JP2006298133A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両が停止した後に、運転者の意図した車両の前進を阻害しない。
【解決手段】車両が停車してから所定時間T1が経過するまでに(ステップS9の判定が“Yes”)、ペダル踏込み量Sが設定値ΔSSET以上減少したら(ステップS13の判定が“Yes”)、運転者の意図的なブレーキ戻し操作であると判断して、制御フラグFを“1”にセットすることにより、それ以後はパーキングブレーキを非作動状態にする(ステップS7)。逆に、ペダル踏込み量Sの減少量が設定値ΔSSET未満であるなら(ステップS13の判定が“No”)、運転者の意図的なブレーキ戻し操作ではないと判断して、制御フラグFを“0”にリセットすることにより、所定時間T1が経過したときに(ステップS9の判定が“No”)、パーキングブレーキを作動させる(ステップS16)。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両が停止した後に、停車状態を維持する車両用ブレーキ装置に関するものである。
従来、車両が停止してから所定時間が経過したら、運転者に停車状態を維持する意思があると判断し、停車状態を維持するために自動ブレーキを作動させるものがあった(特許文献1参照)。
特開2004−58937号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載された従来例にあっては、例えばクリープトルクが車輪に伝達されているときや、クリープトルクがなくても下り坂で停車しているとき等に、運転者が車両を少しだけ前進させようとブレーキを緩めても、車両が停止してから所定時間が経過してしまうと自動ブレーキが作動してしまうので、運転者が意図した車両の前進を阻害してしまう。
また、運転者に停車状態を維持する意思があると判断する所定時間を単に長くすることも考えられるが、運転者は所定時間が経過するまでの間ブレーキを踏み続けるか、或いは停車状態を維持するという意思表示を所定のスイッチ操作で行わなければならず、運転者の各種操作の負担を軽減するという本来の機能が損なわれてしまう。
そこで、本発明は上記の問題に着目してなされたものであり、車両が停止した後に、運転者が意図した車両の前進を阻害することのない車両用ブレーキ装置の提供を課題としている。
上記の課題を解決するために、本発明に係る車両用ブレーキ装置は、車両が停止してから所定時間が経過したときに、運転者のブレーキ操作とは独立して停車状態を維持するのに必要な制動力を発生させるものであって、車両が停止してから所定時間が経過するまでに運転者のブレーキ戻し操作を検知したら、停車状態を維持するための制動力の発生を制限することを特徴とする。
本発明に係る車両用ブレーキ装置によれば、車両が停止してから所定時間が経過するまでに運転者のブレーキ戻し操作を検知したら、停車状態を維持するための制動力の発生を制限するので、運転者が意図した車両の前進を許容することができる。逆に、車両が停止してから所定時間が経過するまでに運転者のブレーキ戻し操作が検知されなければ、車両が停止してから所定時間が経過したときに、確実に制動力を発生させて、停車状態を維持することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の概略構成を示すブロック図である。各車輪の車輪速度Vwi(i=FL〜RR)を検出する電磁誘導式の車輪速センサ1と、ブレーキペダル2の踏込み量Sを検出するストロークセンサ3と、運転席にかかる着座荷重Wを検出する歪ゲージ式のロードセル4と、パワーウィンドウの操作信号を出力するパワーウィンドウスイッチ5と、オーディオの操作信号(例えば、音質及び音量調整やチューナー調整などの信号)を出力するオーディオスイッチ6と、パーキングブレーキの操作信号を出力するパーキングブレーキスイッチ7(以下、PKBスイッチ9と称す)と、がコントローラ8に接続される。
なお、パワーウィンドウスイッチ5、及びオーディオスイッチ6は、運転席の近傍に配設されているが、パワーウィンドウスイッチ5よりもオーディオスイッチ6の方が、運転席(特にステアリングホイール位置)から遠くに配設されているものとする。
