JP2006298452A - Pallet - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パレットに関する。 The present invention relates to a pallet.
工場などで荷物の搬送に使用されるパレットの一例として下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、荷物が載置される上面デッキ部と、その裏側の下面デッキ部と、上面デッキ部と下面デッキ部とを所定の間隔を空けた状態で支持する複数の支持部と、支持部間に形成されるとともにフォークリフトのフォークを差し込み可能な差込口とを備えている。荷物を搬送するには、上面デッキ部上に荷物を載置した後、フォークリフトのフォークを差込口に差し込んでから、フォークを上昇させてパレット及び荷物を持ち上げるようにしている。
ところで、フォークリフトのフォークをパレットの差込口に差し込む際、フォークの先端部が差込口の周縁部に突き当たる場合がある。そうなると特に荷物が精密機械などの場合にはパレットに付与される衝撃により製品に悪影響が及ぶ可能性があった。またフォークの先端部が差込口の周縁部に突き当たるのに伴って発生する衝撃音が大きいため、作業環境の悪化を招いていた。 By the way, when the fork of the forklift is inserted into the insertion port of the pallet, the tip of the fork sometimes hits the peripheral edge of the insertion port. In this case, particularly when the load is a precision machine, the product may be adversely affected by the impact applied to the pallet. In addition, since the impact sound generated when the tip of the fork hits the peripheral edge of the insertion slot is large, the working environment is deteriorated.
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、フォークを開口部に差し込む際の衝撃を緩和することを目的とする。 The present invention has been completed based on the above-described circumstances, and an object thereof is to alleviate an impact when a fork is inserted into an opening.
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、フォークが差し込まれる差込口を備えたパレットにおいて、前記差込口の周りには、差し込まれる前記フォークの先端部が摺接されるとともにそれに伴って回転可能な緩衝ローラが設けられている構成としたところに特徴を有する。 As a means for achieving the above object, the invention according to claim 1 is the pallet provided with the insertion port into which the fork is inserted, and the tip portion of the fork to be inserted is slidably contacted around the insertion port. In addition, the present invention is characterized in that a buffer roller that can be rotated is provided.
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記緩衝ローラは、弾性部材により構成されているところに特徴を有する。 The invention of claim 2 is characterized in that, in the invention of claim 1, the buffer roller is constituted by an elastic member.
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記緩衝ローラの表面には、凹部または凸部が設けられているところに特徴を有する。 The invention of claim 3 is characterized in that, in the invention of claim 1 or 2, the surface of the buffer roller is provided with a concave portion or a convex portion.
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記緩衝ローラは、前記差込口の周縁部に設けられたシャフトに対して回転可能に軸支されるとともに、前記シャフトに沿って細長い略円柱状に形成されているところに特徴を有する。 According to a fourth aspect of the present invention, the buffer roller according to any one of the first to third aspects is rotatably supported with respect to a shaft provided at a peripheral portion of the insertion port. And it has the characteristics in the place formed in the elongate substantially cylindrical shape along the said shaft.
<請求項1の発明>
差込口にフォークを差し込むと、フォークの先端部が差込口の周りに設けられた緩衝ローラに摺接されるとともに、その緩衝ローラが回転することで、フォークの差し込み動作が案内される。これにより、フォークの差し込みに伴って作用する衝撃を緩和することができる。
<Invention of Claim 1>
When the fork is inserted into the insertion port, the tip of the fork is brought into sliding contact with a buffer roller provided around the insertion port, and the buffer roller rotates to guide the fork insertion operation. Thereby, the impact which acts with insertion of a fork can be relieved.
<請求項2の発明>
緩衝ローラを弾性部材によって構成することで、衝撃緩和性能を向上させることができる。
<Invention of Claim 2>
By constituting the buffer roller with an elastic member, it is possible to improve the impact relaxation performance.
