバックドア12を閉方向へ回動移動させ、指示されたバックドア12の移動方向を開方向と判定した場合はステップ86へ移行してバックドア12を開方向へ回動移動させる。
次にバックドア12の回動移動の詳細について説明する。バックドア12を閉方向へ回動移動させる場合には、ステップ80において、まずブザー駆動回路56を介してブザー58を鳴らすと共に、マグネットクラッチ28を駆動力伝達状態へ切り替えた後に、バックドア12を閉方向へ回動移動させる方向に駆動モータ16の回転軸が回転するように、モータ駆動回路18を介して駆動モータ16を駆動することで、バックドア12を閉方向へ回動移動させる。また、本実施形態に係る電動バックドアシステム10では、バックドア12の回動移動中に開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44をオンすることで、バックドア12の回動移動の方向を反転されることが可能とされており、次のステップ82では開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44がオンされたか否かを判断することで、バックドア12の回動移動方向の反転が指示されたか否か判定する。
ステップ82の判定が否定された場合はステップ84へ移行し、バックドア12の閉方向への回動移動が完了したか(バックドア12が全閉位置に到達したか)否か判定する。なお、ステップ82の判定は、ドアセンサ30の2個のホールICから入力されるパルス信号に基づいてバックドア12の現在位置を検知した結果を参照して行うようにしてもよいし、バックドア12が全閉位置に位置しているか否かを検出するセンサを別途設け、該センサの出力を参照することで行うようにしてもよい。ステップ84の判定も否定された場合はステップ80に戻り、ステップ82又はステップ84の判定が肯定される迄、ステップ80〜ステップ84を繰り返す。
なお、図8では明示していないが、ステップ80〜ステップ84を繰り返すことでバックドア12を閉方向へ回動移動させている間、バックドア制御部14は、ドアセンサ30の2個のホールICから入力されるパルス信号に基づいて駆動モータ16に過負荷が加わったか否かを監視すると共に、タッチセンサ54から入力される信号に基づいてバックドア12が異物を挟み込んだか否かを監視し、駆動モータ16に過負荷が加わったことを検知するか、又はバックドア12が異物を挟み込んだことを検知すると、モータ駆動回路18を通じて駆動モータ16の駆動を停止させる処理も並行して行う。
バックドア12が全閉位置に到達する前に開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44がオンされた場合にはステップ82の判定が肯定される。この場合、バックドア12の現在の回動移動方向は閉方向であるので、バックドア12の回動移動方向を開方向へ反転させる反転指示が入力されたと判断できる。このため、ステップ82の判定が肯定された場合はステップ86へ移行し、バックドア12を開方向へ回動移動させることで、バックドア12の回動移動方向を指示通りに反転させる。また、バックドア12が全閉位置に到達するとステップ84の判定が肯定され、マグネットクラッチ28を駆動力遮断状態へ切り替えた後にバックドア開閉制御処理を終了する。
一方、バックドア12を開方向へ回動移動させる場合には、ステップ86において、まずブザー駆動回路56を介してブザー58を鳴らすと共に、マグネットクラッチ28を駆動力伝達状態へ切り替えた後に、バックドア12を開方向へ回動移動させる方向に駆動モータ16の回転軸が回転するように、モータ駆動回路18を介して駆動モータ16を駆動することで、バックドア12を開方向へ回動移動させる。また、次のステップ88では開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44がオンされたか否かを判断することで、バックドア12の回動移動方向の反転が指示されたか否か判定する。ステップ88の判定が否定された場合はステップ94へ移行し、バックドア12の開方向への回動移動が完了したか(バックドア12が全開位置に到達したか)否か判定する。なお、ステップ88の判定についても、ドアセンサ30のホールICからのパルス信号に基づいて行うようにしてもよいし、バックドア12が全開位置か否かを検出するセンサを別途設け、該センサの出力に基づいて行うようにしてもよい。ステップ94の判定も否定された場合はステップ86に戻り、ステップ88又はステップ94の判定が肯定される迄、ステップ86,88,94を繰り返す。