また、PKBスイッチ7は、例えばON/OFF/AUTOの3段階に切換え可能で、ONのときにパーキングブレーキを作動させ、OFFのときにパーキングブレーキを非作動にし、AUTOのときにパーキングブレーキの作動/非作動が自動制御される。
コントローラ8は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、各センサからの検出信号に基づいて、後述する図3のPKB作動制御処理を実行し、ブレーキアクチュエータ9を駆動制御する。
ここで、ブレーキアクチュエータ9は、図2に示すように、マスターシリンダ10と各ホイールシリンダ11FL〜11RRとの間に介装されている。
マスターシリンダ10は、運転者のペダル踏力に応じて2系統の液圧を作るタンデム式のもので、プライマリ側をフロント左・リア右のホイールシリンダ11FL・11RRに伝達し、セカンダリ側を右前輪・左後輪のホイールシリンダ11FR・11RLに伝達するダイアゴナルスプリット方式を採用している。
各ホイールシリンダ11FL〜11RRは、ディスクロータをブレーキパッドで挟圧して制動力を発生させるディスクブレーキや、ブレーキドラムの内周面にブレーキシューを押圧して制動力を発生させるドラムブレーキに内蔵されている。
ブレーキアクチュエータ9は、アンチスキッド制御(ABS)、トラクション制御(TCS)、スタビリティ制御(VDC:Vehicle Dynamics Control)等に用いられる制動流体圧制御回路を利用したものであり、運転者のブレーキ操作に係らず各ホイールシリンダ11FL〜11RRの液圧を増圧・保持・減圧できるように構成されている。
プライマリ側は、マスターシリンダ10及びホイールシリンダ11FL(11RR)間の流路を閉鎖可能なノーマルオープン型の第1ゲートバルブ12Aと、第1ゲートバルブ12A及びホイールシリンダ11FL(11RR)間の流路を閉鎖可能なノーマルオープン型のインレットバルブ13FL(13RR)と、ホイールシリンダ11FL(11RR)及びインレットバルブ13FL(13RR)間に連通したアキュムレータ14と、ホイールシリンダ11FL(11RR)及びアキュムレータ14間の流路を開放可能なノーマルクローズ型のアウトレットバルブ15FL(15RR)と、マスターシリンダ10及び第1ゲートバルブ12A間とアキュムレータ14及びアウトレットバルブ15FL(15RR)間とを連通した流路を開放可能なノーマルクローズ型の第2ゲートバルブ16Aと、アキュムレータ14及びアウトレットバルブ15FL(15RR)間に吸入側を連通し、且つ第1ゲートバルブ12A及びインレットバルブ13FL(13RR)間に吐出側を連通したポンプ17と、を備えている。また、ポンプ17の吐出側には、吐出されたブレーキ液の脈動を抑制し、ペダル振動を弱めるダンパー室18が配設されている。
また、セカンダリ側も、プライマリ側と同様に、第1ゲートバルブ12Bと、インレットバルブ13FR(13RL)と、アキュムレータ14と、アウトレットバルブ15FR(15RL)と、第2ゲートバルブ16Bと、ポンプ17と、ダンパー室18と、を備えている。
第1ゲートバルブ12A・12Bと、インレットバルブ13FL〜13RRと、アウトレットバルブ15FL〜15RRと、第2ゲートバルブ16A・16Bとは、夫々、2ポート2ポジション切換・シングルソレノイド・スプリングオフセット式の電磁操作弁であって、第1ゲートバルブ12A・12B及びインレットバルブ13FL〜13RRは、非励磁のノーマル位置で流路を開放し、アウトレットバルブ15FL〜15RR及び第2ゲートバルブ16A・16Bは、非励磁のノーマル位置で流路を閉鎖するように構成されている。
また、アキュムレータ14は、シリンダのピストンに圧縮バネを対向させたバネ形のアキュムレータで構成されている。
また、ポンプ17は、負荷圧力に係りなく略一定の吐出量を確保できる歯車ポンプ、ピストンポンプ等、容積形のポンプで構成されている。
以上の構成により、プライマリ側を例に説明すると、第1ゲートバルブ12A、インレットバルブ13FL(13RR)、アウトレットバルブ15FL(15RR)、及び第2ゲートバルブ16Aが全て非励磁のノーマル位置にあるときに、マスターシリンダ2からの液圧がそのままホイールシリンダ11FL(11RR)に伝達され、通常ブレーキとなる。