<請求項3の発明>
フォークが緩衝ローラに摺接される際、表面の凹部または凸部がフォークに接触するので、両者間で生じる摩擦抵抗が増加する。これにより、緩衝ローラの回転がスムーズなものとなり、衝撃緩和性能を一層向上させることができる。
<Invention of Claim 3>
When the fork is slidably contacted with the buffer roller, the concave or convex portion on the surface comes into contact with the fork, so that the frictional resistance generated between the two increases. Thereby, the rotation of the buffer roller becomes smooth, and the impact relaxation performance can be further improved.
<請求項4の発明>
組み立てにあたっては、シャフトに沿って細長い略円柱状の緩衝ローラをシャフトに通すだけでよいから、組立作業性が良好なものとなる。
<Invention of Claim 4>
When assembling, it is only necessary to pass an elongated substantially cylindrical buffer roller along the shaft, so that the assembling workability is improved.
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8によって説明する。本実施形態では、パレット20をハンドフォークリフト10により搬送する場合を示す。なお以下では上下方向については図4を基準とし、また前後方向については、図4に示す差し込み前の状態でのパレット20とフォーク11における対向面側を前方、その反対側を後方として説明する。
<Embodiment 1>
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. In this embodiment, the case where the
ハンドフォークリフト10は、図4に示すように、作業者により操作可能とされる本体部(図示せず)から一対のフォーク11をほぼ水平に延出させた構成とされており、本体部に設けられた昇降手段により両フォーク11を水平な状態のまま昇降させることが可能とされる。両フォーク11は、互いに平行をなすとともにパレット20の差込口24に沿って扁平な略角柱状に形成されている。フォーク11の先端部11aのうち、先端から少し後ろに引っ込んだ位置には、上下に開口する空間が形成されており、ここにフォーク11を支持するためのローラ12が設けられている。
As shown in FIG. 4, the hand forklift 10 has a configuration in which a pair of
ローラ12は、空間に支持されたシャフト13に対して正逆いずれの向きにも回転可能に軸支されている。ローラ12は、フォーク11の最下端部よりもさらに下方へ突出しており、本体部に対してフォーク11を最下位置に配した状態では床面に接触されるとともに、ハンドフォークリフト10の移動に伴って転動されるようになっている。フォーク11の先端部11aのうちローラ12よりも前側部分の下面には、先端側にかけて上り勾配となる緩やかな傾斜面である前側案内面14が形成されている。またフォーク11のうちローラ12よりも後側部分の下面には、後側にかけて上り勾配となる後側案内面が形成されている。
The
パレット20は、全体が合成樹脂製とされ、図1に示すように、荷物を載置可能な上面デッキ部21と、その裏側に配される下面デッキ部22と、上面デッキ部21及び下面デッキ部22を支持するための支持部23と、各支持部23の間に形成されるとともにフォーク11が差し込み可能とされる差込口24とを備える。このパレット20は、上面デッキ部21側にのみ荷物を搭載して使用される片面使用タイプとなっている。
As shown in FIG. 1, the
上面デッキ部21は、矩形の略平板状に形成されており、その上面が荷物を載置可能な積載面となっている。下面デッキ部22は、図2に示すように、上面デッキ部21とほぼ同一の外寸を有する矩形の平板に下面開口部25を設けることで全体が格子状に形成されている。詳しくは、下面デッキ部22は、碁盤目状に配置された4つの下面開口部25を備えるとともに、上面デッキ部21の外周縁に沿った枠状の外周部22aと、隣り合う下面開口部25間を仕切る十字型の仕切り部22bとを連結した構成とされる。下面デッキ部22は、下面(底面)が床面に対する接地面となっている。