バックドア12が全開位置に到達する前に開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44がオンされた場合には、ステップ88の判定が肯定されてステップ90へ移行する。この場合、バックドア12の現在の回動移動方向は開方向であるので、バックドア12の回動移動方向を閉方向へ反転させる反転指示が入力されたと判断できるが、ここで、本実施形態に係るバックドア開閉制御処理では、ステップ90において、ドアセンサ30のホールICからのパルス信号に基づいて検知しているバックドア12の現在の位置(開度)を取り込み、次のステップ92において、バックドア12の現在の開度(反転指示入力時のバックドア12の開度)が所定値以下か否か判定する。バックドア12の開度が所定値よりも大きい場合は判定が否定されてステップ80へ移行し、前述のようにステップ80〜ステップ84でバックドア12を閉方向へ回動移動させることで、バックドア12の回動移動の方向を指示通りに反転させる。
また、反転指示入力時のバックドア12の開度が所定値以下の場合はステップ94へ移行し、ステップ86,88,94のループに戻ることで、バックドア12の開方向への回動移動を継続させる。このように、バックドア12を開方向へ回動移動させている途中で開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44がオンされて反転指示が入力された場合には、バックドア12の開度が所定値よりも大きくなる迄の間、入力された反転指示に従ってバックドア12の回動移動の方向を閉方向に反転させることが禁止される。このように、上述したステップ88〜ステップ92は本発明に係る禁止手段(詳しくは請求項2,3に記載の禁止手段)に相当する処理であり、バックドア制御部14は本発明に係る禁止手段にも対応している。また、バックドア12が全開位置に到達するとステップ94の判定が肯定され、マグネットクラッチ28を駆動力遮断状態へ切り替えた後にバックドア開閉制御処理を終了する。
バックドア12は車両の後端部に配設されているため、特に、全閉位置に位置していたバックドア12が開方向への回動移動を開始したものの開度が小さい(所定値以下の)状態のときには、運転席に着座した人がバックドア12がバックドア12が開方向へ回動移動していることを認識しにくく、車両の外部に位置している人であっても、車両との相対位置によっては車両のバックドア12が開方向へ回動移動していることを認識しにくい。このため、車両の後端部付近に位置している人がバックドアアウトサイドレバー48を操作してバックドア12の開方向への回動移動を指示した直ぐ後に、運転席に着座している人又はトランスミッタ36を所持して車両の外部に位置している人が、バックドア12が既に開方向へ回動移動を開始していることに気付かずに、バックドア12の開方向への回動移動を指示するために開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44をオンする操作を行う可能性がある。この操作が行われると、電動バックドアシステム10のバックドア制御部14は、開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44をオンする操作を行った人の意図に反して、バックドア12の回動移動方向の反転(全閉位置への回動移動)が指示されたと判断することになる。
これに対して本実施形態では、バックドア12を開方向へ回動移動させている途中で開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44がオンされて反転指示が入力された場合には、バックドア12の開度が所定値よりも大きくなる迄の間、入力された反転指示に従ってバックドア12の回動移動の方向を閉方向に反転させることを禁止しているので、開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44をオンする操作を行った人の意図に反して、バックドア12の回動移動方向が反転されて閉方向へ回動移動されることが阻止され、開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44をオンした人が確認しにくい小サイズの異物がバックドア12と車両のボディとの間に存在していたとしても、この異物がバックドア12とボディとの間に挟み込まれることを防止できる。例えば、当初バックドアアウトサイドレバー48を操作してバックドア12の開方向への回動移動を指示した人が、バックドア12の下端部等を把持していたとしても、バックドア12の回動移動方向が予期せずに反転することで手がバックドア12と車両のボディとの間に挟まれることを回避できる。これを考慮すると、ステップ92の判定における閾値である所定値としては、バックドア12の回動方向が反転したときに安全を確保できる角度(バックドア12の回動移動方向の反転が開始されてから、バックドア12の下端部等を把持していた人がそれを認識して手を待避させることができる角度)に設定することが望ましい。