また、ブレーキペダルが非操作状態であっても、インレットバルブ13FL(13RR)、及びアウトレットバルブ15FL(15RR)を非励磁のノーマル位置にしたまま、第1ゲートバルブ12Aを励磁して閉鎖すると共に、第2ゲートバルブ16Aを励磁して開放し、更にポンプ17を駆動することで、マスターシリンダ2の液圧を第2ゲートバルブ16Aを介して吸入し、吐出される液圧をインレットバルブ13FL(13RR)を介してホイールシリンダ11FL(11RR)に伝達し、増圧させることができる。
また、第1ゲートバルブ12A、アウトレットバルブ15FL(15RR)、及び第2ゲートバルブ16Aが非励磁のノーマル位置にあるときに、インレットバルブ13FL(13RR)を励磁して閉鎖すると、ホイールシリンダ11FL(11RR)からマスターシリンダ2及びアキュムレータ14への夫々の流路が遮断され、ホイールシリンダ11FL(11RR)の液圧が保持される。
さらに、第1ゲートバルブ12A及び第2ゲートバルブ16Aが非励磁のノーマル位置にあるときに、インレットバルブ13FL(13RR)を励磁して閉鎖すると共に、アウトレットバルブ15FL(15RR)を励磁して開放すると、ホイールシリンダ11FL(11RR)の液圧がアキュムレータ14に流入して減圧される。アキュムレータ14に流入した液圧は、ポンプ17によって吸入され、マスターシリンダ2に戻される。
セカンダリ側に関しても、通常ブレーキ・増圧・保持・減圧の動作は、上記プライマリ側の動作と同様であるため、その詳細説明は省略する。
したがって、コントローラ8は、第1ゲートバルブ12A・12Bと、インレットバルブ13FL〜13RRと、アウトレットバルブ15FL〜15RRと、第2ゲートバルブ16A・16Bと、ポンプ17とを駆動制御することによって、各ホイールシリンダ11FL〜11RRの液圧を増圧・保持・減圧する。
なお、本実施形態では、ブレーキ系統をフロント左・リア右とフロント右・リア左とで分割するダイアゴナルスプリット方式を採用しているが、これに限定されるものではなく、フロント左右とリア左右とで分割する前後スプリット方式を採用してもよい。
また、本実施形態では、バネ形のアキュムレータ14を採用しているが、これに限定されるものではなく、各ホイールシリンダ11FL〜11RRから抜いたブレーキ液を一時的に貯え、減圧を効率よく行うことができればよいので、重錘形、ガス圧縮直圧形、ピストン形、金属ベローズ形、ダイヤフラム形、ブラダ形、インライン形など、任意のタイプでよい。
また、本実施形態では、第1ゲートバルブ12A・12B及びインレットバルブ13FL〜13RRが、非励磁のノーマル位置で流路を開放し、アウトレットバルブ15FL〜15RR及び第2ゲートバルブ16A・16Bが、非励磁のノーマル位置で流路を閉鎖するように構成しているが、これに限定されるものではない。要は、各バルブの開閉を行うことができればよいので、第1ゲートバルブ12A・12B及びインレットバルブ13FL〜13RRが、励磁したオフセット位置で流路を開放し、アウトレットバルブ15FL〜15RR及び第2ゲートバルブ16A・16Bが、励磁したオフセット位置で流路を閉鎖するようにしてもよい。
次に、コントローラ8で実行するPKB作動制御処理を、図3のフローチャートに基づいて説明する。
このPKB作動制御処理は、PKBスイッチ7がAUTOに設定されているときに、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込み処理として実行される。なお、PKBスイッチ7がOFFに設定されているときには、後述するステップS7と同様の処理を実行し、PKBスイッチ7がONに設定されているときには、後述するステップS16と同様の処理を実行するものとする。
先ずステップS1で、各車輪速Vwiと、ブレーキペダル2の踏込み量Sと、運転席の着座荷重Wと、パワーウィンドウスイッチ5及びオーディオスイッチ6の操作信号とを読込む。
続くステップS2では、各車輪速Vwiに基づいて車速Vを算出する。なお、本実施形態では、各車輪速Vwiに基づいて車速Vを算出しているが、これに限定されるものではなく、車体の前後加速度を加速度センサで検出し、この前後加速度を加味して車速Vを算出してもよい。