The upper
支持部23は、図1ないし図3に示すように、ブロック状に形成されており、上面デッキ部21及び下面デッキ部22の角位置の4箇所と、各角部の中間位置(下面デッキ部22における外周部22aと仕切り部22bとの連結位置)の4箇所と、上面デッキ部21及び下面デッキ部22の中心位置の1箇所とに計9個設けられている。これらの支持部23により、上面デッキ部21及び下面デッキ部22は、間に所定の間隔を空けた状態でほぼ平行に支持される。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
隣り合う各支持部23間の空間は、パレット20の面方向に沿って側方外部に開口しており、ここがフォーク11を差し込み可能な差込口24となっている。差込口24は、上面デッキ部21及び下面デッキ部22の外周側に配された各支持部23間に8個、中心位置の支持部23とそれに隣り合う支持部23との間に4個、計12個配置されている(なお以下では差込口24や段差部26について区別するときは、外周側のものに添え字Aを、内側のものに添え字Bを付し、区別せずに総称するときは添え字を付さないものとする。)。このうち外周側の8個の差込口24Aは、パレット20の各側面に2個ずつ配され、上面デッキ部21と下面デッキ部22の外周部22aとの間に形成されている。一方、内側の4個の差込口24Bは、上面デッキ部21と下面デッキ部22の仕切り部22bとの間に形成されている。これらの差込口24は、4方向に開口しているので、ハンドフォークリフト10のフォーク11が4方向のいずれからでも差し込みが可能とされる。つまりこのパレット20は、いわゆる4方向差しタイプとされている。
A space between the
各差込口24は、横長な形状に形成されるとともに、その間口の高さがフォーク11の差し込みを許容すべく、フォーク11におけるローラ12の配設部分の高さ寸法よりも大きく設定されている。下面デッキ部22のうち差込口24の周縁下部を構成する部分には、フォーク11が差込口24に差し込まれる際にフォーク11の先端部11a及びローラ12が乗り上げるようになっており、ここが段差部26とされる。各差込口24は、隣接する各下面開口部25に連通しているので、差込口24に対してフォーク11が所定深さまで差し込まれると、段差部26を乗り越えたローラ12が下面開口部25に逃がされるようになっている(図7及び図8を参照)。下面開口部25に逃がされたローラ12は、段差部26の後側に引っ掛けられ(係止され)るようになっている。
Each
段差部26は、図4に示すように、断面形状が図示左右対称の略台形状に形成され、中央部分の水平面26aを挟んで前後に傾斜面である案内面26b,26cが形成されている。段差部26の前側案内面26bは、フォーク11の差し込み方向に向かって上り勾配をなすのに対し、段差部26の後側案内面26cは、フォーク11の差し込み方向に向かって下り勾配をなしている。また水平面26aは、フォーク11の最下端位置よりは高く、フォーク11の上端位置よりは低くなる位置に設定されている。
As shown in FIG. 4, the stepped
そして、段差部26のうち水平面26aを有する中央部分には、図1ないし図3に示すように、上下に開口する取付空間27が形成されており、ここに緩衝ローラ28が取付可能とされている。詳しくは、取付空間27における横方向の側面には、シャフト29が支持されており、このシャフト29には緩衝ローラ28が正逆いずれの向きにも回転可能に軸支されている。緩衝ローラ28は、弾性変形可能な硬質なゴム製とされ、シャフト29の長さ方向(差込口24の横方向)に沿って細長い略円柱状に形成されるとともにその中心位置にはシャフト29が通される軸孔が形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 3, a mounting
緩衝ローラ28のうちシャフト29よりも上側部分は、差込口24に臨んで配されるとともに、段差部26の水平面26aよりも上方に突出して配されている。従って、緩衝ローラ28は、差込口24に差し込まれるフォーク11に対して段差部26の前側案内面26bよりも先に干渉可能とされる(図5参照)。そして、緩衝ローラ28は、当接したフォーク11が抜き差しされる動作に連動して回転されるとともに、フォーク11の抜き差し動作を案内できるようになっている。また緩衝ローラ28は、下端面がパレット20の底面から浮くような位置に取り付けられている。これにより、パレット20を床面に置いた状態でも緩衝ローラ28は床面とは非干渉で回転が可能とされる。また複数のパレット20を上下に積み重ねたとき、緩衝ローラ28が下側のパレット20に対して非干渉に保たれるので、非使用時にパレット20を積み重ねた(スタッキングした)状態で保管することができる。