なお、上記ではバックドア12を開方向へ回動移動させている途中で反転指示が入力された場合に、バックドア12の現在の開度が所定値以下か否か判定し、判定が否定された場合にのみ入力された反転指示に従いバックドア12の回動移動の方向を反転させるようにしていたが、これに限定されるものではなく、バックドア12を開方向へ回動移動させている途中で反転指示が入力された場合に、開方向への回動移動を開始するトリガとなったスイッチがバックドアオープナースイッチ50又はバックドアクローズスイッチ52か否かを判定し、この判定が否定されたとき(開閉指示スイッチ34又は開閉指示スイッチ44がオンされることでバックドア12の開方向への回動移動を開始した場合)には、バックドア12の現在の開度に拘わらず指示通りにバックドア12の回動移動の方向を反転させるようにしてもよい。
また、上記では本発明に係る開度検出手段としてバックドア12の開度を連続的に検出するドアセンサ30を適用した態様を説明したが、これに限定されるものではなく、例えばバックドア12の開度が所定値以下か否かを検出する構成(例えばスイッチ等)を採用してもよい。
また、上記では本発明に係る開閉体としてバックドア12を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明はスライドドア、スイングドア、ウインドウ、ラッゲージコンパートメントドア、サンルーフ等の各種開閉体の何れにも適用可能であることは言うまでもない。
本実施形態に係る電動バックドアシステムの概略構成を示すブロック図である。 電動バックドアの駆動機構を示す斜視図である。 駆動モータユニットの分解斜視図である。 ドアセンサのホールICからの信号に基づく過負荷、バックドアの位置及び移動方向の検知の原理を説明するための波形図である。 運転席に設けられたメインスイッチ及びバックドアスイッチを示す斜視図及び平面図である。 トランスミッタを示す斜視図である。 バックドアクローズスイッチを示す斜視図である。 電動バックドアシステムのバックドア制御部で実行されるバックドア開閉制御処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
10 電動バックドアシステム
12 バックドア
14 バックドア制御部
16 駆動モータ
18 モータ駆動回路
20 バックドア駆動ユニット
22 駆動アーム
24 ロッド
30 ドアセンサ
34,44 開閉指示スイッチ
36 トランスミッタ
46 受信機
50 バックドアオープナースイッチ
52 バックドアクローズスイッチ

Claims (5)

  1. 車両の車体に設けられた開口部を開放する開位置と前記開口部を閉止する閉位置の間を移動可能に前記車両に配設された開閉体を、遠隔操作装置を介して入力された開閉指示に応じて開側又は閉側へ移動させる駆動手段と、
    前記開閉体の開度を検出する開度検出手段と、
    前記遠隔操作装置を介して前記駆動手段に前記開閉指示が入力されたときに前記開度検出手段によって検出された開度が所定値以下の場合に、前記駆動手段が前記開閉指示に従って前記開閉体を閉側へ移動させることを禁止する禁止手段と、
    を含む車両用開閉体の開閉駆動装置。
  2. 前記開閉体の配設位置近傍には、前記駆動手段によって前記開閉体を開閉させるための開閉操作装置が設けられており、
    前記禁止手段は、前記遠隔操作装置を介して前記駆動手段に前記開閉指示が入力されたときに、前記駆動手段が前記開閉操作装置を介して入力された指示に従って前記開閉体を開側へ移動させており、かつ前記開度検出手段によって検出された開度が所定値以下の場合にのみ、前記駆動手段が前記開閉指示に従って前記開閉体を閉側へ移動させることを禁止することを特徴とする請求項1記載の車両用開閉体の開閉駆動装置。
  3. 前記禁止手段は、前記遠隔操作装置を介して前記駆動手段に前記開閉指示が入力されたときに前記開度検出手段によって検出された開度が所定値よりも大きい場合には、前記駆動手段が前記開閉指示に従って前記開閉体を閉側へ移動させることを許可することを特徴とする請求項1記載の車両用開閉体の開閉駆動装置。
  4. 前記遠隔操作装置には前記開閉体の開閉を指示するための単一のスイッチが設けられ、前記遠隔操作装置は前記スイッチがオンされる毎に前記開閉指示を出力する構成であり、
    前記駆動手段は、前記開閉体が開位置に位置しているか又は開側へ移動しているときに前記開閉指示が入力された場合には前記開閉体を閉側へ移動させ、前記開閉体が閉位置に位置しているか又は閉側へ移動しているときに前記開閉指示が入力された場合には前記開閉体を開側へ移動させることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の車両用開閉体の開閉駆動装置。
  5. 前記開閉体は、車両のバックドア、スライドドア、スイングドア、ウインドウ、ラッゲージコンパートメントドアの何れかであることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の車両用開閉体の開閉駆動装置。
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