続くステップS3では、車速Vが0であるか否かを判定する。この判定結果がV=0であるときには、車両が停止していると判断して後述するステップS8に移行する。一方、判定結果がV>0であるときには、車両が前進又は後退していると判断してステップS4に移行する。
ステップS4では、下記(1)式に示すように、車両が停止してからの経過時間を測定する停車タイマTを0にリセットする。
T=0 ………(1)
続くステップS5では、下記(2)式に示すように、車両が停止しているときのペダル最大踏込み量SMAXを0にリセットしてから所定のメインプログラムに復帰する。
ΔSSET=0 ………(2)
続くステップS6では、後述するステップS14の処理でセットされる制御フラグFを“0”にリセットする。
続くステップS7では、ブレーキアクチュエータ9の駆動制御を非作動状態にし、運転者のブレーキ操作に応じた通常ブレーキにすることで、パーキングブレーキを非作動状態にしてから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、前記ステップS3から移行するステップS8では、下記(3)式に示すように、車両が停止してからの経過時間を測定する停車タイマTに1を加算する。
T=T+1 ………(3)
続くステップS9では、停車タイマTが所定値T1(例えば3sec相当)より小さいか否かを判定する。この判定結果がT≧T1であるときには、後述するステップS15に移行する。一方、判定結果がT<T1であるときには、ステップS10に移行する。
ステップS10では、現在のペダル踏込み量Sが、車両が停止してからの最大踏込み量SMAXより大きいか否かを判定する。最大踏込み量SMAXの初期値は、車両が停止した時点のペダル踏込み量Sに設定される。ここで、判定結果がS>SMAXであるときには、ステップS11に移行する。
ステップS11では、下記(4)式に示すように、現在のペダル踏込み量Sを、最大踏込み量SMAXとして記憶を更新してからステップS12に移行する。
MAX ← S ………(4)
一方、上記ステップS10の判定結果がS≦SMAXであるときには、そのままステップS12に移行する。
ステップS12では、後述する図4のフローチャートに従って設定値ΔSSETの設定処理を実行する。
続くステップS13では、最大踏込み量SMAXから現在のペダル踏込み量Sを減じた値ΔS(=SMAX−S)が、設定値ΔSSET未満であるか否かを判定する。この判定結果がΔS<ΔSSETであるときには、例えばクリープトルクで車両を少しだけ前進させるときのような、運転者の意図的なブレーキ戻し操作ではないと判断して前記ステップS6に移行する。一方、判定結果がΔS≧ΔSSETであるときには、例えばクリープトルクで車両を少しだけ前進させるときのような、運転者の意図的なブレーキ戻し操作であると判断してステップS14に移行する。
ステップS14では、制御フラグを“1”にセットしてから前記ステップS7に移行する。
一方、前記ステップS9から移行するステップS15では、制御フラグFが“1”にセットされているか否かを判定する。この判定結果がF=1であるときには、車両が停車してから所定時間T1が経過するまでに運転者の意図的な戻し操作があったと判断して前記ステップS7に移行する。一方、判定結果がF=0であるときには、車両が停車してから所定時間T1が経過するまでに運転者の意図的な戻し操作はなかったと判断してステップS16に移行する。
ステップS16では、運転者のブレーキ操作に関わらず、停車状態を維持するのに必要な制動力が発生するようにブレーキアクチュエータ9を駆動制御することで、パーキングブレーキを作動させてから所定のメインプログラムに復帰する。ここでは、想定される路面勾配や積載荷重を考慮して予め決定された所定の制動力を維持するようにするが、車両が動いたら制動力を徐々に増加させて車両の動きが停止した時点の制動力を維持するようにしてもよい。