The upper portion of the
さらには、この緩衝ローラ28の表面(外周面)には、凹部30が形成されている。凹部30は、緩衝ローラ28の長さ方向に沿って延びる溝状をなすとともに、断面形状が略円弧状に形成されている。凹部30は、緩衝ローラ28の表面における周方向について等間隔に複数並んで配置されている。この凹部30によりフォーク11が緩衝ローラ28の表面に摺接される際に発生する摩擦抵抗が増加する。これにより、フォーク11の抜き差し動作に対する緩衝ローラ28の連動性を向上させることができる。
Furthermore, a
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用を説明する。まず、作業場所の床面に置いたパレット20の上面デッキ部21上に搬送対象である荷物(図示せず)を載せる。その後、ハンドフォークリフト10の本体部を操作して、両フォーク11を最下位置(ローラ12が床面に接する位置)に配するとともに、パレット20における一側面に配された両差込口24Aに差し込むようにする。このとき、パレット20には4方向のいずれからでもフォーク11を差し込むことができるので、作業性に優れる。
This embodiment has the structure as described above, and the operation thereof will be described subsequently. First, a load (not shown) to be transported is placed on the
図4に示す状態から両フォーク11が前進されると、その先端部11aが差込口24A内に差し込まれる。フォーク11が所定深さまで差し込まれると、図5に示すように、フォーク11の先端部11aにおける前側案内面14が緩衝ローラ28に当接される。このとき、緩衝ローラ28は、ゴム製とされているので弾性変形して衝撃を吸収することができる。またこの段階では、ローラ12が段差部26Aに乗り上げておらず、またフォーク11の前側案内面14は、段差部26Aの前側案内面26bとは非干渉の状態とされている。
When both the
この状態からフォーク11がさらに奥側へ差し込まれると、フォーク11が緩衝ローラ28に摺接されるとともに、緩衝ローラ28が連動して回転されることで、フォーク11の差し込み動作がスムーズに案内される。しかも、このとき緩衝ローラ28の表面に形成された凹部30によりフォーク11に対する緩衝ローラ28の連動性が高められているので、案内を一層スムーズなものとすることができる。これにより、差し込まれるフォーク11からパレット20に対して付与される衝撃が緩和される。
When the
フォーク11の差し込み動作の進行に伴い、ローラ12が段差部26Aの前側案内面26bに乗り上げるとともに、フォーク11が先端側を持ち上げるようにして傾く。それから、図6に示すように、ローラ12が緩衝ローラ28に乗り上げるとともに、ローラ12に連動して緩衝ローラ28も回転する。その後、ローラ12が段差部26Aの後側案内面26cを下るとともに、フォーク11が先端側を下げるようにして傾動する。そして、ローラ12が段差部26Aを乗り越えて下面開口部25に達すると、図7に示すように、フォーク11がほぼ水平な姿勢に戻るとともに、ローラ12よりも後側の部分の下面が緩衝ローラ28に当接される。このとき、フォーク11を受ける緩衝ローラ28が弾性変形することで、フォーク11の姿勢復帰に伴ってパレット20に作用する衝撃を良好に吸収することができる。その後、さらにフォーク11を奥方へ差し込むと、フォーク11が内側の差込口24Bに差し込まれるとともに、ローラ12が上記と同様にして段差部26Bを乗り越えた後、図8に示すように、段差部26Bの後側に係止される。
As the
図8に示す深さまでフォーク11を差し込んだら、本体部の昇降手段によりフォーク11を水平な姿勢のまま図示矢線方向に沿って上昇させると、パレット20が荷物と共に持ち上げられる。その状態で作業者がハンドフォークリフト10の本体部を手押しすることで、荷物を搬送することができる。搬送先に到着したら、昇降手段により両フォーク11を最下位置まで下げた後、フォーク11を引き抜くよう本体部を操作する。このフォーク11を抜き取る過程でも、差し込み時と同様に抜き取り動作に連動して緩衝ローラ28が回転することで、パレット20に作用する衝撃を良好に緩和することができる。
When the
以上説明したように本実施形態によれば、差込口24の周りの段差部26に緩衝ローラ28を設け、この緩衝ローラ28が差込口24に差し込まれるフォーク11の先端部11aに摺接されるとともにそれに伴って回転されるようになっているから、フォーク11の差し込み動作をスムーズに案内でき、差し込みに伴ってパレット20に作用する衝撃を緩和することができる。これにより、パレット20に搭載する荷物が例えば精密機器のような衝撃に弱いものであったとしても、製品に故障などの悪影響が及ぶのを防止できる。またパレット20に対するフォーク11の干渉に伴って発生する衝撃音を低減できるので、作業環境の改善にも寄与することができる。