次に、前記ステップS12で実行する設定値ΔSSETの設定処理を、図4のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ステップS20では、ペダル踏込み量Sが0より大きいか否かを判定する。この判定結果がS>0であるときには、ブレーキペダル2が操作状態にあると判断してステップS21に移行する。一方、上記ステップS20の判定結果がS=0であるときには、ブレーキペダル2が非操作状態にあると判断してステップS22に移行する。
ステップS21では、下記(5)式に示すように、車両が停止しているときのペダル踏込み時間を測定するペダル操作タイマTpに1を加算する。
Tp=Tp+1 ………(5)
一方、ステップS22では、下記(6)式に示すように、ペダル操作タイマTpを0にリセットする。
Tp=0 ………(6)
上記ステップS21又はS22に続くステップS23では、図中の制御マップを参照し、ペダル操作タイマTpに応じて設定値ΔSTを算出する。この制御マップは、横軸をペダル操作タイマTp、縦軸を設定値ΔSTとし、ペダル操作タイマTpが0からT1まで増加するときに、設定値ΔSTがΔS1からΔS2まで増加し、ペダル操作タイマTpがT1以上となるときに設定値ΔSTがΔS2を維持するように設定されている。ここで、T1は車両が停止してから停車状態を維持すると判断してブレーキアクチュエータ9を駆動制御するまでの所定時間である。また、ΔS1は運転者が意図的にブレーキペダル2を緩めることができる最小のペダル戻し量、ΔS2は運転者が所定時間T1の間に疲労によって意図せずブレーキペダル2を緩めてしまうペダル戻し量であり、ΔS1及びΔS2は実験等によって求める。
続くステップS24では、図中の制御マップを参照し、運転席の着座荷重Wに応じて設定値ΔSWを算出する。この制御マップは、横軸を運転席の着座荷重W、縦軸を設定値ΔSWとし、着座荷重WがW0以上のときには設定値ΔSWがΔS3を維持し、着座荷重WがW0から0まで減少するときに、設定値ΔSWがΔS3からΔS4まで増加するように設定されている。ここで、W0はイグニッションスイッチをONにしたときの着座荷重である。また、ΔS3は運転者が意図的にブレーキペダル2を緩めることができる最小のペダル戻し量であり(ΔS1と同等)、実験等によって求める。また、ΔS4は最大踏込み量SMAXに相当する値である。ΔS4を最大踏込み量SMAXとしたのは、運転者が座席から完全に離れるようなときには、ペダル踏込み量Sが0まで減少したとしても、停車状態を維持できるようにするためである。
続くステップS25では、パワーウィンドウスイッチ5が操作状態にあるか否かを判断する。ここで、パワーウィンドウスイッチ5が操作状態にあるときには、ステップS26に移行する。一方、パワーウィンドウスイッチ5が非操作状態にあるときには、ステップS27に移行する。
ステップS26では、下記(7)式に示すように、設定値ΔSSW/Pを所定値ΔS5にセットする。
ΔSSW/P=ΔS5 ………(7)
一方、ステップS27では、下記(8)式に示すように、設定値ΔSSW/Pを0にリセットする。
ΔSSW/P=0 ………(8)
上記ステップS26又はS27に続くステップS28では、オーディオスイッチ6が操作状態にあるか否かを判断する。ここで、オーディオスイッチ6が操作状態にあるときには、ステップS29に移行する。
ステップS29では、下記(9)式に示すように、オーディオスイッチ6の操作を終了してからの経過時間を測定するスイッチ操作タイマTsを所定値T2にセットする。
Ts=T2 ………(9)
続くステップS30では、下記(10)式に示すように、設定値ΔSSW/Aを所定値ΔS6にセットする。なお、ΔS6は前述したΔS5よりも大きい値に設定される。これは、運転者がブレーキ操作とは異なるスイッチ操作をする場合、このスイッチ操作の位置が運転席(特にステアリングホイール位置)から遠いほど、運転者は意図せずブレーキペダル2を緩めてしまうと考えられ、このようなときには停車状態を維持できるようにするためである。
ΔSSW/A=ΔS6 ………(10)
一方、上記ステップS28で、オーディオスイッチ6が非操作状態にあるときには、ステップS31に移行する。
ステップS31では、スイッチ操作タイマTsが0より大きいか否かを判定する。この判定結果がTs>0であるときには、オーディオスイッチ6の操作を終了してから所定時間T2が経過していないと判断してステップS32に移行する。
ステップS32では、下記(11)式に示すように、スイッチ操作タイマTsから1を減算してから前記ステップS30に移行する。
Ts=Ts−1 ………(11)
一方、上記ステップS31の判定結果がTs=0であるときには、オーディオスイッチ6の操作が終了してから所定時間T2が経過したと判断してステップS33に移行する。
ステップS33では、下記(12)式に示すように、設定値ΔSSW/Aを0にリセットする。
ΔSSW/A=0 ………(12)
上記ステップS30又はS33に続くステップS34では、下記(13)式に示すように、ペダル操作タイマTpに応じたΔSTと、着座荷重Wに応じたΔSWと、パワーウィンドウスイッチ5の操作状態に応じたΔSSW/Pと、オーディオスイッチ6の操作状態に応じたΔSSW/Aとのセレクトハイによって最終的な設定値ΔSSETを算出して、図4の設定処理を終了する。
ΔSSET=max[ΔST ,ΔSW ,ΔSSW/P ,ΔSSW/A] ………(13)
以上より、ステップS9、S16の処理が「停車状態維持手段」に対応し、ステップS12〜S15、S7の処理が「制限手段」に対応している。また、PKBスイッチ7が「切換えスイッチ」に対応しており、そのAUTOに設定された状態が「作動状態」に対応し、ON又はOFFに設定された状態が「非作動状態」に対応している。
次に、上記一実施形態の動作や作用効果について説明する。
今、車両が停止したとすると(ステップS3の判定が“Yes”)、停車してからの経過時間Tが測定され(ステップS8)、所定時間T1が経過するまでは(ステップS9の判定が“Yes”)、パーキングブレーキは常に非作動状態にする(ステップS7)。その後、所定時間T1が経過したら(ステップS9の判定が“No”)、運転者に停車状態を維持する意志があると判断し、停車状態を維持するのに必要な制動力をブレーキアクチュエータ9によって発生させることで、パーキングブレーキを作動させる(ステップS16)。
これにより、運転者が不意にブレーキ操作を緩めてしまっても、意図せぬ車両の動きを防止して停車状態を維持することができ、こうして運転者のブレーキ操作の負担を軽減することができる。
しかしながら、図5に示すように、例えばクリープトルクが車輪に伝達されているときや、クリープトルクがなくても下り坂で停車しているとき等に、運転者が車両を少しだけ前進させようとブレーキペダル2を緩めても、車両が停止してから所定時間T1が経過してしまうとブレーキアクチュエータ9を作動させてしまうので、運転者が意図した車両の前進を阻害してしまう。
運転者に停車状態を維持する意思があると判断する所定時間T1を単に長くすることも考えられるが、運転者は所定時間T1が経過するまでの間ブレーキを踏み続けるか、或いは停車状態を維持するという意思表示を別のスイッチ操作で行わなければならず、運転者の各種操作の負担を軽減するという本来の機能が損なわれてしまう。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、車両が停車してから所定時間T1が経過するまでに(ステップS9の判定が“Yes”)、ペダル踏込み量Sが設定値ΔSSET以上減少したら(ステップS13の判定が“Yes”)、運転者の意図的なブレーキ戻し操作であると判断して、制御フラグFを“1”にセットする(ステップS14)。
これにより、車両が停止してから所定時間T1が経過しても(ステップS9の判定が“No”)、運転者は意図的なブレーキ戻し操作によって車両を少しだけ前進させようとしていると判断して(ステップS15の処理が“Yes”)、ブレーキアクチュエータ9による制動力の発生を禁止し、パーキングブレーキを非作動状態にする(ステップS7)。
したがって、車両が停止してから所定時間T1が経過するまでに、運転者が意図的に車両を少しだけ前進させようとしてブレーキペダル2を緩めると、ブレーキアクチュエータ9による制動力の発生が禁止されてパーキングブレーキが作動しないので、運転者が意図した車両の前進を許容することができる。なお、完全に制動力の発生を禁止しなくても、車両が前進できれば微小な制動力へ制限するようにしてもよい。