As described above, according to the present embodiment, the
また緩衝ローラ28を弾性部材であるゴム製としたから、衝撃緩和性能を向上させることができる。しかも、緩衝ローラ28を硬質なゴム製としたから、繰り返し使用した際にも発塵し難く、また耐久性に優れる。
Further, since the
また緩衝ローラ28の表面に凹部30を形成したから、フォーク11が搬送ローラに摺接される際に両者間で生じる摩擦抵抗が増加する。これにより、緩衝ローラ28の回転がスムーズなものとなり、衝撃緩和性能を一層向上させることができる。
Further, since the
また緩衝ローラ28をシャフト29に沿って細長い略円柱状に形成したから、組み立てにあたって、シャフト29に緩衝ローラ28を通すだけでよく、例えば緩衝ローラが複数のローラにより構成され、それらを個別に取り付ける必要があるものと比較すると、組立作業性が良好なものとなる。
Further, since the
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図9によって説明する。この実施形態2では、緩衝ローラについて変更したものを示す。なおこの実施形態2では、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
<Embodiment 2>
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In this Embodiment 2, what changed about the buffer roller is shown. In the second embodiment, redundant description of the same structure, operation, and effects as those in the first embodiment will be omitted.
緩衝ローラ40は、図9に示すように、断面形状が円形の短柱状をなすとともに、シャフト41に対して複数個(図9では9個)回転可能に軸支されている。各緩衝ローラ40は、ほぼ等間隔に並んでおり、共に差込口24に臨んで配されている。各緩衝ローラ40の表面(外周面)には、断面形状が円弧状をなす凹部42が形成されている。差込口24にフォーク11が差し込まれると、各緩衝ローラ40に対してフォーク11の先端部11aが摺接されるとともに、それに伴って各緩衝ローラ40が回転されることで、衝撃が緩和されるようになっている。
As shown in FIG. 9, the
<実施形態3>
本発明の実施形態3を図10によって説明する。この実施形態3では、緩衝ローラについてさらに変更したものを示す。なおこの実施形態3では、上記した実施形態1と同様の構造、作用及び効果について重複する説明は省略する。
<Embodiment 3>
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In this Embodiment 3, what changed further about the buffer roller is shown. In the third embodiment, the description of the same structure, operation, and effect as in the first embodiment is omitted.
緩衝ローラ50は、図10に示すように、球状をなすとともに、シャフト51に対して複数個(図10では7個)回転可能に軸支されている。各緩衝ローラ50は、ほぼ等間隔に並んでおり、共に差込口24に臨んで配されている。差込口24にフォーク11が差し込まれると、各緩衝ローラ50に対してフォーク11の先端部11aが摺接されるとともに、それに伴って各緩衝ローラ50が回転されることで、衝撃が緩和されるようになっている。
As shown in FIG. 10, the
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention, and further, within the scope not departing from the gist of the invention other than the following. Various modifications can be made.