そして、車両が前進したときに(ステップS3の判定が“No”)、停車タイマTと、ペダル最大踏込み量SMAXと、制御フラグFと、を夫々リセットする(ステップS4〜S6)。
一方、車両が停止してから所定時間T1が経過するまでに(ステップS9の判定が“Yes”)、ペダル踏込み量Sの減少量が設定値ΔSSET未満であるなら(ステップS13の判定が“No”)、運転者の意図的なブレーキ戻し操作ではないと判断して、制御フラグFを“0”にリセットする(ステップS6)。
これにより、車両が停止してから所定時間T1が経過したときに(ステップS9の判定が“No”)、前述したようにパーキングブレーキを作動させ(ステップS16)、運転者の意思に即した停車状態を維持することができる。
なお、運転者のブレーキ操作によって車両が停止したときのみならず、例えば自動ブレーキ装置によって車両が停止し、それから運転者がブレーキ操作を行うようなシーンにおいても上記の作用効果を得ることができる。
また、運転者のペダル踏込み量Sが設定値ΔSSET以上減少したときに、運転者の意図的なブレーキ戻し操作であると検知するので、上記の効果を容易に且つ確実に得ることができる。
ところで、設定値SSETは、車両が停止してからのペダル踏込み時間Tpが長いほど、大きな値に設定する(ステップS23、S34)。これは、ペダル踏込み時間Tpが長くなるほど、運転者は疲労によってブレーキペダル2を緩めてしまうと考えられるからである。したがって、ペダル踏込み時間Tpが長くなるほど、設定値SSETを大きな値に設定することによって、運転者が疲労によってブレーキペダル2を緩めるようなブレーキ戻し操作を、意図的なブレーキ戻し操作であると誤検知することを防止できる。結果として、運転者の意思に即して停車状態を維持することができる。
また、設定値SSETは、運転席にかかる着座荷重Wが減少するほど、大きな値に設定する(ステップS24、S34)。これは、運転者が助手席や後部座席の方向に手を伸ばそうとするときにシートから体を浮かす場合があるが、このとき運転者は無意識のうちにブレーキペダル2を緩めてしまうと考えられるからである。したがって、着座荷重Wが減少するほど、設定値SSETを大きな値に設定することによって、運転者が無意識のうちにブレーキペダル2を緩めるようなブレーキ戻し操作を、意図的なブレーキ戻し操作であると誤検知することを防止できる。結果として、運転者の意思に即して停車状態を維持することができる。
さらに、設定値SSETは、PBKスイッチ7以外のパワーウィンドウスイッチ5やオーディオスイッチ6のスイッチ操作が検知された場合、このスイッチ操作の位置が運転席から遠いほど、大きな値に設定する(ステップS25〜S34)。これは、運転者がPKBスイッチ9以外のスイッチ操作を行うと、このスイッチ操作に気を取られ無意識のうちにブレーキペダル2を緩めてしまい、しかもスイッチ操作の位置が運転席から遠いほど、それが顕著になると考えられるからである。したがって、パワーウィンドウスイッチ5よりもオーディオスイッチ6の方が、運転席から遠くに配設されているとすると、パワーウィンドウスイッチ5が操作されているときよりも、オーディオスイッチ6が操作されているときの設定値SSETを大きな値に設定することによって、運転者が無意識のうちにブレーキペダル2を緩めるようなブレーキ戻し操作を、意図的なブレーキ戻し操作であると誤検知することを防止できる。結果として、運転者の意思に即して停車状態を維持することができる。
なお、上記の一実施形態では、運転者の意図的なブレーキ戻し操作を検知したら、パーキングブレーキを非作動状態にしているが、これに限定されるものではなく、パーキングブレーキを作動させるときの制動力の大きさを制限するだけもよい。
また、上記の一実施形態では、ステップS23、S24の処理で、各パラメータの変化に応じて設定値ΔST及びΔSWを連続的に変化させているが、これに限定されるものではなく、各パラメータの変化に応じて設定値ΔST及びΔSWをステップ状に変化させてもよく、それは1段階だけでもよい。
また、上記の一実施形態では、PKBスイッチ9以外のスイッチ操作として、パワーウィンドウスイッチ5とオーディオスイッチ6とを例にして説明しているが、これに限定されるものではない。他にも、ハザードスイッチ、ターンシグナルスイッチ、ライトスイッチ、フォグランプスイッチ、ワイパースイッチ、パワーシートスイッチ、エアコンスイッチ、サイドミラースイッチ、ナビゲーションスイッチ等、如何なるスイッチに適用してもよく、何れにしてもこれらのスイッチ操作を検知した場合、このスイッチ操作の位置が運転席(特にステアリングホイール位置)から遠いほど設定値ΔSSETを大きな値に設定すればよい。
また、上記の一実施形態では、パーキングブレーキをかける制動機構として、液圧を伝達媒体にしたハイドリックブレーキを採用しているが、これに限定されるものではなく、伝達媒体にケーブルやリンク、或いは空気圧を利用した他の如何なる制動機構を採用してもよい。更には、制動機構でなくても車輪の回転を機械的にロックするロック機構を採用してもよく、要は、停車状態を維持することができれば如何なる機構を採用してもよい。
また、運転者が車両を前進させる意図をブレーキ戻し操作によって判定する他に、アクセル操作のある場合に意図ありと判定したり、前方の先行車が発進したときに意図ありと判定してもよい。
本発明の実施形態を示す概略構成図である。 ブレーキアクチュエータの油圧回路である。 PKB作動制御処理を示すフローチャートである。 設定値ΔSSETの設定処理を示すフローチャートである。 従来技術の課題を説明するタイムチャートである。 本発明の作用効果を説明するタイムチャートである。
符号の説明
1 車輪速センサ
2 ブレーキペダル
3 ストロークセンサ
4 ロードセル
5 パワーウィンドウスイッチ
6 オーディオスイッチ
7 パーキングブレーキスイッチ(PKBスイッチ)
8 コントローラ
9 ブレーキアクチュエータ
10 マスターシリンダ
11FL〜11RR ホイールシリンダ
12A・12B 第1ゲートバルブ
13FL〜13RR インレットバルブ
14 アキュムレータ
15FL〜15RR アウトレットバルブ
16A・16B 第2ゲートバルブ
17 ポンプ
18 ダンパー室

Claims (6)

  1. 車両が停止してから所定時間が経過したときに、運転者のブレーキ操作とは独立して停車状態を維持するのに必要な制動力を発生させる停車状態維持手段を備えた車両用ブレーキ装置において、
    車両が停止してから前記所定時間が経過するまでに運転者のブレーキ戻し操作を検知したら、前記停車状態維持手段による制動力の発生を制限する制限手段を備えることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
  2. 前記制限手段は、運転者のブレーキ操作量が設定値以上減少したときに、ブレーキ戻し操作であると検知することを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 前記設定値は、車両が停止してからのブレーキ操作の継続時間が長いほど、大きな値に設定されることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。
  4. 前記設定値は、運転席にかかる着座荷重が減少するほど、大きな値に設定されることを特徴とする請求項2又は3に記載の車両用ブレーキ装置。
  5. 運転者の操作によって前記停車状態維持手段を作動状態と非作動状態とに切換え可能な切換えスイッチを備え、
    前記設定値は、運転者による前記切換えスイッチの操作とは異なるスイッチ操作が検知された場合、当該スイッチ操作の位置が運転席から遠いほど、大きな値に設定されることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の車両用ブレーキ装置。
  6. 車両が停止してから所定時間が経過したときに、運転者のブレーキ操作とは独立して停車状態を維持するのに必要な制動力を発生させる停車状態維持手段を備えた車両用ブレーキ装置において、
    車両が停止してから前記所定時間が経過するまでに、運転者に車両を前進させる意図があると判定した場合には、前記停車状態維持手段による制動力の発生を制限することを特徴とする車両用ブレーキ装置。
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