(1)上記した各実施形態では、差込口の周縁下部を構成する段差部に緩衝ローラを配設したものを示したが、差込口の周縁側部(支持部)や周縁上部(上面デッキ部)に緩衝ローラを配設するようにしてもよい。 (1) In each of the above-described embodiments, the buffer roller is provided in the stepped portion constituting the lower peripheral portion of the insertion port. However, the peripheral side portion (support portion) and the upper peripheral portion (upper surface) of the insertion port are shown. You may make it arrange | position a buffer roller in a deck part.
(2)上記した各実施形態では、緩衝ローラを硬質なゴム製としたものを示したが、軟質なゴム製としてもよく、また弾性部材であるスポンジ製としてもよい。また緩衝ローラを非弾性部材である合成樹脂製や金属製として耐久性を高めるようにしてもよい。 (2) In each of the embodiments described above, the buffer roller is made of hard rubber, but it may be made of soft rubber or sponge made of an elastic member. Further, the cushioning roller may be made of a non-elastic member made of synthetic resin or metal to enhance durability.
(3)上記した実施形態1,2では、緩衝ローラの表面に断面円弧状の凹部を形成した場合を示したが、例えば断面角形状や断面半球状など形状を任意に変更できる。また緩衝ローラの表面に凸部を設けるようにしても、フォークとの間で生じる摩擦抵抗を増加させることができ、このものも本発明に含まれる。また実施形態3に記載した形態の緩衝ローラの表面に凹部または凸部を設けることも勿論可能である。 (3) In the first and second embodiments described above, the case where a concave portion having an arc-shaped cross section is formed on the surface of the buffer roller has been described. Further, even if a convex portion is provided on the surface of the buffer roller, it is possible to increase the frictional resistance generated with the fork, and this is also included in the present invention. In addition, it is of course possible to provide a concave portion or a convex portion on the surface of the buffer roller of the form described in the third embodiment.
(4)上記した各実施形態では、4方向差しタイプであるとともに片面使用タイプで且つスタッキングが可能なタイプのパレットを例示したが、2方向差しタイプのものや、両面使用タイプのものや、スタッキングが不能なスキッドタイプのものにも本発明は適用可能である。またハンドフォークリフト以外のパレット搬送手段により搬送されるものも本発明に含まれる。 (4) In each of the above-described embodiments, a pallet that is a four-sided insertion type and a single-sided use type and that can be stacked is illustrated. However, a two-way insertion type, a double-sided use type, and stacking The present invention is also applicable to a skid type that cannot be used. Moreover, what is conveyed by pallet conveyance means other than a hand forklift is also included in this invention.
(5)またパレットの材質については、合成樹脂材以外にも木材、金属材、紙材など任意に変更することが可能である。 (5) In addition to the synthetic resin material, the material of the pallet can be arbitrarily changed such as wood, metal material, and paper material.
11…フォーク
11a…先端部
20…パレット
24…差込口
28,40,50…緩衝ローラ
29…シャフト
30,42…凹部
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記差込口の周りには、差し込まれる前記フォークの先端部が摺接されるとともにそれに伴って回転可能な緩衝ローラが設けられていることを特徴とするパレット。 In a pallet with a slot into which a fork is inserted,
The pallet is characterized in that a buffering roller that is slidably contacted with a front end portion of the fork to be inserted and rotatable in association with the tip is provided around the insertion port.
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JP2005125162A JP2006298452A (en) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | Pallet |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6150152B1 (en) * | 2016-07-25 | 2017-06-21 | アドバンスド・ロジテックジャパン株式会社 | Pallet for cargo handling |
-
2005
- 2005-04-22 JP JP2005125162A patent/JP2006298452A/en active Pending
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